Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド Release 5.0(1)

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Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド Release 5.0(1)

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User/Phone Add の設定

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Updated:
2017年6月5日

章のタイトル： User/Phone Add の設定

User/Phone Add の設定

Cisco CallManager Administration の End User, Phone, DN, and LA Configuration ウィンドウという 1 つのウィンドウを使用するだけで、管理者は、新しいユーザを追加してそのユーザを新しい電話機に割り当てるために必要な基本操作を行うことができます。新しいエンド ユーザを追加して、そのエンド ユーザを新しい電話機に関連付けるときに、このウィンドウを使用して、新しい電話機に新しい Directory Number（DN; 電話番号）および Line Appearance（LA; ライン アピアランス）情報を設定することもできます。

（注） End User, Phone, DN, and LA Configuration ウィンドウでは、既存のエンド ユーザ、電話機、および電話番号を入力することはできません。

End User, Phone, DN, and LA Configuration ウィンドウでは、次のタイプのレコードが追加されます。

• エンド ユーザ

• 電話機

• 電話番号

• デバイス プロファイル

（注） LDAP サーバとの同期が使用可能でない場合に限り、エンド ユーザ情報を変更できます。LDAP サーバとの同期が使用可能であるかどうかを調べるには、System > LDAP > LDAP System メニュー オプションを使用します。表示される LDAP System ウィンドウで、Enable Synchronizing from LDAP Server チェックボックスがオフであることを確認します。同期が使用可能である場合、エンド ユーザ データを表示できますが、変更することはできません。

次のトピックでは、End User, Phone, DN, and LA Configuration ウィンドウを使用して、エンド ユーザ、電話機、電話番号、およびライン アピアランスを追加する方法について説明します。

• 「エンド ユーザと電話機の追加」

• 「ユーザとデバイスの設定値」

追加情報

「関連項目」を参照してください。

エンド ユーザと電話機の追加

エンド ユーザと電話機を追加して、そのユーザと電話機を電話番号とデバイス プロファイルに関連付ける手順は、次のとおりです。

手順

ステップ 1 User Management > User/Phone Add の順に選択します。

End User, Phone, DN, and LA Configuration ウィンドウが表示されます。

（注） 次に進む前に、End User, Phone, DN, and LA Configuration ウィンドウの右上にある Related Links ドロップダウン リスト ボックス内のリンクを使用して、エンド ユーザまたは電話機がすでに存在するかどうかを調べることができます。

すでに存在しているエンド ユーザを検索するには、Related Links ドロップダウン リスト ボックスで Back to Find List Users を選択し、Go をクリックします。表示される Find and List Users ウィンドウを使用して、追加するエンド ユーザ ID を検索します。そのエンド ユーザ ID がすでに存在する場合は、User/Phone Add メニュー オプションを使用して、そのエンド ユーザを追加することはできません。

すでに存在している電話機を検索するには、Related Links ドロップダウン リスト ボックスで Back to Find List Phones を選択し、Go をクリックします。表示される Find and List Phones ウィンドウを使用して、追加する電話機を検索します。その電話機がすでに存在する場合は、User/Phone Add メニュー オプションを使用して、その電話機を追加することはできません。

どちらの Related Links を使用した場合でも、ステップ 1 を繰り返して、End User, Phone, DN, and LA Configuration ウィンドウに戻ります。

ステップ 2 適切な設定値を入力します（表90-1 を参照）。

ステップ 3 エンド ユーザとデバイスの追加を完了し、そのユーザとデバイスを電話番号に関連付けたら、 Save をクリックし、変更内容を保存してエンド ユーザとデバイスを追加します。

 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

ユーザとデバイスの設定値

表90-1 では、エンド ユーザの設定値について説明します。関連手順については、「関連項目」を参照してください。

 

表90-1 ユーザとデバイスの設定値

フィールド
説明
ユーザ情報

LDAP Sync Status

このフィールドには、 System > LDAP > LDAP System メニュー オプションで設定した、LDAP 同期の状況が表示されます。

User ID

エンド ユーザの識別名を入力します。Cisco CallManager では、ユーザ ID の作成後の変更はできません。特殊文字（=、+、<、>、#、;、\、,、“”）およびブランクを使用できます。

Password

エンド ユーザ パスワードとなる 5 文字以上の英数字または特殊文字を入力します。特殊文字（=、+、<、>、#、;、\、,、“”）およびブランクを使用できます。

Confirm Password

エンド ユーザのパスワードをもう一度入力します。

PIN

Personal Identification Number（PIN; 個人識別番号）となる 5 文字以上の英数字を入力します。

Confirm PIN

PIN をもう一度入力します。

Last Name

エンド ユーザの姓を入力します。特殊文字（=、+、<、>、#、;、\、,、“”）およびブランクを使用できます。

Middle Name

エンド ユーザのミドル ネームを入力します。特殊文字（=、+、<、>、#、;、\、,、“”）およびブランクを使用できます。

First Name

エンド ユーザの名を入力します。特殊文字（=、+、<、>、#、;、\、,、“”）およびブランクを使用できます。
デバイス アソシエーション

Product Type

このリスト ボックスには、このエンド ユーザとのアソシエーションに使用できるデバイスのタイプが表示されます。

ドロップダウン リスト ボックスから、このエンド ユーザに関連付けるデバイスのタイプを選択します。

MAC Address

新しいユーザに関連付ける新しいデバイスの固有の MAC アドレスを入力します。MAC アドレスは、12 桁の 16 進数（0 ～ 9、A ～ F）から構成されます。

Calling Search Space DN

ドロップダウン リスト ボックスから、このユーザとデバイスに関連付ける電話番号用のコーリング サーチ スペースを選択します。

Calling Search Space Phone

ドロップダウン リスト ボックスから、このユーザとデバイスに関連付ける電話機用のコーリング サーチ スペースを選択します。

External Phone Number Mask

関連付けられたデバイスから発信される外部（発信）コールに対して、発信者 ID 情報をフォーマットするのに使用するマスクを指定します。

• このマスクには、最長 24 文字までを指定できます。有効な文字は 0 ～ 9、*、#、および X です。

• 発信者 ID 情報に表示する数字列を入力します。関連付けられたデバイスの電話番号を表すには、X を使用します。

• 次の例を参照してください。

マスク 972813XXXX を指定する場合、外部コールを行うのに使用されるルート パターンで Use External Phone Number Mask オプションがオンになっていれば、内線番号 1234 からの外部コールは、発信者 ID が 9728131234 と表示されます。

代表番号を表すために、9728135000 のようなすべて数字列のマスクを指定する場合は、その番号（9728135000）が、関連付けられた任意のデバイスからの外部コールの発信者 ID として表示されます。

Extension

このフィールドは、エンド ユーザのプライマリ電話番号を表します。エンド ユーザは、電話機に複数の回線を設定できます。

新しいユーザと電話機の内線番号を入力します。0 ～ 9、?、[、]、+、-、*、^、#、! を使用できます。

Partition

ドロップダウン リスト ボックスから、Extension フィールドで指定した電話番号のパーティションを選択します。

Voice Mail Profile

ドロップダウン リスト ボックスから、電話番号のボイスメール プロファイルを選択します。システム デフォルトを使用する場合は、<None> を選択します。

Enable Extension Mobility

エクステンション モビリティを使用可能にするには、このチェックボックスをオンにします。新しいユーザを追加した後、 User Management > End User メニュー オプションを使用して、エクステンション モビリティ プロファイルを選択できます。

追加情報

「関連項目」を参照してください。

関連項目

• 「エンド ユーザと電話機の追加」

• 「ユーザとデバイスの設定値」

• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「アプリケーション ユーザとエンド ユーザ」

• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「Cisco IP Phone」

• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「電話番号の概要」

• 「エンド ユーザの検索」

• 「エンド ユーザの追加」

• 「エンド ユーザの設定値」

• 「エンド ユーザのパスワードの変更」

• 「エンド ユーザの PIN の変更」

• 「エンド ユーザとデバイスとの関連付け」

• 「Cisco CallManager エクステンション モビリティ プロファイルの関連付け」

• 「LDAP システムの設定」

• 「電話番号の設定」

• 「CTI ルート ポイントの設定」

• 「Cisco IP Phone の設定」

• 『 Cisco CallManager 機能およびサービス ガイド 』の「Cisco CallManager エクステンション モビリティ」

• 『 Cisco CallManager 機能およびサービス ガイド 』の「ユーザへのユーザ デバイス プロファイルの関連付け」

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