課金情報の概要
個々の課金情報には、指定された日付範囲の通話情報が記載されます。システムが自動的に生成するレポートを表示するか、新しいレポートを生成することができます。レポートの自動生成をスケジュールできるのは、CAR 管理者だけです。管理者である場合は、「システム スケジューラの設定」を参照してください。
部門別の課金情報は、通話情報とサービス品質(QoS)評価を表示します。マネージャである場合は、直属の全ユーザの通話、または選択したユーザだけの通話の要約レポートまたは詳細レポートを生成できます。
CAR 管理者である場合、システム内の一部または全部のユーザによる通話の要約レポートまたは詳細レポートを生成できます。このレポートは、システム全体のすべての通話をユーザ レベルで追跡するために役立ちます。
個々の課金情報の設定
ここでは、ユーザ、マネージャ、および管理者に関する要約情報や詳細情報を表示、またはメール送信する方法を説明します。
手順
ステップ 1 次のいずれかの操作を実行します。
• ユーザまたはマネージャである場合は、 Bills > Individual の順に選択します。
• CAR 管理者である場合、 User Reports > Bills > Individual の順に選択します。
Individual Bill ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Report Type フィールドで、Summary または Detail を選択します。
要約レポートは、選択された期間のすべての通話の要約(通話の合計数や料金)を表示します。詳細レポートは、選択された期間のすべての通話のコール タイプ(Internal、Local、Long Distance、International、または On Net)を表示します。
ステップ 3 Available Reports フィールドで、自動的に生成されたレポート(入手可能な場合)を選択し、ステップ 6 に進みます。またはデフォルトの Generate New Report を使用し、ステップ 4 に進みます。
ステップ 4 通話情報を表示する期間の日付範囲を選択します。
ステップ 5 CSV 形式でレポートを表示する場合は、Report Format 領域で CSV (comma separated value) を選択します。PDF 形式でレポートを表示する場合は、Report Format 領域で PDF (portable document format) を選択します。
ステップ 6 View Report をクリックします。
レポートが表示されます。
ステップ 7 レポートをメールで送信する場合は、 Send Report をクリックします。レポートを送信するには、「レポートのメール送信」に記載されている手順を実行してください。
関連項目
• 「課金情報要約レポートの結果」
• 「課金情報詳細レポートの結果」
• 「部門別の課金情報の設定」
部門別の課金情報の設定
注意 CAR は、オフピーク時だけ使用してください。それ以外の時間に使用すると、
データの収集とレポートの生成により、Cisco CallManager システムのパフォーマンスが低下することがあります。
ここでは、部門別の課金情報について、要約情報または詳細情報を生成、表示、またはメール送信する方法を説明します。
手順
ステップ 1 次のいずれかの操作を実行します。
• マネージャである場合は、 Bills > Department の順に選択します。
• CAR 管理者である場合、 User Reports > Bills > Department の順に選択します。
Department Bill ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Report Type フィールドで、Summary または Detail を選択します。
要約レポートは、選択された期間のすべての通話の要約(通話の合計数や料金)を表示します。詳細レポートは、選択された期間のすべての通話のコール タイプ(Internal、Local、Long Distance、International、または On Net)を表示します。
ステップ 3 Available Reports フィールドで、自動的に生成されたレポート(入手可能な場合)を選択し、ステップ 14 に進みます。または、デフォルトの Generate New Report を使用し、ステップ 4 に進みます。
ステップ 4 通話情報を表示する期間の日付範囲を選択します。
ステップ 5 マネージャである場合、ステップ 6 に進みます。CAR 管理者である場合は、ステップ 10 に進みます。
ステップ 6 直属のユーザをすべて選択するには、Select All Reportees チェックボックスをオンにします。
List of Reportees に、直属のユーザが表示されます。
ステップ 7 直属のユーザを個々に選択するには、List of Reportees に表示されるユーザを選択します。
ステップ 8 Add をクリックします。
部門別の課金情報には、Selected Reportees ボックスにリストされているユーザだけが含まれます。
ステップ 9 特定のユーザの下にリストされている直属のユーザを表示するには、そのユーザを選択し、Down ボタンをクリックします。
選択されたユーザの直属ユーザがすべて表示されます。
ステップ 10 CAR 管理者である場合、Select All Users チェックボックスをオンにして、全ユーザを指定します。マネージャである場合は、ステップ 13 に進みます。
ステップ 11 個々のユーザを指定するには、レポートに含める個人のユーザ ID を User ID フィールドに入力します。
ステップ 12 Add をクリックします。
付属の検索機能を使用することもできます。検索機能の使用方法については、「ユーザの検索」を参照してください。
ステップ 13 CSV 形式でレポートを表示する場合は、Report Format 領域で CSV (comma separated value) を選択します。PDF 形式でレポートを表示する場合は、Report Format 領域で PDF (portable document format) を選択します。
ステップ 14 View Report をクリックします。
レポートが表示されます。
ステップ 15 レポートをメールで送信する場合は、 Send Report をクリックします。レポートを送信するには、「レポートのメール送信」に記載されている手順を実行してください。
関連項目
• 「課金情報要約レポートの結果」
• 「課金情報詳細レポートの結果」
• 「個々の課金情報の設定」
Top N の概要
Top N by Charge レポートは、指定された日付範囲で通話料金が上位のユーザを報告します。マネージャである場合、このレポートには、指定された期間中の直属ユーザによる全通話について、上位の通話料金が表示されます。CAR 管理者である場合、このレポートには、指定された期間中のシステム上の全ユーザによる全通話について、上位の通話料金が表示されます。それぞれの Top N レポートを生成するときは、2 ~ 3 のオプションを使用することで、Top N Users、
Destinations、Calls、または Extensions を表示できます。
Top N by Duration は、指定された期間中に通話時間が最大であった、上位 n 人のユーザを報告します。マネージャである場合、このレポートには、選択された日付範囲内の全通話について、通話時間が最大であった上位 n 人の直属ユーザが、最長のものから順にリストされます。CAR 管理者である場合、このレポートには、選択された日付範囲内の全通話について、通話時間が最大であった上位 n 人のユーザが、最長のものから順にリストされます。
Top N by Number of Calls は、指定された期間中にユーザが発信および受信した上位の通話数を報告します。マネージャである場合、このレポートには、選択された日付範囲で、直属のユーザの中で上位の通話数がリストされます。CAR 管理者である場合、このレポートには、システム内のユーザごとの上位の通話数がリストされます。
Top N by Charge の設定
ここでは、通話料金によって分類される場合に、上位の通話についてのレポートを生成、表示、またはメールで送信する方法を説明します。
注意 CAR は、オフピーク時だけ使用してください。それ以外の時間に使用すると、
データの収集とレポートの生成により、Cisco CallManager システムのパフォーマンスが低下することがあります。
手順
ステップ 1 次のいずれかの操作を実行します。
• ユーザまたはマネージャである場合は、 Top N > By Charge の順に選択します。
• CAR 管理者である場合は、 User Reports > Top N > By Charge の順に選択します。
Top N by Charge ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Select Call Types 領域で、レポートに含めるコール タイプのチェックボックスをオンにします。これらのボックスが表示されるのは、ステップ 4 で Generate New Report を選択した場合に限られます。 表18-1 では、コール タイプについて説明します。
表18-1 Top N by Charge のコール タイプ
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Internal |
Cisco CallManager ネットワークで発信され、同じ Cisco CallManager ネットワークで着信したクラスタ内コール(ゲートウェイは使用されません)。 |
Local |
公衆電話交換網(PSTN)を通じて市外局番のない番号に転送される市内通話、またはローカル エリア コードの 1 つを含む市内通話。 |
Long Distance |
Cisco CallManager ネットワーク内で発信され、PSTN を通過する長距離通話。 |
International |
Cisco CallManager ネットワーク内で発信され、PSTN を通過する国際通話。 |
On Net |
ある Cisco CallManager クラスタで発信され、別のクラスタで着信する、クラスタ間の発信通話。 |
Others |
その他のすべての発信通話(たとえば、フリーダイヤル番号など)。 |
ステップ 3 表18-2 の説明に従って、Report Type フィールドで、レポート タイプを選択します。
表18-2 Top N by Charge のレポート タイプ
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By Individual Users |
このレポートは、最大通話料金がかかったユーザをリストします。 |
By Destinations |
このレポートは、最大通話料金がかかった宛先をリストします。 |
By All Calls |
このデフォルト レポートは、最大通話料金がかかった通話をリストします。 |
(注) Top N Destination by Charge レポートでは、かかった料金に基づいて上位の宛先が表示されます。宛先番号が同じでコール タイプが異なる場合(たとえば、一部が Internal でもう一部が Incoming の場合)、それらの宛先はこのレポートで別々に扱われ別々に表示されます。
ステップ 4 Available Reports フィールドで、自動的に生成されたレポート(入手可能な場合)を選択するか、デフォルトの Generate New Report を使用します。
ステップ 5 ステップ 4 で Generate New Report を選択した場合、No of Records フィールドに、レポートに表示されるレコード数 (n) を入力します。デフォルトでは、5 が指定されます。
ステップ 6 ステップ 4 で Generate New Report を選択した場合、レポートを生成する期間の日付範囲を選択します。
ステップ 7 ステップ 4 で Generate New Report を選択した場合は、Report Format 領域で CSV (comma separated value) を選択します。PDF 形式でレポートを表示する場合は、Report Format 領域で PDF (portable document format) を選択します。
ステップ 8 View Report をクリックします。
レポートが表示されます。
ステップ 9 レポートをメールで送信する場合は、 Send Report をクリックします。レポートを送信するには、「レポートのメール送信」に記載されている手順を実行してください。
関連項目
• 「Top N by Charge レポートまたは Top N by Duration レポートの結果」
• 「Top N by Duration の設定」
• 「Top N by Number of Calls の設定」
Top N by Duration の設定
ここでは、通話時間によって分類される場合に、上位の通話についてのレポートを生成、表示、またはメールで送信する方法を説明します。
注意 CAR は、オフピーク時だけ使用してください。それ以外の時間に使用すると、
データの収集とレポートの生成により、Cisco CallManager システムのパフォーマンスが低下することがあります。
手順
ステップ 1 次のいずれかの操作を実行します。
• マネージャである場合は、 Top N > By Duration の順に選択します。
• CAR 管理者である場合は、 User Reports > Top N > By Duration の順に選択します。
Top N by Duration ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Select Call Types 領域で、レポートに含めるコール タイプのチェックボックスをオンにします。これらのボックスが表示されるのは、ステップ 4 で Available Reports ドロップダウン リスト ボックスから Generate New Report を選択した場合に限られます。 表18-3 では、コール タイプについて説明します。
表18-3 Top N by Duration のコール タイプ
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Internal |
Cisco CallManager ネットワークで発信され、同じ Cisco CallManager ネットワークで着信したクラスタ内コール(ゲートウェイは使用されません)。 |
Local |
公衆電話交換網(PSTN)を通じて市外局番のない番号に転送される市内通話、またはローカル エリア コードの 1 つを含む市内通話。 |
Long Distance |
Cisco CallManager ネットワーク内で発信され、PSTN を通過する長距離通話。 |
International |
Cisco CallManager ネットワーク内で発信され、PSTN を通過する国際通話。 |
On Net |
ある Cisco CallManager クラスタで発信され、別のクラスタで着信する、クラスタ間の発信通話。 |
Incoming |
Cisco CallManager ネットワーク外で発信され、ゲートウェイを介して Cisco CallManager ネットワークに入る着信コール。 |
Tandem |
Cisco CallManager ネットワーク外で発信され、ゲートウェイを介して Cisco CallManager ネットワークに入った後、ゲートウェイを介して Cisco CallManager ネットワークから転送された着信コール。 |
Others |
その他のすべての発信通話(たとえば、フリーダイヤル番号など)。 |
ステップ 3 表18-4 の説明に従って、Report Type フィールドで、レポート タイプを選択します。
表18-4 Top N by Duration のレポート タイプ
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By Individual Users |
このレポートは、通話時間が最大であったユーザを一覧表示します。 |
By Destinations |
このレポートは、通話時間が最大であった宛先を一覧表示します。 |
By All Calls |
このレポートは、通話時間が最大であった通話を一覧表示します。 |
(注) Top N Destinations by Duration レポートでは、通話時間に基づいて上位の宛先が表示されます。宛先番号が同じでコール タイプが異なる場合(たとえば、一部が Internal でもう一部が Incoming の場合)、それらの宛先はこのレポートで別々に扱われ別々に表示されます。
ステップ 4 Available Reports フィールドで、自動的に生成されたレポート(入手可能な場合)を選択するか、デフォルトの Generate New Report を使用します。
ステップ 5 ステップ 4 で Generate New Report を選択した場合、No of Records フィールドに、レポートに表示されるレコード数 (n) を入力します。デフォルトでは、5 が指定されます。
ステップ 6 ステップ 4 で Generate New Report を選択した場合、レポートを生成する期間の日付範囲を選択します。
ステップ 7 ステップ 4 で Generate New Report を選択した場合は、Report Format 領域で CSV (comma separated value) を選択します。PDF 形式でレポートを表示する場合は、Report Format 領域で PDF (portable document format) を選択します。
ステップ 8 View Report をクリックします。
レポートが表示されます。
ステップ 9 レポートをメールで送信する場合は、 Send Report をクリックします。レポートを送信するには、「レポートのメール送信」に記載されている手順を実行してください。
関連項目
• 「Top N by Charge レポートまたは Top N by Duration レポートの結果」
• 「Top N by Charge の設定」
• 「Top N by Number of Calls の設定」
Top N by Number of Calls の設定
ここでは、通話量によって分類される場合に、上位の通話についてのレポートを生成、表示、またはメールで送信する方法を説明します。
注意 CAR は、オフピーク時だけ使用してください。それ以外の時間に使用すると、データの収集とレポートの生成により、Cisco CallManager システムのパフォーマンスが低下することがあります。
手順
ステップ 1 次のいずれかの操作を実行します。
• マネージャである場合は、 Top N > By Number of Calls の順に選択します。
• CAR 管理者である場合は、 User Reports > Top N > By Number of Calls の順に選択します。
Top N by Number of Calls ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Select Call Types 領域で、レポートに含めるコール タイプのチェックボックスをオンにします。 表18-5 では、コール タイプについて説明します。
表18-5 Top N by Number of Calls のコール タイプ
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Internal |
Cisco CallManager ネットワークで発信され、同じ Cisco CallManager ネットワークで着信したクラスタ内コール(ゲートウェイは使用されません)。 |
Local |
公衆電話交換網(PSTN)を通じて市外局番のない番号に転送される市内通話、またはローカル エリア コードの 1 つを含む市内通話。 |
Long Distance |
Cisco CallManager ネットワーク内で発信され、PSTN を通過する長距離通話。 |
International |
Cisco CallManager ネットワーク内で発信され、PSTN を通過する国際通話。 |
On Net |
ある Cisco CallManager クラスタで発信され、別のクラスタで着信する、クラスタ間の発信通話。 |
Incoming |
Cisco CallManager ネットワーク外で発信され、ゲートウェイを介して Cisco CallManager ネットワークに入る着信コール。 |
Tandem |
Cisco CallManager ネットワーク外で発信され、ゲートウェイを介して Cisco CallManager ネットワークに入った後、ゲートウェイを介して Cisco CallManager ネットワークから転送された着信コール。 |
Others |
その他のすべての発信通話(たとえば、フリーダイヤル番号など)。 |
ステップ 3 表18-6 の説明に従って、Report Type フィールドで、レポート タイプを選択します。
表18-6 Top N by Number of Calls のレポート タイプ
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By Individual Users |
このレポートは、通話数が最大であったユーザを一覧表示します。 |
By Extensions |
このレポートは、グループ内(マネージャの場合)またはシステム内(CAR 管理者の場合)で発信または受信した通話数が最大の内線番号を一覧表示します。 |
ステップ 4 Available Reports フィールドで、自動的に生成されたレポート(入手可能な場合)を選択するか、デフォルトの Generate New Report を使用します。
ステップ 5 ステップ 4 で Generate New Report を選択した場合、No of Records フィールドに、レポートに表示されるレコード数 (n) を入力します。デフォルトでは、5 が指定されます。
ステップ 6 ステップ 4 で Generate New Report を選択した場合、レポートを生成する期間の日付範囲を選択します。
ステップ 7 ステップ 4 で Generate New Report を選択した場合は、Report Format 領域で CSV (comma separated value) を選択します。PDF 形式でレポートを表示する場合は、Report Format 領域で PDF (portable document format) を選択します。
ステップ 8 View Report をクリックします。
レポートが表示されます。
ステップ 9 レポートをメールで送信する場合は、 Send Report をクリックします。レポートを送信するには、「レポートのメール送信」に記載されている手順を実行してください。
関連項目
• 「Top N by Number of Calls レポートの結果」
• 「Top N by Charge の設定」
• 「Top N by Duration の設定」
Cisco IP Manager Assistant(IPMA)の概要
Cisco IP Manager Assistant(IPMA)は、Cisco IPMA のマネージャおよびアシスタントの両方について、通話完了の使用状況レポートを提供します。Cisco IPMA メニューを使用すると、姓または名前の一部またはすべてを基準とした簡易検索機能を使用して、すべてまたは一部のマネージャまたはアシスタントを選択できます。これらのレポートは、PDF 形式または CSV 形式でオンデマンドで生成し、メールで送信することができます。また、時間範囲を選択し、詳細レベルまたは要約レベルのレポートを生成することもできます。
マネージャ レポートに含めることができるのは、マネージャが自身のために処理した通話のみか、アシスタントがマネージャのために処理した通話のみ、またはこの両方の通話のいずれかです。マネージャの要約レポートには、これら各タイプのコールの通話時間のほか、タイプ別の通話数および合計数が表示されます。マネージャの詳細レポートには、すべてのアシスタント、マネージャ、またはその両方の通話ごとに、日付、発信時刻、発信元番号、宛先番号、コール分類、および通話時間が表示され、最後にマネージャの合計通話時間が表示されます。
アシスタント レポートに含めることができるのは、アシスタントが自身のために処理した通話のみか、アシスタントがマネージャのために処理した通話のみ、またはこの両方の通話のいずれかです。アシスタントの要約レポートには、各マネージャ、アシスタント、またはその両方の通話時間のほか、タイプ別の通話数および合計数が表示されます。アシスタントの詳細レポートには、すべてのマネージャ、アシスタント、またはその両方の通話ごとに、日付、発信時刻、発信元番号、宛先番号、コール分類、および通話時間が表示され、最後にアシスタントの合計通話時間が表示されます。
関連項目
• 「Cisco IPMA マネージャ コールの使用状況の設定」
• 「Cisco IPMA アシスタント コールの使用状況の設定」
Cisco IPMA マネージャ コールの使用状況の設定
ここでは、Cisco IPMA マネージャ コールの使用状況レポートを生成する方法を説明します。
注意 CAR は、オフピーク時だけ使用してください。それ以外の時間に使用すると、
データの収集とレポートの生成により、Cisco CallManager システムのパフォーマンスが低下することがあります。
手順
ステップ 1 User Reports > Cisco IPMA > Manager Call Usage の順に選択します。
Call Usage for Cisco IPMA Manager ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Report Type ドロップダウン リストから、Summary または Detail を選択します。
ステップ 3 Calls handled by ドロップダウン リストから、Manager、Assistant for Manager、または Manager & Assistant for Manager のいずれかを選択します。
ステップ 4 通話情報を表示する期間の日付範囲を選択します。
ステップ 5 Select Manager(s) ボックスで、Select All Manager(s) チェックボックスをオンにして、マネージャの ID を入力するか、 Select Manager(s) リンクをクリックしてマネージャの ID を検索し、Manager Id フィールドに ID を入力します。
ステップ 6 Add をクリックします。
選択した ID が Selected Manager(s) ボックスに表示されます。
ステップ 7 CSV 形式でレポートを表示する場合は、Report Format 領域で CSV (comma separated value) を選択します。PDF 形式でレポートを表示する場合は、Report Format 領域で PDF (portable document format) を選択します。
ステップ 8 View Report をクリックします。
レポートが表示されます。
ステップ 9 レポートをメールで送信する場合は、 Send Report をクリックします。レポートを送信するには、「レポートのメール送信」に記載されている手順を実行してください。
(注) Selected Manager(s) リストからマネージャを削除するには、ID を強調表示して Remove をクリックします。リストからマネージャをすべて削除するには、Remove All をクリックします。
関連項目
• 「Cisco IP Manager Assistant(IPMA)の概要」
• 「Cisco IPMA アシスタント コールの使用状況の設定」
Cisco IPMA アシスタント コールの使用状況の設定
ここでは、アシスタント コールの使用状況レポートの生成方法を説明します。
注意 CAR は、オフピーク時だけ使用してください。それ以外の時間に使用すると、データの収集とレポートの生成により、Cisco CallManager システムのパフォーマンスが低下することがあります。
手順
ステップ 1 User Reports > Cisco IPMA > Assistant Call Usage の順に選択します。
Call Usage for Cisco IPMA Assistant ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Report Type ドロップダウン リストから、Summary または Detail を選択します。
ステップ 3 Calls handled by ドロップダウン リストから、Assistant、Assistant for Manager、または Assistant & Assistant for Manager のいずれかを選択します。
ステップ 4 通話情報を表示する期間の日付範囲を選択します。
ステップ 5 Select Assistant(s) ボックスで、Select All Assistant(s) チェックボックスをオンにして、アシスタントの ID を入力するか、 Select Assistant(s) リンクをクリックしてアシスタントの ID を検索し、Assistant Id フィールドに ID を入力します。
ステップ 6 Add をクリックします。
選択した ID が Selected Assistant(s) ボックスに表示されます。
ステップ 7 CSV 形式でレポートを表示する場合は、Report Format 領域で CSV (comma separated value) を選択します。PDF 形式でレポートを表示する場合は、Report Format 領域で PDF (portable document format) を選択します。
ステップ 8 View Report をクリックします。
レポートが表示されます。
ステップ 9 レポートをメールで送信する場合は、 Send Report をクリックします。レポートを送信するには、「レポートのメール送信」に記載されている手順を実行してください。
(注) Selected Assistant(s) リストからマネージャを削除するには、ID を強調表示して Remove をクリックします。リストからアシスタントをすべて削除するには、Remove All をクリックします。
関連項目
• 「Cisco IP Manager Assistant(IPMA)の概要」
• 「Cisco IPMA マネージャ コールの使用状況の設定」
CTI Application Userの設定
CTI Enabled レポートを生成できるのは、CAR 管理者だけです。CTI アプリケーションを使用するように設定されているユーザのリストを生成できます。リストには、現在 CTI Application User を使用中のユーザは表示されません。
ヒント CTI コールは、大量のコール処理リソースを使用します。本当に必要とするユーザだけに、CTI アプリケーションが割り当てられるように、このレポートを使用してください。また、このレポートを使って、CTI アプリケーションのコール処理要求で Cisco CallManager ネットワークが過負荷にならないようにキャパシティ プラニングを行うこともできます。
ここでは、CTI アプリケーションを使用するように設定されているユーザのリストを生成する方法を説明します。
注意 CAR は、オフピーク時だけ使用してください。それ以外の時間に使用すると、
データの収集とレポートの生成により、Cisco CallManager システムのパフォーマンスが低下することがあります。
手順
ステップ 1 User Reports > CTI Application User の順に選択します。
Users Configured to use CTI applications ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Report Format で、CSV オプション ボタンまたは PDF オプション ボタンのいずれかを選択します。
ステップ 3 レポートを生成するには、 View Report をクリックします。
選択した形式で Users Configured to use CTI Applications レポートが表示されます。
次の情報がレポートに表示されます。
• Sl No:シリアル番号
• Name:ユーザの名前
• User ID:ユーザのユーザ ID
ステップ 4 レポートを電子メールで送信するには、 Send Report をクリックし、「レポートのメール送信」に記載されている手順を実行します。
ステップ 5 リストを表示し終えたら、 Close をクリックします。
Cisco IP Phone サービス
Cisco IP Phone サービスのレポートを生成できるのは、CAR 管理者だけです。選択した Cisco IP Phone サービス、選択した各サービスに加入しているユーザ数、および選択した各サービスの使用率を表示するレポートを生成できます。
特定の Cisco IP Phone サービスの使用状況を表示するレポートを生成する手順は、次のとおりです。
注意 CAR は、オフピーク時だけ使用してください。それ以外の時間に使用すると、
データの収集とレポートの生成により、Cisco CallManager システムのパフォーマンスが低下することがあります。
注 半角カタカナの IP Phone サービス名は、表示画面および PDF ファイルでは文字化けして表示されますのでご注意ください。
手順
ステップ 1 User Reports > Cisco IP Phone Services の順に選択します。
Cisco IP Phone Services ウィンドウに、システム内で設定されているすべての Cisco IP Phone サービスのリストが表示されます。
ステップ 2 List of Cisco IP Phone Services 領域で、レポートに含めるサービスを選択します。
ステップ 3 Add をクリックして、選択したサービスを Selected Cisco IP Phone Services ボックスに追加します。
このレポートには、生成時にこのボックスにリストされているすべてのサービスが含まれます。
ステップ 4 CSV 形式でレポートを表示する場合は、Report Format 領域で CSV (comma separated value) を選択します。PDF 形式でレポートを表示する場合は、Report Format 領域で PDF (portable document format) を選択します。
ステップ 5 View Report をクリックします。
レポートが表示されます。
ステップ 6 レポートをメールで送信する場合は、 Send Report をクリックします。レポートを送信するには、「レポートのメール送信」に記載されている手順を実行してください。
関連項目
• 「Cisco IP Phone サービス レポートの結果」
レポートのメール送信
CAR 内のすべてのレポートは、電子メールで送信できます。CAR 内のどのレポート ウィンドウからでも、レポートをメールで送信できます。また、レポートを表示した後で、送信することもできます。
始める前に
レポートを電子メールで送信するには、まず、有効な Mail Parameter を設定してください。Mail Parameter により、CAR は、システム内の電子メール サーバを使用して電子メールを送信できるようになります。詳細については、「メール サーバ パラメータの設定」を参照してください。また、生成するレポートの詳細も設定します。次の項を参照してください。
• 「課金情報の概要」
• 「Top N の概要」
• 「Cisco IP Phone サービス」
• 「Cisco IP Manager Assistant(IPMA)の概要」
• 「CAR システム レポートの設定」
• 「CAR デバイス レポートの設定」
• 「CDR 検索の設定」
ここでは、CAR レポートをメールで送信する方法を説明します。
手順
ステップ 1 任意の CAR Reports ウィンドウ内で、またはレポートを表示した後、 Send Report をクリックします。
Mail To ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 レポートの送信先ユーザの電子メール ID を入力します。
ステップ 3 To をクリックして、ユーザを検索します。
User Search ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 First Name フィールドおよび Last Name フィールドに、ユーザの名前または姓を入力し、 Search をクリックします。
同じページに User Search Results ウィンドウが表示され、入力した検索基準と一致するすべてのユーザが一覧表示されます。
ステップ 5 レポートの送信先ユーザの行で、Select リンクをクリックします。
選択したユーザが、Mail To ウィンドウの To フィールドに追加されます。このレポートのコピーを電子メールで送信する先の人物のリストに他にもユーザを追加する場合は、このステップを繰り返します。
ステップ 6 すべてのユーザを追加したら、User Search ウィンドウの Close をクリックします。
Search Users ウィンドウに一覧表示されているユーザが、Mail To ウィンドウの To フィールドにコピーされます。
ステップ 7 Cc フィールドにユーザを追加するには、Cc をクリックし、ステップ 4 ~ステップ 6 と同じ手順を実行します。
ステップ 8 Subject フィールドに、件名メッセージを入力します(省略可能)。
ステップ 9 Message 領域に、メッセージを入力します(省略可能)。
ステップ 10 Send をクリックして、レポートを送信します。
関連項目
• 「CAR ユーザ レポートの設定」
• 「CAR システム レポートの設定」
• 「CAR デバイス レポートの設定」
• 「CDR 検索の設定」
ユーザの検索
CAR 内のレポートの多くには、検索機能が備えられているので、ユーザを検索することができます。次の CAR レポートは、検索をサポートします。
• ユーザ レポート:部門別の課金情報、個人の課金情報、Top N by charge、Top N by duration、Top N by number of calls、Cisco IPMA、CTI Application User、Cisco IP Phone サービス
• システム レポート:QoS 詳細サポート、トラフィック要約レポート(Extn)
• システム:管理者権限
• 表示と送信が可能なすべてのレポート
始める前に
「ユーザの検索」のリストにあるウィンドウのいずれかを使用している必要があります。
ここでは、ユーザを検索する方法を説明します。
手順
ステップ 1 Search Users リンクをクリックします。
User Search ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 First Name フィールドおよび Last Name フィールドに、ユーザの名前または姓を入力し、 Search をクリックします。
同じウィンドウに User Search Results ウィンドウが表示され、入力した検索基準と一致するすべてのユーザが一覧表示されます。
ステップ 3 表示するユーザの行で、Select リンクをクリックします。
選択したユーザが、User Search ウィンドウ内の List of Users に追加されます。他にもユーザを追加するには、このステップを繰り返してください。
ステップ 4 すべてのユーザを追加したら、User Search ウィンドウの Close をクリックします。
関連項目
• 「CAR ユーザ レポートの設定」
• 「CAR システム レポートの設定」
• 「CAR システムの設定」