Real-Time Monitoring のロード
ここでは、Real-Time Monitoring Tool(RTMT)のロード方法を説明します。Cisco CallManager Administration または Cisco CallManager Serviceability の Application メニューの下にある Install Plugins ページから RTMT をインストールし、その後 Windows のデスクトップにある RTMT ショートカットから RTMT を起動できます。プラグインの設定については、『 Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。
(注) Cisco CallManager Serviceability プログラムでは、Tools メニューの下にも RTMT が表示されています。ただし、この場所から RTMT を起動すると、Install Plugins メニューに誘導されます。
手順
ステップ 1 Windows デスクトップで、Real-Time Monitoring Tool アイコンをダブルクリックします。
Real-Time Monitoring Tool 起動ウィンドウが表示されます。図 12-3 を参照してください。
ステップ 2 Host IP Address フィールドに、デジタル IP アドレスまたはホスト名を入力します。
ステップ 3 User Name フィールドに、ユーザ名を入力します。
ステップ 4 Password フィールドに、パスワードを入力します。
(注) RTMT 用の認証ユーザ名とパスワードが、Cisco CallManager のインストールに使用したものと同じであることを確認してください。認証に失敗した場合、またはサーバに到達できない場合は、サーバと認証の詳細を再入力するように求められます。また、Cancel ボタンをクリックして、アプリケーションを終了することもできます。認証に成功した場合は、RTMT により、ローカル キャッシュまたはリモート ノードからモニタリング モジュールが起動されます。リモート ノードは、バックエンドの Cisco CallManager バージョンと一致するモニタリング モジュールがローカル キャッシュに含まれていない場合に使用されます。
ステップ 5 Port フィールドに、ポート番号を入力します。
ステップ 6 HTTPS 対応のサーバに接続するには、 Secure Connection チェックボックスをオンにします。
(注) 接続しようとしている Cisco CallManager クラスタ内のサーバが HTTPS に対応している場合、ツールにアクセスするには Secure Connection チェックボックスをオンにする必要があります。
(注) Netscape 4.79 およびアンダースコア(_)を含むホスト名を使用してアプリケーションをブラウズする場合、HTTPS は HTTPS 対応アプリケーションには機能しません。このような場合、次のメッセージが表示されることがあります。「The security library has encountered an improperly formatted DER-encoded message.」このメッセージが表示された場合は、OK をクリックします。
このエラーが発生するのは、HTTPS サービスを使用可能にする証明書で、証明書の件名にホスト名が使用されているためです。Netscape 4.79 は件名に含まれるアンダースコアを無効な文字とみなすため、HTTPS は機能しません。
HTTPS のサポートが必要な場合は、Internet Explorer を使用してください。Netscape 4.79 とホスト名を使用してアプリケーションにアクセスするには、HTTPS を無効にしてください(『Cisco CallManager セキュリティ ガイド』を参照)。
ステップ 7 OK をクリックします。
ステップ 8 HTTPS 対応の Cisco CallManager クラスタ内のサーバに初めて接続する場合、サーバの証明書がセキュアでない可能性があることを示すダイアログボックスが表示されます。
RTMT オンライン ヘルプにアクセスすると、Security Alert ダイアログボックスが表示されます。コンピュータに証明書をインストールするまで、オンライン ヘルプにアクセスするたびに、このダイアログボックスが表示されます。セキュリティ証明書をインストールせずに続行するには、 Yes をクリックします。セキュリティ証明書をインストールするには、 「Hypertext Transfer Protocol over Secure Sockets Layer(HTTPS)の使用方法」 を参照してください。
ステップ 9 サーバ証明書を信頼する場合は、ダイアログボックスで Yes をクリックします。図 12-1 を参照してください。
図 12-1 RTMT Server Certificate ダイアログボックス
ステップ 10 証明書を信頼しない場合は、 No をクリックします。図 12-2 を参照してください。
図 12-2 RTMT Server Certificate Rejection ダイアログボックス
認証が成功すると、RTMT ウィンドウが開き、デフォルト設定が表示されます。詳細については、「構成プロファイルの作成」を参照してください。
ステップ 11 OK をクリックします。
(注) Select Configuration ウィンドウに表示されているコンフィギュレーションを使用しない場合は、Cancel ボタンをクリックします。構成プロファイルを作成するには、「構成プロファイルの作成」を参照してください。
選択したコンフィギュレーションが表示されます。
関連項目
• 「RTMT のデフォルト設定」
• 「構成プロファイルの作成」
• 「RTMT ウィンドウのコンポーネント」
View タブの CallProcess カテゴリの表示
View タブの CallProcess カテゴリを使用してコール処理情報を表示する方法については、次の手順を参照してください。
• 「コール アクティビティのモニタリング」
• 「ゲートウェイ アクティビティのモニタリング」
• 「トランク アクティビティのモニタリング」
• 「SDL Queue のモニタリング」
コール アクティビティのモニタリング
CallProcess カテゴリでコール アクティビティをモニタする手順は、次のとおりです。
(注) RTMT ペインの上部にあるメニューバーで Monitor > Call Process の順に選択し、ドロップダウン メニューから Call Activity を選択することにより、コール アクティビティ情報をモニタすることもできます。RTMT メニューバーの詳細については、『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」を参照してください。
手順
ステップ 1 左側のコントローリング センター ペインで、 View タブをクリックします。
ステップ 2 CallProcess をクリックします。
ステップ 3 左側のコントローリング センター ペインの CallProcess の下で、 Call Activity アイコンをクリックします。
クラスタ内の各 Cisco CallManager ノードのコール アクティビティを示す Call Activity モニタリング ウィンドウが表示されます。Call Activity モニタリング ウィンドウの例については、図 12-10 を参照してください。
図 12-10 Call Process Call Activity ウィンドウ
関連項目
• 「RTMT ウィンドウのコンポーネント」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド 』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」
ゲートウェイ アクティビティのモニタリング
CallProcess カテゴリでゲートウェイ アクティビティをモニタする手順は、次のとおりです。
(注) RTMT ペインの上部にあるメニューバーで Monitor > Call Process の順に選択し、ドロップダウン メニューから Gateway Activity を選択することにより、ゲートウェイ アクティビティをモニタすることもできます。RTMT メニューバーの詳細については、『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」を参照してください。
手順
ステップ 1 左側のコントローリング センター ペインで、 View タブをクリックします。
ステップ 2 CallProcess をクリックします。
ステップ 3 左側のコントローリング センター ペインの CallProcess の下で、 Gateway Activity アイコンをクリックします。
Cisco CallManager クラスタのゲートウェイ アクティビティを示す Gateway Activity モニタリング ウィンドウが表示されます。Gateway Activity モニタリング ウィンドウの例については、図 12-11 を参照してください。
図 12-11 Call Process Gateway Activity ウィンドウ
ゲートウェイ タイプに応じて、クラスタ内のゲートウェイ アクティビティが表示されます。
ステップ 4 別のゲートウェイ タイプのゲートウェイ アクティビティを表示するには、
Gateway Type の下向き矢印をクリックし、ドロップダウン リストから、モニタするゲートウェイ タイプを選択します。
ウィンドウに、選択したゲートウェイ タイプのゲートウェイ アクティビティが表示されます。
関連項目
• 「RTMT ウィンドウのコンポーネント」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』の 第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」
トランク アクティビティのモニタリング
CallProcess カテゴリでトランク アクティビティをモニタする手順は、次のとおりです。
(注) RTMT ペインの上部にあるメニューバーで Monitor > Call Process の順に選択し、ドロップダウン メニューから Trunk Activity を選択することにより、トランク アクティビティをモニタすることもできます。RTMT メニューバーの詳細については、『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」を参照してください。
手順
ステップ 1 左側のコントローリング センター ペインで、 View タブをクリックします。
ステップ 2 CallProcess をクリックします。
ステップ 3 左側のコントローリング センター ペインの CallProcess の下で、 Trunk Activity アイコンをクリックします。
Cisco CallManager クラスタ内のトランク アクティビティを示す Trunk Activity モニタリング ウィンドウが表示されます。Trunk Activity モニタリング ウィンドウの例については、図 12-12 を参照してください。
図 12-12 Call Process Trunk Activity ウィンドウ
トランク タイプに応じて、クラスタ内のトランク アクティビティが表示されます。
ステップ 4 別のトランク タイプのトランク アクティビティを表示するには、Trunk Type の下向き矢印をクリックし、ドロップダウン リストから、モニタするトランク タイプを選択します。
ウィンドウに、選択したトランク タイプのトランク アクティビティが表示されます。
関連項目
• 「RTMT ウィンドウのコンポーネント」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』の 第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」
SDL Queue のモニタリング
CallProcess カテゴリで SDL Queue をモニタする手順は、次のとおりです。
(注) RTMT ペインの上部にあるメニューバーで Monitor > Call Process の順に選択し、ドロップダウン メニューから SDL Queues を選択することにより、SDL Queue をモニタすることもできます。RTMT メニューバーの詳細については、『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」を参照してください。
手順
ステップ 1 左側のコントローリング センター ペインで、 View タブをクリックします。
ステップ 2 CallProcess をクリックします。
ステップ 3 左側のコントローリング センター ペインの CallProcess の下で、 SDL Queue アイコンをクリックします。
SDL Queue 情報を示す SDL Queue モニタリング ウィンドウが表示されます。SDL Queue モニタリング ウィンドウの例については、図 12-13 を参照してください。
図 12-13 Call Process SDL Queue ウィンドウ
SDL Queue のタイプに応じて、クラスタ内の SDL Queue 情報が表示されます。
ステップ 4 別の SDL Queue タイプの SDL Queue 情報を表示するには、SDL Queue Type の下向き矢印をクリックし、ドロップダウン リストから、モニタする SDL Queue タイプを選択します。
ウィンドウに、選択した SDL Queue タイプの SDL Queue 情報が表示されます。
関連項目
• 「RTMT ウィンドウのコンポーネント」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド 』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」
View タブの Device カテゴリの表示
View タブの Device カテゴリを使用してデバイス モニタリング情報を表示する方法については、次の手順を参照してください。
• 「デバイス要約情報のモニタリング」
• 「Device Search を使用したデバイスのモニタリング」
デバイス要約情報のモニタリング
Device カテゴリで Cisco CallManager クラスタ内のすべてのデバイスをモニタする手順は、次のとおりです。
(注) RTMT ペインの上部にあるメニューバーで Monitor > Device の順に選択し、ドロップダウン メニューから Device Summary を選択することにより、デバイス情報をモニタすることもできます。RTMT メニューバーの詳細については、『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」を参照してください。
手順
ステップ 1 左側のコントローリング センター ペインで、 View タブをクリックします。
ステップ 2 Device をクリックします。
ステップ 3 左側のコントローリング センター ペインの Device の下で、 Device Summary アイコンをクリックします。
Cisco CallManager クラスタ内の電話機、ゲートウェイ、およびメディア リソースのアクティビティを示す Device Summary モニタリング ウィンドウが表示されます。Device Summary モニタリング ウィンドウの例については、図 12-17 を参照してください。
図 12-17 Device Summary ウィンドウ
関連項目
• 「RTMT ウィンドウのコンポーネント」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド 』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」
Device Search を使用したデバイスのモニタリング
Device カテゴリの Device Search を使用して、モニタする Cisco CallManager デバイスを検索する手順は、次のとおりです。
(注) RTMT ペインの上部にあるメニューバーで Search > Device の順に選択し、ドロップダウン メニューから、検索する特定のデバイスを選択することにより、Cisco CallManager デバイスを検索することもできます。RTMT メニューバーの詳細については、『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」を参照してください。
手順
ステップ 1 左側のコントローリング センター ペインで、 View タブをクリックします。
ステップ 2 Device をクリックします。
ステップ 3 左側のコントローリング センター ペインの Device の下で、 Device Search アイコンをクリックします。
Device Search ウィンドウが表示され、クラスタ、およびそのクラスタ内のすべてのデバイスを含むツリー階層が示されます。Device Search ウィンドウの例については、図 12-18 を参照してください。
図 12-18 Device Search ウィンドウ
マウスの右ボタンを使用して、クラスタ内のデバイスの検出、Cisco CallManager Administration ウィンドウへの移動、またはクラスタ内に存在する各 Cisco CallManager ノードのクラスタ情報の表示を行うことができます。
ステップ 4 クラスタ内のデバイスを検出するには、ツリー階層の最上位にあるクラスタ名をクリックし、右クリックします。図 12-19 を参照してください。
図 12-19 Device Search のクラスタ モニタリング
ステップ 5 Monitor をクリックします。
Find devices in StandAloneCluster ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 6 Select device with status ダイアログボックスで、次のオプション ボタンのいずれかを選択します。
• Registered
• Unregistered
• Rejected
• Any Status
• Device only configured in database
オプション ボタンの右側に表示されているドロップダウン ボックスが強調表示されます。
ステップ 7 ドロップダウン ボックスの下向き矢印をクリックします。
Cisco CallManager クラスタ内のノードがドロップダウン リストに表示されます。
ステップ 8 デバイス情報を表示する Cisco CallManager ノードまたはすべての Cisco CallManager を選択します。
(注) この後のステップでは、< Back、Next >、Finish、または Cancel の各ボタンを選択できます。これらのボタンは、手順を完了させるために使用します。
ステップ 9 Next > ボタンをクリックします。
Search by device model ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 10 次のオプション ボタンのいずれかをクリックします。
• Any Model
• Device Model
ステップ 11 Device Model を選択した場合は、デバイス情報を表示するデバイスを選択します。
ステップ 12 Next をクリックします。
Search with name ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 13 次のいずれかのオプション ボタンを選択し、必要に応じて、対応するフィールドに適切な情報を入力します。
• Any name/address
• Directory Number(たとえば、200*)
• Device Name(たとえば、SEP123*)
• Device Description(たとえば、Auto*)
• IP Address(たとえば、172.20.12.*)
• IP Subnet
Next をクリックします。
Monitor following attributes ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 14 次の検索属性のいずれかまたはすべてを選択します。
• Name
• Node
• IPAddress
• Model
• StatusReason
• Status
• DirNumber
• Type
• LoginUserId
• TimeStamp
ステップ 15 Finish をクリックします。
図 12-20 を参照してください。検索基準に基づいて、ウィンドウに検索結果が表示されます。
図 12-20 Device Search の結果
ステップ 16 Cisco CallManager のクラスタ情報を表示するには、ツリー階層の最上位にあるクラスタ名をクリックし、右クリックします。
ステップ 17 Properties をクリックします。
クラスタ内の各 Cisco CallManager ノードのクラスタ情報を示す CallManager Cluster Info ウィンドウが表示されます。図 12-21 を参照してください。
図 12-21 Cisco CallManager のクラスタ情報ウィンドウ
ステップ 18 クラスタ情報を表示する Cisco CallManager ノードの名前を含むタブをクリックします。
ステップ 19 クラスタ情報を更新するには、 Update をクリックします。
マウスの右ボタンを使用して、クラスタ内の Cisco CallManager ノードごとに、クラスタ内のデバイスのモニタ、または Cisco CallManager Administration への移動を行うことができます。
ステップ 20 クラスタ内のデバイスをモニタするには、ツリー階層からデバイス名をクリックし、右クリックします。図 12-22 を参照してください。
図 12-22 デバイス モニタリング
ステップ 21 Monitor をクリックします。
選択したデバイスのダイアログボックスが表示されます。
ステップ 22 Select device with status ダイアログボックスで、次のオプション ボタンのいずれかを選択します。
• Registered
• Unregistered
• Rejected
• Any Status
• Device only configured in database
選択したオプション ボタンの右側にドロップダウン ボックスがある場合、そのドロップダウン ボックスが強調表示されます。
ステップ 23 デバイスをモニタする Cisco CallManager ノードを選択するか、または Any CallManager を選択します。
ステップ 24 Next をクリックします。
Search by device model ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 25 次のオプション ボタンのいずれかを選択します。
• Any Model
• Device Model
ステップ 26 Device Model を選択した場合は、デバイス情報を表示するデバイスを選択します。
ステップ 27 Next をクリックします。
Search with name ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 28 次のいずれかのオプション ボタンを選択し、必要に応じて、対応するフィールドに適切な情報を入力します。
• Any name/address
• Directory Number(たとえば、200*)
• Device Name(たとえば、SEP123*)
• Device Description(たとえば、Auto*)
• IP Address(たとえば、172.20.12.*)
• IP Subnet
Next をクリックします。
Monitor following attributes ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 29 次の検索属性のいずれかまたはすべてを選択します。
• Name
• Node
• Model
• Time Stamp
• Status
• IpAddress
• StatusReason
ステップ 30 Finish をクリックします。
検索基準に基づいて、ウィンドウに検索結果が表示されます。
ステップ 31 モニタするデバイスごとにステップ 20 ~ステップ 30 を繰り返します。
関連項目
• 「RTMT ウィンドウのコンポーネント」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド 』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」
電話機情報の表示
RTMT Device Monitoring ペインに表示されている電話機の情報を見ることができます。ここでは、電話機の情報を表示する方法を説明します。
手順
ステップ 1 RTMT Device Monitoring ペインに電話機を表示するには、「Device Search を使用したデバイスのモニタリング」を参照します。
ステップ 2 情報を表示する電話機を選択します。
ステップ 3 そのデバイスを右クリックします。
ポップアップ メニューが表示されます。
ステップ 4 Open を選択します。
Device Information ウィンドウが表示されます。図 12-23 を参照してください。デバイスについて詳しい情報を表示するには、ウィンドウの左側のペインに表示されるフィールドを選択します。
図 12-23 Device Information ウィンドウ
関連項目
• 「RTMT ウィンドウのコンポーネント」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』の 第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」
デバイスのプロパティの表示
デバイスのプロパティは、RTMT Device Monitoring ペインに表示できます。ここでは、デバイスのプロパティを表示する方法を説明します。
手順
ステップ 1 デバイスを RTMT Device Monitoring ペインに表示するには、次の手順を実行します。「Device Search を使用したデバイスのモニタリング」を参照してください。
ステップ 2 プロパティ情報を表示するデバイスを選択します。
ステップ 3 そのデバイスを右クリックします。
ポップアップ メニューが表示されます。
ステップ 4 Properties を選択します。
Device Property ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 デバイスの説明を表示するには、 Description タブをクリックします。
ステップ 6 その他のデバイス情報を表示するには、 Other Info タブをクリックします。
製品 ID、HTTP サポート、プラットフォーム タイプ、および登録試行回数が、ウィンドウに表示されます。
関連項目
• 「RTMT ウィンドウのコンポーネント」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」
アプリケーション情報の表示
Cisco IP Phone、CTI ポート、CTI ルート ポイントなどの選択されたデバイスに対するアプリケーション情報を表示できます。ここでは、アプリケーション情報を表示する方法を説明します。
手順
ステップ 1 アプリケーション情報を表示するデバイス(たとえば、CTI)を選択します。
ステップ 2 そのデバイスを右クリックします。
ポップアップ メニューが表示されます。
ステップ 3 App Info を選択します。
Application Information ウィンドウに、CTI マネージャのノード名、アプリケーション ID、ユーザ ID、アプリケーション IP アドレス、アプリケーションの状況、アプリケーションのタイム スタンプ、デバイスのタイム スタンプ、デバイス名、および CTI デバイスのオープン状況が表示されます。
ステップ 4 更新された情報を表示するには、 Refresh ボタンをクリックします。ウィンドウを閉じるには、 OK ボタンをクリックします。
関連項目
• 「RTMT ウィンドウのコンポーネント」
• 『 Cisco CallManager Serviceability システム ガイド 』の 第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」
CTI Search の使用
CTI Search を使用すると、Cisco CallManager クラスタ内のすべての CTI アプリケーション、デバイス、および回線を検索できます。CTI 情報を検索する方法については、次の手順を参照してください。
• 「CTI Search を使用した CTI アプリケーションのモニタリング」
• 「CTI Search を使用した CTI デバイスのモニタリング」
• 「CTI Search を使用した CTI 回線のモニタリング」
CTI Search を使用した CTI アプリケーションのモニタリング
CTI カテゴリの CTI Search を使用して、モニタする Cisco CallManager CTI アプリケーションを検索する手順は、次のとおりです。
(注) RTMT ペインの上部にあるメニューバーで Search > CTI の順に選択し、ドロップダウン メニューから、検索する CTI アプリケーション、デバイス、または回線を選択することにより、Cisco CallManager CTI アプリケーションを検索することもできます。RTMT メニューバーの詳細については、『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」を参照してください。
ヒント CTI アプリケーションを選択するには、その名前をダブルクリックするか、
Applications を右クリックします。アプリケーションの名前をダブルクリックすると、Select Applications to Monitor ウィンドウが開きます。Applications を右クリックすると Monitor オプションが表示されます。Select Applications to Monitor ウィンドウを開くには、このオプションを選択する必要があります。次の手順では、これらのいずれかの方法でアプリケーションを選択してください。
手順
ステップ 1 左側のコントローリング センター ペインで、 View タブをクリックします。
ステップ 2 CTI をクリックします。
ステップ 3 左側のコントローリング センター ペインで、 CTI Search アイコンをクリックします。
CTI Search ウィンドウが表示され、クラスタ、およびそのクラスタ内のすべての CTI アプリケーション、デバイス、および回線を含むツリー階層が示されます。CTI Search ウィンドウの例については、図 12-25 を参照してください。
図 12-25 CTI Search モニタリング ウィンドウ
ステップ 4 ツリー階層リストで、 Applications を選択します。
Select Applications to monitor ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 CTI Manager フィールドのドロップダウン リスト ボックスから、モニタの対象とする CTI マネージャを選択します。
ステップ 6 Applications Status フィールドで、アプリケーション状況を選択します。
ステップ 7 Next をクリックします。
ウィンドウに検索基準が表示されます。
ステップ 8 次のオプション ボタンのいずれかをクリックします。
• Any name/address
• App Id
• IP Address
• IP Subnet
• UserId
ステップ 9 選択したオプション ボタンのフィールドに情報を入力します。たとえば、IP
Subnet オプション ボタンを選択した場合は、フィールドに IP アドレスとサブネット マスクを入力します。
ステップ 10 Next をクリックします。
ウィンドウにモニタリング属性のフィールドが表示されます。
ステップ 11 モニタの対象とするアプリケーションの属性のチェックボックスをオンにします。
ステップ 12 Finish をクリックします。
Application Monitoring ペインに、選択した情報が表示されます。
関連項目
• 「RTMT ウィンドウのコンポーネント」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド 』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」
CTI Search を使用した CTI デバイスのモニタリング
CTI カテゴリの CTI Search を使用して、モニタする Cisco CallManager CTI デバイスを検索する手順は、次のとおりです。
(注) RTMT ペインの上部にあるメニューバーで Search > CTI の順に選択し、ドロップダウン メニューから、検索する CTI アプリケーション、デバイス、または回線を選択することにより、Cisco CallManager CTI デバイスを検索することもできます。RTMT メニューバーの詳細については、『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」を参照してください。
ヒント CTI デバイスを選択するには、その名前をダブルクリックするか、Devices を右クリックします。デバイスの名前をダブルクリックすると、Select Devices to Monitor ウィンドウが開きます。Devices を右クリックすると Monitor オプションが表示されます。Select Devices to Monitor ウィンドウを開くには、このオプションを選択する必要があります。次の手順では、これらのいずれかの方法でデバイスを選択してください。
手順
ステップ 1 左側のコントローリング センター ペインで、 View タブをクリックします。
ステップ 2 CTI をクリックします。
ステップ 3 左側のコントローリング センター ペインで、 CTI Search アイコンをクリックします。
CTI Search ウィンドウが表示され、クラスタ、およびそのクラスタ内のすべての CTI アプリケーション、デバイス、および回線を含むツリー階層が示されます。CTI Search ウィンドウの例については、図 12-25 を参照してください。
ステップ 4 ツリー階層リストで、 Devices を選択します。
Select Devices to monitor ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 CTI Manager フィールドのドロップダウン リスト ボックスで、モニタの対象とする CTI マネージャを選択します。
ステップ 6 Devices Status フィールドで、デバイス状況を選択します。
ステップ 7 Devices ボックスで、次のオプション ボタンのいずれかをクリックします。
• Any name/address
• Device Name(たとえば、SEP123*)
(注) Device Name オプション ボタンを選択した場合は、フィールドにデバイス名を入力します。
ステップ 8 Next をクリックします。
ステップ 9 Application Pattern ボックスで、次のオプション ボタンのいずれかを選択します。
• Any name/address
• App Id
• IP Address
• IP Subnet
• UserId(たとえば、jsmith*)
ステップ 10 選択したオプション ボタンのフィールドに情報を入力します。たとえば、IP Subnet を選択した場合は、フィールドに IP アドレスとサブネット マスクを入力します。
ステップ 11 Next をクリックします。
ウィンドウにモニタリング属性のフィールドが表示されます。
ステップ 12 モニタの対象とするデバイスの属性のチェックボックスをオンにします。
ステップ 13 Finish をクリックします。
Device Monitoring ペインに、選択した情報が表示されます。
関連項目
• 「RTMT ウィンドウのコンポーネント」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド 』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」
CTI Search を使用した CTI 回線のモニタリング
CTI カテゴリの CTI Search を使用して、モニタする Cisco CallManager CTI 回線を検索する手順は、次のとおりです。
(注) RTMT ペインの上部にあるメニューバーで Search > CTI の順に選択し、ドロップダウン メニューから、検索する CTI アプリケーション、デバイス、または回線を選択することにより、Cisco CallManager CTI 回線を検索することもできます。RTMT メニューバーの詳細については、『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」を参照してください。
ヒント CTI 回線を選択するには、その名前をダブルクリックするか、Lines を右クリックします。回線の名前をダブルクリックすると、Select Lines to Monitor ウィンドウが開きます。Lines を右クリックすると Monitor オプションが表示されます。Select Lines to Monitor ウィンドウを開くには、このオプションを選択する必要があります。次の手順では、これらのいずれかの方法で回線を選択してください。
手順
ステップ 1 左側のコントローリング センター ペインで、 View タブをクリックします。
ステップ 2 CTI をクリックします。
ステップ 3 左側のコントローリング センター ペインで、 CTI Search アイコンをクリックします。
CTI Search ウィンドウが表示され、クラスタ、およびそのクラスタ内のすべての CTI アプリケーション、デバイス、および回線を含むツリー階層が示されます。CTI Search ウィンドウの例については、図 12-25 を参照してください。
ステップ 4 ツリー階層リストで、 Lines を選択します。
Select Lines to monitor ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 CTI Manager & Status フィールドのドロップダウン リスト ボックスから、モニタの対象とする CTI マネージャを選択します。
ステップ 6 Lines Status フィールドで、回線状況を選択します。
ステップ 7 Devices ボックスで、次のオプション ボタンのいずれかを選択します。
• Any name/address
• Device Name(たとえば、SEP123*)
(注) Device Name オプション ボタンを選択した場合は、フィールドにデバイス名を入力します。
ステップ 8 Lines ボックスで、次のオプション ボタンのいずれかを選択します。
• Any name/address
• Directory Number(たとえば、200*)
(注) Directory Number オプション ボタンを選択した場合は、フィールドに電話番号を入力します。
ステップ 9 Next をクリックします。
ステップ 10 Application Pattern ボックスで、次のオプション ボタンのいずれかを選択します。
• Any name/address
• App Id(たとえば、TSP*)
• IP Address(たとえば、172.20.12*)
• IP Subnet
• UserId(たとえば、jsmith*)
ステップ 11 選択したオプション ボタンのフィールドに情報を入力します。たとえば、IP
Subnet を選択した場合は、フィールドに IP アドレスとサブネット マスクを入力します。
ステップ 12 Next をクリックします。
ウィンドウにモニタリング属性のフィールドが表示されます。
ステップ 13 モニタの対象とする回線の属性のチェックボックスをオンにします。
ステップ 14 Finish をクリックします。
Lines Monitoring ペインに、選択した情報が表示されます。
関連項目
• 「RTMT ウィンドウのコンポーネント」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』の 第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」
パフォーマンス モニタリングの概要
Cisco CallManager ソフトウェアのパフォーマンスをモニタするには、オブジェクトのカウンタを選択します。フォルダを展開すると、各オブジェクトのカウンタが表示されます。パフォーマンス モニタリングの手順については、次の項を参照してください。
• 「Perfmon カテゴリを使用したモニタへのカウンタの追加」
• 「カウンタのアラート通知の設定」
• 「カウンタの詳細表示」
• 「プロパティの説明の表示」
• 「サンプル データの設定」
• 「カウンタ データの表示」
• 「モニタからのカウンタの削除」
関連項目
• 「Microsoft Performance」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』の 第 2 章「パフォーマンス オブジェクトとパフォーマンス カウンタ」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』の 付録 A「Cisco CallManager パフォーマンス カウンタ、RTMT、および CISCO-CCM-MIB」
Perfmon カテゴリを使用したモニタへのカウンタの追加
システム パフォーマンスの問題に関するトラブルシューティングを行うには、パフォーマンス オブジェクトに関連するカウンタを、そのカウンタの図が表示される RTMT Perfmon Monitoring ペインに追加します。カテゴリ タブには、パフォーマンス カウンタの図を 6 つまで表示できます。
始める前に
次の手順を開始する前に、「Real-Time Monitoring のロード」の手順を実行してください。
ここでは、RTMT Perfmon Monitoring ペインにカウンタを追加する方法を説明します。
(注) カウンタを選択するには、その名前をダブルクリックするか、または右クリックするか、あるいはそのカウンタをドラッグして Perfmon Monitoring ペインにドロップします。カウンタの名前をダブルクリックすると、カウンタ情報が図形式で RTMT Perfmon Monitoring ペインに表示されます。カウンタの名前を右クリックすると、メニューが開いて Add オプションが表示されます。Add を選択すると、カウンタ情報が RTMT Perfmon Monitoring ペインに表示されます。次の手順では、任意の方法でデバイスを選択してください。
(注) RTMT Perfmon Monitoring ペインの 1 つの図には、カウンタを 3 つまで表示できます。1 つの図に 3 つのカウンタを追加するには、カウンタをクリックして RTMT Perfmon Monitoring ペインにドラッグします。それぞれのカウンタについてこの操作を繰り返します。
手順
ステップ 1 左側のコントローリング センター ペインで、 View タブをクリックします。
ステップ 2 Perfmon をクリックします。
ステップ 3 左側のコントローリング センター ペインの Perfmon の下で、 Perfmon Monitoring アイコンをクリックします。
Perfmon Monitoring ウィンドウが表示され、Cisco CallManager クラスタ名を最上位に持つツリー階層が示されます。
ステップ 4 モニタするカウンタを追加するノードの名前をクリックします。
ツリー階層が展開され、そのノードに含まれるすべてのパフォーマンス オブジェクトが表示されます。
ステップ 5 モニタするカウンタを含むオブジェクト名の隣にあるファイル アイコンをクリックします。
オブジェクト アイコンが開き、カウンタのリストが表示されます。
ステップ 6 モニタするカウンタを選択します。
ステップ 7 カウンタ名を右クリックします。
ステップ 8 Counter Monitoring をクリックします。
RTMT Perfmon Monitoring ペインにカウンタの図が表示されます。パフォーマンス カウンタ モニタリング図の例については、図 12-26 を参照してください。
図 12-26 パフォーマンス カウンタの図
関連項目
• 「RTMT ウィンドウのコンポーネント」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』の 第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」
表形式/図形式のパフォーマンス カウンタの設定
Cisco CallManager ソフトウェアでは、パフォーマンス カウンタを図や表の形式で表示します。図は、ミニチュアの情報画面に表示されます。作成したカテゴリ タブごとに、6 つまでの図が、RTMT Perfmon Monitoring ペインに表示されます。デフォルトでの表示は図形式なので、表示を表形式に変更するには、カテゴリを作成するときにパフォーマンス カウンタを表形式の表示用に設定します。
ここでは、Perfmon Monitoring ペインを表形式に設定する方法を説明します。
手順
ステップ 1 左側のコントローリング センター ペインで、 View タブをクリックします。
ステップ 2 Perfmon をクリックします。
ステップ 3 左側のコントローリング センター ペインの Perfmon の下で、 Perfmon Monitoring アイコンをクリックします。
ステップ 4 RTMT メニューバーで、 Edit > New Tab の順に選択します。
ステップ 5 Enter tab name フィールドにタブ名を入力します。
ステップ 6 パフォーマンス カウンタを表形式で表示する場合は、Present Data in Table View チェックボックスをオンにします。図形式で表示する場合はこのチェックボックスをオフにします。
ステップ 7 OK ボタンをクリックします。
指定した名前の付いた新規タブが RTMT ペインの下部に表示されます。
ステップ 8 モニタするオブジェクトおよびパフォーマンス オブジェクトを選択します。
「Perfmon カテゴリを使用したモニタへのカウンタの追加」を参照してください。
関連項目
• 「RTMT ウィンドウのコンポーネント」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」
カウンタのアラート通知の設定
カウンタに関するアラート通知を設定する手順は、次のとおりです。
始める前に
次の手順を開始する前に、「Perfmon カテゴリを使用したモニタへのカウンタの追加」の手順を実行してください。
手順
ステップ 1 カウンタの図または表で、アラート通知を設定するカウンタを右クリックします。
ステップ 2 Alert/Threshold を選択します。
Alert Properties ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 3 Enable Alert チェックボックスをオンにします。
ステップ 4 Severity ドロップダウン リストで、通知する重大度を選択します。
ステップ 5 Description ボックスに、アラートの説明を入力します。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 Alert Properties: Threshold & Duration ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 8 アラートしきい値を上限の値として設定する場合は、Over チェックボックスをオンにします。
ステップ 9 Over value フィールドに値を入力します。たとえば、進行中のコール数の値を入力します。
(注) Over チェックボックスは、Frequency と Schedule の設定パラメータと組み合せて使用します。
ステップ 10 アラートしきい値を下限の値として設定する場合は、Under チェックボックスをオンにします。
ステップ 11 Under value フィールドに値を入力します。たとえば、進行中のコール数の値を入力します。
(注) Under チェックボックスは、Frequency と Schedule の設定パラメータと組み合せて使用します。
Value Calculated As information ボックスで、次のオプション ボタンのいずれかを選択します。
• Absolute
• Delta (curr - prev)
• Delta Percentage ((curr - prev)/prev)
表12-2 を参照してください。
ステップ 12 値が特定の期間(秒単位)に常にしきい値を下回るまたは上回る場合に限りアラート通知が必要な場合は、Duration 情報ボックスの最初のオプション ボタンを選択し、アラートを送信するまでの秒数を入力します。
ステップ 13 アラート通知をすぐに送信する場合は、Trigger alert immediately オプション ボタンを選択します。
ステップ 14 Next をクリックします。
Alert Properties: Frequency & Schedule ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 15 しきい値に達したときにポーリングごとにアラート通知をアクティブにする場合は、trigger alert on every poll オプション ボタンをクリックします。
進行中のコール数がしきい値を上回るか下回る状態が続いても、アラート通知は再び送信されません。しきい値が正常(進行中のコール数が 50 ~100)になると、アラート通知が非アクティブになります。ただし、しきい値が再びしきい値を上回るか下回ると、アラート通知は再度アクティブになります。
ステップ 16 特定の間隔でアラート通知をアクティブにする場合は、2 番目のオプション ボタンを選択し、送信するアラート数、およびアラートの送信期間(分単位)を入力します。
ステップ 17 1 日 24 時間アラートをトリガーする場合は、24-hours daily オプション ボタンを選択します。
ステップ 18 特定の時間枠内でアラート通知をアクティブにする場合は、2 番目のオプション ボタンを選択し、開始時刻と停止時刻を入力します。
ステップ 19 Next をクリックします。
Alert Properties: Email Notification ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 20 アラートとして電子メール メッセージを送信する場合は、Enable Email チェックボックスをオンにします。
ステップ 21 すでに設定されているアラート アクションをトリガーする場合は、Trigger Alert Action 情報ボックスのドロップダウン リストから目的のアラート アクションを選択します。
ステップ 22 アラートに新しいアラート アクションを設定する場合は、 Configure をクリックします。
(注) 指定したアラートがトリガーされるたびに、そのアラート アクションが送信されます。
Alert Action ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 23 新しいアラート アクションを追加するには、 Add をクリックします。
Action Configuration ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 24 Name フィールドに、アラート アクションの名前を入力します。
ステップ 25 Description フィールドに、アラート アクションの説明を入力します。
ステップ 26 アラート アクションの新しい電子メール受信者を追加するには、 Add をクリックします。
Input ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 27 アラート アクション通知を受信する受信者の電子メールまたは電子ページのアドレスを入力します。
ステップ 28 OK をクリックします。
Recipient リストに、受信者のアドレスが表示されます。Enable チェックボックスがオンになります。
ステップ 29 受信者のアドレスを使用不可にするには、Enable チェックボックスをオフにします。
(注) Recipient リストから受信者のアドレスを削除するには、そのアドレスを強調表示し、Delete をクリックします。この操作により、受信者のアドレスが削除されます。
ステップ 30 OK をクリックします。
ステップ 31 追加したアラート アクションが Action List に表示されます。
(注) Action List からアラート アクションを削除するには、そのアラート アクションを強調表示し、Delete をクリックします。Edit をクリックして、既存のアラート アクションを編集することもできます。
Close をクリックします。
ステップ 32 User-defined email text ボックスに、電子メール メッセージに表示するテキストを入力します。
ステップ 33 Activate をクリックします。
(注) アラート設定情報を変更する場合は、< Back ボタンまたは Cancel ボタンをクリックします。
図 12-27 は、RegisteredPhones が下限しきい値を下回った場合にシステム管理者に送信されるアラート電子メールの例です。
表12-3 は、カウンタのアラート設定パラメータの説明です。
図 12-27 アラート通知の電子メール
関連項目
• 「RTMT ウィンドウのコンポーネント」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』の 第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」
カウンタの詳細表示
パフォーマンス カウンタの詳細を表示するには、RTMT Perfmon Monitoring ペインのパフォーマンス モニタ カウンタを詳細表示します。
始める前に
次の手順を開始する前に、「Perfmon カテゴリを使用したモニタへのカウンタの追加」の手順を実行してください。
ここでは、カウンタに関するモニタリング情報を表示する方法を説明します。
手順
ステップ 1 RTMT Performance Monitoring ペイン内で、詳細を表示するカウンタを右クリックします。
ステップ 2 Zoom を選択します。
Zoom ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 カウンタのモニタリングが開始されてからの、カウンタの最小、最大、平均、および最新の値のフィールドが表示されます。Zoom ウィンドウの例については、図 12-28 を参照してください。
図 12-28 Zoom ウィンドウ
ステップ 4 OK ボタンをクリックして、ウィンドウを閉じます。
関連項目
• 「RTMT ウィンドウのコンポーネント」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド 』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」
カウンタのプロパティの概要
カウンタのプロパティには、2 つの機能があります。1 つはカウンタの説明を表示する機能で、もう 1 つはデータ サンプリング パラメータを設定する機能です。
カウンタの説明を表示する、サンプル データを設定する、およびカウンタ データを表示する場合は、次の手順を参照してください。
• 「プロパティの説明の表示」
• 「サンプル データの設定」
• 「カウンタ データの表示」
プロパティの説明の表示
カウンタの説明を表示するには、次のどちらかの方法を使います。
• Perfmon Monitoring ペイン内でカウンタを右クリックすると、カウンタの説明だけが表示されます。
• RTMT Perfmon Monitoring ペイン内でカウンタの図を右クリックすると、説明が表示されます。またデータ サンプリング パラメータを設定できます。
始める前に
次の手順を開始する前に、「Perfmon カテゴリを使用したモニタへのカウンタの追加」の手順を実行してください。
カウンタのプロパティの説明を表示する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 RTMT Perfmon Monitoring ペイン内で、プロパティ情報を表示するカウンタを右クリックします。
ステップ 2 Counter Description を選択します。
Counter Property ウィンドウにカウンタの説明が表示されます。説明には、ホスト アドレス、カウンタが属するオブジェクト、カウンタ名、カウンタの機能の要旨などがあります。
ステップ 3 OK ボタンをクリックして、Counter Property ウィンドウを閉じます。
関連項目
• 「RTMT ウィンドウのコンポーネント」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド 』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」
サンプル データの設定
Counter Property ウィンドウには、カウンタのサンプル データを設定するためのオプションがあります。RTMT Perfmon Monitoring ペインに表示されるパフォーマンス カウンタには、緑のドットがあり、サンプル データがある期間存在していることを示します。収集するサンプル データの数と、図に表示されるデータ ポイント数を設定できます。サンプル データを設定した後、View All Data/View Current Data メニュー選択項目を使用して情報を表示します。「カウンタ データの表示」を参照してください。
始める前に
次の手順を開始する前に、「Perfmon カテゴリを使用したモニタへのカウンタの追加」の手順を実行してください。
ここでは、カウンタに対して収集するサンプル データの数を設定する方法を説明します。
手順
ステップ 1 RTMT Perfmon Monitoring ペイン内で、サンプル データ情報を表示するカウンタの図を右クリックします。
ステップ 2 Monitoring Properties を選択します。
Counter Property ウィンドウに、カウンタの説明、およびサンプル データ設定用のタブが表示されます。説明には、ホスト アドレス、カウンタが属するオブジェクト、カウンタ名、カウンタの機能の要旨などがあります。
(注) カウンタの図を右クリックし、RTMT メニューバーで Perfmon >
Monitoring Properties の順にクリックすることにより、Counter Property ウィンドウを表示することもできます。
ステップ 3 カウンタのサンプル データ数を設定するには、Data Sample タブをクリックします。
ステップ 4 No. of data samples ドロップダウン メニューの下向き矢印をクリックします。
ステップ 5 サンプル数を選択します(100 ~ 1000)。デフォルトは 100 です。
ステップ 6 No. of data points shown on chart ドロップダウン メニューの下向き矢印をクリックします。
ステップ 7 図に表示されるデータ ポイントの数を選択します(10 ~ 50)。デフォルトは 20 です。
ステップ 8 表12-2 で説明されているパラメータのいずれかをクリックします。
表12-2 サンプル データ パラメータ
|
|
Absolute |
一部のカウンタ値は累積値なので(例:CallsAttempted や CallsCompleted)、データの現在の状況を表示するには Absolute を選択します。 |
Delta |
現在のカウンタ値と直前のカウンタ値の差を表示するには、Delta を選択します。 |
% Delta |
カウンタのパフォーマンスの変化をパーセントで表示するには、% Delta を選択します。 |
ステップ 9 OK ボタンをクリックして、Counter Property ウィンドウを閉じ、RTMT Perfmon Monitoring ペインに戻ります。
関連項目
• 「RTMT ウィンドウのコンポーネント」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド 』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」
カウンタ データの表示
パフォーマンス カウンタを表示するために収集したデータを表示するには、モニタ用のデータを表示するオプションを使用します。サンプル データの設定方法については、「カウンタのプロパティの概要」を参照してください。
始める前に
次の手順を開始する前に、「Perfmon カテゴリを使用したモニタへのカウンタの追加」の手順を実行してください。
ここでは、パフォーマンス カウンタ用のすべてのデータ、および現在のデータを表示する方法を説明します。
手順
ステップ 1 RTMT Perfmon Monitoring ペイン内で、サンプル データを表示するカウンタの図を右クリックします。
ステップ 2 View All Data を選択します。
サンプリングされたデータはカウンタの図にすべて表示されます。緑のドットはきわめて密に隣り合せで表示されるため、ほとんど実線のように見えます。
ステップ 3 現在表示されているカウンタを右クリックします。
ステップ 4 View Current を選択します。
最後に設定および収集されたサンプル データが、カウンタの図に表示されます。サンプル データの設定手順については、「サンプル データの設定」を参照してください。
関連項目
• 「RTMT ウィンドウのコンポーネント」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』の 第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」
モニタからのカウンタの削除
カウンタが必要なくなったときは、RTMT Perfmon Monitoring ペインからカウンタを削除できます。
ここでは、ウィンドウからカウンタを削除する方法を説明します。
手順
ステップ 1 RTMT Perfmon Monitoring ペイン内で、削除するカウンタを右クリックします。
ステップ 2 Remove を選択します。
そのカウンタはウィンドウに表示されなくなります。
関連項目
• 「RTMT ウィンドウのコンポーネント」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」
Alert タブの Alert Central の概要
RTMT には、あらかじめ設定されているアラートとユーザ定義のアラートという 2 つの種類のアラートがあります。どちらの種類のアラートも設定できます。ただし、あらかじめ設定されているアラートは削除できませんが、ユーザ定義のアラートは追加および削除できます。また、あらかじめ設定されているアラートもユーザ定義のアラートも RTMT で使用不可にすることができます。
あらかじめ設定されているアラートの完全なリスト、アラートのカスタマイゼーション、およびアラートを設定できるアラート アクション フィールドについては、『 Cisco CallManager Serviceability システム ガイド 』の第 9 章「Real-Time
Monitoring ツール」を参照してください。
アクティブにされているサービスが稼働状態から停止状態になると、RTMT によりアラートが生成されます。Alert タブの Alert Central を使用して、RTMT によって生成されるアラートの状況と履歴を表示できます。
RTMT ウィンドウの上部にある RTMT メニューバーの Alert メニュー(またはコンテキスト メニュー)を Alert Central とともに使用して、次のタスクを実行できます。
• Access Alert Central:このメニュー項目を使用すると、Alert Central モニタリング ウィンドウを開き、RTMT アラートの状況と履歴を表示できます。アラートをソートすることもできます。「Alert Central でのアラートの表示とソート」を参照してください。
• Set alert properties:このメニュー項目を使用すると、アラートのアラート プロパティを設定できます。「アラート プロパティの設定」を参照してください。
• Remove an alert:このメニュー項目を使用すると、ユーザ定義のアラートを削除できます。「アラートの削除」を参照してください。
• Enable an alert:このメニュー項目を使用すると、Cisco CallManager ノードまたはクラスタ全体のアラートを使用可能にすることができます。「アラートの有効化」を参照してください。
• Disable an alert:このメニュー項目を使用すると、Cisco CallManager ノードまたはクラスタ全体のアラートを使用不可にすることができます。「アラートの無効化」を参照してください。
• Suspend alerts:このメニュー項目を使用すると、Cisco CallManager ノードまたはクラスタ全体のアラートを一時的に停止できます。「Cisco CallManager ノードまたはクラスタ上のアラートの一時停止」を参照してください。
• Clear an alert:このメニュー項目を使用すると、解決されたアラートをクリア(リセット)できます。「アラートのクリア」を参照してください。
• Clear all alerts:このメニューを使用すると、解決されたすべてのアラートをクリアできます。「アラートのクリア」を参照してください。
• View alert event details:このメニュー項目を使用すると、アラート イベントの詳細を表示できます。「アラート イベントの詳細の表示」を参照してください。
• Configure e-mails for alerts:このメニュー項目を使用すると、アラートに関する通知を受信する受信者の電子メールを設定できます。「アラート通知用電子メールの設定」を参照してください。
• Configure alert actions:このメニュー項目を使用すると、電子メール受信者に送信する特定のアラート アクションを設定できます。「アラート アクションの設定」を参照してください。
Alert Central でのアラートの表示とソート
RTMT の Alert タブを使用すると、RTMT が Cisco CallManager クラスタ内で生成するあらゆるアラートの状況を表示できます。アラートの状況を表示する手順は、次のとおりです。
始める前に
次の手順を開始する前に、「Real-Time Monitoring のロード」の手順を実行してください。
手順
ステップ 1 左側のコントローリング センター ペインで、 Alert タブをクリックします。
ステップ 2 Alert Central をクリックします。
RTMT が Cisco CallManager クラスタ内で生成したアラートの状況と履歴を示す Alert Central モニタリング ウィンドウが表示されます。
Alert Central ウィンドウの例については、図 12-29 を参照してください。
図 12-29 Alert Central ウィンドウ
Alert Status ウィンドウ内でアラート状況をソートできます。
ステップ 3 Alert Status ウィンドウ内でアラート名を A ~ Z のアルファベット順にソートするには、Alert Name 列で上向き矢印または下向き矢印をクリックします。
ステップ 4 Alert Status ウィンドウ内でアラート名を Z ~ A のアルファベット順にソートするには、Alert Name 列で上向き矢印または下向き矢印をクリックします。
ステップ 5 Alert Status ウィンドウ内で Enabled/Disabled 状況に従ってソートするには、Enabled 列で上向き矢印または下向き矢印をクリックします。
ステップ 6 Alert Status ウィンドウ内で、アラートが安全範囲内であるかどうかによってソートするには、InSafeRange 列で上向き矢印または下向き矢印をクリックします。
ステップ 7 Alert Status ウィンドウ内でアラート アクションがデフォルトであるかユーザ定義であるかによってソートするには、AlertAction 列で上向き矢印または下向き矢印をクリックします。
ステップ 8 Alert Status ウィンドウ内でアラートの発生時刻によってソートするには、Last Alert Raised 列で上向き矢印または下向き矢印をクリックします。
Alert History ウィンドウ内でアラート履歴をソートすることもできます。
ステップ 9 Alert History ウィンドウ内でアラートのタイム スタンプによってソートするには、Time Stamp 列で上向き矢印または下向き矢印をクリックします。
ステップ 10 Alert History ウィンドウ内でノード名によってソートするには、Node 列で上向き矢印または下向き矢印をクリックします。
ステップ 11 Alert History ウィンドウ内でアラート名を A ~ Z の順にソートするには、AlertName 列で上向き矢印または下向き矢印をクリックします。
ステップ 12 Alert History ウィンドウ内でアラートの重大度によってソートするには、Severity 列で上向き矢印または下向き矢印をクリックします。
ステップ 13 Alert History ウィンドウ内で電子メール受信者によってソートするには、SentTo 列で上向き矢印または下向き矢印をクリックします。
ステップ 14 Alert History ウィンドウ内でアラートの説明によってソートするには、Description 列で上向き矢印または下向き矢印をクリックします。
(注) ウィンドウに表示されていないアラート履歴を表示するには、Alert History ウィンドウの右側にあるスクロール バーを使用します。
関連項目
• 「Alert タブの Alert Central の概要」
• 「アラート プロパティの設定」
• 「カウンタのアラート設定値」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド 』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」
アラート プロパティの設定
アラート プロパティを設定する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 左側のコントローリング センター ペインで、 Alert タブをクリックします。
ステップ 2 Alert Central をクリックします。
RTMT が Cisco CallManager クラスタ内で生成したアラートの状況と履歴を示す Alert Central モニタリング ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 Alert Status ウィンドウで、アラート プロパティを設定するアラートを強調表示します。
ステップ 4 アラート名を右クリックし、 Set Alert/Properties を選択します。
図 12-30 を参照してください。
図 12-30 Set Alert/Properties
(注) アラートを強調表示し、RTMT ウィンドウの上部にある RTMT メニューバーで Alert > Set Alert/Properties の順に選択することにより、Set Alert/Properties ウィンドウを開くこともできます。
Alert Properties ウィンドウが表示されます。図 12-31 に、
ExcessiveVoiceQualityReports アラートの Alert Properties ウィンドウの例を示します。
図 12-31 Alert Properties ウィンドウ
(注) Cisco CallManager のクラスタ全体のアラートの場合は、Alert Properties ウィンドウに Enable/Disable this alert on following server(s): ボックスが表示されません。クラスタ全体のアラートには、登録済みの電話機の数、ゲートウェイの数、メディア デバイスの数、すべて使用されたルート リスト、すべて使用されたメディア リスト、稼働していない MGCP D チャネル、悪意のあるコールのトレース、および限度を超えている品質レポートが含まれます。
ステップ 5 アラートを使用可能にするには、Enable Alert チェックボックスをオンにします。
ステップ 6 Severity ドロップダウン リストから、アラートの重大度を選択します。
ステップ 7 Enable/Disable this alert on following server(s) ボックスで、このアラートを有効にするサーバの Enable チェックボックスをオンにします。
あらかじめ設定されているアラートである場合、Description 情報ボックスにアラートの説明が表示されます。
ステップ 8 Next をクリックします。
Alert Properties: Threshold & Duration ウィンドウが表示されます。図 12-32 を参照してください。
図 12-32 Threshold & Duration ウィンドウ
ステップ 9 Threshold 情報ボックスに、アラートがトリガーされる条件を入力します。
ステップ 10 値が特定の期間(秒単位)に常にしきい値を下回るまたは上回る場合に限りアラートをトリガーする場合は、Duration 情報ボックスの最初のオプション ボタンを選択し、秒数を入力します。
ステップ 11 アラートをすぐにトリガーする場合は、2 番目のオプション ボタンを選択します。
ステップ 12 Next をクリックします。
Alert Properties: Frequency & Schedule ウィンドウが表示されます。図 12-33 を参照してください。
図 12-33 Frequency & Schedule ウィンドウ
ステップ 13 ポーリングごとにアラートをトリガーする場合は、Frequency 情報ボックスの最初のオプション ボタンを選択します。
ステップ 14 特定の期間内(分単位)に特定の数のアラートをトリガーする場合は、2 番目のオプション ボタンを選択し、情報を入力します。
ステップ 15 1 日 24 時間アラートをトリガーする場合は、Schedule 情報ボックスの最初のオプション ボタンを選択します。
ステップ 16 特定の開始時刻と停止時刻の間にアラートをトリガーする場合は、2 番目のオプション ボタンを選択し、開始時刻と停止時刻を入力します。
ステップ 17 Next をクリックします。
Alert Properties: Email Notification ウィンドウが表示されます。図 12-34 を参照してください。
図 12-34 Email Notification ウィンドウ
ステップ 18 このアラートの電子メールを使用可能にする場合は、Enable Email チェックボックスをオンにします。
ステップ 19 このアラートでアラート アクションをトリガーするには、ドロップダウン リストから、送信するアラート アクションを選択します。
ステップ 20 新しいアラート アクションを設定する場合、または既存のアラート アクションを編集する場合は、 Configure をクリックします。
Alert Action ウィンドウが表示されます。図 12-35 を参照してください。
図 12-35 Alert Action ウィンドウ
ステップ 21 新しいアラート アクションを追加するには、 Add をクリックします。
Action Configuration ウィンドウが表示されます。図 12-36 を参照してください。
図 12-36 Action Configuration ウィンドウ
ステップ 22 Name フィールドに、アラート アクションの名前を入力します。
ステップ 23 Description フィールドに、アラート アクションの説明を入力します。
ステップ 24 電子メール受信者を追加するには、 Add をクリックします。
Input ウィンドウが表示されます。図 12-37 を参照してください。
図 12-37 Input ウィンドウ
ステップ 25 Enter email/epage address フィールドに、アラート アクションを受信する受信者の電子メールまたは電子ページのアドレスを入力します。
ステップ 26 OK をクリックします。
Action Configuration ウィンドウが再び表示されます。このウィンドウでは、追加した受信者が表示され、その Enable チェックボックスがオンになっています。図 12-38 を参照してください。
図 12-38 Action Configuration ウィンドウ(結果)
ステップ 27 受信者を削除するには、その受信者を強調表示し、 Delete をクリックします。
選択した受信者が、受信者リストから削除されます。
ステップ 28 すべての受信者を追加したら、 OK をクリックします。
Action List に新しいアクションが表示されます。図 12-39 を参照してください。
図 12-39 Alert Action List
ステップ 29 既存のアラート アクションを編集するには、アラート アクションを強調表示し、 Edit をクリックします。
選択したアラート アクションの Action Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 30 必要な変更を加えて、 OK をクリックします。
ステップ 31 必要な変更をすべて加えたら、 Close をクリックします。
Alert Properties: Email Notification ウィンドウが再び表示されます。
ステップ 32 Activate をクリックします。
(注) アラート アクションを削除するには、そのアクションを強調表示し、Delete をクリックして、Close をクリックします。
関連項目
• 「Alert タブの Alert Central の概要」
• 「Alert Central でのアラートの表示とソート」
• 「アラートの削除」
• 「アラートの有効化」
• 「アラートの無効化」
• 「Cisco CallManager ノードまたはクラスタ上のアラートの一時停止」
• 「アラートのクリア」
• 「アラート イベントの詳細の表示」
• 「アラート通知用電子メールの設定」
• 「アラート アクションの設定」
• 「カウンタのアラート設定値」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド 』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」
Cisco CallManager ノードまたはクラスタ上のアラートの一時停止
特定の Cisco CallManager ノードまたはクラスタ全体で、一部のアラートまたはすべてのアラートを一時的に停止する必要が生じる場合があります。たとえば、Cisco CallManager を新しいリリースにアップグレードする場合、アップグレードが完了するまですべてのアラートを一時停止する必要があります。アラートを一時停止することにより、アップグレード中に電子メールや電子ページを受信しなくなります。Alert Central でアラートを一時停止する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 左側のコントローリング センター ペインで、 Alert タブをクリックします。
ステップ 2 Alert Central をクリックします。
RTMT が Cisco CallManager クラスタ内で生成したアラートの状況と履歴を示す Alert Central モニタリング ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 ウィンドウの上部にある RTMT メニューバーで、 Alert > Suspend cluster/node Alerts の順に選択します。
Suspend/Resume Alert ウィンドウが表示されます。図 12-40 を参照してください。
図 12-40 Suspend/Resume Alert ウィンドウ
(注) サーバごとの一時停止状況は、Cisco CallManager クラスタ全体のアラートには適用されません。
ステップ 4 クラスタ内のすべてのアラートを一時停止するには、Cluster Wide オプション ボタンを選択し、suspend all alerts チェックボックスをオンにします。
ステップ 5 サーバごとにアラートを一時停止するには、Per Server オプション ボタンを選択し、アラートを一時停止するサーバの Suspend チェックボックスをオンにします。
ステップ 6 OK をクリックします。
(注) アラートを再開するには、再び Alert > Suspend cluster/node Alerts の順に選択し、suspend チェックボックスをオフにします。
関連項目
• 「Alert タブの Alert Central の概要」
• 「Alert Central でのアラートの表示とソート」
• 「アラート プロパティの設定」
• 「アラートの削除」
• 「アラートの無効化」
• 「アラートのクリア」
• 「アラート イベントの詳細の表示」
• 「アラート通知用電子メールの設定」
• 「アラート アクションの設定」
• 「カウンタのアラート設定値」
• 『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』の第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」