追加の脅威検出
以下の新しい脅威検出をポートフォリオに追加しました。
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Lumma
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PYbot
また、既存の脅威検出のインジケーターも更新しました。
Lumma
悪意のある情報窃盗マルウェアである Lumma には、攻撃対象のコンピュータに関する情報の取得(T1005)、メッセンジャーアプリケーションからのメッセージの取得、ブラウザ履歴、Cookie、保存されたログイン情報の収集(T1185)など、多くの機能があります。Lumma はフィッシング(T1566)によって配布され、コマンドアンドコントロール(T1071)を介してデータを盗み出し、自動漏洩手法(T1020)を使用します。
お使いの環境で Lumma が検出されたかどうかを確認するには、[Lumma脅威の詳細(Lumma Threat Detail)] をクリックして、グローバル脅威アラートで詳細を表示します。
PYbot
PYbot は、Python(T1059.006)で記述され、PyInstaller を使用してコンパイルされた DDoS ボット(T1498)です。これにより、Python がインストールされていないホストでマルウェアを実行できるようになります(T1204.002)。これは、.NET ベースのダウンローダーを含む偽のクラッキングされたソフトウェア(T1189)を介して配布されます。その後に、ダウンローダーは、インターネットから PYbot ペイロードを取得します(T1105)。PYbot は、レイヤ 4 およびレイヤ 7 のフラッディング攻撃(T1498.001)を介して攻撃対象を標的にすることができます。
お使いの環境で PYbot が検出されたかどうかを確認するには、[PYbot脅威の詳細(PYbot Threat Detail)] をクリックして、グローバル脅威アラートで詳細を表示します。