この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
このガイドでは、Cisco Unified SIP Proxy ソフトウェアをインストールおよびアックグレードするための、Cisco Unified SIP Proxy コマンドライン インターフェイス(CLI)のコマンドセットとグラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)のオプションについて説明します。
このガイドを使って Cisco Unified SIP Proxy ソフトウェアをインストールします。このガイドでは Cisco ルータまたは Cisco ネットワーク モジュールの取り付け方法については説明していません。
このバージョンの Cisco Unified SIP Proxy の最新情報については、『 Release Notes for Cisco Unified SIP Proxy Release 8.5 』を参照してください。
• 「Cisco Unified SIP Proxy Release 8.5 のインストールの概要」
Cisco Unified SIP Proxy は高パフォーマンスで可用性の高い Session Initiation Protocol(SIP; セッション開始プロトコル)サーバで、集中ルーティングと SIP シグナリングの正規化を実現します。Release 8.5 では、新たに 2 つのハードウェア プラットフォームに Cisco Unified SIP Proxy をインストールできるようになりました。ISR ファミリ(3800 シリーズ)では Enhanced Network Module(NME; 拡張ネットワーク モジュール)に、SRE ファミリ(2900 および 3900 シリーズ)ではサービス モジュールに Cisco Unified SIP Proxy をインストールできます。
新規のお客様の場合は Cisco Unified SIP Proxy Release 8.5 をインストールし、Cisco Unified SIP Proxy Release 1.x から Release 8.5 に変更しようとしている既存のお客様場合は、Release 8.5 に移行できます。Cisco Unified SIP Proxy の以前のリリースからのソフトウェアのアップグレードはサポートしていません。Cisco Unified SIP Proxy の以前のリリースをお使いのお客様で Release 8.5 への変更をお考えの場合は、Release 8.5 用のソフトウェアを新規にインストールする必要があります。
Cisco Unified SIP Proxy の 8.5 以前のリリースでサポートされていたのは NME-CUSP-522-K9 モジュールだけでした。Cisco Unified SIP Proxy Release 8.5 では、SM-SRE-700-K9 および SM-SRE-900-K9 Service Ready Engine(SRE)の各モジュールのサポートが追加されています。これらのサービス モジュールがサポートされるのは、Cisco 2900 シリーズおよび Cisco 3900 シリーズのルータに限られます。Cisco Unified SIP Proxy に関連する、これらのモジュールの仕様の詳細については、『 Release Notes for Cisco Unified SIP Proxy Release 8.5 』を参照してください。これらのモジュールの一般的な情報の詳細については、『 Cisco SRE Service Module Configuration and Installation Guide 』を参照してください。
Cisco Unified SIP Proxy アプリケーション ソフトウェアは通常、工場でモジュールにプレインストールされています。ただし、ソフトウェアの再インストールが必要な場合もあります。詳細については、「Cisco Unified SIP Proxy Release 8.5 のインストール」を参照してください。
Cisco Unified SIP Proxy Release 8.5 は、Cisco Software Licensing (CSL; シスコ ソフトウェア ライセンシング)システムをサポートしています。CSL のライセンスについては、 「Cisco Unified SIP Proxy Release 8.5 ソフトウェア ライセンスのインストール」 で詳しく説明しています。
Cisco Unified SIP Proxy Release 8.5 用に開発されたソフトウェアのコンポーネントには、オープン ソースまたは有料のライセンスで提供されているものがあります。こうしたコンポーネントと関連する著作権文については、 http://www.cisco.com/en/US/products/ps10475/products_licensing_information_listing.html を参照してください。
Cisco Unified SIP Proxy ソフトウェアは、Cisco IOS ソフトウェア コマンドと似た構造の一連のコマンドを使用します。ただし、Cisco Unified SIP Proxy コマンドは、Cisco IOS の設定には影響を与えません。
Cisco Unified SIP Proxy のハードウェア モジュールおよびプラットフォームは、運用に Cisco IOS コマンドを使用します。サポートされている Cisco Unified SIP Proxy ソフトウェア イメージおよびハードウェア プラットフォームの詳細については、『 Release Notes for Cisco Unified SIP Proxy Release 8.5 』を参照してください。
Cisco Unified SIP Proxy Release 8.5 を新規インストールするには、表 1 の手順に従います。
(注) Release 8.5 への移行に関する情報については、「Cisco Unified SIP Proxy Release 1.x から Release 8.5 への移行」を参照してください。
|
|
---|---|
モジュールを物理的に取り付けます。Cisco Unified SIP Proxy Release 8.5 ソフトウェアは、次のいずれかにインストールできます。 |
• 『 Cisco 3800 Series Hardware Installation 』 • 『 Cisco 3900 Series and Cisco 2900 Series Hardware Installation Guide 』 |
Cisco Unified SIP Proxy ソフトウェアをダウンロードし、インストールします。1 |
|
1.Cisco Unified SIP Proxy Release 8.5 を注文すると、ソフトウェアは工場でモジュールにインストールされます。 |
マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、その他の有用な情報について、次の URL で、毎月更新される『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧も示されています。
http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html
『 What's New in Cisco Product Documentation 』は RSS フィードとして購読できます。また、リーダー アプリケーションを使用してコンテンツがデスクトップに直接配信されるように設定することもできます。RSS フィードは無料のサービスです。シスコは現在、RSS バージョン 2.0 をサポートしています。