Cisco Unified SIP Proxy Release 8.5 のインストールの前提条件
• 「ISR への適切な IOS イメージのロード」
• 「Cisco Unified SIP Proxy への IP 接続のアクティブ化」
• 「モジュールでのセッションの開始と終了」
• 「FTP サーバおよび TFTP サーバの準備」
• 「初めての Cisco Unified SIP Proxy の起動」
ISR への適切な IOS イメージのロード
Cisco Unified SIP Proxy Release 8.5 には 3800 シリーズの IPVOICE IOS イメージが必要です。ISR に適切な IOS イメージをロードするには、次の手順に従います。
手順
ステップ 1 Cisco.com からこのイメージの K9 バージョンをダウンロードします。
ファイルの名称は c< xxxx >-ipvoicek9-< IOS_release_number >.bin で、< xxxx > はモジュール番号、< IOS_release_number > はお使いの Cisco IOS システムのリリース番号を表します。たとえば、c3845-ipvoicek9-mz.150-1.XA4.bin というファイルは、Cisco IOS Release 15.0.1-XA4 を使用する 3845 用です。
ファイルを見つけるには、次の手順を実行します。
a. Cisco.com を開きます。
b. [Products & Services] をクリックします。
c. [Network Systems] > [Products] で [Routers] をクリックします。
d. [All Products] タブをクリックします。
e. [Branch Routers] をクリックします。
f. お使いのルータのモデルをクリックします。
g. ページの真ん中にある [Support] ボックスで、[Download Software] をクリックします。
h. お使いのルータのモデル名をクリックします。
i. [Select a Software Type] で [IOS Software] をクリックします。
j. システムにインストールされている IOS バージョンに対応したソフトウェア バージョンをクリックします。
k. ファイルが見つかるまでスクロール ダウンします。
l. [Download Now] をクリックします。
m. プロンプトが表示されたらログインします。
n. ダウンロードを続行します。
ステップ 2 コンソールを物理的にルータに接続します。
ステップ 3 SSH または Telnet を使ってマシンにログインします。
ステップ 4 ステップ 1 でダウンロードしたイメージをフラッシュのディレクトリにコピーします。
ステップ 5 ルータがフラッシュからブートできるように、設定レジスタが 0x2102 に設定されていることを確認します。
ステップ 6 リブート後にこの Cisco IOS イメージが自動的にロードされるように ISR を設定します。設定には次のコマンドを入力します。
boot system flash:<file_name>
Cisco Unified SIP Proxy への IP 接続のアクティブ化
ルータにモジュールを物理的に取り付けたら、ホスト ルータと Cisco Unified SIP Proxy アプリケーション間の IP 通信リンクをアクティブにする必要があります。
• 「前提条件」
• 「手順の概要」
• 「手順の詳細」
• 「IP 接続の例」
前提条件
ソフトウェアをアクティブ化する前に次の情報を収集します。
• Cisco Unified SIP Proxy のホストとなる Cisco ルータのモジュールの、スロット番号およびポート番号。
• Cisco Unified SIP Proxy のホストとなる Cisco ルータの IP アドレスとサブネット マスク、またはアンナンバード インターフェイス タイプと番号。
• モジュールの IP アドレス。この IP アドレスは、Cisco Unified SIP Proxy のホストとなる Cisco ルータと同じサブネット上にある必要があります。
• ホスト ルータのデフォルト ゲートウェイの IP アドレス。この IP アドレスは、Cisco Unified SIP Proxy のホストとなる Cisco ルータと同じ IP アドレスにする必要があります。
図 1 ルータとモジュールのインターフェイス
手順の概要
1. interface integrated-Service-Engine slot/port
2. ip address router-ip-addr subnet-mask
または
ip unnumbered type number
3. service-module ip address cusp-side-ip-addr subnet-mask
4. service-module ip default-gateway gw-ip-addr
5. ip route cusp-side-ip-addr subnet-mask integrated-Service-Engine slot/port
6. exit
手順の詳細
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ステップ 1 |
モジュールのタイプに基づき、次のいずれかを入力します。 |
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interface integrated-service-engine
slot/port
Router(config)#
interface interface-service-engine 2/0
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拡張ネットワーク モジュール(NME)でインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
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Router(config)#
interface sm 2/0
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サービス モジュール(SM)SRE モジュールでインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 |
次のいずれか 1 つを入力します。 |
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ip address router-ip-addr subnet-mask
Router(config-if)#
ip address 172.18.12.28 255.255.255.0
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Cisco Unified SIP Proxy のホストとなる Cisco IOS ルータの IP アドレスとサブネット マスクを指定します。 |
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ip unnumbered type number
Router(config-if)#
ip unnumbered FastEthernet 0/0
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Cisco Unified SIP Proxy のホストとなる Cisco IOS ルータのインターフェイスの type (タイプ)と number (番号)を指定します。 |
ステップ 3 |
service-module ip address cusp-side-ip-addr subnet-mask
Router(config-if)# service-module ip address 172.18.12.26 255.255.255.255 |
Cisco Unified SIP Proxy のモジュール インターフェイスの IP アドレスを指定します。この IP アドレスは、Cisco Unified SIP Proxy のホストとなる Cisco ルータと同じサブネット上にある必要があります。 |
ステップ 4 |
service-module ip default-gateway gw-ip-addr
Router(config-if)# service-module ip default-gateway 172.18.12.1 |
Cisco Unified SIP Proxy のデフォルト ゲートウェイを指定します。 |
ステップ 5 |
ip route cusp-side-ip-addr subnet-mask integrated-Service-Engine slot/port
Router(config-if)# ip route 172.18.12.26 255.255.255.255 integrated-Service-Engine 2/0 |
Cisco Unified SIP Proxy 側の IP ルートを指定します。 |
ステップ 6 |
Router(config-if)# exit |
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 |
IP 接続の例
次の出力は show running-config コマンドの出力の一部で、インターフェイスがどのように設定されているかを示しています。
IP アドレス指定
Router(config)# interface integrated-Service-engine 1/0
Router(config-if)# ip address 10.0.0.20 255.255.255.0
Router(config-if)# service-module ip address 172.18.12.28 255.255.255.0
Router(config-if)# service-module ip address default-gateway 172.18.12.26
Router(config-if)# ip route 172.18.12.26 255.255.255.255 integrated-Service-Engine 2/0
IP アンナンバード指定
Router(config)# interface integrated-Service-Engine 2/0
Router(config-if)# ip unnumbered GigabitEthernet 0/0
Router(config-if)# service-module ip address 172.18.12.26 255.255.255.255
Router(config-if)# service-module ip default-gateway 172.18.12.1
Router(config-if)# ip route 172.18.12.26 255.255.255.255 integrated-Service-Engine 2/0
モジュールでのセッションの開始と終了
モジュール インターフェイスのセットアップが終了したら、Cisco Unified SIP Proxy でセッションを開始および終了できます。Cisco Unified SIP Proxy モジュールに初めてアクセスしたときは、ホスト名は工場出荷時のデフォルト(おそらく SE-Module)になっています。
• 「手順の概要」
• 「手順の詳細」
手順の概要
ホスト ルータの CLI より
1. enable
2. モジュールのタイプに基づき、次のいずれかを入力します。
service-module integrated-Service-Engine slot/port status
service-module Service-Module slot/port status
3. service-module integrated-Service-Engine slot / port session
4. 資格情報を入力します。
モジュールの CLI より
5. 設定その他の手順を実行します。
– セッションを初めて開始したとき、ポストインストール設定ツールが起動されます。「ポストインストール設定ツールの使用」を参照してください。
– 使用可能なその他の設定を確認するには、『 CLI Configuration Guide for Cisco Unified SIP Proxy Release 8.5 』を参照してください。
6. Control+Shift+6 x または exit を入力します。
ホスト ルータの CLI より
7. service-module integrated-Service-Engine slot/port session clear
手順の詳細
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
ホスト ルータで特権 EXEC モードを開始します。パスワードを入力します(要求された場合)。 |
ステップ 2 |
service-module integrated-service-engine slot/port status
Router# service-module integrated-service-engine 2/0 status |
指定したモジュールのステータスが表示され、モジュールが稼動している(状態が安定している)ことを確認できます。 』に記載されています。 |
ステップ 3 |
service-module integrated-service-engine slot/port session
Router# service-module integrated-service-engine 1/0 session |
指定したモジュールでセッションを開始します。次のいずれかを実行します。 • 自動ブート シーケンスを中断してブートローダにアクセスするには、素早く *** と入力します。 • コンフィギュレーション セッションを開始するには、Enter を押します。 |
ステップ 4 |
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資格情報を入力します。 |
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ステップ 5 |
SE-Module> configure terminal SE-Module(config)> . SE-Module(config)> exit SE-Module> write |
必要に応じてモジュールでコンフィギュレーション コマンドを入力します。 コンフィギュレーション コマンドの選択は、ルータで行う場合と似ています。 configure terminal コマンドを使ってグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。コンフィギュレーション コマンドを入力します。 exit コマンドを使ってグローバル コンフィギュレーション モードを終了し、 write コマンドを使って新しい設定を保存します。 |
ステップ 6 |
Control+Shift+6 x を押します。 |
サービス モジュール セッションを閉じ、ルータの CLI に戻ります。 を押すことで、ルータの CLI からサービス モジュール セッションに戻ることができます。 |
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ステップ 7 |
service-module service-engine slot /0 session clear
Router# service-module service-engine 1/0 session clear |
指定したモジュールのサービス モジュール セッションをクリアします。このコマンドを確認するプロンプトが表示されたら、Enter を押します。 |
FTP サーバおよび TFTP サーバの準備
ダウンロード用の FTP サーバおよび TFTP サーバにアクセスできることを確認します。FTP サーバは、インストール、バックアップ、復元に、TFTP ファイル サーバ(FTP ファイル サーバ マシン上)は、インストールが失敗したときに、復旧のためのブートヘルパーの操作に必要になります。
(注) Cisco Unified SIP Proxy と通信する FTP サーバがパッシブ FTP 要求をサポートしている必要があります。
詳細については、お使いの FTP サーバのマニュアルを参照してください。
初めての Cisco Unified SIP Proxy の起動
Cisco Unified SIP Proxy を初めて起動すると、お使いの Cisco Unified SIP Proxy に関する情報を入力するように求められます。まず、ライセンス SKU を入力するように求められます。SKU は内容明細票、納品書、または注文確認書で確認できます。ライセンスの確認が済んだら、モジュールの設定を行うかどうかを尋ねられるので [yes] を選択し、引き続きタイム ゾーン、NTP サーバなどの設定の詳細を入力します。
ソフトウェアのダウンロードとインストール方法
• 「クリーン インストール コマンドの使用」
• 「クリーン インストール コマンド使用の前提条件」
• 「クリーン インストール コマンドのソフトウェア ファイルのダウンロードとインストール」
• 「ソフトウェアのインストール例」
• 「ポストインストール設定ツールの使用」
ヒント 以下のいずれかの手順を実行中に電源が切れるか接続が切れると、通常は割り込みが検出され、システムによって復旧が試行されます。復旧に失敗した場合は、ブートヘルパーを使ってシステムを再インストールしてください。
クリーン インストール コマンドの使用
クリーン インストール プロセスの使用中は、システムはオフラインになります。クリーン インストールでは、ディスクに新しいファイルをロードする前にディスク上のファイルが削除されます。
ただし、現行のモジュール設定(存在する場合)は、通常はフラッシュ メモリに保存されています。新しいファイルのロード後、フラッシュ内で見つかった設定(存在する場合)を復元するようにシステムが求めてきます。この設定を新しいイメージに復元するように選択できます。格納された設定には、以前のインストールの情報が一部含まれていますが、バックアップとまったく同じというわけではありません。
災害から復旧する際にバックアップがない場合、保存されている設定を復元します。
保存されている設定を復元しないことを選択すると、設定はフラッシュから削除されます。
クリーン インストール コマンド使用の前提条件
• 次の情報を収集します。
– FTP サーバのホスト名または IP アドレス。DNS を使用するように Cisco Unified SIP Proxy を設定している場合はホスト名を使用します。DNS を使用するように Cisco Unified SIP Proxy を設定していない場合は IP アドレスを使用します。
– FTP サーバのユーザ名
– FTP サーバのパスワード
– ソフトウェア パッケージ名
• FTP サーバが設定済みでアクティブになっていることを確認します。
• FTP サーバからモジュールに ping できることを確認します。
クリーン インストール コマンドのソフトウェア ファイルのダウンロードとインストール
手順
ステップ 1 Cisco.com にログインし、Cisco Unified SIP Proxy ソフトウェア ダウンロード ページ( http://tools.cisco.com/support/downloads/pub/Redirect.x?mdfid=282713225 )を開きます。
ステップ 2 Cisco Unified SIP Proxy Release 8.5 ソフトウェア ファイルをすべてダウンロードします。全ファイルの詳細なリストは、『 Release Notes for Cisco Unified SIP Proxy Release 8.5 』を参照してください。
ステップ 3 ファイルを FTP サーバにコピーします。
ステップ 4 Cisco Unified SIP Proxy EXEC コマンドを開始し、次のコマンドを入力します。
ping < ftp_server_ip_address>
ステップ 5 次のコマンドを入力してソフトウェアをインストールします。
software install clean url ftp:// <ftp_server_ip_address> /cusp-k9.nmx.8.5.1.pkg
ステップ 6 y を入力してインストールを確認します。
ステップ 7 boot disk を入力します。
ステップ 8 y を入力して、ポストインストール設定をすぐに開始します。
ステップ 9 y を入力して設定内容をすぐに確認します。
ステップ 10 メモリに保存されている設定を復元する場合は y を、バックアップを使用して設定を復元する場合は n を入力します。
ステップ 11 ステップ 10 で y を入力した場合は、もう一度 y を入力し、保存した設定の復元を確認します。
ステップ 12 show software versions コマンドを使って再インストールを確認します。
関連事項
CLI コマンドの詳細については、『 CLI Command Reference for Cisco Unified SIP Proxy Release 8.5 』を参照してください。
ソフトウェアのインストール例
次の出力は、オンライン インストールのプロセスを示しています。FTP サーバにアクセス可能かの確認、メモリ内のデータを使った設定、最後にバージョンの確認を行っています。
se-10-50-30-125#software install clean url ftp://10.50.10.25/dir/cusp-k9.nmx.8.5.1.pkg
WARNING:: This command will install the necessary software to
WARNING:: complete a clean install. It is recommended that a backup be done
WARNING:: before installing software.
Would you like to continue?[confirm]
Downloading ftp cusp-k9.nmx.8.5.1.pkg
Bytes downloaded : 147082
Validating package signature ... done
- Parsing package manifest files... complete.
Validating installed manifests ........complete.
- Checking Package dependencies... complete.
- Checking Manifest dependencies for subsystems in the install candidate list...
Starting payload download
Starting payload download
File : cusp-full-k9.nmx.8.5.1.prt1 Bytes : 83865859
Downloading payload(s) complete
Validating payloads match registered checksums...
- cusp-full-k9.nmx.8.5.1.prt1 ................................................................................verified
Validating installed manifests ........complete.
Clearing previous downgrade files ... complete.
Performing Hot install ...starting_phase:
install_files.sh /dwnld/.hot_work_order
install_file: /dwnld/pkgdata/cusp-full-k9.nmx.8.5.1.prt1 0 __PRIMARY_BOOTLOADER__ gz
add_file /dwnld/pkgdata/cusp-k9.nmx.8.5.1.pkg 1 / /sw/installed/manifest/bootloader_prim_manifest.sig none
install_file: /dwnld/pkgdata/cusp-full-k9.nmx.8.5.1.prt1 5 __SECONDARY_BOOTLOADER__ gz
add_file /dwnld/pkgdata/cusp-k9.nmx.8.5.1.pkg 4 / /sw/installed/manifest/bootloader_sec_manifest.sig none
WARNING sysdb util exit (Protocol error) Probable leak of evtsrc @b704f1b0 by: python InstMain.py
superthread: INFO superthread server output END
install_files.sh /dwnld/.work_order
Mon Apr 5 18:20:48 UTC 2010
removing INSTALLER_WORK_ORDER
removing INSTALL_COMPLETE
add_file /dwnld/pkgdata/cusp-full-k9.nmx.8.5.1.prt1 4 / tgz
add_file /dwnld/pkgdata/cusp-full-k9.nmx.8.5.1.prt1 7 / tgz
add_file /dwnld/pkgdata/cusp-full-k9.nmx.8.5.1.prt1 9 / tgz
cdp: INFO cdp server output WARNING sysdb evt provider (Operation canceled) event handler is dead: event=get, attr=/sw/dns/host/name, sender=1554'/bin/cdpd', state=0, deadline=11:28:24=+450, provider=dns@1634'?'
cdp: INFO cdp server output WARNING sysdb evt provider (Operation canceled) event handler is dead: event=get, attr=/sw/dns/host/domain, sender=1554'/bin/cdpd', state=0, deadline=18:28:24=+450, provider=dns@1634'?'
extract_mv_file: /dwnld/pkgdata/cusp-full-k9.nmx.8.5.1.prt1 2 / lib tgz
extract_mv_file: /dwnld/pkgdata/cusp-full-k9.nmx.8.5.1.prt1 2 / bin tgz
extract_mv_file: /dwnld/pkgdata/cusp-full-k9.nmx.8.5.1.prt1 2 / etc tgz
extract_mv_file: /dwnld/pkgdata/cusp-full-k9.nmx.8.5.1.prt1 2 / sbin tgz
install_file: n/KpXrE2b444jrkSlT6Kcu3co1adzDK+EGgoG/EwPX5rIY20ST+kRKYH5ulF28p7AIESITDsyssW3XBa6kI3wgeCENEL8x5mEtKWGoDL4HzlyK7j3q5Gr7G9P81JGRPA0b77iuFj1QPBWiv931EOA3teCPfg6ZLnSlhFA3s2hmQ= __BZ_SIGNATURE__
bzsig ldbl -m bryce -t bzsig n/KpXrE2b444jrkSlT6Kcu3co1adzDK+EGgoG/EwPX5rIY20ST+kRKYH5ulF28p7AIESITDsyssW3XBa6kI3wgeCENEL8x5mEtKWGoDL4HzlyK7j3q5Gr7G9P81JGRPA0b77iuFj1QPBWiv931EOA3teCPfg6ZLnSlhFA3s2hmQ=
add_file /dwnld/pkgdata/cusp-full-k9.nmx.8.5.1.prt1 2 / bzImage tgz
add_file /dwnld/pkgdata/cusp-k9.nmx.8.5.1.pkg 3 / sw/installed/manifest/cusp_infrastructure_manifest.sig none
add_file /dwnld/pkgdata/cusp-k9.nmx.8.5.1.pkg 1 / sw/installed/manifest/bootloader_prim_manifest.sig none
add_file /dwnld/pkgdata/cusp-k9.nmx.8.5.1.pkg 7 / sw/installed/manifest/infrastructure_manifest.sig none
add_file /dwnld/pkgdata/cusp-k9.nmx.8.5.1.pkg 8 / sw/installed/manifest/global_manifest.sig none
add_file /dwnld/pkgdata/cusp-k9.nmx.8.5.1.pkg 4 / sw/installed/manifest/bootloader_sec_manifest.sig none
add_file /dwnld/pkgdata/cusp-k9.nmx.8.5.1.pkg 6 / sw/installed/manifest/installer_manifest.sig none
add_file /dwnld/pkgdata/cusp-k9.nmx.8.5.1.pkg 2 / sw/installed/manifest/oscore_manifest.sig none
add_file /dwnld/pkgdata/cusp-k9.nmx.8.5.1.pkg 5 / sw/installed/manifest/gpl_infrastructure_manifest.sig none
Remove: //dwnld/pkgdata/cusp-k9.nmx.8.5.1.pkg
Remove: //dwnld/pkgdata/cusp-full-k9.nmx.8.5.1.prt1
Performing final moves mnt_dir: /
INIT: fndn_udins_wrapper: INFO fndn_udins_wrapper server output END
cdp: INFO cdp server output END
shutdown: sending all processes the TERM signal...
rbcp: INFO rbcp daemon output END
platform.config: INFO platform.config server output END
trace: INFO trace daemon output END
shutdown: sending all processes the KILL signal.
shutdown: turning off swap
shutdown: unmounting all file systems
Please stand by while rebooting the system.
Nmi Npx0 Dly P92 Sha0 Kbd0 Cmos Pci Dma0 PrtB Tim Exp Rfsh Geom
Initializing memory. Please wait. Mem0 Mem1 Ebda Sha1 CacheE Admgr1 Memmgr1 AdmgrEbda Media LowBios Brd2
Swap to secondary BIOS ... Mem1 Ebda Sha1 CacheE Admgr1 Memmgr1 AdmgrEbda Media LowBios Brd2 Cache0 Driver PostDrv Dma1 Irq1 Vec Brd4 Time0 Kbd1 Speed Com Vid0 Par PciEnum Vid1 Redir Brd6 Com KbdBuf SMM
General Software Firmbase[r] SMM Kernel 1.3.2 Feb 11 2005 11:51:07
Intel(R) E7320 Performance Development Platform
EIST: Enhanced Intel Speedstep Driver, V3.0.
EIST: Copyright (C) 2003-2006 General Software, Inc.
EIST: Built Mar 3 2006, 14:49:27
UsbHid Pwd Msg0 Msg1 Cache1 Mem2 Prot Cache2 Flg Siz0 Msg2 Ata Dsk Npx1 Apm Err Dbg Enb App MemReduce MemSync1 Ext MemSync2 PciRom MemSync3 Setup Time1 Mfg Brd8 Com Admgr2 Cfg Brd10
DDR2 Memory 2047 MB with ECC detected
Intel(R) Celeron(R) M processor 1.00GHz
BIOS ISE 5.00, Build date: 05/05/06
704 832 968 1040 1172 1184 1196 1208 1220 1228 1240 1260 1276 1288 1304 1320 1332 1348 1368 1380 1644 1784 2060 2204 2344 2860 3376 3640 3904 4168 RSA decrypt returned:33
a434d0dc915ae14f5477ff3cf44c7d22
Booting from Secure secondary boot loader..., please wait.
Updating flash with bootloader configuration: 1
Please enter '***' to change boot configuration:
Loading disk:/bzImage ... Verifying ... done.
INIT: version 2.86 booting
mounting /dev/shm tmpfs ...
Reiserfs super block in block 16 on 0x801 of format 3.6 with standard journal
Blocks (total/free): 19537040/19481910 by 4096 bytes
Filesystem seems mounted read-only. Skipping journal replay.
Checking internal tree..finished
Remounting the root filesystem read-write...
kernel.sem = 1900 4000 32 100
Welcome to Cisco Service Engine
Power button monitor started
Setting the system time from hardware clock
********** rc.aesop ****************
Populating resource values from /etc/bryce_rsrc_file
attribute ios_rbcp/app_cookie_id exists
Populating resource values from /etc/default_rsrc_file
Populating resource values from /etc/products/umg/default_rsrc_file
Processing manifests . . . . . . . . complete
==> Management interface is eth0
==> Management interface is eth0
Serial Number: FOC11424VUM
INIT: Entering runlevel: 2
********** rc.post_install ****************
ポストインストール設定ツールの使用
最初のセッションを開くと、ポストインストール設定ツールが起動し、すぐに設定を開始するかをきいてきます。
応答として y または n を入力します。 n を入力するとシステムは一時停止します。 y を入力すると、確認を求められたあとに、対話式のポストインストール設定プロセスが開始されます。
次に例を示します。
IMPORTANT:: Welcome to Cisco Systems Service Engine
IMPORTANT:: post installation configuration tool.
IMPORTANT:: This is a one time process which will guide
IMPORTANT:: you through initial setup of your Service Engine.
IMPORTANT:: Once run, this process will have configured
IMPORTANT:: the system for your location.
IMPORTANT:: If you do not wish to continue, the system will be halted
IMPORTANT:: so it can be safely removed from the router.
Do you wish to start configuration now (y,n)? yes
IMPORTANT:: A configuration has been found in flash. You can choose
IMPORTANT:: to restore this configuration into the current image.
IMPORTANT:: A stored configuration contains some of the data from a
IMPORTANT:: previous installation, but not as much as a backup.
IMPORTANT:: If you are recovering from a disaster and do not have a
IMPORTANT:: backup, you can restore the saved configuration.
IMPORTANT:: If you choose not to restore the saved configuration, it
IMPORTANT:: will be erased from flash.
Would you like to restore the saved configuration? (y,n) n
Erasing old configuration...done.
IMPORTANT:: The old configuration has been erased.
IMPORTANT:: As soon as you finish configuring the system please use the
IMPORTANT:: "write memory" command to save the new configuration to flash.
(my-hostname, or enter to use se-10-50-30-125):
Using se-10-50-30-125 as default
(mydomain.com, or enter to use localdomain): cusp
IMPORTANT:: DNS Configuration:
IMPORTANT:: This allows the entry of hostnames, for example foo.cisco.com, instead
IMPORTANT:: of IP addresses like 1.100.10.205 for application configuration. In order
IMPORTANT:: to set up DNS you must know the IP address of at least one of your
Would you like to use DNS (y,n)?y
Enter IP Address of the Primary DNS Server
(IP address): 180.180.180.50
Found server 180.180.180.50
Enter IP Address of the Secondary DNS Server (other than Primary)
(IP address, or enter to bypass):
Enter Fully Qualified Domain Name(FQDN: e.g. myhost.mydomain.com)
or IP address of the Primary NTP server
(FQDN or IP address, or enter for 10.50.30.1): 10.50.10.1
Enter Fully Qualified Domain Name(FQDN: e.g. myhost.mydomain.com)
or IP address of the Secondary NTP Server
(FQDN or IP address, or enter to bypass):
Please identify a location so that time zone rules can be set correctly.
Please select a continent or ocean.
1) Africa 4) Arctic Ocean 7) Australia 10) Pacific Ocean
2) Americas 5) Asia 8) Europe
3) Antarctica 6) Atlantic Ocean 9) Indian Ocean
2) Antigua & Barbuda 28) Jamaica
3) Argentina 29) Martinique
5) Bahamas 31) Montserrat
6) Barbados 32) Netherlands Antilles
11) Cayman Islands 37) Puerto Rico
12) Chile 38) St Barthelemy
13) Colombia 39) St Kitts & Nevis
14) Costa Rica 40) St Lucia
15) Cuba 41) St Martin (French part)
16) Dominica 42) St Pierre & Miquelon
17) Dominican Republic 43) St Vincent
19) El Salvador 45) Trinidad & Tobago
20) French Guiana 46) Turks & Caicos Is
21) Greenland 47) United States
23) Guadeloupe 49) Venezuela
24) Guatemala 50) Virgin Islands (UK)
25) Guyana 51) Virgin Islands (US)
Please select one of the following time zone regions.
2) Eastern Time - Michigan - most locations
3) Eastern Time - Kentucky - Louisville area
4) Eastern Time - Kentucky - Wayne County
5) Eastern Time - Indiana - most locations
6) Eastern Time - Indiana - Daviess, Dubois, Knox & Martin Counties
7) Eastern Time - Indiana - Pulaski County
8) Eastern Time - Indiana - Crawford County
9) Eastern Time - Indiana - Pike County
10) Eastern Time - Indiana - Switzerland County
12) Central Time - Indiana - Perry County
13) Central Time - Indiana - Starke County
14) Central Time - Michigan - Dickinson, Gogebic, Iron & Menominee Counties
15) Central Time - North Dakota - Oliver County
16) Central Time - North Dakota - Morton County (except Mandan area)
18) Mountain Time - south Idaho & east Oregon
19) Mountain Time - Navajo
20) Mountain Standard Time - Arizona
23) Alaska Time - Alaska panhandle
24) Alaska Time - Alaska panhandle neck
25) Alaska Time - west Alaska
The following information has been given:
Therefore TZ='America/Los_Angeles' will be used.
Is the above information OK?
Local time is now: Mon Apr 5 11:20:17 PDT 2010.
Universal Time is now: Mon Apr 5 18:20:17 UTC 2010.
executing app post_install
executing app post_install done
Configuring the system. Please wait...
Changing owners and file permissions.
Tightening file permissions ...
Change owners and permissions complete.
Creating Postgres database .... done.
INIT: Switching to runlevel: 4
INIT: Sending processes the TERM signal
STARTED: dwnldr_startup.sh
STARTED: fndn_udins_wrapper
STARTED: superthread_startup.sh
STARTED: /bin/products/umg/umg_startup.sh
IMPORTANT:: Administrator Account Creation
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IMPORTANT:: With this account, you can log in to the
IMPORTANT:: Cisco Unified SIP Proxy
IMPORTANT:: GUI and run the initialization wizard.
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Cisco Unified SIP Proxy version (8.5.1)
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- Installer (Installer application) (8.5.1)
- CUSP (Cisco Unified SIP Proxy) (8.5.1)
- Bootloader (Primary) (Service Engine Bootloader) (2.1.23)
- Infrastructure (Service Engine Infrastructure) (2.3.2.2)
- Global (Global manifest) (8.5.1)
- Bootloader (Secondary) (Service Engine Bootloader) (2.1.23.0)
- Core (Service Engine OS Core) (2.4.0.4)
- GPL Infrastructure (Service Engine GPL Infrastructure) (2.2.1.1)