追加のコール機能の設定
Revised: July 11, 2008
この章では、次に示すオプションの追加のコール機能について説明します。
• 3 者間 G.711 Ad Hoc 会議:Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony(SRST)による同時 3 者間会議のサポート。
• eXtensible Markup Language(XML)アプリケーション プログラム インターフェイス(API):このインターフェイスは、Cisco Unified SRST から管理ソフトウェアにデータを供給します。
• Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony(SRST)の Music On Hold(MOH)の統合:MOH は、Cisco Unified SRST ルータのフラッシュ ファイルから、G.711、オンネット VoIP、および PSTN コールに対して使用できます。MOH の詳細については、「Cisco Unified SRST をマルチキャスト MOH リソースとして使用するための Cisco Unified Communications Manager と Cisco Unified SRST の 統合」を参照してください。
オプション機能の設定方法
次の項では、オプション機能の設定方法について説明します。
• 「3 者間 G.711 Ad Hoc 会議の有効化」
• 「XML API スキーマの定義」
3 者間 G.711 Ad Hoc 会議の有効化
3 者間 G.711 Ad Hoc 会議の有効化には、Cisco Unified SRST ルータがサポートしている同時 3 者間会議の最大数を設定する作業が含まれます。会議を使用できるようにするには、IP Phone の 1 つ以上のボタンに 2 つ以上の回線を接続する必要があります。「第 2 発信音の設定」を参照してください。
要約手順
1. call-manager-fallback
2. max-conferences max-conference-number s
3. exit
詳細手順
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ステップ 1 |
call-manager-fallback
Router(config)# call-manager-fallback |
call-manager-fallback コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 |
max-conferences max-conference-numbers
Router(config-cm-fallback)# max-conferences 16 |
ルータでサポートされている同時 3 者間会議の最大数を設定します。最大数は、プラットフォームによって異なります。 • Cisco 1751 ルータ:8 • Cisco 1760 ルータ:8 • Cisco 2600 シリーズ ルータ:8 • Cisco 2600-XM シリーズ ルータ:8 • Cisco 2801 ルータ:8 • Cisco 2811、Cisco 2821、および Cisco 2851 ルータ:16 • Cisco 3640 および Cisco 3640A ルータ:8 • Cisco 3660 ルータ:16 • Cisco 3725 ルータ:16 • Cisco 3745 ルータ:16 • Cisco 3800 シリーズ ルータ:24 |
ステップ 3 |
Router(config-cm-fallback)# exit |
call-manager-fallback コンフィギュレーション モードを終了します。 |
例
次の例では、ルータに最大 8 つの同時 3 者間会議を設定します。
要約手順
1. call-manager-fallback
2. xmlschema schema-url
3. exit
詳細手順
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ステップ 1 |
call-manager-fallback
Router(config)# call-manager-fallback |
call-manager-fallback コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 |
xmlschema schema-url
Router(config-cm-fallback)# xmlschema http://server2.example.com/ schema/schema1.xsd |
この Cisco Unified SRST システムで使用する XML API スキーマの URL を指定します。 • schema-url :RFC 2396 で定義されたローカルまたはリモート URL |
ステップ 3 |
Router(config-cm-fallback)# exit
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call-manager-fallback コンフィギュレーション モードを終了します。 |
設定手順については、「Cisco Unified SRST MOH ライブ フィード サポートの設定(オプション)」を参照してください。