この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
• 「Cisco Discovery Protocol(CDP)について」
• 「CDP プロトコル ドライバの IP アドレスのアップデート」
Cisco Unified CCX システムでは、Cisco Discovery Protocol(CDP; シスコ検出プロトコル)を使用して、指定されたマルチキャスト アドレスに定期的に CDP メッセージを送信します。これらのメッセージには、デバイス ID、インターフェイス名、システム機能、SNMP エージェントのアドレス、存続可能時間などの情報が含まれます。CDP をサポートするシスコ デバイスは、これらの定期的なメッセージを監視して、Cisco Unified CCX サーバを検出できます。
CDP から提供される情報を使用して、CiscoWorks サーバは Cisco Unified CCX サーバを検出し、Campus Manager アプリケーションのトポロジ サービスは Cisco Unified CCX サーバおよび他のシスコ デバイスを表示するトポロジ マップを作成します。
CDP は、デフォルトでは、Cisco Unified CCX システムでイネーブルになっています。CiscoWorks で Cisco Unified CCX サーバを検出するには、CDP ドライバを常にイネーブルにしておく必要があります。
(注) Windows 2003 CDP プロトコル ドライバは、Windows 2003 Server で 10/100BaseT イーサネット ネットワーク インターフェイス カードを使用する Cisco Media Convergence Server(MCS)上の Cisco Unified CCX と動作するように設計されています。トークン リング、ATM、Windows NT プラットフォーム(Windows 98 や Windows NT 4.0 を含む)などの他のメディアはサポートしていません。
Cisco Unified CCX がインストールされているシステムを起動すると、CDP ドライバがイネーブルになります。CDP を使用して、CiscoWorks で Cisco Unified CCX システムを検出し、管理できるようにすることができます。
CiscoWorks はダイレクト ネイバー デバイスの CDP キャッシュ MIB を使用して Cisco Unified CCX サーバを検出します。CiscoWorks を使用して他の Cisco Unified CCX をサポートする MIB にプロビジョンや統計情報を問い合わせることができます。
CISCO-CDP-MIB を使用して CDP ドライバを制御できます。
警告 CDP の設定は、特殊な場合だけ変更してください。たとえば、実行時にコントロール パネルから CDP ドライバを再起動して、システムをリセットせずに最新の IP コンフィギュレーションの変更を検出できます。
Cisco Unified CCX をインストールすると、CDP プロトコル ドライバがインストールされます。Cisco Unified CCX のインストールが終了すると、CDP プロトコル ドライバは Windows コントロール パネルのデバイス ドライバのリストに表示されます。
CDP プロトコル ドライバを起動する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 [Start] > [Settings] > [Control Panel] を選択します。
ステップ 4 [Device Manager] をクリックします。
ステップ 5 [View] > [Devices by connection] を選択します。
ステップ 6 [View] > [Show hidden devices] を選択します。
(注) [CDP Driver Protocol] が表示されない場合は、任意のノードを右クリックして、[Scan for Hardware Changes] オプションを選択します。[CDP Driver Protocol] が表示されるかどうか確認します。
ステップ 7 [CDP Protocol Driver] をダブルクリックします。
ステップ 9 [Start] をクリックして、ドライバをイネーブルにします(デフォルトは [Start])。
(注) [Startup Type=Demand] を選択すると、再起動後も [Start] 設定が維持されます。
CDP プロトコル ドライバをイネーブルにする手順は、次のとおりです。
ステップ 1 [Start] > [Settings] > [Control Panel] を選択します。
ステップ 4 [Device Manager] ボタンをクリックします。
ステップ 5 [View] > [Devices by connection] を選択します。
ステップ 6 [View] > [Show hidden devices] を選択します。
(注) [CDP Driver Protocol] が表示されない場合は、任意のノードを右クリックして、[Scan for Hardware Changes] オプションを選択します。[CDP Driver Protocol] が表示されるかどうか確認します。
ステップ 7 [CDP Protocol Driver] をダブルクリックします。
ステップ 9 [Enable Device] を選択します。
ステップ 10 [Next] をクリックしてから [Finish] をクリックして、デバイスをイネーブルにします。
ステップ 11 [Close] をクリックして、システムを再起動します。
CDP プロトコル ドライバのプロパティを表示する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 [Start] > [Run] を選択します。
ステップ 2 [Run] フィールドで、¥WINNT¥system32¥drivers と入力します。
ステップ 5 [Properties] を選択して、CDP ドライバ プロパティを表示します。
CDP プロトコル ドライバは、既存のイーサネット ネットワーク インターフェイス カード上で動作します。実行時に、新しい IP アドレスを設定するときに CDP を再起動できます。
CDP プロトコル ドライバをアップデートするには、Windows Device Manager を使用して、CDP ドライバを新しい IP アドレス情報でアップデートします。アップデート後、システムをリセットする必要はありません。
Cisco Unified CCX をインストールすると、次のコンポーネントがアップデートされます。
• CDP ドライバ(cdp.sys)が、Windows 2003 ドライバ ディレクトリ(WINNT¥System32¥Drivers¥cdp.sys)にアップデートされます。
• CDP インターフェイス ライブラリ(cdpintf.dll)が、Windows 2003 System32 ディレクトリ(¥WINNT¥System32¥cdpintf.dll)にアップデートされます。
• CDP レジスタを再インストールするためのバックアップ Regedit エクスポート ファイルが、bin ディレクトリ(¥Program Files¥Cisco¥Bin¥cdp2k101.reg)にアップデートされます。レジストリが破損した場合は、このファイルを使用して、CDP レジストリを復元します。このファイルによって、CDP レジストリは HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥ CurrentControlSet¥Services¥CDP ディレクトリに復元されます。
表 5-1 に CDP のデフォルト設定を示します。
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