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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
テレフォニー機能を設定してユーザを割り当てるには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用する必要があります。
この章では、これらの設定およびセットアップについて、手順の概要を示します。これらの手順の詳細については、Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。
表 4-1 に、サポートされているテレフォニー機能をリストします。これらの機能の多くは、Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使って構成可能です。
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ハンドセット、ヘッドセット、またはスピーカーフォンから聞こえるスタッター音により、ユーザが回線で新しいボイス メッセージを 1 つ以上受信したことが示されます。 (注) スタッタ音は回線によって異なります。この音が聞こえるのは、使用中の回線でメッセージを受信した場合のみです。 |
• 『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「 Message Waiting Configuration 」 • 『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Voice Mail Connectivity to Cisco Unified Communications Manager」 |
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ユーザは、共有電話回線でプライベート コール以外のコールに参加できます。C 割り込みによってユーザがコールに追加され、会議に変換されるので、ユーザやその他の関係者は会議機能にアクセスできるようになります。 |
• 『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「 Cisco Unified IP Phone Configuration 」 • 『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Cisco Unified IP Phones」 • 『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「 Barge and Privacy 」 |
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ユーザが着信コールを別の番号にリダイレクトできるようにします 。コール転送オプションには、すべてのコールの転送、話中転送、無応答時転送、およびカバレッジなし時転送があります。 |
• 『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「 Directory Number Configuration 」 • 『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Cisco Unified IP Phones 」 |
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ユーザは、自分のピックアップ グループに属する別の電話機で呼出音が鳴っている場合に、そのコールを自分の電話機にリダイレクトできます。 電話機のプライマリ回線に、音声による通知と画面表示による通知のいずれか一方または両方を設定できます。このアラートによって、ピックアップ グループ内でコールの呼び出しがあることが通知されます。 |
詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「 Call Pickup 」を参照してください。 |
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コールの最中に別の着信コールの呼出音が鳴っていることを通知し、ユーザが応答できるようにします。着信コールの情報を電話スクリーンに表示します。 |
詳細については、『 Cisco Unified Communications System Guide 』の「 Understanding Directory Numbers 」を参照してください。 |
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• 『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「 Cisco Unified IP Phone Configuration 」 • 『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Understanding Route Plans 」。 • 『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「 Call Display Restrictions 」 • 『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「 Directory Number Configuration 」 |
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• ユーザは、各参加者を個別に呼び出して、複数の通話相手と同時に話すことができます。会議機能には、会議、参加、C 割り込み、およびミートミーがあります。 • 標準(アドホック)会議では、開催者以外でも参加者を追加または削除できます。また、どの会議参加者でも同じ回線上の 2 つの標準会議を結合できます。 |
• 『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Cisco Unified IP Phones」 • これらの機能を有効にするには、Advance Adhoc Conference サービス パラメータ(Cisco Unified Communications Manager の管理ページではデフォルトで無効になっています)を使用します。 (注) ユーザに対し、これらの機能がアクティブであるかどうかを必ず通知してください。 |
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詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Cisco Unified IP Phones 」を参照してください。 |
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(注) この機能を使用する場合は、一括ダイヤルを無効にする必要があります。 | 詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「 Client Matter Codes and Forced Authorization Codes 」を参照してください。 |
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詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「 Call Pickup 」を参照してください。 |
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接続されたコールのアクティブ状態と保留状態を切り替えることができます。 (注) 共有回線通話者からのコールの再開はサポートされていません。 |
設定は必要ありません。ただし、保留音を使用する場合には必要です。詳細については、この表の 保留音を参照してください。 |
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詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「 Meet-Me Number/Pattern Configuration 」を参照してください。 |
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メッセージ受信オン インジケータおよびオフ インジケータ用の電話番号を定義します。直接接続型のボイス メッセージ システムでは、指定された電話番号を使用して、特定の Cisco Unified IP Phone のメッセージ受信インジケータを設定したりクリアしたりします。 |
• 『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「 Message Waiting Configuration 」 • 『Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Voice Mail Connectivity to Cisco Unified Communications Manager 」 |
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• 『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「 Message Waiting Configuration 」 • 『Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Voice Mail Connectivity to Cisco Unified Communications Manager 」 |
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詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「 Music On Hold 」を参照してください。 |
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回線を共有しているユーザが、コールに自分を追加すること、および他のユーザのコールに関する情報を電話スクリーンに表示することを禁止します。 |
• 『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「 Cisco Unified IP Phone Configuration 」 • 『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Cisco Unified IP Phones 」 • 『 Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide 』の「 Barge and Privacy 」 |
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詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Understanding Directory Numbers 」を参照してください 。 |
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ユーザは、事前に割り当てたインデックス コード(1 ~ 9)を電話機のキーパッドで入力することで、電話番号をすばやくダイヤルできます。 (注) スピード ダイヤル機能は、オンフックでもオフフックでも使用できます。 |
• 『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「 Cisco Unified IP Phone Configuration 」 • 『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Cisco Unified IP Phones」 |
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詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「 Date/Time Group Configuration 」を参照してください。 |
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• 『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』の「 Cisco Voice-Mail Port Configuration 」 • 『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』の「 Voice Mail Connectivity to Cisco Unified Communications Manager 」 |
Cisco Unified Communications Manager の管理ページでは、ATA 190 のプロダクト固有の設定パラメータを設定できます。 表 4-2 は、パラメータを設定するための設定ウィンドウと、それぞれのアクセス方法をリストしています。
表 4-3 は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使って設定できる設定パラメータをリストしています。これらの設定パラメータは、 表 4-2 にリストされている 3 つの設定ウィンドウのいずれを使用しても設定可能です。
パラメータを設定するときは、更新する設定ごとに [共通設定の上書き(Override Common Settings)] チェックボックスを選択します。このボックスをチェックしないと、対応するパラメータ設定が有効になりません。
(注) いくつかの ATA 190 パラメータは、ポート 1 からのみ設定されます。これらのパラメータをポート 2 から設定しても、適用されません。[IVR パスワード(IVR Password)]、[電話機ロード名(Phone Load Name)]、[CDP] および [Web アクセス(Web Access)] パラメータは、ポート 1 からのみ設定してください。
ユーザを Cisco Unified Communications Manager に追加すると、ユーザに関する情報を表示および管理できるようになります。またユーザは、次のタスクを実行できるようになります。
• ATA 190 から社内ディレクトリや他のカスタマイズされたディレクトリにアクセスする。
次のいずれかの方法を使用して、Cisco Unified Communications Manager にユーザを追加できます。
• ユーザを個別に追加するには、Cisco Unified CM の管理で [ユーザ管理(User Management)] > [エンド ユーザ(End User)] の順に選択します。
ユーザの追加の詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』を参照してください。ユーザ情報の詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager System Guide 』を参照してください。