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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
• 「はじめに」
• 「Audio」
会議接続およびネットワーク問題のトラブルシューティングは、Cisco TelePresence システム管理者の最も重要な役割の 1 つです。Troubleshooting ウィンドウから実行できるハードウェア テストを使用して、システム コンポーネントを定期的にテストできます。問題が検出された場合は、シスコの技術者が問題を分析できるように、ログ ファイルを迅速に収集できます。問題の解決に役立つ追加情報については、この章のトラブルシューティング表を参照してください。
(注) Cisco TelePresence システムのアクティブなコール中に診断を行うことはできません。
図4-1 に、トラブルシューティング タスクに役立つツールを示します。
Cisco TelePresence システムで問題が発生した場合は、Cisco TelePresence Administration アプリケーションが役に立つことがあります。ソフトウェア、ネットワーク、ケーブル接続、または周辺装置の設定が間違っているため、あるいはディスプレイ、カメラ、スピーカ、マイクロフォン、ケーブル、またはコーデックに不具合があるために問題が発生した可能性があります。
Hardware Setup を選択すると、Cisco TelePresence システムの次のコンポーネントに対する対話形式のテストを開始できます。
• ディスプレイ
• カメラ
• スピーカ
• マイクロフォン
• その他のデバイス
ヒント Cisco TelePresence Administration アプリケーションの Hardware Setup 機能はすべて、会議室のディスプレイを使用する必要があります。したがって、トラブルシューティングでは、まず始めに Hardware Setup のディスプレイ テストを使用して、ディスプレイが正しく機能することを確認するようお勧めします。
ディスプレイに正しいイメージが表示されている場合は、必要に応じてカメラまたはスピーカのテストに進むことができます。マイクロフォンのテストはスピーカの正常な機能に依存するため、スピーカをテストしてからマイクロフォンをテストする必要があります。
最初は、このトラブルシューティング方法に従うことをお勧めします。システムの使用経験を積むにつれて、他の有効な方法を見つけることができます。
システム ハードウェアをテストするには、次の操作を行います。
• テストするコンポーネントのオプション ボタンをクリックします。
• Testing ボックスで Start をクリックします。
デバイスのテストまたは調整についての詳細情報が必要な場合は、コンテンツ ウィンドウで Help をクリックします。
(注) CTS がコール中でない場合にだけ、トラブルシューティング テストを実行できます。トラブルシューティング テスト中は、コールを発信することも受信することもできません。トラブルシューティングがアクティブなときにコールを発信するには、CTS 会議室の IP Phone で「Override」ソフトキーを押します。
ディスプレイ上の色が会議室の照明に合せて調整されている場合、ディスプレイは正しくセットアップされています。各ディスプレイは、個別にセットアップする必要があります。
• 調整プロセスを開始するには、 Start をクリックします。
この時点で、会議室の各ディスプレイには、一連の水平な灰色のバーと、そのディスプレイの相対位置が表示されます。会議室の照明の色温度を選択し、 Apply をクリックします。
Cisco TelePresence システムのディスプレイ画面上のイメージを調整するには、会議室の周辺光の色温度を考慮に入れる必要があります。
ほとんどの会議室の光源は、タングステン フィラメントを使用する白熱電球、または蛍光灯です。これらの各光源、およびルーメン単位またはワット単位の光量によって、異なる色温度が生成されます。この色温度は、 冷たい 、 暖かい 、 昼光 などの用語で表現されることもありますが、ケルビン(K)単位で数値としてより正確に表現できます。
Cisco TelePresence ディスプレイ画面上のイメージの調整で選択できる温度は、次のとおりです。
多くの場合、色温度は電球に印刷されています。会議室の電球のタイプおよび色温度を確認できない場合は、ディスプレイ画面上の色およびイメージが実物そっくりに見えるまで、色温度の設定を試行します。
ディスプレイ上のイメージの問題をトラブルシューティングするには、 表4-1 を使用してください。
ディスプレイ画面上でイメージが中央に配置されてイメージの焦点が合っており、ホワイト バランスが設定されている場合、カメラは正しくセットアップされています。Hardware Setup ソフトウェアは、カメラの自動調整機能、およびターゲットを使用してカメラの焦点を微調整する方法を提供します。
(注) 次の調整を行う前に、焦点ターゲットをカメラの前のテーブルに取り付ける必要があります。手順については、ご使用の Cisco TelePresence システムのアセンブリ ガイドに記載されているカメラ セットアップ手順を参照してください。
カメラのフードは外れます。次の手順が完了するまで、カメラのフードを取り外しておく必要があります。
• Troubleshooting の Hardware Setup ページで、Camera オプション ボタンをクリックします。
• Start をクリックし、カメラのセットアップを開始します。各カメラからの出力が、適切なカメラ ディスプレイ領域に表示されます。
• ディスプレイ画面のイメージの下で Setup をクリックし、その画面に関連付けられているカメラの調整を開始します。
このデバイスのテストまたは調整についての詳細情報が必要な場合は、コンテンツ領域で Help をクリックするか、またはこの章のトラブルシューティング チャートを参照してください。
Cisco TelePresence システムには、大きな白いターゲットと、それより小さなターゲットの 2 つのカメラ ターゲットが付属しています。大きな白いターゲットは、自動調整(ホワイト バランス)を行う前にテーブルに取り付けます。テーブルの縁がディスプレイの両側にあるハッシュ マークの間にあることを確認してください。大きなカメラ ターゲットの組み立てと取り付けの詳細については、ご使用の Cisco TelePresence システムのアセンブリ ガイドを参照してください。
• 大きな白いカメラ ターゲットをテーブルに取り付けたら、 Auto Adjust をクリックします。
この操作により、ソフトウェアがカメラの設定を自動的に調整できます。調整中、ディスプレイにさまざまなイメージおよび色が表示されます。自動調整には、約 20 秒かかります。
• 小さなカメラ ターゲットをテーブルに取り付けてから、 Show Focus Target をクリックします。
• カメラが取り付けられている調整プレート上の 3 つのねじばね機構を使用して、カメラの焦点を合せます。ねじを調整して、カメラを適切な位置にします。どの方向にも +/- 5 度動きます。
• ターゲットに焦点を合せているカメラを手動で調整して、赤いプラス記号とターゲットの中央にあるプラス記号の位置を合せます。ディスプレイの片端にある赤い調整ラインを、ターゲットの対応するラインに合せます。ディスプレイの両側に、2 つの小さな赤いハッシュ マークが見えます。ディスプレイの両側にあるハッシュ マークの間の高さにテーブルの縁が合うように、カメラを調整します。
• Hide Focus Target をクリックし、アライメント イメージを削除します。
• Show All Camera Targets をクリックすると、他のカメラと関係なく各カメラの位置を合せることができます。
• Flip Video on Each Display をクリックすると、選択した画面のミラー イメージを表示できます。つまり、出席者が見るイメージをシミュレートできます。この機能を使用して、3 台すべてのカメラの垂直方向の位置が合っていることを確認できます。
カメラの問題をトラブルシューティングするには、 表4-2 を使用してください。
各スピーカから音声がクリアに聞こえる場合、スピーカは正しくセットアップされています。各スピーカを順番に自動でテストするか、手動でテストするかを選択できます。
• Hardware Setup ウィンドウで Speakers をクリックし、スピーカのテストを選択します。
• Start をクリックし、スピーカのテストを開始します。
• 各スピーカで順番に音声を 5 秒間自動的にテストするには、 Cycle Through Speakers をクリックします。
• スピーカごとに音声をテストするには、 Manually Step Through Speakers をクリックします。次のスピーカに進むには、 Next Speaker をクリックします。
スピーカの問題をトラブルシューティングするには、 表4-3 を使用してください。
各マイクロフォンが音声を拾う場合、マイクロフォンは正しくセットアップされています。このテストを完了するには、各マイクロフォンで音声を提供する必要があります。
Microphone Troubleshooting 画面には、テストに使用できるマイクロフォンの数が表示されます。CTS 1000 の場合、1 つのオーディオ メーターが表示された 1 つの画面が現れます。CTS 3000 の場合、それぞれ 1 つずつオーディオ メーターが表示された 3 つの画面が現れます。CTS 3200 の場合、設置されているマイクロフォンの数に応じて画面あたり 2 つまたは 3 つのマイクロフォンが表示された 3 つの画面が現れます。上部のマイクロフォンは最前列にあるマイクロフォンを表し、下部のマイクロフォンのアイコンは後列にあるマイクロフォンを表します。
• Hardware Setup ウィンドウで Microphones をクリックし、マイクロフォンのテストを選択します。
• 各マイクロフォンを軽くたたき、対応するディスプレイ画面でオーディオ メーターを参照して、音声が拾われていることを確認します。
• Refresh Microphones Status(CTS 3200 のみ)をクリックし、すべてのマイクロフォンの接続ステータスを更新します。
マイクロフォンの問題をトラブルシューティングするには、 表4-4 を使用してください。
プレゼンテーション用の出力は、プロジェクタまたは LCD によって処理されます。プロジェクタは CTS 3000 および CTS 3200 の標準コンポーネントです。プロジェクタへの入力は、VGA 入力デバイス(ラップトップ コンピュータなど)またはドキュメント カメラを通じて提供できます。プレゼンテーション デバイスのトラブルシューティングでは、まず始めにプロジェクタ テスト パターンで、プロジェクタが正しくセットアップされているかどうかを確認してから、必要に応じて VGA およびドキュメント カメラの入力テストを実行します。テスト パターンを使用してこのテストを実行しているときに、テスト パターンが会議室の映写面に表示される場合、プロジェクタは正しくセットアップされています。
(注) プロジェクタは CTS 1000 には付属していません。ドキュメンテーション カメラは CTS 1000 または CTS 3000 には付属していません。CTS 1000 を購入した場合は、プレゼンテーション用にディスプレイ デバイスを別途購入して取り付けたときにだけ、このテストを実行する必要があります。
• Hardware Setup ウィンドウで Presentation Devices をクリックします。
• Start をクリックし、テストを開始します。映写面へのイメージ表示が開始されるまでに最大 15 秒かかることがあります。約 45 秒後に、イメージが完全に表示されます。
• テスト パターンが正しく表示されている場合は、映写面に投影されたグリッドが見えます。グリッドの中央に、一連の水平な灰色のバーが表示されます。グリッドの外側を囲む 1 ピクセル幅の緑色の枠線も表示されます。緑色の枠線が見えない場合、補助制御ユニットが装備されたシステムでは、 Set Projector Defaults をクリックします。補助制御ユニットが装備されていないシステムでは、プロジェクタのリモート コントロールを使用して、プロジェクタの次の設定を変更します。
VGA またはドキュメント カメラの入力を確認するには、次の操作を行います。
• Hardware Setup ウィンドウで Presentation Devices をクリックします。
–VGA デバイスからの入力をテストする場合:VGA オプション ボタン
–ドキュメント カメラからの入力をテストする場合:Document camera オプション ボタン
• Start をクリックし、テストを開始します。映写面へのイメージ表示が開始されるまでに最大 15 秒かかることがあります。約 45 秒後に、イメージが完全に表示されます。
• 入力イメージが正しく表示されている場合は、映写面に投影されたイメージが見えます。イメージの焦点が合っていない場合は、プロジェクタの焦点リングを使用して、イメージの焦点を合せます。
プロジェクタをシスコのデフォルト設定にリセットするには、次の操作を行います。
• Set Projector Defaults をクリックします。
プレゼンテーション デバイスの問題をトラブルシューティングするには、 表4-5 を使用してください。
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プロジェクタ上部の LED が点灯しており、緑色または黄色であることを確認します。LED が点灯していない場合は、電源ケーブルが差し込まれていることを確認します。 |
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ビデオ ケーブルが、プロジェクタ、および CTS プライマリ ユニットの正しいコネクタに差し込まれていることを確認します。 |
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プロジェクタのリモート コントロールを使用して、プロジェクタを HDMI 入力用に設定します。補助制御ユニットが装備されたシステムの場合は、Set Projector Defaults をクリックします。 |
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該当する CTS アセンブリ ガイドの「Routing Power and Signal Cables」にある配線図を確認し、HDMI コネクタを装着する正しいポートを特定します。HDMI コネクタは補助ビデオ出力に接続する必要があります。 |
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「Sanyo プロジェクタのセットアップ手順」の「ランプ アイリスの設定」の手順に従います。 |
(注) Cisco TelePresence システムは、会議中に複数の入力デバイスからの情報を表示できます。複数の入力デバイスが情報を送信している場合、プロジェクタは、最後に情報を送信したプレゼンテーション デバイスからの入力を表示します。プロジェクタ画面に入力デバイスのイメージが表示されない場合、VGA デバイスでは、VGA ケーブルをデバイスから抜き、5 秒待ってから再びデバイスに差し込んでみます。ドキュメント カメラでは、カメラの電源を切り、5 秒待ってからカメラを再起動してみます。
この手順は、Auxiliary Control Unit(ACU; 補助制御ユニット)が設置されていない場合にだけ必要です。ACU が設置されている場合は、Presentation Devices ページの Set Projector Defaults をクリックすると、プロジェクタをセットアップできます。
(注) 次の手順は、Sanyo PLV-Z4 および PLV-Z5 プロジェクタに固有です。
(注) これらのすべての手順が必須であり、順番に実行する必要があります。
セットアップ オプションを表示するには、コーデックに接続された VGA ケーブルをラップトップ コンピュータに接続するか、Cisco TelePresence System Administration ソフトウェアから Troubleshooting-->Hardware Setup-->Presentation Devices を選択し、トラブルシューティング テストを実行します。
補助制御ユニットをチェックするには、 Other Devices を使用します。補助制御ユニットは、CTS 会議室のディスプレイの周囲にある個々の照明装置を制御します。また、CTS はこれを使用して、より詳細なプロジェクタ ステータス情報を取得したり、プロジェクタをデフォルトに戻したりすることができます。
• Hardware Setup ウィンドウで Other Devices をクリックします。
• Start オプション ボタンをクリックして、補助制御ユニットにアクセスし、テストを開始します。テストを終了するには、 Stop をクリックします。
–個々の照明装置は、補助制御ユニットの 5 つのポート番号に対応します。特定のポート番号を選択するには、該当するボックスをオンにします。すべてのポート(およびすべての照明装置)を選択するには、 Select All をクリックします。また、すべてのポートを選択解除するには、 Select None をクリックします。
–各ポートのオン/オフ ステータスを更新するには、 Refresh On/Off Status ボタンをクリックします。
Cisco TelePresence システムから、システム オペレーション(sysop)ログ ファイル、Session Initiation Protocol(SIP; セッション開始プロトコル)メッセージおよびログ ファイルを表示するには、Log Files を選択します。それぞれの内容を表示するには、ウィンドウ上部の該当するタブをクリックします。
Cisco TelePresence システムのシステム オペレーション(sysop)メッセージ(コール統計情報やコール エラーなどのコール情報)を表示するには、Sysop Log を選択します。情報は CTS に保存されており、最大 20 個のファイルがあります。各ファイルには、最大 100,000 文字まで記録できます。
sysop ログ ファイルをダウンロードするには、Download Sysop Files をクリックします。その後、CTS Administration ソフトウェアが、sysop ログ ファイルを表示するか、または保存するかの確認を求めるプロンプトを表示します。Sysop ログを表示すると、そのログの最後の 100,000 バイトが表示されます。Sysop ファイルをダウンロードすると、入手可能な Sysop ファイルがすべてダウンロードされます。
Cisco TelePresence システムからログ ファイルを取得するには、Log Files を選択します。要求された情報をフォームに入力した後、 Capture Log Files をクリックして、ログ ファイルを収集します。収集プロセスが完了したら、Download Log Files をクリックして、ファイルのダウンロード プロセスを開始します。 CTS Administration ソフトウェアが、ログ ファイルを表示するか、または保存するかの確認を求めるプロンプトを表示します。
(注) シスコの技術員がシステムの問題をトラブルシューティングできるように、ログ ファイルをシスコの技術員に送信できます。
SIP Messages を選択すると、Session Initiation Protocol(SIP; セッション開始プロトコル)メッセージの現在のログ ファイルを表示できます。
SIP の要求/応答メソッドを使用して、ネットワーク内のコンポーネント間の通信が確立され、最終的には複数のエンドポイント間のコールまたはセッションが確立されます。
SIP ログ ファイル内の特定のタイプのメッセージを表示するには、次の操作を行います。
• ドロップダウン リストで下向き矢印をクリックし、メッセージ タイプを選択します。
SIP 要求およびメッセージ タイプについては、 表4-6 および 表4-7 を参照してください。
• Filter をクリックし、指定したタイプの SIP メッセージを表示します。
再びすべての SIP メッセージを表示するには、ナビゲーション ペインで SIP Messages をクリックします。
SIP メッセージに関連する詳細を表示するには、次のいずれかの操作を行います。
• SIP メッセージを含む行をクリックして強調表示してから、 Details ボタンをクリックします。
Details ポップアップ ウィンドウの下部には、そのウィンドウの上部に詳細が示されている SIP メッセージに関連する SIP メッセージが表示されます。そのメッセージの詳細を表示するには、ポップアップ ウィンドウの下部にある行をダブルクリックします。このウィンドウを閉じるには、 Close をクリックします。
表4-6 に、Cisco TelePresence System Administration ソフトウェアがサポートする SIP 要求およびメソッドの概要を示します。最初のカラムは、その SIP 要求メッセージまたはメソッドについて説明している RFC を示しています。
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サブスクリプションの正常な受け付けまたはリフレッシュの直後に NOTIFY メッセージが送信され、サブスクライバに現在のリソース状態が通知されます。この NOTIFY メッセージは、SUBSCRIBE メッセージが作成したものと同じダイアログで送信されます。 |
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1xx タイプのメッセージの信頼性を確保します。 表4-7 を参照してください。 |
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クライアントがセッションのパラメータを更新できるようにします。ただし、ダイアログの状態には影響を及ぼしません。この要求は、最初の INVITE が完了する前に送信できます。したがって、early ダイアログでセッション パラメータを更新する場合に役立ちます。 |
SIP は、 表4-7 で説明している応答カテゴリを使用して、 表4-6 の要求に応答します。
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ログ ファイルは、最大 2 MB 分の SIP メッセージを保持することができます。長いリスト内を移動するには、次の操作を行います。
• 特定の数のテーブル行を表示するには、Rows per page の横にある下矢印をクリックします。所定の量をクリックして強調表示し、選択します。
• ログ ファイルの一覧表示が複数ページにわたる場合は、First、<Previous、Next>、または Last ボタンをクリックして目的のページに移動します。
• いずれかのエラー メッセージを削除するには、テーブル エントリの左側にあるオプション ボタンをクリックしてから Clear をクリックします。
• 表示されたすべてのエラー メッセージを削除するには、Clear All をクリックします。
SIP については、 表4-6 に記載されている RFC の他に、次のマニュアルも参照してください。
• 『 Guide to Cisco Systems' VoIP Infrastructure Solution for SIP 』の「 SIP Messages and Compliance Information for the Cisco VoIP Infrastructure Solution for SIP 」の章
• 『 Session Initiation Protocol Gateway Call Flows 』の「 SIP Messages and Methods Overview 」の章
• 『 Cisco SIP IP Phone 7940/7960 Administrator Guide 』の「 What Is Session Initiation Protocol? 」の章
• 『 Cisco CallManager System Guide 』の「 Understanding Session Initiation Protocol (SIP) 」の章
会議室の音声に問題がある場合は、Audio を選択します。音声の問題を報告する場合は、録音を完了し、結果をダウンロードしてから、その結果をシスコのテクニカルサポートに送信してください。
Start Recording Audio をクリックすると、リモートの会議室からのオーディオも含めて、ローカルの会議室のすべてのオーディオの録音を開始できます。録音は、Stop Audio Recording をクリックするまで続きます(最長 2 分)。
Network Connection を選択すると、Cisco TelePresence システムのイーサネット接続のデュプレックス設定と自動ネゴシエーション設定を表示および変更できます。
• Auto Negotiation: On または Off のオプション ボタンをクリックして、デュプレックスおよび回線伝送速度の設定の自動ネゴシエーションを有効または無効にします。自動ネゴシエーションが有効な場合、デュプレックスおよび速度の設定は利用できません。
• Duplex:Auto Negotiation がオフの場合、 Full または Half のオプション ボタンをクリックして、全二重モードまたは半二重モードを設定します。
次に、このウィンドウから指定できるネットワーク設定の概要を示します。
Duplex を Full または Half に設定できます。速度の設定は読み取り専用です。
Configuration Issues を選択すると、システムをリセットして、工場出荷時のデフォルト ソフトウェア イメージおよびデフォルト設定を使用できます。システムをリセットすると、次の結果が生じます。
• CTS が出荷時のソフトウェア イメージにリセットされる。
• すべての設定内容が工場出荷時のデフォルトにリセットされる。
システムをリセットして工場出荷時のデフォルトを使用する場合は、リセット処理中に Cisco IP Phone に表示されるメッセージを確認してください。
(注) このタスクは慎重に実行してください。システムがリセットされると、システムを再設定する必要があります。ソフトウェアによってこの要求が実行される前に、工場出荷時のイメージに戻してよいかどうか 2 回確認されます。
青い太字のテキストのデータは、システム内の各コーデックの現在のシステム イメージが置かれている場所を示します。工場出荷時のイメージの場所も表示されます。
• システム イメージを工場出荷時のデフォルトにリセットするには、 Reset to Factory Image and Factory Configuration...and Restart Cisco TelePresence System... ボタンをクリックします。
システム イメージの場所が変更され、システムが再起動します。Cisco TelePresence コールが進行中の場合は、コールの終了後に変更が行われます。
System Restart を選択すると、システムを再起動できます。 Restart Cisco TelePresence System ボタンをクリックします。
(注) システムがすぐに再起動します。これは、Cisco TelePresence コールが進行中の場合も同様です。
Cisco TelePresence システムの正しいケーブル接続には、次のネットワーク接続が含まれます。
• Cisco TelePresence 3000/3200 の場合、左右のセカンダリ コーデックおよびプレゼンテーション コーデックは、イーサネット ケーブル(RJ-45 コネクタ)を使用してプライマリ ユニットに接続される。
• どの Cisco TelePresence システムでも、Cisco Unified IP Phone は、イーサネット ケーブル(RJ-45 コネクタ)を使用してプライマリ コーデックに接続される。
• イーサネット ケーブル(RJ-45)が、プライマリ コーデックをユーザのネットワークに接続する。
表4-8 に、接続が正しくない場合に発生する問題と、その問題の解決案を示します。
ディスプレイ上のビデオ画像で発生する可能性のある問題を解決するには、 表4-9 を参照してください。