コンフィギュレーション パーティショニング

コンフィギュレーション パーティショニング機能によって実行コンフィギュレーション状態をモジュール化(「パーティショニング」)して、Cisco IOS ソフトウェアで実行コンフィギュレーションに柔軟にアクセスできるようにします。

この機能が搭載された Cisco IOS ソフトウェア イメージではデフォルトでオンになっています。

デバイスのコンフィギュレーション状態は、showrunning-config コマンドがユーザによって実行されると動的に取得されます。コンフィギュレーション パーティショニング機能がイネーブルの場合、システムによってデバイスのコンフィギュレーション状態が分割され、グループ化されます(「パーティション」と呼ばれます)。これにより、実行コンフィギュレーションで表示されるコマンド リストの生成時にユーザが確認したいコンフィギュレーション状態のみを取得できます。この機能により、システムのコンフィギュレーション状態全体が処理される従来の処理方法とは異なり、実行コンフィギュレーション コマンドのリストの生成時に実行コンフィギュレーション状態の一部のみが処理されるため、コンフィギュレーションが複雑なハイエンド システムのパフォーマンスを向上できます。

デフォルトのコンフィギュレーション パーティションはこの機能を導入することで提供されます。将来のリリースでは、他の Cisco IOS ソフトウェア機能によって独自のコマンド パーティションが提供される可能性があります。

コンフィギュレーション パーティショニングについて

システム実行コンフィギュレーション

Cisco IOS ソフトウェアベース デバイスのコンフィギュレーション管理には、不揮発性メモリに格納されたスタートアップ コンフィギュレーション(startup-config)およびシステムに適用されているすべてのコンフィギュレーション オプションである実行コンフィギュレーション(running-config)を管理する必要があります。通常、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルはシステム起動時にロードされ、コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して適用されたシステムに対する実行コンフィギュレーションの変更は、実行コンフィギュレーションをコンフィギュレーション ファイルにコピーすることで保存されます(ローカルまたはネットワーク上)。ファイルは、起動時にデバイスをコンフィギュレーションする場合、または他のデバイスをコンフィギュレーションする場合に使用されます。

実行コンフィギュレーションを取得して表示またはコピーする

Cisco IOS のソフトウェア コンフィギュレーション モデルでは、コンフィギュレーション状態は分散して維持され、各コンポーネントは独自のコンフィギュレーション状態を保持します。グローバル コンフィギュレーション情報を取得するには、ソフトウェアは各コンポーネントをポーリングして、分散された情報を収集する必要があります。このコンフィギュレーション状態の取得処理は不揮発性生成(NVGEN)として知られる処理によって実行され、現在のコンフィギュレーション状態を表示する showrunning-config などのコマンドや、実行コンフィギュレーションをファイルにコピーして保存する copysystem:running-configuration コマンドによって呼び出されます。取得処理が呼び出されると、NVGEN 処理によって各システム コンポーネント、各インターフェイス インスタンス、およびその他すべてのコンフィギュレーションされたコンポーネント オブジェクトが標準の順序でクエリーされます。NVGEN がこれらのクエリーを実行しているシステムを通過するときに、実行コンフィギュレーション ファイルが作成されます。表示およびコピーには作成された「仮想ファイル」が使用されます。

実行コンフィギュレーションをパーティショニングする利点

コンフィギュレーション パーティショニング機能は、Cisco IOS ソフトウェアに追加された一連のコンフィギュレーション生成のパフォーマンス拡張機能の最新機能です(関連する機能については、「関連ドキュメント」セクションを参照してください)。この機能によって、showrunning-config コマンドの実行時に表示したいシステム コンポーネントのみがクエリーされるため、システム応答時間が短縮されます。

コンフィギュレーション パーティショニング機能がイネーブルの場合、システムによってデバイスのコンフィギュレーション状態が分割され、グループ化されます(「パーティション」と呼ばれます)。これにより、仮想実行コンフィギュレーション ファイル(コンフィギュレーション コマンドのリスト)が生成されます。新しいコマンド showrunning-configpartition を使用すると、一度に実行コンフィギュレーションをすべて表示したり、特定のストリングに一致する行のみを表示するのではなく、検証したい実行コンフィギュレーションの部分のみを表示することができます。

この機能は、ユーザが表示したいシステム コンポーネントのグループ(特定のインターフェイスなど)のみの NVGEN 処理をシステムで実行してシステムのパフォーマンスを向上できることが主な利点であると言えます。この特徴は、システム コンポーネントをすべて処理した後に生成されたリストをフィルタ処理するだけの showrunning-config コマンドのその他の拡張とは対照的です。

実行コンフィギュレーションを部分的に生成するため、システムのコンフィギュレーション状態を選択的に処理することを「コンフィギュレーション パーティショニング」と呼びます。

コンフィギュレーション情報に柔軟にアクセスできることで、サイズの大きいコンフィギュレーション ファイルがあるハイエンドなルーティング プラットフォームにパフォーマンスの重大な利点をもたらし、同時に詳細なコンフィギュレーション機能を細かに実装することでコンフィギュレーション管理を強化します。詳細なコンフィギュレーション オプションには、Cisco IOS ソフトウェアのカスタマー サービスのプロビジョニング、コンフィギュレーション ロールバック、コンフィギュレーション ロッキング、およびコンフィギュレーション アクセス コントロールのサポートが含まれます。

コンフィギュレーション パーティショニング機能を使用するには

コンフィギュレーション パーティションの表示

この機能を活用するには、主に特権 EXEC モードで showrunning-configpartition part コマンドを使用します。このコマンドは、showrunning-config コマンド専用の拡張です。


Note


partition part コマンドの拡張は、more:systemrunning-config コマンドでは利用できません。


この機能は既存のコマンドのパフォーマンスを向上するので、この機能が搭載された Cisco IOS ソフトウェア イメージではデフォルトでオンになっています。お使いのシステムでサポートおよび実行されているかどうかを簡単に判断するには、特権 EXEC モードで showrunning-configpartition? コマンドを実行します。

SUMMARY STEPS

  1. show running-config partition ?
  2. show running-config partition part

DETAILED STEPS


Step 1

show running-config partition ?

このコマンドを実行すると、システムに表示できる実行コンフィギュレーションの部分が表示されます。

コンフィギュレーション パーティショニング機能がシステムでサポートされており、イネーブルの場合は、ヘルプ出力の 1 行目に「config partition is TRUE」というストリングが表示されます。

ここに示すコマンド構文を入力するとエラー メッセージが表示される場合は、この機能はシステムでサポートされていません。実行コンフィギュレーションの部分のみを表示できる他のリリースで利用可能な showrunning-config コマンドの既存の拡張については、コマンドのマニュアルを参照してください。

Note

 

利用できるコンフィギュレーションの部分は、ソフトウェア イメージによって異なり、コンフィギュレーションされている機能に依存します。

Example:


Router# show running-config partition ?
 config partition is TRUE 
  access-list       All access-list configurations
  boot              All boot configurations
  class-map         All class-map configurations
  common            All remaining unregistered configurations
  global-cdp        All global cdp configurations
  interface         All Interface specific Configurations
  ip-as-path        All IP as-path configurations
  ip-community      All IP community list configurations
  ip-domain-list    All ip domain list configurations
  ip-prefix-list    All ip prefix-list configurations
  ip-static-routes  All IP static configurations
  line              All line mode configurations
  policy-map        All policy-map configurations
  route-map         All route-map configurations
  router            All routing configurations
  snmp              All SNMP configurations
  tacacs            All TACACS configurations

表示する実行コンフィギュレーションの部分を選択して、ステップ 2 で関連キーワードを part 引数として使用します。

Step 2

show running-config partition part

たとえば、システムで NVGEN 処理を実行コンフィギュレーション状態の access-list 部分に関連するコンポーネントのみで実行して、access-list に関連するコンポーネントのみを表示する場合は、showrunning-configpartitionaccess-list コマンドを入力します。

Example:


Router# show running-config partition access-list
        Building configuration...
Current configuration : 127 bytes
!
Configuration of Partition access-list 
!
!
!
access-list 90 permit 0.0.0.0 1.2.3.5
access-list 100 permit 10 any any
!
end

Note

 

このコマンドを使用すると、NVGEN 処理を実行して、特定のインターフェイスに関する結果出力を表示します。複数のインターフェイスがアクティブなシステムで使用できる設計のこの動作がコンフィギュレーション パーティショニング機能の主な役割です。

次の例では、メインのコンフィギュレーション パーティションはインターフェイス コンフィギュレーションです。生成される特定のコンフィギュレーション部分は、ファスト イーサネット インターフェイス 0/0 のコンフィギュレーションです。

Example:


Router# show running-config partition interface fastethernet0/0
Building configuration... 
Current configuration : 213 bytes
!
Configuration of Partition interface FastEthernet0/0
!
!
interface FastEthernet0/0
 ip address 10.4.2.39 255.255.255.0
 no ip route-cache cef
 no ip route-cache
 duplex half
 ipv6 enable
 no cdp enable
!
!
end

コンフィギュレーション パーティショニング機能をディセーブルにする

この機能は既存のコマンドのパフォーマンスを向上させるので、この機能が搭載された Cisco IOS ソフトウェア イメージではデフォルトでオンになっています。しかし、この機能は少量のシステム リソース(メモリおよび CPU)を消費するため不要な場合、ディセーブルにしたい場合があります。コンフィギュレーション パーティショニングをディセーブルにするには、次の手順を実行してください。手順はユーザ EXEC モードで起動されていることを前提としています。

SUMMARY STEPS

  1. enable
  2. configure terminal
  3. no parser config partition

DETAILED STEPS

  Command or Action Purpose

Step 1

enable

Example:


Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

  • パスワードを入力します(要求された場合)。

Step 2

configure terminal

Example:


Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

Step 3

no parser config partition

Example:


Router(config)# no parser config partition 

Example:


Disabling config partitioning

Example:


Router(config)# 

コンフィギュレーション パーティショニング機能をディセーブルにします。

What to do next

次の作業

機能をディセーブルにした後、イネーブルにするには、グローバル コンフィギュレーション モードで parserconfigpartition コマンドを使用します。


Note


この機能はデフォルトでイネーブルになっているので、実行コンフィギュレーション ファイルには、 no 形式のみが表示されます。または、copyrunning-configstartup-config コマンドを実行するとスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに書き込まれます。


コンフィギュレーション パーティショニングするためのコンフィギュレーション例

ここでは、show running-config partition コマンドを使用してコンフィギュレーション パーティションを表示する例を示します。

コンフィギュレーション パーティションの表示例

この例では、管理者が特定のインターフェイスの状態、およびシステムの他のコンポーネントの一部のコンフィギュレーションを確認するために実行する一連の手順で showrunning-configpartition と関連コマンドを一緒に使用しています。標準の showrunning-config コマンド(例:showrunning-config|includeaccess-list )による、同等のフィルタされた出力もデモとして含まれます。


Note


part 引数には showrunning-configpartroutereigrp1 のように複数のパーティション名キーワードを含めることができます。



gt3-7200-3# show running-config partition ?
  access-list       All access-list configurations
  boot              All boot configurations
  class-map         All class-map configurations
  global-cdp        All global cdp configurations
  interface         All Interface specific Configurations
  ip-as-path        All IP as-path configurations
  ip-community      All IP community list configurations
  ip-domain-list    All ip domain list configurations
  ip-static-routes  All IP static configurations
  line              All line mode configurations
  policy-map        All policy-map configurations
  route-map         All route-map configurations
  router            All routing configurations
  service           All service configurations
  snmp              All SNMP configurations
gt3-7200-3# show running-config partition access-list
 
Building configuration...
Current configuration : 87 bytes
!
!
!
!
access-list 90 permit 0.0.0.0 1.2.3.5
access-list 100 permit 10 any any
!
end
gt3-7200-3# show running-config | include access-list
 
access-list 90 permit 0.0.0.0 1.2.3.5
access-list 100 permit 10 any any
gt3-7200-3#
gt3-7200-3# show running-config partition boot
 
Building configuration...
Current configuration : 51 bytes
!
boot network tftp:/service_config.txt
!
!
!
end
gt3-7200-3# show running-config partition class-map
 
Building configuration...
Current configuration : 78 bytes
!
!
!
class-map match-all abc
  match any 
class-map match-all xyz
!
!
!
end
gt3-7200-3# show running-config | begin class-map
 
class-map match-all abc
  match any 
class-map match-all xyz
!
!
gt3-7200-3# show running-config partition global-cdp
 
Building configuration...
Current configuration : 43 bytes
!
!
!
cdp timer 20
cdp holdtime 100
!
end
gt3-7200-3# show running-config | include
 
global-cdp
 
cdp timer 20
cdp holdtime 100
gt3-7200-3#
gt3-7200-3# show ip interface brief
Interface                  IP-Address      OK? Method Status                Protocol
FastEthernet0/0            unassigned      YES NVRAM  administratively down down    
Ethernet2/0                10.4.2.32       YES NVRAM  up                    up      
Ethernet2/1                unassigned      YES NVRAM  administratively down down    
Ethernet2/2                unassigned      YES NVRAM  administratively down down    
Ethernet2/3                unassigned      YES NVRAM  administratively down down    
Serial3/0                  unassigned      YES NVRAM  administratively down down    
Serial3/1                  unassigned      YES NVRAM  administratively down down    
Serial3/2                  unassigned      YES NVRAM  administratively down down    
Serial3/3                  unassigned      YES NVRAM  administratively down down    
Loopback0                  unassigned      YES NVRAM  administratively down down    
Loopback234                unassigned      YES NVRAM  administratively down down    
gt3-7200-3# show running-config partition interface fastethernet0/0
Building configuration...
Current configuration : 98 bytes
!
!
!
interface FastEthernet0/0
 no ip address
 no ip route-cache
 shutdown
 duplex half
!
!
end
gt3-7200-3# show running-config partition interface ethernet2/0
   
Building configuration...
Current configuration : 122 bytes
!
!
!
interface Ethernet2/0
 ip address 10.4.2.32 255.255.255.0
 no ip proxy-arp
 no ip route-cache
 duplex half
!
!
end
gt3-7200-3# show running-config partition interface ethernet2/1
Building configuration...
Current configuration : 94 bytes
!
!
!
interface Ethernet2/1
 no ip address
 no ip route-cache
 shutdown
 duplex half
!
!
end
gt3-7200-3# show running-config partition interface ethernet2/2
 
Building configuration...
Current configuration : 94 bytes
!
!
!
interface Ethernet2/2
 no ip address
 no ip route-cache
 shutdown
 duplex half
!
!
end
gt3-7200-3# show running-config partition interface ethernet2/3
Building configuration...
Current configuration : 94 bytes
!
!
!
interface Ethernet2/3
 no ip address
 no ip route-cache
 shutdown
 duplex half
!
!
end
gt3-7200-3# show running-config partition interface serial3/0
Building configuration...
Current configuration : 103 bytes
!
!
!
interface Serial3/0
 no ip address
 no ip route-cache
 shutdown
 serial restart-delay 0
!
!
end
gt3-7200-3# show running-config partition interface serial3/1
Building configuration...
Current configuration : 103 bytes
!
!
!
interface Serial3/1
 no ip address
 no ip route-cache
 shutdown
 serial restart-delay 0
!
!
end
gt3-7200-3# show running-config partition interface serial3/2
Building configuration...
Current configuration : 103 bytes
!
!
!
interface Serial3/2
 no ip address
 no ip route-cache
 shutdown
 serial restart-delay 0
!
!
end
gt3-7200-3# show running-config partition interface serial3/3
Building configuration...
Current configuration : 103 bytes
!
!
!
interface Serial3/3
 no ip address
 no ip route-cache
 shutdown
 serial restart-delay 0
!
!
end
gt3-7200-3# show running-config partition interface loopback0
Building configuration...
Current configuration : 79 bytes
!
!
!
interface Loopback0
 no ip address
 no ip route-cache
 shutdown
!
!
end
gt3-7200-3# show running-config partition interface loopback1
                                                      ^
% Invalid input detected at '^' marker.
gt3-7200-3# show running-config partition interface loopback234
Building configuration...
Current configuration : 81 bytes
!
!
!
interface Loopback234
 no ip address
 no ip route-cache
 shutdown
!
!
end
gt3-7200-3# configure terminal
 
Enter configuration commands, one per line.  End with CNTL/Z.
gt3-7200-3(config)# interface ethernet 2/0.1
gt3-7200-3(config-subif)# exit
gt3-7200-3(config)# exit
gt3-7200-3#
00:13:05: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console
gt3-7200-3# show running-config partition interface ethernet2/0.1
Building configuration...
Current configuration : 58 bytes
!
!
!
interface Ethernet2/0.1
 no ip route-cache
!
!
end
gt3-7200-3# show run partition ip?
ip-as-path  ip-community  ip-domain-list  ip-static-routes  
gt3-7200-3#sh run part ip-as
gt3-7200-3#sh run part ip-as-path
 
Building configuration...
Current configuration : 125 bytes
!
!
!
ip as-path access-list 2 permit $ABC
ip as-path access-list 2 permit $xyz*
ip as-path access-list 2 permit qwe*
!
end
gt3-7200-3# show running-config partition ip-community
 
Building configuration...
Current configuration : 92 bytes
!
!
!
ip community-list standard asd permit
ip community-list expanded qwe deny uio*
!
end
gt3-7200-3# show running-config | include ip community
ip community-list standard asd permit
ip community-list expanded qwe deny uio*
gt3-7200-3#
gt3-7200-3# show running-config partition ip-domain-list
 
Building configuration...
Current configuration : 70 bytes
!
ip domain-list iop
ip domain-list tyu
ip domain-list jkl
!
!
!
end
gt3-7200-3# show running-config partition
 ip-static-routes
 
Building configuration...
Current configuration : 98 bytes
!
!
!
ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 Ethernet2/0
ip route 171.69.1.129 255.255.255.255 10.4.29.1
!
end
gt3-7200-3# show running-config partition line
Building configuration...
Current configuration : 489 bytes
!
!
!
!
line con 0
 exec-timeout 0 0
 transport output lat pad v120 mop telnet rlogin udptn nasi
 stopbits 1
line aux 0
 transport output lat pad v120 mop telnet rlogin udptn nasi
 stopbits 1
line vty 0
 password lab
 login
 transport input lat pad v120 mop telnet rlogin udptn nasi
 transport output lat pad v120 mop telnet rlogin udptn nasi
line vty 1 4
 login
 transport input lat pad v120 mop telnet rlogin udptn nasi
 transport output lat pad v120 mop telnet rlogin udptn nasi
!
end       
gt3-7200-3# show running-config partition policy-map
Building configuration...
Current configuration : 162 bytes
!
!
!
policy-map qwer
 description policy-map qwer.
  class xyz
    shape peak 8000 32 32
policy-map p1
policy-map sdf
  class abc
   set precedence 4
!
!
!
end
gt3-7200-3# show running-config partition route-map
Building configuration...
Current configuration : 65 bytes
!
!
!
route-map iop permit 10
!
route-map rty permit 10
!
!
end
gt3-7200-3#sh run part router bgp 1
Building configuration...
Current configuration : 111 bytes
!
!
!
router bgp 1
 no synchronization
 bgp log-neighbor-changes
 distance bgp 2 2 2
 no auto-summary
!
!
end
gt3-7200-3#sh run part router egp ?
<0-65535>  Remote autonomous system number
gt3-7200-3#sh run part router egp 1
Building configuration...
Current configuration : 46 bytes
!
!
!
router egp 1
 timers egp 20 20
!
!
end
gt3-7200-3# show running-config partition router ?
  bgp       Border Gateway Protocol (BGP)
  egp       Exterior Gateway Protocol (EGP)
  eigrp     Enhanced Interior Gateway Routing Protocol (EIGRP)
  isis      ISO IS-IS
  iso-igrp  IGRP for OSI networks
  mobile    Mobile routes
  odr       On Demand stub Routes
  ospf      Open Shortest Path First (OSPF)
  rip       Routing Information Protocol (RIP)
gt3-7200-3# show running-config partition router eigrp ?
<1-65535>  Autonomous system number
gt3-7200-3# show running-config partition router eigrp 1
Building configuration...
Current configuration : 13 bytes
!
!
!
!
end
gt3-7200-3#
gt3-7200-3# sh run part router eigrp 2
 
Building configuration...
Current configuration : 57 bytes
!
!
!
router eigrp 2
 variance 10
 auto-summary
!
!
end
gt3-7200-3# show running-config partition router ?
  bgp       Border Gateway Protocol (BGP)
  egp       Exterior Gateway Protocol (EGP)
  eigrp     Enhanced Interior Gateway Routing Protocol (EIGRP)
  isis      ISO IS-IS
  iso-igrp  IGRP for OSI networks
  mobile    Mobile routes
  odr       On Demand stub Routes
  ospf      Open Shortest Path First (OSPF)
  rip       Routing Information Protocol (RIP)
gt3-7200-3# show running-config partition router isis ?
  WORD  ISO routing area tag
  |     Output modifiers
  <cr>
gt3-7200-3# show running-config partition router isis qwe
Building configuration...
Current configuration : 86 bytes
!
!
!
router isis qwe
 set-attached-bit route-map qwer
 use external-metrics
!
!
end
gt3-7200-3# show running-config partition router isis ?
  WORD  ISO routing area tag
  |     Output modifiers
  <cr>
gt3-7200-3# show running-config partition router iso
gt3-7200-3# show running-config partition router iso-igrp ?
  WORD  ISO routing area tag
  |     Output modifiers
  <cr>
gt3-7200-3# show running-config partition router iso-igrp
 
Building configuration...
Current configuration : 31 bytes
!
!
!
router iso-igrp
!
!
end
gt3-7200-3# show running-config | begin iso
router iso-igrp
!
router isis qwe
 set-attached-bit route-map qwer
 use external-metrics
!
router egp 1
 timers egp 20 20
!
router bgp 1
 no synchronization
 bgp log-neighbor-changes
 distance bgp 2 2 2
 no auto-summary
!
          
gt3-7200-3# show running-config partition router ?
  bgp       Border Gateway Protocol (BGP)
  egp       Exterior Gateway Protocol (EGP)
  eigrp     Enhanced Interior Gateway Routing Protocol (EIGRP)
  isis      ISO IS-IS
  iso-igrp  IGRP for OSI networks
  mobile    Mobile routes
  odr       On Demand stub Routes
  ospf      Open Shortest Path First (OSPF)
  rip       Routing Information Protocol (RIP)
gt3-7200-3# show running-config partition router mobile ?
  |  Output modifiers
  <cr>
gt3-7200-3# show running-config partition router mobile
 
Building configuration...
Current configuration : 42 bytes
!
!
!
router mobile
 distance 20
!
!
end
gt3-7200-3# sh run | include router
 
router mobile
router odr
router eigrp 2
router ospf 4
router iso-igrp
router isis qwe
router egp 1
router bgp 1
gt3-7200-3# show running-config partition router ?
  bgp       Border Gateway Protocol (BGP)
  egp       Exterior Gateway Protocol (EGP)
  eigrp     Enhanced Interior Gateway Routing Protocol (EIGRP)
  isis      ISO IS-IS
  iso-igrp  IGRP for OSI networks
  mobile    Mobile routes
  odr       On Demand stub Routes
  ospf      Open Shortest Path First (OSPF)
  rip       Routing Information Protocol (RIP)
gt3-7200-3# show running-config partition router ospf ?
  <1-65535>  Process ID
gt3-7200-3# show running-config partition router ospf 4
Building configuration...
Current configuration : 64 bytes
!
!
!
router ospf 4
 log-adjacency-changes
 distance 4
!
!
end
gt3-7200-3# sh run part service
 
Building configuration...
Current configuration : 190 bytes
!
no service pad
service timestamps debug uptime
service timestamps log uptime
no service password-encryption
service internal
service udp-small-servers
service tcp-small-servers
!
!
!
end
gt3-7200-3# sh run part snmp
 
Building configuration...
Current configuration : 84 bytes
!
!
!
snmp-server community user101 RW
snmp mib target list qwe host 0.0.0.0
!
end

その他の参考資料

次の項に、コンフィギュレーション パーティショニング機能に関する参考資料を示します。

関連資料

関連項目

マニュアル タイトル

実行コンフィギュレーションのパフォーマンス強化:インターフェイスの parserconfigcache

コンフィギュレーション生成のパフォーマンス拡張

カスタマー サービスのプロビジョニング、コンフィギュレーション ロールバック、コンフィギュレーション ロッキング、およびコンフィギュレーション アクセス コントロール

コンフィギュレーションのコンテキスト差分ユーティリティ

コンフィギュレーション管理:コンフィギュレーション変更およびロギング

コンフィギュレーション変更通知およびロギング

コンフィギュレーション管理:コンフィギュレーション変更およびロギングのクイック保存:1.

コンフィギュレーション ロガー永続性

Cisco IOS ソフトウェア コンフィギュレーション アクセス制御およびコンフィギュレーション セッション ロック(「Config ロック」)。

排他的設定変更アクセスとアクセス セッション ロック

1 「コンフィギュレーション ロガー永続性」機能により、スタートアップ コンフィギュレーション全体を保存するのではなく、最後の startup-config ファイルが生成された時点から入力されたコマンドだけを保存できます。

標準

標準

タイトル

この機能に関連付けられている規格はありません。

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MIB

MIB

MIB のリンク

この機能によってサポートされる新しい MIB または変更された MIB はありません。またこの機能による既存 MIB のサポートに変更はありません。

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RFC

RFC

タイトル

この機能によりサポートされた新規 RFC または改訂 RFC はありません。またこの機能による既存 RFC のサポートに変更はありません。

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シスコのテクニカル サポート

説明

リンク

シスコのサポート Web サイトでは、シスコの製品やテクノロジーに関するトラブルシューティングにお役立ていただけるように、マニュアルやツールをはじめとする豊富なオンライン リソースを提供しています。

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http://www.cisco.com/techsupport

コンフィギュレーション パーティショニングの機能情報

次の表に、このモジュールで説明した機能に関するリリース情報を示します。この表は、ソフトウェア リリース トレインで各機能のサポートが導入されたときのソフトウェア リリースだけを示しています。その機能は、特に断りがない限り、それ以降の一連のソフトウェア リリースでもサポートされます。

プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェアイメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、www.cisco.com/go/cfn に移動します。Cisco.com のアカウントは必要ありません。
Table 1. コンフィギュレーション パーティショニングの機能情報

機能名

リリース

機能情報

コンフィギュレーション パーティショニング

12.2(33)SRB 12.2(33)SB 12.2(33)SXI

コンフィギュレーション パーティショニング機能によって実行コンフィギュレーション状態をモジュール化(「パーティショニング」)して、Cisco IOS ソフトウェアで実行コンフィギュレーションに柔軟にアクセスできるようにします。この機能が搭載された Cisco IOS ソフトウェア イメージではデフォルトでオンになっています。

12.2(33)SB では、この機能が Cisco 10000 シリーズに実装されました。

この機能に関する詳細については、次の各項を参照してください。

  • コンフィギュレーション パーティショニングについて

  • コンフィギュレーション パーティショニング機能を使用するには