ライセンスの処理
Cisco Unified Communications 環境を最大限に活用するために欠かすことのできないコンポーネントである Cisco Unified Presence Server(CUPS)は、ユーザ アベイラビリティに関する情報を収集します。 この情報を使用して、Cisco Unified Personal Communicator(CUPC)や Cisco Unified CallManager などのアプリケーションは、最も効果的に連携して通信を行う方法を判別し、生産性を向上させることができます。
BAT の CUPS メニューを使用して、すべての CUPS および CUPC ユーザのライセンスを更新およびエクスポートできます。
(注) また、BAT の[CUPS/CUPCユーザの更新]メニューを使用して、CUPS および CUPC の一括ライセンス機能割り当てを行うこともできます。
CUPS メニューの使用方法
この項では、BAT の CUPS メニューについて説明し、このメニューを使用した CUPS/CUPC ユーザの更新方法およびエクスポート方法を示します。
CUPS の Bulk Administration メニューには、次の 2 つの項目が新たに追加されています。
• [CUPS/CUPCユーザのエクスポート]:[Bulk Administration]>[CUPS]>[CUPS/CUPCユーザのエクスポート]
• [CUPS/CUPCユーザの更新]:[Bulk Administration]>[CUPS]>[CUPS/CUPCユーザの更新]
CUPS/CUPC ユーザのエクスポート
[ユーザの検索と一覧表示 (Find and List Users)]ウィンドウを使用して、すべての CUPS および CUPC のユーザに関する現在のライセンス情報を入手できます。
(注) CUPS ユーザのサブセットを選択するオプションは現在のところ用意されていません。システムのすべての CUPS ユーザについての情報がファイルにエクスポートされます。
ライセンスをエクスポートする手順は、次のとおりです。
ステップ 1 [ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)]ウィンドウに移動します。
ステップ 2 基本ユーザ情報とユーザのライセンス ステータスを表示するには、[検索]をクリックします。
ステップ 3 CUPS/CUPC をエクスポートするためのウィンドウを表示するには、[次へ]をクリックします。
ステップ 4 エクスポートするファイル名を指定し、[送信]をクリックして BAT ジョブを開始します。
ステップ 5 [ジョブスケジューラ(Job Scheduler)]ウィンドウに移動して、送信された BAT ジョブのステータスを表示します。
(注) ジョブが完了した後、[ファイルのアップロード/ダウンロード]ウィンドウに移動してエクスポートされた .csv ファイルをダウンロードできます。
CUPS/CUPC ユーザの更新
ライセンスを追加/変更する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 [ファイルのアップロード/ダウンロード]ウィンドウで、csv ファイルをアップロードします。
(注) csv ファイルのアップロード時には、必ず正しい BAT ターゲットとトランザクション タイプを選択する必要があります。
ステップ 2 [CUPS/CUPCユーザの更新(CUP/CUPC User Update Configuration)]ウィンドウに移動してアップロードする csv ファイルを選択し、アップロード ジョブを送信します。
(注) ジョブは、それぞれのオプション ボタンをオンにすることにより、すぐに実行することも、後で実行することも可能です。[後で実行]オプション ボタンを選択する場合、[ジョブスケジューラ(Job Scheduler)]ウィンドウでこのジョブをスケジュールし、アクティブ化する必要があります。
ステップ 3 [ジョブスケジューラ(Job Scheduler)]ウィンドウで、送信された BAT ジョブの進行状況を監視します。
(注) その他の BAT 機能の詳細については、『Cisco Unified CallManager Bulk Administration ガイド 5.0(4)』を参照してください。