Device Information 画面
Device Information を選択すると、Cisco TelePresence デバイスに関する情報を表示できます。
このウィンドウは、Device Information および Hardware/Software Versions という 2 つのセクションに分かれています。
Device Information 領域では、システムのソフトウェアおよびハードウェアに関するデータが提供されます。Cisco TelePresence システムの設定時に指定された設定値から、および Cisco Unified CallManager アプリケーションから、次の情報が収集されます。
• モデル番号および設定
• Cisco TelePresence 会議室の電話番号
• 会議室の名前
• Cisco TelePresence デバイスの IP アドレスと MAC アドレス
バージョン情報は、システム ハードウェアを Cisco Unified CallManager に接続するコーデックおよび現在システムにロードされているハードウェアとソフトウェアのバージョンから収集されます。
Hardware/Software Versions 領域において、青色のテキストのデータは、現在実行されているソフトウェア イメージを示します。
表2-1 で、一般的なデバイス情報のフィールドについて説明します。
表2-1 Device Information のフィールド
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System Model |
Cisco TelePresence System(CTS)モデル。現在、CTS-1000(1 つのディスプレイ)と CTS-3000(3 つのディスプレイ)の 2 つの CTS モデルがあります。 |
System Configuration |
このシステムの高解像度ディスプレイの数を示します。 |
Phone Number |
Cisco Unified Communications Manager(CUCM)に定義されている IP Phone のコール パターン。 |
Meeting Room |
CUCM に定義されたとおりに、この特定の Cisco TelePresence System が配置されている会議室の名前。 |
TelePresence MAC Address |
プライマリ CTS コーデックの MAC アドレス。 |
TelePresence Host Name |
プライマリ CTS コーデックのホスト名。 |
TelePresence IP Address |
プライマリ CTS コーデックの IP アドレス。 |
IP Phone MAC Address |
CUCM を使用して入力された IP Phone の MAC アドレス。CUCM を使用していない場合、このフィールドはグレー表示されます。 |
IP Phone Host Name |
CUCM を使用して設定された IP Phone のホスト名。CUCM を使用していない場合、このフィールドはグレー表示されます。 |
IP Phone IP Address |
CUCM を使用して設定された IP Phone の IP アドレス。CUCM を使用していない場合、このフィールドはグレー表示されます。 |
IP Phone Software Version |
IP Phone にインストールされているオペレーティング システム ソフトウェアのバージョン。 |
(注) ハードウェアおよびソフトウェアのバージョン情報は、コーデックごとに表示されます。つまり、CTS-3000(3 つのコーデックがある)などのシステムの場合は、左側、中央、および右側のデバイスに関するハードウェアとソフトウェアの情報が表示されます。‡ 記号は、プライマリ ユニットを示しています。CTS-1000(コーデックが 1 つだけある)などのシステムの場合は、システムの単一のコーデックに関するすべての情報が表示されます。
表2-2 で、ハードウェアおよびソフトウェアのバージョン情報のフィールドについて説明します。
表2-2 ハードウェア/ソフトウェア情報フィールド
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Unit |
(1 つ以上のコーデックを持つ Cisco TelePresence System の場合)これが左側、右側、または中央のどのコーデックであるかを示します。 |
Hardware version |
Cisco TelePresence System のハードウェア コンポーネントのバージョン番号。 |
Slot 1 Image / Slot 2 Image |
フラッシュ カードには、ソフトウェア用の 3 つのパーティションが設定されます。スロット 1 とスロット 2 はそれぞれ 1 つずつコーデック ソフトウェアのバージョンを保持します。次回リブート時にインストールされるソフトウェア イメージが強調表示され、アスタリスク(*)マークが付けられます。 |
Factory Image |
工場出荷時に事前にロードされているソフトウェアと、出荷時の設定をリセットした後にロードされるソフトウェア。 |
System Information Details
システムに関する詳細なレポートを表示するには、 System Information Details をクリックします。システムの詳細情報は、System Information Details と Status Details の 2 つのカテゴリに分類されます。
(注) System Information Details ウィンドウに表示される情報は、シスコのテクニカルサポート担当者がシステムの問題をトラブルシューティングする場合に役立ちます。
詳細なシステム情報
詳細なシステム情報を表示するには、 System Information Details タブをクリックします。 表2-3 で、System Information Details のフィールドについて説明します。
(注) 詳細なシステム情報は、コーデックごとに表示されます。つまり、CTS-3000(3 つのコーデックがある)などのシステムの場合、左側、中央、および右側のデバイスに関するハードウェアとソフトウェアの情報が表示されます。CTS-1000(コーデックが 1 つだけある)などのシステムの場合は、システムの単一のコーデックに関するすべての情報が表示されます。
表2-3 System Information Details のフィールド
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UDI_Hardware_Ver |
Unified Display Interface(UDI)ハードウェア バージョン番号。 |
UDI_Serial |
Unified Display Interface(UDI)シリアル番号。 |
UDI_PID |
Unified Display Interface(UDI)製品識別番号。 |
System_Up_Time |
最後のリブート以降のシステムの稼働時間。 |
OS_Ver |
オペレーション システムのバージョン番号。 |
OS_BuildTime |
オペレーティング システムが最後にビルドされた時間。 |
UBOOT_Ver |
ブート プロセスを制御するアプリケーションのバージョン番号。 |
CF_Model |
コンパクト フラッシュ モデル番号。 |
Camera_PID |
カメラ製品識別番号。 |
Camera_Hardware |
カメラのハードウェア バージョン番号。 |
Camera_Firmware_Ver |
カメラのファームウェア バージョン番号。 |
Camera_Hardware_Ver |
カメラのハードウェア バージョン番号。 |
Camera_BuildTime |
カメラのファームウェア バージョンがビルドされた時間。 |
Document_Camera_Serial |
ドキュメント カメラのシリアル番号。 |
Document_Camera_Hardware_Ver |
ドキュメント カメラのハードウェア バージョン番号。 |
Document_Camera_Model |
ドキュメント カメラのモデル番号。 |
Display_Serial |
ディスプレイのシリアル番号。 |
Display_Hardware_Ver |
ディスプレイのハードウェア バージョン番号。 |
Display_Model |
ディスプレイのモデル番号。 |
Display_BootCode_Ver |
AppCode のブート ローダーのバージョン番号。また、BootCode は AppCode のアップグレード機能も備えています。 |
Display_AppCode_Ver |
AppCode のバージョン番号。AppCode は、監視、制御の管理、および診断機能を備えています。 |
FPGA_ID |
Field Programmable Gate Array(FPGA)識別番号。 |
FPGA_Rev |
Field Programmable Gate Array(FPGA)リビジョン番号。 |
FPGA_BuildTime |
Field Programmable Gate Array(FPGA)がビルドされた時間。 |
MainRx_DevID |
メイン ディスプレイ(プラズマ)のデバイス識別番号。 |
MainRx_Rev |
メイン ディスプレイ(プラズマ)のリビジョン番号。 |
AuxRx_DevID |
補助ディスプレイ(プロジェクタ)のデバイス識別番号。 |
AuxRx_Rev |
補助ディスプレイ(プロジェクタ)のリビジョン番号。 |
MainTx_DevID |
メイン カメラのデバイス識別番号。 |
MainTx_Rev |
メイン カメラのリビジョン番号。 |
AuxTx_DevID |
補助カメラ(ドキュメント カメラまたは VGA 入力デバイス)のデバイス識別番号。 |
AuxTx_Rev |
補助カメラ(ドキュメント カメラまたは VGA 入力デバイス)のリビジョン番号。 |
OSD_DEVICE1_BuildTime |
オンスクリーン ディスプレイ(デバイス 1)のビルド時間。 |
OSD_DEVICE5_BuildTime |
オンスクリーン ディスプレイ(デバイス 5)のビルド時間。 |
VCODEC_encoder_Card_Ver |
ビデオ コーデック エンコーダ カードのバージョン番号。 |
VCODEC_decoder_Card_Ver |
ビデオ コーデック デコーダ カードのバージョン番号。 |
Audio_Hardware_Ver |
オーディオ バージョンのハードウェア バージョン番号。 |
Audio_CPLD_Ver |
オーディオ Complex Programmable Logic Device(CPLD)のバージョン番号。 |
Audio_DSP_BuildID |
オーディオ デジタル信号処理のビルド識別番号。 |
Audio_Clock_Source |
オーディオ ストリームとビデオ ストリームを同期するクロック ソース。 |
PoE_Reset_Available |
Power over Ethernet(PoE)リセット機能が使用可能かどうかを示します。 |
Mfg_Installed_Cert |
Cisco Root Certificate Authority によって定義された暗号化用のセキュリティ証明書。 |
Locally_Significant_Cert |
CAPF を通じて取得されたセキュリティ証明書。製造元がインストールしたセキュリティ証明書より優先されます。 |
System Information ペインを閉じるには、 Close をクリックします。
詳細なステータス情報
詳細なステータス情報を表示するには、 Status Details タブをクリックします。Status Details のフィールドは次のとおりです。
Peripheral Status
• Cameras
–Video Cable Connection
–Ethernet Connection
• Displays
–Status
• Document Camera
–Video Cable Connection
–Power Status
–Ethernet Connection
–CUCM Configuration
• Projector
–Video Cable Connection
–Power Status
–CUCM Configuration
• IP Phone
–Status
System Status
• CUCM
• In a call
(注) 詳細なステータス情報は、コーデックごとに表示されます。つまり、CTS-3000(3 つのコーデックがある)などのシステムの場合、左側、中央、および右側のデバイスに関するステータスが表示されます。CTS-1000(コーデックが 1 つだけある)などのシステムの場合は、システムの単一のコーデックに関するすべてのステータスが表示されます。
• ステータス詳細情報を更新するには、Refresh をクリックします。
• Status Information ペインを閉じるには、 Close をクリックします。