この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
インターフェイスによってサービスされるサブネット上のホストが加入できるマルチキャスト グループのルート マップ ポリシーによる制御をイネーブルにするには、 ip igmp access-group コマンドを使用します。ルート マップ ポリシーをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip igmp access-group policy-name
no ip igmp access-group [ policy-name ]
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ip igmp access-group コマンドは、 ip igmp report-policy コマンドのエイリアスです。
次の例では、ルート マップ ポリシーをイネーブルにする方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
ip igmp access-group my_access_group_policy
switch(
config-if)#
次の例では、ルート マップ ポリシーをディセーブルにする方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
no ip igmp access-group
switch(
config-if)#
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IGMPv2 および IGMPv3 パケットに対する強制的ルータ アラート オプション チェックをイネーブルにするには、 ip igmp enforce-router-alert コマンドを使用します。オプション チェックをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
no ip igmp enforce-router-alert
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次の例では、強制的ルータ アラート オプション チェックをイネーブルにする方法を示します。
switch(
config)#
ip igmp enforce-router-alert
次の例では、強制的ルータ アラート オプション チェックをディセーブルにする方法を示します。
switch(
config)#
no ip igmp enforce-router-alert
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IGMP イベント履歴バッファのサイズを設定するには、 ip igmp event-history コマンドを使用します。デフォルトのバッファ サイズに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip igmp event-history { cli | group-debugs | group-events | ha | igmp-internal | interface-debugs | interface-events | msgs | mtrace | policy | statistics | vrf } size buffer-size
no ip igmp event-history { clis | group-debugs | group-events | ha | igmp-internal | interface-debugs | interface-events | msgs | mtrace | policy | statistics | vrf } size buffer-size
バッファ サイズ。値は disabled 、 large 、 medium 、 small のいずれかです。デフォルトのバッファ サイズは small です。 |
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次の例では、IGMP HA イベント履歴バッファのサイズを設定する方法を示します。
switch(config)#
ip igmp event-history ha size large
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IGMP プロセスが再起動されるときにルートを削除するには、 ip igmp flush-routes コマンドを使用します。ルートをそのままにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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フラッシュ ルートが設定されているかどうかを表示するには、次のコマンドラインを使用します。
switch(
config)#
show running-config | include flush-routes
次の例では、IGMP プロセスが再起動されたときにルートを削除する方法を示します。
switch(
config)#
ip igmp flush-routes
次の例では、IGMP プロセスが再起動されたときにルートをそのままにする方法を示します。
switch(
config)#
no ip igmp flush-routes
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IGMPv2 のグループ メンバーシップ タイムアウトを設定するには、 ip igmp group-timeout コマンドを使用します。デフォルトのタイムアウトに戻す場合は、このコマンドの no 形式を使用します。
no ip igmp group-timeout [ timeout ]
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次の例では、グループ メンバーシップ タイムアウトを設定する方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
ip igmp group-timeout 200
switch(
config-if)#
次の例では、グループ メンバーシップ タイムアウトをデフォルトにリセットする方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
no ip igmp group-timeout
switch(
config-if)#
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グループの Leave メッセージを受信したらすぐにデバイスがマルチキャスト ルーティング テーブルからグループ エントリを削除できるようにするには、 ip igmp immediate-leave コマンドを使用します。即時脱退オプションをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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特定のグループに対するインターフェイスの後ろに存在するレシーバが 1 つのときにのみ、 ip igmp immediate-leave コマンドを使用します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
ip igmp immediate-leave
次の例では、即時脱退機能をディセーブルにする方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
no ip igmp immediate-leave
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マルチキャスト グループをインターフェイスにスタティックにバインドするには、 ip igmp join-group コマンドを使用します。グループ バインディングを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip igmp join-group { group [ source source ] | route-map policy-name }
no ip igmp join-group { group [ source source ] | route-map policy-name }
この機能を適用するグループ プレフィックスを定義するルートマップ ポリシー名を指定します。ルート マップ名には、最大 63 文字の英数字を使用できます。 |
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グループ アドレスのみを指定した場合は、(*, G)ステートが作成されます。送信元アドレスを指定した場合は、(S, G)ステートが作成されます。
ルート マップを使用する場合、ルート マップから読み取られる match コマンドは match ip multicast コマンドだけです。グループ プレフィックスと送信元プレフィックスを指定できます。
(注) IGMPv3 をイネーブルにした場合にのみ、(S, G)ステートに対して送信元ツリーが作成されます。
次の例では、グループをインターフェイスにスタティックにバインドする方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
ip igmp join-group 230.0.0.0
switch(
config-if)#
次の例では、グループ バインディングをインターフェイスから削除する方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
no ip igmp join-group 230.0.0.0
switch(
config-if)#
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ホスト Leave メッセージに対してソフトウェアが IGMP クエリーを送信する回数を設定するには、 ip igmp last-member-query-count コマンドを使用します。クエリー間隔をデフォルトにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip igmp last-member-query-count count
no ip igmp last-member-query-count [ count ]
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switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
ip igmp last-member-query-count 3
switch(
config-if)#
次の例では、クエリー回数をデフォルトにリセットする方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
no ip igmp last-member-query-count
switch(
config-if)#
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ソフトウェアがメンバーシップ レポートを送信してからグループ ステートを削除するクエリー間隔を設定するには、 ip igmp last-member-query-response-time コマンドを使用します。クエリー間隔をデフォルトにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip igmp last-member-query-response-time interval
no ip igmp last-member-query-response-time [ interval ]
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switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
ip igmp last-member-query-response-time 3
switch(
config-if)#
次の例では、クエリー間隔をデフォルトにリセットする方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
no ip igmp last-member-query-response-time
switch(
config-if)#
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クエリアとして引き継ぐことを決定するときにソフトウェアが使用するクエリア タイムアウトを設定するには、 ip igmp querier-timeout コマンドを使用します。クエリア タイムアウトをデフォルトにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip igmp querier-timeout timeout
no ip igmp querier-timeout [ timeout ]
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次の例では、クエリア タイムアウトを設定する方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
ip igmp querier-timeout 200
switch(
config-if)#
次の例では、クエリア タイムアウトをデフォルトにリセットする方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
no ip igmp querier-timeout
switch(
config-if)#
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IGMP プロセス開始時に使用されるクエリー間隔を設定するには、 ip igmp query-interval コマンドを使用します。クエリー間隔をデフォルトにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip igmp query-interval interval
no ip igmp query-interval [ interval ]
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switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
ip igmp query-interval 100
switch(
config-if)#
次の例では、クエリー間隔をデフォルトにリセットする方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
no ip igmp query-interval
switch(
config-if)#
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IGMP クエリーでアドバタイズされる最大クエリー応答時間を設定するには、 ip igmp query-max-response-time コマンドを使用します。応答時間をデフォルトにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip igmp query-max-response-time time
no ip igmp query-max-response-time [ time ]
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switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
ip igmp query-max-response-time 15
switch(
config-if)#
次の例では、最大クエリー応答時間をデフォルトにリセットする方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
no ip igmp query-max-response-time
switch(
config-if)#
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クエリアとして引き継ぐことを決定するときにソフトウェアが使用するクエリー タイムアウトを設定するには、 ip igmp query-timeout コマンドを使用します。クエリア タイムアウトをデフォルトにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
no ip igmp query-timeout [ timeout ]
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次の例では、クエリア タイムアウトを設定する方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
ip igmp query-timeout 200
switch(
config-if)#
次の例では、クエリア タイムアウトをデフォルトにリセットする方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
no ip igmp query-timeout
switch(
config-if)#
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IGMP がリンクローカル グループに対してレポートを送信できるようにするには、 ip igmp report-link-local-groups コマンドを使用します。リンクローカル グループへのレポートの送信をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip igmp report-link-local-groups
no ip igmp report-link-local-groups
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次の例では、リンクローカル グループへのレポートの送信をイネーブルにする方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
ip igmp report-link-local-groups
次の例では、リンクローカル グループへのレポートの送信をディセーブルにする方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
no ip igmp report-link-local-groups
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IGMP レポートに対するルート マップ ポリシーに基づくアクセス ポリシーをイネーブルにするには、 ip igmp report-policy コマンドを使用します。ルート マップ ポリシーをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip igmp report-policy policy-name
no ip igmp report-policy [ policy-name ]
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着信メッセージをフィルタリングするには、 ip igmp report-policy コマンドを使用します。マルチキャスト ルーティング テーブルにステートが作成されないように、ルート マップを設定できます。
ip igmp report-policy コマンドは、 ip igmp access-group コマンドのエイリアスです。
ルート マップを使用する場合、ルート マップから読み取られる match コマンドは match ip multicast コマンドだけです。グループ プレフィックス、グループ範囲、および送信元プレフィックスを指定して、メッセージをフィルタリングできます。
次の例では、IGMP レポートに対するアクセス ポリシーをイネーブルにする方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
ip igmp report-policy my_report_policy
switch(
config-if)#
次の例では、IGMP レポートに対するアクセス ポリシーをディセーブルにする方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
no ip igmp report-policy
switch(
config-if)#
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輻輳状態のネットワークで予想されるパケット損失を反映するように調整できるロバストネス カウントを設定するには、 ip igmp robustness-variable コマンドを使用します。カウントをデフォルトにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip igmp robustness-variable count
no ip igmp robustness-variable [ count ]
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次の例では、ロバストネス カウントを設定する方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
ip igmp robustness-variable 3
switch(
config-if)#
次の例では、ロバストネス カウントをデフォルトにリセットする方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
no ip igmp robustness-variable
switch(
config-if)#
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IGMPv1 または IGMPv2 メンバーシップ レポートを変換し、ルータがレポートを IGMPv3 メンバーシップ レポートとして扱うように(S, G)ステートを作成するには、 ip igmp ssm-translate コマンドを使用します。変換を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip igmp ssm-translate group source
no ip igmp ssm-translate group source
IPv4 マルチキャスト グループ範囲です。グループ プレフィックスのデフォルト範囲は、232.0.0.0/8 です。IPv4 Protocol Independent Multicast(PIM)の SSM 範囲の変更については、 ip pim ssm range コマンドを参照してください。 |
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グローバル コンフィギュレーション モード
VRF コンフィギュレーション モード
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SSM 変換コマンドを表示するには、次のコマンドラインを使用します。
switch(
config)#
show running-config | include ssm-translation
switch#
configure terminal
switch(
config)#
ip igmp ssm-translate 232.0.0.0/8 10.1.1.1
switch(
config)#
no ip igmp ssm-translate 232.0.0.0/8 10.1.1.1
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IGMP プロセス開始時に使用されるクエリー回数を設定するには、 ip igmp startup-query-count コマンドを使用します。クエリー回数をデフォルトにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip igmp startup-query-count count
no ip igmp startup-query-count [ count ]
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switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
ip igmp startup-query-count 3
switch(
config-if)#
次の例では、クエリー回数をデフォルトにリセットする方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
no ip igmp startup-query-count
switch(
config-if)#
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IGMP プロセス開始時に使用されるクエリー間隔を設定するには、 ip igmp startup-query-interval コマンドを使用します。クエリー間隔をデフォルトにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip igmp startup-query-interval interval
no ip igmp startup-query-interval [ interval ]
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switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
ip igmp startup-query-interval 25
switch(
config-if)#
次の例では、開始時クエリー間隔をデフォルトにリセットする方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
no ip igmp startup-query-interval
switch(
config-if)#
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最大許可ステート数を設定するには、 ip igmp state-limit コマンドを使用します。ステート制限を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip igmp state-limit max-states [ reserved reserve-policy max-reserved ]
no ip igmp state-limit [ max-states [ reserved reserve-policy max-reserved ]]
(任意)予約ポリシーに使用するルート マップ ポリシー名を指定します。ルート マップ名には、最大 100 文字の英数字を使用できます。 |
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switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
ip igmp state-limit 5000
switch(
config-if)#
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
no ip igmp state-limit
switch(
config-if)#
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マルチキャスト グループを Outgoing Interface(OIF; 発信インターフェイス)にスタティックにバインドし、デバイスのハードウェアで処理するには、 ip igmp static-oif コマンドを使用します。スタティック グループを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip igmp static-oif { group [ source source ] | route-map policy-name }
no ip igmp static-oif { group [ source source ] | route-map policy-name }
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このコマンドを使用する前に、ip pim sparse-mode コマンドを使用して、インターフェイスで Protocol Independent Multicast(PIM)がイネーブルであることを確認します。
次の例では、グループを OIF にスタティックにバインドする方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
no switchport
switch(
config-if)#
ip igmp static-oif 230.0.0.0
switch(
config-if)#
次の例では、OIF からスタティック バインディングを削除する方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
no switchport
switch(
config-if)#
no ip igmp static oif 230.0.0.0
switch(
config-if)#
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インターフェイスで使用する IGMP のバージョンを設定するには、 ip igmp version コマンドを使用します。IGMP のバージョンをデフォルトにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
no ip igmp version [ version ]
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次の例では、インターフェイスで使用する IGMP のバージョンを設定する方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
ip igmp version 3
switch(
config-if)#
次の例では、IGMP のバージョンをデフォルトにリセットする方法を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/2
switch(
config-if)#
no ip igmp version
switch(
config-if)#
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