ファブリック エクステンダ コマンド
この章では、Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチから Cisco Nexus 2000 シリーズ Fabric Extender を管理するために使用する Cisco NX-OS コマンドについて説明します。
attach fex
接続されたファブリック エクステンダの Command Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)にアクセスして診断コマンドを実行するには、 attach fex コマンドを使用します。
attach fex chassis_ID
構文の説明
chassis_ID |
ファブリック エクステンダ シャーシ ID。シャーシ ID の範囲は 100 ~ 199 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(1a)N2(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
接続されたファブリック エクステンダの CLI にアクセスして診断コマンドを実行するには、 attach fex コマンドを使用します。このコマンドは、シスコのテクニカル サポート スタッフの指示がある場合の使用に限ることを推奨します。
例
次に、接続されたファブリック エクステンダの CLI にアクセスして診断コマンドを実行する例を示します。
関連コマンド
|
|
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みのファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
beacon
ファブリック エクステンダのロケータ ビーコン LED を点灯するには、 beacon コマンドを使用します。ロケータ ビーコン LED を消灯するには、このコマンドの no 形式を使用します。
beacon
no beacon
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.0(1a)N2(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.1(3)N1(1) |
このコマンドは廃止予定であり、 locator-led コマンドが導入されました。 |
使用上のガイドライン
beacon コマンドを使用してファブリック エクステンダのロケータ ビーコン LED を点灯/消灯すると、入り組んだデータセンター内でマシンを簡単に識別できるようになります。
例
次に、特定のファブリック エクステンダ シャーシでロケータ ビーコン LED を点灯する例を示します。
switch#
configure terminal
switch(config)#
fex 101
switch(config-fex)#
beacon
次に、特定のファブリック エクステンダ シャーシでロケータ ビーコン LED を消灯する例を示します。
switch#
configure terminal
switch(config)#
fex 101
switch(config-fex)#
no beacon
関連コマンド
|
|
fex |
ファブリック エクステンダを作成し、ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション モードを開始します。 |
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みのファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
description(fex)
ファブリック エクステンダの説明を指定するには、 description コマンドを使用します。デフォルトの説明に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
description description
no description
構文の説明
description |
ファブリック エクステンダの説明。デフォルトは、文字列 FEX xxxx で、 xxxx はシャーシ ID です。たとえば、シャーシ ID が 123 の場合、デフォルトの説明は FEX0123 です。最大 20 文字までの英数字が指定可能です。 |
コマンド モード
ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.0(1a)N2(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、ファブリック エクステンダに説明を指定する例を示します。
switch#
configure terminal
switch(config)#
fex 101
switch(config-fex)#
description Rack16_FEX101
次に、デフォルトのファブリック エクステンダの説明に戻す例を示します。
switch#
configure terminal
switch(config)#
fex 101
switch(config-fex)#
no description
関連コマンド
|
|
fex |
ファブリック エクステンダを作成し、ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション モードを開始します。 |
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みのファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
fex
ファブリック エクステンダを作成し、ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション モードを開始するには、 fex コマンドを使用します。ファブリック エクステンダ コンフィギュレーションを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
fex chassis_ID
no fex chassis_ID
構文の説明
chassis_ID |
ファブリック エクステンダ シャーシ ID。シャーシ ID の範囲は 100 ~ 199 です。 |
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.0(1a)N2(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
ファブリック エクステンダは、親スイッチ上のインターフェイスに接続して関連付ける前に、作成および設定できます。ファブリック エクステンダをスイッチに関連付けると、作成した設定がファブリック エクステンダに転送され、適用されます。
例
次に、ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。
switch#
configure terminal
次に、ファブリック エクステンダ設定を削除する例を示します。
switch(config-fex)#
no fex 101
関連コマンド
|
|
beacon |
ファブリック エクステンダのロケータ ビーコン LED を点灯します。 |
description(fex) |
ファブリック エクステンダの説明を指定します。 |
fex associate |
ファブリック エクステンダをイーサネットまたは EtherChannel インターフェイスに関連付けます。 |
pinning max-links |
ファブリック エクステンダに接続された、静的にピン接続されたアップリンクの数を指定します。 |
serial |
ファブリック エクステンダにシリアル番号を割り当てます。 |
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みのファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
type |
ファブリック エクステンダ カードを指定します。 |
fex associate
ファブリック エクステンダをファブリック インターフェイスに関連付けるには、 fex associate コマンドを使用します。ファブリック エクステンダの関連付けを解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
fex associate chassis_ID
no fex associate [ chassis_ID ]
構文の説明
chassis_ID |
ファブリック エクステンダ シャーシ ID。シャーシ ID の範囲は 100 ~ 199 です。 |
コマンド モード
インターフェイス コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.0(1a)N2(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
親スイッチ上のインターフェイスをファブリック エクステンダに関連付ける前に、まず switchport mode fex-fabric コマンドを入力してインターフェイスをファブリック インターフェイスにする必要があります。
(注) Cisco NX-OS Release 4.2(1)N1(1) で動作している Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチでは、switchport mode fex-fabric コマンドはイーサネット インターフェイス上ではサポートされていません。
例
次に、ファブリック エクステンダをイーサネット インターフェイスに関連付ける例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# interface ethernet 1/40
switch(config-if)# switchport mode fex-fabric
switch(config-if)# fex associate 101
次に、ファブリック エクステンダをスイッチの EtherChannel インターフェイスに関連付ける例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# interface port-channel 4
switch(config-if)# switchport mode fex-fabric
switch(config-if)# fex associate 101
関連コマンド
|
|
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みのファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
switchport mode fex-fabric |
インターフェイスをアップリンク ポートに設定します。 |
fex pinning redistribute
ファブリック エクステンダでホスト インターフェイスを再配信するには、 fex pinning redistribute コマンドを使用します。
fex pinning redistribute chassis_ID
構文の説明
chassis_ID |
ファブリック エクステンダ シャーシ ID。シャーシ ID の範囲は 100 ~ 199 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(1a)N2(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
静的ピン接続モードを使用してファブリック エクステンダをプロビジョニングすると(『 Cisco Nexus 2000 Series Fabric Extender Software Configuration Guide 』を参照)、ファブリック エクステンダ上のホスト インターフェイスはそれらが最初に設定されたときの順序でファブリック インターフェイスにピン接続されます。ファブリック エクステンダを次回リブートすると、設定されたファブリック インターフェイスは、ファブリック インターフェイスのポート番号の昇順でホスト インターフェイスにピン接続されます。
初期設定の後、ファブリック エクステンダを再起動せずに同じ固定配信でホスト インターフェイスを設定するには、 fex pinning redistribute コマンドを使用します。
注意 このコマンドにより、ファブリック エクステンダのすべてのホスト インターフェイス ポートが中断されます。ただし、中断はファブリック エクステンダをリブートした場合よりは短くなります。
例
次に、ファブリック エクステンダでホスト インターフェイスを再配布する例を示します。
switch#
fex pinning redistribute 101
関連コマンド
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|
pinning max-links |
ファブリック エクステンダ上のアップリンクの数を定義します。 |
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みのファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
show interface interface fex-intf |
特定のスイッチ インターフェイスにピン接続されているファブリック エクステンダのポートを表示します。 |
fex queue-limit
各ファブリック エクステンダ ポートに割り当てられている入力バッファ領域の合計を(バイト単位で)制限するには、 fex queue-limit コマンドを使用します。ドロップしきい値をディセーブルにし、ファブリック エクステンダ ポートがすべての使用可能なバッファ領域を使用できるようにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
fex queue-limit
no fex queue-limit
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド デフォルト
ファブリック エクステンダ キュー制限はデフォルトの設定で使用可能であり、オンに設定されています。
コマンド モード
システム QoS コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
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4.2(1)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
デフォルトでは、ドロップしきい値が各ファブリック エクステンダ ポートに適用されており、各ポートに割り当てられるバッファの合計を制限します。各ファブリック エクステンダ ポートのデフォルトのキュー制限を復元するには、 fex queue-limit コマンドを使用します。
例
次に、各ファブリック エクステンダ ポートの入力バッファにキュー制限を設定する例を示します。
switch(config)# system qos
switch(config-sys-qos)# fex queue-limit
次に、各ファブリック エクステンダ ポートのデフォルトのキュー制限を復元する例を示します。
switch(config)# system qos
switch(config-sys-qos)# no fex queue-limit
関連コマンド
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|
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
hardware buffer-threshold
各ファブリック エクステンダの入力ハードウェア バッファ使用量の合計を制限するには、 hardware buffer-threshold コマンドを使用します。デフォルトに戻して、ファブリック エクステンダがすべての使用可能なハードウェア バッファ領域を使用できるようにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
hardware fex_card_typ buffer-threshold buffer-limit
no hardware fex_card_typ buffer-threshold
構文の説明
fex_card_type |
ファブリック エクステンダのカード タイプ。次のファブリック エクステンダ カード タイプがサポートされています。 • N2148T :Fabric Extender 48x1G 4x10G SFP+ モジュール • N2224TP :Fabric Extender 24x1G 2x10G SFP+ モジュール • N2232P :Fabric Extender 32x10G SFP+ 8x10G SFP+ モジュール • N2248T :Fabric Extender 48x1G 4x10G SFP+ モジュール |
buffer-limit |
バッファしきい値の制限(バイト単位)です。有効な範囲は 81920 ~ 316160 です。 |
コマンド モード
ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.2(1)N2(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
buffer-threshold キーワードは、出力キューにテール ドロップしきい値の観測を開始するように指示が送信される前に、入力バッファの消費レベルを設定します。バッファ使用量が設定されたバッファしきい値よりも低い場合、テール ドロップしきい値は無視されます。
サポートされる Cisco Nexus 2000 シリーズ Fabric Extender
Cisco NX-OS Release 4.2(1)N2(1) で動作している Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチでは、次の Cisco Nexus 2000 シリーズ Fabric Extender がサポートされています。
• Cisco Nexus 2148T Fabric Extender:親の Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチへのアップリンク接続用に、4 個の 10 ギガビット イーサネット ファブリック インターフェイスを備え、サーバまたはホストへのダウンリンク接続用に、48 個の 1000BASE-T(1 ギガビット)イーサネット ホスト インターフェイスを備えています。
• Cisco Nexus N2224TP Fabric Extender:親の Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチへのアップリンク接続用に、 Small Form-Factor Pluggable(SFP+)インターフェイス アダプタ付きの 2 個の 10 ギガビット イーサネット ファブリック インターフェイスを備え、サーバまたはホストへの ダウンリンク接続用に、24 個の 1000BASE-T(1 ギガビット)イーサネット ホスト インターフェイスを備えています。また、Fibre Channel over Ethernet(FCoE)は、サポートしません。
• Cisco Nexus 2232P Fabric Extender:親の Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチへのアップリンク接続用に、Small Form-Factor Pluggable(SFP+)インターフェイス アダプタ付きの 8 個の 10 ギガビット イーサネット ファブリック インターフェイスを備え、サーバまたはホストへのダウンリンク接続用に、SFP+ インターフェイス アダプタ付きの 32 個の 10 ギガビット イーサネット ファブリック インターフェイスを備えています。
• Cisco Nexus 2248T Fabric Extender:親の Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチへのアップリンク接続用に、 SFP+ インターフェイス アダプタ付きの 4 個の 10 ギガビット イーサネット ファブリック インターフェイスを備え、サーバまたはホストへの ダウンリンク接続用に、48 個の 1000BASE-T(1 ギガビット)イーサネット ホスト インターフェイスを備えています。
(注) このコマンドは、Cisco Nexus 2148T Fabric Extender 上でのみ使用できます。
例
次に、Cisco Nexus 2148T Fabric Extender 上で、ハードウェア バッファしきい値の制限を設定する例を示します。
switch(config-fex)# hardware N2148T buffer-threshold 163840
次に、Cisco Nexus 2148T Fabric Extender 上に設定した、ハードウェア バッファしきい値の制限を削除する例を示します。
switch(config-fex)# no hardware N2148T buffer-threshold
関連コマンド
|
|
fex |
ファブリック エクステンダを作成し、ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション モードを開始します。 |
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
show queuing interface |
バッファしきい値およびキュー制限を含めたインターフェイス キューイング パラメータに関する情報を表示します。 |
show running-config fex |
ファブリック エクステンダの実行コンフィギュレーションを表示します。 |
hardware queue-limit
ファブリック エクステンダ上で、出力キュー テール ドロップしきい値レベルを制御するには、 hardware queue-limit コマンドを使用します。ドロップしきい値をディセーブルにして、ファブリック エクステンダがすべての使用可能なハードウェア バッファ領域を使用できるようにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
hardware fex_card_typ queue-limit [ queue-limit ]
no hardware fex_card_typ queue-limit
構文の説明
fex_card_type |
ファブリック エクステンダのカード タイプ。次のファブリック エクステンダ カード タイプがサポートされています。 • N2148T :Fabric Extender 48x1G 4x10G SFP+ モジュール • N2224TP :Fabric Extender 24x1G 2x10G SFP+ モジュール • N2232P :Fabric Extender 32x10G SFP+ 8x10G SFP+ モジュール • N2248T :Fabric Extender 48x1G 4x10G SFP+ モジュール |
queue-limit |
(任意)キュー制限(バイト単位)です。有効な範囲は、Cisco Nexus 2148T Fabric Extender の場合は 81920 ~ 652800、その他すべてのサポート対象のファブリック エクステンダの場合は 2560 ~ 652800 です。 |
コマンド モード
ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.2(1)N2(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
ファブリック エクステンダでは、1 つのブロックされたレシーバーのトラフィックが他の輻輳していないレシーバーに送信されないようにするために、低いキュー制限値を使用できます(「行頭ブロッキング」)。ただし、これにより入力トラフィックでバースト吸収が増加します。より高いキュー制限値では、バースト吸収が改善され、行頭ブロッキング保護が少なくなります。
サポートされる Cisco Nexus 2000 シリーズ Fabric Extender
Cisco NX-OS Release 4.2(1)N2(1) で動作している Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチでは、次の Cisco Nexus 2000 シリーズ Fabric Extender がサポートされています。
• Cisco Nexus 2148T Fabric Extender:親の Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチへのアップリンク接続用に、4 個の 10 ギガビット イーサネット ファブリック インターフェイスを備え、サーバまたはホストへのダウンリンク接続用に、48 個の 1000BASE-T(1 ギガビット)イーサネット ホスト インターフェイスを備えています。
• Cisco Nexus N2224TP Fabric Extender:親の Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチへのアップリンク接続用に、 Small Form-Factor Pluggable(SFP+)インターフェイス アダプタ付きの 2 個の 10 ギガビット イーサネット ファブリック インターフェイスを備え、サーバまたはホストへの ダウンリンク接続用に、24 個の 1000BASE-T(1 ギガビット)イーサネット ホスト インターフェイスを備えています。また、Fibre Channel over Ethernet(FCoE)は、サポートしません。
• Cisco Nexus 2232P Fabric Extender:親の Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチへのアップリンク接続用に、Small Form-Factor Pluggable(SFP+)インターフェイス アダプタ付きの 8 個の 10 ギガビット イーサネット ファブリック インターフェイスを備え、サーバまたはホストへのダウンリンク接続用に、SFP+ インターフェイス アダプタ付きの 32 個の 10 ギガビット イーサネット ファブリック インターフェイスを備えています。
• Cisco Nexus 2248T Fabric Extender:親の Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチへのアップリンク接続用に、 SFP+ インターフェイス アダプタ付きの 4 個の 10 ギガビット イーサネット ファブリック インターフェイスを備え、サーバまたはホストへの ダウンリンク接続用に、48 個の 1000BASE-T(1 ギガビット)イーサネット ホスト インターフェイスを備えています。
例
次に、Cisco Nexus 2248T Fabric Extender 上で、ハードウェア バッファ キュー制限を設定する例を示します。
switch(config-fex)# hardware N2248T queue-limit 327680
次に、Cisco Nexus 2248T Fabric Extender 上に設定した、ハードウェア バッファ キュー制限を削除する例を示します。
switch(config-fex)# no hardware N2248T queue-limit
関連コマンド
|
|
fex |
ファブリック エクステンダを作成し、ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション モードを開始します。 |
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
show queuing interface |
バッファしきい値およびキュー制限を含めたインターフェイス キューイング パラメータに関する情報を表示します。 |
show running-config fex |
ファブリック エクステンダの実行コンフィギュレーションを表示します。 |
locator-led fex
ファブリック エクステンダのロケータ LED を点灯するには、 locator-led コマンドを使用します。ロケータ LED を消灯するには、このコマンドの no 形式を使用します。
locator-led fex chassis_ID
no locator-led fex chassis_ID
構文の説明
chassis_ID |
ファブリック エクステンダ シャーシ ID。有効な範囲は 100 ~ 199 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 コマンドにより切り替えられていました。 |
使用上のガイドライン
locator-led コマンドを使用してファブリック エクステンダのロケータ LED を点灯/消灯すると、入り組んだデータセンター内でマシンを簡単に識別できるようになります。
例
次に、特定のファブリック エクステンダ シャーシでロケータ LED を点灯する例を示します。
switch# locator-led fex 100
次に、特定のファブリック エクステンダ シャーシでロケータ LED を消灯する例を示します。
switch# no locator-led fex 100
関連コマンド
|
|
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
show locator-led |
ファブリック エクステンダ モジュールのロケータ LED のステータスを表示します。 |
logging fex
ファブリック エクステンダ イベントにロギング アラート レベルを設定するには、 logging fex コマンドを使用します。ロギング レベルをリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
logging fex [ severity-level ]
no logging fex [ severity-level ]
構文の説明
severity-level |
(任意)作成するメッセージ ログの重大度です。指定されたレベルまたは指定されたレベルよりも小さい数値のメッセージがログに記録されます。重大度は次のとおりです。 • 0:緊急事態。システムは使用不能です。 • 1:アラート。早急なアクションが必要です。 • 2:クリティカル。クリティカルな状態です。デフォルトはこのレベルです。 • 3:エラー。エラー状態です。 • 4:警告。警告状態です。 • 5:通知。正常だが注意が必要な状態です。 • 6:情報。情報目的のメッセージだけです。 • 7:デバッグ。デバッグ実行時にだけ表示されます。 |
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.0(1a)N2(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、ファブリック エクステンダ イベントに対してロギング アラート レベルを設定する例を示します。
switch(
config)#
logging fex 4
次に、ロギング レベルをリセットする例を示します。
switch(
config)#
no logging fex
関連コマンド
|
|
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みのファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
pinning max-links
静的にピン接続されたアップリンクの数を指定するには、 pinning max-links コマンドを使用します。デフォルト設定にリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
pinning max-links uplinks
no pinning max-links
構文の説明
uplinks |
アップリンクの数。有効な範囲は 1 ~ 8 です。デフォルトは 1 です。 このコマンドは、ファブリック エクステンダが 1 つ以上の静的にピン接続されたファブリック インターフェイスを使用して親スイッチに接続されている場合だけ、適用できます。 |
コマンド デフォルト
アップリンクの最大値は 1 です。
コマンド モード
ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.0(1a)N2(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.2(1)N1(1) |
アップリンク数が 8 に拡張されました。 |
使用上のガイドライン
いくつかのピン接続ファブリック インターフェイス接続を作成し、親スイッチがホスト インターフェイスの配信を決定できるようにするために、 pinning max-links コマンドを使用します。ホスト インターフェイスは uplinks で指定した数で分割され、それに従って配信されます。
注意
uplinks の値を変更すると、中断が発生します。ファブリック エクステンダ上のすべてのホスト インターフェイスはダウンし、親スイッチが静的ピン接続を再割り当てすると再びアップします
例
次に、ファブリック エクステンダの静的にピン接続されたアップリンクの数を指定する例を示します。
switch#
configure terminal
switch(config)#
fex 101
switch(config-fex)#
pinning max-links 4
次に、ファブリック エクステンダのアップリンク数をデフォルトに戻す例を示します。
switch#
configure terminal
switch(config)#
fex 101
switch(config-fex)#
no pinning max-links
関連コマンド
|
|
fex |
ファブリック エクステンダを作成し、ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション モードを開始します。 |
fex pinning redistribute |
ファブリック エクステンダ上のホスト インターフェイスを再配信します。 |
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みのファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
serial
ファブリック エクステンダにシリアル番号を割り当てるには、 serial コマンドを使用します。シリアル番号を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
serial serial_string
no serial
構文の説明
serial_string |
ファブリック エクステンダのシリアル番号文字列。文字列は英数字で指定します。大文字と小文字が区別され、最大文字数は 20 です。 |
コマンド モード
ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.0(1a)N2(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
serial コマンドを使用して定義したシリアル番号文字列は、ファブリック エクステンダのシリアル番号と一致している必要があります。シリアル番号を設定した後、 fex associate コマンドを使用してスイッチに対応するシャーシ ID を関連付けした場合、関連付けが成功するのはファブリック エクステンダによりシリアル番号文字列の一致がレポートされた場合だけです。
注意 使用するファブリック エクステンダのシリアル番号とは異なるシリアル番号を設定すると、ファブリック エクステンダは強制的にオフラインになります。
例
次に、ファブリック エクステンダにシリアル番号を指定する例を示します。
switch#
configure terminal
switch(config)#
fex 101
switch(config-fex)#
serial Rack16_FEX101
次に、ファブリック エクステンダからシリアル番号を削除する例を示します。
switch#
configure terminal
switch(config)#
fex 101
switch(config-fex)#
no serial
関連コマンド
|
|
fex |
ファブリック エクステンダを作成し、ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション モードを開始します。 |
fex associate |
ファブリック エクステンダをイーサネットまたは EtherChannel インターフェイスに関連付けます。 |
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みのファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
show diagnostic result fex
ファブリック エクステンダ シャーシの診断テストの結果を表示するには、 show diagnostic result fex コマンドを使用します。
show diagnostic result fex chassis_ID
構文の説明
chassis_ID |
ファブリック エクステンダ シャーシ ID。シャーシ ID の範囲は 100 ~ 199 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(1a)N2(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、ファブリック エクステンダの診断テストの結果を表示する例を示します。
switch#
show diagnostic result fex 100
FEX-100: 48x1GE/Supervisor SerialNo : JAF1237ABSE
Overall Diagnostic Result for FEX-100 : OK
Test results: (. = Pass, F = Fail, U = Untested)
0) SPROM: ---------------> .
1) MV88E6095: ---------------> .
2) Fan: ---------------> .
3) Power Supply: ---------------> .
4) Temperature Sensor: ---------------> .
Eth 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24
Port ------------------------------------------------------------------------
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
Eth 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
Port ------------------------------------------------------------------------
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
関連コマンド
|
|
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みのファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
show environment fex
環境センサーのステータスを表示するには、 show environment fex コマンドを使用します。
show environment fex { all | chassis_ID } [ temperature | power | fan ]
構文の説明
all |
すべてのファブリック エクステンダ シャーシの情報を表示します。 |
chassis_ID |
ファブリック エクステンダ シャーシ ID。シャーシ ID の範囲は 100 ~ 199 です。 |
temperature |
(任意)温度センサーの情報を表示します。 |
power |
(任意)電力容量および電力分散の情報を表示します。 |
fan |
(任意)ファンの情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(1a)N2(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、ファブリック エクステンダの環境センサーのステータスを表示する例を示します。
switch#
show environment fex 100
-----------------------------------------------------------------
Module Sensor MajorThresh MinorThres CurTemp Status
(Celsius) (Celsius) (Celsius)
-----------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------
------------------------------------------------------
Chassis N2K-C2148-FAN -- ok
---------------------------------------------------------------------------
-----------------------------------------------------
PS Model Power Power Status
-----------------------------------------------------
1 N5K-PAC-200W 0.00 0.00 ok
Mod Model Power Power Power Power Status
Requested Requested Allocated Allocated
(Watts) (Amp) (Watts) (Amp)
--- ------------------- ------- ---------- --------- ---------- ----------
1 N5K-C5110T-BF-1GE 24.00 2.00 24.00 2.00 powered-up
Power Supply redundancy mode: redundant
Total Power Capacity 0.00 W
Power reserved for Supervisor(s) 24.00 W
Power currently used by Modules 0.00 W
Total Power Available -24.00 W
関連コマンド
|
|
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みのファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
show fex
特定のファブリック エクステンダまたは接続されているすべてのシャーシに関する情報を表示するには、 show fex コマンドを使用します。
show fex [ chassis_ID [ detail ]]
構文の説明
chassis_ID |
(任意)ファブリック エクステンダ シャーシ ID。シャーシ ID の範囲は 100 ~ 199 です。 |
detail |
(任意)詳細なリストを表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(1a)N2(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、接続されているすべてのファブリック エクステンダ シャーシに関する情報を表示する例を示します。
Number Description State Model Serial
------------------------------------------------------------------------
100 FEX0100 Online N5K-C5110T-BF-1GE JAF1237ABSE
101 FEX0101 Online N2K-C2248TP-1GE JAF11223333
102 FEX0102 Online N5K-C5110T-BF-1GE JAF1241BLHQ
105 FEX0105 Online N2K-C2232P-10GE JAF1331AKBM
次の例では、特定のファブリック エクステンダ シャーシに関する情報のサマリーを表示する方法を示します。
FEX: 101 Description: FEX0101 state: Online
FEX version: 4.2(1)N1(1) [Switch version: 4.2(1)N1(1)]
Extender Model: N2K-C2248TP-1GE, Extender Serial: JAF11223333
pinning-mode: static Max-links: 1
Fabric port for control traffic: Eth3/5
Po5 - Interface Up. State: Active
Eth3/5 - Interface Up. State: Active
Eth3/6 - Interface Up. State: Active
次に、接続されているすべてのファブリック エクステンダ シャーシの詳細情報を表示する例を示します。
FEX: 100 Description: FEX0100 state: Online
FEX version: 4.2(1)N1(1) [Switch version: 4.2(1)N1(1)]
FEX Interim version: 4.2(1)N1(0.309)
Switch Interim version: 4.2(1)N1(0.309)
Extender Model: N5K-C5110T-BF-1GE, Extender Serial: JAF1237ABSE
Card Id: 70, Mac Addr: 00:0d:ec:b1:13:02, Num Macs: 64
Module Sw Gen: 12594 [Switch Sw Gen: 21]
pinning-mode: static Max-links: 1
Fabric port for control traffic: Eth3/3
Po12 - Interface Up. State: Active
Eth3/3 - Interface Up. State: Active
Eth3/4 - Interface Up. State: Active
Fex Port State Fabric Port Primary Fabric
関連コマンド
|
|
fex |
ファブリック エクステンダを作成し、ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション モードを開始します。 |
show fex detail
特定のファブリック エクステンダまたは接続されているすべてのシャーシの詳細情報を表示するには、 show fex detail コマンドを使用します。
show fex detail
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.2(1)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、接続されているすべてのファブリック エクステンダ シャーシの詳細情報を表示する例を示します。
FEX: 100 Description: FEX0100 state: Online
FEX version: 4.2(1)N1(1) [Switch version: 4.2(1)N1(1)]
FEX Interim version: 4.2(1)N1(0.326)
Switch Interim version: 4.2(1)N1(0.326)
Extender Model: N5K-C5110T-BF-1GE, Extender Serial: JAF1237ABSE
Card Id: 70, Mac Addr: 00:0d:ec:b1:13:02, Num Macs: 64
Module Sw Gen: 12594 [Switch Sw Gen: 21]
pinning-mode: static Max-links: 1
Fabric port for control traffic: Eth3/4
Po12 - Interface Up. State: Active
Eth3/3 - Interface Up. State: Active
Eth3/4 - Interface Up. State: Active
Fex Port State Fabric Port Primary Fabric
Eth100/1/33 Down Po12 Po12
Eth100/1/34 Down Po12 Po12
Eth100/1/35 Down Po12 Po12
Eth100/1/36 Down Po12 Po12
Eth100/1/37 Down Po12 Po12
Eth100/1/38 Down Po12 Po12
Eth100/1/39 Down Po12 Po12
04/16/2010 05:05:23.441707: Module register received
04/16/2010 05:05:23.442886: Registration response sent
04/16/2010 05:05:23.551846: Module Online Sequence
04/16/2010 05:05:56.520856: Module Online
04/16/2010 05:29:38.526605: Deleting route to FEX
04/16/2010 05:29:38.536055: Module disconnected
04/16/2010 05:29:38.537686: Offlining Module
04/16/2010 05:29:38.538260: Module Offline Sequence
04/16/2010 05:29:53.646254: Module Offline
04/16/2010 05:29:54.178401: Deleting route to FEX
04/16/2010 05:29:54.184092: Module disconnected
04/16/2010 05:29:54.186230: Offlining Module
04/16/2010 05:31:13.784346: Module register received
04/16/2010 05:31:13.785410: Registration response sent
04/16/2010 05:31:15.676906: Module Online Sequence
04/16/2010 05:31:50.492714: Module Online
04/16/2010 05:32:18.388033: Deleting route to FEX
04/16/2010 05:32:18.393579: Module disconnected
04/16/2010 05:32:18.394845: Offlining Module
04/16/2010 05:32:18.395412: Module Offline Sequence
04/16/2010 05:32:30.336790: Module Offline
04/16/2010 05:32:30.683558: Deleting route to FEX
04/16/2010 05:32:30.690042: Module disconnected
04/16/2010 05:32:30.692101: Offlining Module
04/16/2010 05:33:42.781911: Module register received
04/16/2010 05:33:42.783432: Registration response sent
04/16/2010 05:33:52.542824: Module Online Sequence
04/16/2010 05:34:33.483417: Module Online
関連コマンド
|
|
fex |
ファブリック エクステンダを作成し、ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション モードを開始します。 |
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
show fex transceiver
ファブリック エクステンダを Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチに接続しているトランシーバに関する情報を表示するには、 show fex transceiver コマンドを使用します。
show fex chassis_ID transceiver [ calibration | detail ]
構文の説明
chassis_ID |
ファブリック エクステンダ シャーシ ID。シャーシ ID の範囲は 100 ~ 199 です。 |
calibration |
(任意)トランシーバに関する詳細な較正情報を表示します。 |
detail |
(任意)トランシーバに関する詳細な診断情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(1a)N2(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、ファブリック エクステンダを Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチに接続しているトランシーバに関する情報を表示する例を示します。
switch#
show fex 101 transceiver
part number is SFBR-7700SDZ
serial number is AGD113921ZR
nominal bitrate is 10300 MBits/sec
Link length supported for 50/125mm fiber is 82 m(s)
Link length supported for 62.5/125mm fiber is 26 m(s)
cisco extended id number is 4
part number is SFBR-7700SDZ
serial number is AGD113422LS
nominal bitrate is 10300 MBits/sec
Link length supported for 50/125mm fiber is 82 m(s)
Link length supported for 62.5/125mm fiber is 26 m(s)
cisco extended id number is 4
part number is SFBR-7700SDZ
serial number is AGD11392258
nominal bitrate is 10300 MBits/sec
Link length supported for 50/125mm fiber is 82 m(s)
Link length supported for 62.5/125mm fiber is 26 m(s)
関連コマンド
|
|
fex |
ファブリック エクステンダを作成し、ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション モードを開始します。 |
show fex version
ファブリック エクステンダのバージョン情報を表示するには、 show fex version コマンドを使用します。
show fex chassis_ID version
構文の説明
chassis_ID |
ファブリック エクステンダ シャーシ ID。シャーシ ID の範囲は 100 ~ 199 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(1a)N2(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、ファブリック エクステンダのバージョン情報を表示する例を示します。
switch#
show fex 101 version
System boot mode: primary
System image version: 4.2(1)N1(1) [build 4.2(1)N1(0.309)]
Module: Fabric Extender 48x1GE + 4x10G Module
Serial number: JAF11223333
Kernel uptime is 0 day(s), 3 hour(s), 53 minutes(s), 43 second(s)
Last reset at Wed Mar 31 06:28:41 2010
Service: Reload new image
関連コマンド
|
|
fex |
ファブリック エクステンダを作成し、ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション モードを開始します。 |
show interface fex-fabric
すべてのファブリック エクステンダのファブリック インターフェイスを表示するには、 show interface fex-fabric コマンドを使用します。
show interface fex-fabric
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(1a)N2(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、すべてのファブリック エクステンダのファブリック インターフェイスを表示する例を示します。
switch#
show interface fex-fabric
Fex Port Port State Uplink Model Serial
---------------------------------------------------------------
105 Eth1/5 Active 5 N2K-C2232P-10GE JAF1331AKBM
105 Eth1/6 Active 6 N2K-C2232P-10GE JAF1331AKBM
105 Eth1/7 Active 8 N2K-C2232P-10GE JAF1331AKBM
105 Eth1/8 Active 7 N2K-C2232P-10GE JAF1331AKBM
102 Eth1/17 Active 1 N5K-C5110T-BF-1GE JAF1241BLHQ
102 Eth1/19 Active 3 N5K-C5110T-BF-1GE JAF1241BLHQ
102 Eth1/20 Active 4 N5K-C5110T-BF-1GE JAF1241BLHQ
100 Eth3/3 Active 1 N5K-C5110T-BF-1GE JAF1237ABSE
100 Eth3/4 Active 2 N5K-C5110T-BF-1GE JAF1237ABSE
101 Eth3/5 Active 1 N2K-C2248TP-1GE JAF11223333
101 Eth3/6 Active 2 N2K-C2248TP-1GE JAF11223333
関連コマンド
|
|
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みのファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
show interface fex-intf
ファブリック インターフェイスにピン接続されているホスト インターフェイスを表示するには、 show interface fex-intf コマンドを使用します。
show interface interface fex-intf
構文の説明
interface |
イーサネットまたは EtherChannel インターフェイス。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(1a)N2(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、親スイッチ上でイーサネット ファブリック インターフェイスにピン接続されているホスト インターフェイスを表示する例を示します。
switch#
show interface ethernet 1/1 fex-intf
次に、親スイッチ上で EtherChannel ファブリック インターフェイスにピン接続されているホスト インターフェイスを表示する例を示します。
switch#
show interface port-channel 1 fex-intf
関連コマンド
|
|
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みのファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
show interface transceiver fex-fabric
ファブリック インターフェイスに接続されているすべてのトランシーバに関する情報を表示するには、 show interface transceiver fex-fabric コマンドを使用します。
show interface transceiver fex-fabric [ calibration | detail ]
構文の説明
calibration |
(任意)トランシーバに関する詳細な較正情報を表示します。 |
detail |
(任意)トランシーバに関する詳細な診断情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(1a)N2(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、ファブリック インターフェイスに接続されているすべてのトランシーバに関する情報を表示する例を示します。
switch#
show interface transceiver fex-fabric
part number is 74752-9025
serial number is MOC12302468
nominal bitrate is 12000 MBits/sec
Link length supported for 50/125mm fiber is 0 m(s)
Link length supported for 62.5/125mm fiber is 0 m(s)
cisco extended id number is 4
part number is 74752-9025
serial number is MOC12260214
nominal bitrate is 12000 MBits/sec
Link length supported for 50/125mm fiber is 0 m(s)
Link length supported for 62.5/125mm fiber is 0 m(s)
cisco extended id number is 4
part number is 74752-9025
serial number is MOC12301888
nominal bitrate is 12000 MBits/sec
Link length supported for 50/125mm fiber is 0 m(s)
Link length supported for 62.5/125mm fiber is 0 m(s)
cisco extended id number is 4
関連コマンド
|
|
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みのファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
show inventory fex
名前、説明、およびボリューム ID などの、ファブリック エクステンダの物理インベントリを表示するには、 show inventory fex コマンドを使用します。
show inventory fex chassis_ID
構文の説明
chassis_ID |
ファブリック エクステンダ シャーシ ID。シャーシ ID の範囲は 100 ~ 199 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.2(1)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、特定のファブリック エクステンダ シャーシの物理インベントリを表示する例を示します。
switch# show inventory fex 100
NAME: "FEX 100 CHASSIS", DESCR: "N5K-C5110T-BF-1GE CHASSIS"
PID: N5K-C5110T-BF-1GE , VID: V01 , SN: JAF1237ABSE
NAME: "FEX 100 Module 1", DESCR: "Fabric Extender Module: 48x1GE, 4X10GE Supervi
PID: N5K-C5110T-BF-1GE , VID: V00 , SN: JAF1237ABSE
NAME: "FEX 100 Fan 1", DESCR: "Fabric Extender Fan module"
PID: N2K-C2148-FAN , VID: N/A , SN: N/A
NAME: "FEX 100 Power Supply 1", DESCR: "Fabric Extender AC power supply"
PID: N5K-PAC-200W , VID: 00V0, SN: PAC12473L17
関連コマンド
|
|
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
show locator-led
ファブリック エクステンダ内のロケータ LED のステータスを表示するには、 show locator-led コマンドを使用します。
show locator-led status
構文の説明
status |
ファブリック エクステンダ モジュール内のロケータ LED のステータスを表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.2(1)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
ファブリック エクステンダのロケータ LED を点灯/消灯するには、 locator-led コマンドを使用します。
例
次に、ロケータ LED を点灯または消灯に設定したモジュールを表示する例を示します。
switch# show locator-led status
Component Locator LED Status
-----------------------------------
関連コマンド
|
|
locator-led |
ファブリック エクステンダ シャーシのロケータ LED を点灯します。 |
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
show module fex
ファブリック エクステンダのモジュール情報を表示するには、 show module fex コマンドを使用します。
show module fex [ all | chassis_ID ]
構文の説明
chassis_ID |
ファブリック エクステンダ シャーシ ID。シャーシ ID の範囲は 100 ~ 199 です。 |
all |
すべてのファブリック エクステンダ モジュールに関する情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.2(1)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、ファブリック エクステンダのモジュール情報を表示する例を示します。
switch# show module fex all
FEX Mod Ports Card Type Model Status.
--- --- ----- ---------------------------------- ------------------ -----------
100 1 48 Fabric Extender 48x1GE Module N5K-C5110T-BF-1GE present
101 1 48 Fabric Extender 48x1GE + 4x10G Mod N2K-C2248TP-1GE present
102 1 48 Fabric Extender 48x1GE Module N5K-C5110T-BF-1GE present
105 1 32 Fabric Extender 32x10GE + 8x10G Mo N2K-C2232P-10GE present
FEX Mod Sw Hw World-Wide-Name(s) (WWN)
--- --- -------------- ------ -----------------------------------------------
101 1 4.2(1)N1(1) 0.103 --
FEX Mod MAC-Address(es) Serial-Num
--- --- -------------------------------------- ----------
100 1 000d.ecb1.1300 to 000d.ecb1.132f JAF1237ABSE
101 1 0022.bdd1.3cc0 to 0022.bdd1.3cef JAF11223333
102 1 000d.ecb1.25c0 to 000d.ecb1.25ef JAF1241BLHQ
105 1 000d.ecca.6f40 to 000d.ecca.6f5f JAF1331AKBM
このコマンドは、特定のファブリック エクステンダのモジュール情報を表示する方法を示します。
switch# show module fex 100
FEX Mod Ports Card Type Model Status.
--- --- ----- ---------------------------------- ------------------ -----------
100 1 48 Fabric Extender 48x1GE Module N5K-C5110T-BF-1GE present
FEX Mod Sw Hw World-Wide-Name(s) (WWN)
--- --- -------------- ------ -----------------------------------------------
FEX Mod MAC-Address(es) Serial-Num
--- --- -------------------------------------- ----------
100 1 000d.ecb1.1300 to 000d.ecb1.132f JAF1237ABSE
関連コマンド
|
|
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
show queuing interface
インターフェイスのキューイング情報を表示するには、 show queuing interface コマンドを使用します。
show queuing interface [ ethernet slot-chassis-no / port-slot-no / port-no ]
構文の説明
ethernet |
(任意)イーサネット インターフェイスまたはファブリック エクステンダに表示されるキューイング情報を指定します。 |
slot-chassis-no |
イーサネット インターフェイスのスロット番号、またはファブリック エクステンダのシャーシ ID です。有効な範囲は 1 ~ 255 です。 |
port-slot-no |
イーサネット インターフェイスのポート番号、またはファブリック エクステンダのリモート スロット ID です。有効な範囲は 1 ~ 128 です。 |
port-no |
ファブリック エクステンダのポート番号です。有効な範囲は 1 ~ 48 です。 |
コマンド デフォルト
すべてのインターフェイスのキューイング情報を表示します。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、バッファしきい値、および Cisco NX-OS 4.2(1)N2(1) を実行するスイッチにおける指定したインターフェイスのキュー制限値を含めたキューイング情報を表示する例を示します。
switch# show queuing interface eth101/1/1
Ethernet101/1/1 queuing information:
Qos-group: 0 3 4 (shared)
---------+---------+-----------
---------+---------+-----------
queue qos-group cos priority bandwidth mtu
--------+------------+--------------+---------+---------+----
3 0 3 4 0 2 3 4 6 WRR 99 9280
Buffer threshold: 163840 bytes
Queue limit: 327680 bytes
Priority-flow-control enabled: no
cos qos-group rx pause tx pause masked rx pause
-------+-----------+---------+---------+---------------
表 4-1 に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。
表 4-1 show queuing interface フィールドの説明
|
|
Ethernet ... |
イーサネット インターフェイス情報。 |
qoS-group |
スイッチに設定されている QoS グループの情報。 |
sched-type |
スケジュールのタイプ。 |
WRR |
Weighted Round Robin(WRR; 重み付けラウンドロビン)。スケジューリングのキューの重み付け。 |
Priority |
キューのプライオリティ。 |
q-size |
キュー サイズ。 |
drop-type |
キューのドロップ タイプ。drop も no-drop も可能。 |
MTU |
キューの Maximum Transmit Unit(MTU)。 |
Xon |
このしきい値で伝送をオンにします。 |
Xoff |
このしきい値で伝送をオフにします。 |
Buffer threshold |
インターフェイスのバッファしきい値。 |
Queue limit |
インターフェイスのキュー制限。 |
関連コマンド
|
|
hardware buffer-threshold |
ハードウェア バッファしきい値を設定します。 |
hardware queue-limit |
ハードウェア キュー制限を設定します。 |
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
show running-config fex
ファブリック エクステンダ(FEX)の実行コンフィギュレーションを表示するには、 show running-config fex コマンドを使用します。
show running-config fex [ all ]
構文の説明
all |
(任意)デフォルト設定も含めた FEX 情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.2(1)N2(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、バッファしきい値およびキュー制限を含めた、実行 FEX コンフィギュレーションを表示する例を示します。
switch# show running-config fex
!Command: show running-config fex
!Time: Mon Jul 19 07:56:21 2010
description "RedwoodFex100"
description "PortolaFex150"
description "PortolaFex151"
hardware N2232P queue-limit 50000
description "WoodsideFex198"
hardware N2232P queue-limit 20000
no hardware N2248T queue-limit
hardware N2148T buffer-threshold 163840
description "WoodsideFex199"
interface port-channel100
interface port-channel150
関連コマンド
|
|
hardware buffer-threshold |
ハードウェア バッファしきい値を設定します。 |
hardware queue-limit |
ハードウェア キュー制限を設定します。 |
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
show sprom fex
Serial PROM(SPROM; シリアル PROM)に関する情報を表示するには、 show sprom fex コマンドを使用します。
show sprom fex { all | chassis_ID { all | backplane | powersupply module_no }}
構文の説明
chassis_ID |
ファブリック エクステンダ シャーシ ID。シャーシ ID の範囲は 100 ~ 199 です。 |
all |
特定のファブリック エクステンダのすべての SPROM の内容を表示します。 |
backplane |
特定のファブリック エクステンダのバックプレーン SPROM の内容を表示します。 |
powersupply |
特定のファブリック エクステンダの電源 SPROM の内容を表示します。 |
module_no |
特定のファブリック エクステンダの電源モジュールの番号。有効な範囲は 1 ~ 2 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.2(1)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、特定のファブリック エクステンダのすべての SPROM の内容を表示する例を示します。
switch# show sprom fex 100 all
DISPLAY FEX 100 SUP sprom contents
OEM String : Cisco Systems, Inc.
Product Number : N5K-C5110T-BF-1GE
Serial Number : JAF1237ABSE
Part Number : 73-12009-02
snmpOID : 9.12.3.1.9.72.5.0
Supervisor Module specific block:
MAC Addresses : 00-00-00-00-00-00
Max Connector Power: 1000
DISPLAY FEX 100 backplane sprom contents:
OEM String : Cisco Systems, Inc.
Product Number : N5K-C5110T-BF-1GE
Serial Number : JAF1237ABSE
Part Number : 73-12009-02
snmpOID : 9.12.3.1.3.719.0.0
MAC Addresses : 00-0d-ec-b1-13-00
WWN software-module specific block:
License software-module specific block:
DISPLAY FEX 100 power-supply 1 sprom contents:
OEM String : Cisco Systems, Inc.
Product Number : N5K-PAC-200W
Serial Number : PAC12473L17
Part Number : 341-0335-01
snmpOID : 0.0.0.0.0.0.0.0
このコマンドは、特定のファブリック エクステンダの電源 SPROM の内容を表示する方法を示します。
switch# show sprom fex 100 powersupply 1
DISPLAY FEX 100 power-supply 1 sprom contents:
OEM String : Cisco Systems, Inc.
Product Number : N5K-PAC-200W
Serial Number : PAC12473L17
Part Number : 341-0335-01
snmpOID : 0.0.0.0.0.0.0.0
関連コマンド
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show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
show system reset-reason fex
ファブリック エクステンダを最後にリセットした際の理由を表示するには、 show system reset-reason fex コマンドを使用します。
show system reset-reason fex chassis_ID
構文の説明
chassis_ID |
ファブリック エクステンダ シャーシ ID。シャーシ ID の範囲は 100 ~ 199 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
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4.2(1)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、特定のファブリック エクステンダを最後にリセットした際の理由を表示する例を示します。
switch# show system reset-reason fex 100
----- reset reason for FEX 100 ---
1) At 430815 usecs after Fri Apr 16 04:27:04 2010
Reset Reason: Reset Requested by CLI command reload (9)
Service (Additional Info): Reload requested by supervisor
Image Version: 4.2(1)N1(1)
2) At 505550 usecs after Fri Apr 16 03:39:50 2010
Reset Reason: Reset due to upgrade (88)
Service (Additional Info): Reset due to upgrade
Image Version: 4.2(1u)N1(1u)
3) At 607267 usecs after Fri Apr 16 02:50:10 2010
Reset Reason: Reset due to upgrade (88)
Service (Additional Info): Reset due to upgrade
Image Version: 4.2(1)N1(1)
4) At 857790 usecs after Fri Apr 16 02:00:22 2010
Reset Reason: Reset due to upgrade (88)
Service (Additional Info): Reset due to upgrade
Image Version: 4.2(1u)N1(1u)
関連コマンド
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show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
show version fex
ファブリック エクステンダに関するソフトウェア バージョン情報を表示するには、 show version fex コマンドを使用します。
show version fex chassis_ID
構文の説明
chassis_ID |
ファブリック エクステンダ シャーシ ID。シャーシ ID の範囲は 100 ~ 199 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
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4.2(1)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、ファブリック エクステンダのソフトウェア バージョンを表示する例を示します。
switch# show version fex 100
System boot mode: primary
System image version: 4.2(1)N2(1) [build 4.2(1)N2(1)]
Module: Fabric Extender 48x1GE Module
Serial number: JAF1302ABDP
Kernel uptime is 0 day(s), 9 hour(s), 9 minutes(s), 16 second(s)
Last reset at Fri Jul 02 04:27:04 2010
Reason: Reset Requested by CLI command reload
Service: Reload requested by supervisor
関連コマンド
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show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
switchport mode fex-fabric
ファブリック エクステンダのアップリンク ポートになるインターフェイス タイプを設定するには、 switchport mode fex-fabric コマンドを使用します。
switchport mode fex-fabric
no switchport mode fex-fabric
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
インターフェイス コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
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4.0(1a)N2(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、ファブリック エクステンダのアップリンク ポートになるようにイーサネット インターフェイスを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# interface ethernet 1/40
switch(config-if)# switchport mode fex-fabric
次に、ファブリック エクステンダのアップリンク ポートになるように EtherChannel インターフェイスを設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# interface port-channel 4
switch(config-if)# switchport mode fex-fabric
関連コマンド
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fex associate |
ファブリック エクステンダをイーサネットまたは EtherChannel インターフェイスに関連付けます。 |
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みのファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
type
ファブリック エクステンダ カード タイプを特定のカードに設定するには、 type コマンドを使用します。デフォルトの FEX カードに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
type fex_card_type
no type
構文の説明
fex_card_type |
ファブリック エクステンダのカード タイプ。次のファブリック エクステンダ カード タイプがサポートされています。 • N2148T :Fabric Extender 48x1G 4x10G SFP+ モジュール • N2224TP :Fabric Extender 24x1G 2x10G SFP+ モジュール • N2232P :Fabric Extender 32x10G SFP+ 8x10G SFP+ モジュール • N2248T :Fabric Extender 48x1G 4x10G SFP+ モジュール |
コマンド モード
ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
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4.2(1)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
Cisco NX-OS Release 4.2(1)N2(1) で動作している Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチでは、次の Cisco Nexus 2000 シリーズ Fabric Extender がサポートされています。
• Cisco Nexus 2148T Fabric Extender:親の Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチへのアップリンク接続用に、4 個の 10 ギガビット イーサネット ファブリック インターフェイスを備え、サーバまたはホストへのダウンリンク接続用に、48 個の 1000BASE-T(1 ギガビット)イーサネット ホスト インターフェイスを備えています。
• Cisco Nexus N2224TP Fabric Extender:親の Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチへのアップリンク接続用に、 Small Form-Factor Pluggable(SFP+)インターフェイス アダプタ付きの 2 個の 10 ギガビット イーサネット ファブリック インターフェイスを備え、サーバまたはホストへの ダウンリンク接続用に、24 個の 1000BASE-T(1 ギガビット)イーサネット ホスト インターフェイスを備えています。また、Fibre Channel over Ethernet(FCoE)は、サポートしません。
• Cisco Nexus 2232P Fabric Extender:親の Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチへのアップリンク接続用に、Small Form-Factor Pluggable(SFP+)インターフェイス アダプタ付きの 8 個の 10 ギガビット イーサネット ファブリック インターフェイスを備え、サーバまたはホストへのダウンリンク接続用に、SFP+ インターフェイス アダプタ付きの 32 個の 10 ギガビット イーサネット ファブリック インターフェイスを備えています。
• Cisco Nexus 2248T Fabric Extender:親の Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチへのアップリンク接続用に、 SFP+ インターフェイス アダプタ付きの 4 個の 10 ギガビット イーサネット ファブリック インターフェイスを備え、サーバまたはホストへの ダウンリンク接続用に、48 個の 1000BASE-T(1 ギガビット)イーサネット ホスト インターフェイスを備えています。
例
次に、ファブリック エクステンダ カードを設定する例を示します。
switch(config-fex)# type N2148T
関連コマンド
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fex |
ファブリック エクステンダを作成し、ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション モードを開始します。 |
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |