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この章では、Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチに使用できる Cisco NX-OS ファイバ チャネル コマンドおよびバーチャル ファイバ チャネル コマンドについて説明します。
スイッチの Cisco Fabric Services(CFS)配信をイネーブルまたはディセーブルにするには、コンフィギュレーション モードで cfs distribute コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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デフォルト設定では、CFS が配信モードになっています。また、配信モードでは、ファブリック全体の配信がイネーブルです。アプリケーションは、自身のファブリック内の CFS に対応したすべてのスイッチに設定データを配信できます。この設定が操作の通常モードです。
no cfs distribute コマンドを入力して CFS 配信をディセーブルにした場合、次のイベントが発生します。
• CFS コマンドが引き続き動作します。ただし、スイッチの CFS および CFS を使用するアプリケーションは、物理的な接続があったとしても残りのファブリックから隔離されます。
• すべての CFS の操作は隔離されたスイッチに制限されます。
• 他のスイッチで実行された CFS の操作(たとえば、ロック、確定、廃棄)は、隔離されたスイッチにはまったく反映されません。
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この機能を使用するアプリケーション向けに IPv4 を介した Cisco Fabric Services(CFS)配信をイネーブルにするには、コンフィギュレーション モードで cfs ipv4 コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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同様のマルチキャスト アドレスを持つすべての CFS over IP 対応スイッチにより、1 つの CFS over IP ファブリックが構成されます。ネットワーク トポロジの変更を検知するためのキープアライブ メカニズムといった CFS プロトコル特有の配信では、IP マルチキャスト アドレスを使用して情報の送受信を行います。
このコマンドを使用する場合は、次の注意事項に従ってください。
• IP およびファイバ チャネルの両方を介してスイッチに到達可能である場合、アプリケーション データはファイバ チャネルを介して配信されます。
• IP を介した CFS がイネーブルになっている場合は IPv4 配信または IPv6 配信のどちらかを選択できます。
• 同じスイッチ上で IPv6 配信および IPv4 配信の両方をイネーブルにすることはできません。
• IPv4 配信がイネーブルになっているスイッチは、IPv6 配信がイネーブルになっているスイッチを検知できません。これらのスイッチは互いに接続していても、2 つの別々のファブリックに存在するかのように動作します。
次に、CFS IPv4 配信をディセーブルにする例を示します。
次に、CFS IPv4 配信を再度イネーブルにする例を示します。
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IPv4 を介した Cisco Fabric Services(CFS)配信の IPv4 マルチキャスト アドレスを設定するには、コンフィギュレーション モードで cfs ipv4 mcast-address コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
cfs ipv4 mcast-address ipv4-address
no cfs ipv4 mcast-address ipv4-address
IPv4 を介した CFS 配信の IPv4 マルチキャスト アドレスを設定します。有効な IPv4 アドレスの範囲は、239.255.0.0 から 239.255.255.255 と、239.192.0.0 から 239.251.251.251 です。 |
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このコマンドを使用する前に、 cfs ipv4 distribute コマンドを使用して IPv4 を介した CFS 配信をイネーブルにします。
同様のマルチキャスト アドレスを持つすべての CFS over IP 対応スイッチにより、1 つの CFS over IP ファブリックが構成されます。ネットワーク トポロジの変更を検知するためのキープアライブ メカニズムといった CFS プロトコル特有の配信では、IP マルチキャスト アドレスを使用して情報の送受信を行います。アプリケーション データの CFS 配信にはダイレクト ユニキャストを使用します。
CFS over IP マルチキャスト アドレスの値を設定できます。デフォルトの IPv4 マルチキャスト アドレスは 239.255.70.83 です。
次に、CFS over IPv4 の IP マルチキャスト アドレスを設定する例を示します。
次に、IPv4 を介した CFS 配信のデフォルト IPv4 マルチキャスト アドレスに戻す例を示します。
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この機能を使用するアプリケーション向けに IPv6 を介した Cisco Fabric Services(CFS)配信をイネーブルにするには、コンフィギュレーション モードで cfs ipv6 distribute コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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同様のマルチキャスト アドレスを持つすべての CFS over IP 対応スイッチにより、1 つの CFS over IP ファブリックが構成されます。ネットワーク トポロジの変更を検知するためのキープアライブ メカニズムといった CFS プロトコル特有の配信では、IP マルチキャスト アドレスを使用して情報の送受信を行います。
このコマンドを使用する場合は、次の注意事項に従ってください。
• IP およびファイバ チャネルの両方を介してスイッチに到達可能である場合、アプリケーション データはファイバ チャネルを介して配信されます。
• IP を介した CFS がイネーブルになっている場合は IPv4 配信または IPv6 配信のどちらかを選択できます。
• 同じスイッチ上で IPv6 配信および IPv4 配信の両方をイネーブルにすることはできません。
• IPv4 配信がイネーブルになっているスイッチは、IPv6 配信がイネーブルになっているスイッチを検知できません。これらのスイッチは互いに接続していても、2 つの別々のファブリックに存在するかのように動作します。
次に、CFS IPv6 配信をディセーブルにする例を示します。
次に、CFS IPv6 配信を再度イネーブルにする例を示します。
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IPv6 を介した Cisco Fabric Services(CFS)配信の IPv6 マルチキャスト アドレスを設定するには、コンフィギュレーション モードで cfs ipv6 mcast-address コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
cfs ipv6 mcast-address ipv6-address
no cfs ipv6 mcast-address ipv6-address
IPv6 を介した CFS 配信の IPv6 マルチキャスト アドレスを設定します。IPv6 管理スコープ範囲は [ff15::/16, ff18::/16] です。 |
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このコマンドを使用する前に、 cfs ipv6 distribute コマンドを使用して IPv6 を介した CFS 配信をイネーブルにします。
同様のマルチキャスト アドレスを持つすべての CFS over IP 対応スイッチにより、1 つの CFS over IP ファブリックが構成されます。ネットワーク トポロジの変更を検知するためのキープアライブ メカニズムといった CFS プロトコル特有の配信では、IP マルチキャスト アドレスを使用して情報の送受信を行います。アプリケーション データの CFS 配信には、ダイレクト ユニキャストを使用します。
IPv6 の CFS over IP マルチキャスト アドレスの値を設定できます。デフォルトの IPv6 マルチキャスト アドレスは ff15::efff:4653 です。IPv6 管理スコープ範囲の例は、ff15::0000:0000 から ff15::ffff:ffff または ff18::0000:0000 から ff18::ffff:ffff です。
次に、CFS over IPv6 の IP マルチキャスト アドレスを設定する例を示します。
次に、IPv6 を介した CFS 配信のデフォルト IPv6 マルチキャスト アドレスに戻す例を示します。
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選択したスイッチに対して、アプリケーション配信のスコープを制限するような領域を作成するには、コンフィギュレーション モードで cfs region コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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1 つのアプリケーションは、指定したスイッチ上の 1 つの領域にしか属すことができません。領域 ID を作成してそれをアプリケーションに適用することで、アプリケーション配信は同様の ID を持つスイッチに制限されます。
Cisco Fabric Services(CFS)領域により、アプリケーション スコープから孤立した配信領域を作成することができます。現在、領域は物理的なスコープ アプリケーションに対してのみサポートされます。領域の設定が行われていない場合、アプリケーションはデフォルト領域に属します。デフォルトの領域 は 領域 ID 0 です。
次に、領域に割り当てられているアプリケーションを削除する例を示します。
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CFS は、複数の VSAN からのデータを結合できます。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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次に、CFS スタッガード マージをイネーブルにする例を示します。
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デバイス エイリアス情報を消去するには、 clear device-alias コマンドを使用します。
clear device-alias {database | session | statistics}
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次に、デバイス エイリアス セッションを消去する例を示します。
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設定済みホストのリスト全体を消去するには、EXEC モードで clear fcdomain コマンドを使用します。
clear fcdomain session vsan vsan-id
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次に、リモート キャプチャ用に設定されたホストのリスト全体を消去する例を示します。
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ファイバ チャネル フローの統計情報を消去するには、EXEC モードで clear fcflow stats コマンドを使用します。
clear fcflow stats [aggregated] index
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次に、フロー インデックス 1 に対する集約ファイバ チャネル フロー統計情報を消去する例を示します。
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ネーム サーバの統計情報を消去するには、EXEC モードで clear fcns statistics コマンドを使用します。
clear fcns statistics vsan vsan-id
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FCSM ログを消去するには、EXEC モードで clear fcsm log コマンドを使用します。
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ファブリック設定サーバ統計情報を消去するには、EXEC モードで clear fcs statistics コマンドを使用します。
clear fcs statistics vsan vsan-id
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次に、VSAN 10 のファブリック設定サーバ統計情報を消去する例を示します。
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fctimer Cisco Fabric Services(CFS)セッションのコンフィギュレーションおよびロックを消去するには、 clear fctimer session コマンドを使用します。
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Fabric Shortest Path First(FSPF)統計情報を消去するには、EXEC モードで clear fspf counters コマンドを使用します。
clear fspf counters vsan vsan-id [interface type ]
(任意)インターフェイスでカウンタを消去します。インターフェイス タイプは、fc(ファイバ チャネル)と san-port-channel(SAN ポート チャネル)です。 |
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インターフェイスが指定されていない場合、VSAN のすべてのカウンタが消去されます。インターフェイスが指定されている場合、指定のインターフェイスのカウンタが消去されます。
次に、VSAN 1 の FSPF 統計情報を消去する例を示します。
次に、指定のファイバ チャネル インターフェイスの VSAN 1 の FSPF 統計情報を消去する例を示します。
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スイッチのポート セキュリティ情報を消去するには、EXEC モードで clear port-security コマンドを使用します。
clear port-security {database auto-learn {interface fc slot/port | san-port-channel port } | session | statistics} vsan vsan-id
ポート セキュリティ Cisco Fabric Services(CFS)コンフィギュレーション セッションおよびロックを消去します。 |
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アクティブ データベースは読み取り専用です。 clear port-security database コマンドは、競合解決時に使用できます。
次に、指定 VSAN のポート セキュリティ データベースから既存の統計情報をすべて消去する例を示します。
次に、VSAN 内の指定インターフェイスのアクティブ データベースから、学習エントリを消去する例を示します。
次に、VSAN 全体のアクティブ データベースから、学習エントリを消去する例を示します。
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Registered Link Incident Report(RLIR)情報を消去するには、EXEC モードで clear rlir コマンドを使用します。
clear rlir {history | recent {interface fc slot/port | port number port } | statistics vsan vsan-id }
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次に、VSAN 1 の RLIR 統計情報を消去する例を示します。
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指定の VSANの Registered State Change Notification(RSCN)セッションを消去するには、 clear rscn session コマンドを使用します。
clear rscn session vsan vsan-id
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次に、VSAN 1 の RSCN セッションを消去する例を示します。
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指定 VSAN の Registered State Change Notification(RSCN)統計情報を消去するには、EXEC モードで clear rscn statistics コマンドを使用します。
clear rscn statistics vsan vsan-id
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次に、VSAN 1 の RSCN 統計情報を消去する例を示します。
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指定 VSAN のゾーン サーバの設定情報をすべて消去するには、EXEC モードで clear zone コマンドを使用します。
clear zone {database | lock | statistics } vsan vsan-id
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次回のスイッチ起動時に clear zone database コマンドを含む実行コンフィギュレーションが使用されるようにするには、このコマンドの入力後に明示的に copy running-config startup-config コマンドを入力する必要があります。
リモート スイッチから clear zone lock コマンドを入力した場合は、そのリモート スイッチのロックのみが消去されます。ロックを行ったスイッチから clear zone lock コマンドを入力すると、その VSAN 内のすべてのロックが消去されます。ロックを行ったスイッチのセッション ロックを消去する方法として、 no zone commit vsan コマンドを使用することを推奨します。
次に、VSAN 1 のゾーン サーバ内の設定情報をすべて消去する例を示します。
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進行中の Distributed Device Alias Services(デバイス エイリアス)Cisco Fabric Services(CFS)配信セッションを廃棄するには、コンフィギュレーション モードで device-alias abort コマンドを使用します。
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次に、進行中のデバイス エイリアス CFS 配信セッションを廃棄する例を示します。
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ファブリック内で進行中の Distributed Device Alias Services(デバイス エイリアス)Cisco Fabric Services(CFS)配信セッションに関連した未決定コンフィギュレーションを適用するには、コンフィギュレーション モードで device-alias commit コマンドを使用します。
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次に、未決定の変更を確定して Dynamic Port VSAN Membership(DPVM; ダイナミック ポート VSAN メンバシップ)データベースを有効にする例を示します。
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Distributed Device Alias Services(デバイス エイリアス)セッションを開始して、デバイス エイリアス データベースを設定するには、 device-alias database コマンドを使用します。デバイス エイリアス データベースを無効にするには、コマンドの no 形式を使用します。
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device-alias database コマンドは、このファブリックにあるすべてのスイッチ上のすべてのデータベースをロックするデバイス エイリアス セッションを開始します。デバイス エイリアス コンフィギュレーション サブモードを終了したとき、デバイス エイリアス セッションが終了し、ロックが解除されます。
一時的なデバイス エイリアス データベースでのみすべての変更内容を実行できます。変更を永続的なものにするには、 device-alias commit コマンドを使用します。
次に、デバイス エイリアス セッションを有効にし、デバイス エイリアス データベース コンフィギュレーション サブモードにする例を示します。
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Distributed Device Alias Services(デバイス エイリアス)の Cisco Fabric Services(CFS)配信をイネーブルにするには、 device-alias distribute コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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次に、デバイス エイリアス情報の配信をイネーブルにする例を示します。
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デバイス エイリアス データベース情報を別の VSAN からインポートするには、 device-alias import fcalias コマンドを使用します。デフォルト コンフィギュレーションまたは工場出荷時のデフォルトに戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
device-alias import fcalias vsan vsan-id
no device-alias import fcalias vsan vsan-id
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次の制限を満たしている場合、この機能を使用して、データを損失することなくレガシー デバイス名コンフィギュレーションをインポートできます。
名前の競合が存在する場合、fcalias はインポートされません。デバイス名データベースは、VSAN 従属 fcalias データベースから完全に独立しています。
インポート操作が完了したら、新しい定義がどこでも利用できるように、 device-alias distribute コマンドを使用して、物理ファブリック内にある他のすべてのスイッチに変更したグローバル fcalias テーブルを配信できます。
次に、デバイス エイリアス情報をインポートする例を示します。
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デバイス エイリアス拡張モードを設定するには、 device-alias mode コマンドを使用します。デバイス エイリアス拡張モードを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
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デバイス エイリアス データベースにデバイス名を設定するには、 device-alias name コマンドを使用します。デバイス エイリアス データベースからデバイス名を削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
device-alias name device-name pwwn pwwn-id
no device-alias name device-name
pWWN ID を指定します。フォーマットは、 hh : hh : hh : hh : hh : hh : hh : hh です。 |
デバイス エイリアス データベース コンフィギュレーション サブモード
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次に、デバイス名データベースにデバイス名エイリアス エントリを設定する例を示します。
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デバイス エイリアス データベースにデバイス名を設定するには、 device-alias rename コマンドを使用します。デバイス エイリアス データベースからデバイス名を削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
device-alias rename device-name1 device-name2
no device-alias rename device-name
デバイス エイリアス データベース コンフィギュレーション サブモード
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次に、デバイス名データベースにデバイス名エイリアス エントリを設定する例を示します。
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VSAN の指定ドメイン ID の検出を選択的に開始するには、EXEC モードで discover custom-list コマンドを使用します。
discover custom-list { add | delete } vsan vsan-id domain domain-id
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次に、指定の VSAN およびドメイン ID の検出を選択的に開始する例を示します。
次に、カスタマイズされたリストから指定の VSAN およびドメイン ID を削除する例を示します。
スイッチに接続されているローカル ストレージまたはファブリック全体のリモート ストレージの SCSI ターゲットを検出するには、 EXEC モードで discover scsi-target コマンドを使用します。
discover scsi-target { custom-list | local | remote | vsan vsan-id fcid fc-id } os { aix | all | hpux | linux | solaris | windows } [ lun | target ]
指定の Fibre Channe ID(FCID)の SCSI ターゲットを検出します。フォーマットは、 0xhhhhhhh で、 h は 16 進数です。 |
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次に、すべての OS に割り当てられたローカル ターゲットを検出する例を示します。
次に、Windows OS に割り当てられたリモート ターゲットを検出する例を示します。
次に、指定の VSAN(1)および FCID(0x9c03d6)の SCSI ターゲットを検出する例を示します。
次に、Linux OS に割り当てられ、カスタマイズされたリストからのターゲット検出を開始する例を示します。
事前設定された QoS 値を利用するには、コンフィギュレーション モードで fabric profile コマンドを使用します。デフォルトにリストアするには、このコマンドの no 形式を使用します。
fabric profile {reliable-multicast | unicast-optimized}
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次に、マルチキャスト トラフィック配信の信頼性を高めるようなファブリックの設定例を示します。
次に、ファブリック プロファイルをデフォルト値に設定する例を示します。
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VSAN のファブリック バインディングを有効にするには、コンフィギュレーション モードで fabric-binding activate コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
fabric-binding activate vsan vsan-id [force]
no fabric-binding activate vsan vsan-id
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次に、指定の VSAN のファブリック バインディング データベースを有効にする例を示します。
次に、指定の VSAN のファブリック バインディング データベースを無効にする例を示します。
次に、指定の VSAN のファブリック バインディング データベースを強制的に有効にする例を示します。
次に、以前の設定状態または出荷時の状態(未設定の場合)に戻す例を示します。
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アクティブなファブリック バインディング データベースからコンフィギュレーション ファブリック バインディング データベースへのコピーを実行するには、EXEC モードで fabric-binding database copy コマンドを使用します。
fabric-binding database copy vsan vsan-id
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ファブリック バインディングは、VSAN 単位で構成されており、Fibre Connection(FICON; 光ファイバ接続)VSAN およびファイバ チャネル VSAN の両方に実装できます。
VSAN 1 内のアクティブなデータベースからコンフィギュレーション データベースへコピーする例を示します。
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VSAN のアクティブ データベースとコンフィギュレーション データベースの差異を表示するには、EXEC モードで fabric-binding database diff コマンドを使用します。
fabric-binding database diff {active | config } vsan vsan-id
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ファブリック バインディングは、VSAN 単位で構成されており、Fibre Connection(FICON; 光ファイバ接続)VSAN およびファイバ チャネル VSAN の両方に実装できます。
次に、VSAN 1 のアクティブ データベースとコンフィギュレーション データベースの間の差異を表示する例を示します。
次に、コンフィギュレーション データベースとアクティブ データベースの間の差異に関する情報を表示する例を示します。
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アクティブ ファブリック バインディング データベースからコンフィギュレーション ファブリック バインディング データベースにコピーします。 |
VSAN のユーザ指定ファブリック バインディング リストを設定するには、コンフィギュレーション モードで fabric-binding database vsan コマンドを使用します。ファブリック バインディングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
fabric-binding database vsan vsan-id
swwn switch-wwn domain domain-id
fabric-binding database vsan vsan-id
no swwn switch-wwn domain domain-id
no fabric-binding database vsan vsan-id
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ファブリック バインディングは VSAN 単位で設定されます。ファイバ チャネル VSAN で必要なのは、switch World Wide Name(sWWN)だけです(sWWN_ は必須ですが、ドメイン ID は任意です)。
ユーザ指定のファブリック バインディング リストには、ファブリック内の sWWN のリストが含まれています。リストにない sWWN、または許可リストで指定されているドメイン ID と異なるドメイン ID を使用する sWWN がファブリックへの参加を試みると、スイッチとファブリック間の ISL が VSAN 内で自動的に隔離され、スイッチはファブリックへの参加を拒否されます。
次に、ファブリック バインディング データベース サブモードを開始して、スイッチの sWWN およびドメイン ID を、設定済みのデータベース リストに追加する例を示します。
次に、指定 VSAN のファブリック バインディング データベースを削除する例を示します。
次に、設定されたデータベース リストから、スイッチの sWWN およびドメイン ID を削除する例を示します。
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VSAN のファブリック バインディングをイネーブルにするには、 fabric-binding enable コマンドを使用します。ファブリック バインディングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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ファブリック バインディングは VSAN 単位で設定されます。
ファブリック バインディング機能は、ファブリック バインディングに参加しているファブリックの各スイッチでイネーブルにする必要があります。
次に、スイッチのファブリック バインディングをイネーブルにする例を示します。
次に、スイッチのファブリック バインディングをディセーブルにする例を示します。
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ファイバ チャネル エイリアスを複製するには、 fcalias clone コマンドを使用します。
fcalias clone origFcalias-Name cloneFcalias-Name vsan vsan-id
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ファイバ チャネル エイリアスをディセーブルにするには、 fcalias name コマンドの no 形式を使用します。
VSAN 45 の cloneAlias に、origAlias という名前の FC エイリアスを複製する例を示します。
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ファイバ チャネル エイリアスを設定するには、 fcalias name コマンドを使用します。ファイバ チャネル エイリアスをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
fcalias name alias name vsan vsan-id
no fcalias name alias name vsan vsan-id
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次に、VSAN 3 上に AliasSample という名前の FC エイリアスを設定する例を示します。
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ファイバ チャネル エイリアス(fcalias)の名前を変更するには、 fcalias rename コマンドを使用します。
fcalias rename current-name new-name vsan vsan-id
no fcalias rename current-name new-name vsan vsan-id
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ファイバ チャネル ドメイン機能を設定するには、 fcdomain コマンドを使用します。ファイバ チャネル ドメインをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
fcdomain {allowed domain vsan vsan-id | auto-reconfigure vsan vsan-id | contiguous-allocation vsan vsan-id | domain id { preferred | static } vsan vsan-id | fabric-name name vsan vsan-id | fcid { database | persistent vsan vsan-id } | optimize fast-restart vsan vsan-id | priority value vsan vsan-id | restart [ disruptive ] vsan vsan-id | vsan vsan-id }
no fcdomain {allowed domain vsan vsan-id | auto-reconfigure vsan vsan-id | contiguous-allocation vsan vsan-id | domain id { preferred | static } vsan vsan-id | fabric-name name vsan vsan-id | fcid { database | persistent vsan vsan-id } | optimize fast-restart vsan vsan-id | priority value vsan vsan-id | restart [ disruptive ] vsan vsan-id | vsan vsan-id }
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このコマンドを使用して、主要なスイッチの選択、ドメイン ID 配信の設定、ファブリックの再構成、および FC ID の割り当てを実行できます。
大部分のファブリックでは、特に多数の論理ポート(3200 以上)を使用する場合は、 optimize fast-restart オプションを使用することを推奨します。論理ポートは VSAN 内の物理ポートのインスタンスであるためです。
次に、VSAN 87 に優先ドメイン ID を設定する例を示します。
次に、VSAN 1 に中断を伴うファブリック再設定を指定する例を示します。
次に、VSAN 7 ~ 10 のドメイン マネージャ ファスト リスタートをイネーブルにする例を示します。
次に、VSAN3 に fabric World Wide Name(fWWN)を設定する例を示します。
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キャッシュされたデータを確定せずにフラッシュして、ロックを解除するには、 fcdomain abort vsan コマンドを使用します。キャッシュされたデータのフラッシュをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
no fcdomain abort vsan vsan-id
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キャッシュされたデータを確定して、ロックを解除するには、 fcdomain commit vsan コマンドを使用します。キャッシュされたデータを確定せずにロックを解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
no fcdomain commit vsan vsan-id
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Cisco Fabric Services(CFS)を使用したファブリック配信をイネーブルにするには、 fcdomain distribute コマンドを使用します。CFS を使用したファブリック配信をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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次に、CFS を使用したファブリック配信をイネーブルにする例を示します。
次に、CFS を使用したファブリック配信をディセーブルにする例を示します。
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ファイバ チャネル インターフェイスの RCF 拒否フラグをイネーブルにするには、 fcdomain オプションを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
fcdomain rcf-reject vsan vsan-id
no fcdomain rcf-reject vsan vsan-id
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選択したファイバ チャネルまたはバーチャル ファイバ チャネルのインターフェイスに RCF 拒否オプションを設定するには、このオプションを使用します。
次に、バーチャル ファイバ チャネル インターフェイスに FCIP RCF reject fcdomain 機能を設定する例を示します。
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ネットワークおよびスイッチのファイバ チャネル廃棄遅延時間を設定するには、コンフィギュレーション モードで fcdroplatency コマンドを使用します。ファイバ チャネル遅延時間をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
fcdroplatency { network milliseconds [vsan vsan-id ] | switch milliseconds }
no fcdroplatency { network milliseconds [vsan vsan-id ] | switch milliseconds }
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次に、ネットワーク遅延時間を 5000 ミリ秒に設定する例を示します。
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fcflow 統計情報を設定するには、コンフィギュレーション モードで fcflow stats コマンドを使用します。このカウンタをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
fcflow stats {aggregated index flow-number vsan vsan-id | index flow-number destination-fcid source-fcid netmask vsan vsan-id}
no fcflow stats {aggregated index flow-number | index flow-number}
送信元および宛先 FCID のマスクを入力します(16 進数で最大 6 文字で、範囲は 0xff0000 ~ 0xffffff)。 |
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フロー カウンタをイネーブルにした場合、集約フローおよびフロー統計情報に対して最大 1024 のエントリをイネーブルにできます。新フローごとに必ず未使用のフロー インデックスを割り当ててください。フロー インデックスの番号は、集約フロー統計情報とフロー統計情報間で共有します。
次に、集約フロー カウンタをディセーブルにする例を示します。
次に、特定のフローのフロー カウンタをイネーブルにする例を示します。
次に、インデックス 1001 のフロー カウンタをディセーブルにする例を示します。
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デフォルトの地域会社 ID リストに FCID を手動で追加するには、 fcid-allocation コマンドを使用します。デフォルトの地域会社 ID リストから FCID を削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
fcid-allocation area company-id company-id
no fcid-allocation area company-id company-id
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FC 標準では、スイッチの Fx ポートに接続されている N ポートに一意の FCID を割り当てる必要があります。使用される FCID 数を保護するため、Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチは、特別な割り当て方式を使用します。
一部の Host Bus Adapter(HBA; ホスト バス アダプタ)は、ドメインおよびエリアが同一の FC ID を持つターゲットを検出しない場合があります。スイッチのソフトウェアは、このような動作をしないテスト対象会社 ID のリストを維持しています。これらの HBA には、単一の FCID が割り当てられ、残りにはエリア全体が割り当てられます。
多数のポートを持つスイッチのスケーラビリティを高めるため、スイッチのソフトウェアはこの動作を実行する HBA のリストを維持します。ファブリック ログイン中、各 HBA は、pWWN に使用される会社 ID(別名:Organizational Unique Identifier [OUI])によって識別されます。会社 ID がリストに含まれている N ポートにはエリア全体が割り当てられ、その他のポートには単一の FCID が割り当てられます。割り当てられた FC ID の種類(エリア全体かまたは単一か)にかかわらず、FCID エントリは永続的に存在します。
次に、新しい会社 ID をデフォルトの地域会社 ID リストに追加する例を示します。
スイッチにFibre Channel ID(FCID)を割り当てるには、コンフィギュレーション モードで fcinterop fcid-allocation コマンドを使用します。スイッチの FCID をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
fcinterop fcid-allocation { auto | flat | none }
no fcinterop fcid-allocation { auto | flat | none }
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次に、FCID の割り当てを flat にする例を示します。
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ネーム サーバ データベースでの自動ポーリングをイネーブルまたはディセーブルにするには、コンフィギュレーション モードで fcns no-auto-poll コマンドを使用します。
fcns no-auto-poll [ vsan vsan-id ] | [ wwn wwn-id ]
no fcns no-auto-poll [ vsan vsan-id ] | [ wwn wwn-id ]
(任意)ポート WWN を指定します。フォーマットは、hh : hh : hh : hh : hh : hh : hh : hh です。 |
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次に、VSAN 2 の自動ポーリングをディセーブルにする例を示します。
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ネーム サーバ プロキシを登録するには、コンフィギュレーション モードで fcns proxy-port コマンドを使用します。
fcns proxy-port wwn-id vsan vsan-id
no fcns proxy-port wwn-id vsan vsan-id
ポート WWN を指定します。フォーマットは、hh : hh : hh : hh : hh : hh : hh : hh です。 |
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特定のネーム サーバは、他のネーム サーバのプロキシとなるよう設定できます。ネーム サーバの情報は CLI(コマンドライン インターフェイス)を使用して表示させることができます。ネーム サーバは CLI または Cisco Fabric Manager で表示させることができます。
すべてのネーム サーバの登録要求は、パラメータが登録または変更された同一ポートから送られます。同一ポートから送られない場合、要求は拒否されます。
次に、VSAN 2 のプロキシ ポートを設定する例を示します。
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VSAN の重複 Fibre Channel Name Server(FCNS; ファイバ チャネル ネーム サーバ)プロキシを拒否するには、コンフィギュレーション モードで fcns reject-duplicate-pwwn vsan コマンドを使用します。
fcns reject-duplicate-pwwn vsan vsan-id
no fcns reject-duplicate-pwwn vsan vsan-id
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次に、VSAN 2 の重複 FCNS pWWN を拒否する例を示します。
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N ポートに ping を実行するには、EXEC モードで fcping コマンドを使用します。
fcping {device-alias aliasname | fcid { fc-port | domain-controller-id } | pwwn pwwn-id } vsan vsan-id [ count number [ timeout value [ usr-priority priority ]]]
宛先 N ポートのポート World Wide Name(WWN)を指定します。フォーマットは、hh:hh:hh:hh:hh:hh:hh:hhです。 |
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(任意)送信フレーム数を指定します。値 0 はフレームを送り続けることを意味します。有効値は 0 ~ 2147483647 です。 |
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ドメイン コントローラ ID を得るため、ドメイン ID と FFFCを結合します。たとえば、ドメイン ID が 0xda(218)の場合、結合した ID は 0xfffcdaになります。
次に、宛先の FCID に fcping を実行する例を示します。デフォルトでは、5 フレームが送信されます。
次に、count オプションを使用して、送信するフレーム数を設定する例を示します。有効範囲は 0 ~ 2147483647 フレームです。値 0 は ping を実行し続けます。
次に、タイムアウト値を設定する例を示します。デフォルトの待機時間は 5 秒です。有効範囲は 1 ~ 10 秒です。
次に、指定した宛先のデバイス エイリアスを使用した fcping 操作を表示する例を示します。
ファイバ チャネル ルートを設定し、ポリシー ルーティングを有効にするには、 fcroute コマンドを使用します。この設定を削除、または出荷時の状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
fcroute { fcid [ network-mask ] interface { fc slot / port | san-port-channel port | vfc vig-num / vint-id } domain domain-id { metric number | remote | vsan vsan-id }}
no fcroute { fcid network-mask interface { fc slot / port | san-port-channel port | vfc vig-num / vint-id } domain domain-id { metric number | remote | vsan vsan-id }}
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次に、VSAN 2 のファイバ チャネル インターフェイスおよびネクストホップ スイッチのドメインに対するルートを指定する例を示します。
次に、VSAN 4 のSAN ポート チャネル インターフェイスおよびネクストホップ スイッチのドメインに対するルートを指定する例を示します。
次に、VSAN 1 のファイバ チャネル インターフェイス、ネクストホップ スイッチのドメインに対するルート、およびルートのコストを指定する例を示します。
次に、VSAN 3 のファイバ チャネル インターフェイス、ネクストホップ スイッチのドメインに対するルート、およびルートのコストを指定して、リモートで接続している宛先スイッチのスタティック ルートを設定する例を示します。
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ファブリック全体での Fabric Configuration Server(FCS)プラットフォームおよびノード名のチェックをイネーブルにするには、コンフィギュレーション モードで fcs plat-check-global コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
fcs plat-check-global vsan vsan-id
no fcs plat-check-global vsan vsan-id
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Fabric Configuration Server(FCS)アトリビュートを登録するには、コンフィギュレーション モードで fcs register コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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Fabric Configuration Server(FCS)からのゾーン情報に関するクエリーに仮想デバイスを含めるには、コンフィギュレーション モードで fcs virtual-device-add コマンドを使用します。仮想デバイスを削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
fcs virtual-device-add [ vsan-ranges vsan-ids ]
no fcs virtual-device-add [ vsan-ranges vsan-ids ]
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VSAN の範囲は vsan-ids - vsan-ids のように使用します。複数の範囲を指定する場合は、各範囲をカンマで区切ります。範囲を指定しないと、コマンドはすべての VSAN に適用されます。
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Fibre Channel Security Protocol(FC-SP)がイネーブルであるスイッチの特定のインターフェイスに対して、FC-SP 認証モードを設定するには、 fcsp コマンドを使用します。インターフェイスの FC-SP をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
fcsp {auto-active | auto-passive | on | off} [ timeout-period ]
(任意)インターフェイスを再認証するためのタイムアウト期間を指定します。有効範囲は 0 ~ 100000 分です(0 がデフォルト ― 認証は実行されません)。 |
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このコマンドを使用するには、 fcsp enable コマンドを使用して FC-SP をイネーブルにする必要があります。
次に、スロット 2 のポート 1 のファイバ チャネル インターフェイスに対して、認証モードをオンにする例を示します。
次に、選択されたインターフェイスを、出荷時の状態(auto-passive)に戻す例を示します。
次に、選択されたインターフェイスを、FC-SP 認証を開始するように変更する例を示します(ただし、再認証は許可しません)。
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スイッチの Diffie-Hellman Challenge Handshake Authentication Protocol(DHCHAP)オプションを設定するには、コンフィギュレーション モードで fcsp dhchap コマンドを使用します。このコマンドは Fibre Channel Security Protocol(FC-SP)機能がイネーブルの場合にのみ使用できます。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
fcsp dhchap {devicename switch-wwn password [0 | 7] password |
dhgroup [0] [1][2][3 ][4] | hash [md5 | sha1] | password [0 | 7] password [wwn wwn-id ] }
no fcsp dhchap {devicename switch-wwn password [0 | 7] password |
dhgroup [0 | 1| 2 | 3 | 4] | hash [md5] [sha1] | password [0 | 7] password [ wwn-id ] }
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fcsp dhchap コマンドが表示されるのは、 fcsp enable コマンドを入力した場合だけです。
ハッシュ アルゴリズムとして SHA-1 を使用すると、Remote Authentication Dial-In User Service(RADIUS)または TACACS+ が使用できなくなります。
Diffie-Hellman(DH)グループの設定を変更した場合は、ファブリック内のすべてのスイッチに対して、その変更がグローバルに反映されているかどうかを確認してください。
次に、SHA-1 ハッシュ アルゴリズムのみを使用する場合の設定例を示します。
次に、MD-5 ハッシュ アルゴリズムのみを使用する場合の設定例を示します。
次に、DHCHAP 認証に対して、MD-5 ハッシュ アルゴリズムを使用してから SHA-1 を使用するデフォルトのプライオリティ リストを定義する例を示します。
次に、MD-5 ハッシュ アルゴリズムを使用してから SHA-1 ハッシュ アルゴリズムを使用する出荷時のデフォルトの プライオリティ リストに戻す例を示します。
次に、設定された順番で、DH グループ 2、3、および 4 を優先的に使用するよう設定する例を示します。
次に、ローカル スイッチのクリア テキスト パスワードを設定する例を示します。
次に、指定 WWN のデバイスで使用する、ローカル スイッチのクリア テキスト パスワードを設定する例を示します。
次に、ローカル スイッチに対して暗号化フォーマットで入力されるパスワードを設定する例を示します。
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スイッチで Fibre Channel Security Protocol(FC-SP)をイネーブルにするには、コンフィギュレーション モードで fcsp enable コマンドを使用します。FC-SP 機能がイネーブルであれば、他の FC-SP コマンドを使用できます。FC-SP をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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ファイバ チャネルまたはバーチャル ファイバ チャネルのインターフェイスを再認証するには、EXEC モードで fcsp reauthenticate コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
fcsp reauthenticate interface { fc slot / port | vfc vig-num / vint-id }
no fcsp reauthenticate interface { fc slot / port | vfc vig-num / vint-id }
バーチャル ファイバチャネル インターフェイスを、バーチャル インターフェイス グループ 番号およびバーチャル インターフェイス ID で指定します。 |
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次に、バーチャル ファイバ チャネル インターフェイスに FCSP 再認証を設定する例を示します。
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Fibre Channel Security Protocol(FC-SP)メッセージのタイムアウト値を設定するには、コンフィギュレーション モードで fcsp timeout コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
no fcsp timeout timeout-period
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デフォルトのファイバ チャネル タイマーを変更するには、コンフィギュレーション モードで fctimer コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
fctimer { d_s_tov milliseconds | e_d_tov milliseconds | r_a_tov milliseconds } [vsan vsan-id ]
no fctimer { d_s_tov milliseconds | e_d_tov milliseconds | r_a_tov milliseconds } [vsan vsan-id ]
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Cisco、Brocade、および McData の FC Error Detect(ED_TOV)と Resource Allocation(RA_TOV)のタイマーは、デフォルトで同一の値に設定されています。必要に応じて、これらを変更することは可能です。FC-SW2 規定に準拠しているため、これらの値はファブリック内の各スイッチで同一の値にする必要があります。
デフォルトのファイバ チャネル タイマーを変更する例を示します。
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進行中のファイバ チャネル タイマー(fctimer)Cisco Fabric Services(CFS)配信セッションを廃棄するには、コンフィギュレーション モードで fctimer abort コマンドを使用します。
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次に、進行中の CFS 配信セッションを廃棄する例を示します。
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ファブリック内で進行中のファイバ チャネル タイマー(fctimer)Cisco Fabric Services(CFS)配信セッション関連の未決定コンフィギュレーションを適用するには、コンフィギュレーション モードで fctimer commit コマンドを使用します。
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次に、アクティブ ファイバ チャネル タイマー コンフィギュレーションへの変更を確定する例を示します。
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ファイバ チャネル タイマー(fctimer)の Cisco Fabric Services(CFS)配信をイネーブルにするには、 fctimer distribute コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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ファイバ チャネル タイマーの変更をファブリックに配信する前に、 fctimer commit コマンドを使用して、コンフィギュレーションへの一時的な変更をアクティブ コンフィギュレーションに確定する必要があります。
次に、デフォルトのファイバ チャネル タイマーを変更する例を示します。
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N ポートへのルートをトレースするには、EXEC モードで fctrace コマンドを使用します。
fctrace { device-alias aliasname | fcid fcid | pwwn pwwn-id } vsan vsan- id [timeout seconds]
宛先 N ポートの PWWN を指定します。フォーマットは、hh : hh : hh : hh : hh : hh : hh : hh です。 |
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次に、VSAN 1 の指定 FCID へのルートをトレースする例を示します。
次に、VSAN 1 の指定デバイス エイリアスへのルートをトレースする例を示します。
FDMI アップデートを停止するには、コンフィギュレーション モードで fdmi suppress-updates コマンドを使用します。
fdmi suppress-updates vsan vsan-id
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次に、VSAN 1 の FDMI アップデートを停止する例を示します。
FC_FEATURES_PKG ライセンスのインストール後にバーチャルおよびネイティブのファイバ チャネル インターフェイスをイネーブルにするには、 feature fcoe コマンドを使用します。ファイバ チャネル インターフェイスをディセーブルにして、FC_FEATURES_PKG ライセンスをライセンス マネージャ ソフトウェアに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
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FCoE 機能をイネーブルまたはディセーブルにするには、コンフィギュレーションを保存してからスイッチをリブートする必要があります。
次に、スイッチの FCoE をイネーブルにする例を示します。
VSAN 全体の Fabric Shortest Path First(FSPF)機能を設定するには、コンフィギュレーション モードで fspf config コマンドを使用します。このコマンドを使用すると、FSPF コンフィギュレーション モードになります。このモードでは 4 つのコマンドを使用できます(それぞれに no 形式があります)。
VSAN 全体の FSPF コンフィギュレーションを削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
fspf config vsan vsan-id
min-ls-arrival ls-arrival-time
min-ls-interval ls-interval-time
region region-id
spf {hold-time spf-holdtime | static}
no min-ls-arrival
no min-ls-interval
no region
no spf {hold-time | static}
FSPF コンフィギュレーション モードでは、デフォルトはダイナミック SPF 計算です。
spf hold-time を設定する場合、FSPF のデフォルト値は 0 です。
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fspf config コマンドを使用すると指定の VSAN の FSPF コンフィギュレーション モードを開始できます。FSPF コンフィギュレーション モードでは、コマンドによって、この VSAN の FSPF が設定されます。
次に、VSAN 1 のスタティック SPF コンフィギュレーションを設定し、VSAN 3 のFSPF コンフィギュレーションを削除する例を示します。
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Fibre Channel over IP(FCIP)インターフェイスの Fabric Shortest Path First(FSPF)のリンク コストを設定するには、 fspf cost コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
fspf cost link-cost vsan vsan-id
no fspf cost link-cost vsan vsan-id
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このコマンドは、バーチャル ファイバ チャネル インターフェイスには使用できません。
FSPF は、ファブリック内のすべてのスイッチのリンク状態を追跡し、データベースで各リンクとコストを関連付け、さらに最小コストでのパスを選択します。インターフェイスに関連付けられたコストは、 fspf cost コマンドを使用すれば変更可能で、FSPF ルート選択が実装されます。
次に、FCIP インターフェイスで FSPF リンク コストを設定する例を示します。
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hello メッセージが受信されず、ネイバーがダウンしたと判断されるまでの最大インターバルを設定するには、 fspf dead-interval コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
fspf dead-interval seconds vsan vsan-id
no fspf dead-interval seconds vsan vsan-id
Fabric Shortest Path First(FSPF)のデッド インターバルを秒で指定します。有効範囲は 2 ~ 65535 です。 |
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このコマンドは、バーチャル ファイバ チャネル インターフェイスには使用できません。ISL(スイッチ間リンク)両端のポートで、この値を同じにする必要があります。
次に、hello メッセージの最大インターバルを 400 秒に設定する例を示します。400 秒が経過すると、ネイバーはダウンしたとみなされます。
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VSAN の Fabric Shortest Path First(FSPF)をイネーブルにするには、コンフィギュレーション モードで fspf enable コマンドを使用します。FSPF ルーティング プロトコルをディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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次に、VSAN 5 の FSPF をイネーブルにし、VSAN 7 の FSPF をディセーブルにする例を示します。
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リンク状態を確認するには、 fspf hello-interval コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
fspf hello-interval seconds vsan vsan-id
no fspf hello-interval seconds vsan vsan-id
Fabric Shortest Path First(FSPF)の hello インターバルを秒で指定します。有効範囲は 2 ~ 65535 です。 |
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このコマンドは、バーチャル ファイバ チャネル インターフェイスには使用できません。
このコマンドは、指定の Fibre Channel over IP(FCIP)インターフェイスの FSPF を設定します。ISL(スイッチ間リンク)両端のポートで、この値を同じにする必要があります。
次に、VSAN 1 の hello インターバルを 3 秒に設定する例を示します。
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選択したインターフェイスの Fabric Shortest Path First(FSPF)プロトコルをディセーブルにするには、 fspf passive コマンドを使用します。デフォルトの状態に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
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このコマンドは、バーチャル ファイバ チャネル インターフェイスには使用できません。
デフォルトでは、FSPF はすべての E ポートおよび TE ポートでイネーブルです。FSPF をディセーブルにするには、 fspf passive コマンドを使用してインターフェイスをパッシブに設定します。プロトコルが正常に動作するためには、ISL の両端のポートで FSPF をイネーブルにする必要があります。
次に、VSAN 1 に関して、指定インターフェイスの FSPF プロトコルをディセーブルにする例を示します。
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未確認応答リンク状態アップデートがインターフェイス上で送信されるまでの時間を指定するには、 fspf retransmit-interval コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
fspf retransmit-interval seconds vsan vsan-id
no spf retransmit-interval seconds vsan vsan-id
Fabric Shortest Path First(FSPF)の再送信インターバルを秒で指定します。有効値は 1 ~ 65535 です。 |
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このコマンドは、バーチャル ファイバ チャネル インターフェイスには使用できません。ISL(スイッチ間リンク)両端のポートで、この値を同じにする必要があります。
次に、未確認応答リンク状態アップデートが VSAN 1 のインターフェイス上で送信されるまでの間隔を 6 秒に指定する例を示します。
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順次配信をイネーブルにするには、コンフィギュレーション モードで in-order-guarantee コマンドを使用します。順次配信をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
in-order-guarantee [vsan vsan-id ]
no in-order-guarantee [vsan vsan-id ] [,] [-]
(任意)カンマで区切って複数の VSAN を入力することも、またダッシュを使用して VSAN の範囲を入力することも可能です。 |
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次に、スイッチ全体の順次配信をイネーブルにする例を示します。
次に、スイッチ全体の順次配信をディセーブルにする例を示します。
次に、特定 VSAN の順次配信をイネーブルにする例を示します。
次に、特定 VSAN の順次配信をディセーブルにする例を示します。
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Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチのファイバ チャネル インターフェイスを設定するには、コンフィギュレーション モードで interface fc コマンドを使用します。 interface fc コマンドを使用すると、インターフェイス コンフィギュレーション モードになります。このモードでは 5 つのコマンドを使用できます(それぞれに no 形式があります)。
デフォルトの設定に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
interface fc slot / port
channel-group { group-id [force] | auto}
fcdomain rcf-reject vsan vsan-id
fcsp {auto-active | auto-passive | on | off} [ timeout-period ]
fspf {cost link-cost vsan vsan-id | dead-interval seconds vsan vsan-id | hello-interval seconds
vsan vsan-id | passive vsan vsan-id | retransmit-interval seconds vsan vsan-id }
switchport
no interface fc slot / port
no channel-group { group-id [force] | auto}
no fcdomain rcf-reject vsan vsan-id
no fcsp {auto-active | auto-passive | on | off}
no fspf {cost link_cost vsan vsan-id | dead-interval seconds vsan vsan-id | hello-interval seconds vsan vsan-id | passive vsan vsan-id | retransmit-interval seconds vsan vsan-id }
switchport
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次の形式でコマンドを入力すると、インターフェイスの範囲を指定できます。
interface space fc1/1 space - space 5 space , space fc2/5 space - space 7
ポート番号の割り当てについては、『 Cisco Nexus 5000 シリーズ CLI Configuration Guide 』を参照してください。
インターフェイスをイネーブルにするには、 no shutdown コマンドを使用します。
channel-group auto コマンドでは、ポート チャネルの自動作成がイネーブルになります。ポート チャネルの自動作成がインターフェイスに対してイネーブルになっている場合、古いソフトウェア バージョンにダウングレードする前、または手動で設定されたチャネル グループのインターフェイスを設定する前に、まずこのコンフィギュレーションをディセーブルにする必要があります。
次に、ファイバ チャネル インターフェイス 3 のポート 1 ~ 4 を設定する例を示します。
次に、スロット 3 のポート 1 のファイバ チャネル インターフェイスをイネーブルにする例を示します。
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Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチの SAN ポート チャネル インターフェイスを設定するには、コンフィギュレーション モードで interface san-port-channel コマンドを使用します。 interface san-port-channel コマンドを使用すると、インターフェイス コンフィギュレーション モードになります。このモードでは 6 つのコマンドを使用できます(それぞれに no 形式があります)。
デフォルトの設定に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
interface san-port-channel port
description line
shutdown [force]
switchport {
mode { E | auto}|
speed { 1000 | 2000 | 4000 | auto}|
trunk { allowed vsan { vsan-id | add vsan-id | all}| mode { auto | on | off}}
}
no interface san-port-channel port
no description
no shutdown
no switchport {
no mode |
no speed |
no trunk { allowed vsan { vsan-id | add vsan-id | all}| mode }
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次に、SAN ポート チャネル インターフェイス 3 の設定例を示します。
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Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチに VIG(バーチャル インターフェイス グループ)を設定するには、コンフィギュレーション モードで interface vig コマンドを使用します。 interface vig コマンドを使用すると、インターフェイス コンフィギュレーション モードになります。このモードでは 1 つのコマンド(およびその no 形式)を使用できます。
デフォルトの設定に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
interface vig vig-num
bind interface ethernet slot/port
no interface vig vig-num
no bind interface ethernet slot/port
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このコマンドは、VIG(バーチャル インターフェイス グループ)を作成し(まだ作成されていない場合)、その指定 VIG のインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。
次に、バーチャル インターフェイス グループ 3 を作成し、物理イーサネット インターフェイスと関連付ける例を示します。
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Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチのバーチャル ファイバ チャネル インターフェイスを設定するには、コンフィギュレーション モードで interface vfc コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
interface vfc vig-num / vint-id
description line
shutdown [force]
switchport {mode F}
no interface vfc vig-num / vint-id
no description
no shutdown
no switchport mode
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次の形式でコマンドを入力すると、インターフェイスの範囲を指定できます。
ポート番号の割り当てについては、『 Cisco Nexus 5000 シリーズ CLI Configuration Guide 』を参照してください。
次に、バーチャル ファイバ チャネル インターフェイス 3 のポート 1 を設定する例を示します。
次に、バーチャル ファイバ チャネル インターフェイスをイネーブルにする例を示します。
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進行中のロギング Cisco Fabric Services(CFS)配信セッションを廃棄するには、コンフィギュレーション モードで logging abort コマンドを使用します。
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次に、進行中のロギング CFS 配信セッションを廃棄する例を示します。
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ファブリック内で進行中のロギング Cisco Fabric Services(CFS)配信セッションに関する未決定コンフィギュレーションを適用するには、コンフィギュレーション モードで logging commit コマンドを使用します。
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次に、アクティブ ロギング コンフィギュレーションへの変更を確定する例を示します。
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ロギングの Cisco Fabric Services(CFS)配信をイネーブルにするには、 logging distribute コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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ファイバ チャネル タイマーの変更をファブリックに配信する前に、 logging commit コマンドを使用して、コンフィギュレーションへの一時的な変更をアクティブ コンフィギュレーションに確定する必要があります。
次に、ロギング コンフィギュレーションの変更を配信する例を示します。
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VSAN のファイバ チャネル エイリアスにメンバー名を追加するには、FC エイリアス コンフィギュレーション サブモードで member コマンドを使用します。ファイバ チャネル エイリアスからメンバー名を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
member {device-alias aliasname | domain-id domain-id port-number port-number | fcid fc-id | fwwn fwwn-id | interface fc slot / port [domain-id domain-id | swwn swwn-id ] | pwwn pwwn-id | symbolic-nodename nodename }
no member {device-alias aliasname | domain-id domain-id port-number port-number | fcid fc-id | fwwn fwwn-id | interface fc slot / port [domain-id domain-id | swwn swwn-id ] | pwwn pwwn-id | symbolic-nodename nodename }
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次に、samplealias というエイリアスにメンバーを追加する例を示します。
次に、メンバーのファイバ チャネル インターフェイスを定義する例を示します。
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ファイバ チャネル ゾーンにメンバー名を追加するには、ゾーン コンフィギュレーション サブモードで member コマンドを使用します。ゾーンからメンバー名を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
member {device-alias aliasname | domain-id domain-id port-number port | fcalias alias-name | fcid fc-id | fwwn fwwn-id | interface fc slot / port [domain-id domain-id | swwn swwn-id ] | pwwn pwwn-id [lun lun-id ] | symbolic-nodename nodename }
no member {device-alias aliasname | domain-id domain-id port-number port | fcid fc-id | fwwn fwwn-id | interface fc slot / port [domain-id domain-id | swwn swwn-id ] | | pwwn pwwn-id [lun lun-id ] | symbolic-nodename nodename }
このコマンドは、ゾーン コンフィギュレーション サブモードとゾーンセット ゾーン コンフィギュレーション サブモードの両方で使用できます。
ゾーン コンフィギュレーション サブモードおよびゾーンセット ゾーン コンフィギュレーション サブモード
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ゾーン セット プロンプトからゾーンにメンバーを追加する必要がある場合のみ、ゾーン セット ゾーンのメンバーを作成します。
次に、VSAN 1 の zs1 というゾーンにメンバーを追加する例を示します。
次に、VSAN 1 の Zoneset1 というゾーン セットにゾーンを追加する例を示します。
次に、ファイバ チャネル インターフェイス メンバーをゾーンに割り当てる例を示します。
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ゾーン セット メンバーを設定するには、ゾーン セット コンフィギュレーション サブモードで member コマンドを使用します。ゾーン セット メンバーを削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
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次に、メンバー ゾーンをゾーン セットに追加する例を示します。
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スイッチ上のすべての VSAN の N ポート ID バーチャライゼーション(NPIV)をイネーブルにするには、コンフィギュレーション モードで npiv enable コマンドを使用します。NPIV をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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NPIV は、単一 N ポートに複数の ポート ID を割り当てる手段を提供します。この機能を使用すると、N ポート上の複数のアプリケーションに異なる ID を使用したり、アクセス コントロール、ゾーニング、ポート セキュリティをアプリケーション レベルで実装できます。
スイッチ上のすべての VSAN に対して NPIV をグローバルでイネーブルにし、NPIV 対応のアプリケーションが複数の N ポート ID を使用できるようにする必要があります。
次に、スイッチのすべての VSAN の NPIV をイネーブルにする例を示します。
次に、スイッチのすべての VSAN の NPIV をディセーブルにする例を示します。
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N ポート バーチャライゼーション(NPV)モードをイネーブルにするには、コンフィギュレーション モードで npv enable コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドのno 形式を使用します。
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NPV モードをイネーブルにすると、インターフェイスに関連したスイッチ コンフィギュレーションが消去され、スイッチは再起動します。スイッチは NPV モードで再起動します。NPV の設定および確認コマンドは、NPV がスイッチでイネーブルの場合にのみ、使用できます。NPV モードをディセーブルにした場合、関連するすべての設定が自動的に消去され、スイッチは再起動します。
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ポート セキュリティ機能を設定して侵入試行を拒否するには、コンフィギュレーション モードで port-security コマンドを使用します。このコマンドを否定するか、または出荷時の設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
port-security { activate vsan vsan-id [ force | no-auto-learn ] | auto-learn vsan vsan-id | database vsan vsan-id }
no port-security { activate vsan vsan-id [ force | no-auto-learn ] | auto-learn vsan vsan-id | database vsan vsan-id }
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ポート セキュリティ機能をアクティブにすると、 auto-learn オプションも自動的にイネーブルになります。ポートセキュリティ機能をアクティブにし、自動学習をディセーブルにするには、 port-security activate vsan number no-auto-learn コマンドを使用します。この場合、手動でポート セキュリティ データベースを読み込んで個別に各ポートの安全性を確保する必要があります。
auto-learn オプションが VSAN でイネーブルの場合、 force オプションを使用しないとその VSAN のデータベースをアクティブにできません。
次に、指定 VSAN のポート セキュリティ データベースをアクティブにして自動学習を自動的にディセーブルにする例を示します。
次に、指定 VSAN のポート セキュリティ データベースを非アクティブにして自動学習を自動的にディセーブルにする例を示します。
次に、VSAN 1 のポート セキュリティ データベースで自動学習機能をディセーブルにする例を示します。
次に、自動学習機能をイネーブルにして、VSAN 1 にアクセス可能なデバイスについてスイッチが学習できるようにする例を示します。これらのデバイスはポート セキュリティ アクティブ データベースに記録されます。
次の例では、自動学習機能をディセーブルにして、スイッチにアクセスする新規デバイスについての学習をスイッチが停止するようにします。
次に、指定 VSAN のポート セキュリティ データベース モードを開始する例を示します。
次に、競合が生じても、VSAN 1 ポート セキュリティ データベースを強制的にアクティブにする例を示します。
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進行中のポート セキュリティ Cisco Fabric Services(CFS)配信セッションを廃棄するには、コンフィギュレーション モードで port-security abort コマンドを使用します。
port-security abort vsan vsan-id
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次に、進行中のポート セキュリティ CFS 配信セッションを廃棄する例を示します。
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ファブリック内で進行中のポート セキュリティ Cisco Fabric Services(CFS)配信セッションに関する未決定コンフィギュレーションを適用するには、コンフィギュレーション モードで port-security commit コマンドを使用します。
port-security commit vsan vsan-id
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次に、アクティブ ポート セキュリティ コンフィギュレーションへの変更を確定する例を示します。
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ポート セキュリティ データベースをコピーする場合、またはポート セキュリティ データベース内の差異を表示する場合は、EXEC モードで port-security database コマンドを使用します。
port-security database {copy | diff { active | config }} vsan vsan-id
アクティブ ポート セキュリティ データベースとコンフィギュレーション ポート セキュリティ データベースの差異を表示します。 |
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次に、設定されているデータベースにアクティブ データベースをコピーする例を示します。
次に、アクティブ データベースとコンフィギュレーション データベースの差異を表示する例を示します。
次に、コンフィギュレーション データベースとアクティブ データベースの差異に関する情報を表示する例を示します。
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ポート セキュリティの Cisco Fabric Services(CFS)配信をイネーブルにするには、 port-security distribute コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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ファイバ チャネル タイマーの変更をファブリックに配信する前に、 port-security commit コマンドを使用して、コンフィギュレーションへの一時的な変更をアクティブ コンフィギュレーションに確定する必要があります。
次に、ポート セキュリティ コンフィギュレーションをファブリックに配信する例を示します。
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ポート セキュリティをイネーブルにするには、コンフィギュレーション モードで port-security enable コマンドを使用します。ポート セキュリティをディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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port-security enable コマンドを入力すると、ポート セキュリティ設定用の他のコマンドがイネーブルになります。
次に、ポート セキュリティをディセーブルにする例を示します。
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間接的なエラーに関するポート トラッキングをイネーブルにするには、コンフィギュレーション モードで port-track enable コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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追跡されたポートがダウンになると、ソフトウェアはリンクされたポートをダウンにします。追跡されたポートが障害から復旧して再度アップになると、リンクされたポートも自動的にアップになります(特に別の設定がないかぎり)。
次に、ポート トラッキングをディセーブルにする例を示します。
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追跡されたポートを強制的にシャットダウンするには、インターフェイス コンフィギュレーション サブモードで port-track force-shut コマンドを使用します。ポート トラッキングを再度イネーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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追跡されたポートが復旧しても、リンクされたポートをダウンのままにするには、 port-track force-shut コマンドを使用します。必要になったときは、 no port-track force-shut コマンドを使用して明示的にポートをアップにする必要があります。
次に、追跡中のインターフェイス(複数可)を強制的にシャットダウンする例を示します。
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特定インターフェイスのポート トラッキングをイネーブルにするには、インターフェイス コンフィギュレーション サブモードで port-track interface コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
port-track interface {fc slot / port | san-port-channel port } [vsan vsan-id ]
no port-track interface {fc slot / port | san-port-channel port } [vsan vsan-id ]
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インターフェイスが追跡中のポートがダウン状態になった場合、インターフェイスもダウン状態になります。追跡されたポートが復旧すると、リンクされているインターフェイスも復旧します。リンクされたインターフェイスをダウンのままにするには、 port-track force-shut コマンドを使用します。
次に、特定インターフェイスのポート トラッキングをイネーブルにする例を示します。
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永続的な FCID を消去するには、EXEC モードで purge fcdomain fcid コマンドを使用します。
purge fcdomain fcid vsan vsan-id
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次に、VSAN 4 内にあるすべてのダイナミックな未使用 FCID を消去する例を示します。
次に、VSAN 4、5、6 内にあるすべてのダイナミックな未使用 FCID を消去する例を示します。
Registered Link Incident Report(RLIR)フレームを優先的に受信するホストを指定するには、コンフィギュレーション モードで rlir preferred-cond fcid コマンドを使用します。優先的に受信するホストを削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
rlir preferred-cond fcid fc-id vsan vsan-id
no rlir preferred-cond fcid fc-id vsan vsan-id
デフォルトでは、登録機能が「always receive」に設定されているホストがない場合、スイッチは登録機能が「conditionally receive」に設定されている VSAN のホストの 1 つに RLIR フレームを送信します。
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スイッチが優先ホストに RLIR フレームを送信するのは、次の条件が満たされた場合だけです。
• RLIR に関して、登録機能が「always receive」に設定されているホストが VSAN 内にない。VSAN に「always receive」として登録されているホストが 1 つまたは複数ある場合、RLIR はそれらのホストのみに送信され、設定された優先ホストには送信されません。
• 優先ホストの登録機能が「conditionally receive」に設定されている。登録されているすべてのホストの登録機能が「conditionally receive」に設定されている場合は優先ホストが RLIR フレームを受信します。
次に、VSAN 2 の RLIR 優先ホストとして FC ID 0x654321 を指定する例を示します。
次に、VSAN 2 の RLIR 優先ホストとして FC ID 0x654321 を削除する例を示します。
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RILR、Link Incident Record Registration(LIPR)、および Distribute Registered Link Incident Record(DRLIR)フレームの情報を表示します。 |
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Registered State Change Notification(RSCN)を設定するには、コンフィギュレーション モードで rscn コマンドを使用します。RSCN はファブリック内の変更について N ポートに通知するファイバ チャネル サービスです。
rscn {multi-pid | suppress domain-swrscn } vsan vsan-id
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次に、RSCN をマルチ PID フォーマットで設定する例を示します。
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VSAN の Registered State Change Notification(RSCN)設定を取り消すには、コンフィギュレーション モードで rscn abort コマンドを使用します。取り消しを戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
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次に、VSAN 1 の RSCN 設定を取り消す例を示します。
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未決定の Registered State Change Notification(RSCN)設定を適用するには、コンフィギュレーション モードで rscn commit コマンドを使用します。未決定の RSCN 設定を廃棄するには、コマンドの no 形式を使用します。
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アクティブ データベースに加えられた変更を確定する場合、ファブリック内のすべてのスイッチに設定が確定されます。確定が正常に行われると、設定の変更がファブリック全体に適用され、ロックが解除されます。
次に、VSAN 1 の RSCN 設定を確定する例を示します。
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Registered State Change Notification(RSCN)設定の配信をイネーブルにするには、コンフィギュレーション モードで rscn distribute コマンドを使用します。配信をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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RSCN タイマーの設定は、VSAN 内のすべてのスイッチで同一にする必要があります。Cisco Fabric Service(CFS)は、RSCN タイマー設定をファブリック内のすべてのスイッチに自動的に配信します。RSCN タイマー設定のみが配信されます。
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指定 VSAN の Registered State Change Notification(RSCN)のイベント タイムアウト値を設定するには、コンフィギュレーション モードで rscn event-tov コマンドを使用します。イベント タイムアウト値を取り消し、デフォルトの値に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
rscn event-tov timeout vsan vsan-id
no rscn event-tov timeout vsan vsan-id
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タイムアウト値を変更する前に、 rscn distribute コマンドを使用して RSCN 設定の配信をイネーブルにする必要があります。
RSCN タイマーは、初期化およびスイッチオーバーの実行時に Cisco Fabric Services(CFS)に登録されます。
次に、VSAN 1 の RSCN イベント タイムアウト値を設定する例を示します。
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自動作成された SAN ポート チャネルを永続的な SAN ポート チャネルに変換するには、EXEC モードで san-port-channel persistent コマンドを使用します。
san-port-channel port-channel-id persistent
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このコマンドは元に戻すことができません。ユーザ作成のチャネル グループは、自動作成チャネル グループに変換できません。 san-port-channel persistent コマンドが自動作成されたチャネル グループに適用されると、チャネル グループ番号は変更されず、メンバー ポート プロパティがユーザ作成チャネル グループのプロパティに変更されます。チャネル モードはアクティブのままです。
自動作成されたチャネル グループのプロパティを永続的チャネル グループに変更する例を示します。
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SCSI ターゲット検出を設定するには、コンフィギュレーション モードで scsi-target コマンドを使用します。SCSI ターゲット検出を削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
scsi-target {auto-poll [vsan vsan-id ] | discovery | ns-poll [vsan vsan-id ] | on-demand [vsan vsan-id ]}
no scsi-target {auto-poll [vsan vsan-id ] | discovery | ns-poll [vsan vsan-id ] | on-demand [vsan vsan-id ]}
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自動グローバル SCSI ターゲット検出は、デフォルトで有効です。検出は、オンデマンドのネーム サーバ ポーリングを使用して、または自動ポーリング オプションによって、特定の VSAN でトリガーされる場合もあります。すべてのオプションは、デフォルトで有効になっています。すべての検出オプションを無効にするには、 no scsi-target discovery コマンドを使用します。また、コマンドの no 形式を使用して、特定のオプションを無効にすることもできます。
次に、VSAN 1 の SCSI ターゲット自動ポーリング検出を設定する例を示します。
次に、VSAN 1 の SCSI ターゲット自動ポーリング検出を削除する例を示します。
次に、VSAN 1 の SCSI ターゲット NS ポーリング検出を設定する例を示します。
次に、VSAN 1 の SCSI ターゲット NS ポーリング検出を削除する例を示します。
次に、VSAN 1 の SCSI ターゲット オンデマンド検出を設定する例を示します。
次に、VSAN 1 の SCSI ターゲット オンデマンド検出を削除する例を示します。
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ファイバ チャネルまたはバーチャル ファイバ チャネル インターフェイスのスイッチ ポート パラメータを設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション サブモードで switchport コマンドを使用します。設定を無効にするには、コマンドの no 形式を使用します。
switchport { encap eisl |
fcrxbbcredit { credit [mode E | F ] | default | } |
mode {auto | E | F | SD |} |
speed {1000 | 2000 | 4000 | auto [max 2000]} |
trunk {allowed vsan {[add] vsan-id | all} | mode {auto | off | on}}}
no switchport { encap eisl | fcrxbbcredit| fcrxbufsize size | mode | rate | speed | trunk allowed vsan [[add] vsan-id | all]}
24 ポートおよび 48 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュール インターフェイスの自動モードで予約されている最大帯域として、2 Gbps を設定します。 |
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次の形式でコマンドを入力すると、インターフェイスの範囲を指定できます。
interface space fc2/1 space - space 2 space , space fc3/2 space - space 4
インターフェイスのポート速度によって、ポート グループのポートが使用可能な共有リソースの量が決まります。ポート グループのリソースは、使用できない帯域幅であっても予約されます。たとえば、インターフェイスが自動感知(auto)を行うよう設定されている場合は、最大稼働速度が 2 Gbps であっても、4 Gbps の帯域が予約されます。同じインターフェイスで、最大速度 2 Gbps(auto max 2000)の自動感知が設定されている場合は 2 Gbps の帯域だけが予約され、使用されない 2 Gbps の帯域は、ポート グループの他のインターフェイスにより共有されます。
ポート モードの設定時には、次のガイドラインを守ってください。
• 自動ポート モードおよび E ポート モードは、共有速度モードでは設定できません。
• 共有ポートから専用ポートへは、速度、速度モード、ポート モード、クレジットの順に設定する必要があります。
• 専用ポートから共有ポートへは、クレジット、ポート モード、速度モード、速度の順に設定する必要があります。バーチャル ファイバ チャネル インターフェイスでは、ポート モードを F に設定できます。その他のスイッチ ポート パラメータは設定できません。
ファイバ チャネル インターフェイスのスイッチ ポート パラメータを設定する例を示します。
次に、バーチャル ファイバ チャネル インターフェイスのモードを設定する例を示します。
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ビット エラーしきい値イベントの検出により、ファイバ チャネル インターフェイスがディセーブルになるのを回避するには、 switchport ignore bit-errors コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
no switchport ignore bit-errors
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スイッチはビット エラー レートしきい値を使用して、トラフィックに重大な影響を与えるほどパフォーマンスが低下する前に、エラー レートの増加を検出します。
• SFP が 1 Gbps で動作するよう指定されているのに、2 Gbps で使用されている
• 短距離用ケーブルが長距離に、または長距離用ケーブルが短距離に使用されている
5 分間に 15 のエラー バーストが発生すると、ビット エラー レートしきい値が検出されます。デフォルトでは、しきい値に達すると、スイッチがインターフェイスをディセーブルにします。shutdown/no shutdown コマンドを順番に入力すると、インターフェイスを再度イネーブルにできます。switchport ignore bit-errors コマンドが設定されているかどうかに関係なく、ビット エラーしきい値イベントが検出されると Syslog メッセージが生成されます。
次に、ビット エラー イベント検出によるインターフェイスのディセーブル設定を回避する例を示します。
次に、ビット エラー イベント検出によってインターフェイスをディセーブルにできるようにする例を示します。
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ファイバ チャネル インターフェイスのポート属性を設定するには、コンフィギュレーション モードで system default switchport コマンドを使用します。ポート属性をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
system default switchport { shutdown | trunk mode { auto | off | on } }
no system default switchport { shutdown | trunk mode { auto | off | on } }
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このコマンドを使用して設定された属性は、その時点で個別に設定されていなくても、これ以降すべてのポート コンフィギュレーションにおいてグローバルに適用されます。
このコマンドは、次のポートのコンフィギュレーションを管理モード F に変更します。
• 動作モードが F であり、管理モードが F でない、動作しているすべての F ポート
このコマンドは、F 以外の動作しているポートには影響しませんが、これらのポートが動作していない場合は、その管理モードがこのコマンドにより変更されます。
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ゾーンのデフォルト値を設定するには、コンフィギュレーション モードで system default zone default-zone permit コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
system default zone default-zone permit
no system default zone default-zone permit
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このコマンドは、すべての VSAN のデフォルト ゾーンのデフォルト値を定義します。デフォルト値は、VSAN が最初に作成されてアクティブになる際に使用されます。デフォルト値を使用しない場合は、 zone default-zone permit vsan コマンドを使用して、デフォルト ゾーンの稼働値を定義します。
system default zone default-zone permit コマンドは、まだ作成されていない VSAN に使用してください。このコマンドは、既存の VSAN には作用しません。VSAN 1 はデフォルトの VSAN なので常に存在します。そのため、このコマンドは VSAN 1 には作用しません。
次に、デフォルト ゾーンを設定してデフォルト値を使用する例を示します。
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デフォルト ゾーン(作成済みゾーンが割り当てられていないノード)で、その中のすべてへのアクセスが許可されるか、拒否されるかを定義します。 |
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ゾーン セットへの配信にデフォルト値を設定するには、コンフィギュレーション モードで system default zone distribute full コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
system default zone distribute full
no system default zone distribute full
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このコマンドは、すべての VSAN にデフォルト ゾーンのデフォルト値を配信します。デフォルト値は、VSAN が最初に作成されてアクティブになる際に使用されます。デフォルト値を使用しない場合は、 zoneset distribute full vsan コマンドを使用して、デフォルト ゾーンの稼働値を配信します。
system default zone distribute full コマンドは、まだ作成されていない VSAN に使用してください。このコマンドは、既存の VSAN には作用しません。VSAN 1 はデフォルトの VSAN なので常に存在します。そのため、このコマンドは VSAN 1 には作用しません。
次に、ゾーン セット全体にデフォルト値を配信する例を示します。
次に、アクティブなゾーン セットのみにデフォルト値を配信する例を示します。
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ファイバ チャネル インターフェイスのトランキング プロトコルを設定するには、コンフィギュレーション モードで trunk protocol enable コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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トランキング プロトコルがスイッチでディセーブルの場合、そのスイッチで新規トランク コンフィギュレーションを適用できるポートがありません。既存のトランク コンフィギュレーションは影響を受けません。TE ポートは継続してトランキング モードで機能しますが、(トランキング プロトコルがイネーブルの際の)すでにネゴシエートされている VSAN のトラフィックのみをサポートします。また、このスイッチに直接接続している他のスイッチも同様に接続インターフェイスで影響を受けます。場合によっては、非トランキング ISL(スイッチ間リンク)間の異なるポート VSAN からのトラフィックを統合する必要が生じます。そのような場合は、トラフィックを結合する前に、トランキング プロトコルをディセーブルにする必要があります。
次に、トランク プロトコル機能をディセーブルにする例を示します。
次に、トランク プロトコル機能をイネーブルにする例を示します。
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同じ物理インフラストラクチャを共有している複数のファブリックを作成し、ポートを VSAN に割り当て、インターオペラビリティ モードをオンまたはオフにし、ロード バランスを送信元の交換ごとにまたは src-dst ID 別に行って、VSAN データベース サブモードを開始するには、 vsan database コマンドを使用します。設定を削除するには、VSAN データベース サブモードで no コマンドを使用します。
vsan database
vsan vsan-id
[interface {fc slot / port | san-port-channel port | vfc vig-num / vint-id } |
interop [ mode ] [loadbalancing {src-dst-id | src-dst-ox-id}] |
loadbalancing {src-dst-id | src-dst-ox-id} |
name name [interop [ mode ] [loadbalancing {src-dst-id | src-dst-ox-id}] | loadbalancing {src-dst-id | src-dst-ox-id}] | suspend [interop [ mode ] [loadbalancing {src-dst-id | src-dst-ox-id}] | loadbalancing {src-dst-id | src-dst-ox-id}] |
suspend [interop [ mode ] [loadbalancing {src-dst-id | src-dst-ox-id}] | loadbalancing {src-dst-id | src-dst-ox-id}]]
vsan database
no vsan vsan-id
[interface {fc slot / port | san-port-channel port | vfc vig-num / vint-id } |
interop [ mode ] [loadbalancing {src-dst-id | src-dst-ox-id}] |
loadbalancing {src-dst-id | src-dst-ox-id} |
name name [interop [ mode ] [loadbalancing {src-dst-id | src-dst-ox-id}] | loadbalancing {src-dst-id | src-dst-ox-id}] | suspend [interop [ mode ] [loadbalancing {src-dst-id | src-dst-ox-id}] | loadbalancing {src-dst-id | src-dst-ox-id}] |
suspend [interop [ mode ] [loadbalancing {src-dst-id | src-dst-ox-id}] | loadbalancing {src-dst-id | src-dst-ox-id}]]
SAN ポートチャネル番号のあとにドット(.)インジケータとサブインターフェイス番号を付ける指定方法で SAN ポートチャネル インターフェイスを設定します。 |
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このコマンドを使用するには、VSAN データベース サブモードに変更する必要があります。
インターフェイスの範囲は昇順で、オーバーラップなしです。ハイフンを使用して範囲を指定することも、コンマを使用して複数のインターフェイスを指定することもできます。
• ファイバ チャネル インターフェイスのインターフェイス範囲は、fcslot/port - port , fcslot/port , fcslot/port の形式で指定します(例: show int fc2/1 - 3 , fc2/4 , fc3/2 )。
• SAN ポート チャネルの形式は、san-port-channel portchannel-number.subinterface-number です(例: show int san-port-channel 5.1 )。
インターオペラビリティ モードには次の 4 種類があります。
• インターオペラビリティ モード 1 ― ファブリック内の他のすべてのベンダーがインターオペラビリティ モードになる必要のある標準ベースのインターオペラビリティ モード
• インターオペラビリティ モード 2 ― Brocade ネイティブ モード(Core PID 0)
• インターオペラビリティ モード 3 ― Brocade ネイティブ モード(Core PID 1)
• インターオペラビリティ モード 4 ― McData ネイティブ モード。インターオペラビリティ モード 4 を設定する(または設定を削除する)前に、VSAN を一時停止する必要があります。McData OUI [08:00:88] の VSAN 依存スイッチ WWN を設定した後でのみ VSAN の一時停止を解除します。
次に、同じ物理インフラストラクチャを共有する複数のファブリックを作成し、ポートを VSAN に割り当てる例を示します。
次に、VSAN を一時停止して、インターオペラビリティ モード 4 をイネーブルにする例を示します。
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SAN ノードにセカンダリ MAC アドレスを割り当てるには、 wwn secondary-mac コマンドを使用します。
wwn secondary-mac wwn-id range address-range
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Worldwide Name への変更は、必要な場合のみ実行します。これは毎日変更されるものではありません。これらの変更は、管理者が行うか、スイッチ操作を熟知している人が行ってください。
詳細は、『 Cisco Nexus 5000 シリーズ CLI Configuration Guide 』を参照してください。
次に、セカンダリ MAC アドレスの範囲を割り当てる例を示します。
インターオペラビリティ モード 4 がイネーブルになっている一時停止 VSAN の WWN を設定するには、コンフィギュレーション モードで wwn vsan コマンドを使用します。設定を無効にするには、コマンドの no 形式を使用します。
no wwn vsan vsan-id vsan-wwn wwn
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• スイッチ WWN を指定できるようになる前に、VSAN でインターオペラビリティ モード 4 がイネーブルである必要があります。
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同じ物理インフラストラクチャを共有している複数のファブリックを作成し、ポートを VSANに割り当て、インターオペラビリティ モードをオンまたはオフにし、ロード バランスを送信元の交換ごとまたは src-dst ID 別に行います。 |
ゾーン名を複製するには、コンフィギュレーション モードで zone clone コマンドを使用します。
zone clone current-zone-name new-zone-name vsan vsan-id
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次に、origZone という名前のオリジナル ゾーン グループのクローンを、VSAN 45 のクローン ゾーン グループ cloneZone に作成する例を示します。
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VSAN のゾーン分割変更を確定するには、コンフィギュレーション モードで zone commit コマンドを使用します。コマンドを無効にするには、コマンドの no 形式を使用します。
zone commit vsan vsan-id [ force ]
no zone commit vsan vsan-id [ force ]
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ロックを開始したスイッチのセッション ロックを消去するには、 zone commit コマンドの no 形式を使用します。
次に、VSAN 200 のゾーン分割変更を確定する例を示します。
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VSAN 内のゾーン データベースを圧縮するには、 zone compact コマンドを使用します。
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Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチでは、8000 のゾーンがサポートされます。
VSAN を結合しようとする場合、VSAN 内に 2000 を越えるゾーンが存在すると結合が失敗し、隣接 VSAN で 2000 を越えるゾーンをサポートできなくなります。
VSAN 内に 2000 を越えるゾーンが存在する場合、アクティベーションに失敗し、ファブリック内の 1 つ以上のスイッチで 2000 を越えるゾーンをサポートできなくなります。
次に、VSAN 1 でゾーン データベースを圧縮する例を示します。
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アクティブなゾーン セットをフル ゾーン セットにコピーするには、EXEC モードで zone copy コマンドを使用します。このコマンドを無効にするか、または出荷時の設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
zone copy active-zoneset full-zoneset [ include-auto-zones ] vsan vsan-id
zone copy vsan vsan-id active-zoneset {bootflash: | ftp: | full-zoneset | scp: | sftp: | tftp: | volatile:}
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次に、アクティブ ゾーン セットをフル ゾーン セットにコピーする例を示します。
次に、VSAN 3 のアクティブ ゾーン セットを、SCP を使用してリモート ロケーションにコピーする例を示します。
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デフォルト ゾーン(作成されたゾーンに割り当てられていないノードに指定されるゾーン)がデフォルト ゾーン内のすべてのノードへのアクセスを許可するか拒否するかを定義するには、コンフィギュレーション モードで zone default-zone コマンドを使用します。このコマンドを無効にするか、または出荷時の設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
zone default-zone permit vsan vsan-id
no zone default-zone permit vsan vsan-id
指定した VSAN(仮想 SAN)でのデフォルトのゾーン分割動作を設定します。VSAN ID の有効範囲は、1 ~ 4093 です。 |
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VSAN 内のデフォルト ゾーンに対する運用値を定義するには、 zone default-zone permit vsan コマンドを使用します。このコマンドは既存の VSAN に適用されます。まだ作成されていない VSAN には効果がありません。
全 VSAN のデフォルト ゾーンに定義されたデフォルト値を使用するには、 system defalt zone default-zone permit コマンドを使用します。デフォルト値は、VSAN が最初に作成されてアクティブになる際に使用されます。
次に、VSAN 2 内のデフォルト ゾーン分割を許可する例を示します。
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ゾーン データベースの結合を制限するには、コンフィギュレーション モードで zone merge-control restrict vsan コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
zone merge-control restrict vsan vsan-id
no zone merge-control restrict vsan vsan-id
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結合制御設定が制限され、2 つのデータベースが同じでない場合、結合は失敗し、スイッチ間の ISL(スイッチ間リンク)は隔離されます。
次に、VSAN 10 のゾーン結合制御を制限に設定する例を示します。
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VSAN の拡張ゾーン分割をイネーブルにするには、コンフィギュレーション モードで zone mode enhanced コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
zone mode enhanced vsan vsan-id
no zone mode enhanced vsan vsan-id
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zone mode enhanced コマンドを使用する前に、ファブリックの全スイッチが拡張ゾーン分割モードで動作可能であることを確認してください。1 つまたは複数のスイッチが拡張ゾーン分割モードで動作しない場合、拡張ゾーン分割モードをイネーブルにする要求は拒否されます。
zone mode enhanced vsan コマンドが正常に完了すると、ソフトウェアは、セッションの開始、拡張ゾーン分割データ構造を使用したゾーン分割データベースの配信、コンフィギュレーション変更の適用、およびファブリックの全スイッチへの Release Change Authorization(RCA)の送信を自動的に行います。次に、ファブリックの全スイッチは拡張ゾーン分割モードをイネーブルにします。
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ゾーンを作成するには、コンフィギュレーション モードで zone name コマンドを使用します。このコマンドを無効にするか、または出荷時の設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
zone name zone-name vsan vsan-id
member
zone name zone-name vsan vsan-id
no member
no zone name zone-name vsan vsan-id
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ゾーンはゾーン セットに割り当てられます。ゾーン セットは 1 つのスイッチからアクティブになり、ファブリック全体のすべてのスイッチに伝播されます。ゾーンは、ノード(ホストおよびストレージ)間のアクセスを許可および拒否するセキュリティ対策を可能にします。 zone name コマンドは、コンフィギュレーション モードから入力されます。VSAN 用のゾーンを config-zone サブモードから作成します。
sWWN を検索するには、 show wwn switch コマンドを使用します。sWWN を指定しない場合、ソフトウェアは自動的にローカル sWWN を使用します。
次に、指定のメンバー タイプ(pWWN、ファブリック pWWN、FCID、またはファイバ チャネル エイリアス)および値に基づいて指定ゾーン(Zone1)の属性を設定する例を示します。
次に、指定のメンバー タイプ(pWWN、ファブリック pWWN、FCID、またはファイバ チャネル エイリアス)および値に基づいて指定ゾーン(Zone2)のメンバーを設定する例を示します。
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ゾーン セットのゾーンを設定するには、ゾーン セット コンフィギュレーション サブモードで zone name コマンドを使用します。ゾーン セットからゾーンを削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
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ゾーンの名前を変更するには、コンフィギュレーション モードで zone rename コマンドを使用します。
zone rename current-name new-name vsan vsan-id
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複数のゾーンを 1 つのゾーンセットにまとめるには、コンフィギュレーション モードで zoneset コマンドを使用します。コマンドを無効にするか、出荷時の設定に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
zoneset { activate [ name zoneset-name ] vsan vsan-id | clone zoneset-currentName zoneset-cloneName vsan vsan-id | distribute full vsan vsan-id name zoneset-name vsan vsan-id | rename current-name new-name vsan vsan-id }
no zoneset { activate [ name zoneset-name ] vsan vsan-id | clone zoneset-currentName zoneset-cloneName vsan vsan-id | distribute full vsan vsan-id name zoneset-name vsan vsan-id | rename current-name new-name vsan vsan-id }
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親ゾーン セットをアクティブ化することでゾーンはアクティブ化されます。
zoneset distribute full vsan コマンドは、デフォルト ゾーンの運用値を VSAN 内の全ゾーン セットに配信します。運用値を配信したくない場合は、 system defalt zone distribute full コマンドを使用して、デフォルト値を配信します。デフォルト値は、最初に VSAN が作成されてアクティブになるときに使用されます。
zoneset distribute full vsan コマンドは既存の VSAN に適用されます。まだ作成されていない VSAN には効果がありません。
次に、VSAN 333 内の zSet1 という名前のゾーン セットをアクティブにする例を示します。
次に、zSet1 という名前のゾーン セットを、VSAN 45 の zSetClone という新しいゾーン セットに複製する例を示します。
次に、デフォルト ゾーンの運用値を VSAN 22 内の全ゾーン セットに配信する例を示します。
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ゾーン セット データベースを結合するには、EXEC モードで zoneset コマンドを使用します。
zoneset {distribute | export | import interface { fc slot/port | san-port-channel port-number }} vsan vsan-id
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zoneset import および zoneset export コマンドは VSAN の範囲に対しても入力できます。
zoneset distribute vsan vsan-id コマンドは、 interop 2 および interop 3 モードではサポートされていますが、 interop 1 モードではサポートされていません。
次に、VSAN 2 インターフェイスを介して接続された隣接スイッチからゾーン セット データベースをインポートする例を示します。
次に、VSAN 5 を介して接続された隣接スイッチにゾーン セット データベースをエクスポートする例を示します。
次に、VSAN 333 のゾーン セットを配信する例を示します。
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