各言語ユーザのサポート
Cisco Unified IP Phone では、さまざまな言語に翻訳およびローカライズされたバージョンが用意されています。英語以外の環境で Cisco Unified IP Phone をサポートしている場合は、次の各項を参照し、ユーザの環境に応じて電話機を設定する必要があります。
• 「Cisco Unified CM Locale Installer のインストール」
• 「国際コールのロギングのサポート」
ユーザ オプション Web ページまたは電話機の表示言語の変更については、『 Cisco Unified IP Phone 6921, 6941, 6945, and 6961 User Guide for Cisco Unified Communications Manager 8.5 』を参照してください。
Cisco Unified CM Locale Installer のインストール
英語(米国)以外のロケールで Cisco Unified IP Phone を使用している場合は、そのロケール固有のバージョンの Cisco Unified CM Locale Installer を、クラスタ内の各 Cisco Unified CM サーバにインストールする必要があります。Locale Installer をインストールすると、Cisco Unified IP Phone に対応した最新版の翻訳テキスト、ユーザおよびネットワーク ロケール、各国固有の電話トーンを確実に使用できます。Cisco Unified CM Locale Installer のロケール固有のバージョンは、 http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/telephony/callmgr/locale-installer.shtml に用意されています。
詳細については、『 Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide 』の「Software Upgrades」の章の 「 Locale Installation 」を参照してください。
(注) すべての言語にすぐに対応できるとは限らないため、Web サイトの更新を継続的に確認してください。
国際コールのロギングのサポート
ご使用の電話システムで国際コールのロギングが設定されている場合、通話履歴、リダイヤル、コール ディレクトリの各エントリに「+」記号が表示されることがあります。電話システムの設定によっては、「+」記号ではなく正しい国際ダイヤル コードが表示される場合があります。国際ダイヤル コードが表示されない場合は、必要に応じて、「+」記号を通話場所の国際エスケープ コードに手動で置き換えて番号を編集した後にダイヤルします。また、コール ログやディレクトリ エントリには受信コールの完全な国際電話番号が表示され、電話機のディスプレイには国際コード(国コード)が省略された国内用の短い番号が表示される場合もあります。