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この章では、Cisco Mobility Services Engine(MSE)の Open Virtual Appliance(OVA)コンポーネントをインストールする方法について説明します。以下のセクションが含まれています。
• 「仮想化の概念」
Open Virtual Appliance(OVA)は、1 つ以上の仮想マシン(VM)から構成されるビルド済みのソフトウェア ソリューションで、1 つのユニットとしてパッケージされ、保守、更新、および管理されます。
Cisco MSE の OVA で使用できるバージョンは次のとおりです。
• https://www.vmware.com/pdfvirtualization.pdf
• 仮想化の基本
次の表では、Cisco Mobility Services Engine(MSE)仮想アプライアンスを展開するときに実行する手順について説明します。
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詳細については、「前提条件の確認」を参照してください。 |
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詳細については、「Cisco MSE 仮想アプライアンス OVA ファイルのダウンロード」を参照してください。 |
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詳細については、「ハイエンド仮想アプライアンスの設定」を参照してください。 |
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このプロセスでは、vSphere Client のテンプレートに従って段階的に手順を実行します。段階的なテンプレートを完了した後で、自分で指定したすべての情報を確認し、修正を行った後で OVA を展開できます。 |
詳細については、「OVF テンプレートとして Cisco MSE OVA ファイルを展開する」を参照してください。 |
詳細については、「MSE 仮想アプライアンス VM を起動するための基本設定」を参照してください。 |
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詳細については、「Prime Infrastructure での MSE の設定」を参照してください。 |
仮想マシンに Mobility Services Engine(MSE)をインストールする前に、以下のことを確認する必要があります。
• MSE サーバのホストとして使用する予定のマシン上に VMware ESX/ESXi の最新バージョンがインストールされ、設定されている。ホスト マシンのセットアップと設定については、VMware のマニュアルを参照してください。
• インストールされている VMware ESXi ホストが到達可能である。
• vSphere Client の最新バージョンを使用して、小規模な展開を管理できる。
• ESXi ホストを管理するために、vCenter Server の最新バージョンが Windows ホストにインストールされている。
Mobility Services Engine(MSE)の Open Virtualization Archive(OVA)は、vSphere Client または vCenter Server がインストールされているマシンに保存されます。
.ova ファイルをダウンロードするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 http://software.cisco.com/download/navigator.html の Cisco MSE 仮想アプライアンスにアクセスします。
ステップ 2 [Product/Technology Support] セクションで、[Download Software] を選択します。
ステップ 3 [Select a Product] セクションで [Products] > [Wireless] > [Mobility Services] > [Cisco Mobility Services Engine Virtual Appliance] を選択して、Wireless ソフトウェアへナビゲートします。
Cisco Mobility Services Engine 仮想アプライアンスの最新リリース ソフトウェアのリストが、ダウンロード用に使用できます。
ステップ 4 [Latest]リストで、7.6.100.0 または 最新の 7.6 リリース バージョンをダウンロードするよう選択します。
ステップ 5 以下のいずれかの ova ファイルを選択してダウンロードすることができます。
• MSE-VA-8-0-x-x.ova:中規模およびハイ エンドの VMware ESXi マシンに MSE を展開するには、このファイルを使用します。この OVA は、標準アプライアンスに対してデフォルトで設定されています。OVA をハイエンド アプライアンスとして機能させるには、いくつかの修正が必要です。詳細については、「 ハイエンド仮想アプライアンスの設定」を参照してください。
• MSE-VA-8-0-x-x-LowEnd.ova:ロー エンドの VMware ESXi マシンに MSE を展開するには、このファイルを使用します。
ステップ 6 OVF テンプレートの展開を開始するときに、コンピュータの見つけやすい場所にインストーラを保存します。
中規模およびハイ エンドの仮想アプライアンスを展開するには、MSE-VA-8-0-x-x.ova ファイルを使用します。
インストールされた標準 ova をハイ エンド ova として使用するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 「 OVF テンプレートとして Cisco MSE OVA ファイルを展開する」に記載されている手順に従って、OVA ファイルを展開します。
ステップ 2 CPU の数を増やす前に、仮想マシン(VM)の電源がオフになっている間に最新の ESXi サーバ上で仮想ハードウェアをアップグレードする必要があります。仮想アプライアンスに 8 個より多くのコアを割り当てるには、仮想ハードウェアをアップグレードする必要があります。図 3-1を参照してください。
ステップ 3 メモリの割り当てを編集し、適切なリソースが割り当てられていることを確認します。 表 3-2 を参照してください。
(注) これらのレベルは、仮想アプライアンスおよび該当する要件で設定できます。ハイパー スレッドの仮想コアではなく、専用のコアをアプライアンスに割り当てます。ホストにより多くの仮想コアが存在し、より多くのアプライアンスを展開することにすると、パフォーマンスは影響を受けます。
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Mobility Services Engine(MSE)の仮想アプライアンスは、Open Virtualization Archive(OVA)ファイルとして配布されます。OVA は、OVF パッケージを TAR 形式の 1 つのファイルで配信したものです。OVA ファイルをダウンロードしたら、vSphere Client アプリケーションから Open Virtualization Format(OVF)テンプレートを展開します。
(注) OVA を導入する前に、システム要件をすべて満たしていることを確認します。「前提条件の確認」を確認してください。
(注) OVA を新しく展開した後で、仮想マシン(VM)を再起動する必要があります。
ステップ 1 デスクトップの VMware vSphere Client アプリケーションを開きます。
ステップ 2 vSphere Client または vCenter Server にログインします(「図 3-2 を参照してください)。
ステップ 3 OVF テンプレートにアクセスするには、次のように vSphere Client を使用します。
a. [Home] > [Inventory] > [Hosts and Clusters] の順に選択します。
c. vSphere のツールバーで、[File] > [Deploy OVF Template] を選択します。
[Deploy OVF Template] ダイアログボックスが表示されます(「図 3-3」を参照)。
ステップ 4 [Source location] を選択します(「図 3-4」を参照)。
a. [Browse] をクリックします。[Open] ダイアログボックスが開きます。
b. [Open] ダイアログボックスで、コンピュータにダウンロードした .ova ファイルを見つけて、[Open] をクリックします。
ステップ 6 OVF テンプレートの詳細を確認し、[Next] をクリックします(図 3-5 を参照)。Cisco MSE 仮想アプライアンスの詳細には、次のものが含まれます。
– 展開直後に仮想アプライアンスで消費されるディスク領域の量に対するシン プロビジョン。これは、仮想アプライアンスを展開するのに必要な、最小のディスク領域です。
– 仮想アプライアンスが消費できるディスク領域の最大量に対するシック プロビジョン。
(注) シック プロビジョンとシン プロビジョンの詳細については、「ステップ 10」のタスクを参照してください。
ステップ 7 [Next] をクリックします。[Name and Location] ウィンドウが表示されます(図 3-6 を参照)。
ステップ 8 [Name] フィールドに、新しい仮想アプライアンスのテンプレート名を入力します。vCenter を使用して仮想マシンを管理している場合は、インベントリの場所を選択することもできます。
図 3-6 [Name and Location] ウィンドウ
ステップ 9 [Next] をクリックします。[Disk Format] ウィンドウが表示されます(図 3-7 を参照)。
• 仮想アプライアンスで必要なストレージとして十分な容量があり、仮想ディスクに対して領域の特定の割り当てを設定したい場合は、次のシック プロビジョン タイプのいずれかを選択します。
– シック プロビジョン(Lazy Zeroed):仮想ディスクが作成されるときに、仮想ディスクで必要な領域が割り当てられます。仮想ディスクの作成時には物理デバイス上に残っているデータは消去されませんが、後で仮想ディスクからの最初の書き込みで、要求に応じてゼロに設定されます。
– シック プロビジョン(Eager Zeroed):仮想ディスクが作成されるときに、仮想ディスクで必要な領域が割り当てられます。Lazy Zeroed オプションと異なり、仮想ディスクの作成時に、物理デバイスに残っているデータは消去されます。
• シン プロビジョン:シック形式と異なり、仮想ディスクで必要な領域は、作成時には割り当てられません。後で要求に応じて供給され、ゼロに設定されます。
ステップ 11 [Next] をクリックします。[Network Mapping] ウィンドウが表示されます。
ステップ 12 OVF テンプレートで指定される各ネットワークに対して、インフラストラクチャの [Destination Network] 列を右クリックしてネットワークを選択してネットワーク マッピングを設定し、[Next] をクリックします。
ステップ 13 [Ready to Complete] ウィンドウが表示されます。設定した展開のそれぞれの内容を確認します(図 3-8 を参照)。
図 3-8 [Ready to Complete] ウィンドウ
ステップ 14 設定に何らかの変更を加えるには、[Back] を押して、展開を終了するには [Finish] をクリックします。
進捗バーは、Cisco MSE 仮想アプライアンスの展開の進捗に対応しています。ネットワークの遅延によっては、完了するまでに 5 ~ 10 分かかることがあります(図 3-9 を参照)。導入が完了すると、[Deployment Completed Successfully] ダイアログ ボックスが表示されます
ステップ 15 [Close] をクリックしてダイアログを閉じます。
ステップ 16 vSphere Client の [Summary] タブで、仮想マシンの情報を確認します。
ステップ 17 展開した仮想アプライアンスが、vSphere Client の左側のペインで、ホストの下に表示されます。
ステップ 18 MSE 仮想アプライアンスの電源をオンにする前に、MSE 仮想アプライアンスのテンプレートを編集して、管理およびデータ インターフェイスとネットワーク インターフェイスを目的の設定にマップします。
ステップ 19 MSE のインストールおよび設定に進みます。詳細については、「「MSE 仮想アプライアンス VM を起動するための基本設定」」を参照してください。
新しい仮想マシンでの Mobility Services Engine(MSE)仮想アプライアンスの展開が完了しました。仮想マシンのノードが、VMware vSphere Client ウィンドウのリソース ツリーに表示されるようになります。展開後に、MSE 仮想アプライアンスの基本設定を行う必要があります。
ステップ 1 vSphere Client で、リソース ツリーの [MSE virtual appliance] ノードをクリックします。仮想マシン ノードが、MSE 仮想アプライアンスを展開したホスト、クラスタ、またはリソース プールの下の Hosts and Clusters ツリーに表示されます。
ステップ 2 OVA ファイルの展開中に仮想マシンの電源がオンになっていない場合は、vSphere Client の左側のペインに表示されている仮想アプライアンスを右クリックし、[Power] > [Power on] を選択します。
[VSphere Client] ペインの下部にある [Recent Tasks] ウィンドウは、仮想マシンの電源投入に関連するタスクのステータスを示しています。仮想マシンを正常に起動した後で、タスクのステータス列に [Completed] と表示されます。
ステップ 3 キーボード入力でコンソール プロンプトをアクティブにするには、コンソール ペイン内で [Console] タブをクリックします。VM が起動を開始します。
ステップ 4 Enter キーを押して、MSE のインストール ウィザードを開始するためのログイン プロンプトを表示します。次の出力が表示されます。
(注) インストール プロセスは完了までに約 45 分かかります。
(注) 最初のインストールの後、新しく作成した VM からログオフされるため、もう一度コンソール パネルにログインする必要があります。
ステップ 5 MSE 仮想マシンをシャットダウンして再起動します。
[Enter キーを押して、メニュー オプションを使用するためのデフォルト値(yes)を使用します]
(注) ネットワーク内で Mobility Services Engine が最適に動作するように、すべての関連項目を初期セットアップ時に設定することを推奨します。ホスト名とイーサネット 0(eth0)またはイーサネット 1(eth1)ポートは、必ず自動インストール中に設定してください。
(注) 次のコマンドを使用すると、自動インストール スクリプトをいつでも再実行して、パラメータを追加または変更できます。
[root@mse]# /opt/mse/setup/setup.sh.
変更しない値は、これらの更新で再入力する必要はありません。
(注) ある項目を設定しない場合は、skip を入力すると次の設定手順のプロンプトが表示されます。スキップされた設定は保持され、変更されません。
(注) Mobility Services Engine の最小限の設定は、コンソールを使用したインストールの一環として実行されます。自動インストールを使用して行った最初の設定以外の内容はすべて、Cisco Prime Infrastructure で設定されます。
(注) wIPS に対して設定する場合は、UTC を使用する必要があります。その他のサービスについては、コントローラと同じタイムゾーンを使用します。
(注) root パスワードを設定しないと、設定を適用するときに警告メッセージが表示されます。
ステップ 13 Prime Infrastructure パスワードを設定します。
(注) パスワードを設定しないと、設定を適用するときに警告メッセージが表示されます。デフォルトの PI 通信パスワードは admin です。
(注) 次回のログイン時に root を使用すると、Linux シェル プロンプトだけが表示され、セットアップ スクリプトは表示されません。root としてログインし、/opt/mse/setup/setup.sh を実行すれば、いつでもセットアップ スクリプトを再実行して設定を変更できます。
ステップ 15 ログインし、ブート後に自動的に起動するよう MSE を設定します。
ステップ 16 ブート後に自動的に起動するよう MSE を設定するため、次のコマンドを入力します。
(注) MSE サービスを手動で開始するには、次のコマンドを入力します。
[root@mse8-0]# service msed start
セットアップ スクリプトはログ ファイルを生成します。このファイルは /opt/mse/setup/setup.log で参照できます。
Prime Infrastructure に Mobility Services Engine(MSE)仮想アプライアンスを設定するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Chrome プラグイン リリースを備えた Mozilla Firefox 11.0 または 12.0、あるいは Internet Explorer 8 または 9、または Google Chrome 19.0 を起動します。バージョン 8 よりも前の Internet Explorer は推奨しません。
(注) Firefox を使用して初めて Prime Infrastructure にログインしてアクセスすると、Firefox Web ブラウザには、このサイトが信頼できないことを示す警告が表示されます。Firefox にこの警告が表示される場合は、プロンプトに従って、セキュリティ例外を追加し、自己署名された証明書を Prime Infrastructure サーバからダウンロードします。この手順の完了後に、Firefox は、現在と将来の両方のログイン試行すべてで Prime Infrastructure サーバを信頼できるサイトとして受け入れるようになります。
ステップ 2 ブラウザのアドレス行に、https://pi-ip-address と入力します。ここで、pi-ip-address は、Prime Infrastructure をインストールして起動したサーバの IP アドレスです。Prime Infrastructure ユーザ インターフェイスに [Login] ページが表示されます。
ステップ 3 ユーザ名を入力します。デフォルトのユーザ名は root です。
ステップ 4 MSE の設定ではなく、PI の設定で作成したルート パスワードを入力し、[Login] をクリックします。
(注) ライセンスの問題が発生した場合は、アラート ボックスにメッセージが表示されます。評価ライセンスがある場合は、ライセンスの有効期限までの日数が表示されます。また、期限切れになったライセンスに対するアラートも表示されます。これらの問題に対処するには、直接ライセンス ページに移動するオプションがあります。
ステップ 5 [Services] > [Mobility Services Engines] の順に選択します。
ステップ 6 [Select a command] ドロップダウン リストから、[Add Mobility Services Engine] を選択します。[Go] をクリックします。
[Add Mobility Services Engine] ページが表示されます(図 3-13 を参照)。
図 3-13 Mobility Services Engine の追加
• Device Name:モビリティ サービス エンジンのユーザ割り当て名。
• IP Address:モビリティ サービス エンジンの IP アドレス。
(注) 有効な IP アドレスが入力された場合にだけ、Mobility Services Engine が追加されます。デバイス名は、複数のモビリティ サービス エンジンと複数の Prime Infrastructure を使用している場合にデバイスを区別するのに役立ちますが、モビリティ サービス エンジンを検証するときには考慮されません。
• Contact Name(任意):モビリティ サービス エンジン管理者。
• Username:デフォルトのユーザ名は admin です。これは、MSE に対して設定されている Prime Infrastructure 通信ユーザ名です。
• Password:デフォルトのパスワードは admin です。これは、MSE に対して設定されている Prime Infrastructure の通信パスワードです。
(注) これは、設定時に作成された Prime Infrastructure 通信ユーザ名とパスワードです。設定時にユーザ名とパスワードを指定しなかった場合は、デフォルトを使用します。デフォルトのユーザ名とパスワードはどちらも admin です。
ステップ 8 Mobility Services Engine からすべてのサービス割り当てを永久に削除するには、[Delete synchronized service assignments] チェックボックスをオンにします。
このオプションは、ネットワーク設計、有線スイッチ、コントローラ、およびイベント定義に適用されます。既存のロケーション履歴データは維持されますが、今後ロケーション計算を実行するときには手動サービス割り当てを使用する必要があります。
[MSE License Summary] ページが表示されます(図 3-14 を参照)。[MSE License Summary] ページから、ライセンスのインストール、ライセンスの追加、ライセンスの削除、アクティベーション ライセンスのインストール、サービス ライセンスのインストールを実行します。
図 3-14 [MSE License Summary] ページ
ステップ 10 [Add License] をクリックしてライセンスを追加します。アクティベーション ライセンスおよびサービス ライセンスをインストールできます。
[Add a License File] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 11 [Choose File] をクリックし、ライセンス ファイルを参照して選択します。
ステップ 12 [OK] をクリックしてライセンスを追加します。新たに追加されたライセンスが MSE ライセンス ファイル リストに表示されます。
ステップ 13 MSE ライセンス ファイルを削除するには、[Remove License] をクリックします。
ステップ 14 [MSE License File] オプション ボタンを選択して、削除する MSE ライセンス ファイルを選択し、[Remove] をクリックします。
ステップ 15 [OK] をクリックして、削除を実行します。
ステップ 16 [Next] をクリックして Mobility Services Engine 上でサービスを有効にします。
ステップ 17 サービスを有効にするには、サービスの隣にあるチェックボックスをオンにします。使用できるサービスは次のとおりです。
(注) 必要なサービスで、ライセンスを持っているものを選択してください。CMX 分析を選択する場合は、Context Aware Service も選択する必要があります。
ステップ 18 [Next] をクリックします。[Select Tracking & History Parameters] ページが表示されます。
(注) 追跡パラメータの設定を省略すると、デフォルト値が選択されます。
ステップ 19 対応する [Tracking] チェックボックスを選択すると、Prime Infrastructure を使用して追跡されるクライアントを選択できます。無線クライアントが追跡されていることを確認します。
ステップ 20 デバイスの履歴トラッキングを有効にするには、対応するデバイスのチェックボックスをオンにします。履歴パラメータを以下に示します。
ステップ 21 [Next] をクリックして MSE にマップを割り当て、実際のキャンパス、ビルディング、屋外領域、およびフロア マップ上のマネージド システムを表示します。
(注) [Assigning Maps] ページは、MSE で有効にするサービスの 1 つとして Context Aware Service を選択する場合にだけ使用可能です。
表 3-3 に、[Assigning Maps] ページで使用できるプリセット フィルタを示します。[Show] ドロップダウン リストから、表示するフィルタを選択します。
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フィルタ アイコン( )を使用して、フィルタのルールと一致するマップをフィルタすることもできます。フィルタのルールを指定するには、[Show] ドロップダウン リストから [All] を選択してから をクリックします。
ステップ 22 マップを同期するには、[Name] チェックボックスを選択して [Synchronize] をクリックします。ネットワーク設計の同期が完了すると、特定のネットワーク設計で AP が割り当てられている適切なコントローラが MSE と自動的に同期されます。
ステップ 23 [Next] をクリックして、モバイル アプリケーションの統合を設定します。
ステップ 24 [Mobile App Enablement] ページで [Done] をクリックします。
ステップ 25 [OK] をクリックして MSE の設定を保存します。
ネットワークの設計を同期させる必要があります。「ネットワーク設計の同期」を参照してください。
ステップ 1 [Services] > [Synchronize Services] の順に選択します。
[Network Designs] ページが表示されます。左側のサイドバーのメニューには、[Network Designs]、[Controllers]、[Event Groups]、[Wired Switches]、[Third Party Elements]、および [Service Advertisements] のオプションがあります(図 3-15 を参照)。
ステップ 2 左側のサイドバーのメニューから、該当するメニュー オプションを選択します。
ステップ 3 Mobility Services Engine にネットワーク設計を割り当てるには、[Synchronize Services] ページの左側のサイドバーのメニューから、[Network Designs] を選択します。
ステップ 4 対応する [Name] チェックボックスをオンにして、モビリティ サービス エンジンと同期させるマップを選択します。
ステップ 5 [Change MSE Assignment] をクリックします。
ステップ 6 マップと同期する Mobility Services Engine を選択します。
ステップ 7 [Choose MSEs] ダイアログボックスで [CAS] をクリックし、[Synchronize] をクリックします。
ステップ 8 [Synchronize] をクリックし、Mobility Services Engine データベースを更新します。
項目が同期されると、同期済みエントリの [Sync.Status] 列に緑色の 2 つの矢印のアイコンが表示されます。有線スイッチまたはイベント グループを Mobility Services Engine に割り当てるときにも同じ手順を使用できます。
ステップ 9 [Network Designs] ページで、左側のサイドバーのメニューから [Controller] を選択します。
ステップ 10 対応する [Name] チェックボックスをオンにして、Mobility Services Engine に割り当てるコントローラを選択します。
ステップ 11 [Change MSE Assignment] をクリックします。
ステップ 12 コントローラと同期する必要がある Mobility Services Engine を選択します。
ステップ 13 [Choose MSEs] ダイアログボックスで [CAS] をクリックします。
ステップ 14 [Synchronize] をクリックし、同期プロセスを実行します。
ステップ 15 Mobility Services Engine が、選択されているサービスの各コントローラだけと通信していることを確認します。これは、ステータス ページの [NMSP status] リンクをクリックして確認できます。
(注) コントローラの同期後、関連付けられているコントローラでタイムゾーンが設定されていることを確認します。
(注) Mobility Services Engine と同期するコントローラの名前は固有でなければなりません。同じ名前のコントローラが 2 つある場合は 1 つのコントローラだけが同期されます。Catalyst スイッチまたはイベント グループを Mobility Services Engine に割り当てるときにも同じ手順を使用できます。
ステップ 16 [Services] > [Mobility Services Engine] の順に選択します。
ステップ 17 プロパティを表示または編集するモビリティ サービス エンジンの名前をクリックします。
ステップ 18 左側のサイドバー メニューから、[System] > [Status] > [NMSP Connection Status] の順に選択します。
ステップ 19 [Summary] パネルで、NMSP がアクティブかどうかを確認します。