この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco 5520 ワイヤレス コントローラは、サービス プロバイダおよび広大なキャンパス環境における大規模な展開について、中央集中型制御、管理、およびトラブルシューティングを提供します。これは、同じコントローラ内で複数の展開モード(たとえばキャンパスでは中央集中型モード、WAN で管理されている低予算の支店では Cisco FlexConnect モード、完全なイーサネット ケーブリングが使用できない展開ではメッシュ(ブリッジ)モードなど)をサポートするための柔軟性も備えています。Cisco Unified Wireless Network のコンポーネントとして、このコントローラは Cisco Aironet アクセス ポイント、Cisco Prime Infrastructure、および Cisco モビリティ サービス エンジンとの間のリアルタイム通信を提供し、他のシスコのコントローラとの相互運用を可能にします。
機能と利点の詳細については、『 Cisco 5520 Wireless Controller Data Sheet 』を参照してください。
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Cisco 5520 ワイヤレス コントローラには、フロントパネルに複数のボタン、LED インジケータ、KVM コネクタがあります。
図 1-2 Cisco 5520 ワイヤレス コントローラの前面パネル ビュー
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ネットワーク リンク アクティビティ LED(これはサービス ポート、RP ポート、および CIMC ポートのネットワーク アクティビティのみを示します) |
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KVM コネクタ(USB 2.0 2 個、VGA 1 個、シリアル コネクタ 1 個を装備した KVM ケーブルで使用) |
(注) 電源装置、ファン、温度のステータスは 600 秒(10 分)毎に Cisco WLC ソフトウェアから定期的にポーリングされます。したがって、電源、ファン、温度のステータスの変更は、反映されるまで最大で 600 秒かかる場合があります。ただし、show imm chassis コマンドは現在のステータスを表示します。
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統合 LED 付きのユニット識別押しボタンが前面パネルと背面パネルにあります。ボタンを押すたびに、アクティブ状態と非アクティブ状態が切り替わります。 |
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グリーンの点灯:ファンが動作しており、エラー状態が検出されない |
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1 つのメス コネクタで、ビデオ、キーボードとマウス用の 2 つの USB ポート、および RS-232C コンソール シリアル ポートへのアクセスが可能です。業界標準のインターフェイスに接続するための外部ブレークアウト コネクタが必要です。次の図はケーブルの例を示しています。
図 1-3 Cisco 5520 ワイヤレス コントローラの背面パネル ビュー
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VGA コネクタ:背面パネルには D サブ 15 ピンのメス コネクタを使用する標準 VGA ポートがあります(Cisco WLC ソフトウェアが起動すると、最初の BIOS パラメータを除き、何も表示されません。この時点以後のすべての印字はシリアル コンソールで表示可能) |
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図 1-4 Cisco 5520 ワイヤレス コントローラの背面パネル SFP ポートおよび LED
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CIMC インターフェイスを設定するには、次の作業を実行します。
ステップ 1 CIMC ケーブルを CIMC 管理ポートに接続します。CIMC 管理ポートを図 1-3に示します。
ステップ 2 ユニットの前面にある電源ボタンを押して、ログイン プロンプトが表示されるまで待ちます。
ステップ 3 Cisco WLC CLI プロンプトを表示するために、ユーザ名に admin
、パスワードに password
または Cisco1234
をそれぞれ入力し、CIMC のセットアップ手順に従います。
(注) また、電源リセットからのブートアップ中にコンソールで CIMC を設定することもできます。CIMC の設定には F8 キーを使用できます。
ステップ 4 imm dhcp enable コマンドを入力して DHCP で IP の設定を有効にします。
ステップ 5 DHCP を使用できない場合は、コマンド imm address ip-addr net-mask gateway-ip-addr を使用します。
ステップ 6 imm summary コマンドを入力して IP および詳細を確認します。
(注) CIMC Web インターフェイスは TAC の詳細デバッグ用であり、エスカレーション専用です。CIMC の設定を変更すると、コントローラ ソフトウェアや機能に悪影響を与える可能性があります。
(注) シスコでは、1 G と 10 G の SFP の組み合わせを推奨していません。ポートのモードが異なる場合は、ポート 1 の SFP によって動作モードが決まり、他の SFP の機能が損なわれる可能性があります。
ユニットで 1 G/10 G モードを正しく設定するには、SFP/SFP+ が MSA 準拠でなければなりません。
表 1-4 に、OIR 発生時の Cisco 5520 WLC の機能を示します。
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Cisco 5520 ワイヤレス コントローラ のネットワーク ポートは次の Cisco SFP/SFP+ モジュールをサポートします。
(注) * ポート 1 で GLC-T または GLC-TE が必要。
(注) 8 ドライブ バージョンの HDD01 ドライブのみを Cisco 5520 ワイヤレス コントローラ に適用できます。