この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco MobilityManager を使用するためのシステムの設定方法およびユーザ アカウントの追加方法ついて説明します。この章の手順を実行する前に、次の作業を完了する必要があります。
1. 『 Cisco MobilityManager Installation Guide 』の手順に従って、Cisco MobilityManager アプリケーションをインストールします。
2. 『 Cisco MobilityManager Installation Guide 』の手順に従って、Mobile Connect 機能がサポートされるように Cisco CallManager を設定します。
3. 「管理 Web インターフェイス」で、Web ブラウザ、HTTPS、およびセキュリティ証明書についての情報を確認します。
Cisco MobilityManager の管理を開始するには、この章の次のトピックを参照してください。
サポートされている Web ブラウザから、次の手順を実行して Cisco MobilityManager 管理アプリケーションを開きます。ブラウザ要件については、「管理 Web インターフェイス」を参照してください。
ステップ 1 サポートされているバージョンの Internet Explorer または Netscape を起動します。
ステップ 2 Web ブラウザのアドレス バーに、次の URL を入力します。
http://< Mobility Server>:8080/cmmadmin
< Mobility Server > には、サーバの名前または IP アドレスを入力します。
Certificate Authority(CA; 認証局)ルート証明書をローカル コンピュータに保存していない場合は、Security Alert ダイアログボックスが表示されます。 Yes をクリックして現在のセッションのために証明書を信頼するか、「Cisco MobilityManager Administration での Internet Explorer の使用」または「Cisco MobilityManager Administration での Netscape の使用」の手順に従って証明書をダウンロードし、保存します。
ステップ 3 管理者の ID とパスワードでログインします。デフォルトの ID は CMMAdmin で、デフォルトのパスワードは ciscocisco です。
Cisco MobilityManager 管理アプリケーションの上部にあるメニューを使用して、個々の設定ウィンドウにナビゲートします。一部のウィンドウでは、右上隅に Related Links プルダウン リスト ボックスがあるものもあります。関連リンクを使用すると、ネストされた一連のメニューのトップ ウィンドウに戻ります。
Cisco MobilityManager の初期画面の右上隅にあるプルダウン リスト ボックスには、IPT プラットフォーム管理ページを開くオプションがあります。IPT プラットフォームのページの使用方法に関する詳細については、IPT Platform オンライン ヘルプ システムを参照してください。
Cisco MobilityManager 管理アプリケーションへのアクセスに必要なパスワードを変更するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 System > Administrator Password Management を選択します。
ステップ 2 Password フィールドに、新しいパスワードを入力します。パスワードの長さは、6 ~ 30 文字にする必要があります。使用する文字の種類に制約はありません。
ステップ 3 Confirm Password フィールドに、パスワードを再入力します。
この項では、Cisco MobilityManager で共用回線および発信ポート リンクを設定する方法を説明します。共用回線ユーザ リンクは、Cisco MobilityManager と、すべての共用回線を制御するためにインストール中に設定された Cisco CallManager の CTI ユーザとの間のリンクです。発信ポート ユーザ リンクは、Cisco MobilityManager と、すべての発信コール CTI ポートを制御するためにインストール中に設定された Cisco CallManager の CTI ユーザとの間のリンクです。
これらのリンクは、Cisco CallManager との接続を補完し、Mobile Connect 機能をサポートするために必要です。
(注) Cisco CallManager の Forced Authorization Code および Client Matter Code(FAC/CMC)機能は、Mobile Voice Access コールと連動しません。JTAPI は、FAC/CMC に必要なイベントをサポートしていません。
Mobile Connect 機能をサポートするには、この項の説明に従って共用回線および発信ポートのリンクを設定する前に、Cisco CallManager で次の手順を実行しておく必要があります。『 Cisco MobilityManager Installation Guide 』の次の項を参照してください。
1. 「Setting Parameters for the Mobile Connect Service」
2. 「Creating a Partition for the Route Point」
3. 「Creating the Calling Search Space」
4. 「Creating a Pool of CTI Ports for Outgoing Calls」
5. 「Creating a CTI Port for the Shared Line」
7. 「Creating Cisco MobilityManager CTI Users」
これらの手順を完了したら、次の作業を実行して Cisco CallManager のリンクを設定します。
(注) 共用回線ユーザ リンクは、発信ポート ユーザ リンクを設定する前に設定する必要があります。
インストール中に共用回線として設定した Cisco CallManager で、
Cisco MobilityManager と CTI ユーザの間のリンクを作成する必要があります。詳細については、『 Cisco MobilityManager Installation Guide 』を参照してください。
Cisco MobilityManager から Cisco CallManager の新しい共用回線ユーザ リンクを追加するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco MobilityManager 管理ウィンドウから、 System > CallManager Links > Shared Line User Links を選択します。
Shared Line User Links Configuration ウィンドウが開きます。
ステップ 3 新しいリンクの一意の名前を Name フィールドに入力します。50 文字まで入力できます。
ステップ 4 Primary CTI Manager IP Address フィールドに、CTI マネージャが実行されている Cisco CallManager の IP アドレスを入力します。
ステップ 5 セカンダリ CTI マネージャが設定されている場合は、その IP アドレスをオプションの Secondary CTI Manager IP Address フィールドに入力します。
ステップ 6 CTI Provider In Service Timer フィールドについては、デフォルト設定の 6,000 ミリ秒のままにしておくことをお勧めします。この値は、Cisco MobilityManager と Cisco CallManager の間の通信リンクのタイミングを制御するもので、これら 2 つのシステム間の接続に問題がある場合に限り変更する必要があります。値の範囲は、1,000 ~ 11,000 ミリ秒です。
ステップ 7 Shared Line CTI User フィールドに、Cisco CallManager で定義した CTI ユーザの ID を正確に入力します。50 文字まで入力できます。詳細については、
『 Cisco MobilityManager Installation Guide 』で CTI ユーザの作成についての項を参照してください。
ステップ 8 Shared Line CTI User Password フィールドに、Cisco CallManager で割り当てられているとおりに CTI ユーザのパスワードを入力し、そのパスワードを確認します。50 文字まで入力できます。
既存の共用回線ユーザ リンク レコードを検索するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco MobilityManager 管理ウィンドウから、 System > Call Manager Link > Shared Line User Links を選択します。
Find and List Cisco CTI Manager Shared Line User Links ウィンドウが開きます。
ステップ 2 ドロップダウン リスト ボックスから、次のいずれかの基準を選択します。
ステップ 3 必要に応じて、適切な検索テキストを指定し、 Find をクリックします。1 ページあたりの表示項目数を指定することもできます。
(注) データベースにあるすべての一致レコードを検索するには、検索テキストを入力せずに Find をクリックします。完了した直後に検索の絞り込みを行うには、Find をクリックする前に、Search Within Results を選択します。
ステップ 4 レコードのリストで、検索基準に一致する項目をクリックします。
共用回線ユーザ リンクを削除するには、次の手順を実行します。
(注) 共用回線ユーザ リンクを修正することはできません。変更するには、既存のリンクを削除してから新しいリンクを追加する必要があります。
ステップ 1 Cisco MobilityManager 管理ウィンドウから、 System > CallManager Links > Shared Line User Links を選択します。
削除するユーザ リンクを検索します。「新しい共用回線ユーザ リンクの追加」を参照してください。
a. チェックボックスを使用して特定のレコードを選択するか、 Select All をクリックしてすべてのレコードを選択します。
インストール中に発信ポートとして設定した Cisco CallManager で、
Cisco MobilityManager と CTI ユーザの間のリンクを追加する必要があります。詳細については、『 Cisco MobilityManager Installation Guide 』を参照してください。
新しい発信ポート ユーザ リンクを追加するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco MobilityManager 管理ウィンドウから、 System > CallManager Links > Outgoing Port User Links を選択します。
Outgoing Port User Links Configuration ウィンドウが開きます。
ステップ 3 新しいリンクの一意の名前を Name フィールドに入力します。50 文字まで入力できます。
ステップ 4 Primary CTI Manager IP Address フィールドに、CTI マネージャが実行されている Cisco CallManager の IP アドレスを入力します。
ステップ 5 セカンダリ CTI マネージャが設定されている場合は、その IP アドレスをオプションの Secondary CTI Manager IP Address フィールドに入力します。
ステップ 6 CTI Provider In Service Timer フィールドについては、デフォルト設定の 6,000 ミリ秒のままにしておくことをお勧めします。この値は、Cisco MobilityManager と Cisco CallManager との間の接続に問題がある場合に限り変更する必要があります。値の範囲は、1,000 ~ 11,000 ミリ秒です。
ステップ 7 Outgoing Port CTI User フィールドに、Cisco CallManager で定義した CTI ユーザの ID を入力します。
(注) ユーザ ID は、Cisco CallManager で設定されている ID と正確に同じである必要があります。詳細については、『Cisco MobilityManager Installation Guide』で CTI ユーザの追加に関する項を参照してください。
ステップ 8 CTI ユーザのパスワードを、Cisco CallManager で割り当てられているとおりに入力し、そのパスワードを確認します。50 文字まで入力できます。
既存の発信ポート ユーザ リンクを検索するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco MobilityManager 管理ウィンドウから、 System > Call Manager Link > Outgoing Port User Links を選択します。
Find and List Cisco CTI Manager Outgoing Port User Links ウィンドウが開きます。
ステップ 2 ドロップダウン リスト ボックスから、次のいずれかの基準を選択します。
ステップ 3 必要に応じて、適切な検索テキストを指定し、 Find をクリックします。
(注) データベースにあるすべての一致レコードを検索するには、検索テキストを入力せずに Find をクリックします。完了した直後に検索の絞り込みを行うには、Find をクリックする前に、Search Within Results を選択します。
ステップ 4 レコードのリストで、検索基準に一致する項目をクリックします。
Find and List ウィンドウでは、該当する項目の横にあるチェックボックスをオンにし、 Delete Selected をクリックすることで、複数のリンクを削除できます。
一致レコードのタイトル バーにあるチェックボックスをオンにし、 Delete Selected をクリックすることで、ウィンドウ内のすべての項目を選択できます。
発信ポート ユーザ リンクを削除するには、次の手順を実行します。
(注) 発信ポート ユーザ リンクを修正することはできません。変更する場合は、既存のリンクを削除してから新しいリンクを追加する必要があります。
ステップ 1 Cisco MobilityManager 管理ウィンドウから、 System > CallManager Links > Outgoing Port User Links を選択します。
削除するユーザ リンクを検索します。「新しい共用回線ユーザ リンクの追加」を参照してください。
a. チェックボックスを使用して特定のレコードを選択するか、 Select All をクリックしてすべてのレコードを選択します。
ユーザの Mobile Connect プロファイルは、次の要素で構成されます。
• ユーザ アカウント 。ユーザのすべての Mobile Connect 情報が保存されます。このアカウントは、Mobile Voice Access ユーザ ID で識別されます。
• グループ 。ユーザの電話回線の集合とリモート宛先を結合します。
• ライン アピアランス 。ユーザのデスクの電話回線または内線です。
• リモート宛先 。Mobile Connect での応答とピックアップに使用できる携帯電話や、Mobile Voice Access に到達するために使用されるその他の電話などです。
Mobile Connect のパラメータの多くは、システム レベルでも、個別ユーザ レベルでも定義できます。ユーザに対して個別にパラメータを定義する場合は、次のルールが適用されます。
• ユーザに対して個別に定義したパラメータにより、システム レベルで定義した同一パラメータは無効になります。システム レベルの値を維持するには、<system default> オプションを選択します。ユーザ個別の値を定義するには、Enable オプションを選択します。パラメータを無視するには、Disable オプションを選択します。システム レベルのパラメータの説明については、「システム パラメータの設定」を参照してください。
• ユーザ個別のパラメータは、管理者が管理アプリケーションの User Information ウィンドウで定義することも、ユーザが User Web ページで定義することもできます。定義が管理アプリケーションで実行されたか、User ページで実行されたかにかかわりなく、最後に実行されたユーザ レベルの変更が適用されます。User ページの詳細については、『 Cisco MobilityManager User Guide 』を参照してください。
Mobile Voice Access を使用することにより、ユーザはリモート デバイスからコールを発信するときに Mobile Connect 機能にアクセスできます。リモート デバイスからコールを発信するには、ユーザはリモート デバイスからこのアプリケーションにダイヤルし、Mobile Voice Access ユーザ ID を入力します。その後、ユーザは Cisco CallManager で割り当てられている PIN の入力を求められます。認証後、ユーザは社内のデスクの電話からコールを発信する場合に使用できるものと同じモビリティ機能を使用してコールを発信できます。
新しいユーザ アカウントを追加するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco MobilityManager 管理ウィンドウから、 User > User Information を選択します。
ステップ 3 Mobile Voice Access User ID フィールドに、ユーザが Mobile Voice Access 用に使用する識別番号を入力します。50 桁まで入力できます。
ステップ 4 Cisco CallManager User ID フィールドに、Cisco CallManager で設定されているユーザ ID を正確に入力します。50 文字まで入力できます。
ステップ 5 Device Name フィールドに、Cisco CallManager でユーザに対して設定されているデバイス名を正確に入力します。50 文字まで入力できます。
ステップ 6 Enable User Remote Access フィールドで、 yes を選択して Mobile Voice Access の使用をユーザに許可します。Mobile Voice Access の使用をユーザに許可しない場合は、 no を選択します。
(注) ユーザが Mobile Voice Access を使用できるためには、このフィールドに yes が設定されていて、System Parameters Configuration ウィンドウの Enable System Remote Access フィールドにも yes が設定されている必要があります。「Mobile Voice Access の設定」を参照してください。
ステップ 7 Maximum Number of Groups Allowed および Maximum Number of Line Appearances Allowed については、デフォルト設定の 1 を変更しないでください。
ステップ 8 ユーザに作成を許可する最大リモート宛先数を入力します。宛先数の範囲は 1 ~ 4 個です。
ステップ 9 Maximum Number of Allowed Caller Filters Allowed フィールドを使用して、着信コールがあったときに指定のリモート宛先の呼び出し音を鳴らす電話番号を保持するフィルタの数を制限します。フィルタは 4 個まで定義できます。フィルタの定義を許可しない場合は、 0 を入力します。
ステップ 10 Maximum Number of Blocked Caller Filters Allowed フィールドを使用して、着信コールがあっても指定のリモート宛先の呼び出し音を鳴らさない発信者番号を保持するフィルタの数を制限します。フィルタは 4 個まで定義できます。フィルタの定義を許可しない場合は、 0 を入力します。
ユーザ アカウントが保存され、ウィンドウが再び開きます。このウィンドウには、新しい Mobile Connect グループを追加するためのリンクが表示されます。「既存ユーザの新しい着信グループの追加」を参照してください。
既存のエンド ユーザ アカウントを検索するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco MobilityManager 管理ウィンドウから、 User > User Information を選択します。
Cisco Find and List Cisco Mobile Connect Users ウィンドウが開きます。
ステップ 2 検索のベースとして、 Mobile Voice Access User ID または Cisco CallManager User ID を選択します。
ステップ 3 ドロップダウン リスト ボックスから、次のいずれかの基準を選択します。
ステップ 4 必要に応じて、適切な検索テキストを指定し、 Find をクリックします。1 ページあたりの表示項目数を指定することもできます。
(注) データベースにあるすべての一致レコードを検索するには、検索テキストを入力せずに Find をクリックします。完了した直後に検索の絞り込みを行うには、Find をクリックする前に、Search Within Results を選択します。
ステップ 5 下線が引かれたリンクをクリックして目的のレコードを開きます。
グループは、ユーザの電話回線の集合とリモート宛先を結合するものです。既存のユーザの新しい着信グループを追加するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 既存のユーザ レコードを検索(「既存のエンド ユーザ アカウントの検索」)するか、新しいユーザ アカウントを追加(「新しいユーザ アカウントの追加」)した後、下線が引かれたリンクをクリックします。
ウィンドウが再び開き、新しい関連グループを追加するためのリンクが表示されます。
ステップ 3 Group Identification フィールドに、数値 ID を入力します。50 桁まで入力できます。
ステップ 4 必要に応じて説明を入力します。50 文字まで入力できます。
情報が保存され、ウィンドウが再び開きます。このウィンドウには、新しいライン アピアランスとリモート宛先を追加するためのリンクが表示されます。
ライン アピアランスは、ユーザのデスクの電話回線または内線です。
既存のユーザの新しいライン アピアランスを追加するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 ユーザ アカウントを検索します(「既存のエンド ユーザ アカウントの検索」)。
ステップ 2 新しいグループを追加(「既存ユーザの新しい着信グループの追加」)するか、既存のグループのリンクをクリックします。
ウィンドウが再び開き、新しいライン アピアランスとリモート宛先を追加するためのリンクが表示されます。
ステップ 3 Add New Line Appearances をクリックします。
ステップ 4 Line Number フィールドに、回線の電話番号または内線番号を入力します。フィールドには 20 文字まで入力できます。各文字には、0 ~ 9 または A ~ D を使用できます。
ステップ 5 新しいライン アピアランスは、自動的にシステム レベルの Mobile Connect の設定を継承します。必要に応じて、 表2-1 の説明に従って値を修正します。
ステップ 6 必要に応じて、Maximum Wait Time for Cellular Phone Pickup のデフォルト値を変更します。この設定は、携帯電話からデスクの電話に切り替えられるコールに適用されます。デスクの電話がピックアップされる前に待機時間が終了した場合は、コールが切断されます。範囲は 5,000 ~ 60,000 ミリ秒で、デフォルトは 10,000 ミリ秒です。
ステップ 7 オプションの Enable Cellular Phone Pickup フィールドで、携帯電話上の着信コールのピックアップを許可するために Mobile Connect 機能をイネーブルにするかどうかを選択します。デフォルトは、システム レベルのデフォルトです。
情報が保存され、ウィンドウが再び開きます。このウィンドウには、新しいライン アピアランスとリモート宛先を追加するためのリンクが表示されます。
既存のユーザの新しいリモート宛先(携帯電話番号など、リモートの電話番号)を追加するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 ユーザ アカウントを検索します(「既存のエンド ユーザ アカウントの検索」)。
ステップ 2 新しいグループを追加(「既存ユーザの新しい着信グループの追加」)するか、既存のグループのリンクをクリックします。
ウィンドウが再び開き、新しいライン アピアランスとリモート宛先を追加するためのリンクが表示されます。
ステップ 3 Add New Remote Destination をクリックします。
ステップ 4 Remote Destination フィールドに、宛先の電話番号を入力します。市外局番、および外線へのアクセスに必要なその他の数字も入力します。フィールドには 20 文字まで入力できます。各文字には、0 ~ 9 または A ~ D を使用できます。
ステップ 5 ユーザの携帯電話からデスクの電話にコールを発信できるようにするには、携帯電話用に使用される発信者番号を Caller ID フィールドに入力します。コールが発信されると、発信者番号が検出され、携帯電話の呼び出し音を鳴らすことなく、コールはデスクの電話に誘導されます。発信者番号は、ユーザが Mobile Voice Access にコールしたときも自動的に検出されるため、ユーザはパスワードの入力だけを求められます。
ステップ 6 この回線の Mobile Connect 機能を有効にするには、Enable Mobile Connect プルダウン リスト ボックスから yes を選択します。デフォルトは yes です。
ステップ 7 新しいリモート宛先は、自動的にシステム レベルの携帯電話タイマーの設定を継承します。設定を変更する必要がある場合は、 表2-2 を参照してください。
レコードが保存されます。ウィンドウが再び開き、ユーザ アカウント情報が表示されます。ここには、リモート宛先へのリンクも表示されます。
表2-1 では、Line Appearances ウィンドウで設定できる Mobile Connect の設定について説明します。
表2-2 では、携帯電話でピックアップする場合の呼び出しとタイミングを制御する設定について説明します。
既存のユーザ アカウントをアップデートするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 System > User Information を選択します。
ステップ 2 アップデートするユーザ アカウントを検索します。「既存のエンド ユーザ アカウントの検索」を参照してください。
ステップ 3 ウィンドウのフィールドに変更内容を入力するか、下線が引かれたリンクをクリックして、グループまたはライン アピアランスを変更します。
既存のユーザ アカウントを削除するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 System > User Information を選択します。
ステップ 2 削除するユーザ アカウントを検索します。「既存のエンド ユーザ アカウントの検索」を参照してください。
a. チェックボックスを使用して特定のレコードを選択するか、 Select All をクリックしてすべてのレコードを選択します。
ユーザに関連付けられているグループ レコードをアップデートするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 System > User Information を選択します。
ステップ 2 ユーザ レコードを開きます。「既存のエンド ユーザ アカウントの検索」を参照してください。
ユーザに関連付けられているグループ レコードを削除するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 System > User Information を選択します。
ステップ 2 ユーザ レコードを開きます。「既存のエンド ユーザ アカウントの検索」を参照してください。
ステップ 4 グループ レコードが開いたら、 Delete をクリックします。
ユーザに関連付けられているライン アピアランスをアップデートするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 System > User Information を選択します。
ステップ 2 ユーザ レコードを開きます。「既存のエンド ユーザ アカウントの検索」を参照してください。
ステップ 3 ライン アピアランスが定義されたグループのリンクをクリックします。
ステップ 4 ライン アピアランスのリンクをクリックします。
ユーザに関連付けられているライン アピアランスを削除するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 System > User Information を選択します。
ステップ 2 ユーザ レコードを開きます。「既存のエンド ユーザ アカウントの検索」を参照してください。
ステップ 3 ライン アピアランスを定義するグループのリンクをクリックします。
ステップ 4 ライン アピアランスのリンクをクリックします。
ステップ 5 ライン アピアランス レコードが開いたら、 Delete をクリックします。
ステップ 1 System > User Information を選択します。
ステップ 2 削除するリモート宛先のユーザ レコードを開きます。「既存のエンド ユーザ アカウントの検索」を参照してください。
ステップ 3 リモート宛先が定義されたグループのリンクをクリックします。
ステップ 1 System > User Information を選択します。
ステップ 2 削除するリモート宛先のユーザ レコードを開きます。「既存のエンド ユーザ アカウントの検索」を参照してください。
ステップ 3 リモート宛先が定義されたグループのリンクをクリックします。
ステップ 4 リモート宛先レコードが開いたら、 Delete をクリックします。