パケット キャプチャ
この項では、次のトピックについて取り上げます。
• 「パケット キャプチャの概要」
• 「パケット キャプチャ設定のチェックリスト」
• 「Standard Packet Sniffer Users グループへのエンド ユーザの追加」
• 「パケット キャプチャのサービス パラメータの設定」
• 「電話の設定(Phone Configuration) ウィンドウでのパケット キャプチャの設定」
• 「ゲートウェイの設定(Gateway Configuration) ウィンドウおよびトランクの設定(Trunk Configuration) ウィンドウでのパケット キャプチャの設定」
• 「パケット キャプチャの設定値」
• 「キャプチャしたパケットの分析」
パケット キャプチャの概要
メディアや TCP パケットをスニフィングするサードパーティ製トラブルシューティング ツールは、暗号化を有効にした後は機能しません。このため、問題が発生した場合は、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して次の作業を行う必要があります。
• Cisco Unified CallManager とデバイス(Cisco Unified IP Phone、Cisco Unified SIP IP Phone、Cisco IOS MGCP ゲートウェイ、H.323 ゲートウェイ、H.323/H.245/H.225 トランク、または SIP トランク)の間で交換されるメッセージのパケットを分析する。
• デバイス間で交換される Secure Real Time Protocol(SRTP)パケットをキャプチャする。
• メディア暗号鍵の材料をメッセージから抽出し、デバイス間で交換されるメディアを復号化する。
ヒント この作業を複数のデバイスに対して同時に行うと、CPU の使用率が上昇し、コールの処理が妨げられる可能性があります。この作業を行うのは、コール処理への影響が最小限で済む時間帯にすることを強くお勧めします。
詳細については、『Cisco Unified CallManager セキュリティ ガイド』を参照してください。
パケット キャプチャ設定のチェックリスト
必要なデータを抽出し、分析するには、 表2-1 に示す作業を行います。
Standard Packet Sniffer Users グループへのエンド ユーザの追加
Standard Packet Sniffer Users グループに所属するユーザは、パケット キャプチャをサポートしているデバイスについて、[パケットキャプチャモード(Packet Capture Mode)]と[パケットキャプチャ時間(Packet Capture Duration)]を設定できます。ユーザが Standard Packet Sniffer Users グループに含まれていない場合、そのユーザはパケット キャプチャを開始できません。
次の手順では、エンド ユーザを Standard Packet Sniffer Users グループに追加する方法について説明します。この手順では、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の説明に従って、Cisco Unified CallManager の管理ページでエンド ユーザを設定したことを前提としています。
手順
ステップ 1 『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の説明に従って、ユーザ グループを検索します。
ステップ 2 [ユーザグループの検索と一覧表示(Find and List User Groups)]ウィンドウが表示されたら、 Standard Packet Sniffer Users リンクをクリックします。
ステップ 3 [グループにエンドユーザを追加] ボタンをクリックします。
ステップ 4 『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の説明に従って、エンド ユーザを追加します。
パケット キャプチャのサービス パラメータの設定
パケット キャプチャのパラメータを設定するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 Cisco Unified CallManager の管理ページで、 [システム]>[サービスパラメータ] を選択します。
ステップ 2 [サーバ(Server)]ドロップダウン リスト ボックスから、Cisco Unified CallManager サービスをアクティブにした Active サーバを選択します。
ステップ 3 [サービス(Service)]ドロップダウン リスト ボックスから、 Cisco CallManager (Active) サービスを選択します。
ステップ 4 TLS Packet Capture Configurations ペインまでスクロールして、パケット キャプチャを設定します。
ヒント サービス パラメータについては、ウィンドウに表示されているパラメータ名または疑問符をクリックしてください。
(注) パケット キャプチャを実行するには、Packet Capture Enable サービス パラメータを True に設定する必要があります。
ステップ 5 変更内容を有効にするには、 [保存] をクリックします。
ステップ 6 パケット キャプチャの設定を続行する場合は、次のいずれかの項を参照してください。
• 「電話の設定(Phone Configuration) ウィンドウでのパケット キャプチャの設定」
• 「ゲートウェイの設定(Gateway Configuration) ウィンドウおよびトランクの設定(Trunk Configuration) ウィンドウでのパケット キャプチャの設定」
電話の設定(Phone Configuration) ウィンドウでのパケット キャプチャの設定
[サービスパラメータ設定(Service Parameter Configuration)]ウィンドウでパケット キャプチャを有効にしたら、Cisco Unified CallManager の管理ページの[電話の設定(Phone Configuration)]ウィンドウで、デバイスごとにパケット キャプチャを設定することができます。
電話機ごとに、パケット キャプチャを有効または無効にします。パケット キャプチャのデフォルト設定は、None です。
ヒント パケット キャプチャは、複数の電話機で同時には有効にしないことを強くお勧めします。この作業によって、ネットワークに含まれている CPU の使用率が上昇する可能性があるためです。
パケットをキャプチャしない場合、または作業が完了した場合は、Packet Capture Enable サービス パラメータを False に設定します。
電話機のパケット キャプチャを設定するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 パケット キャプチャを設定する前に、「パケット キャプチャ設定のチェックリスト」を参照してください。
ステップ 2 『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の説明に従って、SIP 電話機または SCCP 電話機を検索します。
ステップ 3 [電話の設定(Phone Configuration)]ウィンドウが表示されたら、 表2-2 の説明に従って、トラブルシューティングの設定を行います。
ステップ 4 設定が完了したら、 [保存] をクリックします。
ステップ 5 [デバイスリセット(Device Reset)]ダイアログボックスで、 [リスタート] をクリックします。
ヒント Cisco Unified CallManager の管理ページからデバイスをリセットするように求められますが、パケットをキャプチャするためにデバイスをリセットする必要はありません。
この他の手順
該当するデバイス間で Sniffer トレースを使用して、SRTP パケットをキャプチャします。
パケットをキャプチャしたら、Packet Capture Enable サービス パラメータを False に設定します。
「キャプチャしたパケットの分析」を参照してください。
ゲートウェイの設定(Gateway Configuration) ウィンドウおよびトランクの設定(Trunk Configuration) ウィンドウでのパケット キャプチャの設定
次のゲートウェイおよびトランクは、Cisco Unified CallManager の管理ページでパケット キャプチャをサポートしています。
• Cisco IOS MGCP ゲートウェイ
• H.323 ゲートウェイ
• H.323 トランク、H.245 トランク、H.225 トランク
• SIP トランク
ヒント パケット キャプチャは、複数のデバイスで同時には有効にしないことを強くお勧めします。この作業によって、ネットワークに含まれている CPU の使用率が上昇する可能性があるためです。
パケットをキャプチャしない場合、または作業が完了した場合は、Packet Capture Enable サービス パラメータを False に設定します。
[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]ウィンドウまたは[トランクの設定(Trunk Configuration)]ウィンドウでパケット キャプチャの設定を行うには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 パケット キャプチャを設定する前に、「パケット キャプチャ設定のチェックリスト」を参照してください。
ステップ 2 次のいずれかの作業を行います。
• 『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の説明に従って、Cisco IOS MGCP ゲートウェイを検索します。
• 『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の説明に従って、H.323 ゲートウェイを検索します。
• 『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の説明に従って、H.323、H.245、または H.225 トランクを検索します。
• 『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の説明に従って、SIP トランクを検索します。
ステップ 3 設定ウィンドウが表示されたら、[パケットキャプチャモード(Packet Capture Mode)]設定値と[パケットキャプチャ時間(Packet Capture Duration)]設定値を確認します。
ヒント Cisco IOS MGCP ゲートウェイを見つけたら、Cisco IOS MGCP ゲートウェイ用のポートを『Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド』の説明に従って設定してあることを確認します。Cisco IOS MGCP ゲートウェイのパケット キャプチャ設定値は、エンドポイント識別子の[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]ウィンドウに表示されます。このウィンドウにアクセスするには、音声インターフェイス カードのエンドポイント識別子をクリックします。
ステップ 4 表2-2 の説明に従って、トラブルシューティングの設定を行います。
ステップ 5 パケット キャプチャを設定したら、 [保存] をクリックします。
ステップ 6 [デバイスリセット(Device Reset)]ダイアログボックスで、 [リスタート] をクリックします。
ヒント Cisco Unified CallManager の管理ページからデバイスをリセットするように求められますが、パケットをキャプチャするためにデバイスをリセットする必要はありません。
この他の手順
該当するデバイス間で Sniffer トレースを使用して、SRTP パケットをキャプチャします。
パケットをキャプチャしたら、Packet Capture Enable サービス パラメータを False に設定します。
「キャプチャしたパケットの分析」を参照してください。
パケット キャプチャの設定値
[パケットキャプチャモード(Packet Capture Mode)]設定値および[パケットキャプチャ時間(Packet Capture Duration)]設定値について説明した 表2-2 とともに、次の項も参照してください。
• 「電話の設定(Phone Configuration) ウィンドウでのパケット キャプチャの設定」
• 「ゲートウェイの設定(Gateway Configuration) ウィンドウおよびトランクの設定(Trunk Configuration) ウィンドウでのパケット キャプチャの設定」
表2-2 パケット キャプチャの設定値
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[パケットキャプチャモード(Packet Capture Mode)] |
この設定値は、暗号化のトラブルシューティングを行う場合のみ使用します。パケット キャプチャを実行すると、CPU の使用率が上昇して、コール処理が妨げられる可能性があります。ドロップダウン リスト ボックスから、次のいずれかのオプションを選択します。 • None :このオプションは、パケット キャプチャが発生しないことを示します(デフォルト設定)。パケット キャプチャが完了すると、Cisco Unified CallManager は[パケットキャプチャモード(Packet Capture Mode)]を None に設定します。 • Batch Processing Mode :Cisco Unified CallManager は、復号化された(暗号化されていない)メッセージをファイルに書き込み、システムが各ファイルを暗号化します。システムは、毎日新しい暗号鍵を使用して、新しいファイルを作成します。Cisco Unified CallManager はファイルを 7 日間保管し、ファイルを暗号化する鍵も安全な場所に格納します。ファイルの格納先は、/var/pktCap です。1 つのファイルの中に、タイム スタンプ、送信元 IP アドレス、送信元 IP ポート、宛先 IP アドレス、パケットのプロトコル、メッセージの長さ、およびメッセージが保持されます。TAC のデバッグ ツールでは、HTTPS、管理者のユーザ名とパスワード、および指定された日付を使用して、キャプチャされたパケットを保持している暗号化済みファイルを 1 つのみ要求します。同様に、暗号化されているファイルを復号化するための鍵情報も要求します。
ヒント TAC にお問い合せいただく前に、該当するデバイス間で Sniffer トレースを使用して、SRTP パケットをキャプチャする必要があります。
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[パケットキャプチャ時間(Packet Capture Duration)] |
この設定値は、暗号化のトラブルシューティングを行う場合のみ使用します。パケット キャプチャを実行すると、CPU の使用率が上昇して、コール処理が妨げられる可能性があります。 このフィールドには、1 つのパケット キャプチャ セッションに割り当てる時間の上限を分単位で指定します。デフォルト設定は 0 で、範囲は 0 ~ 300 分です。 パケット キャプチャを開始するには、このフィールドに 0 以外の値を入力します。パケット キャプチャが完了すると、値 0 が表示されます。 |
キャプチャしたパケットの分析
Cisco Technical Assistance Center(TAC)は、デバッグ ツールを使用してパケットを分析します。TAC にお問い合せいただく前に、該当するデバイス間で Sniffer トレースを使用して、SRTP パケットをキャプチャしてください。次の情報を収集したら、TAC まで直接お問い合せください。
• パケット キャプチャ ファイル:
https://<IP アドレスまたはサーバ名>/pktCap/pktCap.jsp?file=mm-dd-yyyy.pkt 。サーバを参照し、西暦年と日付(mm-dd-yyyy)別のパケット キャプチャ ファイルを見つけます。
• ファイルの鍵: https://<IP アドレスまたはサーバ名>/pktCap/pktCap.jsp?key=mm-dd-yyyy.pkt 。サーバを参照し、西暦年と日付(mm-dd-yyyy)別の鍵を見つけます。
• Standard Packet Sniffer Users グループに所属しているエンド ユーザのユーザ名とパスワード。
詳細については、『Cisco Unified CallManager セキュリティ ガイド』を参照してください。
トラブルシューティング用 perfmon データのロギング
注意 トラブルシューティング用 perfmon データのロギング機能を有効にすると、有効にしたノード上ではシステムのパフォーマンスが低下します。このパラメータは、Cisco Technical Assistance Center(TAC)からの指示がない限り有効にしないでください。
トラブルシューティング用 perfmon データのロギング機能は、システムの問題点を特定する際に、Cisco TAC が利用します。トラブルシューティング用 perfmon データのロギングを有効にすると、有効にしたノード上では、Cisco Unified CallManager およびオペレーティング システムのパフォーマンスに関する、一連の統計情報の収集が開始されます。収集される統計情報には、システムの診断に利用できる包括的な情報、および現在の事前設定済みカウンタ セットに含まれていない、一連のカウンタからの情報が含まれています。
大量の情報が短時間で収集されるため、トラブルシューティング用 perfmon データのロギングは、長時間にわたって有効にしないことを強くお勧めします。また、有効にしている間は、Log Partitioning Monitor を有効にしてディスクの使用状況を監視してください。
トラブルシューティング用 perfmon データのロギング機能をアクティブな電話コールが発生しないシステム上で有効にし、このロギングのパラメータをデフォルト設定のまま使用した場合、シスコによる見積りでは、システムでの CPU 使用率の上昇は 5 % 未満であり、使用メモリ量の増加はわずかなもので、ログ ファイルには 1 日あたり約 50 MB の情報が書き込まれます。
トラブルシューティング用 perfmon データのロギング機能については、次の管理タスクを実行できます。
• トラブルシューティング用 perfmon データのロギングのトレース フィルタを有効または無効にする。
• 各サーバ上で、事前定義済みの一連の System パフォーマンス オブジェクトおよび Cisco Unified CallManager パフォーマンス オブジェクト、およびカウンタを監視する。
• ローカル サーバ上のアクティブなログ パーティションと cm/log/ris/csv ディレクトリに、監視対象のパフォーマンス データを CSV ファイル形式で記録する。ログ ファイルの命名規則は、PerfMon_<node>_<month>_<day>_<year>_<hour>_<minute>.csv です。たとえば、
PerfMon_172.19.240.80_06_15_2005_11_25.csv のようになります。
• ポーリングのレートを指定する。このレートは、パフォーマンス データを収集し、ログに記録するレートです。設定できるポーリング レートは、最短で 5 秒です。デフォルトのポーリング レートは 15 秒です。
• ディスクに格納するログ ファイルの最大数を指定する。この制限値を超えると、ログ ファイルが自動的に消去されます(最も古いログ ファイルが削除されます)。
• ファイルの最大サイズ(MB 単位)に基づいて、ログ ファイルのロールオーバー基準を指定する。デフォルト値は 2 MB です。
• TCT/SOAP トレース収集ツール(TCT)またはコマンドライン インターフェイスを使用して、ログ ファイルを収集する。
• Microsoft Windows のパフォーマンス ツールを使用して、ログ ファイルをグラフ形式で表示する。
トラブルシューティング用 perfmon データのロギング機能では、次の perfmon オブジェクトに含まれている次のカウンタから情報を収集します。各カウンタについては、『Cisco Unified CallManager Serviceability システム ガイド』の「パフォーマンス オブジェクトとパフォーマンス カウンタ」の章を参照してください。
• Cisco CallManager オブジェクト:
–CallManagerHeartBeat
–CallsActive
–CallsAttempted
–CallsCompleted
–InitializationState
–RegisteredHardwarePhones
–RegisteredMGCPGateway
• Cisco CallManager System パフォーマンス オブジェクト:
–QueueSignalsPresent 1-High
–QueueSignalsPresent 2-Normal
–QueueSignalsPresent 3-Low
–QueueSignalsPresent 4-Lowest
–QueueSignalsProcessed 1-High
–QueueSignalsProcessed 2-Normal
–QueueSignalsProcessed 3-Low
–QueueSignalsProcessed 4-Lowest
–QueueSignalsProcessed Total
• Cisco TFTP:
–BuildAbortCount
–BuildCount
–BuildDeviceCount
–BuildDialruleCount
–BuildDuration
–BuildSignCount
–BuildSoftkeyCount
–BuildUnitCount
–ChangeNotifications
–DeviceChangeNotifications
–DialruleChangeNotifications
–EncryptCount
–GKFoundCount
–GKNotFoundCount
–HeartBeat
–HttpConnectRequests
–HttpRequests
–HttpRequestsAborted
–HttpRequestsNotFound
–HttpRequestsOverflow
–HttpRequestsProcessed
–HttpServedFromDisk
–LDFoundCount
–LDNotFoundCount
–MaxServingCount
–Requests
–RequestsAborted
–RequestsInProgress
–RequestsNotFound
–RequestsOverflow
–RequestsProcessed
–SegmentsAcknowledged
–SegmentsFromDisk
–SegmentsSent
–SEPFoundCount
–SEPNotFoundCount
–SIPFoundCount
–SIPNotFoundCount
–SoftkeyChangeNotifications
–UnitChangeNotifications
• Process オブジェクト:
–PID
–STime
–%CPU Time
–Page Fault Count
–VmData
–VmSize
–Thread Count
• Memory オブジェクト:
–Used Kbytes
–Free Kbytes
–Total Kbytes
–Shared Kbytes
–Buffers Kbytes
–Cached Kbytes
–Free Swap Kbytes
–Total Swap Kbytes
–Used Swap Kbytes
–Pages Input
–Pages Output
–Pages
–% Page Usage
–% VM Used
–% Mem Used
• Processor オブジェクト:
–Irq Percentage
–Softirq Percentage
–IOwait Percentage
–User Percentage
–Nice Percentage
–System Percentage
–Idle Percentage
–%CPU Time
• Thread オブジェクト(トラブルシューティング用 perfmon データのロギング機能で記録されるのは、CCM スレッドのみ):
–PID
–%CPU Time
• Partition オブジェクト:
–Used Mbytes
–Total Mbytes
–%Used
–% Wait in Read Time
–% Wait in Write Time
–%CPU Time
–Read Bytes Per Sec
–Write Bytes Per Sec
–Queue Length
• IP オブジェクト:
–In Receives
–InHdr Errors
–In Unknown Protos
–In Discards
–In Delivers
–Out Requests
–Out Discards
–Reasm Reqds
–Reasm Oks
–Reasm Fails
–Frag OKs
–Frag Fails
–Frag Creates
–InOut Requests
• TCP オブジェクト:
–Active Opens
–Passive Opens
–Attempt Fails
–Estab Resets
–Curr Estab
–In Segs
–Out Segs
–Retrans Segs
–InOut Segs
• Network Interface オブジェクト:
–Rx Bytes
–Rx Packets
–Rx Errors
–Rx Dropped
–Rx Multicast
–Tx Bytes
–Tx Packets
–Tx Errors
–Tx Dropped
–Total Bytes
–Total Packets
–Tx QueueLen
• System オブジェクト:
–Allocated FDs
–Freed FDs
–Being Used FDs
–Max FDs
–Total Processes
–Total Threads
–Total CPU Time
次に、トラブルシューティング用 perfmon データのロギング機能を使用する手順を示します。
手順
ステップ 1 Cisco RIS Data Collector サービスの Troubleshooting Perfmon Data Logging パラメータを設定します。
「トラブルシューティング用 perfmon データのロギングの設定」を参照してください。
ステップ 2 ログ パーティションの監視が有効になっていることを確認します。
『Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
ステップ 3 トラブルシューティング用 perfmon データのロギングを有効にしたサーバ上で、Cisco RIS Data Collector サービスのログ ファイルを収集します。
• ログ ファイルを RTMT を使用してダウンロードする場合は、『Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
• ログ ファイルを CLI を使用してダウンロードする場合は、『 Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide 』を参照してください。
ステップ 4 Microsoft Windows のパフォーマンス ツールを使用して、ログ ファイルを表示します。
「Microsoft パフォーマンス ツールでの perfmon ログ ファイルの表示」を参照してください。
ステップ 5 必要なファイルをすべて収集したら、Enable Logging パラメータを False に設定して、トラブルシューティング用 perfmon データのロギングを無効にします。
トラブルシューティング用 perfmon データのロギングの設定
ここでは、トラブルシューティング用 pefmon データのロギング機能を設定する手順について説明します。
手順
ステップ 1 Cisco Unified CallManager の管理ページで、 [システム]>[サービスパラメータ] を選択します。
[サービスパラメータ設定(Service Parameter Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [サーバ(Server)]ドロップダウン リスト ボックスから、サーバを選択します。
ステップ 3 [サービス(Service)]ドロップダウン リスト ボックスから、Cisco RIS Data Collector を選択します。
ステップ 4 表2-4 の説明に従って、適切な設定値を入力します。
ステップ 5 [保存] をクリックします。
表2-4 トラブルシューティング用 perfmon データのロギングのパラメータ
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Enable Logging |
ドロップダウン リスト ボックスから、 True を選択してトラブルシューティング用 perfmon データのロギングを有効にします。または、 False を選択して無効にします。 |
Polling Rate |
ポーリング レート(間隔)を秒単位で入力します。5(最小)~ 300(最大)の値を入力できます。デフォルト値は 15 です。 |
Maximum No. of Files |
ディスクに格納するトラブルシューティング用 perfmon データのロギング ファイル数の上限を入力します。1(最少)~ 100(最大)の値を入力できます。デフォルト値は 50 です。 Maximum No. of Files パラメータおよび Maximum File Size パラメータを設定するときは、ストレージ容量を考慮に入れてください。Maximum No. of Files 値に Maximum File Size 値を掛けたときに、値が 100 MB を超えないようにすることをお勧めします。 ファイル数がこのフィールドで指定したファイル数上限値を超えると、タイムスタンプの最も古いログ ファイルが削除されます。
注意 このパラメータを変更する場合は、事前にログ ファイルを別のマシンに保存しておかないと、ログ ファイルが失われる恐れがあります。
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Maximum File Size |
perfmon ログ ファイルに格納するときの最大ファイル サイズを MB 単位で入力します。このサイズに達すると、新しいファイルが作成されます。1(最小)~ 500(最大)の値を入力できます。デフォルト値は 2 です。 Maximum No. of Files パラメータおよび Maximum File Size パラメータを設定するときは、ストレージ容量を考慮に入れてください。Maximum No. of Files 値に Maximum File Size 値を掛けたときに、値が 100 MB を超えないようにすることをお勧めします。 |
Microsoft パフォーマンス ツールでの perfmon ログ ファイルの表示
Microsoft のパフォーマンス ツールを使用してログ ファイルを表示するには、次の手順に従います。
手順
ステップ 1 [スタート]>[設定]>[コントロール パネル]>[管理ツール]>[パフォーマンス] を選択します。
ステップ 2 アプリケーションのウィンドウで、マウスの右ボタンをクリックし、 [プロパティ] を選択します。
ステップ 3 [システム モニタのプロパティ]ダイアログボックスで、[ソース]タブをクリックします。
ステップ 4 perfmon ログ ファイルをダウンロードしたディレクトリを参照し、perfmon の csv ファイルを選択します。ログ ファイルの命名規則は、PerfMon_<node>_<month>_<day>_<year>_<hour>_<minute>.csv です。たとえば、PerfMon_172.19.240.80_06_15_2005_11_25.csv のようになります。
ステップ 5 [適用] をクリックします。
ステップ 6 [時間の範囲] ボタンをクリックします。表示する perfmon ログ ファイルについて期間を指定するには、バーを適切な開始時刻および終了時刻にドラッグします。
ステップ 7 [カウンタの追加]ダイアログボックスを開くには、[データ]タブをクリックし、 [追加] をクリックします。
ステップ 8 [パフォーマンス オブジェクト]ドロップダウン リスト ボックスから、perfmon オブジェクトを選択します。オブジェクトに複数のインスタンスがある場合は、 [すべてのインスタンス] を選択するか、表示するインスタンスのみ選択します。
ステップ 9 [すべてのカウンタ] を選択するか、表示するカウンタのみ選択します。
ステップ 10 選択したカウンタを追加するには、 [追加] をクリックします。
ステップ 11 カウンタの選択が終了したら、[閉じる] をクリックします。
システム ログの管理
システム ログ管理プロセスは他のネットワーク管理システムに適合させることもできますが、シスコ デバイスからの Syslog メッセージの管理には、CiscoWorks2000 Resource Manager Essentials に付属の Cisco Syslog Analysis が最適です。
Cisco Syslog Analyzer は、Cisco Syslog Analysis のコンポーネントとして機能し、複数のアプリケーションのシステム ログの共通ストレージおよび分析を提供します。もう 1 つの主要コンポーネントである Syslog Analyzer Collector は、Cisco Unified CallManager サーバからログ メッセージを収集します。
これら 2 つのシスコ アプリケーションは連動し、Cisco ユニファイド コミュニケーション ソリューション用の集中システム ロギング サービスを提供します。
詳細については、『 Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。
シスコ検出プロトコル(CDP)のサポート
シスコ検出プロトコル(CDP)のサポートにより、CiscoWorks2000 で、Cisco Unified CallManager サーバを検出および管理できます。
CiscoWorks2000 の詳細については、『 Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』、および次の URL にある CiscoWorks2000 のマニュアルを参照してください。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/rtrmgmt/cw2000/index.htm
簡易ネットワーク管理プロトコルのサポート
Network Management System(NMS; ネットワーク管理システム)は、業界標準のインターフェイスである SNMP を使用して、ネットワーク デバイス間で管理情報を交換します。TCP/IP プロトコル スイートの一部である SNMP を使用すると、管理者はリモートでネットワーク パフォーマンスを管理し、ネットワークの問題を検出して解決し、ネットワークの拡張を計画できます。
SNMP で管理されるネットワークは、管理対象デバイス、エージェント、およびネットワーク管理システムという 3 つの主要コンポーネントで構成されます。
• 管理対象デバイスとは、SNMP エージェントを含み、管理対象ネットワークに常駐するネットワーク ノードです。管理対象デバイスは、管理情報を収集して格納し、SNMP を使用してその情報を使用できるようにします。
• エージェントは、ネットワーク管理ソフトウェアとして、管理対象デバイスに常駐します。エージェントは、管理情報をローカルで認識し、その情報を SNMP と互換性のある形式に変換します。
• ネットワーク管理システムは、SNMP 管理アプリケーションと、そのアプリケーションを実行するコンピュータで構成されます。NMS は、管理対象デバイスを監視および制御するアプリケーションを実行します。NMS は、ネットワーク管理に必要な処理リソースおよびメモリ リソースの大部分を提供します。次の NMS は Cisco Unified CallManager と互換性があります。
–CiscoWorks2000
–HP OpenView
–SNMP および Cisco Unified CallManager SNMP インターフェイスをサポートするサードパーティ製アプリケーション
詳細については、『 Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco Unified CallManager Serviceability システム ガイド 』を参照してください。
ルート アクセスを使用しないサーバのトラブルシューティング
この項は、ルート アクセスが無効になっている Cisco Unified CallManager サーバをトラブルシューティングするためのコマンドおよびユーティリティのクイック リファレンスです。この項では、次のトピックについて取り上げます。
• よく使用される Linux コマンドに対応するサービスアビリティ ページの GUI および CLI コマンド
• 一般的なトラブルシューティング作業
–ログおよびトレース ファイルを収集する方法
–ログおよびトレース ファイルの収集スケジュールを設定する方法
–データベースにアクセスする方法
–ハードディスクの空き容量を増やす方法
–コア ファイルを表示する方法
–Cisco Unified CallManager サーバをリブートする方法
–トレースのデバッグ レベルを変更する方法
–ネットワークのステータスを表示する方法
よく使用される Linux コマンドに対応するサービスアビリティ ページの GUI および CLI コマンド
Real Time Monitoring Tool(RTMT)は、管理者の PC にインストールできるクライアント アプリケーションです。インストールするには、RTMT クライアントを次の URL でサーバからダウンロードします。
https://<server_ipaddress>:8443/ccmadmin/pluginsFindList.do
手順
ステップ 1 Cisco Unified CallManager にログインします。
ステップ 2 [アプリケーション]>[プラグイン] を選択します。
[プラグインの検索と一覧表示(Find and List Plugins)]画面が表示されます。
ステップ 3 選択ボックスを [ 名前][が次の文字列を含む]に設定し、tool と入力します。
ステップ 4 [かつプラグインタイプが次に等しい]選択ボックスを Installation に設定します。
ステップ 5 [検索] をクリックします。
[検索結果(Search Results)]ボックスに、Cisco Unified CallManager の Real-Time Monitoring Tool の Windows バージョンおよび Linux バージョンへのリンクが表示されます。
ステップ 6 適切な RTMT インストール プラグイン(Windows バージョンまたは Linux バージョン)をダウンロードします。
ステップ 7 RTMT クライアント アプリケーションを PC またはワークステーションにインストールします。
表2-5 に、以降の各項で説明する CLI コマンドおよび GUI 選択オプションの要約を示します。
表2-5 CLI コマンドおよび GUI 選択オプションの要約
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CPU 使用率 |
top |
RTMT View タブに移動し、Server > CPU and Memory を選択 |
プロセッサの CPU 使用率: show perf query class Processor プロセスの CPU 使用率(すべてのプロセス): show perf query counter Process "% CPU Time" 個々のプロセスのカウンタの詳細(CPU 使用率含む): show perf query instance <Process task_name> |
プロセスの状態 |
ps |
RTMT View タブに移動し、Server > Process を選択 |
show perf query counter Process "Process Status" |
ディスクの使用状況 |
df/du |
RTMT View タブに移動し、Server > Disk Usage を選択 |
show perf query counter Partition"% Used" または show perf query class Partition |
メモリ |
free |
RTMT View タブに移動し、Server > CPU and Memory を選択 |
show perf query class Memory |
ネットワークのステータス |
netstats |
|
show network status |
サーバのリブート |
reboot |
サーバのプラットフォームの管理 Web ページにログイン Restart >Current Version に移動 |
utils system restart |
トレースとログの収集 |
Sftp、ftp |
RTMT Tools タブに移動し、Trace > Trace & Log Central > Collect Files の順に選択 |
ファイル一覧の表示:file list ファイルのダウンロード:file get ファイル内容の表示:file view |
ログおよびトレース ファイルを収集する方法
GUI
RTMT クライアント アプリケーションを使用して、Tools タブに移動し、Trace & Log Central を選択して、各種のトレース ユーティリティを表示します。
図2-1 Cisco Unified CallManager RTMT の Trace & Log Central
CLI
• file list
• file get
• file view
ログおよびトレース ファイルの収集スケジュールを設定する方法
GUI
RTMT クライアント アプリケーションを使用して、Tools タブに移動し、Trace & Log Central > Schedule Collection を選択します。
図2-2 Cisco Unified CallManager RTMT の Schedule Collection
データベースにアクセスする方法
CLI
admin としてログインし、次のいずれかの show コマンドを使用します。
• show tech database
• show tech dbinuse
• show tech dbschema
• show tech devdefaults
• show tech gateway
• show tech locales
• show tech notify
• show tech procedures
• show tech routepatterns
• show tech routeplan
• show tech systables
• show tech table
• show tech triggers
• show tech version
• show tech params*
SQL コマンドを実行するには、run コマンドを使用します。
• run <sql command>
ハードディスクの空き容量を増やす方法
Log パーティションにあるファイルのみ、削除することができます。
GUI
RTMT クライアント アプリケーションを使用して、Tools タブに移動し、Trace & Log Central > Collect Files を選択します。
図2-3 Cisco Unified CallManager RTMT の Collect Files
収集するファイルの選択基準を選択し、Delete Files オプションのチェックボックスをオンにします。この操作を実行すると、ファイルが PC にダウンロードされ、Cisco Unified CallManager サーバ上のファイルは削除されます。
CLI
• file delete
コア ファイルを表示する方法
GUI
コア ファイルは表示できませんが、RTMT アプリケーションを使用して Trace & Log Central > Collect Crash Dump を選択すると、コア ファイルをダウンロードできます。
図2-4 Cisco Unified CallManager RTMT の Collect Crash Dump
CLI
• Core[options..]
Cisco Unified CallManager サーバをリブートする方法
GUI
サーバ上でプラットフォームの管理 Web ページにログインし、Restart > Current Version に移動します。
CLI
• utils system restart
トレースのデバッグ レベルを変更する方法
GUI
サービスアビリティの Web ページ(https://<server_ipaddress>:8443/ccmservice/)にログインし、 Trace > Configuration に移動します。
CLI
• set trace enable [Detailed, Significant, Error, Arbitrary, Entry_exit, State_Transition, Special] [syslogmib, cdpmib, dbl, dbnotify]
ネットワークのステータスを表示する方法
GUI
なし
CLI
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トラブルシューティングのヒント
次のヒントは、Cisco Unified CallManager のトラブルシューティングに役立ちます。
ヒント Cisco Unified CallManager のリリース ノートで既知の問題を確認します。リリース ノートには、既知の問題の説明と対応策が記載されています。
ヒント デバイスの登録先を確認します。
各 Cisco Unified CallManager ログはファイルをローカルでトレースします。電話機またはゲートウェイが特定の Cisco Unified CallManager に登録されている場合、コールがそこで開始されると、コール処理がその Cisco Unified CallManager で実行されます。問題をデバッグするには、その Cisco Unified CallManager 上のトレースを取り込む必要があります。
デバイスがサブスクライバ サーバに登録されているにも関わらず、パブリッシャ サーバ上のトレースを取り込むという間違いがよくあります。そのトレース ファイルはほとんど空です(そのファイルには目的のコールがまったく含まれていません)。
デバイス 1 を CM1 に登録し、デバイス 2 を CM2 に登録しているために問題が生じることも多くあります。デバイス 1 がデバイス 2 をコールすると CM1 でコール トレースが実行され、デバイス 2 がデバイス 1 をコールすると CM2 でトレースが実行されます。双方向のコール問題のトラブルシューティングを行う場合は、トラブルシューティングに必要なすべての情報を得るために、両方の Cisco Unified CallManager からの両方のトレースが必要となります。
ヒント 問題のおおよその時刻を認識します。
複数のコールが発信された可能性があるため、コールのおおよその時刻を認識していると、TAC が問題を迅速に特定するのに役立ちます。
アクティブなコール中に i ボタンを 2 回押すと、Cisco Unified IP Phone 79xx 上で統計情報を取得できます。
テストを実行して問題を再現し、情報を生成する場合は、問題を理解するために不可欠な次のデータを確認してください。
• 発信側の番号または着信側の番号
• 特定のシナリオに関係する他の番号
• コールの時刻
(注) トラブルシューティングには、すべての機器の時刻が同期化されていることが重要であることに注意してください。
問題を再現している場合は、ファイルの変更日付とタイムスタンプを調べて、その時間枠のファイルを選択します。適切なトレースを収集する最良の方法は、問題を再現してからすぐに最新のファイルを見つけ、そのファイルを Cisco Unified CallManager サーバからコピーすることです。
ヒント ログ ファイルを保存して、上書きされないようにします。
ファイルは、時間が経つと上書きされます。ログが記録されているファイルを調べる唯一の方法は、メニューバーで [ 表示]>[最新の情報に更新]を選択し、ファイルの日付と時刻を確認することです。
Cisco Unified CallManager サービスが動作していることの確認
サーバ上で Cisco CallManager サービスがアクティブであることを確認するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 Cisco Unified CallManager の管理ページの [ナビゲーション] で [Cisco Unified CallManagerのサービスアビリティ] を選択します。
ステップ 2 Tools > Service Activation を選択します。
ステップ 3 Servers カラムから、サーバを選択します。
選択したサーバが Current Server というタイトルの隣に表示され、設定済みのサービスを示す一連のボックスが表示されます。
Cisco CallManager 行の Activation Status カラムに、Activated または Deactivated と表示されます。
Activated というステータスが表示されている場合、選択したサーバ上で、指定した Cisco CallManager サービスがアクティブです。
Deactivated というステータスが表示されている場合は、引き続き次のステップを実行します。
ステップ 4 目的の Cisco CallManager サービスのチェックボックスをオンにします。
ステップ 5 Update ボタンをクリックします。
指定した Cisco CallManager サービス行の Activation Status カラムに Activated と表示されます。
これで、選択したサーバ上の指定した Cisco CallManager サービスがアクティブになりました。
Cisco CallManager が使用されているかどうか、および現在動作しているかどうかを確認するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 Cisco Unified CallManager の管理ページの [ナビゲーション] で [Cisco Unified CallManagerのサービスアビリティ] を選択します。
Cisco Unified CallManager Serviceability ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Tools > Control Center - Feature Services を選択します。
ステップ 3 Servers カラムから、サーバを選択します。
選択したサーバが Current Server というタイトルの隣に表示され、設定済みのサービスを示すボックスが表示されます。
Status カラムに、選択したサーバでどのサービスが動作しているかが表示されます。