この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Lua 環境には、解析済み SIP URI を操作するための一連の API が用意されています。次の SIP URI API が使用できます。
• 「encode」
この関数は、番号マスクを受け取り、指定された番号マスクを解析済み URI のユーザ部に適用してから、修正されたユーザを解析済み sipUri オブジェクトに格納します。修正された URI のユーザ部を表す文字列が返されます。
マスク パラメータは、URI のユーザ部に適用される変換を定義します。大文字の「X」は、番号マスクのワイルドカード部分を指定します。たとえば、マスクが「+1888XXXXXXX」の場合、例のユーザ部「4441234」にマスクが適用されたとすると、得られる文字列は「+18884441234」です。
マスクされるユーザ部に見つかった文字数が、マスクのワイルド カード文字数よりも少ない場合、最も左にあるワイルド カード文字は「X」で残されます。前述のマスクを例のユーザ部「1234」に適用すると、結果の文字列は「+1888XXX1234」になります。マスクされるユーザ部に見つかった文字数が、マスクのワイルド カード文字数よりも多い場合、ユーザ部の最も左にある文字が切り捨てられます。たとえば、マスク「+1888XXXX」がユーザ部「4441234」に適用される場合、結果の文字列は「+18881234」になります。
例:P-Asserted-Id エンティティの URI のユーザ部を、番号マスクを適用した後にローカル変数に値として格納します。
この関数は、解析した sipUri オブジェクトのホスト部分を取り出して、それを文字列として呼び出し側に返します。
例:P-Asserted-Identity ヘッダー内の URI のホスト部分をローカル変数に値として格納します。
この関数は、解析した sipUri オブジェクトのユーザ部分を取り出して、それを文字列として呼び出し側に返します。
例:P-Asserted-Identity ヘッダー内の URI のユーザ部分をローカル変数に値として格納します。
この関数は、解析した sipUri オブジェクトを文字列にエンコードして、それを呼び出し側に返します。エンコードに先立って解析済み sipUri オブジェクトに加えられた変更はすべて、得られる文字列に反映されます。
例:P-Asserted-Identity ヘッダーから得た URI を解析し、番号マスクを適用してから、得られた URI をエンコードします。