この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
• 「Log Partition Monitoring の概要」
• 「参考情報」
Log Partition Monitoring は、Cisco Unified CallManager とともに自動的にインストールされ、設定可能なしきい値を使用して、ある 1 つのサーバ(またはクラスタ内のすべてのサーバ)のログ パーティションのディスク使用状況をモニタします。Log Partition Monitoring は、RTMT の Alert Central で設定します。
(注) Log Partition Monitoring は、Cisco Log Partition Monitoring Tool サービスに依存します。このサービスは、Control Center - Network Services ウィンドウで開始および停止できるネットワーク サービスです。このサービスは、Cisco Unified CallManager のインストール時に自動的に開始します。サービスを停止すると、機能が失われます。
RTMT の Alert Central では、次のパラメータを設定できます。
• LogPartitionLowWaterMarkExceeded:Log Partition Monitoring がログ ファイルの削除を停止するディスク容量の使用レベル。レベルの範囲は、10 ~ 90 % で、デフォルトは 80 % です。最高水準点より低く設定する必要があります。
• LogPartitionHighWaterMarkExceeded:Log Partition Monitoring がログ ファイルの削除を開始するディスク容量の使用レベル。レベルの範囲は、15 ~ 95 % で、デフォルトは 90 % です。
システムの起動時に Log Partition Monitoring が開始されると、現在のディスク容量使用状況がチェックされます。ディスクの使用率が最低水準点より高いが、最高水準点を下回る場合、システムは syslog にアラーム メッセージを送信し、対応するアラートを RTMT の Alert Central で生成します。
ログ ファイルをオフロードし、サーバ上のディスク容量を元の状態に戻すには、Real-Time Monitoring Tool を使用して、保存するトレースを収集する必要があります。
ディスクの使用率が設定した最高水準点より高い場合、システムは syslog にアラーム メッセージを送信し、対応するアラートを RTMT の Alert Central で生成し、値が最低水準点に達するまでログ ファイルを自動的に削除します。
(注) Log Partition Monitoring は、アクティブなパーティションを自動的に認識します。非アクティブなパーティションのログ パーティション ディレクトリにログ ファイルが存在する場合、それらのファイルがまずシステムによって削除されます。必要に応じて、システムはアクティブ パーティションのログ パーティション ディレクトリのログ ファイルを削除します。この場合はまず、すべてのアプリケーションにおいて最も古いログ ファイルが、ディスク容量率が設定した最低水準点を下回るまで削除されます。Log Partition Monitoring によってログ ファイルが削除されても、システムは電子メールを送信しません。
システムがディスクの利用状況を判断し、必要なタスク(アラームの送信、アラートの生成、ログの削除)を実行した後は、ログ パーティション モニタリングが通常の 5 分間隔で行われます。
• 『 Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「Log Partition Monitoring の設定」
• 『 Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「RTMT のトレース収集とログ集中管理」