Cisco CallManager Attendant Console 設定チェックリスト
アテンダント コンソールをセットアップする手順は、次のとおりです。
1. Cisco CallManager Administration で、アテンダント コンソール ユーザを追加します。
2. Cisco CallManager Administration で、パイロット ポイントとハント グループを設定します。
3. ac ユーザを作成し、すべてのパイロット ポイントおよびアテンダント コンソール デバイスをユーザに関連付けます。
4. Cisco Telephony Call Dispatcher(TCD)がアクティブで、Cisco CallManager サービスを実行しているサーバすべての上で動作していることを確認します。
5. クラスタ内のいずれかのサーバ上で CTIManager サービスが動作していることを確認します。
6. 各アテンダント Cisco IP Phone が、アテンダント コンソール用に正しくセットアップされていることを確認します。
7. アテンダント コンソール PC が、アテンダント コンソール用に正しくセットアップされていることを確認します。
8. 各アテンダント コンソール ユーザ PC にアテンダント コンソールをインストールし、設定します。
関連トピック
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco CallManager Attendant Console 設定チェックリスト」
Cisco CallManager Attendant Console ユーザの設定
ここでは、次の内容について説明します。
• 「Cisco CallManager Attendant Console User Configuration ウィンドウでのユーザの追加」
• 「アテンダント コンソール ユーザの更新と削除」
• 「ユーザの設定ウィンドウによる ac ユーザの設定」
Cisco CallManager Attendant Console User Configuration ウィンドウでのユーザの追加
アテンダント コンソール ユーザを追加する手順は、次のとおりです。ユーザがアテンダント コンソールにログインできるようにするには、まず Cisco CallManager Administration の Cisco CallManager Attendant Console User Configuration ウィンドウでユーザを追加する必要があります。
(注) アテンダント コンソールのユーザ ID とパスワードは、Cisco CallManager の User 領域に入力されている Directory ユーザとパスワードとは異なることに注意してください。
手順
ステップ 1 Service > Cisco CM Attendant Console の順に選択します。
ステップ 2 ウィンドウの右上にある Cisco CallManager Attendant Console User Configuration リンクをクリックします。
Cisco CallManager Attendant Console User Configuration ウィンドウが表示されます(図 26-1 を参照)。
図 26-1 Cisco CallManager Attendant Console User Configuration ウィンドウ
ステップ 3 適切な設定値を入力します( 表 26-1 を参照)。
ステップ 4 Insert をクリックして、新規ユーザを追加します。Cisco CallManager Attendant Console User Configuration ウィンドウがリフレッシュされ、このウィンドウの左側に新規 User ID が表示されます。
ステップ 5 さらにユーザを追加するには、ステップ 3 およびステップ 4 を繰り返します。
関連トピック
• 「アテンダント コンソール ユーザの更新と削除」
• 「パイロット ポイントの設定」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco CallManager Attendant Console 」
アテンダント コンソール ユーザの更新と削除
Cisco アテンダント コンソール ユーザを表示、更新、または削除する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Service > Cisco CM Attendant Console の順に選択します。
ステップ 2 ウィンドウの右上にある Cisco WebAttendant User Configuration リンクをクリックします。
Cisco CallManager Attendant Console User Configuration ウィンドウの左側にユーザが表示されます。
ステップ 3 変更または削除するユーザの名前をクリックします。
ステップ 4 必要に応じて、設定を変更します。Cisco CallManager Attendant Console ユーザの設定値については、 表 26-1 を参照してください。
ステップ 5 変更内容を保存するには、 Update をクリックします。ユーザを削除するには、 Delete をクリックします。または、変更内容を保存しないでウィンドウを閉じるには、 Cancel Changes をクリックします。
関連トピック
• 「Cisco CallManager Attendant Console User Configuration ウィンドウでのユーザの追加」
• 「パイロット ポイントの設定」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco CallManager Attendant Console ユーザの概要」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco CallManager Attendant Console 」
ユーザの設定ウィンドウによる ac ユーザの設定
Cisco CallManager Administration に「ac」というユーザを 1 人設置し、そのユーザをアテンダント電話機およびパイロット ポイントに関連付ける必要があります。このユーザを設定しないと、アテンダント コンソールは CTIManager と対話することができず、アテンダントはコールを受信できません。ac ユーザを設定する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Cisco CallManager Administration で、 User > Add a New User の順に選択します。
[ユーザの設定]ウィンドウが表示されます(図 26-2 を参照)。
図 26-2 [ユーザの設定]ウィンドウ
ステップ 2 [名]フィールドと[姓]フィールドに、 ac または覚えやすい別の名前を入力します。
ステップ 3 [ユーザ ID]フィールドに、 ac と入力します。
ステップ 4 [ユーザパスワード]フィールドに、 12345 と入力します。
ステップ 5 [パスワードの確認]フィールドに、 12345 と入力します。
ステップ 6 PIN および電話番号を入力します。
ステップ 7 [CTI アプリケーションの使用を有効にする] チェックボックスをオンにします。このチェックボックスは、アテンダント コンソールと CTIManager が対話できるようにするためにオンにする必要があります。
ステップ 8 [コールパーク取得を許可する] チェックボックスをオンにします。
このチェックボックスをオンにしないと、アテンダントがアテンダント PC にログインしようとしたときにエラー メッセージが表示されます。
ステップ 9 [挿入] をクリックします。
ステップ 10 「デバイスおよびパイロット ポイントと ac ユーザの関連付け」の手順を実行して、各デバイスを関連付けてください。
関連トピック
• 「新規ユーザの追加」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「ユーザ ディレクトリ情報の管理」
パイロット ポイントの設定
Cisco Telephony Call Dispatcher(TCD)がコールをルート指定する前に、Cisco CallManager Administration を使用して、パイロット ポイントとハント グループを設定しておく必要があります。
(注) パイロット ポイントの設定後、ac ユーザを設定して、すべてのパイロット ポイントを ac ユーザに関連付けてください。
ここでは、次の内容について説明します。
• 「パイロット ポイントの追加」
• 「パイロット ポイントの更新または削除」
• 「パイロット ポイントのリセット」
• 「パイロット ポイントの設定値」
• 「デバイスおよびパイロット ポイントと ac ユーザの関連付け」
パイロット ポイントの更新または削除
パイロット ポイントを表示、更新、または削除する手順は、次のとおりです。
(注) パイロット ポイントの削除後、その削除を有効にするために Cisco TCD または Cisco CallManager を再起動する必要はありません。
手順
ステップ 1 Service > Cisco CM Attendant Console の順に選択します。
Pilot Point Configuration ウィンドウが表示され、ウィンドウの左側に、現在設定されているすべてのパイロット ポイントが表示されます。
ステップ 2 変更または削除するパイロット ポイントの名前をクリックします。ウィンドウがリフレッシュされ、選択したパイロット ポイントの情報が表示されます。
ステップ 3 必要に応じて、設定を変更します。パイロット ポイントの設定値については、 表 26-2 を参照してください。
ステップ 4 変更内容を保存するには、 Update をクリックします。パイロット ポイントを削除するには、 Delete をクリックします。
パイロット ポイントの削除後、約 10 分以内に、Cisco TCD は、そのパイロット ポイントに関連するハント グループ メンバすべてに対するコールの送信を停止します。
ステップ 5 パイロット ポイントをリセットする方法については、「パイロット ポイントのリセット」を参照してください。
関連トピック
• 「パイロット ポイントの追加」
• 「パイロット ポイントのリセット」
• 「パイロット ポイントの設定値」
• 「ハント グループの設定」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「パイロット ポイントおよびハント グループの概要」
パイロット ポイントのリセット
パイロット ポイント設定値の更新後、パイロット ポイントをリセットする必要があります。パイロット ポイントをリセットした場合、Cisco CallManager サービスは動作を継続し、コール処理も引き続き行われます。パイロット ポイントをリセットする手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Service > Cisco CM Attendant Console の順に選択します。
Pilot Point Configuration ウィンドウが表示され、ウィンドウの左側に、現在設定されているすべてのパイロット ポイントが表示されます。
ステップ 2 変更または削除するパイロット ポイントの名前をクリックします。ウィンドウがリフレッシュされ、選択したパイロット ポイントの情報が表示されます。
ステップ 3 必要に応じて、設定を変更します。パイロット ポイントの設定値については、 表 26-2 を参照してください。
ステップ 4 Update をクリックします。
ステップ 5 Reset Selected をクリックします。
Reset ウィンドウが表示されます。
ステップ 6 次のいずれかのボタンをクリックします。
• Restart :パイロット ポイント用に選択されたデバイスをシャットダウンせずに、再起動する(電話機を Cisco CallManager に再登録する)。
• Reset :パイロット ポイント用に選択されたデバイスをシャットダウンした後、再度立ち上げる(電話機の完全なシャットダウンと再初期化を実行する)。
• Close :選択されたデバイスの再起動やリセットを実行せずに、前のウィンドウに戻る。
関連トピック
• 「パイロット ポイントの更新または削除」
• 「パイロット ポイントの設定値」
パイロット ポイントの設定値
表 26-2 では、パイロット ポイントの設定値について説明します。
表 26-2 パイロット ポイントの設定値
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Pilot Name |
パイロット ポイントの内容を表す名前を指定する。スペースを含めて、最長 50 文字の英数字を入力します。 |
Device Pool |
デバイス プールは、優先順位をつけた複数の Cisco CallManager のグループで構成される。リストの最初の Cisco CallManager は、そのパイロット ポイントのプライマリ Cisco CallManager です。 |
Partition |
ドロップダウン リスト ボックスから、<None> を選択する。 アテンダント コンソールのパイロット ポイントは、パーティションに属しません。 |
Calling Search Space |
コールをルーティングしようとするときにパイロット ポイントが検索するパーティションを指定するには、ドロップダウン リストからコール検索スペースを選択する。 |
Pilot Number (DirN) |
このパイロット ポイントの電話番号を指定する。 この番号が、システム全体で固有のものであることを確認してください(つまり、この番号を共用の回線アピアランスにすることはできません)。 |
Route Calls To |
ハント グループの中で最初に使用可能なメンバに着信コールをルート指定するには、ドロップダウン リストから First Available Hunt Group Member オプションを選択する。 各電話番号または回線がアイドル状態になっている時間に基づいてメンバの順位を決定するには、ドロップダウン リストから、 Longest Idle Hunt Group Member オプションを選択します。 ボイスメール番号がそのグループの最長のアイドル メンバである場合、Cisco TCD はそのグループの他のメンバーをまずチェックすることなく、コールをボイスメールに転送します。 |
関連トピック
• 「パイロット ポイントの追加」
• 「パイロット ポイントの更新または削除」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「パイロット ポイントおよびハント グループの概要」
デバイスおよびパイロット ポイントと ac ユーザの関連付け
アテンダントがアテンダント コンソールを使用する前に、アテンダント コンソール電話機およびパイロット ポイントを ac ユーザに関連付ける必要があります。次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 ac ユーザ情報が[ユーザの設定]ウィンドウに表示されることを確認します。表示されない場合は、ユーザの検索を実行します。このタスクの実行方法については、『 Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
ステップ 2 [ユーザの設定]ウィンドウの[アプリケーション プロファイル]ペインで、 [デバイスの割り当て] をクリックします。
ステップ 3 次のタスクのいずれかを実行します。
a. すべてのデバイスを表示する場合は、 [デバイスの選択] をクリックし、ステップ 4 に進みます。
b. 使用可能なデバイスのリストを特定の選択項目に限定する場合は、次の方法で、検索する基準を入力します。
• デバイスの名前、説明、または電話番号を選択する。
• 比較演算子を選択する。
• テキストまたは番号項目を入力する。
• [デバイスの選択] をクリックし、ステップ 4 に進む。
ステップ 4 ユーザに関連付ける必要のあるアテンダント コンソール電話機およびパイロット ポイントのチェックボックスをオンにします。
ステップ 5 [選択の更新] をクリックして、電話機およびパイロット ポイントを ac ユーザに割り当てます。
関連トピック
• 「ユーザの設定ウィンドウによる ac ユーザの設定」
• 「新規ユーザの追加」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「ユーザ ディレクトリ情報の管理」
ハント グループの設定
パイロット ポイントを設定した後、ハント グループを設定する必要があります。ハント グループは、コールをリダイレクトする順位を決定する宛先(電話番号か、アテンダント コンソール ユーザまたは回線番号)のリストから構成されます。
ここでは、次の内容について説明します。
• 「ハント グループ メンバの追加」
• 「リンクされたハント グループの設定」
• 「ハント グループ メンバの更新または削除」
• 「ハント グループの設定値」
ハント グループ メンバの追加
ハント グループのメンバを追加する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Service > Cisco CM Attendant Console の順に選択します。
Pilot Point Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 ハント グループ メンバを追加するパイロット ポイントを選択します。Pilot Point Configuration ウィンドウの左側に、使用可能なパイロット ポイントが表示されます。
ステップ 3 Pilot Point Configuration ページの右上にある Hunt Group Configuration へのリンクをクリックして、このパイロット ポイントにハント グループ メンバを追加します。
図 26-3 は、Hunt Group Configuration ウィンドウの例です。
図 26-3 Hunt Group Configuration ウィンドウ
ステップ 4 Add Member をクリックします。Hunt Group Members には、最初、
<<Not Configured>>
と表示されます。
ステップ 5 追加するハント グループ メンバが電話番号(デバイス メンバ)であるか、ユーザと回線番号(ユーザ メンバ)であるかを決定します。
• 電話番号を指定する場合、Cisco TCD は、常に、コールをその番号にルート指定しようとする。
(注) Cisco TCD は、複数のアテンダント コンソールまたはボイスメール番号にコールをルーティングして、オーバーフロー状態を処理します。Hunt Group Configuration ウィンドウで、Always Route Member チェックボックスをオンにし、ボイスメール番号が複数のコールを同時に受信するように設定します。
• アテンダント コンソール ユーザと回線番号を指定する場合、Cisco TCD は、まず、そのアテンダント コンソール ユーザがアテンダント コンソールにログインし、オンラインであるかどうかをチェックした後、コールをルーティングしようとします。ユーザと回線番号を指定すると、そのユーザはアテンダント コンソールによって制御されるクラスタ内の任意の Cisco IP Phone にログインし、コールを受信できます。
ステップ 6 新規ハント グループ メンバに適切な設定値を入力します( 表 26-3 を参照)。
• ハント グループ メンバが電話番号である場合、 Device Member Information セクションの Partition フィールドと Directory Number フィールドだけを指定する。オプションの Always Route Member チェックボックスは、電話番号だけに適用されます。
• ハント グループ メンバがユーザと回線番号である場合、 User Member Information セクションの User Name フィールドと Line Number フィールドだけを指定する。
(注) ここで指定する User Name は、アテンダント コンソール ユーザを示します。このユーザは、Cisco CallManager Administration の Cisco CallManager User 領域で追加された User ID とは異なります。
選択を行うと、Hunt Group Members リスト ボックスに、選択された情報が反映されます。Hunt Group Members リストには、デバイスの電話番号、またはアテンダント コンソール ユーザ名と回線番号が表示されます。たとえば、次のとおりです。
#1 Call directory number 35201(電話番号の例)
#2 Direct Call to Mary Brown, Line 1(ユーザと回線番号の例)
ステップ 7 続けて他のハント グループ メンバをこのパイロット ポイントに追加するには、ステップ 5 およびステップ 6 を繰り返します。
(注) ハント グループ リストを並べ替えるには、順番を変更するメンバをリストから選択します。次に、上矢印と下矢印を使用して、リスト内の別の位置にそのメンバを移動します。
ステップ 8 Update をクリックして、ハント グループ メンバの情報を保存し、ハント グループの設定を完了します。
関連トピック
• 「ハント グループ メンバの更新または削除」
• 「ハント グループの設定値」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「パイロット ポイントおよびハント グループの概要」
リンクされたハント グループの設定
リンクされたハント グループを設定する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 チェーン内のハント グループそれぞれに、次の情報を使用して、「ハント グループ メンバの追加」のステップ 1 ~ステップ 6 を実行します。
• チェーン内の最後のハント グループ以外のすべてのハント グループに対して、ハント グループの最後のメンバが、次のハント グループのパイロット ポイントであることを確認する。
注意 他のパイロット ポイント番号(最後のメンバ以外)をハント グループに組み込まないようにシスコは強くお勧めします。他のパイロット ポイント番号をハント グループに組み込むと、連続したルート ループが生じる場合があります。
• 各ハント グループの最後のメンバだけに対して、 Always Route Member チェックボックスをオンにする。
• オーバーフロー条件に対処するために、チェーン内で最後にリンクされるハント グループの最後のメンバとして、ボイスメールまたは自動代表番号を選択する。ボイスメールが複数の同時コールを処理できるように、 Always Route Member チェックボックスをオンにしてください。
ステップ 2 各ハント グループを設定した後、 Update をクリックして、情報を保存します。
注意 最後のハント グループを最初のハント グループにリンクしないように強くお勧めします。
ステップ 3 上記のステップで入力した情報を見直して、リンクされているハント グループの設定を確認します。
関連トピック
• 「ハント グループ メンバの追加」
• 「ハント グループ メンバの更新または削除」
• 「ハント グループの設定値」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「パイロット ポイントおよびハント グループの概要」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「リンクしたハント グループの概要」
ハント グループ メンバの更新または削除
ハント グループのメンバを表示、更新、または削除する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Service > Cisco CM Attendant Console の順に選択します。
Pilot Point Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 ウィンドウの一番上にある Hunt Group Configuration リンクをクリックします。
Hunt Group Configuration ウィンドウが表示され、ウィンドウの左側に、現在設定されているすべてのパイロット ポイントが表示されます。
ステップ 3 メンバを表示、変更または削除するハント グループに関連したパイロット ポイントの名前をクリックします。
Hunt Group Configuration ウィンドウに、選択したパイロット ポイントの情報が表示されます。
ステップ 4 必要に応じて、設定を変更します。ハント グループの設定値については、 表 26-3 を参照してください。
• ハント グループ メンバの設定値を更新するには、リストからメンバ名を選択し、必要に応じて設定値を変更し、 Update をクリックして変更内容を保存する。
• ハント グループ メンバの順番を変更するには、メンバの名を選択し、矢印ボタンを使用してリスト内の別の位置にそのメンバを移動する。
• ハント グループ メンバを削除するには、リストからメンバ名を強調表示し、 Delete Member をクリックする。
• 変更した設定値を元に戻すには、 Update をクリックする前に、 Cancel Changes を押す。
ステップ 5 Update をクリックして、変更内容を保存します。
関連トピック
• 「ハント グループ メンバの追加」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「パイロット ポイントおよびハント グループの概要」
ハント グループの設定値
表 26-3 では、ハント グループの設定値について説明します。
表 26-3 ハント グループの設定値
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Partition |
ハント グループ メンバが電話番号である場合、DeviceMember Information セクションの Partition フィールドと Directory Number フィールドに入力する。 このフィールドは、この電話番号が属するルート パーティションを示します。 • このハント グループ メンバの電話番号がパーティション内にある場合は、ドロップダウン リストからパーティションを選択する。 • 電話番号がパーティション内にない場合は、None を選択する。 オプションの Always Route Member チェックボックスは、電話番号だけに適用されます。 このチェックボックスがオンである場合、Cisco Telephony Call Dispatcher(TCD)は常に、このハント グループ メンバ(使用中であるかどうかにかかわらず)にコールをルート指定します。 このチェックボックスがオンである場合、Cisco TCD は、コールをルート指定する前に回線が使用可能かどうか確認しません。 オーバーフロー状態を処理するために、ボイスメール番号または auto-attendant 番号が複数の同時コールを処理するように、このチェックボックスをオンにします。 リンクされたハント グループの場合、各ハント グループの最後のメンバを設定するときだけ、 Always Route Member チェックボックスをオンにします。 |
Directory Number |
ハント グループ メンバ デバイスの電話番号を入力する。 この番号が、システム全体で固有のものであることを確認してください(つまり、この番号を共用の回線アピアランスにすることはできません)。 指定されたパーティションに電話番号がない場合、エラー ダイアログボックスが表示されます。 |
User Name |
ハント グループ メンバがユーザと回線番号である場合、User Member Information セクションの User Name フィールドと Line Number フィールドだけを指定する。 ドロップダウン リストから、ハント グループ メンバの役割を果たすアテンダント コンソール ユーザを選択します。 このリストには、Cisco CallManager Attendant Console User Configuration ウィンドウで追加されたアテンダント コンソール ユーザのみが表示されます。 |
Line Number |
ドロップダウン リストから、ハント グループの適切な回線番号を選択する。
(注) 単一のハント グループ内で、同一ユーザを同一回線に 1 回に限り追加することができます。たとえば、そのハント グループの中で Mary Brown を回線 1 に一回しか追加できません。
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関連トピック
• 「ハント グループ メンバの追加」
• 「ハント グループ メンバの更新または削除」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「パイロット ポイントおよびハント グループの概要」
Cisco Telephony Call Dispatcher サービスのアクティブ化
Cisco CallManager サービスを実行しているクラスタ内の各サーバで Cisco TCD サービスをアクティブにする手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Application > Cisco CallManager Serviceability の順に選択します。
ステップ 2 Tools > Service Activation の順に選択します。
ステップ 3 ウィンドウの左側にあるサーバ リストから、Cisco CallManager サービスを実行しているサーバを選択します。
ウィンドウの内容が更新されます。
ステップ 4 Cisco Telephony Call Dispatcher チェックボックスをオンにします。
ステップ 5 Update をクリックします。
サービスがアクティブになり、サーバ上で自動的に開始します。
ステップ 6 Cisco CallManager サービスを実行しているクラスタ内の全サーバでこの手順を実行します。
関連トピック
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco Telephony Call Dispatcher の概要」
• Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド
CTIManager サービスのアクティブ化
ハント グループとアテンダント コンソールを正しく機能させるため、クラスタ内のいずれかのサーバで CTIManager サービスが動作していることを確認してください。サービスがアクティブになっていない場合にアクティブにする手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Application > Cisco CallManager Serviceability の順に選択します。
ステップ 2 Tools > Control Center の順に選択します。
ステップ 3 ウィンドウの左側にあるサーバ リストからサーバを選択します。
ウィンドウの内容が更新されます。
Service Name に、このサーバ上で設定されているすべてのサービスが表示されます。
ステップ 4 Cisco CTIManager チェックボックスをオンにします。
ステップ 5 Update をクリックします。
サービスがアクティブになり、サーバ上で自動的に開始されます。
関連トピック
• CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド Cisco
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「サービス」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「コンピュータ テレフォニー統合」
Cisco CallManager Attendant Console Server の設定
Cisco CallManager Attendant Console Server Configuration ウィンドウには、サービス パラメータが表示されます。このウィンドウを使用して、Cisco Telephony Call Dispatcher(TCD)用のトレース パラメータを設定できます。Cisco CallManager Attendant Console Server Configuration ウィンドウの右上にある「i」ボタン ヘルプ アイコンをクリックして、パラメータに関する情報を取得します。
注意 Cisco Technical Assistance Center のエンジニアの許可がある場合を除いて、サービス パラメータを変更しないでください。このサービス パラメータを変更すると、システムに障害を起こす原因となることがあります。
Cisco TCD トレース パラメータを更新する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Service > Cisco CM Attendant Console の順に選択します。
Pilot Point Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 ウィンドウの右上にある Cisco CallManager Attendant Console Server Configuration をクリックします。
Cisco CallManager Attendant Console Server Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 Cisco CallManager Attendant Console Servers リストからサーバを選択します。
(注) サーバ上で Cisco CallManager Attendant Console サービスをアクティブにしてからでないと、そのサーバは Cisco CallManager Attendant Console Servers リストに表示されません。サービスのアクティブ化の詳細については、『Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
ウィンドウがリフレッシュされ、Cisco TCD 用に設定されたすべてのサービス パラメータが表示されます。図 26-4 は、Cisco CallManager Attendant Console Server Configuration ウィンドウの例です。
図 26-4 Cisco CallManager Attendant Console Server Configuration ウィンドウ
(注) サーバを挿入した後、または Cisco CallManager Attendant Console Server Configuration ウィンドウからサーバを選択した後、トレース パラメータを設定するには、Cisco CallManager Attendant Console Server Configuration ウィンドウの Trace Configuration をクリックします。詳細については、『Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド』および『Cisco CallManager Serviceability システム ガイド』を参照してください。
関連トピック
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco CallManager Attendant Console サーバのコンフィギュレーションの概要」
Cisco CallManager Attendant Console パフォーマンス モニタの表示
Cisco TCD とアテンダント コンソールの CCMLineLinkState およびその他のパフォーマンス モニタ情報を表示する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Cisco CallManager サーバにログインします。
ステップ 2 Start > Programs > Administrative Tools > Performance の順に選択します。
ステップ 3 View report data アイコンをクリックします。
ステップ 4 +(Add counter) アイコンをクリックします。
ステップ 5 System Monitor を選択し、 All Counters を使用可能にし、Object ドロップダウン リスト ボックスから Cisco CallManager Attendant Console を選択します。
ステップ 6 Add をクリックします。
関連トピック
• 「Cisco CallManager Attendant Console の設定」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco CallManager Attendant Console 」
アテンダント PC への Cisco CallManager Attendant Console プラグインのインストール
ユーザの PC にアテンダント コンソールをインストールする手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 アテンダント コンソールに関連付けるアテンダント コンソール ユーザおよび電話機を Cisco CallManager データベースにまだ追加していない場合は、追加します。
ステップ 2 各 Cisco CallManager Attendant Console PC から、Cisco CallManager Administration を実行しているサーバを参照し、管理特権でログインします。
ヒント サーバを参照するには、Web ブラウザのアドレスバーに http://<CM-server-name>/CCMAdmin/main.asp と入力します。<CM-server-name> は、サーバの名前です。
ステップ 3 Cisco CallManager Administration から、 Application > Install Plugins の順に選択します。
ステップ 4 Cisco CallManager Attendant Console のアイコンをクリックします。
Cisco CallManager Attendant Console インストレーション ウィザードが起動します。
ステップ 5 インストレーションを確認するために、 Yes をクリックします。
ステップ 6 最初のインストレーション ウィザード ウィンドウで、 Next をクリックします。
ステップ 7 アテンダント コンソールはデフォルトの保存場所にインストールすることもできますし、Browse ボタンを使用して別の保存場所を指定することもできます。保存場所を決めたら、 Next をクリックします。
ステップ 8 Ready to Install ウィンドウで、 Next をクリックします。
ステップ 9 ファイルのインストレーションが終了したら、コンピュータをただちに再起動するか、後で再起動するかを選択します。次に、 Finish をクリックします。
ステップ 10 プロンプトが表示されたら、コンピュータを再起動します。
アプリケーションのインストレーションの完了後にも、インストレーション時に設定しなかったアテンダント コンソール設定値を設定または更新できます。
関連トピック
• 「Cisco CallManager Attendant Console の設定」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド の「 Cisco CallManager Attendant Console のインストールと設定」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド の「 Cisco CallManager Attendant Console 」
Cisco CallManager Attendant Console の設定
次の基準に適合するように、各アテンダント コンソールを設定します。
• アテンダント コンソール ユーザとパスワードを提供する。
• アテンダントがアテンダント コンソールで使用する Cisco IP Phone 用の適切な Cisco CallManager TCD および電話番号に接続する。
アテンダント コンソールのインストール後、ユーザがコンソールにログインする前に、アテンダント コンソールを設定しておく必要があります。インストール時に指定しなかった設定値の設定、現在の設定値の表示、またはアテンダント コンソール設定の更新を行うには、この項の手順を実行してください。
設定が完了しても、指定された設定値をアドミニストレータが実際に変更するまで、アテンダント コンソールでは指定された設定値が使用されます。
手順
ステップ 1 アテンダント コンソールがインストールされている PC で、
Start > Programs > Cisco CallManager > Cisco CallManager Attendant Console の順に選択するか、またはデスクトップの Cisco CallManager Attendant Console アイコンをクリックします。次に、 Yes をクリックして、アテンダント コンソールを起動します。
ステップ 2 Settings をクリックします。
ステップ 3 適切な設定値を入力します( 表 26-4 を参照)。
ステップ 4 Save をクリックします。これで、アテンダント コンソールの設定が完了し、コール配送アクティビティに使用できるようになります。
関連トピック
• 「Cisco CallManager Attendant Console Server の設定」
• 「Attendant Console の設定値」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco CallManager Attendant Console 」
Attendant Console の設定値
表 26-4 に、Cisco CallManager Attendant Console の設定値を示します。
表 26-4 Settings ダイアログボックス
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Basic タブ(フィールドに適切な情報を入力してください)
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Attendant Server Host Name or IP Address |
アテンダントサーバのホスト名または IP アドレスを入力する。 |
Directory Number of Your Phone |
アテンダントがアテンダント コンソールで使用する Cisco IP Phone の電話番号を確認または入力する。 |
Advanced タブ(これらはオプションのフィールドです。情報を入力して、デフォルト設定を変更することができます)
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Path of Local Directory File |
ディレクトリ情報を指定するユーザ リスト ファイルのパスを入力する。 |
Call Processing Server Host Name or IP Address |
コールプロセッシングサーバのホスト名または IP アドレスを入力する。 |
Local Host IP Address (for line state) |
ローカルホストの IP アドレスを入力する。
(注) アテンダント PC にネットワーク インターフェイス カード(NIC) が 2 つある場合は、回線状態の更新を受信する IP アドレスを指定してください。
|
Enable Trace |
このチェックボックスをオンにすると、アテンダント コンソールに関連する問題をトラブルシューティングできる。 |
関連トピック
• 「Cisco CallManager Attendant Console の設定」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「 Cisco CallManager Attendant Console 」