Cisco Unified CallManager Assistant の概要
この項では、Cisco Unified CallManager Assistant の機能に関する次の情報について説明します。
• 「Cisco Unified CallManager Assistant アーキテクチャの概要」
• 「Cisco Unified CallManager Assistant のデータベース アクセス アーキテクチャ」
• 「マネージャのインターフェイス」
• 「アシスタントのインターフェイス」
• 「ソフトキー」
• 「マネージャおよびアシスタント管理用のインターフェイス」
Cisco Unified CallManager Assistant アーキテクチャの概要
Cisco Unified CallManager Assistant の機能アーキテクチャは、Cisco IP Manager Assistant サービス、Assistant Console アプリケーション、および Cisco Unified IP Phone インターフェイスで構成されています。図3-1 を参照してください。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
図3-1 Cisco Unified CallManager Assistant のアーキテクチャ
Cisco IP Manager Assistant サービス
Cisco IP Manager Assistant サービス(サーブレット)は、Cisco Tomcat がロードします。Cisco Tomcat は、Cisco Unified CallManager のインストール時にインストールされます。
Cisco IP Manager Assistant サービスは、クラスタ内のすべての Cisco Unified CallManager サーバにインストールされます。インストール後、Cisco Unified CallManager Assistant を自動的に起動する Serviceability から、管理者がサービスをアクティブにします。Cisco IP Manager Assistant サービスは起動時に、これがクラスタ全体のサービス パラメータ Cisco IPMA Server (Primary) IP Address で設定されている Cisco Unified CallManager Assistant サーバの 1 つかどうかを確認します。設定されている場合、Cisco IP Manager Assistant サービスはアクティブな Cisco IP Manager Assistant サービスになろうとします。現時点では、Cisco Unified CallManager クラスタがサポートできるアクティブな Cisco IP Manager Assistant サービスは 1 つだけです。
Cisco IP Manager Assistant サービスは、次のタスクを実行します。
• マネージャの電話機で実行される HTTP サービスをホストする。
• マネージャが設定に使用する Web ページをホストする。
• サードパーティ コール制御用の Cisco CTIManager を通じて、Cisco Unified CallManager クラスタと通信する。Cisco Unified CallManager Assistant が必要とする CTI 接続は、クラスタ内の全ユーザに対して 1 つだけです。
• データベースのデータにアクセスする。
• Assistant Console アプリケーションをサポートする。
Cisco Unified CallManager は、Cisco IP Manager Assistant サービスの冗長化をサポートしています。冗長化を実現するには、同じクラスタ内に 2 番目の Cisco IP Manager Assistant サービスを設定する必要があります。
Cisco Unified CallManager Assistant は、アクティブ/スタンバイ サーバ モデルを利用して冗長化を実装します。常にアクティブのままで、すべての Assistant Console アプリケーションと電話機にサービスを提供する Cisco Unified CallManager Assistant サーバは 1 台だけです。他のサーバはスタンバイ モードになり、アクティブなサーバの障害を検出します。障害を検出した場合は、バックアップ サーバが機能を引き継ぎ、アクティブなサーバになります。障害発生時にアクティブになっていた接続は、すべて新しいサーバ上に復元されるため、ユーザに対するサービスは中断することなく続行されます。
アクティブなサーバに障害が発生した場合、Assistant Console アプリケーションは、バックアップ サーバに自動的にフェールオーバーします。アプリケーションが障害を検出する間隔は、Cisco IPMA Assistant Console Heartbeat Interval サービス パラメータ(「Cisco Unified CallManager Assistant のサービス パラメータの設定」を参照)によって決まります。ハートビート間隔を小さくすると、フェールオーバーまでの時間が短くなります。図3-2 を参照してください。
図3-2 Cisco Unified CallManager Assistant の冗長化
Cisco Unified CallManager Assistant サービスには、サービスに対する不正アクセスを防止するための組み込みセキュリティが含まれています。アシスタント コンソールで収集されたユーザ ID とパスワードは、ネットワークを通じて送信される前に暗号化されます。アシスタントを装う不正ユーザは、Assistant Console によってブロックされます。
アシスタント コンソール インターフェイス
Cisco Unified CallManager Assistant は、次のマネージャ用およびアシスタント用アシスタント コンソール インターフェイスをサポートしています。
• Assistant Console(コール制御、ログオン、アシスタントの初期設定、マネージャ宛コール アクティビティの監視、キーボード ショートカットに使用される)
• Manager Configuration(即時転送先の設定に使用される)
管理者は、Cisco Unified CallManager の管理ページの[エンドユーザの設定(End User Configuration)]を使用して、マネージャ用およびアシスタント用に Cisco Unified CallManager Assistant を設定します。「マネージャおよびアシスタント管理用のインターフェイス」を参照してください。
Cisco Unified CallManager により、Cisco Unified CallManager Assistant のマネージャ用機能の iDivert と TrnsfVM が Cisco Unified IP Phone を通じて利用できるようになります。Manager Configuration には、ブラウザを使用してアクセスします。アシスタントは、Cisco Unified IP Phone と Assistant Console アプリケーションを使用します。「マネージャのインターフェイス」および「アシスタントのインターフェイス」を参照してください。
アシスタント コンソールの機能を使用する方法の詳細については、『 Cisco Unified CallManager Assistant User Guide 』を参照してください。
Cisco Unified IP Phone のインターフェイス
アシスタントとマネージャはソフトキーを使用して、Cisco Unified CallManager Assistant の機能にアクセスします。Cisco Unified CallManager Assistant の電話機能を使用する方法の詳細については、『 Cisco Unified CallManager Assistant User Guide 』を参照してください。
「マネージャのインターフェイス」および「アシスタントのインターフェイス」を参照してください。
Cisco Unified CallManager Assistant のデータベース アクセス アーキテクチャ
Cisco Unified CallManager Assistant のすべての設定情報は、データベースに格納されます。マネージャまたはアシスタントがログインすると、Cisco IP Manager Assistant サービスは、そのマネージャまたはアシスタントに関する全データをデータベースから取得し、メモリに保存します。
マネージャのインターフェイス
マネージャの電話機からは、Manager Configuration を除くマネージャ用機能を利用できます。Cisco Unified CallManager Assistant は、Cisco IP Manager Assistant サービスの開始時にマネージャを自動的に Cisco IP Manager Assistant サービスにログインさせます。
マネージャは、Cisco Unified IP Phone のソフトキーを使用して、Cisco Unified CallManager Assistant 機能の Do Not Disturb、iDivert、および TrnsfVM にアクセスします。
Do Not Disturb の状態は、Cisco Unified IP Phone の Status Window に表示されます。
詳細については、『 Cisco Unified CallManager Assistant User Guide 』を参照してください。
アシスタントのインターフェイス
アシスタントは、Assistant Console アプリケーションと Cisco Unified IP Phone を使用して Cisco Unified CallManager Assistant の機能にアクセスします。アプリケーションである Assistant Console は、応答、即時転送、転送、保留などのコール制御機能を提供します。アシスタントは、Assistant Console を使用して、ログオンとログオフ、アシスタントの初期設定、およびマネージャの初期設定に使用する[Manager Configuration]ウィンドウの表示を行います。
Assistant Console はアシスタントの回線およびマネージャの共有回線を表示します。アシスタントは共有回線にアクセスして、マネージャ宛のコールを管理します。
インターコムと鳴り分けには、Cisco Unified IP Phone でアクセスできます。アシスタントが Assistant Console からログインすると、共有回線の[即転送]ソフトキーと[VM 転送]ソフトキーがアクティブになります。詳細については、『 Cisco Unified CallManager Assistant User Guide 』を参照してください。
ソフトキー
Cisco Unified CallManager Assistant 機能は、Cisco Unified IP Phone で、[即転送]、[VM 転送]、および[サイレント]などのソフトキーをサポートしています。ソフトキーは、コールの状態に基づいて表示されます。たとえば、[VM 転送]は、アクティブなコールが存在しない場合には表示されません。
Cisco Unified CallManager Assistant は、次のソフトキー テンプレートをサポートしています。
• Standard Manager:プロキシ モードのマネージャをサポートします。
• Standard Shared Mode Manager:共有モードのマネージャをサポートします。
• Standard Assistant:プロキシ モードまたは共有モードでアシスタントをサポートします。
さらに、Standard User テンプレートを使用すると、保留やダイヤルなどのコール処理ソフトキーを利用できるようになります。管理者は、マネージャやアシスタントが使用するデバイスに対して、適切なソフトキー テンプレートを設定してください。
(注) デフォルト プロセスでは、デバイスに対してコール処理ソフトキー テンプレートが割り当てられます。
管理者は、Cisco Unified CallManager に含まれている標準のソフトキー テンプレートを使用するほかに、カスタム ソフトキー テンプレートを作成することもできます。ソフトキー テンプレートを Cisco Unified CallManager Assistant デバイスに関連付ける場合や、カスタム ソフトキー テンプレートを作成する場合は、Cisco Unified CallManager の管理ページの[ソフトキーテンプレートの設定(Softkey Template Configuration)]を使用します。『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「ソフトキー テンプレートの設定」を参照してください。
マネージャおよびアシスタント管理用のインターフェイス
管理者は、Cisco Unified CallManager の管理ページの[エンドユーザ]メニューにあるオプションを使用して、マネージャおよびアシスタントを設定します。また、マネージャ用およびアシスタント用のデバイスを選択し、オプションでマネージャ用およびアシスタント用の着信インターコム回線を選択します。管理者は、アシスタントに対して設定されたマネージャ用の共有回線を設定します。
「マネージャおよびアシスタントの設定」を参照してください。
インタラクションおよび制限事項
次の項では、Cisco Unified CallManager Assistant におけるインタラクションおよび制限事項について説明します。
• 「インタラクション」
• 「制限事項」
Bulk Administration Tool
Bulk Administration Tool(BAT)を使用すると、管理者は多数のユーザ(マネージャとアシスタント)を一度に追加できます。ユーザを 1 人ずつ追加する必要はありません。詳細については、『 Cisco Unified CallManager Bulk Administration ガイド 』を参照してください。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
エクステンション モビリティ
Cisco エクステンション モビリティの機能を使用するマネージャは、同時に Cisco Unified
CallManager Assistant も使用できます。マネージャがエクステンション モビリティを使用して Cisco Unified IP Phone にログインすると、その電話機で Cisco Unified CM Assistant サービスが自動的に有効になります。この後、マネージャは Cisco Unified CallManager Assistant の機能(サイレントなど)にアクセスできます。
Cisco Unified CallManager Assistant とともに Cisco エクステンション モビリティにアクセスするには、管理者が Cisco Unified CallManager の管理ページの[マネージャの設定(Manager Configuration)]ウィンドウ([エンドユーザの設定(End User Configuration)]ウィンドウからアクセス)で、[エクステンションモビリティを使用(Mobile Manager)]チェックボックスをオンにします。「共有回線モード用のマネージャの設定とアシスタントの割り当て」を参照してください。デバイス プロファイルの設定の詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「新規ユーザ デバイス プロファイルの設定」を参照してください。Cisco エクステンション モビリティの詳細については、「Cisco エクステンション モビリティ」を参照してください。
レポート ツール
Cisco Unified CallManager Assistant は、静的な情報を CDR Analysis and Reporting(CAR)ツールで提供し、設定に対する変更の要約を変更ログで提供します。ここでは、次のレポート ツールについて説明します。
CDR Analysis and Reporting
Cisco Unified CallManager Assistant は、マネージャとアシスタントのコール完了統計、およびマネージャとアシスタントのインベントリ レポートをサポートしています。コール完了統計は、CDR Analysis and Reporting(CAR)ツールでサポートされます。インベントリ レポートは、Cisco Unified CallManager Serviceability でサポートされます。詳細については、『 Cisco Unified CallManager Serviceability システム ガイド 』、『 Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』、および『 CDR Analysis and Reporting Administration Guide 』を参照してください。
Unified CM AssistantChangeLog*.txt
管理者は、Manager Configuration または Assistant Configuration に対する変更の要約を確認できます。マネージャは、URL を参照して Manager Configuration にアクセスすることで、デフォルト値を設定できます。
アシスタントは Assistant Console からマネージャのデフォルト値を変更できます。
(注) URL および Manager Configuration については、『Cisco Unified CallManager Assistant User Guide』を参照してください。
設定値が変更されると、その情報は ipma_changeLogxxx.log というログ ファイルに送信されます。このログ ファイルは、Cisco IP Manager Assistant サービスを実行するサーバ上の次の場所にあります。
file get activelog tomcat/logs/ipma/log4j/
管理者は、Serviceability Real-Time Monitoring Tool (RTMT) にある Trace Collection Tool を使用して、サーバからこのログ ファイルをダウンロードできます。詳細については、『 Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。
このログ ファイルには、次のフィールドが含まれています。
• LineNumber:ログ ファイル内に変更情報がある回線。
• TimeStamp:設定値が変更された時刻。
• for Manager/Assistant:変更が、マネージャまたはアシスタントのどちらに対するものであるかを示す。
• for Userid:変更対象となったマネージャまたはアシスタントのユーザ ID。
• by Manager/Assistant:変更が、マネージャまたはアシスタントのどちらによって実施されたかを示す。
• by Userid:変更を実施したマネージャまたはアシスタントのユーザ ID。
• Parameter Name:変更された項目(転送先電話番号など)。
• Old Value:変更前の設定値。
• New Value:変更後の設定値。
ログ ファイル内の情報はカンマで区切られているため、管理者は、Microsoft Excel などのスプレッドシート アプリケーションを使用してログ ファイルを開くことができます。ログ ファイルの内容を Microsoft Excel アプリケーションで保存するには、次の手順に従います。
手順
ステップ 1 Microsoft Excel アプリケーションを起動します。
ステップ 2 [ファイル] >[開く] を選択して Unified CM Assistant.txt ファイルを開きます。
ステップ 3 [元のデータの形式]で[カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ]のファイル形式を選択し、 [次へ] をクリックします。
ステップ 4 [区切り文字]として[カンマ]を選択し、 [次へ] をクリックします。
ステップ 5 上の操作が完了したら、 [完了] をクリックします。
Multilevel Precedence and Preemption(MLPP)
次に、共有回線サポートのある Cisco Unified CallManager Assistant と MLPP とのインタラクションについて説明します。
• コールの優先順位は、Cisco Unified CallManager Assistant によるコールの処理時に保存されます。たとえば、アシスタントがコールを転送する際、システムはコールの優先順位を保存します。
• Cisco Unified CallManager Assistant はコールの優先順位を認識しないので、Assistant Console でコールの優先順位について追加のインジケータを送信することはありません。
制限事項
次の制約事項は、Cisco Unified CallManager Assistant に適用されます。
• Cisco Unified CallManager Assistant は Cisco IP SIP Phone をサポートしていません。
• 1 人のマネージャには最大 10 人のアシスタントを割り当てることができます。
• 1 人のアシスタントは最大 33 人のマネージャをサポートできます(各マネージャが Unified CM Assistant 制御の回線を持っている場合)。
• Cisco Unified CallManager Assistant は、MCS 7845 Server を使用している場合、Cisco Unified CallManager クラスタごとに最大 1250 人のマネージャと 1250 人のアシスタントをサポートします。
• Assistant Console は、ハント グループ/キューをサポートしていません。
• Assistant Console は、レコードおよびモニタリングをサポートしていません。
• Assistant Console は、オンフック転送([転送]ソフトキーを押して受話器を置くことによって転送を完了するコール転送機能)をサポートしていません。
• Assistant Console は、ワンタッチ コール ピックアップ機能をサポートしていません。
• Cisco Unified IP Phone モデル 7940 がサポートする回線ボタンまたは短縮ダイヤル ボタンは 2 つだけです。
• Microsoft Internet Explorer バージョン 6 を実行する Windows XP コンピュータに Assistant Console アプリケーションをインストールするには、事前に Windows XP Service Pack 1 とともに Microsoft Java Virtual Machine(JVM)をインストールしておく必要があります。
共有回線サポートのある Cisco Unified CallManager Assistant の設定
Cisco Unified CallManager Assistant を正しく設定するには、設定チェックリストに示す手順を確認して、ユーザとデバイスの設定要件を確認し、マネージャとアシスタントを設定します。
(注) 共有回線サポートのある Cisco Unified CallManager Assistant は、プロキシ回線サポートのある Cisco Unified CallManager Assistant と同じ Cisco Unified CallManager クラスタ内に共存します。プロキシ回線サポートの設定については、「プロキシ回線サポートのある Cisco Unified CallManager Assistant」を参照してください。
次の項では、設定情報について説明します。
• 「共有回線サポートのある Cisco Unified CallManager Assistant の設定チェックリスト」
• 「Cisco Unified CallManager Assistant のサービス パラメータの設定」
• 「セキュリティに関する考慮事項」
• 「Cisco IP Manager Assistant サービスの開始」
• 「マネージャおよびアシスタントの電話機の設定」
• 「マネージャおよびアシスタントの設定」
共有回線サポートのある Cisco Unified CallManager Assistant の設定チェックリスト
表3-1 に、Cisco Unified CallManager で共有回線サポートのある Cisco Unified CallManager Assistant を設定する論理的な手順を示します。
始める前に
チェックリスト内の情報は、電話機とユーザがすでに設定され、デバイスがユーザに関連付けられていることを想定しています。また、マネージャとアシスタントの間での共有回線表示のため、マネージャのプライマリ回線とアシスタントのセカンダリ回線で同じ電話番号を設定する必要があります。『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「エンド ユーザの追加」、「エンド ユーザとデバイスとの関連付け」、「Cisco Unified IP Phone の設定」、および「電話番号の設定の概要」を参照してください。
表3-1 共有回線サポートのある Cisco Unified CallManager Assistant の設定チェックリスト
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ステップ 1 |
Cisco Unified CallManager Serviceability の[Service Activation]を使用して、Cisco IP Manager Assistant サービスを有効にします。 |
『Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド』 |
ステップ 2 |
共有回線サポート用に Cisco IP Manager Assistant サービス パラメータを設定します。 |
「Cisco Unified CallManager Assistant のサービス パラメータの設定」 『Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド』 の「サービス パラメータの設定」 |
ステップ 3 |
• アプリケーション ユーザの CAPF プロファイルを設定します(オプション)。 • セキュリティ用の Cisco IP Manager Assistant サービス パラメータを設定します(オプション)。 |
「Cisco Unified CallManager Assistant のサービス パラメータの設定」 「セキュリティに関する考慮事項」 |
ステップ 4 |
Serviceability の[Control Center - Feature Services]を使用して、Cisco IP Manager Assistant サービスを停止し、もう一度起動します。 |
「Cisco IP Manager Assistant サービスの開始」 |
ステップ 5 |
Cisco Unified IP Phone モデル 7960 または 7970 電話ボタン テンプレートを追加します。 |
『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「電話ボタン テンプレートの設定」 |
ステップ 6 |
マネージャとアシスタントの Cisco Unified IP Phone パラメータを設定します。 • マネージャの電話機を設定する。 • アシスタントの電話機を設定する。 |
『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone の設定」 |
ステップ 7 |
マネージャの電話機について、次の設定を行います。 • 共有回線モード用のソフトキー テンプレートを割り当てる。 • プライマリ回線を追加する(同じ電話番号とパーティションをアシスタントのセカンダリ回線の電話番号に使用します)。 • プライマリ回線のボイスメール プロファイルを設定する。 • 着信インターコム回線を追加する(オプション)。 • インターコム発信先の短縮ダイヤルを追加する(オプション)。 • ユーザ ロケールを設定する。 • 電話機をリセットする。
ヒント マネージャの電話設定の一部を自動設定するには、マネージャを設定するときに[マネージャの設定(Manager Configuration)]ウィンドウで[自動設定(Automatic Configuration)]チェックボックスをオンにします。詳細については、
「マネージャの電話機」を参照してください。
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「マネージャおよびアシスタントの電話機の設定」 『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「電話機の検索」 『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「電話機の削除」 『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「電話番号の設定の概要」 『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「短縮ダイヤル ボタンの設定」 『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「電話機のリセット」 |
ステップ 8 |
アシスタントの電話機について、次の設定を行います。 • ソフトキー テンプレートを割り当てる。 • 14 ボタン拡張モジュールを追加する(オプション)。 • 電話ボタン テンプレートを割り当てる。 • プライマリ回線を追加する。 • 設定済みの各マネージャ用の共有回線を追加する(同じ電話番号とパーティションをアシスタントのセカンダリ回線とマネージャのプライマリ回線に使用します)。 • 着信インターコム回線を追加する(オプション)。 • 設定済みの各マネージャの着信インターコム回線に対する短縮ダイヤルを追加する(オプション)。 • ユーザ ロケールを設定する。 • 電話機をリセットする。
ヒント アシスタントの電話機の一部を自動設定するには、アシスタントを設定するときに[アシスタントの設定(Assistant Configuration)]ウィンドウで[自動設定(Automatic Configuration)]チェックボックスをオンにします。詳細については、
「アシスタントの電話機」を参照してください。
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「マネージャおよびアシスタントの電話機の設定」 『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「電話機の検索」 『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「電話機の削除」 『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「電話番号の設定の概要」 『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「短縮ダイヤル ボタンの設定」 『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「電話機のリセット」 |
ステップ 9 |
Cisco Unified CallManager Assistant を設定します。 • 新しいマネージャを作成する。 • マネージャ用の共有回線を設定する。 • マネージャにアシスタントを割り当てる。 • アシスタント用の回線を設定する。 • インターコム回線(オプション)。 |
「共有回線モード用のマネージャの設定とアシスタントの割り当て」 「マネージャの Cisco Unified CallManager Assistant 情報の削除」 「アシスタントの共有回線と着信インターコム回線の設定」 |
ステップ 10 |
アシスタント用のダイヤル規則を設定します。 |
『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』の「アプリケーション ダイヤル規則設定のエラー チェック」 |
ステップ 11 |
Assistant Console アプリケーションをインストールします。 |
「Assistant Console アプリケーションのインストール」 |
ステップ 12 |
マネージャとアシスタントのコンソール アプリケーションを設定します。 |
『Cisco Unified CallManager Assistant User Guide』 |
Cisco Unified CallManager Assistant のサービス パラメータの設定
Cisco IP Manager Assistant サービスのサービス パラメータには、汎用パラメータ、汎クラスタ パラメータ、およびマネージャとアシスタントの Cisco Unified CallManager Assistant 自動設定を使用する場合に設定する必要のある汎クラスタ パラメータの 3 つのカテゴリがあります。汎クラスタ パラメータは、すべての Cisco IP Manager Assistant サービス用に 1 回指定します。汎用パラメータは、インストールされている各 Cisco IP Manager Assistant サービスに対して指定します。
Cisco IP Manager Assistant サービス パラメータを設定するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用してサービス パラメータにアクセスします。 [システム] >[サービスパラメータ] を選択します。Cisco Unified CallManager Assistant アプリケーションが配置されているサーバを選択し、Cisco IP Manager Assistant サービスを選択します。
Cisco IP Manager Assistant には、次に示す設定必須のサービス パラメータがあります。
• すべてのサーバに適用される汎クラスタ パラメータ
–Cisco IPMA Server (Primary) IP Address:デフォルト値なし。この IP アドレスは、管理者が手動で入力する必要があります。
–Cisco IPMA Server (Backup) IP Address:デフォルト値なし。この IP アドレスは、管理者が手動で入力する必要があります。
–Cisco IPMA Server Port:デフォルト値はポート 2912。
–Cisco IPMA Assistant Console Heartbeat Interval:デフォルト値は 30 秒。この間隔タイマーは、アシスタント コンソールでフェールオーバーが発生するまでの時間を指定します。
–Cisco IPMA Assistant Console Request Timeout:デフォルト値は 30 秒。
–Cisco IPMA RNA Forward Calls:デフォルト値は[False]。このサービス パラメータは、共有回線サポートに適用されません。
–Cisco IPMA RNA Timeout:デフォルト値は 10 秒。このサービス パラメータは、共有回線サポートに適用されません。
–CTIManager Connection Security Flag には、次の 2 つのオプションがあります。
[Nonsecure]:セキュリティ モードを非セキュアに指定します。
[Use Cluster Default]:Cisco IP Manager Assistant サービスがクラスタのセキュリティ モードを取得します。クラスタのセキュリティ モードが「混合」と検出された場合、Cisco Unified CallManager Assistant は、Application CAPF プロファイルを使用して CTI Manager へのセキュアな接続を確立します。セキュアな接続を行うには、「CTI Manager Connection Security Flag」と「CAPF Profile Instance ID for Secure Connection to CTI Manager」の両方のパラメータを設定します。
• 設定済みの各サーバの Cisco IPMA サービス パラメータ
–CTIManager (Primary) IP Address:デフォルト値なし。コール制御に使用するプライマリ CTIManager の IP アドレスを入力します。
–CTIManager (Backup) IP Address:デフォルト値なし。この IP アドレスは、管理者が手動で入力する必要があります。
–Route Point Device Name for Proxy Mode:共有回線サポートには適用されません。
–CAPF Profile Instance Id for Secure Connection to CTIManager:この Cisco Unified CallManager Assistant サーバが CTIManager へのセキュアな接続を開くために使用する、アプリケーション ユーザ IPMASecureSysUser 用の Application CAPF プロファイルのインスタンス ID を指定します。CTIManager Connection Security Flag が有効な場合は、このパラメータを設定する必要があります。
マネージャおよびアシスタントの Cisco Unified CallManager Assistant 自動設定を使用する場合、Cisco Unified CallManager Assistant には、次に示す設定必須の汎クラスタ パラメータが含まれます。
• ソフトキー テンプレート用の汎クラスタ パラメータ
–Assistant Softkey Template:デフォルトでは、Standard Assistant ソフトキー テンプレートが指定されています。このパラメータはアシスタントの自動設定の間、アシスタントのデバイスに割り当てられたソフトキー テンプレートを指定します。
–Manager Softkey Template for Proxy Mode:このサービス パラメータは、共有回線サポートに適用されません。
–Manager Softkey Template for Shared Mode:デフォルトでは、Standard Shared Mode Manager が指定されています。このパラメータは、マネージャの自動設定時にマネージャのデバイスに割り当てられた共有モードのソフトキー テンプレートを指定するように設定します。
• IPMA Device Configuration Defaults for Proxy Mode:これらのパラメータは、共有回線サポートのある Cisco Unified CallManager Assistant に適用されません。
• Proxy Directory Number Range for Proxy Mode:これらのパラメータは、共有回線サポートのある Cisco Unified CallManager Assistant に適用されません。
• Proxy Directory Number Prefix for Proxy Mode:これらのパラメータは、共有回線サポートのある Cisco Unified CallManager Assistant に適用されません。
セキュリティに関する考慮事項
Cisco Unified CallManager Assistant は、CTI へのセキュアな接続(トランスポート層セキュリティ接続)をサポートしています。
管理者は、 [ユーザ管理] >[アプリケーションユーザCAPFプロファイル] を選択して CAPF プロファイルを(各 Cisco Unified CallManager Assistant ノードに 1 つずつ)設定する必要があります。[アプリケーションユーザCAPFプロファイルの設定(Application User CAPF Profile Configuration)]ウィンドウで、[アプリケーションユーザ]ドロップダウン リスト ボックスから
[IPMASecureSysUser]を選択します。
Cisco Unified CallManager Assistant のセキュリティの設定については、「Cisco Unified CallManager Assistant のサービス パラメータの設定」の CTIManager Connection Security Flag および CAPF Profile Instance Id for Secure Connection to CTIManager サービス パラメータの説明を参照してください。
『 Cisco Unified CallManager セキュリティ ガイド 』には、CTI アプリケーション用のセキュリティ設定に関する詳細な手順の説明があります。
Cisco IP Manager Assistant サービスの開始
Cisco IP Manager Assistant サービスは、Cisco Tomcat 上でアプリケーションとして動作します。Cisco IP Manager Assistant サービスを開始または停止するには、Serviceability の[Control Center - Feature Services]ウィンドウを使用します。
マネージャおよびアシスタントの電話機の設定
各 Cisco Unified CallManager Assistant マネージャおよびアシスタントにデバイスを設定し、関連付ける必要があります。開始する前に、電話機のタイプに応じて次のタスクを実行します。
Cisco Unified IP Phone モデル 7940/41、7960/61、および 7970/71
• Cisco Unified CallManager Assistant を使用するマネージャ用およびアシスタント用の Cisco Unified IP Phone モデル 7940/41、7960/61、または 7970/71 を追加する。電話機を追加するには、次のいずれかの方法を実行します。
–手動( [デバイス] >[電話] を選択)
–自動登録
–BAT
• Standard Assistant ソフトキー テンプレートを割り当てる。
Cisco Unified IP Phone モデル 7940/41
Cisco Unified CallManager Assistant に Cisco Unified IP Phone モデル 7940/41 を使用する際には、次の制限事項が適用されます。
• 次の項目を設定して、マネージャごとに Cisco Unified IP Phone モデル 7940/41 を追加する。
–プライマリ回線用とインターコム用の 2 つの回線
–アシスタント インターコムへの短縮ダイヤル
–共有回線サポートを持つマネージャ用のソフトキー テンプレート
• 次の項目を設定して、アシスタントごとに Cisco Unified IP Phone モデル 7940/41 を追加する。
–プライマリ回線用とインターコム用の 2 つの回線
–マネージャ インターコムへの短縮ダイヤル
–アシスタント用のソフトキー テンプレート
(注) シスコは、Cisco Unified CallManager Assistant への Cisco Unified IP Phone モデル 7940/41 の使用をサポートしていますが、Cisco Unified IP Phone モデル 7960/61 または Cisco Unified IP Phone モデル 7970/71 の方がより多くの機能を備えているので、こちらの使用をお勧めします。
タスクの実行後、次の項で説明されている手順に従って電話機を設定します。
• 「マネージャの電話機」
• 「アシスタントの電話機」
• 「マネージャおよびアシスタント以外の電話機」
マネージャの電話機
この項では、マネージャの電話機を設定するための Cisco Unified CallManager Assistant の要件およびヒントについて説明します。
マネージャの電話機の設定
次の設定値で、マネージャの Cisco Unified IP Phone を設定します。
• Standard Shared Mode Manager ソフトキー テンプレート([即転送]ソフトキーと[VM 転送]ソフトキーが含まれている必要があります)
• プライマリ回線
• 共有回線サポート用の追加の回線(オプション)
• プライマリ回線のボイスメール プロファイル
• スピーカフォン オプションまたはヘッドセット オプションを使用した自動応答をサポートするための、着信インターコム回線(オプション)
• インターコム発信先の短縮ダイヤル(オプション)
• ユーザ ロケール
マネージャを設定するとき[エンドユーザの設定(End User Configuration)]ウィンドウの[自動設定(Automatic Configuration)]チェックボックスをオンにしておくと、設定の一部を自動化できます。手順については、「共有回線モード用のマネージャの設定とアシスタントの割り当て」を参照してください。
[自動設定(Automatic Configuration)]は、マネージャ デバイスまたはデバイス プロファイルの次の項目を設定します。
• ソフトキー テンプレート
• インターコム回線用のスピーカフォンを使用した自動応答
Cisco Unified CallManager Assistant は、Cisco Unified IP Phone モデル 7940/41 をサポートしています。詳細については、「Cisco Unified IP Phone モデル 7940/41」を参照してください。
アシスタントの電話機
この項では、アシスタントの電話機を設定するための要件およびヒントについて説明します。手順については、「アシスタントの共有回線と着信インターコム回線の設定」を参照してください。
アシスタントの電話機の設定
次の設定値で、アシスタントの Cisco Unified IP Phone を設定します。
• Standard Assistant ソフトキー テンプレート([即転送]ソフトキーと[VM 転送]ソフトキーが含まれている必要があります)
• デフォルトの 14 ボタン拡張モジュール(オプション)
• プライマリ回線
• 設定済みの各マネージャ用の共有回線(同じ電話番号とパーティションをマネージャのプライマリ回線として使用します)
• スピーカフォン オプションまたはヘッドセット オプションを使用した自動応答をサポートするための、着信インターコム回線
• 設定済み各マネージャの着信インターコム回線に対する短縮ダイヤル
• ユーザ ロケール
Cisco Unified CallManager Assistant は、Cisco Unified IP Phone モデル 7940/41 をサポートしています。詳細については、「Cisco Unified IP Phone モデル 7940/41」を参照してください。
マネージャおよびアシスタント以外の電話機
マネージャおよびアシスタントのデバイスの設定に加えて、Cisco Unified CallManager クラスタ内のその他すべてのユーザも設定します。適切に設定することで、マネージャおよびアシスタントが、クラスタ内のその他すべてのユーザとの間でコールを発着信できるようになります。マネージャおよびアシスタント以外のユーザの電話機に対する共有回線サポートには、特別な設定要件はありません。
共有回線モード用のマネージャの設定とアシスタントの割り当て
Cisco Unified CallManager Assistant マネージャを設定し、マネージャにアシスタントを割り当てるには、次の手順に従います。新しいユーザの設定およびそのユーザへのデバイスの割り当てについては、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「エンド ユーザの追加」を参照してください。マネージャのプライマリ回線とアシスタントのセカンダリ回線で同じ電話番号を設定する方法については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「電話番号の設定の概要」を参照してください。
ヒント アシスタントの Cisco Unified CallManager Assistant 情報を設定する前に、マネージャの情報を設定してください。
手順
ステップ 1 マネージャを設定し、既存のユーザにアシスタントを割り当てるには、 [ユーザ管理]>[エンドユーザ] を選択します。[ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)]ウィンドウで、 [検索] ボタンをクリックします。このウィンドウには、Cisco Unified CallManager で設定されているすべてのエンドユーザが表示されます。
ステップ 2 選択されたマネージャのユーザ情報を表示するには、ユーザ名をクリックします。
[エンドユーザの設定(End User Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 マネージャの Cisco Unified CallManager Assistant 情報を設定するには、[関連リンク]ドロップダウン リスト ボックスから [マネージャの設定] を選択し、 [移動] をクリックします。
ステップ 4 [マネージャの設定(Manager Configuration)]ウィンドウが開き、マネージャ情報、アシスタント情報、および Cisco Unified CallManager Assistant 制御回線が表示されます。
ステップ 5 ソフトキー テンプレート、およびマネージャの電話機用のインターコム回線用スピーカフォンを使用した自動応答を、Cisco IP Manager Assistant サービス パラメータに基づいて自動的に設定するには、 [自動設定(Automatic Configuration)] チェックボックスをオンにします。
ステップ 6 [シェアドラインの使用(Uses Shared Lines)]チェックボックスをオンにします。
ステップ 7 [デバイス名/プロファイル(Device Name/Profile)]ドロップダウン リスト ボックスで、マネージャに関連付けるデバイス名またはデバイス プロファイルを選択します(エクステンション モビリティでは、デバイス プロファイルを利用できます)。Cisco Unified CallManager Assistant とともに Cisco エクステンション モビリティを使用する方法については、「エクステンション モビリティ」を参照してください。
(注) マネージャが在宅勤務をする場合は、[エクステンションモビリティを使用(Mobile
Manager)]チェックボックスをオンにし、デバイス プロファイルを選択します。デバイス プロファイルを選択した場合、マネージャは Cisco Unified CallManager Assistant にアクセスする前に、エクステンション モビリティを使用して電話機にログオンする必要があります。
ステップ 8 必要に応じて、[インターコム回線(Intercom Line)]ドロップダウン リスト ボックスで、マネージャのインターコム回線表示を選択します。
ステップ 9 アシスタントをマネージャに割り当てるには、[使用可能なアシスタント]リストでアシスタント名をクリックし、下矢印をクリックして、それを[割り当てられているアシスタント]リスト ボックスに移動します。
ヒント アシスタント名を強調表示し、[Edit Assistant]リンクをクリックすると、[アシスタントの設定(Assistant Configuration)]ウィンドウに移動できます。
ステップ 10 Cisco Unified CallManager Assistant 制御回線を設定するには、[使用可能な回線(Available Lines)]リスト ボックスで対象の回線をクリックし、下矢印をクリックして、それを[選択されている回線(Selected Lines)]リスト ボックスに移動します。
(注) Cisco Unified CallManager Assistant 制御の回線は必ず共有回線の電話番号である必要があります。
[選択されている回線(Selected Lines)]選択ボックスと Cisco Unified CallManager Assistant コントロールから回線を削除する場合は、その回線を強調表示して、上矢印をクリックします。
ステップ 11 [保存] ボタンをクリックします。
[自動設定(Automatic Configuration)]チェックボックスをオンにして、サービス パラメータが無効な場合、メッセージが表示されます。
自動設定に成功すると、マネージャ デバイスがリセットされます。デバイス プロファイルを設定した場合、マネージャはログアウトしてからデバイスにログインして、設定を適用する必要があります。
(注) 名前、ユーザ ロケール、PIN など、Cisco Unified CallManager Assistant 以外のユーザ設定が変更された場合、その変更は、ユーザ(マネージャまたはアシスタント)が Cisco Unified CallManager Assistant からログアウトし、もう一度ログインするまで実施されません。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
マネージャの Cisco Unified CallManager Assistant 情報の削除
マネージャの Cisco Unified CallManager Assistant 情報を削除するには、次の手順に従います。マネージャの Cisco Unified CallManager Assistant 以外の情報の削除については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「エンド ユーザの追加」を参照してください。
手順
ステップ 1 Cisco Unified CallManager Assistant 情報を削除するマネージャを検索するには、Cisco Unified CallManager の管理ページで、 [ユーザ管理] >[エンドユーザ] を選択します。
ステップ 2 [ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)]ウィンドウで、 [検索] ボタンをクリックします。このウィンドウには、Cisco Unified CallManager で設定されているすべてのエンドユーザが表示されます。
ステップ 3 [ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)]ウィンドウで、情報を削除するマネージャを選択します。[エンドユーザの設定(End User Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [関連リンク]ドロップダウン リスト ボックスで [マネージャの設定] を選択し、 [移動] をクリックします。
選択したユーザの[マネージャの設定(Manager Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 [削除] ボタンをクリックします。
更新した内容は、すぐに適用されます。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
マネージャの Cisco Unified CallManager Assistant 設定の更新
マネージャの Cisco Unified CallManager Assistant 情報を更新するには、次の手順に従います。マネージャの Cisco Unified CallManager Assistant 以外の情報の更新については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「エンド ユーザの追加」を参照してください。
手順
ステップ 1 情報を更新するマネージャを検索するには、Cisco Unified CallManager の管理ページで、 [ユーザ管理] >[エンドユーザ] を選択します。
ステップ 2 [ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)]ウィンドウで、 [検索] ボタンをクリックします。このウィンドウには、Cisco Unified CallManager で設定されているすべてのエンドユーザが表示されます。
ステップ 3 [ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)]ウィンドウで、情報を更新するマネージャを選択します。[エンドユーザの設定(End User Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [関連リンク]ドロップダウン リスト ボックスで [マネージャの設定] を選択し、 [移動] をクリックします。
選択したユーザの[マネージャの設定(Manager Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 デバイス名、Cisco Unified CallManager Assistant が制御する回線、インターコム回線表示など、変更する情報を更新します。
ステップ 6 [保存] ボタンをクリックします。
更新した内容は、すぐに適用されます。
(注) [自動設定(Automatic Configuration)]チェックボックスをオンにすると、ソフトキー テンプレート、および マネージャの電話機用のインターコム回線用スピーカフォンを使用した自動応答が、Cisco IP Manager Assistant サービス パラメータに基づいて自動的に設定されます。
(注) 名前、ユーザ ロケール、PIN など、Cisco Unified CallManager Assistant 以外のユーザ設定が変更された場合、その変更は、ユーザ(マネージャまたはアシスタント)が Cisco Unified CallManager Assistant からログアウトし、もう一度ログインするまで実施されません。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
アシスタントの共有回線と着信インターコム回線の設定
次の項目を設定するには、[エンドユーザの設定(End User Configuration)]ウィンドウの[アシスタントの設定]を使用します。
• アシスタントの電話機のデバイス名。
• アシスタントがマネージャ宛のコールの応答に使用するインターコム回線(オプション)。
• アシスタントの電話機を関連付けるマネージャの共有回線(マネージャとアシスタントが同じ電話番号を共有している場合、これは自動的に実行されます)。
管理者は、1 つ以上の回線を共有回線表示で設定できます。Cisco Unified CallManager システムは、ある電話番号が同じパーティション内の複数のデバイスに表示される場合、その電話番号を共有回線と見なします。
共有回線表示では、たとえば、1 つの電話番号がマネージャの電話機の回線 1 とアシスタントの電話機の回線 2 に表示されるように共有回線を設定することができます。
アシスタントについてマネージャの共有回線表示と着信インターコム表示を設定するには、次の手順を実行します。新しいユーザの設定とデバイスの関連付けについては、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「エンド ユーザの追加」を参照してください。
ヒント アシスタントの Cisco Unified CallManager Assistant 情報を設定する前に、マネージャの情報を設定し、マネージャにアシスタントを割り当てる必要があります。「共有回線モード用のマネージャの設定とアシスタントの割り当て」を参照してください。
手順
ステップ 1 Cisco Unified CallManager Assistant 情報を設定するアシスタントを検索するには、Cisco Unified CallManager の管理ページで、 [ユーザ管理] >[エンドユーザ] を選択します。
ステップ 2 [ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)]ウィンドウで、 [検索] ボタンをクリックします。このウィンドウには、Cisco Unified CallManager で設定されているすべてのエンドユーザが表示されます。
ステップ 3 選択されたアシスタントのユーザ情報を表示するには、ユーザ名をクリックします。
[エンドユーザの設定(End User Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 アシスタントの情報を設定するには、[関連リンク]ドロップダウン リスト ボックスから [アシスタントの設定] を選択し、 [移動] をクリックします。
選択したユーザの[アシスタントの設定(Assistant Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 [デバイス名(Device Name)]ドロップダウン リスト ボックスで、アシスタントに関連付けるデバイス名を選択します。
ステップ 6 [インターコム回線(Intercom Line)]ドロップダウン リスト ボックスで、アシスタントのインターコム回線表示を選択します。
ヒント 既存のマネージャ設定情報を表示するには、[割り当てられているマネージャ(Associated Managers)]リストにあるマネージャ名をクリックし、[Edit Manager]リンクをクリックします。[マネージャの設定(Manager Configuration)]ウィンドウが表示されます。[アシスタントの設定(Assistant Configuration)]ウィンドウに戻るには、[マネージャの設定(Manager Configuration)]ウィンドウでアシスタント名を強調表示し、[Edit Assistant]リンクをクリックします。
[割り当てられているマネージャ(Associated Managers)]選択リスト ボックスに、前に設定したマネージャの名前が表示されます。
(注) [自動設定(Automatic Configuration)]チェックボックスをオンにすると、システムは Cisco IP Manager Assistant サービス パラメータの設定に基づいて自動的にソフトキー テンプレートとインターコム回線を設定します。また、システムはインターコム回線用のスピーカフォンを使用した自動応答を設定します。
ステップ 7 マネージャの回線をアシスタントの回線に関連付けるには、[アシスタント回線へのマネージャの割り当て(Manager Association to Assistant Line)]選択ボックスで次の手順を実行します。
a. [使用可能な回線(Available Lines)]ドロップダウン リスト ボックスで、マネージャの回線に関連付けるアシスタントの回線を選択します。
b. [マネージャ名(Manager Names)]ドロップダウン リスト ボックスで、アシスタントを関連付ける、設定済みのマネージャ名を選択します。
c. [マネージャの回線(Manager Lines)]ドロップダウン リスト ボックスで、アシスタントの回線に関連付けるマネージャの回線を選択します。
ステップ 8 [保存] ボタンをクリックします。
更新した内容は、すぐに適用されます。自動登録を選択している場合、アシスタント デバイスは自動的にリセットされます。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
アシスタントの Cisco Unified CallManager Assistant 情報の削除
アシスタントの Cisco Unified CallManager Assistant 情報を削除するには、次の手順に従います。アシスタントの Cisco Unified CallManager Assistant 以外の情報の削除については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「エンド ユーザの追加」を参照してください。
手順
ステップ 1 情報を削除するアシスタントを検索するには、Cisco Unified CallManager の管理ページで、 [ユーザ管理] >[エンドユーザ] を選択します。
ステップ 2 [ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)]ウィンドウで、 [検索] ボタンをクリックします。このウィンドウには、Cisco Unified CallManager で設定されているすべてのエンドユーザが表示されます。
ステップ 3 [ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)]ウィンドウで、情報を削除するアシスタントを選択します。[エンドユーザの設定(End User Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [関連リンク]ドロップダウン リスト ボックスで [アシスタントの設定] を選択し、 [移動] をクリックします。
選択したユーザの[アシスタントの設定(Assistant Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 [削除] ボタンをクリックします。
更新した内容は、すぐに適用されます。
(注) 名前、ユーザ ロケール、PIN など、Cisco Unified CallManager Assistant 以外のユーザ設定が変更された場合、その変更は、ユーザ(マネージャまたはアシスタント)が Cisco Unified CallManager Assistant からログアウトし、もう一度ログインするまで実施されません。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
アシスタントの Cisco Unified CallManager Assistant 設定の更新
アシスタントの Cisco Unified CallManager Assistant 情報を更新するには、次の手順に従います。アシスタントの Cisco Unified CallManager Assistant 以外の情報の更新については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「エンド ユーザの追加」を参照してください。
手順
ステップ 1 情報を更新するアシスタントを検索するには、Cisco Unified CallManager の管理ページで、 [ユーザ管理] >[エンドユーザ] を選択します。
ステップ 2 [ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)]ウィンドウで、 [検索] ボタンをクリックします。このウィンドウには、Cisco Unified CallManager で設定されているすべてのエンドユーザが表示されます。
ステップ 3 [ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)]ウィンドウで、情報を更新するアシスタントを選択します。[エンドユーザの設定(End User Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [関連リンク]ドロップダウン リスト ボックスで [アシスタントの設定] を選択し、 [移動] をクリックします。
選択したユーザの[アシスタントの設定(Assistant Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 デバイス名、インターコム回線、マネージャ関連付け情報など、変更対象の情報を更新します。
ステップ 6 [保存] ボタンをクリックします。
更新した内容は、すぐに適用されます。
(注) 自動設定の実行中、システムは自動的に Cisco IP Manager Assistant サービス パラメータの設定に基づいてソフトキー テンプレートおよびインターコム回線を設定し、インターコム回線用のスピーカフォンの自動応答を設定します。自動設定を使用しない場合は、[自動設定(Automatic Configuration)]チェックボックスをオフにします。
(注) 名前、ユーザ ロケール、PIN など、Cisco Unified CallManager Assistant 以外のユーザ設定が変更された場合、その変更は、ユーザ(マネージャまたはアシスタント)が Cisco Unified CallManager Assistant からログアウトし、もう一度ログインするまで実施されません。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
ダイヤル規則の設定
管理者は、ダイヤル規則設定を使用して、ダイヤル規則の優先順位を追加およびソートできます。Cisco Unified CallManager Assistant のダイヤル規則は、アシスタントがダイヤルする電話番号から自動的に数字を除去したり、電話番号に数字を追加したりします。たとえば、7 桁の電話番号の先頭に、外線発信用の数字 9 を自動的に追加します。
次の各項では、アプリケーション ダイヤル規則の追加情報を示します。
• 『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』の「アプリケーション ダイヤル規則設定の設計」
• 『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』の「アプリケーション ダイヤル規則設定のエラー チェック」