Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.x(Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチ)リリースノート
はじめに
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチ は、シスコの最先端のモジュラ エンタープライズ スイッチング アクセス プラットフォームであり、セキュリティ、IoT、モビリティ、クラウドの新たなトレンドに対応する目的で構築されたものです。
これらのスイッチは、ASIC アーキテクチャの観点において、Unified Access Data Plane(UADP)2.0 および UADP 3.0 を通じて他の Cisco Catalyst 9000 シリーズ スイッチとの完全なコンバージェンスを実現します。モデル駆動型プログラマビリティをサポートするオープンな Cisco IOS XE 上で稼働するこのプラットフォームは、コンテナをホストする性能を備え、サードパーティ製アプリケーションやスクリプトをスイッチ内でネイティブに実行します(x86 CPU アーキテクチャ、ローカルストレージ、高いメモリフットプリントを利用)。シスコの主要なエンタープライズ アーキテクチャである SD-Access の基本的な構成要素としても機能します。
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチ は、空気が横方向に流れるデュアルサービス対応ファントレイ設計によってエンタープライズ向けに最適化されており、クローゼットに収納しやすい約 16 インチの奥行きとなっています。
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.6a の新機能
このリリースに新機能はありません。このリリースでは、 CSCwh87343:Cisco IOS XE ソフトウェアの Web UI における特権昇格の脆弱性が修正されています。詳細については、「Security Advisory: cisco-sa-iosxe-webui-privesc-j22SaA4z」を参照してください。
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.6 の新機能
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.6 のハードウェア機能
このリリースでは新しいハードウェア機能はありません。
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.6 のソフトウェア機能
このリリースでは、新しいソフトウェア機能はありません。
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.5 の新機能
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.5 のハードウェア機能
このリリースでは新しいハードウェア機能はありません。
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.5 のソフトウェア機能
このリリースでは、新しいソフトウェア機能はありません。
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.4 の新機能
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.4 のハードウェア機能
このリリースではハードウェア機能はありません。
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.4 のソフトウェア機能
このリリースでは、新しいソフトウェア機能はありません。
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.3 の新機能
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.3 のハードウェア機能
このリリースでは新しいハードウェア機能はありません。
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.3 のソフトウェア機能
このリリースでは、新しいソフトウェア機能はありません。
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.2 の新機能
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.2 のハードウェア機能
このリリースでは新しいハードウェア機能はありません。
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.2 のソフトウェア機能
機能名 |
説明およびライセンスレベル情報 |
---|---|
L3 TRM のデータ MDT サポート |
レイヤ 3 テナント ルーテッド マルチキャスト(TRM)のデータマルチキャスト配信ツリー(MDT)のサポートを導入します。データ MDT は、MVPN および EVPN コアで最適化された転送を提供するために設計されたアンダーレイ MDT です。 「BGP EVPN VXLAN」→「テナント ルーテッド マルチキャストの設定」を参照してください。
(Network Advantage) |
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1 の新機能
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1 のハードウェア機能
機能名 |
説明とドキュメントのリンク |
---|---|
Cisco QSA モジュール CVR-QSFP-SFP10G の直接接続ケーブル |
サポート対象ケーブルの製品番号:SFP-H10GB-CU4M これらのケーブルの詳細については、『Cisco 10GBASE SFP+ Modules Data Sheet』を参照してください。デバイスの互換性については、「Transceiver Module Group (TMG) Compatibility Matrix」を参照してください。 |
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1 のソフトウェア機能
機能名 |
説明およびライセンスレベル情報 |
---|---|
SDA ファブリック上の IEEE 1588v2 PTP 高精度時間プロトコル(PTP) |
マルチキャストプロトコルを使用して、ソフトウェアデファインド アクセス(SDA)ファブリックでオーバーレイを介して、レイヤー 2 およびレイヤー 3 形式の PTP メッセージをユーザーが送信できるようにします。
(DNA Advantage) |
IEEE 1588v2PTP と MACsec および EtherChannel との相互運用性 |
MACsec および EtherChannel インターフェイスを使用した PTP のサポートを導入します。
(DNA Advantage) |
IPv6 明示的なヌルラベル |
IPv6 明示的ヌルラベルを VPN ラベルとして使用して、MPLS コアを介して IPv6 到達可能性情報を交換できます。ラベルの値は 2 です。
(Network Advantage) |
EoMPLS を介した LACP および PAGP |
ポートモードの Ethernet-over-MPLS 疑似回線を介した、Link Aggregation Control Protocol(LACP)および Port Aggregation Protocol(PAgP)パケットの転送を可能にします。
(Network Advantage) |
VPLS を介した MLD スヌーピング |
仮想プライベート LAN サービス(VPLS)を介したマルチキャストリスナー検出(MLD)スヌーピングのサポートを導入します。この機能により、Internet Group Management Protocol(IGMP)または MLD レポートをリモートプロバイダーエッジ(PE)デバイスから受信する疑似配線を介して、トラフィックを転送できます。
(Network Advantage) |
MPLS トラフィック エンジニアリング
|
マルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)トラフィック エンジニアリング(TE)は、レイヤー 2 の機能をレイヤー 3 に組み込むことにより、トラフィック エンジニアリングに対する統合アプローチを提供します。
(Network Advantage) |
プログラマビリティ
|
このリリースでは次のプログラマビリティ機能が導入されました。
|
同じトンネル上の RadSec CoA |
同じ認証チャネル上での RadSec 認可変更(CoA)要求の受信と CoA 応答の送信のサポートを導入します。
(Network Essentials および Network Advantage) |
大きな RTT のシナリオでの SCP の改善 |
ip ssh bulk-mode コマンドの window-sizevariable オプションを使用して、大きなラウンドトリップ時間(RTT)設定でのセキュアコピー(SCP)のサポートを導入します。
(Network Essentials および Network Advantage) |
WCCP - VRF のサポート |
Web Cache Communication Protocol(WCCP)を使用した仮想ルーティングおよび転送(VRF)のサポートを導入します。
(Network Advantage) |
VRRPv3 の SSO サポート |
Virtual Router Redundancy Protocol バージョン 3(VRRPv3)によるステートフル スイッチオーバー(SSO)のサポートを導入します。この機能を有効にするには、fhrp sso コマンドを使用します。
(Network Essentials および Network Advantage) |
WebUI の新機能 |
|
OSPFv3 の BFD エコーモード |
インターフェイス、データリンク、および転送プレーンを含めて、2 つの隣接スイッチ間の障害を検出するメカニズムを提供します。この機能は、グローバルに、またはインターフェイスごとに設定できます。 |
SDM テンプレート |
デバイス上の物理リソースの使用を最適化するのに役立つデバイス固有のカスタム SDM テンプレートを導入します。 |
有用性 |
|
show consistency-checker |
コマンドが変更されました。次のキーワードが導入されました。
|
show platform software fed switch punt packet-capture cpu-top-talker |
コマンドが変更されました。cpu-top-talker キーワードが導入されました。パケットキャプチャの属性の発生回数を表示します。 |
match device-type regex regular-expression |
コマンドが変更されました。regex キーワードが導入されました。デバイスタイプの正規表現を定義できます。 |
protocol tlv-type number value {string | integer | {regex regular-expression}} |
コマンドが変更されました。regex キーワードが導入されました。Type-Length-Value(TLV)の正規表現を定義できます。 |
特記事項
Cisco StackWise Virtual:サポートされる機能とサポートされない機能
デバイスで Cisco StackWise Virtual を有効にした場合
-
レイヤ 2、レイヤ 3、セキュリティ、Quality of Service、マルチキャスト、アプリケーション、監視と管理、マルチプロトコル ラベル スイッチング、ハイアベイラビリティ、VXLAN BGP EVPN、および Cisco Sofware-Defined Access がサポートされます。
これらのテクノロジーのそれぞれでサポートされている機能のリストについては、シスコ テクニカル サポート センターにお問い合わせください。
-
Resilient Ethernet Protocol(REP)および Remote Switched Port Analyzer(RSPAN)はサポートされません。
サポートされない機能
-
オーディオ ビデオ ブリッジング(IEEE802.1AS、IEEE 802.1Qat、および IEEE 802.1Qav を含む)
-
Cisco TrustSec ネットワーク デバイス アドミッション コントロール(NDAC)(アップリンク)
-
ブランチ展開のための統合アクセス
-
高速 PoE
-
IPsec VPN
-
MACsec スイッチ間接続(C9400-SUP-1XL-Y)
-
パフォーマンスモニタリング(PerfMon)
-
仮想ルーティングおよび転送(VRF)対応 Web 認証
サポートされる機能の全リスト
プラットフォームでサポートされている機能の完全なリストについては、https://cfnng.cisco.com で Cisco Feature Navigator を参照してください。
デフォルトの動作
Cisco IOS XE Gibraltar 16.12.5 以降では、IP パケットの Do not fragment ビット(DF ビット)は、すべての発信 RADIUS パケット(デバイスから RADIUS サーバーに向かうパケット)に対して常に 0 に設定されます。
サポート対象ハードウェア
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチ:モデル番号
次の表に、サポートされているスイッチモデルを示します。使用可能なライセンス レベルの詳細については、「ライセンス レベル」のセクションを参照してください。
スイッチ モデル (スペア用には「=」を付加) |
説明 |
---|---|
C9404R |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ(4 スロットシャーシ)
|
C9407R |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ(7 スロットシャーシ)
|
C9410R |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ(10 スロット シャーシ)
|
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチでサポートされるハードウェア
製品 ID (スペア用には「=」を付加) |
説明 |
---|---|
スーパーバイザ モジュール |
|
C9400-SUP-1 |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スーパーバイザ 1 モジュール このスーパーバイザモジュールは、C9404R、C9407R、および C9410R シャーシでサポートされています。 |
C9400-SUP-1XL |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スーパバイザ 1XL モジュール このスーパーバイザモジュールは、C9404R、C9407R、および C9410R シャーシでサポートされています。 |
C9400-S-BLANK-SUP-1XL-Y |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スーパーバイザ 25XL モジュール このスーパーバイザモジュールは、C9404R、C9407R、および C9410R シャーシでサポートされています。 |
ラインカード |
|
C9400-LC-24S |
Cu-SFP を搭載した 100/1000 BASET-T をサポートする 24 ポート、1 ギガビットイーサネット SFP モジュール |
C9400-LC-24XS |
1 Gbps および 10 Gbps 接続をサポートする 24 ポート ギガビット イーサネット モジュール。 |
C9400-LC-48H |
48 個の RJ45 ポートそれぞれで最大 90 W をサポートする 48 ポート ギガビット イーサネット UPOE+ モジュール。 |
C9400-LC-48HN |
48 ポート、UPOE+ 100 Mbps/1G/2.5G/5G マルチギガビット イーサネット モジュール |
C9400-LC-48P |
各ポートで最大 30 W をサポートする 48 ポート 1 ギガビットイーサネット POE/POE+ モジュール。 |
C9400-LC-48S |
Cu-SFP を搭載した 100/1000 BASET-T をサポートする 48 ポート、1 ギガビットイーサネット SFP モジュール。 |
C9400-LC-48T |
48 ポート 10/100/1000 BASE-T ギガビット イーサネット モジュール |
C9400-LC-48U |
ポートあたり最大 60 W をサポートする 48 ポート UPOE 10/100/1000(RJ-45)モジュール。 |
C9400-LC-48UX |
48 ポート、UPOE マルチギガビット イーサネット モジュール:
|
M.2 SATA SSD モジュール1(スーパーバイザ用) |
|
C9400-SSD-240GB |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ 240GB M2 SATA メモリ |
C9400-SSD-480GB |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ 480GB M2 SATA メモリ |
C9400-SSD-960GB |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ 960GB M2 SATA メモリ |
AC 電源モジュール |
|
C9400-PWR-2100AC |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ 2100 W AC 電源 |
C9400-PWR-3200AC |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ 3200 W AC 電源 |
DC 電源モジュール |
|
C9400-PWR-3200DC |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ 3200 W DC 電源 |
光モジュール
Cisco Catalyst シリーズ スイッチではさまざまな光モジュールがサポートされており、サポートされる光モジュールのリストは定期的に更新されています。最新のトランシーバモジュールの互換性情報については、Transceiver Module Group (TMG) Compatibility Matrix ツールを使用するか、次の URL にある表を参照してください。https://www.cisco.com/en/US/products/hw/modules/ps5455/products_device_support_tables_list.html
互換性マトリックス
次の表に、Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチ、Cisco Identity Services Engine、Cisco Access Control Server、および Cisco Prime Infrastructure 間のソフトウェア互換性情報を示します。
Catalyst 9400 |
Cisco Identity Services Engine |
Cisco Access Control Server |
Cisco Prime Infrastructure |
---|---|---|---|
Bengaluru 17.6.6a |
3.1 3.0 最新パッチ 2.7 最新パッチ 2.6 最新パッチ 2.4 最新パッチ |
- |
PI 3.10 + PI 3.10 最新のメンテナンスリリース + PI 3.10 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.10」→「Downloads」を参照してください。 |
Bengaluru 17.6.6 |
3.1 3.0 最新パッチ 2.7 最新パッチ 2.6 最新パッチ 2.4 最新パッチ |
- |
PI 3.10 + PI 3.10 最新のメンテナンスリリース + PI 3.10 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.10」→「Downloads」を参照してください。 |
Bengaluru 17.6.5 |
3.1 3.0 最新パッチ 2.7 最新パッチ 2.6 最新パッチ 2.4 最新パッチ |
- |
PI 3.10 + PI 3.10 最新のメンテナンスリリース + PI 3.10 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.10」→「Downloads」を参照してください。 |
Bengaluru 17.6.4 |
3.1 3.0 最新パッチ 2.7 最新パッチ 2.6 最新パッチ 2.4 最新パッチ |
- |
PI 3.10 + PI 3.10 最新のメンテナンスリリース + PI 3.10 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.10」→「Downloads」を参照してください。 |
Bengaluru 17.6.3 |
3.1 3.0 最新パッチ 2.7 最新パッチ 2.6 最新パッチ 2.4 最新パッチ |
- |
PI 3.10 + PI 3.10 最新のメンテナンスリリース + PI 3.10 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.10」→「Downloads」を参照してください。 |
Bengaluru 17.6.2 |
3.1 3.0 最新パッチ 2.7 最新パッチ 2.6 最新パッチ 2.4 最新パッチ |
- |
PI 3.10 + PI 3.10 最新のメンテナンスリリース + PI 3.10 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.10」→「Downloads」を参照してください。 |
Bengaluru 17.6.1 |
3.1 3.0 最新パッチ 2.7 最新パッチ 2.6 最新パッチ 2.4 最新パッチ |
- |
PI 3.9 + PI 3.9 最新のメンテナンスリリース + PI 3.9 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.9」→「Downloads」を参照してください。 |
Bengaluru 17.5.1 |
3.0 パッチ 1 2.7 パッチ 2 2.6 パッチ 7 2.4 パッチ 13 |
- |
PI 3.9 + PI 3.9 最新のメンテナンスリリース + PI 3.9 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.9」→「Downloads」を参照してください。 |
Bengaluru 17.4.1 |
3.0 2.7 パッチ 2 |
- |
PI 3.9 + PI 3.9 最新のメンテナンスリリース + PI 3.9 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.9」→「Downloads」を参照してください。 |
Amsterdam 17.3.8a |
2.7 |
- |
PI 3.10 + PI 3.10 最新のメンテナンスリリース + PI 3.10 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.10」→「Downloads」を参照してください。 |
Amsterdam 17.3.8 |
2.7 |
- |
PI 3.10 + PI 3.10 最新のメンテナンスリリース + PI 3.10 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.10」→「Downloads」を参照してください。 |
Amsterdam 17.3.7 |
2.7 |
- |
PI 3.10 + PI 3.10 最新のメンテナンスリリース + PI 3.10 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.10」→「Downloads」を参照してください。 |
Amsterdam 17.3.6 |
2.7 |
- |
PI 3.10 + PI 3.10 最新のメンテナンスリリース + PI 3.10 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.10」→「Downloads」を参照してください。 |
Amsterdam 17.3.5 |
2.7 |
- |
PI 3.9 + PI 3.9 最新のメンテナンスリリース + PI 3.9 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.9」→「Downloads」を参照してください。 |
Amsterdam 17.3.4 |
2.7 |
- |
PI 3.9 + PI 3.9 最新のメンテナンスリリース + PI 3.9 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.9」→「Downloads」を参照してください。 |
Amsterdam 17.3.3 |
2.7 |
- |
PI 3.9 + PI 3.9 最新のメンテナンスリリース + PI 3.9 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.9」→「Downloads」を参照してください。 |
Amsterdam 17.3.2a |
2.7 |
- |
PI 3.8 + PI 3.8 最新のメンテナンスリリース + PI 3.8 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.8」→「Downloads」を参照してください。 |
Amsterdam 17.3.1 |
2.7 |
- |
PI 3.8 + PI 3.8 最新のメンテナンスリリース + PI 3.8 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.8」→「Downloads」を参照してください。 |
Amsterdam 17.2.1 |
2.7 |
- |
PI 3.7 + PI 3.7 最新のメンテナンスリリース + PI 3.7 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.7」→「Downloads」を参照してください。 |
Amsterdam 17.1.1 |
2.7 |
- |
PI 3.6 + PI 3.6 最新のメンテナンスリリース + PI 3.6 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.6」→「Downloads」を参照してください。 |
Gibraltar 16.12.8 |
2.6 |
- |
PI 3.9 + PI 3.9 最新のメンテナンスリリース + PI 3.9 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.9」→「Downloads」を参照してください。 |
Gibraltar 16.12.7 |
2.6 |
- |
PI 3.9 + PI 3.9 最新のメンテナンスリリース + PI 3.9 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.9」→「Downloads」を参照してください。 |
Gibraltar 16.12.6 |
2.6 |
- |
PI 3.9 + PI 3.9 最新のメンテナンスリリース + PI 3.9 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.9」→「Downloads」を参照してください。 |
Gibraltar 16.12.5b |
2.6 |
- |
PI 3.9 + PI 3.9 最新のメンテナンスリリース + PI 3.9 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.9」→「Downloads」を参照してください。 |
Gibraltar 16.12.5 |
2.6 |
- |
PI 3.9 + PI 3.9 最新のメンテナンスリリース + PI 3.9 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.9」→「Downloads」を参照してください。 |
Gibraltar 16.12.4 |
2.6 |
- |
PI 3.8 + PI 3.8 最新のメンテナンスリリース + PI 3.8 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.8」→「Downloads」を参照してください。 |
Gibraltar 16.12.3a |
2.6 |
- |
PI 3.5 + PI 3.5 最新のメンテナンスリリース + PI 3.5 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.5」→「Downloads」を参照してください。 |
Gibraltar 16.12.3 |
2.6 |
- |
PI 3.5 + PI 3.5 最新のメンテナンスリリース + PI 3.5 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.5」→「Downloads」を参照してください。 |
Gibraltar 16.12.2 |
2.6 |
- |
PI 3.5 + PI 3.5 最新のメンテナンスリリース + PI 3.5 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.5」→「Downloads」を参照してください。 |
Gibraltar 16.12.1 |
2.6 |
- |
PI 3.5 + PI 3.5 最新のメンテナンスリリース + PI 3.5 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.5」→「Downloads」を参照してください。 |
Gibraltar 16.11.1 |
2.6 2.4 パッチ 5 |
5.4 5.5 |
PI 3.4 + PI 3.4 最新のメンテナンスリリース + PI 3.4 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.4」→「Downloads」を参照してください。 |
Gibraltar 16.10.1 |
2.3 パッチ 1 2.4 パッチ 1 |
5.4 5.5 |
PI 3.4 + PI 3.4 最新のメンテナンスリリース + PI 3.4 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.4」→「Downloads」を参照してください。 |
Fuji 16.9.8 |
2.5 2.1 |
5.4 5.5 |
PI 3.9 + PI 3.9 最新のメンテナンスリリース + PI 3.9 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.9」→「Downloads」を参照してください。 |
Fuji 16.9.7 |
2.5 2.1 |
5.4 5.5 |
PI 3.9 + PI 3.9 最新のメンテナンスリリース + PI 3.9 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.9」→「Downloads」を参照してください。 |
Fuji 16.9.6 |
2.3 パッチ 1 2.4 パッチ 1 |
5.4 5.5 |
PI 3.4 + PI 3.4 最新のメンテナンスリリース + PI 3.4 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.4」→「Downloads」を参照してください。 |
Fuji 16.9.5 |
2.3 パッチ 1 2.4 パッチ 1 |
5.4 5.5 |
PI 3.4 + PI 3.4 最新のメンテナンスリリース + PI 3.4 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.4」→「Downloads」を参照してください。 |
Fuji 16.9.4 |
2.3 パッチ 1 2.4 パッチ 1 |
5.4 5.5 |
PI 3.4 + PI 3.4 最新のメンテナンスリリース + PI 3.4 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.4」→「Downloads」を参照してください。 |
Fuji 16.9.3 |
2.3 パッチ 1 2.4 パッチ 1 |
5.4 5.5 |
PI 3.4 + PI 3.4 最新のメンテナンスリリース + PI 3.4 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.4」→「Downloads」を参照してください。 |
Fuji 16.9.2 |
2.3 パッチ 1 2.4 パッチ 1 |
5.4 5.5 |
PI 3.4 + PI 3.4 最新のメンテナンスリリース + PI 3.4 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.4」→「Downloads」を参照してください。 |
Fuji 16.9.1 |
2.3 パッチ 1 2.4 パッチ 1 |
5.4 5.5 |
PI 3.4 + PI 3.4 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.4」→「Downloads」を参照してください。 |
Fuji 16.8.1a |
2.3 パッチ 1 2.4 |
5.4 5.5 |
PI 3.3 + PI 3.3 最新のメンテナンスリリース + PI 3.3 最新のデバイスパック 「Cisco Prime Infrastructure 3.3」→「Downloads」を参照してください。 |
Everest 16.6.4a |
2.2 2.3 |
5.4 5.5 |
PI 3.1.6 + デバイスパック 13 「Cisco Prime Infrastructure 3.1」→「Downloads」を参照してください。 |
Everest 16.6.4 |
2.2 2.3 |
5.4 5.5 |
PI 3.1.6 + デバイスパック 13 「Cisco Prime Infrastructure 3.1」→「Downloads」を参照してください。 |
Everest 16.6.3 |
2.2 2.3 |
5.4 5.5 |
PI 3.1.6 + デバイスパック 13 「Cisco Prime Infrastructure 3.1」→「Downloads」を参照してください。 |
Everest 16.6.2 |
2.2 2.3 |
5.4 5.5 |
PI 3.1.6 + デバイスパック 13 「Cisco Prime Infrastructure 3.1」→「Downloads」を参照してください。 |
Everest 16.6.1 |
2.2 |
5.4 5.5 |
PI 3.1.6 + デバイスパック 13 「Cisco Prime Infrastructure 3.1」→「Downloads」を参照してください。 |
Everest 16.5.1a |
2.1 パッチ 3 |
5.4 5.5 |
- |
Web UI のシステム要件
次のサブセクションには、Web UI へのアクセスに必要なハードウェアとソフトウェアがリストされています。
最小ハードウェア要件
プロセッサ速度 |
DRAM |
色数 |
解像度 |
フォント サイズ |
---|---|---|---|---|
233 MHz 以上2 |
512 MB3 |
256 |
1280 x 800 以上 |
小 |
ソフトウェア要件
オペレーティング システム
-
Windows 10 以降
-
Mac OS X 10.9.5 以降
ブラウザ
-
Google Chrome:バージョン 59 以降(Windows および Mac)
-
Microsoft Edge
-
Mozilla Firefox:バージョン 54 以降(Windows および Mac)
-
Safari:バージョン 10 以降(Mac)
ROMMON および CPLD のバージョン
ROM モニター(ROMMON)
ROMMON はブートローダーとも呼ばれ、デバイスの電源投入またはリセット時に実行されるファームウェアです。プロセッサハードウェアを初期化し、オペレーティング システム ソフトウェア(Cisco IOS XE ソフトウェアイメージ)を起動します。ROMMON は、スイッチ上の次のシリアル ペリフェラル インターフェイス(SPI)フラッシュデバイスに保存されます。
-
プライマリ:ここに保存されているのは、デバイスの電源を投入するたび、またはリセットするたびにシステムが起動する ROMMON です。
-
ゴールデン:ここに保存されている ROMMON はバックアップコピーです。プライマリ内の ROMMON が破損すると、ゴールデン SPI フラッシュデバイスの ROMMON が自動的に起動します。
ファームウェアの不具合を解決したり、新機能をサポートするには、ROMMON のアップグレードが必要になる場合がありますが、すべてのリリースに新しいバージョンが存在するとは限りません。
複合プログラマブル論理デバイス(CPLD)
CPLD は、ハードウェアプログラマブル ファームウェアを指します。ファームウェアの不具合を解決したり、新機能をサポートするには、CPLD のアップグレードが必要になる場合がありますが、すべてのリリースに新しいバージョンが存在するとは限りません。CPLD バージョンのアップグレードプロセスは、ソフトウェアイメージのアップグレード後に実行する必要があります。
次の表に、Cisco Catalyst 9400 シリーズ スーパーバイザ モジュールの ROMMON および CPLD のバージョン情報を示します。Cisco IOS XE 16.x.x リリースの ROMMON および CPLD のバージョン情報については、それぞれのプラットフォームの対応する Cisco IOS XE 16.x.x リリースノートを参照してください。
リリース |
ROMMON バージョン(C9400-SUP-1、C9400-SUP-1XL、C9400-SUP-1XL-Y) |
CPLD バージョン(C9400-SUP-1、C9400-SUP-1XL、C9400-SUP-1XL-Y) |
ROMMON バージョン(C9400X-SUP-2、C9400X-SUP-2XL) |
CPLD バージョン(C9400X-SUP-2、C9400X-SUP-2XL) |
---|---|---|---|---|
Bengaluru 17.6.6a |
17.6.1r[FC2] |
20062105 |
- |
- |
Bengaluru 17.6.6 |
17.6.1r[FC2] |
20062105 |
- |
- |
Bengaluru 17.6.5 |
17.6.1r[FC2] |
20062105 |
- |
- |
Bengaluru 17.6.4 |
17.6.1r[FC2] |
20062105 |
- |
- |
Bengaluru 17.6.3 |
17.6.1r[FC2] |
20062105 |
- |
- |
Bengaluru 17.6.2 |
17.6.1r[FC2] |
20062105 |
- |
- |
Bengaluru 17.6.1 |
17.6.1r[FC2] |
20062105 |
- |
- |
Bengaluru 17.5.1 |
17.5.1r |
20062105 |
- |
- |
Bengaluru 17.4.1 |
17.3.1r[FC2] |
20062105 |
- |
- |
Amsterdam 17.3.8a |
17.3.1r[FC2] |
19082605 |
- |
- |
Amsterdam 17.3.8 |
17.3.1r[FC2] |
19082605 |
- |
- |
Amsterdam 17.3.7 |
17.3.1r[FC2] |
19082605 |
- |
- |
Amsterdam 17.3.6 |
17.3.1r[FC2] |
19082605 |
- |
- |
Amsterdam 17.3.5 |
17.3.1r[FC2] |
19082605 |
- |
- |
Amsterdam 17.3.4 |
17.3.1r[FC2] |
19082605 |
- |
- |
Amsterdam 17.3.3 |
17.3.1r[FC2] |
19082605 |
- |
- |
Amsterdam 17.3.2a |
17.3.1r[FC2] |
19082605 |
- |
- |
Amsterdam 17.3.1 |
17.3.1r[FC2] |
19082605 |
- |
- |
Amsterdam 17.2.1 |
17.1.1r |
19082605 |
- |
- |
Amsterdam 17.1.1 |
17.1.1r |
19032905 |
- |
- |
スイッチ ソフトウェアのアップグレード
このセクションでは、デバイスソフトウェアのアップグレードとダウングレードに関するさまざまな側面について説明します。
(注) |
Web UI を使用してデバイスソフトウェアをインストール、アップグレード、ダウングレードすることはできません。 |
ソフトウェア バージョンの確認
Cisco IOS XE ソフトウェアのパッケージファイルは、システムボードのフラッシュデバイス(flash:)に保存されます。
show version 特権 EXEC コマンドを使用すると、スイッチで稼働しているソフトウェアバージョンを参照できます。
(注) |
show version の出力にはスイッチで稼働しているソフトウェアイメージが常に表示されますが、最後に表示されるモデル名は工場出荷時の設定であり、ソフトウェアライセンスをアップグレードしても変更されません。 |
また、dir filesystem: 特権 EXEC コマンドを使用して、フラッシュ メモリに保存している可能性のある他のソフトウェア イメージのディレクトリ名を表示できます。
ソフトウェア イメージ
リリース |
イメージ タイプ |
ファイル名 |
---|---|---|
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.6a |
CAT9K_IOSXE |
cat9k_iosxe.17.06.06a.SPA.bin |
ペイロード暗号化なし(NPE) |
cat9k_iosxe_npe.17.06.06a.SPA.bin |
|
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.6 |
CAT9K_IOSXE |
cat9k_iosxe.17.06.06.SPA.bin |
ペイロード暗号化なし(NPE) |
cat9k_iosxe_npe.17.06.06.SPA.bin |
|
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.5 |
CAT9K_IOSXE |
cat9k_iosxe.17.06.05.SPA.bin |
ペイロード暗号化なし(NPE) |
cat9k_iosxe_npe.17.06.05.SPA.bin |
|
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.4 |
CAT9K_IOSXE |
cat9k_iosxe.17.06.04.SPA.bin |
ペイロード暗号化なし(NPE) |
cat9k_iosxe_npe.17.06.04.SPA.bin |
|
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.3 |
CAT9K_IOSXE |
cat9k_iosxe.17.06.03.SPA.bin |
ペイロード暗号化なし(NPE) |
cat9k_iosxe_npe.17.06.03.SPA.bin |
|
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.2 |
CAT9K_IOSXE |
cat9k_iosxe.17.06.02.SPA.bin |
ペイロード暗号化なし(NPE) |
cat9k_iosxe_npe.17.06.02.SPA.bin |
|
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1 |
CAT9K_IOSXE |
cat9k_iosxe.17.06.01.SPA.bin |
ペイロード暗号化なし(NPE) |
cat9k_iosxe_npe.17.06.01.SPA.bin |
ROMMON のアップグレード
すべてのメジャーリリースとメンテナンスリリースに適用される ROMMON またはブートローダーのバージョンを確認するには、「」「ROMMON および CPLD のバージョン」「」「」を参照してください。
ソフトウェアバージョンをアップグレードする前または後に、ROMMON をアップグレードすることができます。アップグレード後のソフトウェアバージョンで新しい ROMMON バージョンが使用可能な場合は、以下のように実行します。
-
プライマリ SPI フラッシュデバイスの ROMMON のアップグレード
この ROMMON は自動的にアップグレードされます。スイッチの既存のリリースからそれ以降のリリースに初めてアップグレードするときに、新しいリリースに新しい ROMMON バージョンがある場合は、スイッチのハードウェアバージョンに基づいてプライマリ SPI フラッシュデバイスの ROMMON が自動的にアップグレードされます。
-
ゴールデン SPI フラッシュデバイスの ROMMON のアップグレード
この ROMMON は手動でアップグレードする必要があります。upgrade rom-monitor capsule golden switch コマンドは特権 EXEC モードで入力します。
(注)
-
ゴールデン ROMMON のアップグレードは、Cisco IOS XE Amsterdam 17.3.5 以降のリリースにのみ適用されます。
-
FPGA のバージョンが 17101705 以前の場合、ゴールデン ROMMON のアップグレードは失敗します。FPGA のバージョンをアップグレードするには、「複雑なプログラマブル ロジック デバイス バージョンのアップグレード」を参照してください。
-
Cisco StackWise Virtual のセットアップの場合は、アクティブとスタンバイののスーパーバイザモジュールをアップグレードします。
-
ハイアベイラビリティのセットアップの場合は、アクティブとスタンバイのスイッチのスーパーバイザモジュールをアップグレードします。
-
ROMMON がアップグレードされると、次のリロード時に有効になります。その後に以前のリリースに戻しても、ROMMON はダウングレードされません。更新後の ROMMON は以前のすべてのリリースをサポートします。
ソフトウェア インストール コマンド
ソフトウェア インストール コマンドの概要 |
|
---|---|
指定したファイルをインストールしてアクティブ化し、リロード後も維持されるように変更をコミットするには、次のコマンドを実行します。
インストールファイルを個別にインストール、アクティブ化、コミット、中止、または削除するには、次のコマンドを実行します。 |
|
add file tftp: filename |
インストール ファイル パッケージをリモートロケーションからデバイスにコピーし、プラットフォームとイメージのバージョンの互換性チェックを実行します。 |
activate [ auto-abort-timer] |
ファイルをアクティブ化し、デバイスをリロードします。 auto-abort-timer キーワードがイメージのアクティブ化を自動的にロールバックします。 |
commit |
リロード後も変更が持続されるようにします。 |
rollback to committed |
最後にコミットしたバージョンに更新をロールバックします。 |
abort |
ファイルのアクティブ化を中止し、現在のインストール手順の開始前に実行していたバージョンにロールバックします。 |
remove |
未使用および非アクティブ状態のソフトウェア インストール ファイルを削除します。 |
インストール モードでのアップグレード
次の手順に従い、インストール モードで、あるリリースから別のリリースにアップグレードします。ソフトウェアイメージのアップグレードを実行するには、boot flash:packages.conf を使用して IOS を起動する必要があります。
始める前に
注意 |
アップグレード時には、次の注意ガイドラインに従う必要があります。
|
(注) |
Cisco Catalyst 9400 シリーズスーパーバイザ 1 モジュールの電源を切断して、5 秒以内に再接続すると、ブート SPI が破損する可能性があります。 |
この手順は、次のアップグレードのシナリオで使用できます。
アップグレード前のリリース |
許可されるスーパーバイザ設定 (アップグレード元のリリースに適用されます) |
最初のアップグレード先 |
アップグレード先 |
||
---|---|---|---|---|---|
Cisco IOS XE Everest 16.6.14 からサポートされています。
|
単一のスーパーバイザをアップグレードし、ブートローダと CPLD のアップグレードを完了します。最初のスーパーバイザのアップグレードが完了したら、2 番目のスーパーバイザで取り外しと交換を行います。両方のスーパーバイザがアップグレードされたら、ハイアベイラビリティ設定でそれらを挿入して起動できます。
|
Cisco IOS XE Everest 16.6.3 Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチのリリースノートの「Cisco IOS XE Everest 16.6.x」→「スイッチ ソフトウェアのアップグレード」→「インストールモードでのアップグレード 」のアップグレード手順に従います。 |
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.x |
||
Cisco IOS XE Everest 16.6.2 以降のリリース |
この手順では、アクティブおよびスタンバイ両方のスーパーバイザモジュールにイメージを自動的にコピーします。両方のスーパーバイザモジュールが同時にアップグレードされます。 |
N/A |
Cisco IOS XE Everest 16.6.1 からそれ以降のリリースにアップグレードする場合、アップグレードには長い時間がかかる場合があり、ROMMON および複合プログラマブル論理デバイス(CPLD)のアップグレードによってシステムが 3 回リセットされます。ステートフル スイッチオーバーは、Cisco IOS XE Everest 16.6.2
このセクションの出力例は、install コマンドを使用して Cisco IOS XE Bengaluru 17.5.1 から Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1 にアップグレードする場合のものです。
手順
ステップ 1 |
クリーンアップ install remove inactive
このコマンドを使用して、容量が不足している場合に古いインストールファイルをクリーンアップし、フラッシュに 1 GB 以上の領域を確保して、新しいイメージを展開します。 次の例は、install remove inactive コマンドを使用して未使用のファイルをクリーンアップした場合の出力を示しています。
|
||
ステップ 2 |
新しいイメージをフラッシュにコピー |
||
ステップ 3 |
ブート変数を設定 |
||
ステップ 4 |
イメージをフラッシュにインストール install add file activate commit
このコマンドを使用して、イメージをインストールします。 次の例は、Cisco IOS XE Bengaluru 17.5.1 ソフトウェアイメージをフラッシュメモリにインストールした場合の出力を示しています。
|
||
ステップ 5 |
インストールを確認 ソフトウェアのインストールが正常に完了したら、フラッシュパーティションに 10 個の新しい |
インストールモードでのダウングレード
ここでは、あるリリースから別のリリースにインストールモードでダウングレードする手順を示します。ソフトウェアイメージのダウングレードを実行するには、boot flash:packages.conf を使用して IOS を起動する必要があります。
始める前に
この手順は、次のダウングレードのシナリオで使用できます。
ダウングレード前のリリース |
許可されるスーパーバイザ設定 (ダウングレード元のリリースに適用されます) |
目的 |
||
---|---|---|---|---|
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.x |
この手順では、アクティブおよびスタンバイ両方のスーパーバイザモジュールにイメージを自動的にコピーします。両方のスーパーバイザモジュールが同時にダウングレードされます。
|
Cisco IOS XE Bengaluru 17.5.x 以前のリリース |
(注) |
あるリリースを搭載して新しく導入されたスイッチモデルをダウングレードすることはできません。モジュールが導入されたリリースは、そのモデルの最小ソフトウェアバージョンです。すべての既存のハードウェアを最新のハードウェアと同じリリースにアップグレードすることをお勧めします。 |
このセクションの出力例は、install コマンドを使用して Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1 から Cisco IOS XE Bengaluru 17.5.1 にダウングレードする場合のものです。
手順
ステップ 1 |
クリーンアップ install remove inactive
このコマンドを使用して、容量が不足している場合に古いインストールファイルをクリーンアップし、フラッシュに 1 GB 以上の領域を確保して、新しいイメージを展開します。 次の例は、install remove inactive コマンドを使用して未使用のファイルをクリーンアップした場合の出力を示しています。
|
||
ステップ 2 |
新しいイメージをフラッシュにコピー |
||
ステップ 3 |
ブート変数を設定 |
||
ステップ 4 |
ソフトウェアイメージをダウングレード ダウングレードするには、次のいずれかのオプションを使用します。
次の例では、install add file activate commit コマンドを使用してスイッチをダウングレードするために、
cat9k_iosxe.17.05.01.SPA.bin ソフトウェアイメージをフラッシュにインストールしています。TFTP サーバ上のソースイメージか、フラッシュにコピーしておいたソースイメージを指定できます。
次の出力例では、install rollback to committed コマンドを使用してスイッチをダウングレードしています。
|
||
ステップ 5 |
バージョンの確認 show version
イメージが起動したら、このコマンドを使用して新しいイメージのバージョンを確認します。
次の show version コマンドの出力例では、デバイスの Cisco IOS XE Bengaluru 17.5.1 イメージの情報が表示されています。
|
Cisco StackWise Virtual およびデュアル スーパーバイザ モジュール構成での In Service Software Upgrade(ISSU)
ここで説明する手順に従って、In Service Software Upgrade(ISSU)を実行します。ここで説明する手順は、次の表に示すリリースにのみ使用してください。ISSU リリースのサポートおよび推奨されるリリースの一般的な説明については、このテクニカル リファレンス マニュアルの 「In-Service Software Upgrade(ISSU)」を参照してください。
始める前に
この ISSU 手順は、次のシナリオでのみ使用できます。
アップグレード前のリリース |
使用するコマンド |
目的 |
---|---|---|
Cisco IOS XE Amsterdam 17.3.x |
install add file activate issu commit |
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.x |
N/A |
ISSU ではダウングレードをサポートしていません。ダウングレードについては、「インストールモードでのダウングレード」を参照してください。 |
N/A |
手順
ステップ 1 |
enable 特権 EXEC モードを有効にします。パスワードを入力します(要求された場合)。
|
ステップ 2 |
install add file activate issu commit このコマンドを使用して、両方のスイッチへのイメージのダウンロード、パッケージへのイメージの拡張、手順に従った各スイッチのアップグレードなど、すべてのアップグレード手順のシーケンスを自動化します。
次の出力例は、ISSU 手順による Cisco IOS XE Amsterdam 17.3.2a ソフトウェアイメージのインストールを示しています。
|
ステップ 3 |
show version このコマンドを使用して、新しいイメージのバージョンを確認します。
次の show version コマンドの出力例では、デバイスの Cisco IOS XE Amsterdam 17.3.2a イメージの情報が表示されています。
|
ステップ 4 |
show issu state [detail] このコマンドを使用して、ISSU プロセスが保留状態になっていないことを確認します。
|
ステップ 5 |
exit 特権 EXEC モードを終了し、ユーザー EXEC モードに戻ります。 |
複雑なプログラマブル ロジック デバイス バージョンのアップグレード
CPLD バージョンのアップグレードプロセスは、ソフトウェアイメージのアップグレード後に実行する必要があります。CPLD のアップグレード中は、スーパーバイザモジュールの電源が自動的に再投入されます。これでスーパーバイザモジュールの CPLD アップグレードプロセスは完了ですが、トラフィックの中断も発生します。したがって、CPLD の自動アップグレードはサポートされていません。CPLD のアップグレードは手動で実行する必要があります。
CPLD バージョンのアップグレード:ハイアベイラビリティの設定
特権 EXEC モードから、次の手順を実行します。
始める前に
示されているように CPLD バージョンのアップグレードを実行する場合、アップグレード後に show platform コマンドを使用して CPLD バージョンを確認できます。このコマンド出力は、すべてのモジュールの CPLD バージョンを示します。ただし、CPLD のアップグレードは、ラインカードではなく、スーパーバイザにのみ適用されます。ラインカードの CPLD バージョンは、表面的な表示です。ハイアベイラビリティ設定でアップグレードが完了すると、スーパーバイザはアップグレードされますが、ラインカードには古い CPLD バージョンが表示されます。スーパーバイザとラインカード間のバージョンの不一致は、シャーシがリロードされるまで発生します。
手順
ステップ 1 |
スタンバイのスーパーバイザモジュールの CPLD バージョンのアップグレード アクティブなスーパーバイザで次のコマンドを入力します。
スタンバイのスーパーバイザモジュールが自動的にリロードされ、ROMMON でアップグレードが行われます。アップグレード中、スーパーバイザモジュールは自動的に電源の再投入を行い、約 5 分間は非アクティブのままになります。 次の手順に進む前に、スタンバイのスーパーバイザモジュールが起動し、SSO が形成(ホット)されるまで待機します。これには約 17 分かかります。 |
||
ステップ 2 |
切り替えの実行
これにより、スタンバイのスーパーバイザ(ステップ 1 で CPLD のアップグレードが完了済み)がアクティブなスーパーバイザモジュールになります。 |
||
ステップ 3 |
新しいスタンバイのスーパーバイザモジュールの CPLD バージョンのアップグレード ステップ 1 とそのすべてのサブステップを繰り返します。
|
CPLD バージョンのアップグレード:Cisco StackWise Virtual の設定
特権 EXEC モードから、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 |
スタンバイのスーパーバイザモジュールの CPLD バージョンのアップグレード アクティブなスーパーバイザで次のコマンドを入力します。
|
ステップ 2 |
スタンバイのスーパーバイザモジュールをリロードします。
アップグレードが ROMMON で行われます。アップグレード中、スーパーバイザモジュールは自動的に電源の再投入を行い、約 5 分間は非アクティブのままになります。 次の手順に進む前に、スタンバイのスーパーバイザモジュールが起動し、SSO が形成(ホット)されるまで待機します。これには約 17 分かかります。 |
ステップ 3 |
切り替えの実行
これにより、スタンバイのスーパーバイザ(ステップ 1 で CPLD のアップグレードが完了済み)がアクティブなスーパーバイザモジュールになります。 |
ステップ 4 |
新しいスタンバイのスーパーバイザモジュールの CPLD バージョンのアップグレード 新しいスタンバイのスーパーバイザモジュールで、すべてのサブステップを含むステップ 1 と 2 を実行します。 |
CPLD バージョンのアップグレード:シングル スーパーバイザ モジュールの設定
特権 EXEC モードから、次の手順を実行します。
手順
アクティブなスーパーバイザモジュールの CPLD バージョンのアップグレード アクティブなスーパーバイザで次のコマンドを入力します。
スーパーバイザモジュールが自動的にリロードされ、ROMMON でアップグレードが行われます。アップグレード中、スーパーバイザモジュールは自動的に電源の再投入を行い、約 5 分間は非アクティブのままになります。 |
ライセンス
このセクションでは、Cisco Catalyst 9000 シリーズ スイッチで使用可能な機能のライセンスパッケージについて説明します。
ライセンスレベル
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチ で使用可能なソフトウェア機能は、次のように、基本またはアドオンのライセンスレベルに分類されます。
基本ライセンス
-
Network Essentials
-
Network Advantage:Network Essentials ライセンスで使用可能な機能と追加機能が含まれます。
アドオン ライセンス
アドオンライセンスには、前提条件として Network Essentials または Network Advantage が必要です。アドオンライセンスレベルでは、スイッチだけでなく Cisco Digital Network Architecture Center(Cisco DNA Center)でもシスコのイノベーションとなる機能を得られます。
-
DNA Essentials
-
DNA Advantage:DNA Essentials ライセンスで使用可能な機能と追加機能が含まれます。
プラットフォームサポートに関する情報を検出し、機能を使用できるライセンスレベルを確認するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、https://cfnng.cisco.com に進みます。cisco.com のアカウントは必要ありません。
使用可能なライセンスモデルと構成情報
-
Cisco IOS XE Fuji 16.8.x 以前:RTU ライセンスがデフォルトであり、ライセンスを管理するためにサポートされている唯一の方法です。
-
Cisco IOS XE Fuji 16.9.1 ~ Cisco IOS XE Amsterdam 17.3.1 :スマートライセンスがデフォルトであり、ライセンスを管理するためにサポートされている唯一の方法です。
必要なリリースのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで、「System Management」→「Configuring Smart Licensing」を参照してください。
-
Cisco IOS XE Amsterdam 17.3.2a 以降:ポリシーを使用したスマートライセンス(スマートライセンスの拡張バージョン)がデフォルトであり、ライセンスを管理するためにサポートされている唯一の方法です。
必要なリリース(17.3.x 以降)のソフトウェア コンフィギュレーション ガイドで、「System Management」→「Smart Licensing Using Policy」を参照してください。
シスコ ライセンスの詳細については、cisco.com/go/licensingguide を参照してください。
ライセンスレベル:使用上のガイドライン
-
購入したライセンスが有効な期間
ポリシーを使用したスマートライセンス
スマートライセンス
-
永久:このライセンスは使用期限日はありません。
-
サブスクリプション:ライセンスは特定の日付まで有効です。(3 年、5 年、または 7 年の期間)
-
永久:ライセンスレベル、有効期限なし。
-
有効期間付き:ライセンスレベル、3 年、5 年、または 7 年の期間。
-
評価:登録されていないライセンス。
-
-
基本ライセンス(Network Essentials および Network-Advantage)の注文および履行は、無期限または永久ライセンスタイプのみとなります。
-
アドオンライセンス(DNA Essentials および DNA Advantage)の注文および履行は、サブスクリプションまたは有効期間付きライセンスタイプのみとなります。
-
ネットワーク ライセンス レベルを選択した場合はアドオンライセンスレベルが含まれています。DNA の機能を使用する場合は、有効期限が切れる前にライセンスを更新して引き続き使用するか、アドオンライセンスを非アクティブ化してからスイッチをリロードして基本ライセンス機能での運用を継続します。
-
基本ライセンスとともにアドオンライセンスを購入する場合、許可されている組み合わせと、許可されていない組み合わせに注意してください。
表 1. 許可されている組み合わせ DNA Essentials
DNA Advantage
Network Essentials
対応
非対応
Network Advantage
可5
可
5 この組み合わせは DNA ライセンスの更新時にのみ購入できます。DNA-Essentials の初回購入時には購入できません。 -
評価ライセンスを注文することはできません。これらのライセンスは Cisco Smart Software Manager で追跡されず、90 日で期限切れになります。評価ライセンスはスイッチで一度だけ使用でき、再生成することはできません。評価ライセンスが期限切れになると、その後 275 日間は毎日警告システムメッセージが生成され、それ以降は毎週生成されます。リロード後に、有効期限の切れた評価ライセンスを再度アクティベートすることはできません。これはスマートライセンスにのみ適用されます。評価ライセンスの概念は、ポリシーを使用したスマートライセンスには適用されません。
スケーリングのガイドライン
機能スケーリングのガイドラインについては、Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチのデータシートを参照してください。
制限事項と制約事項
-
コントロール プレーン ポリシング(CoPP):
system-cpp policy
で設定されたクラスがデフォルト値のままの場合、それらのクラスに関する情報は show run コマンドで表示されません。代わりに、特権 EXEC モードで show policy-map system-cpp-policy または show policy-map control-plane コマンドを使用してください。 -
Cisco TrustSec の制約事項:Cisco TrustSec は物理インターフェイスでのみ設定でき、論理インターフェイスでは設定できません。
-
Flexible NetFlow の制限事項
-
イーサネット管理ポート(GigabitEthernet0/0)を使用して NetFlow エクスポートを設定することはできません。
-
レイヤ 2 ポートチャネル、ループバック、トンネルなどの論理インターフェイスにフローモニタを設定することはできません。
-
同じインターフェイスの同じ方向について、同じタイプ(IPv4、IPv6、またはデータリンク)のフローモニタを複数設定することはできません。
-
-
ハードウェアの制限事項:Cisco QSFP-4SFP10G-CUxM 直接接続銅ケーブルを使用する場合、自動ネゴシエーションがデフォルトで有効になります。もう一方の接続先で自動ネゴシエーションがサポートされていない場合、リンクは起動しません。
-
相互運用性の制限事項:Cisco QSFP-4SFP10G-CUxM 直接接続銅ケーブルを使用した 40G リンクにおいて、リンクの一方が Catalyst 9400 シリーズ スイッチでもう一方が Catalyst 9500 シリーズ スイッチの場合、リンクは起動しないか一方でのみアップ状態になります。このデバイス間の相互運用性の問題を回避するには、Catalyst 9500 シリーズ スイッチのインターフェイスで speed nonegotiate コマンドを適用します。このコマンドは、自動ネゴシエーションを無効にしてリンクをアップ状態にします。自動ネゴシエーションを復元するには、no speed nonegotiation コマンドを使用します。
-
In-Service Software Upgrade(ISSU)
-
Cisco IOS XE Fuji 16.9.x から Cisco IOS XE Gibraltar 16.10.x または Cisco IOS XE Gibraltar 16.11.x への ISSU はサポートされていません。これは、シングル スーパーバイザ モジュールとデュアル スーパーバイザ モジュールの両方のセットアップに適用されます。
-
Cisco IOS XE Fuji 16.9.x から Cisco IOS XE Gibraltar 16.12.x への ISSU の実行時、OSPFv3 で interface-id snmp-if-index コマンドが設定されていないとパケット損失が発生する可能性があります。ISSU を実行する際は、メンテナンス期間中かデバイスをネットワークから分離(メンテナンスモード機能を使用)した後、事前に interface-id snmp-if-index コマンドを設定しておいてください。
-
ISSU ではダウンタイムなしでアップグレードを実行できますが、メンテナンス期間中にのみ実行することをお勧めします。
-
ソフトウェアリリースで導入された新しい機能で設定の変更が必要な機能については、ISSU の実行時に有効にしないでください。
-
ダウングレード後のバージョンのソフトウェアイメージで使用できない機能については、ISSU を開始する前に無効にしてください。
-
-
M.2 SATA SSD ドライブ:ブートローダーバージョン 16.6.2r では、M.2 SATA SSD ドライブに ROMMON プロンプト(
rommon> dir disk0
)でアクセスすることはできません。対応するファイルシステムプロトコルがデバイスで見つからないことを示すエラーメッセージが表示されます。このドライブにブートローダーバージョン 16.6.2r でアクセスする場合は、起動後に Cisco IOS プロンプトからアクセスしてください。 -
No service password recovery:ROMMON バージョン R16.6.1r および R16.6.2r では、「no service password-recovery」機能は使用できません。
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QoS の制約事項
-
QoS キューイングポリシーを設定する際は、キューイングバッファの合計が 100% を超えないようにしてください。
-
論理インターフェイスで QoS ポリシーがサポートされるのは、スイッチ仮想インターフェイス(SVI)のみです。
-
ポートチャネル インターフェイス、トンネルインターフェイス、およびその他の論理インターフェイスでは QoS ポリシーはサポートされません。
-
スタックキューイングおよびスケジューリング(SQS)は、1.4 Gbps を超える CPU バウンドパケットをドロップします。
-
-
冗長性:スーパーバイザモジュール(ハードウェア)では冗長性がサポートされます。ソフトウェアの冗長性は Cisco IOS XE Everest 16.6.2 以降でサポートされています。ただし、関連する Route Processor Redundancy(RPR)機能はサポートされません。
スイッチオーバーを実行する前に、show redundancy 、show platform 、show platform software iomd redundancy コマンドを使用して、両方の SSO が形成されていること、および IOMD プロセスが完了していることを確認してください。
次の show redundancy の出力例では、両方の SSO が形成されていることを確認できます。Switch# show redundancy Redundant System Information : ------------------------------ Available system uptime = 3 hours, 30 minutes Switchovers system experienced = 2 Standby failures = 0 Last switchover reason = active unit removed Hardware Mode = Duplex Configured Redundancy Mode = sso Operating Redundancy Mode = sso Maintenance Mode = Disabled Communications = Up Current Processor Information : ------------------------------- Active Location = slot 3 Current Software state = ACTIVE Uptime in current state = 2 hours, 57 minutes Image Version = Cisco IOS Software [Fuji], Catalyst L3 Switch Software (CAT9K_IOSXE), Version 16.8.1, RELEASE SOFTWARE (fc3) Technical Support: http://www.cisco.com/techsupport Copyright (c) 1986-2018 by Cisco Systems, Inc. Compiled Tue 27-Mar-18 13:43 by mcpre BOOT = bootflash:packages.conf; CONFIG_FILE = Configuration register = 0x1822 Peer Processor Information : ---------------------------- Standby Location = slot 4 Current Software state = STANDBY HOT Uptime in current state = 2 hours, 47 minutes Image Version = Cisco IOS Software [Fuji], Catalyst L3 Switch Software (CAT9K_IOSXE), Version 16.8.1, RELEASE SOFTWARE (fc3) Technical Support: http://www.cisco.com/techsupport Copyright (c) 1986-2018 by Cisco Systems, Inc. Compiled Tue 27-Mar-18 13:43 by mcpre BOOT = bootflash:packages.conf; CONFIG_FILE = Configuration register = 0x1822
次の show platform software iomd redundancy コマンドの出力例では、両方の SSO が形成されていること、およびHA_STATE
フィールドがready
になっていることを確認できます。Switch# show platform software iomd redundancy Configured Redundancy Mode = sso Operating Redundancy Mode = sso Local RF state = ACTIVE Peer RF state = STANDBY HOT slot PSM STATE SPA INTF HA_STATE HA_ACTIVE 1 ready started ready 00:01:16 2 ready started ready 00:01:22 3 ready started ready 00:01:27 ***active RP 4 ready started ready 00:01:27 <output truncated>
次の show platform コマンドの出力例では、すべてのラインカードモジュールとスーパーバイザモジュールのState
がok
になっていることを確認できます。これは、IOMD プロセスが完了したことを示します。Switch# show platform Chassis type: C9407R Slot Type State Insert time (ago) --------- ------------------- --------------------- ----------------- 1 C9400-LC-24XS ok 3d09h 2 C9400-LC-48U ok 3d09h R0 C9400-SUP-1 ok, active 3d09h R1 C9400-SUP-1 ok, standby 3d09h P1 C9400-PWR-3200AC ok 3d08h P2 C9400-PWR-3200AC ok 3d08h P17 C9407-FAN ok 3d08h <output truncated>
-
セキュア シェル(SSH)
-
SSH バージョン 2 を使用してください。SSH バージョン 1 はサポートされていません。
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SCP および SSH の暗号化操作の実行中は、SCP の読み取りプロセスが完了するまで、デバイスの CPU が高くなることが想定されます。SCP は、ネットワーク上のホスト間でのファイル転送をサポートしており、転送に SSH を使用します。
SCP および SSH の操作は現在はハードウェア暗号化エンジンでサポートされていないため、暗号化と復号化のプロセスがソフトウェアで実行されることで CPU が高くなります。SCP および SSH のプロセスによる CPU 使用率が 40 ~ 50% になる場合がありますが、デバイスがシャットダウンされることはありません。
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ポリシーを使用したスマートライセンス:Cisco IOS XE Amsterdam 17.3.2a 以降、ポリシーを使用したスマートライセンスの導入により、製品インスタンスまたはデバイスのホスト名を設定しても、Unique Device Identifier(UDI)のみが表示されます。この表示の変更は、以前のリリースでホスト名が表示されていたすべてのライセンスユーティリティとユーザーインターフェイスで確認できます。これにより何らかのライセンス機能が影響を受けることはありません。この制限に対する回避策はありません。
この制限の影響を受けるライセンスユーティリティとユーザーインターフェイスには、Cisco Smart Software Manager(CSSM)、Cisco Smart License Utility(CSLU)、Smart Software Manager On-Prem(SSM On-Prem)のみが含まれます。
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TACACS レガシーコマンド:レガシー tacacs-server host コマンドを設定しないでください。このコマンドは廃止されました。デバイス上で実行されているソフトウェアバージョンが Cisco IOS XE Gibraltar 16.12.2 以降のリリースである場合、レガシーコマンドを使用すると認証が失敗する可能性があります。グローバル コンフィギュレーション モードで tacacs server コマンドを使用します。
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アップリンクの対称性:冗長なスーパーバイザモジュールを取り付ける場合は、スイッチオーバー時のパケット損失を最小限に抑えるために、アップリンクを対称な状態にすることを推奨します。
アップリンクの対称な状態とは、両方のスーパーバイザモジュールの同じインターフェイスに同じタイプのトランシーバモジュールがある状態のことです。たとえば、トランシーバが取り付けられていない TenGigabitEthernet インターフェイスがデフォルトの 10G モードで動作しているとします。この場合、もう一方のスーパーバイザの対応するインターフェイスに 10G トランシーバがあれば、それらは対称な状態となります。対称な状態にすることで、SWO パケット損失とユーザーエクスペリエンスが最適化されます。
アップリンクが非対称になるのは、一方のスーパーバイザにトランシーバ速度がもう一方のスーパーバイザと一致しないインターフェイスのペアが 1 つ以上ある場合です。
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USB の認証:Cisco USB ドライブをスイッチに接続すると、既存の暗号化事前共有キーでドライブの認証が試行されます。USB ドライブからは認証用のキーが送信されないため、password encryption aes コマンドを入力するとコンソールに次のメッセージが表示されます。
Device(config)# password encryption aes Master key change notification called without new or old key
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MACsec は、ソフトウェア デファインド アクセスの展開ではサポートされていません。
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VLAN の制限: スイッチの設定時にデータと音声ドメインを定義し、スイッチスタック全体で音声 VLAN とは異なるデータ VLAN を維持するには、明確に定義された分離を行うことをお勧めします。1 つのインターフェイス上のデータと音声ドメインに対して同じ VLAN が設定されている場合、CPU 使用率が高くなり、デバイスが影響を受ける可能性があります。
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YANG データモデリングの制限事項:サポートされる NETCONF の最大同時セッション数は 20 セッションです。
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Embedded Event Manager:ID イベントディテクタは、Embedded Event Manager ではサポートされていません。
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ファイルシステムチェック(fsck)ユーティリティは、インストールモードではサポートされません。
不具合
警告では、Cisco IOS-XE リリースでの予期しない動作について説明します。以前のリリースでオープンになっている警告は、オープンまたは解決済みとして次のリリースに引き継がれます。
Cisco Bug Search Tool
Cisco Bug Search Tool(BST)を使用すると、パートナーとお客様は製品、リリース、キーワードに基づいてソフトウェア バグを検索し、バグ詳細、製品、バージョンなどの主要データを集約することができます。BST は、ネットワーク リスク管理およびデバイスのトラブルシューティングにおいて効率性を向上させるように設計されています。このツールでは、クレデンシャルに基づいてバグをフィルタし、検索入力に関する外部および内部のバグ ビューを提供することもできます。
問題の詳細を表示するには、ID をクリックします。
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.x の未解決の問題
このリリースに未解決の問題はありません。
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.6a で解決済みの問題
ID |
説明 |
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CSCwh87343 |
Cisco IOS XE ソフトウェアの Web UI における特権昇格の脆弱性 詳細については、セキュリティアドバイザリ:cisco-sa-iosxe-webui-privesc-j22SaA4z [英語] を参照してください。 |
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.6 で解決済みの問題
ID |
説明 |
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CSCwd28734 |
pubd の Cat9k メモリリークにより、スイッチがリロードされる |
CSCwe09745 |
リモートピアへの接続を継続的に試行すると、Pubd でメモリリークが発生する |
CSCwe95691 |
PnP | Cat9k が IP 送信元アドレス 0.0.0.0 ではなく 192.168.1.1 を使用して DHCP 検出を送信する |
CSCwe36743 |
セグメンテーション障害 - クラッシュ - SSH - AAA グループ設定の変更時 |
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.5 の解決済みの不具合
ID |
説明 |
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stby AppGigE が有効になっている場合、ISSU または stby リロードの後にスイッチオーバーが続くと、マルチキャストトラフィックが停止することがある |
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C9410のラインカードが「other」ステータスになり、アップグレードやパワーサイクルの後にスタンバイが完全に起動しない |
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.4 の解決済みの不具合
ID |
説明 |
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Smart Licensing Agent による高い CPU 使用率とメモリ使用率 |
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.3 の解決済みの不具合
ID |
説明 |
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冗長スイッチが電源を切った後、マルチキャスト パケットが 2 回複製される |
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HTTP CORE プロセスでの予期しないリロード |
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Cat9400 SVL:SSO s/o またはリロード後に 10G/25G SVL リンクが表示されない |
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ISE から複数のタブを使用して COA をプッシュすると、ランダムに CTS が適用されない |
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VLAN インターフェイスから IP ヘルパーアドレスを削除できない |
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ラインカードはトラフィックの転送を停止する |
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Cat9k | ip helper-address global が実行されていない場合、スタンバイの予期しないリロードが発生する |
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ip igmp snooping querier の削除時にエラーが表示される |
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アップグレード後に C9400 がラインカード設定を失う |
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.2 で解決済みの問題
ID |
説明 |
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スラブ使用率の増加による IOS-XE カーネルメモリリーク |
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Flexlink+ プリエンプトが正常に機能せず、トラフィックがダウンする |
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部分的な停電後に UPoE デバイスのスペアペアの電源がオンにならない |
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1 の解決済みの不具合
次の問題はこのリリースで解決済みです。
トラブルシューティング
トラブルシューティングの最新の詳細情報については、次の URL にある Cisco TAC Web サイトを参照してください。
https://www.cisco.com/en/US/support/index.html
[Product Support] に移動し、リストから製品を選択するか、製品の名前を入力します。発生している問題に関する情報を見つけるには、[Troubleshoot and Alerts] を参照してください。
関連資料
Cisco IOS XE に関する情報は、次の URL から入手できます。https://www.cisco.com/c/en/us/products/ios-nx-os-software/ios-xe/index.html
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチ のすべてのサポートドキュメントは、次の URL から入手できます。https://www.cisco.com/c/en/us/support/switches/catalyst-9400-series-switches/tsd-products-support-series-home.html
Cisco Validated Designs ドキュメントは、次の URL から入手できます。 https://www.cisco.com/go/designzone
選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、およびフィーチャ セットに関する MIB を探してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。 http://www.cisco.com/go/mibs
通信、サービス、およびその他の情報
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シスコからタイムリーな関連情報を受け取るには、Cisco Profile Manager でサインアップしてください。
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重要な技術によりビジネスに必要な影響を与えるには、Cisco Services [英語] にアクセスしてください。
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サービス リクエストを送信するには、Cisco Support [英語] にアクセスしてください。
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安全で検証済みのエンタープライズクラスのアプリケーション、製品、ソリューション、およびサービスを探して参照するには、Cisco Marketplace にアクセスしてください。
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一般的なネットワーク、トレーニング、認定関連の出版物を入手するには、Cisco Press にアクセスしてください。
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特定の製品または製品ファミリの保証情報を探すには、Cisco Warranty Finder にアクセスしてください。
シスコバグ検索ツール
Cisco バグ検索ツール(BST)は、シスコ製品とソフトウェアの障害と脆弱性の包括的なリストを管理する Cisco バグ追跡システムへのゲートウェイとして機能する、Web ベースのツールです。BST は、製品とソフトウェアに関する詳細な障害情報を提供します。