この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
警告 設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。
警告 この 装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。
警告 この製品を廃棄処分する際には、各国の法律または規制に従って取り扱ってください。
ここでは、Catalyst 4500 シリーズ スイッチ にスーパーバイザ エンジンおよびスイッチング モジュールを取り付ける準備作業について説明します。具体的な内容は、次のとおりです。
• 「MT-RJ コネクタを搭載したイーサネット ポートの接続」
• 「光モジュールの取り付け、取り外し、およびメンテナンス」
Catalyst 4500 シリーズ スイッチの取り付け方法については説明しません。詳細については、 第 3 章「モジュールの取り付け」 を参照してください。
Catalyst 4500 シリーズ スーパーバイザ エンジンの前面パネルに配置されたイーサネット管理ポートは、前章の図 1-1 ~図 1-8 に示されています。イーサネット管理ポートには、RJ-45 Media-Dependent Interface crossed-over(MDIX)コネクタを使用します(図 2-1 を参照)。
(注) MDIX ポートは内部で反転しています。Media-Dependent Interface(MDI;メディア依存型インターフェイス)から MDI への接続または MDIX から MDIX への接続には、クロス ケーブルを使用してください。MDI から MDIX への接続には、ストレート ケーブル(TX ピンが RX ピンと接続)を使用してください。
ポートのピン割り当てについては、 付録 A「ポートのピン割り当て、環境仕様、および電力消費情報」 の表を参照してください。
図 2-1 100BASE-TX RJ-45 コネクタ タイプ
Catalyst 4500 シリーズ スーパーバイザ エンジンの前面パネルに配置されたコンソール ポートは、前章の図 1-1 ~ 1-8 に示されています。ポートのピン割り当てについては、 付録 A「ポートのピン割り当て、環境仕様、および電力消費情報」 の表を参照してください。スーパーバイザ エンジンのその他のコンソール ポートでは、RJ-45 コネクタが使用されています。
MT-RJ コネクタ(図 2-2 を参照)を搭載したスイッチング モジュールについては、 表 2-1 に示された注意事項を参照してください。
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62.5/125 um ファイバの場合は平均 -19~-14 dBm1 |
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図 2-3 ~図 2-9 は、スーパーバイザ エンジンとスイッチング モジュールにインターフェイス ケーブルを接続するために使用するコネクタ タイプの図です。
図 2-3 RJ-21 Telco インターフェイス 90 度ケーブル コネクタ
図 2-4 RJ-21 Telco インターフェイス 180 度ケーブル コネクタ
(注) ケーブルおよびスイッチを使用しないときは、光ファイバ コネクタにキャップやプラグを取り付けてください。
警告 接続されていない光ファイバケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。
MT-RJ ケーブルをモジュールに接続する場合は、ネットワーク ケーブル プラグをソケットにしっかりと押し込んでください。プラグの上端をソケット前面の上端に、カチッという音がするまで押し込みます。プラグを軽く引っ張り、プラグがソケットにロックされたかどうか確認してください。
ソケットからプラグを取り外すには、プラグ上部の盛り上がった部分を押してラッチを解除します。ラッチが解除されたことを示す、カチッという音がします。ソケットからプラグを慎重に引き抜いてください。
(注) 光ファイバ ケーブルをモジュールから取り外す場合は、コネクタの本体をつかんでください。コネクタのジャケット スリーブをつかまないでください。長時間スリーブをつかむと、MT-RJ コネクタ内の光ファイバ ケーブル終端の品質が損なわれることがあります。
ソケットにコネクタを完全に差し込んでください。長距離(2 km)のネットワークまたは減衰が大きいネットワークと接続する場合は、これがとくに重要になります。リンク LED が点灯しない場合は、ネットワーク ケーブル プラグを取り外し、モジュール ソケットにしっかりと差し込み直してください。
埃や手肌の油がプラグの前面プレート(光ファイバ開口部周辺)に溜まっていることもあります。この場合は大きく減衰し、光パワー レベルがしきい値未満に下がってリンクされないことがあります。
MT-RJ プラグ前面プレートをクリーニングするには、次のように操作します。
ステップ 1 純度 99 パーセントのイソプロピル アルコールにつけた、糸くずの出ない布を使用し、前面プレートを軽く拭き取ります。
ステップ 2 残った埃を圧縮空気で前面プレートから払った後でケーブルを取り付けます。
警告 接続されていない光ファイバケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。
(注) すべての未使用モジュール コネクタおよび未使用ネットワーク光ファイバ ケーブル コネクタには、ダスト キャップを取り付けてください。
Catalyst 4500 シリーズ スイッチのスーパーバイザ エンジンおよびスイッチング モジュールでは、モジュールまたはスーパーバイザ タイプに応じたトランシーバ モジュールが幅広くサポートされています。サポートされるトランシーバのタイプには、X2、GBIC、SFP、TwinGig、OneX などがあります。必要に応じて、次の設置ノートを参照してください。
• 『 Gigabit Interface Converter Installation Note 』
• 『 Cisco SFP and SFP+ Transceiver Module Installation Notes 』
• 『 Installation Notes for the Cisco TwinGig Converter Module 』
• 『 10-Gigabit Ethernet X2 Transceiver Installation Note 』
• 『 Cisco Mode-conditioning Patch Cord Installation Note 』
• 『 Inspection and Cleaning Procedures for Fiber-Optic Connections 』
光モジュールとの互換性情報はソフトウェアのリリース ノートに記載されています。また、次の互換性に関する資料にも記載されています。
• 『 10-Gigabit Ethernet Transceiver Modules Compatibility Matrix 』
• 『 Cisco 100-Megabit Ethernet SFP Modules Compatibility Matrix 』
• 『 Cisco Gigabit Ethernet Transceiver Modules Compatibility Matrix 』
• 『 Cisco Digital Optical Monitoring Compatibility Matrix 』
• 『 Cisco Wavelength Division Multiplexing Transceivers Compatibility Matrix 』