この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
このモジュールでは、ルーティング情報ベース(RIB)で情報を表示およびクリアするコマンドについて説明します。
RIB の概念、設定タスクおよび例に関する詳細については、 『』『』『』『』『Routing Configuration Guide for Cisco NCS 5000 Series Routers』『』の「Implementing RIB on Cisco NCS 5000 Series Routers module」を参照してください。
(注) |
現在は、デフォルトの VRF のみがサポートされています。VPNv4、VPNv6 および VPN ルーティング/転送(VRF)のアドレス ファミリは、今後のリリースでサポートされる予定です。 |
ルーティング情報ベース(RIB)のネクストホップ ダンプニングをディセーブルにするには、 XR コンフィギュレーション モード で address-family next-hop dampening disable コマンドを使用します。RIB ネクストホップ ダンプニングをイネーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
address-family { ipv4 | ipv6 } next-hop dampening disable
no address-family { ipv4 | ipv6 } next-hop dampening disable
ipv4 |
IP Version 4(IPv4)アドレス プレフィックスを指定します。 |
ipv6 |
IP Version 6(IPv6)アドレス プレフィックスを指定します。 |
RIB ネクストホップ ダンプニングがイネーブルです。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り、書き込み |
次に、IPv6 アドレス ファミリで RIB ネクストホップ ダンプニングをディセーブルにする例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure RP/0/RP0/CPU0:router(config)# router rib RP/0/RP0/CPU0:router(config-rib)# address-family ipv6 next-hop dampening disable
IP ルーティング テーブルからルートをクリアするには、 XR EXEC モード で clear route コマンドを使用します。
clear route { ipv4 | ipv6 | afi-all | safi-all } { unicast | safi-all } [ topology topo-name ] [ ip-address mask ]
ipv4 |
IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。 |
ipv6 |
IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
afi-all safi-all |
IP Version 4 および IP Version 6 のアドレス プレフィックスを指定します。 |
safiunicast |
ユニキャスト アドレス プレフィックスを指定します。 |
safi-all |
ユニキャストおよびマルチキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
topologytopo-name |
(任意)トポロジ テーブル情報およびトポロジ テーブル名を指定します。 |
ip-addressnode-id |
(任意)指定したノードからのハードウェア リソース カウンタをクリアします。node-id 引数は、rack/slot/module の形式で入力します。 |
ip-address |
ルーティング情報が表示されるネットワーク IP アドレス。 |
mask |
ネットワーク マスクの指定方法には次の 2 種類があります。 4 分割されたドット付き 10 進表記のアドレスでネットワーク マスクを指定できます。たとえば、255.0.0.0 の場合、各ビットが 1 のときに対応するアドレス ビットがネットワーク アドレスであることを示します。 ネットワーク マスクは、スラッシュ(/)と数字で表すことができます。たとえば、/8 は、マスクの最初の 8 ビットが 1 であり、アドレスの対応するビットはネットワーク アドレスであることを示します。 |
RIB から受信したローカル ルートは、デフォルトの ipv4 ユニキャスト vrf に対して表示されます。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
clear route コマンドは、特定のネットワークまたは一致するサブネット アドレスまでのルート、またはすべてのルートを IP ルーティング テーブルから削除するときに使用します。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り、書き込み |
次に、サブネット アドレス 192.168.2.0 とマスク 255.255.255.0 に一致するすべてのルートを IPv4 ユニキャスト ルーティング テーブルから削除する例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# clear route ipv4 unicast 192.168.2.0 255.255.255.0
次に、IPv4 ユニキャスト ルーティング テーブルからすべてのルートを削除する例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# clear route ipv4 unicast
VPN ルーティングおよび転送(VRF)インスタンスに対してプレフィックス数の上限を設定するには、グローバル VRF アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードで maximum prefix コマンドを使用します。プレフィックス数の上限をデフォルト値に設定するには、このコマンドの no 形式を使用します。
maximum prefix maximum [mid-threshold]
no maximum prefix
maximum |
VRF インスタンスで許可されているプレフィックスの最大数。範囲は 32 ~ 2000000 です。 |
mid-threshold |
(任意)maximum 引数の値の何パーセントに達したら簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)トラップを生成し始めるか指定する整数。範囲は 1 ~ 100 です。 |
デフォルトの動作または値はありません。
グローバル VRF アドレス ファミリ設定
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
maximum prefix コマンドは、1 つの VRF インスタンスが受信できるプレフィックスの最大数を設定するときに使用します。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り、書き込み |
次に、許可されるプレフィックスの最大数を 1000 に設定する例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# vrf vrf-A RP/0/RP0/CPU0:router(config-vrf)# address-family ipv4 unicast RP/0/RP0/CPU0:router(config-vrf-af)# maximum prefix 1000
IPv6 または IPv4 ラベルに対するラベル整合性チェッカ(lcc)バックグラウンド スキャンをイネーブルにするには、 XR コンフィギュレーション モード で lcc enable コマンドを使用します。lcc バックグラウンド スキャンをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
lcc { ipv4 | ipv6 } unicast { enable | period milliseconds }
no lcc { ipv4 | ipv6 } unicast { enable | period milliseconds }
ipv4 | IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。 |
ipv6 | IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
unicast | ユニキャスト アドレス プレフィックスを指定します。 |
period milliseconds | ミリ秒単位でスキャンの間隔を指定します。範囲は 100 ~ 600000 ミリ秒です。 |
ラベル整合性チェッカはディセーブルです。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID | 動作 |
---|---|
ipv4 | 読み取り、書き込み |
ipv6 | 読み取り、書き込み |
次の例では、IPv6 ラベルに対する lcc をイネーブルにする方法を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router#configure RP/0/RP0/CPU0:router(config)#lcc ipv6 unicast enable
IPv6 または IPv4 ルートに対するルート整合性チェッカ(rcc)バックグラウンド スキャンをイネーブルにするには、 XR コンフィギュレーション モード で rcc enable コマンドを使用します。rcc バックグラウンド スキャンをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
rcc { ipv4 | ipv6 } unicast { enable | period milliseconds }
no rcc { ipv4 | ipv6 } unicast { enable | period milliseconds }
ipv4 | IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。 |
ipv6 | IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
unicast | ユニキャスト アドレス プレフィックスを指定します。 |
period milliseconds | ミリ秒単位でスキャンの間隔を指定します。範囲は 100 ~ 600000 ミリ秒です。 |
ルート整合性チェッカはディセーブルです。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
period オプションは、スキャンがトリガーされる頻度を制御するために使用します。スキャンがトリガーされるたびに、バックグラウンド スキャン プロセスは前回終了したところから確認を再開し、1 バッファ分のルートを転送情報ベース(FIB)に送信します。
タスク ID | 動作 |
---|---|
ipv4 | 読み取り、書き込み |
ipv6 | 読み取り、書き込み |
RP/0/RP0/CPU0:router#configure RP/0/RP0/CPU0:router(config)#rcc ipv6 unicast enable
RP/0/RP0/CPU0:router#configure RP/0/RP0/CPU0:router(config)#rcc ipv6 unicast period 500
ルート再帰チェックの深さの最大値を設定するには、 XR コンフィギュレーション モード で recursion-depth-max コマンドを使用します。再帰チェックをデフォルト値に設定するには、このコマンドの no 形式を使用します。
recursion-depth-max maximum
no recursion-depth-max maximum
maximum |
再帰チェックの最大の深さ。範囲は 5 ~ 16 です。 |
デフォルトの再帰の深さは 128 です。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
recursion-depth-max コマンドを使用して、再帰チェックの最大数を 5 ~ 16 の範囲内で設定します。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り、書き込み |
次に、ルートの再帰チェックを 12 に設定する例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure RP/0/RP0/CPU0:router(config)# router rib RP/0/RP0/CPU0:router(config-rib)# recursion-depth-max 12
ルーティング情報ベース(RIB)のコンフィギュレーション モードを開始するには、 XR コンフィギュレーション モード で router rib コマンドを使用します。すべての RIB コンフィギュレーションを削除し、RIB ルーティング プロセスを終了するには、このコマンドの no 形式を使用します。
router rib
no router rib
ルータ コンフィギュレーション モードはイネーブルになりません。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID |
動作 |
---|---|
bgp |
読み取り、書き込み |
ospf |
読み取り、書き込み |
hsrp |
読み取り、書き込み |
isis |
読み取り、書き込み |
次に、RIB コンフィギュレーション モードを入力する例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# router rib
MTR などの機能が設定された後でも、通常どおりに uRIB から muRIB に複製する機能をイネーブルにするには、 XR コンフィギュレーション モード で rump always-replicate コマンドを使用します。uRIB から muRIB への複製をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
rump always-replicate [access-list]
no rump always-replicate [access-list]
access-list-name |
(任意)アクセス リストの名前。 |
uRIB からの muRIB への複製はイネーブルです。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
rump always-replicate コマンドを設定すると、ネットワーク内のルータを少しずつマルチトポロジ ルーティングにアップグレードできるようになります。停止日を決めてすべてのルータを同時に設定することは必要ないので、サービスの大きな中断が発生しません。rump always-replicate が設定されているときは、複製されたルートは、最低アドミニストレーティブ ディスタンスとして muRIB に追加されます。したがって、現在プロトコルによって muRIB にルートが入力されている場合は、今後もそうなります。同じルートについては、プロトコルのルートのほうがアドミニストレーティブ ディスタンスが高いため、複製されたルートよりも優先されます。
uRIB からの、より限定的なルートが不要なものである場合は、アクセス リストを設定し、そのリストを通して複製ルートを実行することもできます。ルートがアクセス リストを通過した場合は、そのルートは RUMP によって複製されます。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り、書き込み |
次の例では、uRIB から muRIB への複製をイネーブルにする方法を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# router rib RP/0/RP0/CPU0:router(config-rib)# address-family ipv4 RP/0/RP0/CPU0:router(config-rib-afi)# rump always-replicate
ラベル整合性チェッカ(lcc)バックグラウンド スキャンの結果を表示するには、 XR EXEC モード で show lcc statistics コマンドを使用します。
show lcc { ipv4 | ipv6 } unicast statistics { scan-id | summary }
ipv4 | IPv4 アドレス プレフィックス。 |
ipv6 | IPv6 アドレス プレフィックス。 |
unicast | ユニキャスト アドレス プレフィックスを指定します。 |
scan-id scan-id-value | スキャン ID 値を指定します。範囲は <0 ~ 100000> です。 |
summary | BG ルート整合性チェックの統計情報の要約が表示されます。 |
なし
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID | 動作 |
---|---|
ipv4 |
読み取り |
ipv6 |
読み取り |
次の例では、AFI-SAFI mplsv6 ユニキャストのバックグラウンド スキャンの統計情報が表示されています。
RP/0/RP0/CPU0:router#show lcc ipv6 unicast statistics
Background Scan Statistics for AFI-SAFI mplsv6-unicast:
======================================================
Scan enabled: False
Current scan-id: 0 Scan triggered: False
Configured period: 60 Current period: 0
Paused by range scan: False
Paused by route churn: False
Paused by error scan: False
Last data sent: 0 entries Damping percent: 70
Default route churn: 10 Current route churn: 0
Route churn last calculated at Dec 31 16:00:00.000
Logs stored for background scan ids:
Log for AFI-SAFI mplsv6-unicast:
================================
End Of Logs
RP/0/RP0/CPU0:router#show lcc ipv4 unicast statistics
Background Scan Statistics for AFI-SAFI mplsv4-unicast:
======================================================
Scan enabled: False
Current scan-id: 0 Scan triggered: False
Configured period: 60 Current period: 0
Paused by range scan: False
Paused by route churn: False
Paused by error scan: False
Last data sent: 0 entries Damping percent: 70
Default route churn: 10 Current route churn: 0
Route churn last calculated at Dec 31 16:00:00.000
Logs stored for background scan ids:
Log for AFI-SAFI mplsv4-unicast:
================================
End Of Logs
ルート整合性チェッカ(RCC)情報を表示するには、 XR EXEC モード で show rcc コマンドを使用します。
show rcc { ipv4 | ipv6 } unicast [ prefix netmask ]
ipv4 |
IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。 |
ipv6 |
IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
unicast |
ユニキャスト アドレス プレフィックスを指定します。 |
prefix |
(任意)開始プレフィックス。 |
netmask |
(任意)ネットワーク マスク。 |
デフォルトの動作または値はありません。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID |
動作 |
---|---|
ipv4 |
読み取り |
次に、show rcc コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show rcc ipv4 unicast statistics
Thu Mar 26 13:47:28.391 IST
Background Scan Summary
=======================
Scan enabled: False Last scan-id: 0
Configured period: 15000 Current period: 0
Paused By:
route churn:False on-demand scan:False error scan:False
Last data sent: 0 entries Damping percent: 69
Default route churn: 100 Current route churn: 0
Route churn last calculated at Never
Logs last cleared at Never
Scan paused by ISSU False
Logs stored for background scan ids:
Scan Logs
=========
Legend:
? - Currently Inactive Node, ! - Non-standard SVD Role
* - Node did not reply
End of Logs
ルート整合性チェッカ(rcc)バックグラウンド スキャンの結果を表示するには、 XR EXEC モード で show rcc statistics コマンドを使用します。
show rcc { ipv4 | ipv6 } unicast statistics { scan-id | summary }
ipv4 | IPv4 アドレス プレフィックス。 |
ipv6 | IPv6 アドレス プレフィックス。 |
unicast | ユニキャスト アドレス プレフィックスを指定します。 |
scan-id scan-id-value | スキャン ID 値を指定します。範囲は <0 ~ 100000> です。 |
summary | BG ルート整合性チェックの統計情報の要約が表示されます。 |
なし
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID | 動作 |
---|---|
ipv4 |
読み取り |
ipv6 |
読み取り |
次の例では、AFI-SAFI IPv6 ユニキャストのバックグラウンド スキャンの統計情報が表示されています。
RP/0/RP0/CPU0:router#show rcc ipv6 unicast statistics
Background Scan Statistics for AFI-SAFI ipv6-unicast:
======================================================
Scan enabled: False
Current scan-id: 0 Scan triggered: False
Configured period: 60 Current period: 0
Paused by range scan: False
Paused by route churn: False
Paused by error scan: False
Last data sent: 0 entries Damping percent: 70
Default route churn: 10 Current route churn: 0
Route churn last calculated at Dec 31 16:00:00.000
Logs stored for background scan ids:
Log for AFI-SAFI ipv6-unicast:
================================
End Of Logs
RP/0/RP0/CPU0:router#show rcc ipv4 unicast statistics
Background Scan Statistics for AFI-SAFI ipv4-unicast:
======================================================
Scan enabled: False
Current scan-id: 0 Scan triggered: False
Configured period: 60 Current period: 0
Paused by range scan: False
Paused by route churn: False
Paused by error scan: False
Last data sent: 0 entries Damping percent: 70
Default route churn: 10 Current route churn: 0
Route churn last calculated at Dec 31 16:00:00.000
Logs stored for background scan ids:
Log for AFI-SAFI ipv4-unicast:
================================
End Of Logs
ルーティング情報ベース(RIB)データを表示するには、 XR EXEC モード で show rib コマンドを使用します。
show rib { ipv4 | | ipv6 } { unicast } [ firsthop | [ type interface-path-id ] | next-hop | [ type interface-path-id ] | opaques | { attribute | ip-nexthop | summary } | protocols | [ standby ] | statistics | [ name ] | [ standby ] | | topology | { topo-name | | all } ]
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。 |
||
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
||
unicast |
(任意)ユニキャストのアドレス プレフィックスを指定します。これはデフォルトです。 |
||
firsthop |
(任意)登録済みファースト ホップ通知アドレスを指定します。 |
||
type |
インターフェイス タイプ。詳細については、疑問符(?)オンライン ヘルプ機能を使用します。 |
||
interface-path-id |
物理インターフェイスまたは仮想インターフェイスを識別します。
ルータの構文の詳細については、疑問符(?)を使用してオンライン ヘルプを参照してください。 |
||
next-hop |
(任意)登録済みネクスト ホップ通知アドレスを指定します。 |
||
opaques |
(任意)RIB にインストールされている隠されたデータを指定します。 |
||
attribute |
(任意)RIB にインストールされている隠された属性を指定します。 |
||
ip-nexthop |
(任意)RIB にインストールされている IP ネクストホップ データを指定します。 |
||
summary |
(任意)RIB にインストールされている隠されたデータの概要を指定します。 |
||
protocols |
(任意)登録済みプロトコルを指定します。 |
||
statisticsname |
(任意)指定の名前の RIB 統計情報を指定します。 |
||
standby |
(任意)スタンバイ情報を指定します。 |
||
topologytopo-name |
(任意)トポロジ テーブル情報およびトポロジ テーブル名を指定します。 |
||
all |
(任意)すべてのトポロジ テーブルの情報を表示する必要があると指定します。 |
デフォルトの動作または値はありません。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID |
動作 |
---|---|
ipv4 |
読み取り |
RP/0/RSP0RP0/CPU0:router# show rib ipv4 multicast topology BLUE RP/0/RSP0RP0/CPU0:router# show rib topology BLUE ipv4 multicast protocols Protocol Handle Instance isis 0 mt
IPv4 と IPv6 の両方のアドレス ファミリに関するルーティング情報ベース(RIB)データを表示するには、 XR EXEC モード で show rib afi-all コマンドを使用します。
show rib afi-all [attributes] [client-id] [clients] [extcomms] [firsthop] [history] [next-hop] [opaques] [protocols] [recursion-depth-max] [safi-all] [statistics] [tables] [trace] [unicast]
属性 |
(任意)RIB にインストールされているすべてのボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)属性を表示します。 |
client-id |
(任意)クライアントに送信された再配布ルートの履歴が長い RIB クライアントの ID を表示します。 |
clients |
(任意)RIB クライアントを表示します。 |
extcomms |
(任意)RIB にインストールされているすべての拡張コミュニティを表示します。 |
firsthop |
(任意)登録済みファーストホップ通知アドレスを表示します。 |
history |
(任意)RIB クライアントに送信された再配布ルートを表示します。 |
next-hop |
(任意)登録済みネクスト ホップ通知アドレスを表示します。 |
opaques |
(任意)RIB にインストールされている隠されたデータを表示します。 |
protocols |
(任意)登録済みプロトコルを表示します。 |
recursion-depth-max |
(任意)RIB での再帰の最大深度を表示します。 |
safi-all |
(任意)ユニキャスト コマンドとマルチキャスト コマンドを表示します。 |
statistics |
(任意)RIB 統計情報を表示します。 |
tables |
(任意)RIB で既知のテーブルを一覧表示します。 |
trace |
(任意)RIB トレース エントリを表示します。 |
unicast |
(任意)ユニキャスト コマンドを表示します。 |
デフォルトの動作または値はありません。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID |
動作 |
---|---|
ipv4 |
読み取り |
次に、show rib afi-all attributes コマンドの実行例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show rib afi-all attributes
BGP attribute data in IPv4 RIB:
0 Attributes, for a total of 0 bytes.
BGP attribute data in IPv6 RIB:
0 Attributes, for a total of 0 bytes.
ルーティング情報ベース(RIB)にインストールされているボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)の属性を表示するには、 XR EXEC モード で show rib attributes コマンドを使用します。
show rib attributes [summary] [standby]
summary |
(任意)RIB にインストールされている BGP 属性データの概要を表示します。 |
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
デフォルトの動作または値はありません。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、show rib attributes コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show rib attributes
BGP attribute data in IPv4 RIB:
Attribute ID (0x2):size (68)
Attribute ID (0x3):size (52)
Attribute ID (0x4):size (68)
Attribute ID (0x5):size (52)
4 Attributes, for a total of 240 bytes.
Attribute ID : ID assigned for the attribute by BGP
size : size of the attribute data.
ルーティング情報ベース(RIB)の再配布の履歴を表示するには、 XR EXEC モード で show rib client-id コマンドを使用します。
show rib client-id id redistribution history [standby]
id |
クライアントの ID。範囲は 0 ~ 4294967295 です。 |
redistribution history |
RIB クライアントに送信された再配布ルートで履歴の長いものを表示します。 |
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
デフォルトの動作または値はありません。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
show rib client-id コマンドを使用して、RIB からクライアントに 送信されたルートの追加、削除、更新の履歴を表示します。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、show rib client-id コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show rib client-id 13 redistribution history
PID JID Client Location
151630 113 bcdl_agent node0_5_CPU0
Table ID: 0xe0000000
S 80.80.80.0/24[1/0] update, 5 path(s), 0x0 Jan 31 09:54:57.224
S 80.80.80.0/24[1/0] update, 6 path(s), 0x0 Jan 31 09:53:39.736
S 140.140.140.0/24[1/0] update, 1 path(s), 0x0 Jan 31 09:53:39.729
S 80.80.80.0/24[1/0] update, 5 path(s), 0x0 Jan 30 22:08:38.551
S 140.140.140.0/24 deleted, Jan 30 22:08:38.543
S 80.80.80.0/24[1/0] update, 6 path(s), 0x0 Jan 30 22:03:05.889
S 100.100.100.0/24[1/0] update, 1 path(s), 0x0 Jan 30 22:03:05.880
フィールド |
説明 |
---|---|
PID |
クライアントのプロセス ID。 |
JID |
クライアントのジョブ ID。 |
Client |
クライアント名。 |
Location |
クライアントが存在する場所ノード。 |
ルーティング情報ベース(RIB)クライアントを表示するには、 XR EXEC モード で show rib clients コマンドを使用します。
show rib [ afi-all | ipv4 | ipv6 ] clients [ protocol | redistribution [history] ] [standby]
afi-all |
(任意)すべてのアドレス ファミリを指定します。 |
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。これはデフォルトです。 |
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
protocols |
(任意)クライアント プロトコルを指定します。 |
redistribution |
(任意)クライアントによるプロトコルの再配布を指定します。 |
history |
(任意)RIB クライアントに送信された再配布ルートを指定します。 |
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
デフォルトの動作または値はありません。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
show rib clients コマンドを使用すると、RIB に登録済みのクライアントが一覧表示され、そのクライアントが再配布するプロトコル ルート、およびそのクライアントに送信されたルートの履歴も表示されます。
再配布エントリの最大数は、バルク コンテンツ ダウンローダ(BCDL)では 5000、他のプロトコルでは 500 です。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、 show rib clients コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show rib clients Process Location Client ID Redist Proto isis node0_5_CPU0 0 insync insync ospf node0_5_CPU0 2 insync insync RP/0/RP0/CPU0:router# show rib clients redistribution isis node0_5_CPU0 ipv4 uni vrf default insync route static insync ospf node0_5_CPU0 ipv4 uni vrf default insync route static insync local insync bgp node0_5_CPU0 ipv4 uni vrf abc insync route static insync bcdl_agent node0_5_CPU0 ipv4 uni vrf default insync rib_fib ipv4 uni vrf bar insync rib_fib ipv4 uni vrf abc insync rib_fib ipv4 uni vrf test insync rib_fib
フィールド |
説明 |
---|---|
Process |
クライアントのプロセス名。 |
Location |
クライアント プロセスが実行されている場所。 |
Client ID |
RIB によってクライアントに割り当てられている ID。 |
Redist |
クライアントが任意のプロトコルを再配布しているかどうか、このプロトコルで RIB のすべてのルートが読み込まれているかどうかを示します。 |
Proto |
プロトコルが自身のすべてのルートを RIB に送信したかどうか、更新の完了を信号通知したかどうかを示します。 |
ルーティング情報ベース(RIB)にインストールされているすべての拡張コミュニティを表示するには、 XR EXEC モード で show rib extcomms コマンドを使用します。
show rib [ afi-all | ipv4 | ipv6 ] extcomms [summary] [standby]
afi-all |
(任意)すべてのアドレス ファミリを指定します。 |
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。これはデフォルトです。 |
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
summary |
(任意)RIB のすべての拡張コミュニティの概要を指定します。 |
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
デフォルトの動作または値はありません。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、 show rib extcomms コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show rib extcomms
Extended community data in RIB:
Extended community Ref count
COST:128:128:41984 1
EIGRP route-info:0x8000:0 1
EIGRP AD:1:25600 1
EIGRP RHB:255:0:16384 1
EIGRP LM:0x0:1:4470 1
フィールド |
説明 |
---|---|
Extended Community |
拡張コミュニティのタイプ。複数のプロトコルを複数の拡張コミュニティに追加できます。 |
Ref Count |
拡張コミュニティを参照するルートの数。 |
登録済みのファースト ホップ通知アドレスを表示するには、 システム管理 EXEC モード で show rib firsthop コマンドを使用します。
show rib [ afi-all | ipv4 | ipv6 ] [ unicast | safi-all ] firsthop [client-name] [ type interface-path-id | ip-address /prefix-length | ip-address mask | resolved | unresolved | damped ] [summary] [standby]
afi-all |
(任意)すべてのアドレス ファミリを指定します。 |
||
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。これはデフォルトです。 |
||
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
||
unicast |
(任意)ユニキャストのアドレス プレフィックスを指定します。これはデフォルトです。 |
||
safi-all |
(任意)ユニキャストおよびマルチキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
||
client-name |
(任意)RIB クライアント名。 |
||
type |
インターフェイス タイプ。詳細については、疑問符(?)オンライン ヘルプ機能を使用します。 |
||
interface-path-id |
物理インターフェイスまたは仮想インターフェイス。
ルータの構文の詳細については、疑問符(?)を使用してオンライン ヘルプを参照してください。 |
||
ip-address |
(任意)BGP がアドバタイズするネットワーク。 |
||
/prefix-length |
(任意)IP アドレス プレフィックスの長さ。これは、プレフィックス(アドレスのネットワーク部)を構成するアドレスの上位隣接ビット数を示す 10 進数値です。10 進数値の前にスラッシュ記号(/)を付ける必要があります。 |
||
ip-address mask |
(任意)引数 ip-address に適用されるネットワーク マスク。 |
||
resolved |
(任意)解決済みのネクスト ホップを指定します。 |
||
unresolved |
(任意)未解決のネクスト ホップを指定します。 |
||
damped |
(任意)ダンプされたネクスト ホップを指定します。 |
||
summary |
(任意)ネクスト ホップ情報の概要を指定します。 |
||
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
RIB から受信したローカル ルートは、デフォルトの ipv4 ユニキャスト vrf に対して表示されます。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
show rib firsthop コマンドは、さまざまなクライアントによって RIB に登録済みのファーストホップのリストを、アドレスおよびその解決に使用されるインターフェイスとともに表示するときに使用します。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、show rib firsthop コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show rib firsthop
Registered firsthop notifications:
0.0.0.0/0 via 1.1.0.1 - MgmtEth0/5/CPU0/0, ospf/node0_5_CPU0
1.1.0.1/32 via 1.1.0.1 - MgmtEth0/5/CPU0/0, ipv4_static/node0_5_CPU0
1.1.1.1/32 via 1.1.1.1 - MgmtEth0/5/CPU0/0, ipv4_static/node0_5_CPU0
10.10.10.1/32 via 10.10.10.1 - Loopback0, ipv4_static/node0_5_CPU0
10.10.10.3/32 via 10.10.10.3 - Loopback0, ipv4_static/node0_5_CPU0
15.15.15.1/32 via 10.10.10.1 - Loopback0, ipv4_static/node0_5_CPU0
20.20.20.1/32 via 1.1.1.1 - MgmtEth0/5/CPU0/0, ipv4_static/node0_5_CPU0
30.30.30.1/32 via 1.1.1.2 - MgmtEth0/5/CPU0/0, ipv4_static/node0_5_CPU0
ルーティング情報ベース(RIB)クライアントの履歴情報を表示するには、 XR EXEC モード で show rib history コマンドを使用します。
show rib [ afi-all | ipv4 | ipv6 ] history [ client-id client-id ] [standby]
afi-all |
(任意)すべてのアドレス ファミリを指定します。 |
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。これはデフォルトです。 |
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
client-idclient-id |
(任意)クライアントの ID を指定します。引数 client-id の範囲は、0 ~ 4294967295 です。 |
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
デフォルトの動作または値はありません。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
show rib history コマンドを使用して、RIB がさまざまなクライアントに送信したルートを一覧表示します。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、 show rib history コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show rib history
JID Client Location
229 isis node0_5_CPU0
Table ID: 0xe0000000
S 80.80.80.0/24[1/0] update, 6 path(s), 04:32:09
S 100.100.100.0/24[1/0] update, 1 path(s), 04:32:09
S 40.40.40.0/24[1/0] update, 1 path(s), 04:32:09
S 15.15.15.0/24[1/0] update, 1 path(s), 04:32:09
JID Client Location
260 ospf node0_5_CPU0
Table ID: 0xe0000000
S 80.80.80.0/24[1/0] update, 6 path(s), 04:32:09
S 100.100.100.0/24[1/0] update, 1 path(s), 04:32:09
S 40.40.40.0/24[1/0] update, 1 path(s), 04:32:09
S 15.15.15.0/24[1/0] update, 1 path(s), 04:32:09
フィールド |
説明 |
---|---|
JID |
クライアント プロセスのジョブ ID。 |
Client |
クライアント プロセスの名前。 |
Location |
クライアント プロセスが実行される場所に関する情報。 |
登録済みのネクストホップ通知アドレスを表示するには、 XR EXEC モード で show rib next-hop コマンドを使用します。
show rib [ vrf { vrf-name | all } ] [ afi-all | ipv4 | ipv6 ] [ unicast | multicast | safi-all ] next-hop [client-name] [ type interface-path-id | ip-address /prefix-length | ip-address mask | resolved | unresolved | damped ] [summary] [standby]
vrf {vrf-name | all} |
(任意)特定の VPN ルーティング/転送(VRF)インスタンスまたはすべての VRF インスタンスを指定します。 |
||
afi-all |
(任意)すべてのアドレス ファミリを指定します。 |
||
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。これはデフォルトです。 |
||
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
||
unicast |
(任意)ユニキャストのアドレス プレフィックスを指定します。これはデフォルトです。 |
||
multicast |
(任意)マルチキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
||
safi-all |
(任意)ユニキャストおよびマルチキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
||
client-name |
(任意)RIB クライアント名。 |
||
type |
インターフェイス タイプ。詳細については、疑問符(?)オンライン ヘルプ機能を使用します。 |
||
interface-path-id |
物理インターフェイスまたは仮想インターフェイス。
ルータの構文の詳細については、疑問符(?)を使用してオンライン ヘルプを参照してください。 |
||
ip-address |
(任意)ルーティング情報が表示されるネットワーク IP アドレス。 |
||
mask |
(任意)次の 2 つの方法のうちいずれかで指定されるネットワーク マスク。 |
||
/prefix-length |
(任意)IP アドレス プレフィックスの長さ。これは、プレフィックス(アドレスのネットワーク部)を構成するアドレスの上位隣接ビット数を示す 10 進数値です。10 進数値の前にスラッシュ記号(/)を付ける必要があります。 |
||
resolved |
(任意)解決済みのネクスト ホップを指定します。 |
||
unresolved |
(任意)未解決のネクスト ホップを指定します。 |
||
damped |
(任意)ダンプされたネクスト ホップを指定します。 |
||
summary |
(任意)ネクスト ホップ情報の概要を指定します。 |
||
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
デフォルトの動作または値はありません。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
show rib next-hop コマンドは、さまざまなクライアントによって RIB に登録済みのネクストホップのリストを、アドレスおよびその解決に使用されるインターフェイスとともに表示するときに使用します。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、 show rib next-hop コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show rib next-hop
Registered nexthop notifications:
0.0.0.0/0 via 172.29.52.1 - MgmtEth0/RP1/CPU0/0, ospf/node0_RP0_CPU0
172.29.52.1/32 via 172.29.52.1 - MgmtEth0/RP1/CPU0/0, ipv4_static/node0_RP0_CPU0
ルーティング情報ベース(RIB)にインストールされている隠されたデータを表示するには、 XR EXEC モード で show rib opaques コマンドを使用します。
show rib [ afi-all | ipv4 | ipv6 ] [ unicast | safi-all ] opaques { attribute | ip-nexthop | summary | tunnel-nexthop } [rib-client-name] [standby]
afi-all |
(任意)すべてのアドレス ファミリを指定します。 |
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。これはデフォルトです。 |
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
unicast |
(任意)ユニキャストのアドレス プレフィックスを指定します。これはデフォルトです。 |
safi-all |
(任意)ユニキャストおよびマルチキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
attribute |
RIB にインストールされている隠された属性を表示します。 |
ip-nexthop |
RIB にインストールされている IP ネクストホップ データを表示します。 |
summary |
RIB にインストールされている隠されたデータの概要を表示します。 |
tunnel-nexthop |
RIB にインストールされているトンネル ネクストホップの隠されたデータを表示します。 |
rib-client-name |
(任意)RIB クライアント名。 |
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
デフォルトの動作または値はありません。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
RIB サーバ プロセスで情報が使用されない場合は、隠されたデータとして表示されます。show rib opaques コマンドを使用して RIB にインストールされている隠されたデータを表示します。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、show rib opaques コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show rib opaques safi-tunnel Summary of safi tunnel opaque data in IPv4 RIB: Opaque key: 1:10.1.0.2 Opaque data: Tunnel Encap - ifhandle=0x1000180, type=L2TPv3, Params=[Session-id=0x1EB1127C, ` Cookielen=8, Cookie=0xA73A3E0AFCD419A6] Opaque key: 65535:10.0.101.1 Opaque data: RP/0/RP0/CPU0:router# show rib ipv6 opaques tunnel-nexthop Summary of 6PE/6VPE IP over tunnel nexthop opaque data in IPv6 RIB: Opaque key: 1:::ffff:10.1.0.2 Opaque key: 65535:::ffff:10.0.101.1 Opaque key: 65535:::ffff:10.0.101.2 Opaque key: 65535:::ffff:10.0.101.3 Opaque key: 65535:::ffff:10.0.101.4 Opaque key: 65535:::ffff:10.0.101.5
(注) |
safi-tunnel キーワードはサポートされていません。 |
フィールド |
説明 |
---|---|
Opaque key |
プロトコル クライアントによって入力された隠されたデータの一意のキー。 |
Opaque data |
指定のキーのデータ。 |
ルートの追加に登録されているプロトコルを表示するには、 XR EXEC モード で show rib protocols コマンドを使用します。
show rib [ vrf { vrf-name | all } ] [ afi-all | ipv4 | ipv6 ] [ unicast | multicast | safi-all ] protocols [standby]
vrf {vrf-name | all} |
(任意)特定の VPN ルーティング/転送(VRF)インスタンスまたはすべての VRF インスタンスを指定します。 |
afi-all |
(任意)すべてのアドレス ファミリを指定します。 |
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。これはデフォルトです。 |
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
unicast |
(任意)ユニキャストのアドレス プレフィックスを指定します。これはデフォルトです。 |
multicast |
(任意)マルチキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
safi-all |
(任意)ユニキャストおよびマルチキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
RIB から受信したローカル ルートは、デフォルトの ipv4 ユニキャスト vrf に対して表示されます。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、show rib protocols コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show rib protocols
Protocol Handle Instance
isis 0 rib
connected 1
static 2
local 3
bgp 4 102
ospf 5 1
フィールド |
説明 |
---|---|
Protocol |
プロトコルの名前。 |
Handle |
プロトコル インスタンスに割り当てられているハンドル。 |
Instance |
プロトコル インスタンス。 |
ルーティング情報ベース(RIB)の再帰の最大深度を表示するには、 XR EXEC モード で show rib recursion-depth-max コマンドを使用します。
show rib [ afi-all | ipv4 | ipv6 ] recursion-depth-max [standby]
afi-all |
(任意)すべてのアドレス ファミリを指定します。 |
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。これはデフォルトです。 |
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
デフォルトの動作または値はありません。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
show rib recursion-depth-max コマンドを使用して RIB の再帰の最大深度を表示します。再帰の深度は指定可能なネクストホップ カウントで表されます。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、show rib recursion-depth-max コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show rib recursion-depth-max
IPv4:
-----
Maximum recursion depth in RIB:
Configured: 12
In Use: 128
IPv6:
-----
Maximum recursion depth in RIB:
Configured: 12
In Use: 128
フィールド |
説明 |
---|---|
Configured |
現在設定されている再帰の最大深度の値。 |
In Use |
RIB で使用されている再帰の最大深度の値。RIB は新しい設定を有効にするための設定変更後に再起動する必要があるため、この値が設定値と異なる場合があります。 |
ルーティング情報ベース(RIB)の統計情報を表示するには、 XR EXEC モード で show rib statistics コマンドを使用します。
show rib [ afi-all | ipv4 | ipv6 ] [ unicast | safi-all ] statistics [client-name] [standby]
afi-all |
(任意)すべてのアドレス ファミリを指定します。 |
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。これはデフォルトです。 |
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
unicast |
(任意)ユニキャストのアドレス プレフィックスを指定します。これはデフォルトです。 |
safi-all |
(任意)ユニキャストおよびマルチキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
client-name |
(任意)RIB クライアント名。 |
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
RIB から受信したローカル ルートは、デフォルトの ipv4 ユニキャスト vrf に対して表示されます。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
show rib statistics コマンドを使用して RIB 統計情報を表示します。統計情報には、クライアントから RIB に送信される要求やクライアントに再配布される情報が含まれます。
RIB は、次に挙げるような、クライアントから送信されるすべての要求のカウンタを保持します。
RIB は、要求の結果に関する情報も保持します。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、show rib statistics コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show rib statistics
RIB Statistics:
Received 142 batch messages
137 route operations, 0 attribute operations
0 opaque operations
11 complete operations, 0 convergent operations
Results of the batch message received:
142 successes
0 forward references, 0 invalid client id, 0 unknown errors
0 memory allocation errors, 0 client lookup errors, table lookup errors 0
0 proto lookup errors, 0 client proto lookup errors
ipv4_connected/node0_RP0_CPU0 last performed route operation
with status BATCH_SUCESS at Jun 26 21:43:33.601
Received 217422 light weight messages
4 route add requests, 2 route delete requests
10 protocol registered, 1 protocol unregistered
0 protocol modify, 0 protocol purged
14 protocol redistributions, 0 unregistered protocol redistributions
0 reset protocol redistributions
3 first hop registered, 1 first hop unregistered
3 advertisements, 0 unregistered advertisement
57 bind data, 97 update completes, 217230 other requests
udp/node0_RP0_CPU0 last performed firsthop lookup operation
with status success at Jun 27 10:09:59.990
Received 0 nexthop batch messages
0 successes
0 inits
0 registers, 0 unregisters
0 register complete, 0 sync unregistered, 0 batch finished
フィールド |
説明 |
---|---|
Received |
受信する統計情報には、バッチ メッセージとルート、属性、完了、コンバージェンス動作が含まれます。 |
Results of the batch message received |
バッチ メッセージの結果。 |
Received n light weight messages |
RIB クライアントから送信されるライトウェイト API メッセージの数。 |
Received n nexthop batch messages |
RIB クライアントが送信し、RIB が受信したバッチ API メッセージの数。 |
ルーティング情報ベース(RIB)に対して既知であるテーブルをすべて表示するには、 XR EXEC モード で show rib tables コマンドを使用します。
show rib [ afi-all | ipv4 | ipv6 ] tables [summary] [standby]
afi-all |
(任意)すべてのアドレス ファミリを指定します。 |
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。これはデフォルトです。 |
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
summary |
(任意)テーブル情報の概要を表示します。 |
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
デフォルトの動作または値はありません。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
show rib tables コマンドを使用して RIB に対して既知のすべてのテーブルを表示します。ここにはテーブル属性も表示されます。属性には、アドレス ファミリ、最大プレフィックス情報が含まれます。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、アドレスを指定せずに入力した show rib tables コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show rib tables
Codes: N - Prefix Limit Notified, F - Forward Referenced
D - Table Deleted, C - Table Reached Convergence
VRF SAFI Table ID PrfxLmt PrfxCnt TblVersion N F D C
default uni 0xe0000000 2000000 72 137 N N N Y
default multi 0xe0100000 2000000 0 0 N N N Y
フィールド |
説明 |
---|---|
SAFI |
サブアドレス ファミリ インスタンス。 |
Table ID |
RIB テーブルの ID。 |
PrfxLmt |
RIB テーブルに設定されているプレフィックス制限。 |
PrfxCnt |
RIB テーブルに設定されているプレフィックスの数。 |
TblVersion |
テーブルのバージョン番号。 |
N |
プレフィックス制限が超過したときに送信されるメッセージ。 |
F |
参照される転送Y は、RIB でテーブルが作成されていることを示します。これは、クライアントがこのテーブルを登録しているが RIB がルータ空間インフラストラクチャ(RSI)からこのテーブルの情報を取得していないことを表します。テーブルは RSI が管理します。 |
D |
Y は、テーブルが RSI 削除されたが、RIB でこの情報をクリアしていないことを示します。 |
C |
テーブルがコンバージェンスに達したことを示します。 |
ルーティング情報ベース(RIB)のすべてのライブラリ コール トレーサ(ltrace)エントリを表示するには、 XR EXEC モード で show rib trace コマンドを使用します。
show rib [ afi-all | ipv4 | ipv6 ] trace [ clear | counts | event-manager | startup | sync | timing ] [ unique | wrapping ] [ last entries ] [hexdump] [reverse] [tailif] [stats] [verbose] [ file name original location node-id | location { all | node-id } ]
afi-all |
(任意)すべてのアドレス ファミリを指定します。 |
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。これはデフォルトです。 |
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
countsclear |
(任意)ルートのクリア トレース エントリを表示します。 |
counts |
(任意)トレース エントリのカウントを表示します。 |
event-manager |
(任意)RIB イベント マネージャのトレース エントリを表示します。 |
startup |
(任意)RIB スタートアップ トレース エントリを表示します。 |
sync |
(任意)クライアント同期トレース エントリを表示します。 |
timing |
(任意)タイミング トレース エントリを表示します。 |
unique |
(任意)一意のエントリとそのカウントを表示します。 |
wrapping |
(任意)折り返しエントリを表示します。 |
lastentries |
(任意)最後のエントリに指定された数を表示します。範囲は 1 ~ 4294967295 です。 |
hexdump |
(任意)16 進数表記のトレースを表示します。 |
reverse |
(任意)最新のトレースから順に表示します。 |
tailif |
(任意)新たに追加されたトレースを表示します。 |
stats |
(任意)統計情報を表示します。 |
verbose |
(任意)内部デバッグ情報を表示します。 |
filenameoriginal locationnode-id |
(任意)指定されたノードに関する特定ファイルのトレース エントリを表示します。node-id 引数は、rack/slot/module の形式で入力します。 |
location {all | node-id} |
(任意)指定されたノードの ltrace エントリを表示します。node-id 引数は、rack/slot/module の形式で入力します。all キーワードを指定すると、全ノードの ltrace エントリが表示されます。 |
デフォルトの動作または値はありません。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、show rib trace コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show rib trace 1784 wrapping entries (13312 possible, 0 filtered, 1784 total) Mar 16 14:59:27.947 rib/ipv4_rib/rib-startup 0/RSP0RP0/CPU0 t1 Create: Management thread Mar 16 14:59:27.959 rib/ipv4_rib/rib-startup 0/RSP0RP0/CPU0 t2 Create: Management event manager Mar 16 14:59:28.346 rib/ipv4_rib/rib-io 0/RSP0RP0/CPU0 t1 Initialise: RIB server Mar 16 14:59:28.346 rib/ipv4_rib/rib-io 0/RSP0RP0/CPU0 t1 Initialise: Client collection Mar 16 14:59:28.676 rib/ipv4_rib/rib-io 0/RSP0RP0/CPU0 t1 Initialise: DB collection Mar 16 14:59:28.693 rib/ipv4_rib/rib-io 0/RSP0RP0/CPU0 t1 Initialise: Timer tree Mar 16 14:59:28.694 rib/ipv4_rib/rib-io 0/RSP0RP0/CPU0 t1 RUMP: Bind to sysdb /ipc/gl/ipv4-rib/ for protocol notification Mar 16 14:59:29.102 rib/ipv4_rib/rib-startup 0/RSP0RP0/CPU0 t2 Initialise: Debugging routine Mar 16 14:59:29.128 rib/ipv4_rib/rib-io 0/RSP0RP0/CPU0 t1 Register: read, select cb functions Mar 16 14:59:29.137 rib/ipv4_rib/rib-startup 0/RSP0RP0/CPU0 t1 Register: cerrno DLL name lib_rib_error.dll . . .
ルーティング情報ベース(RIB)にインストールされているすべての VPN 属性を表示するには、 XR EXEC モード で show rib vpn-attributes コマンドを使用します。
show rib [ afi-all | ipv4 | ipv6 ] vpn-attributes [summary] [standby]
afi-all |
(任意)すべてのアドレス ファミリを指定します。 |
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。 |
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
summary |
(任意)VPN 属性情報を表示します。 |
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
デフォルトは IPv4 アドレス プレフィックスです。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
このコマンドの使用に影響する特定のガイドラインはありません。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、show rib vpn-attributes コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show rib vpn-attributes
Extended community data in RIB:
Extended community Ref count
COST:128:128:41984 2
COST:128:129:42240 2
COST:128:129:44544 1
COST:128:129:169984 2
COST:128:129:307200 1
EIGRP route-info:0x0:0 6
EIGRP route-info:0x8000:0 2
EIGRP AD:444:25600 2
EIGRP AD:444:25856 2
EIGRP AD:444:28160 1
EIGRP AD:444:51200 1
EIGRP AD:444:153600 2
EIGRP RHB:255:0:16384 2
EIGRP RHB:255:1:16384 5
EIGRP RHB:255:1:256000 1
EIGRP LM:0x0:1:1500 3
EIGRP LM:0x0:1:1514 2
EIGRP LM:0x0:1:4470 3
EIGRP AR:0:192.168.0.13 6
EIGRP PM:11:0 6
MVPN attribute data in RIB:
MVPN Attribute Ref count
0:0:1:f4:0:0:0:1:1:1:1:1 1
0:0:2:bc:0:0:0:1:3:3:3:3 10
0:0:2:bc:0:0:0:1:3:3:3:4 2
フィールド |
説明 |
---|---|
Extended Community |
プロトコル クライアントによって追加された拡張コミュニティ。 |
Ref Count |
同じ拡張コミュニティを参照するルートの数。 |
MVPN Attribute |
MVPN をサポートするために BGP によって追加されたコネクタ属性。 |
Ref Count |
同じ拡張コミュニティを参照するルートの数。 |
ルーティング情報ベース(RIB)にある現在のルートを表示するには、 XR EXEC モード で show route コマンドを使用します。
show route [ afi-all | ipv4 | ipv6 ] [ unicast | topology topo-name | safi-all ] [ protocol [instance] | ip-address [mask] | ip-address /prefix-length ] [standby] [detail]
afi-all |
(任意)すべてのアドレス ファミリを指定します。 |
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。これはデフォルトです。 |
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
unicast |
(任意)ユニキャストのアドレス プレフィックスを指定します。これはデフォルトです。 |
topologytopo-name |
(任意)トポロジ テーブル情報およびトポロジ テーブル名を指定します。 |
safi-all |
(任意)ユニキャストおよびマルチキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
protocol |
(任意)ルーティング プロトコルの名前。ルーティング プロトコルを指定する場合は、次のキーワードのいずれかを使用します。 |
instance |
(任意)指定のプロトコルのインスタンスを識別するために使用する数字または名前。 |
ip-address |
(任意)ルーティング情報が表示されるネットワーク IP アドレス。 |
mask |
(任意)次の 2 つの方法のうちいずれかで指定されるネットワーク マスク。 |
/prefix-length |
(任意)IP アドレス プレフィックスの長さ。これは、プレフィックス(アドレスのネットワーク部)を構成するアドレスの上位隣接ビット数を示す 10 進数値です。10 進数値の前にスラッシュ記号(/)を付ける必要があります。 |
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
detail |
(任意)指定したプレフィックスの詳細情報を表示します。 |
RIB から受信したローカル ルートは、デフォルトの ipv4 ユニキャスト vrf に対して表示されます。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
afi-all キーワードを使用する場合は、ip-address および mask 引数は使用できません。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、アドレスを指定せずに入力した show route コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show route Codes: C - connected, S - static, R - RIP, B - BGP D - EIGRP, EX - EIGRP external, O - OSPF, IA - OSPF inter area N1 - OSPF NSSA external type 1, N2 - OSPF NSSA external type 2 E1 - OSPF external type 1, E2 - OSPF external type 2, E - EGP i - ISIS, L1 - IS-IS level-1, L2 - IS-IS level-2 ia - IS-IS inter area, su - IS-IS summary null, * - candidate default U - per-user static route, o - ODR, L - local, G - DAGR A - access/subscriber, (!) - FRR Backup path Gateway of last resort is 1.0.0.1 to network 0.0.0.0 S* 0.0.0.0/0 [1/0] via 1.0.0.1, 13:14:59 C 1.0.0.0/16 is directly connected, 13:14:59, MgmtEth0/5/CPU0/0 L 1.0.14.15/32 is directly connected, 13:14:59, MgmtEth0/5/CPU0/0 C 3.2.3.0/24 is directly connected, 00:04:39, tenGigE 0/3/0/0 L 3.2.3.2/32 is directly connected, 00:04:39, tenGigE 0/3/0/0 O E2 5.2.5.0/24 [110/20] via 3.3.3.1, 00:04:20, tenGigE 0/3/0/0 O E2 6.2.6.0/24 [110/20] via 3.3.3.1, 00:04:20, tenGigE 0/3/0/0 C 7.2.7.0/24 is directly connected, 00:04:20, tenGigE 0/3/0/7 L 7.2.7.2/32 is directly connected, 00:04:20, tenGigE 0/3/0/7 O E2 8.2.8.0/24 [110/20] via 3.3.3.1, 00:04:20, tenGigE 0/3/0/0 C 10.3.0.0/16 is directly connected, 13:14:59, tenGigE 0/0/0/0 L 10.3.0.2/32 is directly connected, 13:14:59, tenGigE 0/0/0/0
フィールド |
説明 |
---|---|
S* |
ルートの取得方法を表すコード。出力に先行して表示されるコード凡例を参照してください。この場合、ルートはスタティック(候補デフォルト)から取得されます。 |
[1/0] |
角カッコ内の最初の数字は、情報の発信元からのアドミニストレーティブ ディスタンスです。2 番目の数字はルートのメトリックです。 |
1.0.0.0/16 |
リモート ネットワークのアドレスおよびプレフィックス長です。 |
MgmtEthernet 0/5/CPU0/0 |
指定のネットワークに到達できるようにするためのインターフェイスを指定します。 |
C |
ルートの取得方法を表すコード。出力に先行して表示されるコード凡例を参照してください。この場合、ルートは接続されています。 |
L |
ルートの取得方法を表すコード。出力に先行して表示されるコード凡例を参照してください。この場合、ルートはローカルです。 |
O |
ルートの取得方法を表すコード。出力に先行して表示されるコード凡例を参照してください。この場合、ルートはオンデマンド ルーティング(ODR)です。 |
E2 |
ルートの取得方法を表すコード。出力に先行して表示されるコード凡例を参照してください。この場合、ルートは OSPF 外部タイプ 2 です。 |
8.2.8.0/24 |
スタティック ルートに接続するリモート ネットワークのアドレスおよびプレフィックス長です。 |
via 3.3.3.1 |
リモート ネットワークまでの次のルータのアドレスを指定します。 |
13:14:59 |
ルートが更新された直近の時刻を指定します。 |
(!) |
(FRR)高速再ルーティング バックアップ パス情報をであることを示すコード。 |
特定のネットワークに関する情報が必要であると指定した場合は、さらに詳細な統計情報が表示されます。次に、IP アドレスと共に show route コマンドを入力したときの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show route 10.0.0.0 Routing entry for 10.0.0.0/16 Known via "connected", distance 0, metric 0 (connected) Installed Mar 22 22:10:20.906 Routing Descriptor Blocks directly connected, via tenGigE 0/0/0/0 Route metric is 0 No advertising protos.
Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)は、リンクステート パケット(LSP)に IP アドレスのタイプ、長さ、値(TLV)を含むことから、ネットワークにルートを付与するノードを識別するのに役立ちます。IS-IS ノードは、この TLV 内の自身のインターフェイス アドレスのいずれかを使用します。IS-IS 構成のインターフェイスのなかでも推奨されるのがループバック アドレスです。他のネットワーキング デバイスで IP ルートが計算されるときに、この IP アドレスをオリジネータ アドレスとして各ルートとともにルーティング テーブルに保存できます。
次に、IS-IS で構成されたルータの特定の IP アドレスを指定して実行した show route コマンドの出力例を示します。ルーティング記述子ブロック(RDB)レポート以下に示される各パスは、2 種類の IP アドレスを表示したものです。最初のアドレス(10.0.0.9)は、ネクストホップ アドレスで、2 番目のアドレスはアドバタイズ IS-IS ルータからのオリジネータ IP アドレスです。
RP/0/RP0/CPU0:router# show route 10.0.0.1 Routing entry for 10.0.0.0/8 Known via "isis", distance 115, metric 10, type level-2 Installed Jan 22 09:26:56.210 Routing Descriptor Blocks: * 10.0.0.9, from 10.0.0.9, via tenGigE 2/1 Route metric is 10 No advertising protos.
フィールド |
説明 |
---|---|
Routing entry for |
ネットワーク アドレスおよびマスク。 |
Known via |
ルートの取得方法を表します。 |
distance |
情報の発信元のアドミニストレーティブ ディスタンス。 |
metric |
ルーティング プロトコルによって割り当てられているルート値。 |
type |
IS-IS のタイプ レベル。 |
Routing Descriptor Blocks: |
ネクストホップ IP アドレスと後続の情報の発信元を表示します。 |
from ... via ... |
最初のアドレスはネクストホップ IP アドレスで、それ以外は情報の発信元です。このレポートの次に、現在のルートのインターフェイスが表示されます。 |
Route metric |
このルーティング記述子ブロックの最良のメトリック。 |
No advertising protos. |
Redist Advertisers: isis p ospf 43 |
RP/0/RP0/CPU0:router# show route ipv4 multicast topology green Codes: C - connected, S - static, R - RIP, B - BGP D - EIGRP, EX - EIGRP external, O - OSPF, IA - OSPF inter area N1 - OSPF NSSA external type 1, N2 - OSPF NSSA external type 2 E1 - OSPF external type 1, E2 - OSPF external type 2, E - EGP i - ISIS, L1 - IS-IS level-1, L2 - IS-IS level-2 ia - IS-IS inter area, su - IS-IS summary null, * - candidate default U - per-user static route, o - ODR, L - local, G - DAGR A - access/subscriber, (!) - FRR Backup path Gateway of last resort is not set i L1 10.1.102.0/24 [115/20] via 10.1.102.41, 1w4d, tenGigE 0/1/0/0.1 i L1 10.3.3.0/24 [115/20] via 10.1.102.41, 1w4d, tenGigE 0/1/0/0.1 i L1 192.168.0.40/32 [115/20] via 10.1.102.41, 1w4d, tenGigE 0/1/0/0.1
(注) |
multicast キーワードはサポートされていません。 |
RP/0/RP0/CPU0:router#show route summary Codes: C - connected, S - static, R - RIP, B - BGP D - EIGRP, EX - EIGRP external, O - OSPF, IA - OSPF inter area N1 - OSPF NSSA external type 1, N2 - OSPF NSSA external type 2 E1 - OSPF external type 1, E2 - OSPF external type 2, E - EGP i - ISIS, L1 - IS-IS level-1, L2 - IS-IS level-2 ia - IS-IS inter area, su - IS-IS summary null, * - candidate default U - per-user static route, o - ODR, L - local, G - DAGR A - access/subscriber, (!) - FRR Backup path Gateway of last resort is not set B 1.2.3.4/32 [200/0] via 10.10.1.3, 00:01:40 C 2.0.0.0/30 is directly connected, 03:28:47, ServiceApp40 L 2.0.0.1/32 is directly connected, 03:28:47, ServiceApp40 C 2.0.1.0/30 is directly connected, 03:13:05, ServiceApp43 L 2.0.1.1/32 is directly connected, 03:13:05, ServiceApp43 C 2.4.1.0/24 is directly connected, 03:11:35, tenGigE 0/4/0/0 L 2.4.1.2/32 is directly connected, 03:11:35, tenGigE 0/4/0/0 C 3.1.0.0/30 is directly connected, 03:33:48, ServiceInfra1 L 3.1.0.2/32 is directly connected, 03:33:48, ServiceInfra1 C 3.1.3.0/30 is directly connected, 03:18:14, ServiceInfra2 L 3.1.3.2/32 is directly connected, 03:18:14, ServiceInfra2 C 5.3.0.0/16 is directly connected, 03:58:29, MgmtEth0/RP0/CPU0/0 is directly connected, 03:58:29, MgmtEth0/RP1/CPU0/0 L 5.3.16.10/32 is directly connected, 03:59:07, MgmtEth0/RP1/CPU0/0 L 5.3.16.12/32 [0/0] via 5.3.16.12, 03:58:29, MgmtEth0/RP0/CPU0/0 L 5.3.16.16/32 is directly connected, 03:58:29, MgmtEth0/RP0/CPU0/0 B 5.4.0.0/16 [200/0] via 10.1.1.10, 00:01:36 S 5.10.0.0/16 [1/0] via 5.3.0.1, 03:59:07 O 10.1.1.3/32 [110/11] via 40.1.10.1, 00:00:17, Bundle-Ether10 [110/11] via 200.40.1.101, 00:00:17, Bundle-Ether1.1 [110/0] via 100.100.2.1, 00:00:17, tenGigE 0/2/0/3.1 (!) L 10.1.1.6/32 is directly connected, 03:58:29, Loopback0 O 10.1.1.9/32 [110/22] via 40.1.10.1, 00:00:17, Bundle-Ether10 [110/22] via 200.40.1.101, 00:00:17, Bundle-Ether1.1 [110/0] via 100.100.2.1, 00:00:17, tenGigE 0/2/0/3.1 (!) O 10.1.1.10/32 [110/111] via 40.1.10.1, 00:00:17, Bundle-Ether10 [110/111] via 200.40.1.101, 00:00:17, Bundle-Ether1.1 [110/0] via 100.100.2.1, 00:00:17, tenGigE 0/2/0/3.1 (!) O 10.1.1.11/32 [110/0] via 40.1.1.1, 00:01:33, Bundle-Ether1 (!) [110/101] via 40.3.3.2, 00:01:33, tenGigE 0/5/0/9 O 10.1.1.12/32 [110/111] via 40.1.10.1, 00:00:17, Bundle-Ether10 [110/111] via 200.40.1.101, 00:00:17, Bundle-Ether1.1 [110/0] via 100.100.2.1, 00:00:17, tenGigE 0/2/0/3.1 (!) O 10.1.1.16/32 [110/21] via 40.1.10.1, 00:00:17, Bundle-Ether10 [110/21] via 200.40.1.101, 00:00:17, Bundle-Ether1.1 [110/0] via 100.100.2.1, 00:00:17, tenGigE 0/2/0/3.1 (!)
RP/0/RP0/CPU0:router#show route 10.1.1.3 detail Routing entry for 10.1.1.16/32 Known via "ospf 2", distance 110, metric 21, type intra area Installed Oct 28 16:07:05.752 for 00:01:56 Routing Descriptor Blocks 40.1.10.1, from 10.1.1.16, via Bundle-Ether10, Protected Route metric is 21 Label: None Tunnel ID: None Extended communities count: 0 Path id:2 Path ref count:0 Backup path id:33 200.40.1.101, from 10.1.1.16, via Bundle-Ether1.1, Protected Route metric is 21 Label: None Tunnel ID: None Extended communities count: 0 Path id:1 Path ref count:0 Backup path id:33 100.100.2.1, from 10.1.1.16, via tenGigE 0/2/0/3.1, Backup Route metric is 0 Label: None Tunnel ID: None Extended communities count: 0 Path id:33 Path ref count:2 Route version is 0xe (14) No local label IP Precedence: Not Set QoS Group ID: Not Set Route Priority: RIB_PRIORITY_NON_RECURSIVE_LOW (6) SVD Type RIB_SVD_TYPE_LOCAL No advertising protos.
RP/0/RP0/CPU0:router#show route ipv6 Fri May 18 14:00:10.996 EDT Codes: C - connected, S - static, R - RIP, B - BGP D - EIGRP, EX - EIGRP external, O - OSPF, IA - OSPF inter area N1 - OSPF NSSA external type 1, N2 - OSPF NSSA external type 2 E1 - OSPF external type 1, E2 - OSPF external type 2, E - EGP i - ISIS, L1 - IS-IS level-1, L2 - IS-IS level-2 ia - IS-IS inter area, su - IS-IS summary null, * - candidate default U - per-user static route, o - ODR, L - local, G - DAGR A - access/subscriber, (!) - FRR Backup path Gateway of last resort is not set C 1111:2222::abcd/128 is directly connected, 06:20:02, tenGigE 0/0/0/4
RP/0/RP0/CPU0:router#show route ipv6 1111:2222::abcd/128 detail Fri May 18 14:00:20.798 EDT Routing entry for 1111:2222::abcd/128 Known via "connected l2tpv3_xconnect", distance 0, metric 0 (connected) Installed May 18 07:40:08.522 for 06:20:12 Routing Descriptor Blocks 1111:2222::abcd directly connected, via tenGigE 0/0/0/4 Route metric is 0 Label: 0x2 (2) Tunnel ID: None Extended communities count: 0 Route version is 0xd (13) No local label IP Precedence: Not Set QoS Group ID: Not Set Route Priority: RIB_PRIORITY_CONNECTED (2) SVD Type RIB_SVD_TYPE_LOCAL Download Priority 0, Download Version 13 No advertising protos.
RP/0/RP0/CPU0:router#show route ipv6 summary
Fri May 18 14:00:28.988 EDT
Route Source Routes Backup Deleted Memory (bytes)
local 0 0 0 0
connected l2tpv3_xconnect 1 0 0 160
connected 0 0 0 0
Total 1 0 0 160
ルーティング情報ベース(RIB)からのバックアップ ルートを表示するには、 XR EXEC モード で show route backup コマンドを使用します。
show route [ afi-all | ipv4 | ipv6 ] [ unicast | { topology topo-name } | safi-all ] backup [ ip-address [mask] | | ip-address | | / | prefix-length] ] [ スタンバイ ]
afi-all |
(任意)すべてのアドレス ファミリを指定します。 |
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。 |
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
unicast |
(任意)ユニキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
topologytopo-name |
(任意)トポロジ テーブル情報およびトポロジ テーブル名を指定します。 |
safi-allsafi-all |
(任意)ユニキャストおよびマルチキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
ip-address |
(任意)バックアップ ルーティング情報が表示されるネットワーク IP アドレス。 |
mask |
(任意)次の 2 つの方法のうちいずれかで指定されるネットワーク マスク。 |
/prefix-length |
(任意)IP アドレス プレフィックスの長さ。これは、プレフィックス(アドレスのネットワーク部)を構成するアドレスの上位隣接ビット数を示す 10 進数値です。10 進数値の前にスラッシュ記号(/)を付ける必要があります。 |
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
RIB から受信したローカル ルートは、デフォルトの ipv4 ユニキャスト vrf に対して表示されます。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
show route backup コマンドを使用して、バックアップ ルートとして RIB にインストールされているルートに関する情報を表示します。このコマンドは、現在選択されていてバックアップが存在するアクティブなルートに関する情報も表示します。
afi-all キーワードを使用する場合は、ip-address および mask 引数は使用できません。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、show route backup コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show route backup Codes: C - connected, S - static, R - RIP, M - mobile, B - BGP D - EIGRP, EX - EIGRP external, O - OSPF, IA - OSPF inter area N1 - OSPF NSSA external type 1, N2 - OSPF NSSA external type 2 E1 - OSPF external type 1, E2 - OSPF external type 2, E - EGP i - ISIS, L1 - IS-IS level-1, L2 - IS-IS level-2 ia - IS-IS inter area, su - IS-IS summary null, * - candidate default U - per-user static route, o - ODR, L - local S 172.73.51.0/24 is directly connected, 2d20h, tenGigE 4/0/0/1 Backup O E2 [110/1] via 10.12.12.2, tenGigE 3/0/0/1
フィールド |
説明 |
---|---|
S |
ルートの取得方法を表すコード。出力に先行して表示されるコードの凡例を参照してください。 |
172.73.51.0/24 |
ルートの IP アドレスと長さ。 |
2d20h |
ルートが RIB にインストールされてからの経過時間(hh:mm:ss 表記)。 |
tenGigE4/0/0/1 |
ルートのアウトバウンド インターフェイス。 |
Backup |
エントリをルートのバックアップ バージョンとして識別します。通常、エントリは異なるルーティング プロトコルでインストールされます。 |
O |
ルートの取得方法を表すコード。出力に先行して表示されるコード凡例を参照してください。 |
E2 |
ルートのタイプ別コード。このコードは OSPF および IS-IS のルートだけに該当します。 このコードが適用される OSPF ルートのタイプは次のとおりです。 none:エリア内ルート IA:エリア間ルート E1:外部タイプ 1 E2:外部タイプ 2 N1:NSSA 外部タイプ 1 N2:NSSA 外部タイプ 2 このコードが適用される IS-IS ルートのタイプは次のとおりです。 L1:レベル 1 L2:レベル 2 ia:エリア間 su:サマリー ルート |
[110/1] |
ルートの距離とメトリック。 |
10.12.12.2 |
ルートでのネクストホップの IP アドレス。 |
tenGigE 3/0/0/1 |
このルートの OSPF バージョンのアウトバウンド インターフェイス。 |
指定された宛先からの戻りパケットで使用する最良ローカル アドレスを表示するには、 XR EXEC モード で show route best-local コマンドを使用します。
show route [ ipv4 | ipv6 ] [ unicast | { topology topo-name } | safi-all ] best-local ip-address [ standby]
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。 |
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
unicast |
(任意)ユニキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
topologytopo-name |
(任意)トポロジ テーブル情報およびトポロジ テーブル名を指定します。 |
safi-all |
(任意)ユニキャストおよびマルチキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
ip-address |
最善のローカル情報が表示される IP アドレス。 |
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
RIB から受信したローカル ルートは、デフォルトの ipv4 ユニキャスト vrf に対して表示されます。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
show route best-local コマンドを使用してルーティング テーブルの最良ローカル ルート情報を表示します。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、show route best-local コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show route best-local 10.12.12.1/32 Routing entry for 10.12.12.1/32 Known via "local", distance 0, metric 0 (connected) Routing Descriptor Blocks 10.12.12.1 directly connected, via tenGigE 3/0/0/1 Route metric is 0
フィールド |
説明 |
---|---|
Routing entry for |
要求された IP アドレスを識別します。 |
Known via |
ルートの取得方法を表します。 |
distance |
情報の発信元のアドミニストレーティブ ディスタンス。 |
metric |
ルーティング プロトコルによって割り当てられているルート値。 |
Routing Descriptor Blocks: |
ネクストホップ IP アドレスと後続の情報の発信元を表示します。 |
10.12.12.1 Directly connected ... via ... |
最初のアドレスはネクストホップ IP アドレスで、次はルートが直接接続であるとするレポートです。このレポートの次に、現在のルートのインターフェイスが表示されます。 |
ルーティング テーブルの現在の接続ルートを表示するには、 XR EXEC モード で show route connected コマンドを使用します。
show route [ afi-all | ipv4 | ipv6 ] [ unicast | { topology topo-name } | safi-all ] connected [ standby]
afi-all |
(任意)すべてのアドレス ファミリを指定します。 |
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。 |
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
unicast |
(任意)ユニキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
topologytopo-name |
(任意)トポロジ テーブル情報およびトポロジ テーブル名を指定します。 |
safi-all |
(任意)ユニキャストおよびマルチキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
RIB から受信したローカル ルートは、デフォルトの ipv4 ユニキャスト vrf に対して表示されます。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
show route connected コマンドを使用してルーティング テーブルの接続ルートに関する情報を表示します。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、show route connected コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show route connected C 1.68.0.0/16 is directly connected, 13:43:40, MgmtEth0/5/CPU0/0 C 3.3.3.0/24 is directly connected, 00:23:23, tenGigE 0/3/0/0 C 7.7.7.0/24 is directly connected, 00:33:00, tenGigE 0/3/0/7 C 10.0.0.0/16 is directly connected, 13:43:40, tenGigE 0/0/0/0 C 10.10.10.0/30 is directly connected, 13:43:40, Loopback0 C 11.11.11.0/24 is directly connected, 13:43:40, Loopback11
フィールド |
説明 |
---|---|
C |
ルートが接続されていることを示すコード。 |
1.68.0.0/16 |
ルートの IP アドレスと長さ。 |
13:43:40 |
ルートが RIB にインストールされてからの経過時間(hh:mm:ss 表記)。 |
MgmtEth0/5/CPU0/0 |
ルートのアウトバウンド インターフェイス。 |
ルーティング情報ベース(RIB)からルーティングの更新を受け取るローカル ルートを表示するには、 XR EXEC モード で show route local コマンドを使用します。
show route [ afi-all | ipv4 | ipv6 ] [ unicast | { topology topo-name } | safi-all ] local [ type interface -path-id ] [ standby]
afi-all |
(任意)すべてのアドレス ファミリを指定します。 |
||
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。 |
||
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
||
unicast |
(任意)ユニキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
||
topologytopo-name |
(任意)トポロジ テーブル情報およびトポロジ テーブル名を指定します。 |
||
safi-all |
(任意)ユニキャストおよびマルチキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
||
type |
インターフェイス タイプ。詳細については、疑問符(?)オンライン ヘルプ機能を使用します。 |
||
interface-path-id |
物理インターフェイスまたは仮想インターフェイス。
ルータの構文の詳細については、疑問符(?)を使用してオンライン ヘルプを参照してください。 |
||
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
RIB から受信したローカル ルートは、デフォルトの ipv4 ユニキャスト vrf に対して表示されます。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
show route local コマンドを使用してルーティング テーブルのローカル ルートに関する情報を表示します。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、show route local コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show route local L 10.10.10.1/32 is directly connected, 00:14:36, Loopback0 L 10.91.36.98/32 is directly connected, 00:14:32, tenGigE6/0/0/1 L 172.22.12.1/32 is directly connected, 00:13:35, tenGigE3/0/0/1 L 192.168.20.2/32 is directly connected, 00:13:27, tenGigE4/0/0/1 L 10.254.254.1/32 is directly connected, 00:13:26, tenGigE5/0/0/1
フィールド |
説明 |
---|---|
L |
ルートがローカルであることを示すコード。 |
10.10.10.1/32 |
ルートの IP アドレスと長さ。 |
00:14:36 |
ルートが RIB にインストールされてからの経過時間(hh:mm:ss 表記)。 |
Loopback0 |
ルートのアウトバウンド インターフェイス。 |
ルーティング情報ベース(RIB)の現在のルートのうち、指定の数のビットを指定のネットワークと共有しているルートを表示するには、 XR EXEC モード で show route longer-prefixes コマンドを使用します。
show route [ ipv4 | ipv6 ] [ unicast | { topology topo-name } | safi-all ] longer-prefixes { ip-address mask | ip-address/prefix-length } [ standby]
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。 |
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
unicast |
(任意)ユニキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
topologytopo-name |
(任意)トポロジ テーブル情報およびトポロジ テーブル名を指定します。 |
safi-all |
(任意)ユニキャストおよびマルチキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
ip-address |
ルーティング情報が表示されるネットワーク IP アドレス。 |
mask |
ネットワーク マスクの指定方法には次の 2 種類があります。 |
/prefix-length |
IP アドレス プレフィックスの長さ。これは、プレフィックス(アドレスのネットワーク部)を構成するアドレスの上位隣接ビット数を示す 10 進数値です。10 進数値の前にスラッシュ記号(/)を付ける必要があります。 |
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
RIB から受信したローカル ルートは、デフォルトの ipv4 ユニキャスト vrf に対して表示されます。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
show route longer-prefixes コマンドを使用して、長いプレフィックスの原因となるフォワーディング問題のトラブルシューティングを実行します。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、show route longer-prefixes コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show route longer-prefixes 172.16.0.0/8 Codes: C - connected, S - static, R - RIP, M - mobile, B - BGP D - EIGRP, EX - EIGRP external, O - OSPF, IA - OSPF inter area N1 - OSPF NSSA external type 1, N2 - OSPF NSSA external type 2 E1 - OSPF external type 1, E2 - OSPF external type 2, E - EGP i - ISIS, L1 - IS-IS level-1, L2 - IS-IS level-2 ia - IS-IS inter area, su - IS-IS summary null, * - candidate default U - per-user static route, o - ODR, L - local L 172.29.52.70/32 is directly connected, 4d15h, MgmtEth0/RSP0RP0/CPU0/0 L 172.29.52.71/32 is directly connected, 4d15h, MgmtEth0/RP1/CPU0/0 L 172.29.52.72/32 [0/0] via 172.29.52.72, 4d15h, MgmtEth0/RSP0RP0/CPU0/0
フィールド |
説明 |
---|---|
172.29.52.70/32 |
ルートの IP アドレスと長さ。 |
4d15h |
ルートが RIB にインストールされてからの経過時間(hh:mm:ss または ndnh)。 |
MgmtEth0/RSP0RP0/CPU0/0 |
ルートのアウトバウンド インターフェイス。 |
ネクストホップ アドレスまたはインターフェイスによってルートをフィルタリングするには、 XR EXEC モード で show route next-hop コマンドを使用します。
show route [ ipv4 | ipv6 ] [ unicast | { topology topo-name } | safi-all ] next-hop [ ip-address ] [ [スタンバイ] ]
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。 |
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
unicast |
(任意)ユニキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
topologytopo-name |
(任意)トポロジ テーブル情報およびトポロジ テーブル名を指定します。 |
safi-all |
(任意)ユニキャストおよびマルチキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
ip-address |
(任意)ネクストホップ情報が表示される IP アドレス。 |
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
RIB から受信したローカル ルートは、デフォルトの ipv4 ユニキャスト vrf に対して表示されます。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
show route next-hop コマンドは、ネクストホップ アドレスまたはインターフェイスを経由するすべてのルートを見つけるときに使用します。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、ネクストホップ アドレスでルートをフィルタリングする show route next-hop コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show route next-hop 1.68.0.1
Codes: C - connected, S - static, R - RIP, M - mobile, B - BGP
D - EIGRP, EX - EIGRP external, O - OSPF, IA - OSPF inter area
N1 - OSPF NSSA external type 1, N2 - OSPF NSSA external type 2
E1 - OSPF external type 1, E2 - OSPF external type 2, E - EGP
i - ISIS, L1 - IS-IS level-1, L2 - IS-IS level-2
ia - IS-IS inter area, su - IS-IS summary null, * - candidate default
U - per-user static route, o - ODR, L - local
Gateway of last resort is 1.68.0.1 to network 0.0.0.0
S* 0.0.0.0/0 [1/0] via 1.68.0.1, 15:01:49
S 223.255.254.254/32 [1/0] via 1.68.0.1, 15:01:49
次に、ネクストホップ インターフェイスでルートをフィルタリングする show route next-hop コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show route next-hop tenGigE 0/1/0/2
Codes: C - connected, S - static, R - RIP, M - mobile, B - BGP
D - EIGRP, EX - EIGRP external, O - OSPF, IA - OSPF inter area
N1 - OSPF NSSA external type 1, N2 - OSPF NSSA external type 2
E1 - OSPF external type 1, E2 - OSPF external type 2, E - EGP
i - ISIS, L1 - IS-IS level-1, L2 - IS-IS level-2
ia - IS-IS inter area, su - IS-IS summary null, * - candidate default
U - per-user static route, o - ODR, L - local
Gateway of last resort is 1.68.0.1 to network 0.0.0.0
C 11.1.1.0/24 is directly connected, 15:01:46, tenGigE 0/1/0/2
L 11.1.1.2/32 is directly connected, 15:01:46, tenGigE 0/1/0/2
フィールド |
説明 |
---|---|
11.1.1.0/24 |
ルートの IP アドレスと長さ。 |
15:01:46 |
ルートが RIB にインストールされてからの経過時間(hh:mm:ss または ndnh)。 |
tenGigE0/1/0/2 |
ルートのアウトバウンド インターフェイス。 |
相互に再帰的な(ループが発生している)ルートを表示するには、 XR EXEC モード で show route quarantined コマンドを使用します。
show route [ ipv4 | ipv6 ] [ unicast | { topology topo-name } | safi-all ] quarantined [ ip-address/prefix-length] | ip-address mask ] [ standby ]
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。 |
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
unicast |
(任意)ユニキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
topologytopo-name |
(任意)トポロジ テーブル情報およびトポロジ テーブル名を指定します。 |
safi-all |
(任意)ユニキャストおよびマルチキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
ip-address |
(任意)ループが発生しているルートの情報が表示される IP アドレス。 |
/prefix-length |
(任意)IP アドレス プレフィックスの長さ。これは、プレフィックス(アドレスのネットワーク部)を構成するアドレスの上位隣接ビット数を示す 10 進数値です。10 進数値の前にスラッシュ記号(/)を付ける必要があります。 |
ip-address mask |
(任意)引数 ip-address に適用されるネットワーク マスク。 |
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
RIB から受信したローカル ルートは、デフォルトの ipv4 ユニキャスト vrf に対して表示されます。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
RIB 検疫では相互に再帰的なルートが検出されますが、ここで検疫されるのは相互の再帰が実際に完了した最終ルートです。検疫ルートは、相互の再帰が解消したか確認するために定期的に評価されます。再帰が引き続き存在する場合は、ルートは検疫対象のままとなります。再帰が解消した場合は、ルートは検疫対象から外れます。
show route quarantined コマンドを使用して相互に再帰的な(ループが発生している)ルートを表示します。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、show route quarantined コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:routerr# show route quarantined
Codes: C - connected, S - static, R - RIP, M - mobile, B - BGP
D - EIGRP, EX - EIGRP external, O - OSPF, IA - OSPF inter area
N1 - OSPF NSSA external type 1, N2 - OSPF NSSA external type 2
E1 - OSPF external type 1, E2 - OSPF external type 2, E - EGP
i - ISIS, L1 - IS-IS level-1, L2 - IS-IS level-2
ia - IS-IS inter area, su - IS-IS summary null, * - candidate default
U - per-user static route, o - ODR, L - local
S 10.10.109.1/32 [1/0] via 10.10.34.1, 00:00:01 (quarantined)
[1/0] via 10.10.37.1, 00:00:01 (quarantined)
[1/0] via 10.10.60.1, 00:00:01 (quarantined)
[1/0] via 10.10.68.1, 00:00:01 (quarantined)
[1/0] via 10.10.91.1, 00:00:01 (quarantined)
[1/0] via 10.10.93.1, 00:00:01 (quarantined)
[1/0] via 10.10.97.1, 00:00:01 (quarantined)
S 10.0.0.0/8 [1/0] via 11.11.11.11, 00:01:29 (quarantined)
S 10.10.0.0/16 [1/0] via 11.11.11.11, 00:01:29 (quarantined)
S 10.10.10.0/24 [1/0] via 11.11.11.11, 00:01:29 (quarantined)
S 10.10.10.10/32 [1/0] via 11.11.11.11, 00:00:09 (quarantined)
フィールド |
説明 |
---|---|
10.10.109.1/32 |
ルートの IP アドレスと長さ。 |
[1/0] |
ルートの距離とメトリック。 |
via 10.10.34.1 |
ルートでのネクストホップの IP アドレス。 |
00:00:01 |
ルートが RIB にインストールされてからの経過時間(hh:mm:ss または ndnh)。 |
(quarantined) |
ルートが検疫対象であることを示します。 |
宛先アドレスまでのネクストホップ ゲートウェイまたはホストを表示するには、 XR EXEC モード で show route resolving-next-hop コマンドを使用します。
show route [ ipv4 | ipv6 ] [ unicast | { topology topo-name } | safi-all ] resolving-next-hop ip-address [ standby]
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。 |
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
unicast |
(任意)ユニキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
topologytopo-name |
(任意)トポロジ テーブル情報およびトポロジ テーブル名を指定します。 |
safi-all |
(任意)ユニキャストおよびマルチキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
ip-address |
解決されるネクストホップ情報が表示される IP アドレス。 |
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
RIB から受信したローカル ルートは、デフォルトの ipv4 ユニキャスト vrf に対して表示されます。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
show route resolving-next-hop コマンドを使用すると、指定した宛先アドレスに対して再帰ルートのルックアップが実行され、その宛先までの間で一番直近のルータ(ネクスト ホップ)に関する情報が返されます。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、show route resolving-next-hop コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show route resolving-next-hop 10.1.1.1
Nexthop matches 10.1.1.1/32
Known via "local", distance 0, metric 0 (connected)
Installed Aug 22 01:57:08.514
Directly connected nexthops
10.1.1.1 directly connected, via Loopback0
Route metric is 0
フィールド |
説明 |
---|---|
Known via |
一致するルートをインストールしているルーティング プロトコルの名前。 |
Route metric is |
ルートのメトリック。 |
ルーティング情報ベース(RIB)の現在のスタティック ルートを表示するには、 XR EXEC モード で show route static コマンドを使用します。
show route [ afi-all | ipv4 | ipv6 ] [ unicast | { topology topo-name } | safi-all ] static [ standby]
afi-all |
(任意)すべてのアドレス ファミリを指定します。 |
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。 |
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
unicast |
(任意)ユニキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
topologytopo-name |
(任意)トポロジ テーブル情報およびトポロジ テーブル名を指定します。 |
safi-all |
(任意)ユニキャストおよびマルチキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
RIB から受信したローカル ルートは、デフォルトの ipv4 ユニキャスト vrf に対して表示されます。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
show route static コマンドを使用してルーティング テーブルのスタティック ルートに関する情報を表示します。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、show route static コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show route static S 10.1.1.0/24 is directly connected, 00:54:05, tenGigE3/0/0/1 S 192.168.99.99/32 [1/0] via 10.12.12.2, 00:54:04
フィールド |
説明 |
---|---|
S |
ルートがスタティックであることを示すコード。 |
10.1.1.0/24 |
ルートの IP アドレスおよび距離。 |
00:54:05 |
ルートが RIB にインストールされてからの経過時間(hh:mm:ss 表記)。 |
tenGigE3/0/0/1 |
ルートのアウトバウンド インターフェイス。 |
[1/0] |
ルートの距離とメトリック。 |
ルーティング情報ベース(RIB)の現在の内容を表示するには、 XR EXEC モード モードで show route summary コマンドを使用します。
show route [ afi-all | ipv4 | ipv6 ] [ unicast | { topology topo-name } | safi-all ] summary [ detail ] [ standby ]
afi-all |
(任意)すべてのアドレス ファミリを指定します。 |
ipv4 |
(任意)IP Version 4 アドレス プレフィックスを指定します。 |
ipv6 |
(任意)IP Version 6 アドレス プレフィックスを指定します。 |
unicast |
(任意)ユニキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
topologytopo-name |
(任意)トポロジ テーブル情報およびトポロジ テーブル名を指定します。 |
safi-all |
(任意)ユニキャストおよびマルチキャストのアドレス プレフィックスを指定します。 |
detail |
(任意)パスの数や一部のプロトコルに固有のルート属性など、RIB の内容に関する詳細な概要を表示します。 |
standby |
(任意)スタンバイ情報を表示します。 |
RIB から受信したローカル ルートは、デフォルトの ipv4 ユニキャスト vrf に対して表示されます。
リリース |
変更内容 |
---|---|
リリース 6.0 | このコマンドが導入されました。 |
show route summary コマンドを使用してルーティング情報ベースのルートに関する情報を表示します。
ルートの概要が頻繁に必要な場合(たとえばポーリング状況のとき)は、detail キーワードを指定せずに show route summary コマンドを使用します。検証目的で detail キーワードが使用される頻度は高くありません。ルーティング データベース全体をスキャンする必要があるため、消費される帯域幅が非常に多いからです。
タスク ID |
動作 |
---|---|
rib |
読み取り |
次に、show route summary コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show route summary
Route Source Routes Backup Deleted Memory (bytes)
static 1 0 0 136
connected 2 1 0 408
local 3 0 0 408
ospf 1673 2 0 272
isis 2 0 0 272
Total 10 1 0 1496
フィールド |
説明 |
---|---|
Route Source |
ルーティング プロトコルの名前。 |
Routes |
各ルート ソースのルーティング テーブルに記載されている選択済みルートの数。 |
Backup |
選択されていないルート(選択済みルートのバックアップ)の数。 |
Deleted |
RIB で削除対象としてマーキングされているがまだ除去されていないルートの数。 |
Memory |
特定のルート ソースに対するすべてのルートを維持するために割り当てられているバイト数。 |
次に、show route summary コマンドで detail キーワードを指定した場合の出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show route summary detail
Route Source Active Route Active Path Backup Route Backup Path
static 1 1 0 0
connected 2 2 1 1
local 3 3 0 0
isis 1 1 1 1
Level 1: 0 0 1 1
Level 2: 1 1 0 0
ospf 1673 6 12 0 0
Intra-Area: 3 6 0 0
Inter-Area: 3 6 0 0
External-1: 0 0 0 0
External-2: 0 0 0 0
bgp 100 10 20 4 8
External: 5 10 4 8
Internal: 5 10 0 0
local: 0 0 0 0
Total 7 7 2 2
フィールド |
説明 |
---|---|
Route Source |
ルートの発信元。ルーティング プロトコルの名前およびタイプ。 |
Active Route |
ルーティング テーブルに存在する、各ルート ソースのアクティブ ルートの数。 |
Active Path |
ルーティング テーブルに存在する、各ルート ソースのアクティブ パスの数。 |
Backup Route |
各ルート ソースの、選択済みルートのバックアップであるルートの数。 |
Backup Path |
各ルート ソースの、選択済みパスのバックアップであるパス数。 |