IPv4 ルーティングの制限事項
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IPv4 ルーティングは BDI インターフェイスでのみサポートされ、物理インターフェイス(1G、10G)およびポート チャネル インターフェイスではサポートされません。
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物理インターフェイスおよびポート チャネル インターフェイスで IP アドレスを設定することはできません。
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学習できる IPv4 ルートの最大数は 12,000 です。
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BDI レベルの IP ACL はサポートされていません。
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VRRP および HSRP プロトコルはサポートされていません。
(注)
Cisco IOS XE Gibraltar 16.12.1 以降では、Cisco NCS 520 ルータで VRRP および HSRP プロトコルがサポートされています。
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サポートされる VRF lite セッションの最大数は 128 です。
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BDI 統計は、CPU 宛てのトラフィックに対してのみサポートされます。BDI インターフェイスを経由するデータトラフィックが、それぞれの基盤となる EFP 統計に表示されます。
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スタティック ARP を追加する場合は、スタティック MAC アドレスを指定することが必須です。たとえば、スタティック ARP を設定するには、次のコマンドを指定します。
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arp<ip-add> <mac-add> arpa(config モード時)。
mac static address <mac>(config-if-srv モード時)。
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ルータは、BDI インターフェイスが起動している場合にのみ Gratuitous ARP を送信し、要求タイプの場合は Gratuitous ARP を処理します。
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IPv6 はサポートされていません。
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IPv4 マルチキャストはサポートされていません。
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IPv4 MIB はサポートされていません。
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IP-FRR、LFA、セグメントルーティング、およびポリシーベースルーティングはサポートされていません。
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BFD はサポートされていません。
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IP アンナンバードはサポートされていません。
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MPLS はサポートされていません。