マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、およびセキュリティ ガイドライン
【注意】シスコ製品をご使用になる前に、安全上の注意( www.cisco.com/jp/go/safety_warning/ )をご確認ください。 |
『 Disaster Recovery System アドミニストレーション ガイド for Cisco Unity Connection 』では、障害復旧システムの概要および使用方法について説明し、バックアップや復元に関するさまざまな作業を完了するための手順を示します。
• 「バックアップ手順および復元手順のクイック リファレンス表」
• 「システム要件」
Disaster Recovery System(DRS; 障害復旧システム)は、Cisco Unity Connection の管理ページから起動することができ、完全なデータのバックアップ機能および復元機能を提供します。障害復旧システムを使用して、スケジュールされた自動データ バックアップまたはユーザ起動のデータ バックアップを定期的に実行できます。
DRS は、プラットフォームのバックアップ/復元の一部として、設定(バックアップ デバイス設定およびスケジュール設定)を復元します。DRS は、drfDevice.xml ファイルおよび drfSchedule.xml ファイルのバックアップと復元を行います。これらのファイルを使用してサーバが復元された場合、DRS バックアップ デバイスとスケジュールを再設定する必要がありません。
• バックアップ タスクおよび復元タスクを実行するためのユーザ インターフェイス
• バックアップ機能および復元機能を実行するための分散システム アーキテクチャ
• 物理テープ ドライブまたはリモート SFTP サーバへのアーカイブ バックアップ
障害復旧システムは、Master Agent(MA; マスター エージェント)および Local Agent(LA; ローカル エージェント)という 2 つの主要な機能を備えています。マスター エージェントは、ローカル エージェントと連携してバックアップおよび復元のアクティビティを調整します。
次の表は、バックアップ手順および復元手順のクイック リファレンスです。
(注) DRS は、drfDevice.xml ファイルおよび drfSchedule.xml ファイルのバックアップと復元を行います。バックアップ デバイス設定およびスケジュール設定は、プラットフォームのバックアップ/復元の一部として復元されます。これらのファイルを使用してサーバが復元されると、DRS バックアップ デバイスとスケジュールを再設定する必要がありません。
表1 は、障害復旧システムを使用してバックアップ手順を行う際に必要となる主なステップを、順を追ってわかりやすく示した早見表です。
(注) 障害復旧システムでは、Windows から Linux、または Linux から Linux へのデータの移行は行われません。復元は、バックアップと同じ製品バージョンで実行する必要があります。Windows ベースのプラットフォームから Linux ベースのプラットフォームへのデータの移行については、表1 のステップを実行する前に、『Data Migration Assistant ユーザ ガイド』を参照してください。
ネットワーク上のリモート デバイスにデータをバックアップするには、SFTP サーバを設定する必要があります。シスコでは、次の SFTP サーバについてテストを行い、これらの使用を推奨しますが、他の SFTP サーバを使用してもかまいません。
(注) シスコでは、サードパーティ ソフトウェアをサポートしていません。サポートの問題については、SFTP ベンダーにお問い合せください。
• Cygwin( http://sshwindows.sourceforge.net/ を参照)
• Titan( http://www.titanftp.com/ を参照)
(注) バックアップまたは復元の実行中は、すべての OS 管理タスクを実行することができません。障害復旧システムでは、プラットフォーム API のロックによって、すべての OS 管理要求がブロックされるためです。ただし、CLI ベースのアップグレード コマンドのみがプラットフォーム API ロッキング パッケージを使用するので、ほとんどの CLI コマンドはブロックされません。
障害復旧システムにアクセスするには、[Cisco Unity Connection の管理(Cisco Unity Connection Administration)]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] ドロップダウン リスト ボックスで [障害復旧システム(Disaster Recovery System)] を選択します。Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理に使用する管理者のユーザ名およびパスワードと同じものを使用して、障害復旧システムにログインします。
(注) 管理者のユーザ名とパスワードは、Cisco Unified Communications Manager のインストール時に設定します。コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して、管理者パスワードを変更したり、新しい管理者アカウントを設定したりすることができます。詳細については、『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Solutions』を参照してください。
システムは、サーバでマスター エージェント(MA)を自動的に起動します。
• スケジュールされたタスクの全セットをデータベースに保持します。ユーザ インターフェイスからアップデートを受信すると、スケジュールに従い、実行可能タスクを適切なローカル エージェントに送信します(ローカル エージェントは、速やかに即時バックアップ タスクを実行します)。
• 障害復旧システムのユーザ インターフェイスでアクセスして、バックアップ デバイスの設定、新しいバックアップ スケジュールの追加によるバックアップのスケジューリング、既存のスケジュールの参照や更新、実行済みスケジュールのステータスの表示、システムの復元などのアクティビティを実行できます。
障害復旧システムを使用する前に、バックアップ ファイルを保管する場所を設定する必要があります。バックアップ デバイスは 10 台まで設定できます。バックアップ デバイスを設定するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。Cisco Unity Connection の管理ページにログインし、[Cisco Unity Connection の管理(Cisco Unity Connection Administration)]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] ドロップダウン リスト ボックスで [障害復旧システム(Disaster Recovery System)] を選択して、 [移動(Go)] をクリックします。
(注) クラスタ処理が設定されている場合、パブリッシャ サーバのみをバックアップすることを推奨します。
[Disaster Recovery System Logon]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理に使用する管理者のユーザ名およびパスワードと同じものを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 [Backup]>[Backup Device] に移動します。[Backup Device List]ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 新しいバックアップ デバイスを設定するには、 [Add New] をクリックします。
ステップ 5 バックアップ デバイスを編集するには、[Backup Device]リストでバックアップ デバイスを選択し、 [Edit Selected] をクリックします。
ステップ 6 [Backup device name] フィールドにバックアップ デバイスの名前を入力します。
(注) バックアップ デバイスの名前に使用できるのは、英数字、スペース( )、ハイフン(-)、およびアンダースコア(_)だけです。その他の文字は使用できません。
ステップ 7 次のいずれかのバックアップ デバイスを選択し、[Select Destination]領域で、次の適切なフィールド値を入力します。
• [Tape Device] :バックアップ ファイルをローカル接続のテープ ドライブに保管します。リストから適切なテープ デバイスを選択します。次の点を考慮してください。
–1 回のバックアップに 2 本以上のテープを使用することはできません。テープの容量以上のデータを保管する場合、ネットワーク ディレクトリにバックアップを保管するか、またはコンポーネントをテープ(1 本)に、メールボックス ストアを追加のテープ(1 本または複数)にバックアップします。
–テープに 2 回分以上のバックアップを保管することはできません。バックアップを実行すると、毎回、前回のバックアップ データを上書きします。したがって、直近のバックアップしか保管することができません。サーバに対して 2 回分以上のバックアップを作成する場合(コンポーネントとメールボックス ストアを別々にバックアップする場合など)、別々のテープを使用します。これを実行しない場合、直近でバックアップした分のデータしか保管されません。
• [Network Directory] :SFTP 接続でアクセスされるネットワーク ドライブにバックアップ ファイルを保管します。次の必須情報を入力します。
– [Server name] :ネットワーク サーバの名前または IP アドレス
– [Path name] :バックアップ ファイルを保管するディレクトリのパス名
– [User name] :リモート システム上のアカウントの有効なユーザ名
– [Password] :リモート システム上のアカウントの有効なパスワード
– [Number of backups to store on Network Directory] :このネットワーク ディレクトリに保管するバックアップの数
複数の Connection サーバをバックアップする場合、各 Connection サーバに対して別々のディレクトリをネットワーク ドライブに作成することを推奨します。また、他のアプリケーション(Cisco Unified Communications Manager、Cisco Unified Presence)をバックアップするために DRS を使用している場合、サーバごとに別々のディレクトリを作成することを推奨します。ここで指定した値は、1 つのサーバのバックアップだけではなく、ディレクトリ内のすべてのバックアップに適用されます。たとえば、Connection サーバ用に 3 つのバックアップおよび Cisco Unified Communications Manager サーバ用に 3 つのバックアップを保管する場合を考えます。両方のサーバに同じネットワーク ディレクトリを指定し、両方のサーバについてディレクトリに保管するバックアップ数を 3 と指定した場合、ディレクトリには、直近 3 回分のバックアップしか表示されません。直近 3 回のバックアップが Connection サーバのバックアップである場合、Cisco Unified Communications Manager のバックアップは保管されません。
保持するバックアップが上書きされないように十分に大きい数値を指定してください。Connection サーバのフル バックアップを行うために 3 つの別々のバックアップ(コンポーネント、メールボックス ストア 1、メールボックス ストア 2)を必要とするように DRS を設定している場合で、直近 2 回分のフル バックアップを保持する場合、この項目に 6 を選択します。障害復旧システムでは、小さい数値を選択すると、保管したいバックアップが上書きされることがあります。
(注) ネットワーク ドライブに保管場所を設定するには、SFTP サーバにアクセスできる必要があります。バックアップを実行する前に、SFTP パスを設定しておく必要があります。SFTP サーバへのアクセスに使用するアカウントには、選択したパスへの書き込み権限が必要です。
ステップ 8 これらの設定を更新するには、 [Save] をクリックします。
(注) [Save]ボタンをクリックすると、選択したバックアップ デバイスが DRS のマスター エージェントで検証されます。ユーザ名、パスワード、サーバ名、またはディレクトリ パスが無効な場合、保存は失敗します。
ステップ 9 バックアップ デバイスを削除するには、[Backup Device]リストでバックアップ デバイスを選択し、 [Delete Selected] をクリックします。
(注) バックアップ スケジュールでバックアップ デバイスとして設定されているものは削除できません。
バックアップ スケジュールは 10 個まで作成できます。各バックアップ スケジュールには、自動バックアップのスケジュール、バックアップする機能、保管場所など、独自のプロパティのセットが含まれます。
バックアップ スケジュールを管理するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。Cisco Unity Connection の管理ページにログインし、[Cisco Unity Connection の管理(Cisco Unity Connection Administration)]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] メニューで [障害復旧システム(Disaster Recovery System)] を選択して、 [移動(Go)] をクリックします。
[Disaster Recovery System Logon]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理に使用する管理者のユーザ名およびパスワードと同じものを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 [Backup]>[Scheduler] に移動します。
ステップ 4 次のいずれかの手順を実行して、新しいスケジュールを追加するか、または既存のスケジュールを編集します。
a. 新しいスケジュールを作成するには、 [Add New] をクリックします。
b. 既存のスケジュールを設定するには、 [Schedule List] カラムでスケジュールの名前をクリックします。
ステップ 5 [Schedule Name] フィールドにスケジュールの名前を入力します。
ステップ 6 [Select Backup Device] 領域で、バックアップ デバイスを選択します。
ステップ 7 [Select Features] 領域で、バックアップする機能を選択します。少なくとも 1 つの機能を選択する必要があります。
データベースと録音名のバックアップは必須です。メッセージのバックアップはオプションです。
ステップ 8 [Start Backup at] 領域で、バックアップの開始日時を選択します。
ステップ 9 [Frequency] 領域で、バックアップの頻度([Once]、[Daily]、[Weekly]、または[Monthly])を選択します。[Weekly]を選択した場合は、バックアップを実行する曜日も選択できます。
ヒント バックアップの頻度を[Weekly]に設定して火曜から土曜の間にバックアップを実行するには、[Set Default]をクリックします。
ステップ 10 これらの設定を更新するには、 [Save] をクリックします。
ステップ 11 スケジュールを有効にするには、 [Enable Schedule] をクリックします。
ステップ 12 スケジュールを無効にするには、 [Disable Schedule] をクリックします。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。Cisco Unity Connection の管理ページにログインし、[Cisco Unity Connection の管理(Cisco Unity Connection Administration)]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] メニューで [障害復旧システム(Disaster Recovery System)] を選択して、 [移動(Go)] をクリックします。
[Disaster Recovery System Logon]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理に使用する管理者のユーザ名およびパスワードと同じものを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 [Backup]>[Scheduler] に移動します。
ステップ 4 変更するスケジュールの隣にあるチェックボックスをオンにします。
• すべてのスケジュールを選択するには、 [Select All] をクリックします。
• すべてのチェックボックスをオフにするには、 [Clear All] をクリックします。
ステップ 5 選択したスケジュールを有効にするには、 [Enable Selected Schedules] をクリックします。
ステップ 6 選択したスケジュールを無効にするには、 [Disable Selected Schedules] をクリックします。
ステップ 7 選択したスケジュールを削除するには、 [Delete Selected] をクリックします。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。Cisco Unity Connection の管理ページにログインし、[Cisco Unity Connection の管理(Cisco Unity Connection Administration)]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] メニューで [障害復旧システム(Disaster Recovery System)] を選択して、 [移動(Go)] をクリックします。
[Disaster Recovery System Logon]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理に使用する管理者のユーザ名およびパスワードと同じものを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 [Backup]>[Manual Backup] に移動します。[Manual Backup]ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [Select Backup Device] 領域で、バックアップ デバイスを選択します。
ステップ 5 [Select Features] 領域で、バックアップする機能を選択します。
データベースと録音名のバックアップは必須です。メッセージのバックアップはオプションです。
ステップ 6 手動バックアップを開始するには、 [Start Backup] をクリックします。
進行中のバックアップ ジョブのステータスを確認し、進行中のバックアップ ジョブをキャンセルできます。バックアップの履歴を表示するには、「バックアップおよび復元の履歴の表示」を参照してください。
進行中のバックアップ ジョブのステータスを確認するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。Cisco Unity Connection の管理ページにログインし、[Cisco Unity Connection の管理(Cisco Unity Connection Administration)]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] メニューで [障害復旧システム(Disaster Recovery System)] を選択して、 [移動(Go)] をクリックします。
[Disaster Recovery System Logon]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理に使用する管理者のユーザ名およびパスワードと同じものを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 [Backup]>[Current Status] に移動します。[Backup Status]ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 バックアップ ログ ファイルを表示するには、ログ ファイル名のリンクをクリックします。
ステップ 5 進行中のバックアップをキャンセルするには、 [Cancel Backup] をクリックします。
(注) バックアップのキャンセルは、現在のコンポーネントのバックアップ操作が完了した後に行われます。
障害復旧システムでは、バージョンの確認を厳密に行い、一致するバージョンのCisco Unity Connection 間での復元のみを許可しています。
障害復旧システムが Cisco Unity Connection のデータベース復元を正常に実行するために、基本的に、復元先と復元元で製品のバージョンが一致している必要があります。
Restore Wizard を使用して、バックアップ ファイルの復元に必要な一連のステップを実行できます。復元を行うには、次の手順を実行します。
ヒント クラスタ内のすべてのサーバを復元するには、「クラスタの復元」を参照してください。
ステップ 1 サーバにソフトウェアを再インストールする場合やインストールしたソフトウェアを新しいサーバに再インストールする場合、必要に応じて、次の手順を実行します。
a. サーバに最初にインストールしたライセンスを再インストールするか、異なる MAC アドレスを持つサーバで置き換えた場合、新しい MAC アドレスが含まれている置換ライセンスをインストールします。
b. Connection の言語がすでにインストールされている場合、同じ言語を再インストールします。
ステップ 2 障害復旧システムに移動します。Cisco Unity Connection の管理ページにログインし、[Cisco Unity Connection の管理(Cisco Unity Connection Administration)]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] メニューで [障害復旧システム(Disaster Recovery System)] を選択して、 [移動(Go)] をクリックします。
[Disaster Recovery System Logon]ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理に使用する管理者のユーザ名およびパスワードと同じものを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 4 [Restore]>[Restore Wizard] に移動します。[Restore Wizard Step 1]ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 [Select Backup Device] 領域で、復元するデータが保管されているバックアップ デバイスを選択し、 [Next] をクリックします。
[Restore Wizard Step 2]ウィンドウが表示されます。
(注) バックアップ ファイル名は、システムがバックアップ ファイルを作成した日時を示しています。
ステップ 7 [Next] をクリックします。[Restore Wizard Step 3]ウィンドウが表示されます。
(注) 選択したファイルにバックアップされた機能だけが表示されます。
ステップ 9 [Next] をクリックします。[Restore Wizard Step 4]ウィンドウが表示されます。
ステップ 10 データの復元を開始するには、 [Restore] をクリックします。
ステップ 12 選択したノードにデータが復元されます。復元のステータスを表示するには、「復元ステータスの表示」を参照してください。
ステップ 13 サーバを再起動します。再起動の詳細については、『 Cisco Unified Communications Operating System アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。
ステップ 14 各電話システムのメッセージ受信インジケータを再同期化します。
a. Cisco Unity Connection の管理ページで、[テレフォニー統合(Telephony Integrations)]を展開し、[電話システム(Phone System)]をクリックします。
c. [この電話システムのすべてのMWIを同期化する(Synchronize All MWIs on This Phone System)]に対して、[実行(Run)]をクリックします。
d. 残りの電話システムに対して、ステップ a. ~ステップ c. を繰り返します。
大規模な障害やハードウェアのアップグレードが生じた場合や、設定およびデータベースを直近の既知の稼働状態に復元する場合、クラスタ内のすべてのノードの復元が必要になる場合があります。クラスタ全体を復元するには、次の手順を実行します。
(注) サーバを置き換えている場合、パブリッシャ サーバ上にCisco Unity Connectionを新規にインストールすることを推奨します。Cisco Unity Connectionのインストールの詳細については、『Cisco Unity Connection インストレーション ガイド Release 7.x 』を参照してください。次の URL から入手できます。http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/prod_installation_guides_list.html
ステップ 1 異なる MAC アドレスを持つ新しいパブリッシャ サーバにソフトウェアをインストールした場合、新しい MAC アドレスが含まれる置換ライセンスをインストールします。
ステップ 2 Connection の言語がすでにインストールされている場合、同じ言語を再インストールします。
ステップ 3 パブリッシャ サーバで、障害復旧システムに移動します。Cisco Unity Connection の管理ページにログインし、[Cisco Unity Connection の管理(Cisco Unity Connection Administration)]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] メニューで [障害復旧システム(Disaster Recovery System)] を選択して、 [移動(Go)] をクリックします。
[Disaster Recovery System Logon]ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理に使用する管理者のユーザ名およびパスワードと同じものを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 5 [Restore]>[Restore Wizard] に移動します。[Restore Wizard Step 1]ウィンドウが表示されます。
ステップ 6 [Select Backup Device] 領域で、復元に使用するバックアップ デバイスを選択します。
ステップ 7 [Next] をクリックします。[Restore Wizard Step 2]ウィンドウが表示されます。
(注) バックアップ ファイル名は、システムがバックアップ ファイルを作成した日時を示しています。
ステップ 9 [Next] をクリックします。[Restore Wizard Step 3]ウィンドウが表示されます。
(注) 選択したファイルにバックアップされた機能だけが表示されます。
ステップ 11 [Next] をクリックします。[Restore Wizard Step 4]ウィンドウが表示されます。
ステップ 12 データの復元を開始するには、 [Restore] をクリックします。
ステップ 13 復元するノードを選択するようにプロンプトが表示されたら、最初のノード(パブリッシャ)だけを選択します。
ステップ 14 データは選択したパブリッシャ ノードに復元されます。復元のステータスを表示するには、「復元ステータスの表示」を参照してください。
(注) 復元プロセスの実行中は、Cisco Unity Connection の管理ページまたは[ユーザ(User)]ページでタスクを実行しないでください。
ステップ 15 復元ステータスが 100 パーセントを示していて、プロンプトが表示された場合、サーバを再起動します。
ステップ 16 異なる MAC アドレスを持つ新しいサブスクライバ サーバにソフトウェアをインストールした場合、新しい MAC アドレスが含まれる置換ライセンスをインストールします。
ステップ 17 Connection の言語がすでにサブスクライバ サーバにインストールされている場合、同じ言語を再インストールします。
ステップ 18 パブリッシャ サーバの再起動が終了した後で、サブスクライバ サーバのコマンドライン インターフェイスにログインします。
ステップ 19 コマンドラインで次のコマンドを実行して、パブリッシャ サーバからサブスクライバ サーバにデータをコピーします。
utils cuc cluster overwritedb master
ここで、 master はパブリッシャ サーバのホスト名です。
ステップ 20 サブスクライバ サーバでクラスタリングのステータスを確認します。コマンドラインで、次のコマンドを実行します。
ステップ 21 パブリッシャ サーバのコマンドライン インターフェイスにログインします。
ステップ 22 パブリッシャ サーバでクラスタリングのステータスを確認します。コマンドラインで、次のコマンドを実行します。
ステップ 23 いずれかのサーバで、各電話システムのメッセージ受信インジケータを再同期化します。
a. Cisco Unity Connection の管理ページで、[テレフォニー統合(Telephony Integrations)]を展開し、[電話システム(Phone System)]をクリックします。
c. [この電話システムのすべてのMWIを同期化する(Synchronize All MWIs on This Phone System)]に対して、[実行(Run)]をクリックします。
d. 残りの電話システムに対して、ステップ a. ~ステップ c. を繰り返します。
進行中の復元ジョブのステータスを確認するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。Cisco Unity Connection の管理ページにログインし、[Cisco Unity Connection の管理(Cisco Unity Connection Administration)]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] ドロップダウン リスト ボックスで [障害復旧システム(Disaster Recovery System)] を選択して、 [移動(Go)] をクリックします。
[Disaster Recovery System Logon]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理に使用する管理者のユーザ名およびパスワードと同じものを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 [Restore]>[Status] に移動します。[Restore Status]ウィンドウが表示されます。
[Restore Status]ウィンドウの[Status]カラムは、復元手順の完了のパーセンテージなどの進行中の復元のステータスを示します。
ステップ 4 復元ログ ファイルを表示するには、ログ ファイル名のリンクをクリックします。
次の手順を使用して、最近 20 件のバックアップ ジョブおよび復元ジョブを表示できます。
• 復元の履歴
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。Cisco Unity Connection の管理ページにログインし、[Cisco Unity Connection の管理(Cisco Unity Connection Administration)]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] ドロップダウン リスト ボックスで [障害復旧システム(Disaster Recovery System)] を選択して、 [移動(Go)] をクリックします。
[Disaster Recovery System Logon]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理に使用する管理者のユーザ名およびパスワードと同じものを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 [Backup]>[History] に移動します。[Backup History]ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [Backup History]ウィンドウでは、実行済みのバックアップの内容(ファイル名、バックアップ デバイス、完了日、実行結果、バックアップされた機能など)を表示できます。
(注) [Backup History]ウィンドウには、最近 20 件のバックアップ ジョブだけが表示されます。
ステップ 1 障害復旧システムに移動します。Cisco Unity Connection の管理ページにログインし、[Cisco Unity Connection の管理(Cisco Unity Connection Administration)]ウィンドウの右上隅にある [ナビゲーション(Navigation)] ドロップダウン リスト ボックスで [障害復旧システム(Disaster Recovery System)] を選択して、 [移動(Go)] をクリックします。
[Disaster Recovery System Logon]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理に使用する管理者のユーザ名およびパスワードと同じものを使用して、障害復旧システムにログインします。
ステップ 3 [Restore]>[History] に移動します。[Restore History]ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [Restore History]ウィンドウでは、実行済みの復元の内容(ファイル名、バックアップ デバイス、完了日、実行結果、復元された機能など)を表示できます。
(注) [Restore History]ウィンドウには、最近 20 件の復元ジョブだけが表示されます。
今回のリリースの障害復旧システムでは、マスター エージェント、GUI、および各ローカル エージェントのトレース ファイルは、次のロケーションに書き込まれます。
• マスター エージェントの場合、 platform/drf/trace/drfMA0* にトレース ファイルがあります。
• ローカル エージェントの場合、 platform/drf/trace/drfLA0* にトレース ファイルがあります。
• GUI の場合、 platform/drf/trace/drfConfLib0* にトレース ファイルがあります。
トレース ファイルは、コマンドライン インターフェイスを使用して表示できます。詳細については、『 Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Solutions 』を参照してください。
障害復旧システムでは、バックアップ機能および復元機能のサブセットに対するコマンドライン アクセスも可能です。 表3 を参照してください。これらのコマンドとコマンドライン インターフェイス使用の詳細については、『 Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Solutions 』を参照してください。
障害復旧システム(DRS)は、バックアップ手順または復元手順の実行中に発生する可能性のあるさまざまなエラーに対してアラームを発行します。 表4 に Cisco DRS のアラームの一覧を示します。
Cisco.com にある Cisco Unity Connection のマニュアルの説明および URL については、
『 Documentation Guide for Cisco Unity Connection Release 7.x 』を参照してください。マニュアルは、Connection に同梱されていますが、
http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/7x/roadmap/7xcucdg.html から入手することもできます。
(注) このマニュアルには、日本語化されたマニュアル名と英語版 URL が併記された箇所があります。日本語版マニュアルを参照する場合は、次の URL にアクセスしてください。
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/manual_j/index_uc_cuc.shtml
マニュアルの入手方法、Service Request ツールの使用方法、および追加情報の収集方法については、次の URL で、毎月更新される『What's New in Cisco Product Documentation』を参照してください。『What's New in Cisco Product Documentation』には、シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧も示されています。
http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html
Really Simple Syndication(RSS)フィードとして『What's New in Cisco Product Documentation』に登録し、リーダ アプリケーションを使用して、コンテンツがデスクトップに直接配信されるように設定します。RSS フィードは無料サービスです。シスコは現在、RSS バージョン 2.0 をサポートしています。
次の URL にアクセスして、シスコのテクニカル サポートを最大限に活用してください。
http://www.cisco.com/en/US/support/index.html
以下を含むさまざまな作業にこの Web サイトが役立ちます。
• セキュリティの脆弱性を報告する、またはシスコ製品のセキュリティ問題に対する支援を受ける
• Networking Professionals(NetPro)コミュニティで、技術関連のディスカッションに参加する
• TAC Case Collection ツールを使用して、ハードウェアや設定、パフォーマンスに関する一般的な問題をインタラクティブに特定および解決する
Japan テクニカル サポート Web サイトでは、Technical Support Web サイト
( http://www.cisco.com/techsupport )の、利用頻度の高い ドキュメントを日本語で提供しています。Japan テクニカル サポート Web サイトには、次のURLからアクセスしてください。
Service Request ツールには、次の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com/techsupport/servicerequest
日本語版のService Request ツールは次のURLからアクセスできます。
http://www.cisco.com/jp/go/tac/sr/
シスコの製品、サービス、テクノロジー、ネットワーキング ソリューションに関する情報について、さまざまな資料をオンラインで入手できます。
• シスコの E メール ニュースレターなどの配信申し込みについては、Cisco Subscription Center にアクセスしてください。
http://www.cisco.com/offer/subscribe
• 日本語の月刊 Email ニュースレター「Cisco Customer Bridge」については、下記にアクセスください。
http://www.cisco.com/web/JP/news/cisco_news_letter/ccb/
• シスコ製品に関する変更やアップデートの情報を受信するには、Product Alert Tool にアクセスし、プロファイルを作成して情報の配信を希望する製品を選択してください。Product Alert Tool には、次の URL からアクセスできます。
http://tools.cisco.com/Support/PAT/do/ViewMyProfiles.do?local=en
• 『Cisco Product Quick Reference Guide』はリファレンス ツールで、パートナーを通じて販売されている多くのシスコ製品に関する製品概要、主な機能、製品番号、および簡単な技術仕様が記載されています。『Cisco Product Quick Reference Guide』を発注するには、次の URL にアクセスしてください。
• ネットワークの運用面の信頼性を向上させることのできる最新の専門的サービス、高度なサービス、リモート サービスに関する情報については、Cisco Services Web サイトを参照してください。Cisco Services Web サイトには、次の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com/go/services
• Cisco Marketplace では、さまざまなシスコの書籍、参考資料、マニュアル、ロゴ入り商品を提供しています。Cisco Marketplace には、次の URL からアクセスできます。
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• DVD に収録されたシスコの技術マニュアル(Cisco Product Documentation DVD)は、Product Documentation Store で発注できます。Product Documentation Store には、次の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com/go/marketplace/docstore
• 日本語マニュアルのDVDは、マニュアルセンターから発注できます。マニュアルセンターには下記よりアクセスください。
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/manual_j/manual_center/index.shtml
• Cisco Press では、ネットワーク、トレーニング、認定関連の出版物を発行しています。Cisco Press には、次の URL からアクセスできます。
http://www.seshop.com/se/ciscopress/default.asp
• 『Internet Protocol Journal』は、インターネットおよびイントラネットの設計、開発、運用を担当するエンジニア向けに、シスコが発行する季刊誌です。『Internet Protocol Journal』には、次の URL からアクセスできます。
• 『What's New in Cisco Product Documentation』は、シスコ製品の最新マニュアル リリースに関する情報を提供するオンライン資料です。毎月更新されるこの資料は、製品カテゴリ別にまとめられているため、目的の製品マニュアルを見つけることができます。
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