Cisco Unified Presence Release 8.0/8.5/8.6 コマンドライン インターフェイス(CLI)リファレンス ガイド
utils disaster_recovery backup
utils disaster_recovery cancel_backup
utils disaster_recovery device
utils disaster_recovery restore
utils disaster_recovery schedule
utils disaster_recovery show_backupfiles
utils disaster_recovery show_registration
utils disaster_recovery show_tapeid
utils disaster_recovery status
utils reset_ui_administrator_name
utils reset_ui_administrator_password
utils soap realtimeservice test
Command Line Interface(CLI; コマンド ライン インターフェイス)には、コンソールから、またはサーバへのセキュア シェル接続でアクセスできます。CLI は、オペレーティング システムのユーザ インターフェイスを介して使用可能なオペレーティング システム機能のサブセットを提供します。
この付録では、Cisco Unified オペレーティング システムで使用できる、基本的なオペレーティング システム機能を実行するための CLI コマンドについて説明します。Cisco Unified オペレーティング システムの管理アプリケーションからでも、これらの機能を使用できます。
CLI コマンドはシステムの緊急事態用に設計されたものであり、ユーザ インターフェイスの代用ではないことに注意してください。通常、CLI は、Cisco Unified オペレーティング システムの管理インターフェイスの使用中に問題が発生した場合にだけ使用します。
• 「関連資料」
Cisco Unified オペレーティング システムには、次の方法でリモートまたはローカルからアクセスできます。
• Cisco Unified オペレーティング システムの管理を使用するワークステーションなどの Web クライアント ワークステーションから、SSH を使用してセキュアに Cisco Unified オペレーティング システムに接続できます。
• インストールに使用したモニタとキーボードを使用して、またはシリアル ポートに接続されているターミナル サーバを使用して、Cisco Unified オペレーティング システムの CLI に直接アクセスできます。IP アドレスに問題がある場合は、この方法をご使用ください。
この情報は、Cisco Unified オペレーティング システムにログインする際に必要になります。
ステップ 1 アクセス方法に応じて、次のうち 1 つを実行します。
a. リモート システムの場合は、SSH を使用して Cisco Unified オペレーティング システムにセキュアに接続します。SSH クライアントで、次のように入力します。
ここで、 adminname は管理者 ID、 hostname はインストール時に定義したホスト名です。
b. 直接接続の場合は、次のプロンプトが自動的に表示されます。
ステップ 2 インストール時に定義したパスワードを入力します。
CLI プロンプトが表示されます。プロンプトは、次のように管理者 ID で表示されます。
• コマンドの先頭部分を入力し、Tab を押してコマンドを完成させます。たとえば、se と入力して Tab を押すと、set になります。
• コマンド名全体を入力してから Tab を押すと、使用できるすべてのコマンドまたはサブコマンドが表示されます。たとえば、set と入力してから Tab を押すと、set のすべてのサブコマンドが表示されます。* は、サブコマンドが存在するコマンドを表します。
• コマンドが出現したら、そのまま Tab を押し続けます。現在のコマンド ラインが繰り返されます。これは、それ以上拡張できないことを示しています。
ここで、 command はコマンド名、またはコマンドとパラメータです。例 1-1を参照してください。 |
|
ここで、 command はコマンド名、またはコマンドとパラメータを表します。例 1-2を参照してください。 |
? を set などのメニュー コマンドの後ろに入力すると、Tab キーと同様に機能して、使用できるコマンドのリストが表示されます。
このコマンドは、/usr ディレクトリ ツリー内で、最新の新規インストールまたはアップグレードの後で追加、削除、またはサイズが変更されたファイルまたはディレクトリがないかどうかを調べ、結果を表示します。
file check [ detection-size-kb ]
detection-size-kb : ファイルのサイズがこれ以上変化したときに、ファイルが変更されたとして表示される値です。
このコマンドでは、システムのパフォーマンスに与える可能性のある影響が示され、続行するかどうかが尋ねられます。
activelog directory/filename { detail | noconfirm }
inactivelog directory/filename { detail | noconfirm }
install directory/filename { detail | noconfirm }
license directory/filename { detail | noconfirm }
• activelog :アクティブな側のログを指定します。
• inactivelog :非アクティブな側のログを指定します。
• directory/filename :削除するファイルのパスとファイル名を指定します。 filename には、ワイルドカード文字 * を使用できます。
• detail :削除されたファイルと、日付および時刻のリストが表示されます。
• noconfirm :削除のたびに確認を求めることなくファイルを削除します。
このコマンドは、ファイルの内容を 1 ページずつ画面にダンプします。
activelog directory/filename [ detail ] [ hex ]
inactivelog directory/filename [ detail ] [ hex ]
install directory/filename [ detail ] [ hex ]
• activelog :アクティブな側のログを指定します。
• inactivelog :非アクティブな側のログを指定します。
• directory/filename :ダンプするファイルのパスとファイル名を指定します。 filename では、1 つのファイルを表す場合に限り、ワイルドカード文字 * を使用できます。
• detail :日付および時刻とともにリスト表示されます。
このコマンドは、SDL ログ ファイルのフラグメンテーション情報を表示します。
• all :ディレクトリ内のすべてのファイルの情報を outfilename で指定されたファイルに記録します。
• file : filename で指定されたファイルの情報を表示します。
• most fragmented :フラグメンテーションが激しいファイルの情報を表示します。
• most recent :一番最近に記録された、フラグメンテーションのあるファイルの情報を表示します。
このコマンドは、SFTP を使用してファイルを別のシステムに送ります。
activelog directory/filename [ reltime ] [ abstime ] [ match ] [ recurs ]
inactivelog directory/filename [ reltime ] [ abstime ] [ match ] [ recurs ]
install directory/filename [ reltime ] [ abstime ] [ match ] [ recurs ]
• activelog :アクティブな側のログを指定します。
• inactivelog :非アクティブな側のログを指定します。
• directory/filename :削除するファイルのパスを指定します。 filename では、1 つのファイルを表す場合に限り、ワイルドカード文字 * を使用できます。
• abstime :絶対的な期間。 hh:mm:MM/DD/YY hh:mm:MM/DD/YY 形式で表します。
• reltime :相対的な期間。 minutes | hours | days | weeks | months 値 で表します。
• match :ファイル名の中で、 文字列値 で表される特定の文字列との一致を検索します。
• recurs :サブディレクトリを含め、すべてのファイルを取得します。
指定されたファイルをコマンドが認識すると、SFTP ホスト、ユーザ名、およびパスワードの入力を求められます。
次のコマンドは、オペレーティング システムの activelog ディレクトリ内で文字列「plat」に一致するすべてのファイルを取得します。
このコマンドは、使用できるログ ディレクトリ内のログ ファイルをリスト表示します。
activelog directory [ page ] [ detail ] [ reverse ] [ date | size ]
inactivelog directory [ page ] [ detail ] [ reverse ] [ date | size ]
install directory [ page ] [ detail ] [ reverse ] [ date | size ]
license directory [ page ] [ detail ] [ reverse ] [ date | size ]
• activelog :アクティブな側のログを指定します。
• inactivelog :非アクティブな側のログを指定します。
• directory :リスト表示するディレクトリのパスを指定します。 directory では、1 つのディレクトリを表す場合に限り、ワイルドカード文字 * を使用できます。
この例では、オペレーティング システム ログ ファイルの詳細がリスト表示されます。
この例では、CDR リポジトリ内のディレクトリがリスト表示されます。
このコマンドは、ログの内容を検索し、一致した行を一度に 1 ページずつ表示します。
activelog directory/filename reg-exp [ abstime hh : mm : ss mm / dd / yyyy hh : mm : ss mm / dd / yyyy ] [ ignorecase ] [ reltime { days | hours | minutes } timevalue ]
inactivelog directory/filename reg-exp [ abstime hh : mm : ss mm / dd / yyyy hh : mm : ss mm / dd / yyyy ] [ ignorecase ] [ reltime { days | hours | minutes } timevalue ]
install directory/filename reg-exp [ abstime hh : mm : ss mm / dd / yyyy hh : mm : ss mm / dd / yyyy ] [ ignorecase ] [ reltime { days | hours | minutes } timevalue ]
• activelog :アクティブな側のログを指定します。
• inactivelog :非アクティブな側のログを指定します。
• directory/filename :検索するファイルのパスを表します。ワイルドカード文字 * を使用して、ファイル名の全体または一部を表すことができます。
• abstime :ファイルの作成時刻に基づいて、検索するファイルを指定します。開始時刻と終了時刻を入力してください。
• days|hours|minutes :ファイルの経過時間を日数、時間、または分によって指定します。
• ignorecase :検索時に大文字と小文字の違いを無視します。
• reltime :ファイルの作成時刻に基づいて、検索するファイルを指定します。検索するファイルの経過時間を入力します。
• hh : mm : ss mm / dd / yyyy :絶対時刻。形式は、時:分:秒 月/日/年。
• timevalue :検索するファイルの経過時間。この値の単位は、{ days | hours | minutes } オプションで指定します。
検索条件は正規表現の形で記述します。正規表現とは、検索パターンを表す特殊なテキスト文字列です。
検索条件が 1 つのファイル内にのみ見つかった場合は、そのファイル名が出力の一番上に表示されます。検索条件が複数のファイル内に見つかった場合は、出力の各行の先頭に、一致が見つかったファイルの名前が示されます。
このコマンドは、ログ ファイルをテイル(最後の数行を出力)します。
activelog directory/filename [ detail ] [ hex ] [ lines ]
inactivelog directory/filename [ detail ] [ hex ] [ lines ]
install directory/filename [ detail ] [ hex ] [ lines ]
• activelog :アクティブな側のログを指定します。
• inactivelog :非アクティブな側のログを指定します。
• directory/filename :テイルするファイルのパスを指定します。filename では、1 つのファイルを表す場合に限り、ワイルドカード文字 * を使用できます。
inactivelog directory/filename
• activelog :アクティブな側のログを指定します。
• inactivelog :非アクティブな側のログを指定します。
• directory/filename :表示するファイルのパスを指定します。 filename では、1 つのファイルを表す場合に限り、ワイルドカード文字 * を使用できます。
このコマンドは、事前に設定した SFTP ロケーションで使用できる証明書に影響を与えます。
import [ type ][ name ][ caCert ]
• delete:指定されたユニットから指定されたファイルを削除します。
• import :指定された証明書タイプの指定された証明書をインポートします。
• regen :指定されたユニットの証明書を再生成します。
• unit :(必須)信頼カテゴリを「own」または「trust」で指定します。
• caCert :(オプション)CA 証明書の名前を表します。
このコマンドは、指定されたユニットの Certificate Signing Request(CSR; 証明書署名要求)を再生成します。
このコマンドは、CLI コマンド プロンプトを変更して、実行済みの CLI コマンドの数が表示されるようにします。
set commandcount { enable | disable }
このコマンドを使用すると、システムをネットワークに接続する方法を設定できます。
dhcp eth0 { enable | disable } node_ip net_mask gateway_ip
dns { primary | secondary } ip-address
dns options [ timeout seconds ] [ attempts number ] [ rotate ]
max_ip_conntrack ip_conntrack_max
nic eth0 [ auto en | dis ] [ speed 10 | 100 ] [ duplex half | full ]
restore eth0 ip-address network-mask gateway
• dhcp eth0 :イーサネット インターフェイス 0 の DHCP をイネーブルまたはディセーブルにします。イーサネット インターフェイス 1 は設定できません。続行すると、システムが再起動されます。
• enable :DHCP、Network Fault Tolerance、または Path MTU Discovery をイネーブルにします。
• disable :DHCP、Network Fault Tolerance、または Path MTU Discovery をディセーブルにします。
• node_ip :サーバの新しいスタティック IP アドレスを表します。
• net_mask :サーバのサブネット マスクを表します。
• gateway_ip :デフォルト ゲートウェイの IP アドレスを表します。
• dns :プライマリまたはセカンダリ DNS サーバの IP アドレスを設定します。
• ip-address :プライマリまたはセカンダリ DNS サーバ、または割り当てるネットワーク ゲートウェイの IP アドレスを表します。続行すると、ネットワーク接続が一時的に切断されます。プライマリ DNS サーバの IP アドレスを変更する場合は、Cisco Tomcat サービスも再起動する必要があります。詳細については、 utils service コマンドを参照してください。また、IP アドレスを 1 つでも変更したときは、必ずすべてのノードを再起動することを推奨します。
• dns options :DNS オプションを設定します。
• domain :システムのドメイン名を設定します。このコマンドを使用して、ドメイン名を追加、削除、または変更する場合は、証明書を再生成して、サーバをリブートする必要があります。詳細については、「トラブルシューティングのヒント」を参照してください。
• domain-name :割り当てるシステム ドメインを表します。このコマンドを使用して、ドメイン名を追加、削除、または変更する場合は、証明書を再生成して、サーバをリブートする必要があります。詳細については、「トラブルシューティングのヒント」を参照してください。
• failover :Media Convergence Server ネットワーク インターフェイス カードの Network Fault Tolerance をイネーブルまたはディセーブルにします。
• gateway :ネットワーク ゲートウェイの IP アドレスを設定できます。
• hostname :ネットワーク ホスト名を設定してから、システムを再起動します。
• ip eth0 :イーサネット インターフェイス 0 の IP アドレスを設定します。イーサネット インターフェイス 1 は設定できません。Cisco Unified Presence は、IP アドレスの変更をサポートしていません。IP アドレスを変更すると、Cisco Unified Presence が正常に機能しなくなることがあります。
• mtu_max :MTU の最大値を指定します。続行すると、システムのネットワーク接続が一時的に失われます。
• max_ip_conntrack :ip_conntrack_max 値を設定します。
• ip_conntrack_max :ip_conntrack_max の値を指定します。
• nic eth0 :イーサネット インターフェイス 0 のプロパティを設定します。イーサネット インターフェイス 1 は設定できません。同時にイネーブルにできる NIC は 1 つだけです。続行すると、NIC がリセットされる間、ネットワーク接続が一時的に切断されます。
• network_mask :サーバのサブネット マスクを表します。
• pmtud :Path MTU Discovery をイネーブルまたはディセーブルにします。続行すると、システムのネットワーク接続が一時的に失われます。
• restore :指定されたイーサネット ポートを、指定されたスタティック IP アドレスを使用するように設定します。このコマンド オプションは、他の set network コマンドを使用してネットワーク接続を復元できない場合にだけ使用してください。このコマンドでは、指定されたネットワーク インターフェイスに関する今までのネットワーク設定が、Network Fault Tolerance も含めてすべて削除されます。このコマンドを実行した場合は、後から以前のネットワーク設定を手動で復元する必要があります。このコマンドを実行すると、サーバのネットワーク接続が一時的に失われます。IP アドレスは、このサーバに割り当てられる有効な IP アドレスでなければなりません。
• status :イーサネット 0 のステータスを up または down に設定します。イーサネット インターフェイス 1 は設定できません
• timeout :DNS 要求のタイムアウトを設定します。
• seconds :DNS のタイムアウトまでの長さを秒数で指定します。
• attempts :DNS 要求を試みる回数を設定します。
• rotate :指定すると、負荷を分散するために、設定されている DNS サーバ間でローテーションが行われます。
• auto :自動ネゴシエーションをイネーブルにするかディセーブルにするかを指定します。
• speed :イーサネット接続の速度を 10 Mbps と 100 Mbps のどちらにするかを指定します。
• ドメイン名を変更するために set network domain domain-name コマンドを使用する場合、Cisco Unified Operating System Administration のすべてのセキュリティ証明書を手動で再生成する必要があります。証明書のリストはご使用のソフトウェア リリースによって異なりますが、cup.pem、cup-xmpp.pem、cup-xmpp-s2s.pem、tomcat、ipsec などが含まれることがあります。tomcat 証明書が再生成されると、tomcat サービスを再起動する必要があります。tomcat サービスを再起動できるのは CLI を使用した場合だけです。セキュリティ証明書の再生成の詳細については、(Cisco.com にある)『 Cisco Unified Operating System Maintenance Guide 』の該当する章を参照してください。
• セキュリティ証明書を再生成したら、クラスタ内のすべてのサーバをリブートする必要があります。これにより、データベースの複製が正常に機能し続けます。サーバがリブートされたら、データベースの複製に関する Cisco Unified Reporting レポートで問題が報告されていないことを確認します。
• サーバをリブートしたら、ドメイン名の変更により関連付けが解除された古い証明書を手動で削除することを推奨します。ローカル ノード上に存在するすべての ICSA ピアに対して、ピア ノードの ICSA エントリを新しい FQDN ホスト名で更新するか、またはそのエントリを削除して新しい FQDN ホスト名を持つ新しい ICSA ピア エントリを追加する必要があります。
このコマンドを使用すると、管理者およびセキュリティのパスワードを変更できます。
age {maximum days | minimum days }
age {user admin | user security}
• maximum :Cisco Unified オペレーティング システムの管理者アカウント パスワードの最大有効期間を日数で設定します。
• minimum :Cisco Unified オペレーティング システムの管理者アカウント パスワードの最小有効期間を日数で設定します。
• days :パスワードの最小有効期間の場合は、0 ~ 10 の値を指定します。パスワードの最大有効期間の場合は、90 日以上を指定する必要があります。
• user admin :新しい管理者パスワードを設定します。
• security :新しいプラットフォーム セキュリティ パスワードを設定します。
• history :Cisco Unified オペレーティング システムの管理者アカウントの履歴に保持するパスワードの数を指定します。すでに記憶されているパスワードに一致する新規パスワードは拒否されます。
• number :履歴に保持するパスワードの数を指定します(必須)。
このコマンドは、Cisco Unified オペレーティング システムの管理者アカウントのパスワードの期限、最大有効期間、最小有効期間の設定をイネーブルまたはディセーブルにします。
maximum- age {enable | disable}
minimum- age {enable | disable}
user maximum- age {enable | disable} userid
user mimumum- age {disable | enable} userid
• enable :指定された Cisco Unified オペレーティング システムの管理者アカウント パスワードの期限および最大/最小有効期間の設定をオンにします。 set password expiry enable コマンドでは、Cisco Unified オペレーティング システムの管理者アカウント パスワードの最大有効期間は 3650 日(10 年)に設定されます。
• disable :指定された Cisco Unified オペレーティング システムの管理者アカウントのパスワードの期限および最大/最小有効期間の設定をオフにします。 set password expiry disable コマンドを実行すると、Cisco Unified オペレーティング システムの管理者アカウントでパスワードが期限切れにならなくなります。
• maximum-age :Cisco Unified オペレーティング システムの管理者アカウント パスワードの最大有効期間を日数で表示します。
• minimum-age :Cisco Unified オペレーティング システムの管理者アカウント パスワードの最小有効期間を日数で表示します。
• days :パスワードの最小有効期間の場合は、0 ~ 3650(10 年)の値で指定します。パスワードの最大有効期間の場合は、90 日以上を指定する必要があります。
• user maximum-age :特定の Cisco Unified オペレーティング システムの管理者アカウント パスワードの最大有効期間の期限切れをイネーブルまたはディセーブルにします。
• user minimum-age :特定の Cisco Unified オペレーティング システムの管理者アカウント パスワードの最小有効期間の期限切れをイネーブルまたはディセーブルにします。
• userid :特定の Cisco Unified オペレーティング システムの管理者アカウントを指定します。
admin:set password expiry maximum-age
admin: set password expiry maximum-age enable
admin: set password expiry maximum-age disable
admin:set password expiry user
このコマンドは、Cisco UP Replication Watcher サービスによる複製のモニタリングをイネーブルまたはディセーブルにします。Cisco UP Replication Watcher サービスでは、データベースの複製が設定されて通常どおり機能するまで他のサービスの開始がブロックされます。
set commandcount { enable | disable }
• enable :複製のモニタリング サービスをオンにします。
このコマンドは、サービス トレースをイネーブルまたはディセーブルにして、トレース レベルを設定します。
enable [ all ] tracevalue servicename
• [all]:オプションのパラメータで、サービスのトレース設定の変更(イネーブル/ディセーブル)をすべてのノードに反映させます。
• tracevalue :トレースの許容値は [ Info| Debug | Warn | Error | Fatal] です。
• servicename :トレースを設定する(イネーブル/ディセーブルにする)サービスを表します。
admin: set strace enable Info Cisco UP Sync Agent
admin:set strace enable all Debug Cisco UP SIP Proxy
admin: set strace disable Cisco UP Sync Agent
このコマンドは、指定されたタスクにトレース アクティビティを設定します。
• tname :トレースをイネーブルまたはディセーブルにするタスクを表します。
• enable Error :タスクのトレース設定を error レベルに設定します。
• enable Special :タスクのトレース設定を special レベルに設定します。
• enable State_Transition :タスクのトレース設定を state transition レベルに設定します。
• enable Significant :タスクのトレース設定を significant レベルに設定します。
• enable Entry_exit :タスクのトレース設定を entry_exit レベルに設定します。
• enable Arbitrary :タスクのトレース設定を arbitrary レベルに設定します。
このコマンドは、オペレーティング システムに Web セキュリティ証明書情報を設定します。
set web-security orgunit orgname locality state [ country alternatehostname ]
• orgunit :Organizational Unit(OU; 組織ユニット)名を表します。
ヒント このコマンドを使用すると、複数の組織ユニットを入力できます。複数の組織ユニット名を入力するには、エントリをカンマで区切ります。カンマを含むエントリは、エントリ内のカンマの前に円記号を入力します。組織ユニットに対して複数の値を入力するには、このコマンドの例で示すように値を引用符で囲みます。
• alternatehostname :(オプション)Web サーバ(Tomcat)証明書を生成するときに使用される、ホストの代替名を指定します。
(注) set web-security コマンドで alternate-host-name パラメータを設定すると、tomcat の自己署名証明書には、alternate-host-name が指定された Subject Alternate Name 拡張が含まれます。Cisco Unified Presence の CSR には、CSR に代替ホスト名が指定された Subject Alternate Name Extension が含まれます。
この例では、カンマを含む複数の組織ユニット名を指定する set web-security コマンドを示します。
このコマンドは、アクティブ、非アクティブ、およびインストールの各ログの作業ディレクトリを設定します。
install directory tftp directory
• activelog :アクティブ ログの作業ディレクトリを設定します。
• inactivelog :非アクティブ ログの作業ディレクトリを設定します。
• install :インストール ログの作業ディレクトリを設定します。 tftp は、TFTP ファイルの作業ディレクトリを設定します。
• directory :現在の作業ディレクトリを表します。
このコマンドは、Certificate Sign Request(CSR; 証明書署名要求)の内容を表示します。
証明書名を取得するには、 show cert list own コマンドを使用します。
admin:show csr own tomcat/tomcat.csr
-----BEGIN CERTIFICATE SIGN REQUEST-----
MIIDrDCCAxUCBENeUewwDQYJKoZIhvcNAQEEBQAwggEbMTQwMgYDVQQGEytVbmFibGUgdG8gZmlu
ZCBDb3VudHJ5IGluIHBsYXRmb3JtIGRhdGFiYXNlMTIwMAYDVQQIEylVbmFibGUgdG8gZmluZCBT
dGF0ZSBpbiBwbGF0Zm9ybSBkYXRhYmFzZTE1MDMGA1UEBxMsVW5hYmxlIHRvIGZpbmQgTG9jYXRp
b24gaW4gcGxhdGZvcm0gZGF0YWJhc2UxMDAuBgNVBAoTJ1VuYWJsZSB0byBmaW5kIE9yZyBpbiBw
bGF0Zm9ybSBkYXRhYmFzZTExMC8GA1UECxMoVW5hYmxlIHRvIGZpbmQgVW5pdCBpbiBwbGF0Zm9y
bSBkYXRhYmFzZTETMBEGA1UEAxMKYmxkci1jY20zNjAeFw0wNTEwMjUxNTQwMjhaFw0xMDEwMjQx
NTQwMjhaMIIBGzE0MDIGA1UEBhMrVW5hYmxlIHRvIGZpbmQgQ291bnRyeSBpbiBwbGF0Zm9ybSBk
YXRhYmFzZTEyMDAGA1UECBMpVW5hYmxlIHRvIGZpbmQgU3RhdGUgaW4gcGxhdGZvcm0gZGF0YWJh
c2UxNTAzBgNVBAcTLFVuYWJsZSB0byBmaW5kIExvY2F0aW9uIGluIHBsYXRmb3JtIGRhdGFiYXNl
MTAwLgYDVQQKEydVbmFibGUgdG8gZmluZCBPcmcgaW4gcGxhdGZvcm0gZGF0YWJhc2UxMTAvBgNV
BAsTKFVuYWJsZSB0byBmaW5kIFVuaXQgaW4gcGxhdGZvcm0gZGF0YWJhc2UxEzARBgNVBAMTCmJs
ZHItY2NtMzYwgZ8wDQYJKoZIhvcNAQEBBQADgY0AMIGJAoGBAMoZ4eLmk1Q3uEFwmb4iU5nrMbhm
J7bexSnC3PuDGncxT3Au4zpGgMaQRL+mk+dAt8gDZfFKz8uUkUoibcUhvqk4h3FoTEM+6qgFWVMk
gSNUU+1i9MST4m1aq5hCP87GljtPbnCXEsFXaKH+gxBq5eBvmmzmO1D/otXrsfsnmSt1AgMBAAEw
DQYJKoZIhvcNAQEEBQADgYEAKwhDyOoUDiZvlAOJVTNF3VuUqv4nSJlGafB6WFldnh+3yqBWwfGn
このコマンドは、サーバ上の Certificate Trust List(CTL; 証明書信頼リスト)ファイルの内容を表示します。CTL が有効でない場合は、そのことが通知されます。
このコマンドは、サーバのディスクの使用状況情報を表示します。
activelog { filename filename | directory | sort }
common { filename filename | directory | sort }
inactivelog { filename filename | directory | sort }
install { filename filename | directory | sort }
tftp { filename filename | directory | sort }
tmp { filename filename | directory | sort }
• activelog :activelog ディレクトリに関するディスク使用状況情報を表示します。
• common :common ディレクトリに関するディスク使用状況情報を表示します。
• inactivelog :inactivelog ディレクトリに関するディスク使用状況情報を表示します。
• install :install ディレクトリに関するディスク使用状況情報を表示します。
• tftp :TFTP ディレクトリに関するディスク使用状況情報を表示します。
• tmp :TMP ディレクトリに関するディスク使用状況情報を表示します。
• filename filename : filename で指定されたファイルに出力を保存します。これらのファイルは、 platform/cli ディレクトリに格納されます。保存されたファイルを表示するには、 file view activelog コマンドを使用します。
• directory :ディレクトリのサイズだけを表示します。
• sort :出力をファイル サイズによってソートします。ファイル サイズは、1024 バイトのブロックの数で表示されます。
このコマンドは、3 種類のハードウェア コンポーネントについて環境情報を表示します。
• fans :Rotations per Minute(RPM; 1 分あたりの回転数)によるファンの速度、ファン速度のしきい値、およびステータスを表示します。
• power-supply:MCS-7845、MCS-7835、MCS-7825H3/H4、MCS-7816H3 サーバに限り電源のステータスを表示します(これらのサーバは冗長電源または組み込みヘルス ハードウェアを備えています)。
• temperatures:温度センサーの温度値、しきい値、およびステータスを表示します。
show environment コマンドの出力データは、サーバのモデルが IBM と HP のどちらであるかによって異なります。
status [ detail ] [ listen ] [ process ] [ all ] [ nodns ] [ search stext ]
• failover は、ネットワークの耐障害性情報を指定します。
• route は、ネットワークのルーティング情報を表示します。
• status は、アクティブなインターネット接続を指定します。
• ip_conntrack は、ip_conntrack の使用状況情報を表示します。
• max_ip_conntrack は、max_ip_conntrack 情報を指定します。
• dhcp eth0 status は、DHCP ステータス情報を表示します。
• ipprefs all は、Cisco Unified Presence で使用できるすべての着信ポートを表示します。
• ipprefs enabled は、現在開いているすべての着信ポートを表示します。
• ipprefs public は、現在リモート クライアント向けに開いているすべての着信ポートを表示します。
• process :各ソケットが属するプロセス ID とプログラム名を表示します。
• all :受信ソケットと非受信ソケットの両方を表示します。
• nodns :DNS 情報なしで、数値によるアドレスを表示します。
• search stext :出力内で stext を検索します。
eth0 パラメータは、イーサネット ポート 0 の設定を、DHCP および DNS の設定とオプションも含めて表示します。
このコマンドは、システム上の開いているファイルおよびポートを表示します。
files [ all ] [ process processID ] [ regexp reg_exp ]
ports [ all ] [ regexp reg_exp ]
• files :システム上の開いているファイルを表示します。
• ports :システム上の開いているポートを表示します。
• all :開いているすべてのファイルまたはポートを表示します。
• process :開いているファイルのうち、指定されたプロセスに属するものを表示します。
このコマンドは、インストールされているパッケージの名前およびバージョンを表示します。
name :パッケージ名を表します。すべてのアクティブまたは非アクティブなパッケージを表示するには、ワイルドカード文字 * を使用します。
このコマンドは、設定されているパスワードに関する情報を表示します。
• age : 設定されているパスワードの有効期間パラメータに関する情報を表示します 。
• history : Cisco Unified オペレーティング システムの管理者アカウントの履歴に保持されるパスワードの数を表示します。
このコマンドは、Cisco Unified オペレーティング システムの管理者アカウント パスワードの期限切れをイネーブルまたはディセーブルにします。
{ maximum-age days | minimum-age days }
{ user maximum-age userid | user minimum-age userid }
• maximum-age :Cisco Unified オペレーティング システムの管理者アカウント パスワードの最大有効期間を日数で表示します。
• minimum-age :Cisco Unified オペレーティング システムの管理者アカウント パスワードの最小有効期間を日数で表示します。
• days :パスワードの最小有効期間の場合は、0 ~ 3650(10 年)の値で指定します。パスワードの最大有効期間の場合は、90 日以上を指定する必要があります。
• user maximum-age :特定の Cisco Unified オペレーティング システムの管理者アカウント パスワードの最大有効期間の期限を表示します。
• user minimum-age :特定の Cisco Unified オペレーティング システムの管理者アカウント パスワードの最小有効期間の期限を表示します。
このコマンドは、指定された perfmon カウンタに関する情報を表示します。
counterhelp class-name counter-name
classes [ cat category ] [ detail ]
counters class-name [ detail ]
instances class-name [ detail ]
class class-name [, class-name ...]
counter class-name counter-name [, counter-name ...]
instance class-name instance-name [, instance-name ...]
path path-spec [, path-spec ...]
• counterhelp :指定された perfmon カウンタの説明テキストを表示します。
• class-name :カウンタを含むクラス名を表します。
• counter-name :表示するカウンタを表します。
• list :perfmon システムに関する情報を表示します。
• categories :perfmon システム内のすべてのカテゴリをリスト表示します。
• class :perfmon クラスをリスト表示するか、または perfmon クラスに対してクエリを実行し、すべてのインスタンスと、各インスタンスのカウンタ値を表示します。
• counter :指定された perfmon クラスの perfmon カウンタをリスト表示するか、または perfmon カウンタに対してクエリを実行します。
• instance :指定された perfmon クラスの perfmon インスタンスをリスト表示するか、または perfmon インスタンスに対してクエリを実行します。
• query :perfmon システムに関する情報を表示します。
• path :指定された perfmon パスに対してクエリを実行します。
(注) クラス名またはカウンタ名にスペースが含まれている場合は、その名前を二重引用符で囲みます。
• detail :perfmon クラスまたはオブジェクトに関する詳細情報を表示します。
• cat category :指定されたカテゴリの perfmon クラスを表示します。
• class-name :クエリ対象の perfmon クラスを指定します。1 回のコマンドで最大 5 つのクラスを指定できます。
• counter-name :表示するカウンタを指定します。1 回のコマンドで最大 5 つのカウンタを指定できます。
• instance-name :表示する perfmon インスタンスを指定します。1 回のコマンドで最大 5 つのインスタンスを指定できます。このコマンドは、シングルトンの perfmon クラスには適用できません。
• path-spec :1 回のコマンドで最大 5 つのパスを指定できます。
– インスタンス ベースの perfmon クラスの場合、 path-spec には class-name ( instance-name ) ¥counter-name を指定します。
– 非インスタンス ベースの perfmon クラス(シングルトン)の場合、 path-spec には class-name¥counter-name を指定します。
show perf query path "Cisco Phones(phone-0)¥CallsAttempted",
"Cisco Unified Communications Manager¥T1ChannelsActive"
load [ cont ] [ clear ] [ noidle ] [ num xx ] [ thread ] [ cpu ] [ memory ] [ time ] [ specified ] [ page ]
list [ page ] [ short ] [ detail ] [ thread ] [ fd ] [ cont ] [ clear ] [ process id id ] [ argument id id ] [ owner name name ]
• load :アクティブな各プロセスの CPU の負荷を表示します。
• noidle :アイドルなプロセスまたはゾンビ プロセスを無視します。
• num xx :表示するプロセスの数を設定します(デフォルト = 10、 all = すべてのプロセス)。
• process id id :特定のプロセス番号またはコマンド名だけを表示します。
• argument name name :引数名を持つ特定のプロセスだけを表示します。
show registry system component [ name ] [ page ]
• system :(必須)レジストリのシステム名を表します。
• component :(必須)レジストリのコンポーネント名を表します。
• name :(オプション)表示するパラメータの名前を表します。
(注) すべてのアイテムを表示するには、ワイルドカード文字 * を入力します。
このコマンドは、RIS データベースのテーブル情報を表示します。
query table1 table2 table3 ... [ file filename ]
• list :Realtime Information Service(RIS)データベースでサポートされるテーブルを表示します。
(注) file オプションを指定すると、情報が platform/cli/filename.txt に保存されます。ファイル名には、「.」文字を含めることはできません。
show stats io [ kilo ] [ detail ] [ page ] [ file filename ]
• detail :システムで使用できる各デバイスについて、詳細な統計情報を表示します。kilo オプションはオーバーライドされます。
• file filename :情報をファイルに出力します。
(注) file オプションを指定すると、情報が platform/cli/filename.txt に保存されます。ファイル名には、「.」文字を含めることはできません。
このコマンドは、現在のサービス トレース レベルをリスト表示します。
• servicename :トレースを設定する(イネーブル/ディセーブルにする)サービスを表します。
(注) パラメータを入力しないと、使用可能なタスクのリストが返されます。
all [ page ] [ file filename ]
network [ page ] [ file filename ]
params runtime [ all ] [ cpu ] [ disk ] [ env ] [ memory ] [ page ] [ file filename ]
system [ all ] [ bus ] [ hardware ] [ host ] [ kernal ] [ software ] [ tools ] [ page ] [ file filename ]
table table_name [ page ] [ csv ]
• activesql :データベースに対するアクティブなクエリを、1 分の間にログから取得できる範囲で表示します。
• all :すべての show tech コマンドの出力を組み合わせて表示します。
• ccm_service :システムで実行可能なすべての Cisco Unified Communications サービスに関する情報を表示します。
• database dump :データベース全体の CSV ファイルを作成します。
• sessions :現在のセッション ID のセッションおよび SQL 情報をファイルにリダイレクトします。
• dbintegrity :データベースの完全性を表示します。
• dbschema :CSV ファイル形式でデータベース スキーマを表示します。
• dbstateinfo :データベースの状態を表示します。
• devdefaults :デバイスのデフォルト テーブルを表示します。
• dumpCSVandXML :デバイスのデフォルト テーブルを表示し、csv ファイルおよび xml ファイルを収集して、1 つの tar ファイルにまとめます。tar ファイルは次の方法のいずれかで取得できます。
– file view activelog cm/trace/dbl/xmlcsv.tar と入力して、ファイルの内容を表示する。
– file get activelog cm/trace/dbl/xmlcsv.tar と入力して、ファイルをダウンロードする。
• gateway :データベース内のゲートウェイ テーブルを表示します。
• locales :デバイス、デバイス プール、およびエンド ユーザのロケール情報を表示します。
• network [ page ] [ file filename ]:サーバのネットワーク関連情報を表示します。
• notify :データベース変更通知モニタを表示します。
• params all :すべてのデータベース パラメータを表示します。
• params enterprise :データベースのエンタープライズ パラメータを表示します。
• params runtime :サーバのランタイム関連情報を表示します。
• params service :データベースのサービス パラメータを表示します。
• procedures :データベースに対して使用されているプロシージャを表示します。
• repltimeout :複製のタイムアウトを表示します。この値を大きくすると、大きなシステムにおける最大限の数のサーバでも、1 回目の複製設定で含めることができます。サーバおよびデバイスの数が上限に達している場合は、複製のタイムアウトを最大値に設定してください。これによって最初の複製設定に時間がかかることに注意してください(すべてのサーバの設定を準備する時間が必要なため)。
• routepatterns :システムで設定されているルート パターンを表示します。
• routeplan :システムで設定されているルート プランを表示します。
• systables :sysmaster データベース内のすべてのテーブルの名前を表示します。
• table :指定されたデータベース テーブルの内容を表示します。
• triggers :テーブル名と、そのテーブルに関連付けられているトリガーを表示します。
• version :インストールされているコンポーネントのバージョンを表示します。
• table_name :表示するテーブルの名前を表します。
• file filename :情報をファイルに出力します。file オプションを指定すると、情報が platform/cli/ filename .txt に保存されます。ファイル名には、「.」文字を含めることはできません。
• errorcode :エラー コードを正の整数で指定します。エラー コードが負の数である場合は、マイナス符号(-)を付けずに入力します。
• cpu :コマンドの実行時の CPU 使用率(最高)を表示します。
• memory :システムのディスク使用状況情報を表示します。
• bus :サーバのデータ バスに関する情報を表示します。
• hardware :サーバのハードウェアに関する情報を表示します。
• kernel :インストールされているカーネル モジュールをリスト表示します。
• software :インストールされているソフトウェアのバージョンに関する情報を表示します。
このコマンドは、USB 接続されている APC Smart-UPS デバイスの現在のステータスを示し、モニタリング サービスが開始されていない場合は開始します。
• 「utils disaster_recovery backup」
• 「utils disaster_recovery cancel_backup」
• 「utils disaster_recovery device」
• 「utils disaster_recovery restore」
• 「utils disaster_recovery schedule」
• 「utils disaster_recovery show_backupfiles」
• 「utils disaster_recovery show_registration」
• 「utils disaster_recovery show_tapeid」
• 「utils disaster_recovery status」
• 「utils network capture eth0」
• 「utils network ipv4 firewall」
• 「utils pe replication-agent」
• 「utils reset_ui_administrator_name」
• 「utils reset_ui_administrator_password」
• 「utils soap realtimeservice test」
指定したコア ファイルのバックトレース、スレッド リスト、すべての CPU レジスタの現在の値を生成します。
utils core [ active | inactive ] analyze core file name
• inactive :非アクティブなバージョンを指定します。
• core file name :コア ファイルの名前を指定します。
コア ファイルと同じ名前で、拡張子が .txt のファイルが、コア ファイルと同じディレクトリに作成されます。このコマンドはアクティブ パーティションのみに対して使用できます。
このコマンドは、既存のコア ファイルをすべてリスト表示します。
utils core [ active | inactive ] list
このコマンドは、サーバに関するレポートを platform/log ディレクトリ内に作成します。
• hardware :ディスク アレイ、リモート コンソール、診断、および環境のデータを含むシステム レポートを作成します。
• platform :プラットフォーム設定ファイルを収集して TAR ファイルにまとめ、共通のログの場所にコピーします。
• csa :CSA 診断に必要なすべてのファイルを収集して、1 つの CSA 診断ファイルにまとめます。このファイルは、 file get コマンドを使用して取得できます。
コマンドを入力すると、続行を求めるプロンプトが表示されます。
レポートを取得するには、レポートを作成した後で file get activelog platform / log / filename コマンドを使用します。 filename は、コマンドが完了した後で表示されるレポートのファイル名です。
このコマンドは、Cisco Security Agent(CSA)を起動および停止します。
• disable :Cisco Security Agent(CSA)を停止します。
• enable :Cisco Security Agent(CSA)をイネーブルにします。CSA をイネーブルにすることを確認するプロンプトが表示されます。
• status :Cisco Security Agent(CSA)の現在のステータスを表示します。CSA が実行中であるかどうかが示されます。
このコマンドは、データベースの複製に関する情報を表示します。
repairreplicate replicatename [ nodename | all ]
repairtable tablename [ nodename | all ]
• status :データベース複製のステータスを表示し、クラスタ内のサーバが接続されてデータが同期しているかどうかを示します。このコマンドは、クラスタの最初のノード(パブリッシャ サーバ)でのみ実行してください。
• stop :データベース複製の自動設定を停止します。このコマンドは、サブスクライバおよびパブリッシャ サーバで、CLI コマンド utils dbreplication reset または utils dbreblication clusterreset を実行する前に使用します。このコマンドは、パブリッシャ サーバで実行する前に複数のサブスクライバ サーバで同時に実行できます。
• reset :データベースの複製をリセットし、再起動します。システムが適切に設定されていないときは、これを使用することにより、複製を破棄し、再構築できます。
• clusterreset :クラスタ全体で複製をリセットします。このコマンドを使用すると、データベースの複製をデバッグできます。ただし、これは utils dbreplication reset all を試し、クラスタで複製を再起動できなかった場合にのみ使用してください。このコマンドでは、クラスタ全体の複製が破棄され、再構築されます。このコマンドを実行する前に、 utils dbreplication stop コマンドをすべてのサブスクライバ サーバで実行し、その後、パブリッシャ サーバでも実行します。このコマンドを使用した後は、各サブスクライバ サーバを再起動する必要があります。すべてのサブスクライバ サーバが再起動されたら、パブリッシャ サーバで CLI コマンド utils dbreplication reset all を実行します。
• dropadmindb :クラスタ内のすべてのサーバにある Informix の syscdr データベースをドロップします。このコマンドは、データベース複製のリセットまたはクラスタのリセットが失敗し、複製を再起動できない場合にのみ使用します。
• forcedatasyncsub :サブスクライバ ノードにパブリッシャ ノードのバックアップを行うよう強制します。このコマンドは、 utils dbreplication repair コマンドを数回実行してから utils dbreplication status コマンドを実行しても、非動的テーブルが同期しない場合にだけ使用します。このコマンドは、パブリッシャ サーバからのみ実行できます。 all パラメータを使用すると、クラスタ内のすべてのサブスクライバ サーバが同期されます。1 つのサブスクライバ サーバだけが同期しない場合は、 hostname パラメータを使用します。このコマンドを実行した後では、復元されたサブスクライバ サーバを再起動する必要があります。このコマンドは、実行にきわめて長い時間がかかることがあり、また、システム全体の IOWAIT に影響する可能性があります。
• quickaudit :動的なデータベース テーブル上の選択された内容に対して、短時間のデータベース チェックを実行します。
• repairreplicate :クラスタ ノード間で一致していないデータを修復し、パブリッシャ ノードのデータと一致するようにノードのデータを変更します。複製の設定は修復しません。nodename は、パブリッシャを指定するとは限りません。サブスクライバのノード名も指定できます。「all」を指定すると、すべてのサブスクライバでテーブルが修復されます。このコマンドは、パブリッシャ上で実行できます。
• replicatename :修復 する複製を指定します。
• repairtable tablename :クラスタ ノード間で一致していないテーブル データを修復し、パブリッシャ ノードのデータと一致するようにノードのデータを変更します。複製の設定は修復しません。
• runtimestate :データベース複製プロセスの進捗をモニタリングし、クラスタ内の複製状態を出力します。
• setrepltimeout :大きなクラスタで複製設定のタイムアウトを設定します。デフォルトのデータベース複製タイムアウトは、5 分(値は 300)です。最初のサブスクライバ サーバがパブリッシャ サーバに複製を要求したときに、このタイマーが設定されます。タイマーの期限が切れると、最初のサブスクライバ サーバ、およびその期間内に複製を要求した他のすべてのサブスクライバ サーバが、パブリッシャ サーバとの間でバッチによるデータ複製を開始します。複数のサブスクライバ サーバがある場合は、個別のサーバ複製よりもバッチ複製が効率的です。大きなクラスタでは、このコマンドを使用してデフォルトのタイムアウト値よりも大きくすることで、バッチに含めるサブスクライバ サーバの数を増やすことができます。パブリッシャ サーバをアップグレードし、アップグレード後のパーティションで再起動する場合は、最初のサブスクライバ サーバを新しいリリースに切り替える前に、このタイマー値を設定する必要があります。最初のサブスクライバ サーバが複製を要求したときに、パブリッシャ サーバはこの新しい値に基づいて複製タイマーを設定します。
ヒント クラスタ全体のアップグレードが完了し、サブスクライバ サーバの複製が適切に設定されたら、この値をデフォルトの 300(5 分)に戻すことを推奨します。
• all :すべてのノードで監査が実行されるか、すべてのサブスクライバ サーバでデータの修復が行われるか、すべてのノードで複製が修復されます。
• nodename :短時間の監査を実行するノード、複製を修復するノード、またはモニタリングするノードを指定しま す。
このコマンドを使用すると、システムの問題を診断し、自動修復を試行できます。
• fix :すべての診断コマンドを実行し、問題の修復を試行します。
• list :使用可能なすべての診断コマンドをリスト表示します。
• module :単独の診断コマンドまたはコマンドのグループを実行し、問題の修復を試行します。
• test :すべての診断コマンドを実行しますが、問題の修復は試行しません。
• version :診断フレームワークのバージョンを表示します。
このコマンドは、ファイルをテープおよびリモート サーバにバックアップします。
utils disaster_recovery backup
network featurelist path servername username
• tape :テープに格納されるバックアップ ファイルに関する情報を表示します。
• featurelist :バックアップするフィーチャをカンマで区切ったリストを指定します。
• device_name :バックアップするデバイスの名前(必須)を表します。
• network :リモート サーバに格納されるバックアップ ファイルに関する情報を表示します。
• path :リモート サーバ上のバックアップ ファイルの場所を表します。
• servername :バックアップ ファイルを格納するサーバの IP アドレスまたはホスト名を表します。
このコマンドは、進行中のバックアップ ジョブをキャンセルします。
utils disaster_recovery cancel_backup
このコマンドを使用すると、バックアップ操作用にデバイスを管理できます。
utils disaster_recovery device
add network device_name path servername username Number_of_backups
• list :すべてのバックアップ デバイスのデバイス名、デバイス タイプ、およびデバイス パスを表示します。
• delete :指定されたデバイスを削除します。* このコマンドは、スケジュールに関連付けられているデバイスを除き、既存のすべてのデバイスを削除します。
• add :バックアップ ジョブを実行する新しいバックアップ デバイスを指定します。
• tape :テープに格納されるバックアップ ファイルに関する情報を表示します。
• network :リモート サーバに格納されるバックアップ ファイルに関する情報を表示します。
• device_name :バックアップ デバイスの名前を表します。
• tapeid :使用可能なテープ デバイスの ID を指定します。
• path :リモート サーバ上のバックアップ ファイルの場所を表します。
• servername :バックアップ ファイルが格納されるサーバの IP アドレスまたはホスト名を表します。
• username :リモート サーバにログインするときに必要なユーザ名を表します。
このコマンドは、ファイルをテープおよびリモート サーバにバックアップします。
utils disaster_recovery restore
tape server tarfilename device_name
network restore_server tarfilename device_name
• tape :テープに格納されるバックアップ ファイルに関する情報を表示します。
• tarfilename :復元するファイルの名前を指定します。
• device_name :ファイルを復元するデバイスの名前(必須)を指定します。
• network :リモート サーバに格納されるバックアップ ファイルに関する情報を表示します。
このコマンドは、設定されているスケジュールに影響を与えます。
utils disaster_recovery schedule
add schedulename devicename featurelist datetime frequency
• enable :指定されたスケジュールをイネーブルにします。
• disable : 指定されたスケジュールをディセーブルにします。
• schedulename :(必須)スケジューラの名前を表します。
• devicename :(必須)スケジューリングが行われているデバイスの名前を表します。
• featurelist :(必須)バックアップするカンマ区切りのフィーチャ リストを表します。
• datetime :(必須)スケジューラが設定された日付を表します。yyyy/mm/dd-hh:mm という形式で 24 時間制で指定します。
• frequency :(必須)バックアップを作成するようにスケジューラを設定する頻度を表します。例:1 回、日次、週次、月次。
このコマンドは、バックアップ ファイルに関する情報を表示します。
utils disaster_recovery show_backupfiles
network path servername username
• network :復元ジョブを開始し、リモート サーバからバックアップ tar ファイルを取得します。
• tape :テープに格納されるバックアップ ファイルに関する情報を表示します。
• path :リモート サーバ上のバックアップ ファイルの場所を表します。
• servername :バックアップ ファイルを格納するサーバの IP アドレスまたはホスト名を表します。
• tapeid :使用可能なテープ デバイスの ID を表します。
• username :リモート サーバにログインするときに必要なユーザ名を表します。
(注) リモート サーバ上のアカウントのパスワードを入力するように要求するプロンプトが表示されます。
このコマンドは、指定されたサーバに登録されているフィーチャおよびコンポーネントを表示します。
utils disaster_recovery show_registration hostname
このコマンドは、テープ デバイス ID のリストを表示します。
このコマンドは、現在のバックアップまたは復元ジョブのステータスを表示します。
utils disaster_recovery status operation
このコマンドを使用すると、サーバの I/O をモニタリングできます。File I/O Reporting サービスは、プロセスごとにファイル I/O を収集するカーネル ベースのデーモンを提供します。
list [ start = date-time ] [ stop = date-time ]
top number [ read | write | read-rate | write-rate] [ start= date-time ] [ stop = date-time ]
• disable :マシンの起動時にファイル I/O レポーティング サービスが自動的に起動しないようにします。このコマンドでは、リブートするまでサービスは停止しません。ただちにサービスを停止するときは、 stop オプションを使用します。
• enable :マシンの起動時にファイル I/O レポーティング サービスが自動的に起動するようにします。このコマンドでは、リブートするまでサービスは開始しません。ただちにサービスを開始するときは、 start オプションを使用します。
• list :このコマンドは、ファイル I/O イベントを古いものから新しいものの順番にリスト表示します。
• start :停止してあったファイル I/O レポーティング サービスを開始します。サービスは、手動で停止されるかマシンがリブートされるまで起動状態が保たれます。
• status :ファイル I/O レポーティング サービスのステータスを表示します。
• stop :ファイル I/O レポーティング サービスを停止します。サービスは、手動で開始されるかマシンがリブートされるまで停止状態が保たれます。
• top :発生させているファイル I/O が多いプロセスのリストを表示します。このリストは、読み取りバイト総数、書き込みバイト総数、読み取りバイト比率、または書き込みバイト比率でソートできます。
• date-time :次のいずれかの形式で、日時を指定します。 H : M 、 H : M : S a 、 H : M 、 a 、 H : M : S Y - m - d 、 H : M 、 Y - m - d 、 H : M : S 。
• number :上位何件のプロセスをリストに表示するかを指定します。
• [ read | write | read-rate | write-rate ]:プロセスをソートするために使用する基準を指定します。
このコマンドは、サブクラスタの High Availability(HA; ハイ アベイラビリティ)をサポートします。つまり、サブクラスタ内のノードに障害が発生した場合、そのノードのインスタント メッセージ サービスおよびアベイラビリティ サービスはサブクラスタ内の 2 つ目のノードにフェールオーバーし、1 つ目のノードにフォールバックして、障害状態から回復します。
• failover :特定のノードの手動フェールオーバーを開始します。Cisco UP Server Recovery Manager が、障害が発生したノードのクリティカル サービスを停止し、すべてのユーザをバックアップ ノードに移行します。
• fallback :特定のノードの手動フォールバックを開始します。Cisco UP Server Recovery Manager が、アクティブなノードでクリティカル サービスを再起動し、ユーザをアクティブなノードに戻します。
• recover:(ノードが障害状態の場合に)サブクラスタの手動リカバリを開始します。Cisco Unified Presence が、そのサブクラスタで Cisco UP Server Recovery Manager サービスを再起動します。
• status:サブクラスタの HA のステータスを表示します。
• node name:手動 フェールオーバー、フォールバック、またはリカバリを実行するノードを指定します。
• subcluster name:HA のステータスをモニタリングするサブクラスタを指定します。 サブクラスタ名を指定しないと、すべてのクラスタ情報が表示されます。
このコマンドは、仮想フロッピー ドライブ上の platformConfig.xml ファイルからデータを取得し、設定ファイルに一致するようにシステムを変更します。コマンドの完了後、システムがリブートします。
このコマンドは、すべての VMware 展開で実行できます。
ステップ 2 Answer File Generator(AFG)ツール( http://www.cisco.com/web/cuc_afg/index.html ) を使用して、platformConfig.xml ファイルを作成します。
ステップ 3 仮想フロッピー インスタンスに Config.xml ファイルを挿入します(手順については、
http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&cmd=displayKC&externalId=1739 を参照)。
ステップ 4 新しい VM のフロッピー ドライブに .flp ファイルをマウントします。
ステップ 5 VM の CLI にログイン(コンソールまたは SSH を使用)、utils import config コマンドを実行します。
このコマンドは xml ファイル内のすべてのデータを実行し、現在の VM の設定と異なるデータが見つかると、新しいデータと一致するように VM を変更します。
ステップ 6 新しい ID を指定した状態でシステムがリブートします。
Cisco Unified Presence 管理 GUI に初めてログインするときに、インストール後ウィザードが実行されます。これは、新規インストールの完了後に実行されるインストール後ウィザードと同じです。Cisco Unified Presence がポイントする Cisco Unified Communications Manager を指定する必要があります。
このコマンドは、指定された回数と間隔で iostat 出力を表示します。
utils iostat [ interval | iterations | filename ]
• interval :iostat 読み取り間隔を秒数で設定します。iteration パラメータを使用する場合は、この値を設定する必要があります。
• iterations :iostat 反復の回数を設定します。iteration パラメータを使用する場合は、この値を設定する必要があります。
このコマンドを使用すると、サーバ上の I/O スロットリングを管理およびモニタリングできます。
• disable :I/O スロットリングの拡張をディセーブルにします。このコマンドは、アップグレード時のシステムのパフォーマンスを低下させる可能性があります。
• enable :I/O スロットリングの拡張をイネーブルにします。イネーブルにすると、I/O スロットリング拡張により、アクティブなシステムにアップグレードが与える影響が低下します。
このコマンドは、netdump クライアントおよびサーバを設定します。
start ip-address-of-netdump-server
add-client ip-address-of-netdump-client
delete-client ip-address-of-netdump-client
• client :netdump クライアントを設定します。
• start :netdump クライアントまたはサーバを起動します。
• status :netdump クライアントまたはサーバのステータスを表示します。
• stop :netdump クライアントまたはサーバを停止します。
• ip-address-of-netdump-server :クライアントが診断情報を送る先の netdump サーバの IP アドレスを指定します。
• add-client :netdump クライアントを追加します。
• ip-address-of-netdump-client :netdump クライアントの IP アドレスを指定します。
• delete-client :netdump クライアントを削除します。
• list-clients :この netdump サーバに登録されているクライアントをリスト表示します。
• カーネル パニック クラッシュが発生した場合、netdump クライアントはクラッシュの診断情報を netdump サーバに送信します。
• netdump 診断情報は、netdump サーバ上の crash/ に格納されます。クライアントの IP アドレスと日付から名前が構成されるサブディレクトリに、この netdump 情報が格納されます。
• 各 Cisco Unified オペレーティング システム サーバは、netdump のクライアントとサーバの両方として設定することができます。
• サーバがもう 1 つの Cisco Unified オペレーティング システム サーバ上にある場合は、カーネル パニック トレースのシグニチャがそのサーバに送られます。そうでない場合は、コア ダンプ全体が送られます。
このコマンドは、Address Resolution Protocol(ARP; アドレス解決プロトコル)テーブルの内容をリスト表示します。
list [ host host ] [ page ] [ numeric ]
• list :アドレス解決プロトコル テーブルの内容をリスト表示します。
• set :アドレス解決プロトコル テーブルにエントリを設定します。
• delete :アドレス解決テーブルのエントリを削除します。
• host :テーブルに追加、またはテーブルから削除するホストのホスト名または IP アドレスを表します。
• address :追加するホストの MAC アドレスを表します。MAC アドレスは、XX:XX:XX:XX:XX:XX という形式で入力します。
• numeric :ホストをドット区切りの IP アドレスで表示します。
このコマンドは、指定されたイーサネット インターフェイス上の IP パケットを取得します。
eth0 [ page ] [ numeric ] [ file fname ] [ count num ] [ size bytes ] [ src addr ] [ dest addr ] [ port num ]
• eth0 :イーサネット インターフェイス 0 を指定します。
• page :出力を一度に 1 ページずつ表示します。page オプションまたは file オプションを使用すると、コマンドは要求されたパケットをすべて取得してから完了します。
• numeric :ホストをドット区切りの IP アドレスで表示します。
• file fname :情報をファイルに出力します。file オプションは、情報を platform/cli/ fname .cap に保存します。ファイル名には、「.」文字を含めることはできません。
• count num :取得するパケットの数を設定します。
画面出力の場合、上限は 1000 です。ファイル出力の場合、上限は 10,000 です。
• size bytes :取得するパケットのバイト数を設定します。
画面出力の場合、バイト数の上限は 128 です。ファイル出力の場合、バイト数の上限は任意、または ALL です。
• src addr :パケットの送信元アドレスをホスト名または IPV4 アドレスで指定します。
• dest addr :パケットの宛先アドレスをホスト名または IPV4 アドレスで指定します。
このコマンドは、ホスト名をアドレスに、またはアドレスをホスト名に名前解決します。
hostname [ server server-name ] [ page ] [ detail ] [ srv ]
• hostname :名前解決するホスト名または IP アドレスを表します。
このコマンドは、IPv4 ファイアウォールのオプションを設定し、ステータスを表示します。
• debug :デバッグのオンとオフを切り替えます。 time パラメータを入力しない場合、デバッグは 5 分間オンになります。
• disable :IPv4 ファイアウォールをオフにします。 time パラメータを入力しない場合、ファイアウォールは 5 分間ディセーブルになります。
• enable :IPv4 ファイアウォールをオンにします。
• status :ファイアウォールの現在のステータスを表示します。
このコマンドは、ネットワークの通信とトラフィックをモニタリングします。
• ping :他のサーバに対して ping を実行できます。
• tracert :リモートの宛先に送信された IP パケットをトレースします。
• destination :ping またはトレースの実行対象となるサーバのホスト名または IP アドレスを表します。
このコマンドは、NTP のステータスまたは設定を表示します。
(注) 互換性、正確性、およびネットワークの潜在的な問題を避けるために、プライマリ ノードに指定する外部 NTP サーバは NTP v4(バージョン 4)にしてください。
このコマンドは、すべての NTP サーバをリスト表示します。
(注) このコマンドは、Cisco Unified Presence Release 8.5 および 8.6 でのみ使用できます。
NTP サービスが動作していない場合、NTP サービスを開始します。
(注) コマンド ライン インターフェイスからは NTP サービスを停止できません。このコマンドは、utils ntp status コマンドで stopped が返される場合に使用します。
このコマンドを使用して、Presence Engine(PE)の複製エージェントを管理します。
• start :Presence Engine 内の soft-state データストアの複製エージェントを手動で起動します。
• stop :Presence Engine 内の soft-state データストアの複製エージェントを手動で停止します。
このコマンドを使用すると、リモート アカウントのステータスをイネーブルまたはディセーブルにしたり、作成または確認したりすることができます。
• username :リモート アカウントの名前を指定します。username は小文字だけを使用でき、7 文字以上でなければなりません。
• life :アカウントが有効な日数を指定します。指定した日数が過ぎると、アカウントは使用できなくなります。
リモート アカウントは、パス フレーズを生成します。シスコシステムズのサポート担当者はこれを使用することにより、アカウントの指定有効期間の間、システムにアクセスできます。同時に有効にできるリモート アカウントは 1 つだけです。
このコマンドは、インストールされている製品の管理者インターフェイスにログインするための管理者ユーザ名をリセットします。
utils reset_ui_administrator_name
このユーザ名がリセットされた場合、それと一致するように各クラスタ間ピア(存在する場合)の Cisco Ajax XMPP Libraries(AXL)のユーザ名を手動で更新する必要があります。それには、[Cisco Unified Presence Administration] > [Presence] > [Inter-clustering] を選択します。
このコマンドは、インストールされている製品の管理者インターフェイスにログインするための管理者パスワードをリセットします。
utils reset_ui_administrator_password
このパスワードがリセットされた場合、それと一致するように各クラスタ間ピア(存在する場合)の Cisco Ajax XMPP Libraries(AXL)を、手動で更新する必要があります。それには、[Cisco Unified Presence Administration] > [Presence] > [Inter-Clustering] を選択します。
このコマンドは、サービスを停止、開始、または再起動し、すべてのサービスとそのステータスのリストを取得します。
auto-restart { enable | disable | show } service-name
• service-name は、開始または停止するサービスの名前を、次のいずれかで指定します。
– Cisco Database Layer Monitor
– Cisco Unified Serviceability
– Cisco UP XCP Text Conference Manager
– Cisco UP XCP Web Connection Manager
– Cisco UP XCP Connection Manager
– Cisco UP XCP SIP Federation Connection Manager
– Cisco UP XCP XMPP Federation Connection Manager
– Cisco UP XCP Counter Aggregator
– Cisco UP XCP Message Archiver
– Cisco UP XCP Directory Service
– Cisco UP XCP Authentication Service
• enable :auto-restart をイネーブルにします。
• disable :auto-restart をディセーブルにします。
hardware-agents [ status | start | stop | restart ]
• get :指定された MIB Ojbect ID(OID; オブジェクト ID)の SNMP データを表示します。たとえば、MIB 内の特定の OID(リーフ)でこの cmdlet を実行すると、MIB の値を取得できます。システムのアップタイムの取得例を次に示します。
iso.3.6.1.2.1.25.1.1.0 = Timeticks: (19836825) 2 days, 7:06:08.25
リモート ホストの IP アドレスを指定すると、コマンドはリモート ホストで実行されます。
• version :SNMP バージョンを指定します。指定できる値は、1、2c、3 です。
• hardware-agents status :サーバ上のハードウェア エージェントのステータスを表示します。ステータスを示すエージェントだけが表示されます。すべてのハードウェア エージェントがステータスを示すわけではありません。
• hardware-agents stop :ハードウェア ベンダーによって提供されているすべての SNMP エージェントを停止します。
• hardware-agents restart :サーバ上のハードウェア エージェントを再起動します。
• hardware-agents start :ハードウェア ベンダーによって提供されているすべての SNMP エージェントを開始します。
• test :サンプルのアラームをローカルの syslog、リモートの syslog、および SNMP トラップに送ることにより、SNMP ホストをテストします。
このインタラクティブ コマンドは、v3 インフォーム通知、Mib2 設定情報、トラップ通知、および v3 ユーザ設定に影響を与えます。
inform 3 [ add | delete | list | update ]
mib 2 [ add | delete | list | update ]
trap 3 [ add | delete | list | update ]
user 3 [ add | delete | list | update ]
• add :設定されている v3 ユーザ名に関連付けられた新規 v3 インフォーム、トラップ、またはユーザ通知の宛先を追加します。システム連絡先、システムの場所などの Mib2 設定情報を追加します。
• delete :既存の v3 のインフォーム、トラップ、またはユーザ通知の宛先の設定情報を削除します。システム連絡先、システムの場所などの Mib2 設定情報を削除します。
• list :現在設定されている v3 インフォーム、トラップ、またはユーザ通知をリスト表示します。システム連絡先、システムの場所などの Mib2 設定情報をリスト表示します。
• update :既存の v3 インフォーム、トラップ、またはユーザ通知の宛先の設定情報を更新します。システム連絡先、システムの場所などの Mib2 設定情報を更新します。
utils snmp config inform 3 の使用上のガイドライン
設定の変更を有効にするために、SNMP Master Agent サービスが再起動されます。コマンドの実行後は、再起動が完了するまで中止しないでください。サービスの再起動中にコマンドを中止した場合は、 utils service list を使用して「SNMP Master Agent」のサービス ステータスを確認します。サービスがダウンしている場合は、 utils service start SNMP Master Agent を使用してサービスを開始します。
このコマンドは、リモート サーバ上でいくつかのテスト ケースを実行します。
utils soap realtimeservice test remote-ip remote-https-user remote-https-password
• remote-ip :テスト対象サーバの IP アドレスを指定します。
• remote-https-user :SOAP API にアクセス権のあるユーザ名を指定します。
• remote-https-password :SOAP API にアクセス権のあるアカウントのパスワードを指定します。
このコマンドを使用すると、同じパーティションでのシステムの再起動、非アクティブなパーティションでのシステムの再起動、またはシステムのシャットダウンを実行できます。
utils system { restart | shutdown | switch-version }
• switch-version :非アクティブなパーティションにインストールされている製品リリースに切り替えます。
utils system shutdown コマンドは、5 分でタイムアウトします。システムが 5 分以内にシャットダウンしない場合は、強制シャットダウンを実行するオプションが提示されます。
このコマンドを使用すると、アップグレードおよび Cisco Option Package(COP)ファイルを、ローカルとリモートの両方のディレクトリからインストールできます。
get { local | remote } filename
• cancel :アクティブなアップグレードをキャンセルします。
• get :アップグレードするためのアップグレード ファイルを取得します。
• local :アップグレード ファイルがローカル ドライブ上にあることを指定します。
• remote :アップグレード ファイルがリモート システムにあることを指定します。
– filename は、アップグレード ファイルの名前を指定します。
最新の Cisco Unified Presence の要件については、次の URL にある『Release Notes for Cisco Unified Presence』を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/ps6837/prod_release_notes_list.html