概要
このドキュメントでは、Cisco Smart Software Manager(CSSM)またはサテライトに登録されている場合の CUCM 情報のプライバシーをサポートする方法について説明します。
前提条件
要件
次の項目に関する専門知識があることが推奨されます。
- Cisco Unified Communications Manager(CUCM)バージョン 12.5
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、Cisco Call Managerバージョン12.5に基づくものです
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。
背景説明
CUCM製品インスタンスをCSSMまたはサテライトに登録しようとすると、通常、登録された要求がCSSMまたはサテライトに送信されると、CUCM IPおよびホスト名が送信されます。
このプライバシー機能が有効になると、CUCMはホスト名またはIPアドレスをCSSMまたはサテライトに送信しなくなり、代わりに、製品インスタンスの登録時にUDI(各製品インスタンスに対して一意)をCSSMまたはサテライトサーバに送信します。
手順
- このプライバシーを有効にするには、図に示すように、管理者は[Transport]設定の[Do not share my hostname or IP address with Cisco]チェックボックスをオンにします。
- このチェックボックスを有効にするには、製品インスタンスが未登録状態であることを確認する必要があります。
- このチェックボックスをオンにすると、バックエンドでSmart License Managerサービスが再起動します。
- サービスが正常に再起動すると、次の図に示すようにプロンプトが表示され、トランスポート設定が正常に更新されました。
- これらの変更を行った後、製品インスタンスを再登録する必要があります。
確認
ライセンス管理とCSSM UIの変更
このプライバシーチェックボックスを有効にすると、製品インスタンス名と製品UDIが表示されます。
この図では、プライバシーモードは無効になっています。
.
この図では、プライバシーモードが有効になっています。
トラブルシュート
次のログを収集する必要があります(問題がある場合)。
CLI:activelog/cm/trace/slm/log4j/slm.log
- スマートエージェントログが slm.log
- Call Homeログは次の場所に書き込まれます。
activelog/cm/trace/slm/log4j/gch.log
activelog/cm/trace/slm/log4j/tp.log