はじめに
デバイス制御機能には、VMwareハイパーバイザ内の仮想マシンでの操作に関する制限があります。
問題
VMWare仮想環境では、iSCSIなどの共有仮想ストレージデバイスが、USBデバイスなどのホットスワップ可能なデバイスであるかのようにVMに認識されます。 VMWareは、ボリュームの動的なサイズ変更をサポートするためにホット・プラグ可能にします。
これにより、外部デバイスからの書き込み/読み取りをブロックするように設定されているモードでデバイス制御を有効にすると、問題が発生する可能性があります。これはVMの「内部」ドライブですが、共有のホットスワップ可能なストレージデバイスです。
解決方法
この問題を解決するには、次の方法に従って、VMにiSCSIデバイスをホットスワップ可能として表示させないようにしてください。
- WebブラウザからvSphere Web Clientに接続します。
- 管理者クレデンシャルでログインします。
- 変更する仮想マシンに移動します。
- 仮想マシンの電源をオフにします。
- 仮想マシンを右クリックし、[設定の編集]を選択します。
- [VMオプション]タブをクリックします。
- Advanced > Edit Configurationの順にクリックします。
- 「行の追加」を選択するか、下部の指定されたフィールドに値を直接入力します。
- devices.hotplugという名前と値falseを持つ新しい行を挿入します。
- 仮想マシンの電源をオンにします。
ドライブをホットスワップ可能として認識されないように変更すると、デバイスコントロールで「内部」ドライブがリムーバブルデバイスとして無視されます。デバイスをこの状態に維持する必要がある場合は、デバイス制御設定がVMおよび「内部」ディスクに干渉する可能性があるため、それに応じて設定する必要があることに注意してください。
VMWareの詳細については、https://kb.vmware.com/s/article/1012225を参照してください。