はじめに
このドキュメントでは、NTP設定の検証、NTPサービスの変更とトラブルシューティングの方法について説明します。これは、Cyber Vision Center 2.x、3.x、4.xソフトウェアトレインに適用されます。
NTPサーバピアリングを検証する手順
ntpq -c peer <ピアデバイスIP>
ピアリングを使用すると、センターはネットワーク内のルータやゲートウェイなどのピアデバイスから時刻を取得します。
NTPクライアントのアソシエーション
NTPアソシエーションは、各NTPサーバへのクライアントアソシエーションのステータスを示します。
ntpq -c associations <時刻が同期されているデバイス>
出力例:
例:名前解決の失敗を示す問題
***Can't find host peer
server (local remote refid st t when poll reach delay offset jitter
===========================================================================================
localhost.lo *LOCAL(0) .LOCL. 10 l - 64 377 0.000 0.000 0.000
現在の日付を確認する
cv-admin@Center:~$ date
Tue Jul 11 18:01:05 UTC 2023
NTPデーモンのステータスを確認します。
systemctlステータスntp
NTP設定の変更
sbs-timeconf -h to learn about the commands to tune NTP on the center.
sbs-timeconf -s with IP or hostname.
変更が完了したら、次のコマンドを使用してntpサービスを再起動します。
NTP設定の検証
cat /data/etc/ntp.conf
NTPモード6の脆弱性
この問題を解決するには、2つの方法があります。
オプション#1:アクセスリストの使用
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このルールを使用して、/data/etcの下にrc.localファイルを作成します(導入に1つのインターフェイス実装がある場合はeth0のみ、またはデュアルインターフェイスの場合はeth1でのみ)。次にルールの例を示します。
iptables -I FORWARD -i eth0 -o brntpd -p udp -m udp --dport 123 -j DROP
iptables -I FORWARD -i eth0 -o brntpd -p udp -m udp -s X.X.X.X -d 169.254.0.10 --dport 123 -j ACCEPT
上記のコマンドで、X.X.X.Xは認可されたNTPサーバのIPアドレスです。複数のNTPサーバがある場合は、ソリューションで使用される各承認済みNTPサーバのAcceptルールを追加できます。
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センターを再起動する
オプション#2:ntp.confファイルから
1. /data/etc/ntp.confファイルで、次の2行を既存の設定に追加します
restrict default kod nomodify notrap nopeer noquery
restrict -6 default kod nomodify notrap nopeer noquery
2- 「systemctl restart ntp」コマンドを使用してntpサービスを再起動します。
両方のオプションを組み合わせて、NTPセキュリティを向上させることもできます。