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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco SD-WAN vManageソフトウェアのHistory APIの脆弱性により、認証されたリモート攻撃者が該当システムの機密情報にアクセスできる可能性があります。
この脆弱性は、基盤となるオペレーティングシステムのAPI認証チェックが不十分であることに起因します。攻撃者は、権限の低いユーザとして巧妙に細工されたAPI要求をCisco vManageに送信し、通常はアクセスが許可されない機密情報にアクセスすることで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://tools.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-sdwan-vman-infodis-73sHJNEq
該当製品
脆弱性のある製品
公開時点で、この脆弱性はCisco SD-WAN vManageソフトウェアに影響を与えました。
このアドバイザリの「修正済みソフトウェア」セクションを参照して、この公開時点で脆弱性が存在していたシスコソフトウェアリリースに関する情報を確認してください。最も完全で最新の情報については、このアドバイザリの上部にあるバグ ID の詳細セクションを参照してください。
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、シスコ セキュリティ アドバイザリ ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性とアップグレード ソリューション一式を確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
修正済みリリース
発行時点では、次の表のリリース情報が正確でした。最も完全で最新の情報については、このアドバイザリの上部にあるバグ ID の詳細セクションを参照してください。
Cisco SD-WAN のリリース | First Fixed Release(修正された最初のリリース) |
---|---|
18.3 以前 | 修正済みリリースに移行。 |
18.4 | 修正済みリリースに移行。 |
19.2 | 修正済みリリースに移行。 |
20.1 | 修正済みリリースに移行。 |
20.3 | 修正済みリリースに移行。 |
20.4 | 修正済みリリースに移行。 |
20.5 | 修正済みリリースに移行。 |
20.6 | 20.6.1 |
20.7 | 20.7.1 |
Product Security Incident Response Team(PSIRT; プロダクト セキュリティ インシデント レスポンス チーム)は、このアドバイザリに記載されている該当するリリース情報と修正されたリリース情報のみを検証します。
不正利用事例と公式発表
Cisco PSIRT では、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表は確認しておりません。
出典
この脆弱性は Cisco TAC サポートケースの解決中に発見されました。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.0 | 初回公開リリース | — | 最終版 | 2022年4月13日 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
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