Critical
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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
2022 年 3 月 29 日に、リリース 3.1.6、3.2.2、および以前のサポートされていないリリースに影響を与える Spring Cloud Function Framework の重大な脆弱性が、次のとおり開示されました。
CVE-2022-22963:悪意のあるSpring ExpressionによるSpring Cloud Functionでのリモートコード実行
この脆弱性の説明については、VMware Spring Framework セキュリティ脆弱性レポートを参照してください。
この脆弱性に対するシスコの対応
シスコは、CVE-2022-22963から影響を受けるすべての製品にアクセスしました。この脆弱性の不正利用を検出するために、シスコは次の場所でSnortルールをリリースしました。Talos Rule SID 59388
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-java-spring-scf-rce-DQrHhJxH
該当製品
脆弱性のある製品
シスコは製品ラインを調査して、この脆弱性により影響を受ける可能性がある製品を特定しました。
脆弱性があると判断された製品はありません。
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
このアドバイザリの脆弱性のある製品セクションに記載されている製品のみが、この脆弱性の影響を受けることが分かっています。
シスコは、この脆弱性が以下のシスコ製品には影響を与えないことを確認しました。
- Cisco Application Policy Infrastructure Controller(APIC)
- Cisco Identity Services Engine(ISE)
- シスコ マネージド サービス アクセラレータ(MSX)
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
修正済みソフトウェアリリースの詳細については、本アドバイザリの「脆弱性のある製品」セクションに記載されている Cisco Bug ID を参照してください。
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、シスコ セキュリティ アドバイザリ ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性とアップグレード ソリューション一式を確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、アドバイザリで説明されている脆弱性に対して概念実証段階のエクスプロイト コードが入手可能であることを認識しています。
出典
この脆弱性は、2022 年 3 月 29 日に VMware によって公表されました。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.3 | 「脆弱性のある製品」と「脆弱性が存在しないことが確認された製品」を更新。 | 該当製品 | Final | 2022 年 4 月 15 日 |
1.2 | 脆弱性が存在しない製品を更新。 | 該当製品 | Interim | 2022 年 4 月 6 日 |
1.1 | 脆弱性が存在しない製品を更新。 | 該当製品 | Interim | 2022 年 4 月 4 日 |
1.0 | 初回公開リリース | - | Interim | 2022年 4 月 1 日 |
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