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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco Webex MeetingsのWebベース管理インターフェイスの脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者が、リダイレクト前にユーザにプロンプトを表示する必要がある警告メカニズムをバイパスして、信頼されていないWebページにユーザをリダイレクトできる可能性があります。
この脆弱性は、HTTP要求内のURLパラメータの不適切な入力検証に起因します。攻撃者は、巧妙に細工されたリンクをクリックするようにユーザを誘導することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。エクスプロイトに成功すると、攻撃者は悪意のあるWebサイトにユーザをリダイレクトし、Webページにリダイレクトする前に警告が発生する可能性のあるWebEx URLチェックをバイパスする可能性があります。攻撃者は、オープンリダイレクト攻撃と呼ばれるこの種の脆弱性をフィッシング攻撃の一部として使用し、悪意のあるサイトに無意識にアクセスするようユーザを誘導する可能性があります。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-webex-open-redirect-PWvBQ2q
該当製品
脆弱性のある製品
この脆弱性は、2020年11月24日より前のすべてのCisco Webex Meetingsサイトに影響を与えました。Webex Meetingsはクラウドベースです。
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
シスコは、クラウドベースのCisco Webex Meetingsサイトでこの脆弱性に対処しています。ユーザの対処は必要ありません。
その他の情報が必要な場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
出典
この脆弱性を報告していただいたNTTベルギーのNabeel Ahmed氏とTom Wyckhuys氏に感謝いたします。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2021-JAN-13 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
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