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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco Eメールセキュリティアプライアンス(ESA)、Ciscoコンテンツセキュリティ管理アプライアンス(SMA)、およびCisco Webセキュリティアプライアンス(WSA)の汎用API実装の認証における脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者が該当デバイスから一般的なシステム情報および特定の設定情報にアクセスできる可能性があります。
この脆弱性は、汎用APIへの認証時にセキュアな認証トークンが不要であることに起因しています。攻撃者は、該当デバイスの汎用APIに情報に対する巧妙に細工された要求を送信することにより、この脆弱性を不正利用する可能性があります。エクスプロイトに成功すると、攻撃者は該当デバイスからシステム情報と設定情報を取得し、不正な情報漏洩を引き起こす可能性があります。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-esa-wsa-sma-info-RHp44vAC
該当製品
脆弱性のある製品
この脆弱性は、Cisco ESA、Cisco SMA、およびCisco WSAが汎用APIをサポートしており、リリースが最初の修正リリースより前である場合に、公開時点で影響を受けました。
汎用APIは、次のシスコソフトウェアリリースで最初にサポートされました。
- ESAリリース13.0
- SMAリリース12.5
- WSAリリース11.8
最も完全で最新の情報については、このアドバイザリの上部にあるバグ ID の詳細セクションを参照してください。
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
詳細
汎用APIおよびこのAPIによって取得される情報については、『Cisco Eメールセキュリティアプライアンス用AsyncOS 13.0 API入門ガイド』の「汎用API」の章を参照してください。
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、シスコ セキュリティ アドバイザリ ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性とアップグレード ソリューション一式を確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
修正済みリリース
公開時点では、次のシスコソフトウェアリリースにこの脆弱性に対する修正が含まれています。
- ESAリリース13.5.2以降
- SMAリリース13.8.0以降
- WSAリリース12.5.1以降
最も完全で最新の情報については、このアドバイザリの上部にあるバグ ID の詳細セクションを参照してください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
出典
本脆弱性は、シスコ内部でのセキュリティ テストによって発見されました。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2021 年 1 月 20 日 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
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