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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco DNA Centerのユーザ管理ロールの脆弱性により、認証されたリモート攻撃者が該当デバイスで不正なコマンドを実行する可能性があります。
この脆弱性は、割り当てられたユーザロールに対するアクションの不適切な適用に起因します。攻撃者は、オブザーバの役割を持つユーザとして認証され、該当デバイスでコマンドを実行することによって、この脆弱性を不正利用する可能性があります。エクスプロイトに成功すると、オブザーバーの役割を持つユーザがコマンドを実行し、Cisco DNA Centerが管理するデバイスの診断情報を表示できる可能性があります。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェア アップデートをリリースしました。この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://tools.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-dnac-privesc-6qjA3hVh
該当製品
脆弱性のある製品
公開時点では、この脆弱性はリリース2.1.1.0より前のCisco DNA Centerソフトウェアリリースに影響を与えました。
最も完全で最新の情報については、このアドバイザリの上部にあるバグ ID の詳細セクションを参照してください。
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、Cisco Security Advisories and Alerts ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成は新規リリースでも継続して適切なサポートが受けられることを確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンス プロバイダーにお問い合わせください。
公開時点で、Cisco DNA Centerソフトウェアリリース*2.1.1.0、*2.1.2.0、*2.1.2.3、および2.1.2.4以降には、この脆弱性に対する修正が含まれています。
* 限定提供リリース
最も完全で最新の情報については、このアドバイザリの上部にあるバグ ID の詳細セクションを参照してください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)では、本アドバイザリに記載されている脆弱性のエクスプロイト事例やその公表を確認していません。
出典
本脆弱性は、シスコ内部でのセキュリティ テストによって発見されました。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | Date |
---|---|---|---|---|
1.1 | 「脆弱性のある製品」で参照されているリリースをリリース2.1.1.0に変更。修正済みソフトウェアにリリース2.1.1.0を追加。 | 「脆弱性のある製品」および「修正済みソフトウェア」 | 最終版 | 2021年2月2日 |
1.0 | 初回公開リリース | — | 最終版 | 2021 年 1 月 20 日 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
本アドバイザリの記述内容に関して情報配信の URL を省略し、単独の転載や意訳を施した場合、当社が管理した情報とは見なされません。そうした情報は、事実誤認を引き起こしたり、重要な情報が欠落していたりする可能性があります。 このドキュメントの情報は、シスコ製品のエンドユーザを対象としています。