Medium
Medium
日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco Webex Meetingsの連絡先機能の脆弱性により、正当なユーザアカウントを持つ認証されたリモート攻撃者が機密情報にアクセスできる可能性があります。
この脆弱性は、ユーザの連絡先に追加されたユーザに対する不適切なアクセス制限に起因します。1つのWebex Meetingsサイトの攻撃者は、巧妙に細工された要求をWebex Meetingsサイトに送信することにより、この脆弱性を不正利用する可能性があります。エクスプロイトに成功すると、攻撃者はユーザ名や電子メールアドレスなど、別のWebExサイトのユーザの詳細を表示できる可能性があります。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-webex-mAkmV4qc
該当製品
脆弱性のある製品
この脆弱性は、クラウドベースのCisco Webex Meetingsリリース40.7.0より前のリリースに影響を与えます。
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
このアドバイザリの脆弱性のある製品セクションに記載されている製品のみが、この脆弱性の影響を受けることが分かっています。
シスコは、この脆弱性がCisco Webex Meetings Serverには影響を与えないことを確認しました。
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
シスコは、クラウドベースのCisco Webex Meetingsリリース40.7.0以降でこの脆弱性に対処しています。ユーザの対処は必要ありません。サービス GUI のヘルプ機能を使用すると、現在の修復ステータスやソフトウェアバージョンを確認できます。
その他の情報が必要な場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
出典
シスコは、この脆弱性を報告していただいたSai Kiran Battaluri氏に感謝いたします。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2020 年 8 月 5 日 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
本アドバイザリの記述内容に関して情報配信の URL を省略し、単独の転載や意訳を施した場合、当社が管理した情報とは見なされません。そうした情報は、事実誤認を引き起こしたり、重要な情報が欠落していたりする可能性があります。 このドキュメントの情報は、シスコ製品のエンドユーザを対象としています。