High
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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco Small Business スマートスイッチおよびマネージドスイッチの Web ベース管理インターフェイスで見つかった脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者が該当システムでクロスサイト リクエスト フォージェリ(CSRF)攻撃を実行できる可能性があります。
この脆弱性は、該当デバイス上の Web ベース管理インターフェイスの CSRF 防御が不十分なことに起因します。攻撃者は、悪意のあるリンクにアクセスするようインターフェイスのユーザを誘導することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。エクスプロイトに成功すると、攻撃者は標的となったユーザの特権レベルで任意のアクションを実行できる場合があります。ユーザが管理者特権を持っている場合、攻撃者が該当デバイスの設定を変更したり、コマンドを実行したり、サービス妨害(DoS)の状態を引き起こしたりする危険性があります。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20191016-sbss-csrf
該当製品
脆弱性のある製品
本脆弱性は、以下のシスコ製品に影響します。
- 250 シリーズ スマート スイッチ
- 350 シリーズ マネージド スイッチ
- 550X シリーズ スタッカブル マネージド スイッチ
- Small Business 200 シリーズ スマート スイッチ
- Small Business 300 シリーズ マネージド スイッチ
- Small Business 500 シリーズ スタッカブル マネージド スイッチ
脆弱性が存在するソフトウェア リリースについては、このアドバイザリの「修正済みソフトウェア」の項を参照してください。
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
シスコはこのアドバイザリに記載された脆弱性に対処する無償のソフトウェアアップデートをリリースしています。お客様がインストールしたりサポートを受けたりできるのは、ライセンスをご購入いただいたソフトウェア バージョンとフィーチャ セットに対してのみとなります。そのようなソフトウェアアップグレードをインストール、ダウンロード、アクセスまたはその他の方法で使用した場合、お客様は以下のリンクに記載されたシスコのソフトウェアライセンスの条項に従うことに同意したことになります。
https://www.cisco.com/c/en/us/products/end-user-license-agreement.html
また、お客様がソフトウェアをダウンロードできるのは、ソフトウェアの有効なライセンスをシスコから直接、あるいはシスコ認定リセラーやパートナーから取得している場合に限ります。通常、これは以前購入したソフトウェアのメンテナンス アップグレードです。無償のセキュリティ ソフトウェア アップデートによって、お客様に新しいソフトウェア ライセンス、追加ソフトウェア フィーチャ セット、またはメジャー リビジョン アップグレードに対する権限が付与されることはありません。
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、[シスコのセキュリティアドバイザリおよびアラート(Cisco Security Advisories and Alerts)] ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
サービス契約をご利用でないお客様
シスコから直接購入したが Cisco Service Contract をご利用いただいていない場合、また、サードパーティベンダーから購入したが修正済みソフトウェアを POS から入手できない場合は、Cisco TAC に連絡してアップグレードを入手してください。
https://www.cisco.com/c/en/us/support/web/tsd-cisco-worldwide-contacts.html
無償アップグレードの対象製品であることを証明していただくために、製品のシリアル番号と、本アドバイザリの URL をご用意ください。
修正済みリリース
この脆弱性は、以下のシスコ製品のリリース 2.5.0.90 で修正されています。
- 250 シリーズ スマート スイッチ
- 350 シリーズ マネージド スイッチ
- 550X シリーズ スタッカブル マネージド スイッチ
この脆弱性は、以下のシスコ製品のリリース 1.4.11.02 で修正されています。
- Small Business 200 シリーズ スマート スイッチ
- Small Business 300 シリーズ マネージド スイッチ
- Small Business 500 シリーズ スタッカブル マネージド スイッチ
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
出典
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
2.0 | 脆弱性のある製品および関連する修正済みソフトウェアに関する情報を追加。 | 「該当製品」、「修正済みソフトウェア」 | Final | 2020 年 1 月 27 日 |
1.0 | 初回公開リリース | - | Final | 2019 年 10 月 16 日 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
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