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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco Prime Network RegistrarのDHCPv6入力パケットプロセッサの脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者がサーバを再起動し、該当システムにサービス妨害(DoS)状態を引き起こす可能性があります。
この脆弱性は、カスタム拡張機能がアプリケーションによって受信されたDHCPv6パケットを変更しようとする際に、ユーザが指定する入力検証が不完全であることに起因します。攻撃者は、不正なDHCPv6パケットをアプリケーションに送信することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。この不正利用により、攻撃者はサービスの再起動を引き起こす可能性があり、これが繰り返し不正利用されると、DoS状態につながる可能性があります。この脆弱性が不正利用されるのは、パケットが処理される前にパケットの詳細を変更しようとするカスタム拡張機能がサーバの管理者によってインストールされている場合だけです。
注:CVSSスコアはHigh SIRに一致しますが、この状態はパケットが完全にサニタイズされる前にパケットパラメータの変更を試行する顧客開発の拡張機能を備えたアプリケーションにのみ影響を与えるため、Mediumに下げられています。パケットがサニタイズされた後にカスタム拡張でパケットの変更が発生した場合、アプリケーションはこの脆弱性の影響を受けません。
この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20190417-pnr-dos
該当製品
脆弱性のある製品
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
修正済みソフトウェア リリースの詳細については、本アドバイザリ上部の Cisco Bug ID を参照ください。
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、[シスコのセキュリティアドバイザリおよびアラート(Cisco Security Advisories and Alerts)] ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
出典
この脆弱性は Cisco TAC サポートケースの解決中に発見されました。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2019 年 4 月 17 日 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
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