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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco Webex Meetings Onlineの脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者がユーザのブラウザに任意のテキストを挿入する可能性があります。
この脆弱性は、入力の不適切な検証に起因します。攻撃者は、悪意のあるURLを表示するようターゲットユーザを誘導することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。エクスプロイトに成功すると、攻撃者はユーザのブラウザに任意のテキストを挿入できる可能性があります。攻撃者は、コンテンツインジェクションを使用してスプーフィング攻撃を実行する可能性があります。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしました。この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20190206-webex-injection
該当製品
脆弱性のある製品
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。ただし、影響を受けるサービスはすでに更新されているため、お客様は何も対処する必要はありません。
修正済みソフトウェア
修正済みソフトウェア リリースの詳細については、本アドバイザリ上部の Cisco Bug ID を参照ください。
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、[シスコのセキュリティアドバイザリおよびアラート(Cisco Security Advisories and Alerts)] ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
出典
シスコは、この脆弱性を報告していただいたPrasenjit Kanti Paul氏に感謝いたします。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.2 | 影響を受けるソフトウェア情報をさらに明確化。 | 該当製品 | Final | 2019 年 2 月 20 日 |
1.1 | 影響を受けるソフトウェア情報を更新し、ソフトウェアアップデートの提供状況を明確化。 | 概要、該当製品 | Final | 2019 年 2 月 18 日 |
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2019年2月6日 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
本アドバイザリの記述内容に関して情報配信の URL を省略し、単独の転載や意訳を施した場合、当社が管理した情報とは見なされません。そうした情報は、事実誤認を引き起こしたり、重要な情報が欠落していたりする可能性があります。 このドキュメントの情報は、シスコ製品のエンドユーザを対象としています。