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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この脆弱性は、不正または無効な802.11関連付け要求の不適切な処理に起因します。攻撃者は、802.11アソシエーション要求の不正なストリームをターゲットデバイスのローカルインターフェイスに送信することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。エクスプロイトに成功すると、攻撃者は該当システムでDoS状態を引き起こし、新しいクライアントの802.11関連付け要求を失敗させる可能性があります。
この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20180502-aironet-dos
該当製品
脆弱性のある製品
本脆弱性は、以下のシスコ製品に影響します。
- Aironet 1560 シリーズ アクセス ポイント
- Aironet 1810 シリーズ OfficeExtend アクセスポイント
- Aironet 1810w シリーズ アクセス ポイント
- Aironet 1815 シリーズ アクセス ポイント
- Aironet 1830 シリーズ アクセス ポイント
- Aironet 1850 シリーズ アクセス ポイント
該当するソフトウェアリリースの詳細については、このアドバイザリの冒頭にあるCisco Bug IDを参照してください。
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
このアドバイザリの脆弱性のある製品セクションに記載されている製品のみが、この脆弱性の影響を受けることが分かっています。
シスコは、この脆弱性がCisco Aironet 2800シリーズアクセスポイントおよびCisco Aironet 3800シリーズアクセスポイントには影響を与えないことを確認しました。
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
修正済みソフトウェア リリースの詳細については、本アドバイザリ上部の Cisco Bug ID を参照ください。
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、[シスコのセキュリティアドバイザリおよびアラート(Cisco Security Advisories and Alerts)] ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
出典
この脆弱性は Cisco TAC サポートケースの解決中に発見されました。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.1 | Cisco Aironet 2800シリーズおよび3800シリーズアクセスポイントに脆弱性がないことを示すように更新。 | 「脆弱性のある製品」および「脆弱性を含んでいないことが確認された製品」 | Final | 2018 年 5 月 2 日 |
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2018 年 5 月 2 日 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
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