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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この脆弱性は、特定のコマンドに対するCLIでのユーザ入力の検証が不十分であることに起因します。攻撃者は、該当アプリケーションに認証され、Cisco Meeting Server CLIで実行するために巧妙に細工されたCLIコマンドを送信することで、この脆弱性をエクスプロイトする可能性があります。この不正利用により、攻撃者はコマンドインジェクションを実行し、特権レベルをrootに昇格できる可能性があります。
この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20170823-cms
該当製品
脆弱性のある製品
管理者は、Cisco Meeting ServerのCLIからシステム設定をチェックして、デバイスが影響を受けているかどうかを判断できます。管理者は、versionコマンドを使用してソフトウェアバージョンを確認できます。この例では、次のコマンド出力は、ソフトウェアバージョン2.0.6を実行しているデバイスのバージョンを示しています。
system> version
2_0_6
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
詳細
回避策
修正済みソフトウェア
修正済みソフトウェア リリースの詳細については、本アドバイザリ上部の Cisco Bug ID を参照ください。
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、[シスコのセキュリティアドバイザリおよびアラート(Cisco Security Advisories and Alerts)] ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
推奨事項
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
出典
本脆弱性は、シスコ内部でのセキュリティ テストによって発見されました。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2017年8月23日 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
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