High
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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この脆弱性は、外部認証ユーザに対する認証要求とポリシー割り当てが適切に処理されないことに起因します。 攻撃者は、内部ユーザ名と一致する有効な外部ユーザアカウントで認証し、内部アカウントの認証ポリシーを不正に受信することにより脆弱性をエクスプロイトできる可能性があります。 エクスプロイトされると、ISE 管理ポータルのスーパ管理者特権が攻撃者により不正取得される危険性があります。
この脆弱性は、ISE を認証するエンドポイントには影響しません。
この脆弱性に対処するソフトウェア アップデートは、すでにシスコからリリースされています。 この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://tools.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20170802-ise
該当製品
脆弱性のある製品
- Cisco ISE
- Cisco ISE Express
- Cisco ISE Virtual Appliance
ServiceEngine115/admin# show version
Cisco Application Deployment Engine OS Release: 2.3
ADE-OS Build Version: 2.3.0.187
ADE-OS System Architecture: x86_64
Copyright (c) 2005-2014 by Cisco Systems, Inc.
All rights reserved.
Hostname: ServiceEngine115
Version information of installed applications
---------------------------------------------
Cisco Identity Services Engine
---------------------------------------------
Version : 2.0.0.306
Build Date : Thu Oct 8 13:25:23 2015
Install Date : Tue Nov 17 21:02:22 2015
Cisco Identity Services Engine Patch
---------------------------------------------
Version : 5
Install Date : Fri Jul 07 01:57:01 2017
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
脆弱性が Cisco ISE Passive Identity Connector に影響しないことはシスコで確認済みです。
詳細
回避策
修正済みソフトウェア
シスコはこのアドバイザリに記載された脆弱性に対処する無償のソフトウェア アップデートを提供しています。 お客様がインストールしたりサポートを受けたりできるのは、ライセンスをご購入いただいたソフトウェア バージョンとフィーチャ セットに対してのみとなります。 そのようなソフトウェア アップグレードをインストール、ダウンロードする、または、アクセスしたり、その他の方法で使用する場合、お客様は以下のリンクに記載されたシスコのソフトウェア ライセンスの条項に従うことに同意したことになります。
http://www.cisco.com/en/US/docs/general/warranty/English/EU1KEN_.html
また、お客様がソフトウェアをダウンロードできるのは、ソフトウェアの有効なライセンスをシスコから直接、あるいはシスコ認定リセラーやパートナーから取得している場合に限ります。 通常、これは以前購入したソフトウェアのメンテナンス アップグレードです。 無償のセキュリティ ソフトウェア アップデートによって、お客様に新しいソフトウェア ライセンス、追加ソフトウェア フィーチャ セット、またはメジャー リビジョン アップグレードに対する権限が付与されることはありません。
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、Cisco Security Advisories and Alerts ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。 不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンス プロバイダーにお問い合わせください。
サービス契約をご利用でないお客様
シスコから直接購入したがシスコのサービス契約をご利用いただいていない場合、また、サードパーティ ベンダーから購入したが修正済みソフトウェアを購入先から入手できない場合は、Cisco TAC に連絡してアップグレードを入手してください。
http://www.cisco.com/en/US/support/tsd_cisco_worldwide_contacts.html
無償アップグレードの対象製品であることを証明していただくために、製品のシリアル番号と、本アドバイザリの URL をご用意ください。
修正済みリリース
次の表に示すように、適切なリリースにアップグレードする必要があります。
Cisco Identity Services Engine のリリース |
この脆弱性に対する最初の修正リリース |
---|---|
1.3.0 | 影響あり。 1.4 へ移行してください |
1.4.0 | 1.4.0 バッチ 11 |
2.0.0 | 2.0.0 バッチ 5 |
2.0.1 | 2.0.1 バッチ 5(注釈を参照) |
2.1.0 | 2.1.0 バッチ 2 |
2.2.x | Not affected |
注: ソフトウェア リリース 2.0.1 パッチ 5 は現在掲載されていません。 このリリースが掲載されるまで、修正済みリリースに移行してください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)では、本アドバイザリに記載されている脆弱性のエクスプロイト事例やその公表を確認していません。
出典
この脆弱性はシスコ内部で発見されました。
URL
改訂履歴
Version | Description | Section | Status | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.1 | Metadata update. | — | Final | 2018 年 9 月 24 日 |
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2017-August-02 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
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