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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この脆弱性は、Webインターフェイス上のHTTP要求に応答する際の機密データの保護が不十分であることに起因します。攻撃者は、巧妙に細工されたHTTP要求をアプリケーションに送信して特定のシステムファイルにアクセスすることで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。この不正利用により、攻撃者はユーザクレデンシャルを含むアプリケーションに関する機密情報を取得できる可能性があります。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20170517-pcp2
該当製品
脆弱性のある製品
また、管理者が CLI で show version コマンドを使用することも可能です。下記の例では、デバイスに Cisco Prime Collaboration プロビジョニング ソフトウェア リリース 10.6.0.1015 がインストールされていることがわかります。Prime Collaboration Provisioning Version 11.5
cpcpserver/admin# show version Cisco Application Deployment Engine OS Release: ADE-OS Build Version: ADE-OS System Architecture: x86_64 Copyright (c) 2005-2017 by Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Hostname: cpcpserver Version information of installed applications - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - Collaboration Manager - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - Version : 10.6.0.1015 . . .
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
シスコは、この脆弱性が Cisco Prime Collaboration Assurance には影響を与えないことを確認しました。
回避策
修正済みソフトウェア
シスコはこのアドバイザリに記載された脆弱性に対処する無償のソフトウェアアップデートをリリースしています。お客様がインストールしたりサポートを受けたりできるのは、ライセンスをご購入いただいたソフトウェア バージョンとフィーチャ セットに対してのみとなります。そのようなソフトウェア アップグレードをインストール、ダウンロード、アクセスまたはその他の方法で使用した場合、お客様は http://www.cisco.com/en/US/docs/general/warranty/English/EU1KEN_.html に記載のシスコのソフトウェア ライセンスの条項に従うことに同意したことになります。
また、お客様がソフトウェアをダウンロードできるのは、ソフトウェアの有効なライセンスをシスコから直接、あるいはシスコ認定リセラーやパートナーから取得している場合に限ります。通常、これは以前購入したソフトウェアのメンテナンス アップグレードです。無償のセキュリティ ソフトウェア アップデートによって、お客様に新しいソフトウェア ライセンス、追加ソフトウェア フィーチャ セット、またはメジャー リビジョン アップグレードに対する権限が付与されることはありません。
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、[シスコのセキュリティアドバイザリおよびアラート(Cisco Security Advisories and Alerts)] ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
サービス契約をご利用でないお客様
シスコから直接購入したがシスコのサービス契約をご利用いただいていない場合、また、サードパーティベンダーから購入したが修正済みソフトウェアを購入先から入手できない場合は、Cisco TAC(http://www.cisco.com/en/US/support/tsd_cisco_worldwide_contacts.html)に連絡してアップグレードを入手してください。
無償アップグレードの対象製品であることを証明していただくために、製品のシリアル番号と、本アドバイザリの URL をご用意ください。
修正済みリリース
本項に示すように、適切なリリースにアップグレードする必要があります。本アドバイザリは以下のアドバイザリを含むコレクションの一部です。これらも考慮した上、完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
cisco-sa-20170517-pcp1:Cisco Prime Collaborationプロビジョニングにおける認証バイパスの脆弱性
cisco-sa-20170517-pcp2:Cisco Prime Collaborationプロビジョニングにおける情報漏えいの脆弱性
この脆弱性は、Cisco Prime Collaborationプロビジョニングソフトウェアリリース11.6および12.1以降で修正されています。ソフトウェアリリース12.1または最新のリリースにアップグレードすることを推奨します。
このソフトウェアは Cisco.com の Software Center でダウンロードできます([製品(Products)] > [クラウドおよびシステム管理(Cloud and Systems Management)] > [コラボレーションおよびユニファイド コミュニケーション管理(Collaboration and Unified Communications Management)] > [Prime Collaboration])。
推奨事項
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
出典
シスコは、この脆弱性を発見し、報告していただいたTrend Micro Zero Day Initiative(ZDI)の協力に感謝いたします。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2017年5月17日 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
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