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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この脆弱性は、不適切なエラー処理に起因します。攻撃者は、破損した添付ファイルを含む電子メールメッセージを送信することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。エクスプロイトに成功すると、攻撃者は設定されたドロップフィルタをバイパスできる可能性があります。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20161026-esa5
該当製品
脆弱性のある製品
ESAで実行されているCisco AsyncOSソフトウェアのリリースは、管理者がCLIでversionコマンドを使用することにより確認できます。次に、Cisco AsyncOSソフトウェアリリース8.5.7-044を実行しているESAでのversionコマンドの出力例を示します。
シスコでは、Cisco E メール セキュリティ アプライアンスと Cisco コンテンツ セキュリティ管理アプライアンスを含む Cisco クラウド E メール セキュリティ(CES)サービス ソリューションで製品の定期メンテナンスを提供しています。お客様から Cisco CES サポートに連絡して、ソフトウェアのアップグレードを要求することもできます。ciscoesa> version Current Version =============== Product: Cisco IronPort X1070 Messaging Gateway(tm) Appliance Model: X1070 Version: 8.5.7-044 . . .
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
次の製品には脆弱性はありません。
- セキュリティメールアプライアンス(仮想バージョンとハードウェアバージョンの両方)
- Webセキュリティアプライアンス(仮想バージョンとハードウェアバージョンの両方)
回避策
修正済みソフトウェア
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、[シスコのセキュリティアドバイザリおよびアラート(Cisco Security Advisories and Alerts)] ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
推奨事項
不正利用事例と公式発表
出典
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2016年10月26日 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
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