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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この脆弱性は、ユーザ入力ディレクトリパスの適切な入力検証とサニタイズが行われていないことに起因します。攻撃者は、該当デバイスに巧妙に細工された HTTP 要求を送信することにより、この脆弱性を不正利用する可能性があります。この不正利用により、攻撃者は制限する必要があるシステム上の任意のファイルを読み取る可能性があります。
シスコはこの脆弱性に対処するためのファームウェアアップデートをリリースしておらず、リリースする予定もありません。この脆弱性に対する緩和策が利用可能です。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20160803-rv180_1
該当製品
脆弱性のある製品
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
リモート管理の無効化
注意:デバイスがWAN接続を介して管理されている場合は、リモート管理を無効にしないでください。その結果、デバイスへの管理接続が失われます。この機能を無効にすると、Cisco QuickVPNアクセスができなくなります。
リモート管理はデフォルトで無効になっています。有効になっている場合、管理者は[Web Access] 画面([Administration] > [Management Interface] > [Web Access])を使用して無効にできます。[Remote Management] フィールドの[Disabled] チェックボックスをオンにします。
リモート管理を無効にすると、LAN上のユーザだけがこの脆弱性の不正利用を試みることができます。デバイスでは、リモート管理はデフォルトでは有効になっていません。
リモート管理アクセスを特定のIPアドレスに制限する
リモート管理が必要な場合は、デフォルトのany設定ではなく、特定のIPアドレスによってのみアクセスできるようにデバイスを強化します。設定画面([Administration] > [Management Interface] > [Web Access] )にアクセスすると、管理者は[Remote IP address] フィールドを変更して、指定したIPアドレスを持つデバイスだけがデバイスにアクセスできるようにすることができます。
修正済みソフトウェア
Cisco RV130W Wireless-N多機能VPNルータへの移行をお勧めします。
デバイスの移行を検討する際は、http://www.cisco.com/go/psirtにあるCisco Security Advisories and Responsesアーカイブを参照し、後続のアドバイザリを確認して、侵害の可能性と完全なアップグレードソリューションを確認してください。
いずれの場合も、お客様は新しいデバイスがネットワークのニーズに十分に対応できることを確認する必要があります。新しいデバイスには十分なメモリが搭載され、現在のハードウェアおよびソフトウェア構成は新しい製品でも引き続き適切にサポートされます。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
不正利用事例と公式発表
出典
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.0 | 初回公開リリース | - | Final | 2016年8月3日 |
利用規約
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