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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この脆弱性は、CLIで入力されたユーザ制御入力パラメータの入力検証が不十分であることに起因します。攻撃者は、デバイスに認証され、特定のコマンドに巧妙に細工された入力パラメータを送信することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。エクスプロイトに成功すると、認証された攻撃者が該当デバイスで任意のシェルコマンドまたはスクリプトを実行できる可能性があります。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。 この脆弱性を軽減する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20160803-rv110_130w1
該当製品
脆弱性のある製品
- RV110W Wireless-N VPN ファイアウォール
- RV130W Wireless-N 多機能 VPN ルータ
- RV215W Wireless-N VPN ルータ
デバイスでリモート管理機能が有効になっているかどうかを確認するには、デバイスのWebベース管理インターフェイスを開き、[Basic Settings] > [Remote Management] を選択します。[有効(Enable)] チェック ボックスがオンになっている場合、そのデバイスではリモート管理が有効になっています。
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
修正済みソフトウェア
ソフトウェアのアップグレードを検討する場合は、http://www.cisco.com/go/psirt の Cisco Security Advisories and Responses アーカイブや後続のアドバイザリを参照して、侵害を受ける可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成は新規リリースでも継続して適切なサポートが受けられることを確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
修正済みリリース
この脆弱性は、次のファームウェアバージョンで修正されています。
- RV110W Wireless-N VPNファイアウォール、リリース1.2.1.7
- RV130W Wireless-N多機能VPNルータ、リリース1.0.3.16
- RV215W Wireless-N VPNルータ、リリース1.3.0.8
不正利用事例と公式発表
出典
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.0 | 初回公開リリース | â | Final | 2016年8月3日 |
利用規約
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